JP3349312B2 - 湿度検出装置 - Google Patents

湿度検出装置

Info

Publication number
JP3349312B2
JP3349312B2 JP30766795A JP30766795A JP3349312B2 JP 3349312 B2 JP3349312 B2 JP 3349312B2 JP 30766795 A JP30766795 A JP 30766795A JP 30766795 A JP30766795 A JP 30766795A JP 3349312 B2 JP3349312 B2 JP 3349312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bulb sensor
wet
absorbing body
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30766795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09145645A (ja
Inventor
正顕 岡田
勝彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30766795A priority Critical patent/JP3349312B2/ja
Publication of JPH09145645A publication Critical patent/JPH09145645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349312B2 publication Critical patent/JP3349312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、恒温恒湿庫の内部
に設置されて庫内の湿度を検出する湿度検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、恒温恒湿庫の庫内の湿度を検出す
る湿度検出装置においては、庫内に何も覆われていない
状態で庫内の温度だけを検出する乾球センサーと、常に
水を含んだ吸水体で覆われていて水の蒸発温度を検知す
る湿球センサーとを備える。
【0003】これら乾球センサーと湿球センサーの二つ
のセンサーで検出した温度をもとに庫内の湿度を測定す
る。湿球センサーを覆う吸水体は、下部を水に浸して水
を吸い上げ常に水を含んだ状態で湿球センサーを覆って
いる。吸水体は、湿球センサーを覆うために、吸水性を
有する布等の中部を折り曲げ、そこに湿球センサーの先
端部を収納する部分を仕切る様に熱溶着で袋状にして、
そこに湿球センサーを収納していた。図3において従来
例を示すと、吸水体は100、101は吸水体100の
熱溶着部分、102は水面、湿球センサーは103であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においても以下のような問題点がある。
【0005】湿球センサー103を覆うように、吸水体
100は熱溶着で袋状にされているため、水の吸い上げ
を途中で妨げてしまい、連続運転時に湿球センサー10
3を覆っている部分が乾燥してしまうといった問題があ
った。また、従来においては熱溶着により吸水体100
の湿球センサー103を覆う部分を袋状にしていたた
め、製造方法が特殊である等の理由で吸水体100の材
質も限定され製造コストもかかっていた。
【0006】本発明は従来技術の上記した欠点に着目
し、正確な湿度を検出することができ、低コストで製造
することができる湿度検出装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、乾球センサーと、湿球センサーと、湿球センサーの
温度測定部分を覆う布等からなる吸水体を有し、前記吸
水体によって下方に位置する給水容器から水を吸い上げ
て上方の前記湿球センサーへ水を導くように構成した湿
度検出装置において、前記湿球センサーは軸方向に沿っ
て二つ折りされた前記吸水体の中部で覆われ、且つ前記
吸水体は、前記湿球センサーの覆われる軸方向長さL1
よりも短い長さL2の範囲を糸で縫製されて前記湿球セ
ンサーを覆う部分を形成し、前記給水容器の水面からそ
の上方の前記湿球センサーまでの水を吸い上げる行程に
前記糸で縫製されない行程を形成した構成である。
【0008】請求項2に記載の本発明は、乾球センサー
と、湿球センサーと、湿球センサーの温度測定部分を覆
う布等からなる吸水体を有し、前記吸水体によって下方
に位置する給水容器から水を吸い上げて上方の前記湿球
センサーへ水を導くように構成した湿度検出装置におい
て、前記湿球センサーは軸方向に沿って二つ折りされた
前記吸水体の中部で覆われ、且つ前記吸水体は、前記湿
球センサーの覆われる軸方向長さL1よりも短い長さL
2の範囲を前記吸水体の材質の色と異なる色の糸で縫製
されて前記湿球センサーを覆う部分を形成し、前記給水
容器の水面からその上方の前記湿球センサーまでの水を
吸い上げる行程に前記糸で縫製されない行程を形成した
構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1は外箱2とステ
ンレス製の内箱3との間に断熱材4を充填した本体5
