JP3350817B2 - 迷子札 - Google Patents

迷子札

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JP3350817B2
JP3350817B2 JP2002188715A JP2002188715A JP3350817B2 JP 3350817 B2 JP3350817 B2 JP 3350817B2 JP 2002188715 A JP2002188715 A JP 2002188715A JP 2002188715 A JP2002188715 A JP 2002188715A JP 3350817 B2 JP3350817 B2 JP 3350817B2
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良一 青葉
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エーアールシー産業 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペット又は動物
等が迷子になった時の為の、迷子札に携帯電話を接続す
ると自動ダイヤルすることができる迷子札に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、ペット又は動物等が装身してい
る迷子札に飼い主等の連絡先の電話番号が表示されてい
た。又、特開2000−125687号公報によると、
迷子である事をアピールできる迷子防止の首輪が記載さ
れている。上記公報では首輪に設けられたランプ表示に
よって迷子であることを周囲に知らせるようになされて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
迷子札に表示された電話番号が、ペット又は動物等の毛
等でこすれ又、摩擦等で消えかかり、その為、見えにく
くなり、かけた電話番号が、かけまちがったり、電話す
るのが手間でわずらわしかった。
【0004】従って、迷子犬等を発見してもすぐに連絡
先へ電話してもらえないといったことがあった。又、当
該動物等にかかわるトラブルも昨今増加しており、マス
コミ報道等でもよく目にし、耳にする。迷子になった
時、容易に発見できないことが多く、保健所等で保護さ
れることになっている。
【0005】本発明はペット又は動物等の首輪や胴輪等
の動物用品に装着され、又は組み込まれ、装身された状
態で、動物等が保護された時、連絡先の飼い主等が特定
できるように、携帯電話に接続すると、その連絡先へ自
動で電話がかかる自動ダイヤルできる迷子札を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペット又は動
物等の首輪や胴輪等の用品に装着され、又は組み込ま
れ、装身されている、電子基板を備えた迷子札であっ
て、前記電子基板には、携帯電話の外部接続端子に接続
できる接続部と、連絡先の電話番号を記憶でき、記憶し
た電話番号を接続した携帯電話に自動入力できる本体部
とが設けられ、携帯電話の外部接続端子に迷子札の接続
部を接続して、接続した携帯電話と一体化して自動ダイ
ヤルできるものである。
【0007】尚、「動物」とは、哺乳類のみならず爬虫
類、鳥類、昆虫類等その他自力で移動するものを総称す
る概念である。従って本出願では愛玩用動物(ペット)
のほか家畜等を含む。本発明は、以上の構成よりなる迷
子札である。
【0008】
【作用】ペット又は動物等の首輪や胴輪等の用品に装着
され、又は組み込まれ、装身されている、迷子札の前記
電子基板には、携帯電話の外部接続端子に接続できる接
続部と、連絡先の電話番号を記憶でき、記憶した電話番
号を接続した携帯電話に自動入力できる本体部とが設け
られ、携帯電話の外部接続端子に迷子札の接続部を接続
して、接続した携帯電話と一体化して自動ダイヤルでき
るので、第三者が迷子犬を発見しても携帯電話に迷子札
を接続するだけで、飼い主等への連絡が容易にできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の迷子札1を携帯電話2に接
続して用いる説明図である。
【0010】迷子札1には、電子回路からなる電子基板
10が設けられている。電子基板10には、携帯電話2
の外部接続端子21に接続できる接続部102が突起し
て設けられている。
【0011】又、電子基板10には、本体部101が形
成され、連絡先の電話番号が記憶できるようになされて
いる。
【0012】接続部102は携帯電話2の外部接続端子
21に内挿できるような形状になされている。その為、
迷子札1は、携帯電話2の外部接続機器として用いるこ
とができる。
【0013】動物等を飼っている方は、高齢者も多く中
には携帯電話2をお持ちでない方もおられる為、連絡先
の電話番号は、携帯電話又は固定電話のいずれかの電話
番号が記憶される迷子札1になされている。
【0014】迷子札1の連絡先の電話番号が本体部10
1に記憶されていない初期状態においては、迷子札1の
電子基板10の接続部102を携帯電話2の外部接続端
子21に差し込むことにより、迷子札1の本体部101
に、飼い主等の所有者の電話番号が読み込み記憶できる
ようになされている。
【0015】連絡先の電話番号が携帯電話の場合、迷子
札1の電子基板10の接続部102を携帯電話2の外部
接続端子21に差し込むと、迷子札1の本体部101
に、携帯電話2の所有者等の電話番号が読み込み記憶で
きるようになされている。
【0016】一般的に携帯電話は、所有者の電話番号が
他の登録された電話番号と識別できるように記憶されて
いる。その為、本体部101は所有者の電話番号を携帯
電話から容易に識別でき、読み込めるようになされてい
る。
【0017】一方、連絡先の電話番号が固定電話の場合
には、迷子札1に接続した携帯電話2の操作部22から
キー入力する事によって迷子札1の電子基板10の本体
部101にキー入力された電話番号が読み込むことによ
り記憶できるようになされている。
【0018】本体部101に記憶された電話番号は、携
帯電話2の外部接続端子21を介して携帯電話2へ自動
送信できるようになされている。
【0019】このように携帯電話2へ自動送信された電
話番号の情報によって、携帯電話2に連絡先の電話番号
は操作部22から再度入力する必要はない。
【0020】そして携帯電話2の外部接続端子21に迷
子札1の接続部102を接続すると、接続した携帯電話
