JP3350615B2 - 積載物固定ベルト - Google Patents

積載物固定ベルト

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JP3350615B2 JP11676495A JP11676495A JP3350615B2 JP 3350615 B2 JP3350615 B2 JP 3350615B2 JP 11676495 A JP11676495 A JP 11676495A JP 11676495 A JP11676495 A JP 11676495A JP 3350615 B2 JP3350615 B2 JP 3350615B2
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義男 田中
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積載物固定ベルトに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテナ等による輸送は、輸送物
を予め所定の大きさに梱包した後、コンテナ内で移動し
ないように積載することにより行われ、無包装貨物の場
合、積載貨物1の固定は、図4に示すように、コンテナ
7の床部70に形成された係止部71に係止される固定
ベルト72を使用して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無包装貨物を
コンテナ等で輸送する場合には、床部70から床部70
に固定ベルト72を掛け渡して固定するために、収容効
率が悪くなる上に、輸送中の前後、左右の揺れにより固
定ベルトが緩むおそれがあるという欠点を有する。
【0004】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、積載効率が高く、かつ、積載貨物1の固定が
確実な積載物固定ベルトを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、布等により形成され、積載貨物1の収納空間2の天
井部20と床部21に着脱自在に連結可能な連結手段3
が両端に固定されたベルト本体4と、ベルト本体4の適
宜位置に固定され、積載貨物1の移動を規制するための
補助ベルト5を連結するための補助連結手段6とを有す
る積載物固定ベルトを提供することにより達成される。
【0006】
【作用】ベルト本体4は上下に固定された連結手段3を
介して、例えばコンテナ等の収納空間2の天井と床部2
1との間に架設され、かかる状態において収納空間2に
は擬似的に支柱が形成される。
【0007】積載物固定ベルトは、望ましくは収納空間
2の対向する壁面に一対形成され、積載物固定ベルトに
設けられた補助連結手段6に補助ベルト5を架設した
後、補助ベルト5を締め付けると、収納空間2に積載さ
れた積載貨物1は、積載物固定ベルト、および補助ベル
ト5により周囲が締め付けられた状態となり、輸送中の
荷崩れ等が防止される。
【0008】
【実施例】図1ないし図3に本発明の実施例を示す。積
載物固定ベルトは、ナイロン、ポリエステル系等の合成
樹脂、あるいは布等の帯体41の複数本を補助連結手段
6を介して連結して形成され、その先端部には固定フッ
ク(連結手段3)が固定される。
【0009】固定フック3は、鉄道用コンテナの天井部
20、および床部21に形成される棒状の係止部22に
係止可能なフック部30を先端に有している。ベルト本
体4への固定フック3の固定強度を高めるために、ベル
ト本体4への固定フック3の固定は、固定フック3の基
端部に形成された保持杆部31にベルト本体4を巻回し
た後、自由端部を縫製することにより行われる。
【0010】一方、補助連結手段6は、図1(b)に示
すように、金属材料等により形成されるプレート状の部
材であり、両端部に帯体41を挿入した後、縫製して該
帯体41を固定するための帯体挿入穴60を有するとと
もに、中央部に、後述する補助ベルト5の金具52を連
結するためのI字状の係止穴61を有している。なお、
図1(b)において42は帯体41の縫製部を示し、固
定フック3の固定も図1(b)と同様の方法で連結され
る。
【0011】さらに、高さ寸法の異なる各種のコンテナ
への適応が可能なように、ベルト本体4の適宜位置に
は、ラチェットバックル等の長さ調整機構40が装着さ
れている。
【0012】したがってこの実施例において、無包装貨
物等をコンテナにより輸送する際には、先ず、コンテナ
の天井部20、および床部21に設けられた杆状の係止
部22に固定フック3を係止させた後、長さ調整機構4
0を使用してベルト本体4を適宜の張力で天井部20と
床部21との間に架設し、疑似柱を構成する。なお、図
3において23はコンテナの床部21に凹設された凹部
を示し、天井部20も同様に構成される。
【0013】この後、図2、3に示すように、コンテナ
内に積載貨物1を側面同士が相互に当接する状態で収納
し、さらに、対向する積載物固定ベルトに設けられた補
助連結手段6に補助ベルト5を係止させた後、補助ベル
ト5に設けられるラチェットバックル50を締め付け
る。
【0014】補助ベルト5としては、車両輸送に多用さ
れ、両端部に車両床部21の保持機構に装着可能な装着
部を備えたいわゆるラッシングベルトを使用することが
可能である。図3はラッシングベルトを補助ベルト5と
して使用した場合の連結状態を示すもので、ラッシング
ベルト5は、先端に固定される金具52を補助連結手段
6の係止穴61に斜め方向から挿入して金具52に装着
された係止部材53をバネ54の反力に抗して押し込ん
だ後、該係止部材53を再びバネ復元力を利用して突出
させることにより行われる。図3において51は金具5
2への縫製部を示す。
【0015】なお、図2においては底部が積載物固定ベ
ルトの下端部を踏みつける状態で積載貨物1を配置した
後、長さ調整機構40によりベルト本体4を強制短縮さ
せることにより積載貨物1の側面を押さえつけるように
構成されているが、このほかに、積載物固定ベルト間に
架設される補助ベルト5とを強制短縮させることによっ
て積載物固定ベルトを積載貨物1側に呼び込み、積載物
固定ベルト側への移動を規制することも可能である。
【0016】また、図示の例においては収納空間2の壁
面に沿って1対の積載物固定ベルトを架設する場合が示
されているが、複数対使用することも可能である。ま
た、収納空間2の一側壁面に予め補助ベルト5の連結手
段3が形成されている場合には、他側壁面側のみに積載
物固定ベルトを装着するようにしてもよい。
【0017】さらに、補助ベルト5としては、いわゆる
汎用のラッシングベルト以外に、補助連結手段6への連
結の容易さ等を考慮した特別の帯状体を使用することも
可能である。
【0018】また、本発明は、鉄道コンテナ以外に車両
輸送等種々の輸送に使用される貨物積載物に適用可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡単な構成で、確実に積載物の荷崩れ、移動
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】固定ベルトの使用状態を示す図である。
【図3】図2の要部断面図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 積載貨物 2 収納空間 20 天井部 21 床部 22 係止部 3 連結手段 4 ベルト本体 40 長さ調整機構 5 補助ベルト 6 補助連結手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 25/10 B60P 7/06 - 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布等により形成され、積載貨物の収納空間
    の天井部と床部に着脱自在に連結可能な連結手段が両端
    に固定されたベルト本体と、ベルト本体の適宜位置に固
    定され、積載貨物の移動を規制するための補助ベルトを
    連結するための補助連結手段とを有する積載物固定ベル
    ト。
  2. 【請求項2】コンテナの天井部、および床部近傍に設け
    られた係止部に両端を着脱自在に係止し、コンテナ内の
    積載貨物を側方から押さえつけるベルト本体と、ベルト
    本体の適宜位置に固定され、前記積載貨物の周縁を締め
    付ける補助ベルトを連結する複数の補助連結手段とから
    なるコンテナ用の積載物固定ベルト。
  3. 【請求項3】前記ベルト本体には長さ調整機構が装着さ
    れる請求項1または2記載の積載物固定ベルト。
  4. 【請求項4】積載貨物の収納空間の天井部と床部との間
    に架設される少なくとも一対の積載物固定ベルトにより
    積載貨物の側方への移動を規制し、 かつ、前記積載物固
    定ベルト間に架設される補助ベルトにより積載貨物の積
    載物固定ベルトにより規制される移動方向と直交する側
    方への移動を規制する積載貨物の固定方法。
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