と、この本体の開口を開閉自在に開閉する扉6で形成さ
れた恒温恒湿庫である。本体5の内箱3の内部には所定
の温度及び湿度に維持して電子部品や新素材等の耐久試
験を行う恒温恒湿の環境試験室7が形成されている。
【0010】環境試験室7には、湿度検出装置Aを構成
する乾球センサー8、湿球センサ9、吸水体10と、加
湿器11が設けられている。
【0011】湿度検出装置Aは図2に示すように、乾球
センサー8と湿球センサー9とを備えている。そして、
乾球センサー8と湿球センサー9で検知される温度差に
より環境試験室7内の湿度を測定する。乾球センサー8
は環境試験室7内の温度を測り、湿球センサー9は給水
容器12内の水に下部が浸された吸水体10で覆われ、
水の蒸発温度を測っている。
【0012】湿球センサー9は軸方向に沿って二つ折り
にされた吸水体10の中部で覆われ、そして、吸水体1
0は湿球センサー9の覆われる軸方向の長さL1より短
い長さL2の範囲の長さで糸で縫製されている。
【0013】吸水体10は給水容器12内の水を吸い上
げ、常に水を含んだ状態で湿球センサー9を覆ってい
る。
【0014】これは、吸水体10の縫い目にある糸13
により水の吸い上げが妨げられ、連続運転時において吸
水体10が乾燥するのを防ぐためである。環境試験室7
において、高い精度で湿度を測定するために、水の蒸発
温度の正確な測定が不可欠であり、吸水体10を常に安
定的に水で湿らせておくために、水面から湿球センサー
9までの行程で水の吸い上げを妨げる要素をできるだけ
排除する。
【0015】縫製により吸水体10に湿球センサー9を
覆う部分をつくるため、吸水体10の材質として水の吸
い上げの良い物を任意に選択することができ、しかも製
造コストも抑えることができる。また、縫製において吸
水体10の材質の色と異なる色の糸を用いることで吸水
体10で湿球センサー9を覆う際の確認が容易となり、
作業ミスによる機器の誤作動の防止や視力の弱い作業者
の作業性の向上が可能となり、糸のほつれの発見等が容
易となる。
【0016】以上のように本発明によれば、乾球センサ
ーと、湿球センサーと、湿球センサーの温度測定部分を
覆う布等からなる吸水体を有し、前記吸水体によって下
方に位置する給水容器から水を吸い上げて上方の前記湿
球センサーへ水を導くように構成した湿度検出装置にお
いて、前記湿球センサーは軸方向に沿って二つ折りされ
た前記吸水体の中部で覆われ、且つ前記吸水体は、前記
湿球センサーの覆われる軸方向長さL1よりも短い長さ
L2の範囲を糸で縫製されて前記湿球センサーを覆う部
分を形成し、前記給水容器の水面からその上方の前記湿
球センサーまでの水を吸い上げる行程に前記糸で縫製さ
れない行程を形成したものであり、吸水体は安定的に水
を含むことができ、正確な湿度を検出することができ低
コストの湿度検出装置を作ることが出来る。また、吸水
体の材質も水を吸い上げの良い物を任意に選択すること
ができる。請求項2記載の本発明によれば、吸水体を糸
により縫製して湿球センサーを覆い固定する部分をつく
る際に、吸水体10の材質の色と異なる色の糸を用いる
ことで吸水体で吸湿センサーを覆う際の確認が容易とな
り、作業ミスによる機器の誤動作の防止や視力の弱い作
業者の作業性の向上が可能なり、糸のほつれの発見が容
易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湿度検出装置が用いられる恒温恒湿庫
の断面図である。
【図2】本発明の湿度検出装置を説明する図である。
【図3】従来の湿球センサーと吸水体を説明する図であ
る。
【符号の説明】
8 乾球センサー 8 湿球センサー 10 吸水体 13 糸 A 湿度検出装置 L1 吸水体に覆われる部分の湿球センサーの長さ L2 湿球センサーに沿って糸で縫製される部分の吸水
体の長さ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 25/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾球センサーと、湿球センサーと、湿球
    センサーの温度測定部分を覆う布等からなる吸水体を有
    、前記吸水体によって下方に位置する給水容器から水
    を吸い上げて上方の前記湿球センサーへ水を導くように
    構成した湿度検出装置において、前記湿球センサーは軸
    方向に沿って二つ折りされた前記吸水体の中部で覆わ
    れ、且つ前記吸水体は、前記湿球センサーの覆われる軸
    方向長さL1よりも短い長さL2の範囲を糸で縫製され
    て前記湿球センサーを覆う部分を形成し、前記給水容器
    の水面からその上方の前記湿球センサーまでの水を吸い
    上げる行程に前記糸で縫製されない行程を形成したこと
    を特徴とした湿度検出装置。
  2. 【請求項2】 乾球センサーと、湿球センサーと、湿球
    センサーの温度測定部分を覆う布等からなる吸水体を有
    、前記吸水体によって下方に位置する給水容器から水
    を吸い上げて上方の前記湿球センサーへ水を導くように
    構成した湿度検出装置において、前記湿球センサーは軸
    方向に沿って二つ折りされた前記吸水体の中部で覆わ
    れ、且つ前記吸水体は、前記湿球センサーの覆われる軸
    方向長さL1よりも短い長さL2の範囲を前記吸水体の
    材質の色と異なる色の糸で縫製されて前記湿球センサー