と一体化して、携帯電話2の発信機能であらかじめ本体
部101によって記憶された所有者等の連絡先へ自動で
電話のダイヤルがかかり自動で電話することができる。
【0021】連絡先への電話番号が非通知設定された状
態でも通話ができるようになされている。
【0022】迷子札1には、迷子動物等を見つけた時、
見つけた第三者が使い方をわかるように説明等が明記さ
れている。
【0023】よって、心を和ませてくれるペット又は動
物等が迷子等でいなくなった場合、善意の第三者等によ
りペット又は動物等が発見され保護された時、装身され
ている迷子札1によって所有者等の飼い主の連絡先が、
発見され保護され次第すぐにわかり、ペット又は動物等
が返されるということとなる。
【0024】本体部101に記憶された連絡先の電話番
号は、消去、変更できるようになされている。
【0025】迷子札1の接続部102に、電源を切った
携帯電話2の外部接続端子21を差し込んでおくと、本
体部101に記憶された連絡先の電話番号は、消去でき
るようになされている。
【0026】迷子札1の連絡先の電話番号が本体部10
1に記憶されていない状態においては、迷子札1の電子
基板10の接続部102を携帯電話2の外部接続端子2
1に差し込むことにより、迷子札1の本体部101に、
変更の電話番号が読み込み記憶できるようになされてい
る。
【0027】迷子札1には、ペット又は動物等達が首輪
や胴輪等につなげられるように金具13が設けられてい
る。
【0028】金具13は、ペット又は動物等達が首輪や
胴輪等に装身しているなかで、ペット又は動物等用に、
障害物等にひっかかった場合でもすぐちぎれないように
強度のある金具13を設けられている。
【0029】ペット又は動物等用に用いる迷子札1の材
質には、いたみやすい為、耐久性に優れたABS樹脂等
が好適である。
【0030】迷子札1は、ペット又は動物等用に、美し
くてかわいらしく、アクセサリー等としても使えるもの
とする。
【0031】迷子札1は、ペット又は動物等用に、傷等
がつかないよう、かどがないまるみをおびたものであ
る。
【0032】又、迷子札1は、ペット又は動物等用に、
軽量化され、装着、装身、携帯等を容易にできるように
なされている。
【0033】更に、迷子札1は、ペット又は動物等用
に、小さくする為、電子基板10の電源に小型電池等
(ボタン電池等)が用いられ、小型軽量化が設けられて
いる。
【0034】迷子札1は、ペット又は動物等用に、迷子
札1の接続部102が汚れないように等すぐに携帯電話
2に接続できるように、キャップ12付の迷子札1の接
続部102備えられている。
【0035】迷子札1の接続部102は金属からなる端
子が外部に露出する為、ペット又は動物等用に、毛や汚
れ等で、いたみにくくならないように迷子札の接続部1
02を全面カバーでき、防水性のある樹脂等のキャップ
12が設けられている。
【0036】キャップ12は、迷子札1の接続部102
をしっかりとめることにより、迷子札1の接続部102
を防水できるようになされている。
【0037】迷子札1は、ペット又は動物等用に、防水
加工をほどこすことも可能と考えられる。ペット又は動
物等達は水を飲んだり、シャンプーしたり雨の日の散歩
等、水に接することが多くなりがちである。このように
防水加工をほどこしているので、こわれにくく長持ちで
きるようになされている。
【0038】
【発明の効果】このように携帯電話の外部接続端子に迷
子札の接続部を接続して、接続した携帯電話と一体化し
て自動ダイヤルできるので、迷子札に書かれた電話番号
を見なくても、この迷子札の接続部を携帯電話の外部接
続端子に接続するとすぐに自動で電話がかかる。これに
より手間がいらず、間違い電話も減り、連絡先がわかり
飼い主へ動物等が戻る確率が高くなり、このことによっ
て迷子犬の数を減らすことができる。それにより安心し
て動物等と一緒にいられる。又動物等におそわれた等の
事故があった時にも飼い主が特定できるので役に立つ。
そしてペット又は動物達等の尊い命が失われてしまうと
いう悲しいことを減らし、飼い主達の意識向上を狙い、
そして保健所等で動物等の処理等に使用される資源や資
金の節約にもなり、公共の利益に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の迷子札の使用例の説明図である。
【符号の説明】
1 迷子札 10 電子基板 12 キャップ 13 金具 101 本体部 102 接続部 2 携帯電話 21 外部接続端子 22 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−157089(JP,A) 特開 平6−237664(JP,A) 特開2001−67577(JP,A) 特開2002−51141(JP,A) 実開 平1−134449(JP,U) 実開 平5−2665(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 11/00 G08B 21/00 G08B 25/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペット又は動物等の首輪や胴輪等の用品
    に装着され、又は組み込まれ、装身されている、電子基
    板を備えた迷子札であって、前記電子基板には、携帯電
    話の外部接続端子に接続できる接続部と、連絡先の電話
    番号を記憶でき、記憶した電話番号を接続した携帯電話
    に自動入力できる本体部とが設けられ、携帯電話の外部
    接続端子に迷子札の接続部を接続して、接続した携帯電
    話と一体化して自動ダイヤルできることを特徴とする迷
    子札。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9281965B2 (en) 2010-01-27 2016-03-08 Kyocera Corporation Communication system and mobile communication device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9281965B2 (en) 2010-01-27 2016-03-08 Kyocera Corporation Communication system and mobile communication device

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