    を覆う部分を形成し、前記給水容器の水面からその上方
    の前記湿球センサーまでの水を吸い上げる行程に前記糸
    で縫製されない行程を形成したことを特徴とした湿度検
    出装置。
JP30766795A 1995-11-27 1995-11-27 湿度検出装置 Expired - Fee Related JP3349312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30766795A JP3349312B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 湿度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30766795A JP3349312B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 湿度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09145645A JPH09145645A (ja) 1997-06-06
JP3349312B2 true JP3349312B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=17971800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30766795A Expired - Fee Related JP3349312B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 湿度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3349312B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113791119A (zh) * 2021-10-14 2021-12-14 云南省烟草农业科学研究院 一种密集烤房干湿球温度传感器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09145645A (ja) 1997-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3870417A (en) Sensor for dishwasher
US6796550B2 (en) Humidifier filter servicing and water level indicator
ES2377355T3 (es) Procedimiento de control de máquina de lavar
ES2395355T3 (es) Lavadora que comprende un dispositivo de detección del color de la ropa sucia
JP3349312B2 (ja) 湿度検出装置
US3056281A (en) Porosity testing of papermaker's felt
FI77331C (fi) Foerfarande och anordning foer maetning av luftgenomtraengligheten hos en vaegg, saerskilt en vira eller filt i en pappersmaskin.
DE59506207D1 (de) Branderkennungsvorrichtung und -verfahren mit luftdruckkompensierter Luftstromerfassung
JP2766569B2 (ja) 衣類乾燥機
US6308939B2 (en) Humidifier with wick change indicator
KR101667713B1 (ko) 의류건조기
KR900700053A (ko) 인체 지방질 비율 결정방법 및 인체 지방질 함량을 측정하는 근적외선 정량분석 기계
JPH10290898A (ja) 衣類乾燥機
US5142918A (en) Apparatus to measure the bending length and bending rigidity of fabrics
US5853246A (en) Wet-bulb thermometer
JPH0744984Y2 (ja) 温度測定具
KR20060120883A (ko) 응축식 건조기의 검사장치 및 방법
JPS59126928A (ja) 漏水個所検知方法
JP2795377B2 (ja) ウイックの乾燥検知方法
CS218794B1 (cs) Snímač suché a mokré teploty pro stanovení RH
JPH0495761A (ja) 湿球温度測定用ウィック
CN112144223A (zh) 滚筒洗衣机的洗涤控制方法及滚筒洗衣机
KR20110082247A (ko) 의류건조기 및 의류건조기 습도표시방법
JPS628519Y2 (ja)
CN109945920A (zh) 一种温湿度传感采集装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees