JP3348110B2 - 複流蒸気タービンの固体粒子侵食を少なくするための装置と方法 - Google Patents
複流蒸気タービンの固体粒子侵食を少なくするための装置と方法Info
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Description
体粒子の侵食による損傷を最小限に抑え又はなくす装置
と方法、特に、第1段回転子のバケットからの第1段ノ
ズルの軸方向の後退分を強めることによって、複流蒸気
タービンの再熱槽に於けるこの様な損傷をなくし又は最
小限にする装置と方法に関する。
回転部品の両方に対する固体粒子の侵食による損傷が非
常に重要な問題になっている。蒸気タービンの平均使用
寿命が長くなるにつれて、この問題が重大になる。この
様な侵食による損傷が起こる主な原因は、高温で蒸気ボ
イラー管及び蒸気配管の内面に形成された酸化物の剥離
によって、蒸気中に酸化鉄粒子が存在し、こう云う粒子
が蒸気通路に沿ってノズル及びバケットに衝撃を与える
ことであることが判っている。蒸気タービンに於けるこ
の固体粒子の侵食による損傷が、蒸気タービン、例えば
発電の為に公益会社が使う蒸気タービンの運転及び操業
に伴う問題の主要な因子である。こう云う問題の中に
は、持続的な効率の低下、強制的な稼動停止、点検用の
長期間の稼動停止、管理費、交換部品のコスト及び点検
間隔が短くなることが挙げられる。事実、固体粒子の侵
食による損傷は、発電用に蒸気タービンを利用する時の
考慮因子になっており、毎年1キロワット時当たり1ド
ルのコストがこの現象に帰因する場合が多い。
為に努力が払われてきた。1つの方式は、例えばボイラ
ー管の内面にクロム拡散層を設けて酸化物の形成を抑制
することにより、固体粒子自体の源をなくすことであっ
た。この解決策は新しい蒸気タービンでは有効であるこ
とがあるが、現役の装置にとっては実用性並びにコスト
の観点から用いることが出来ない。この他に試みられた
解決策としては、過熱器及び再熱器を酸で洗浄して、管
の面からスケール垢を除去すること並びにボイラー管を
クロム化することがある。然し、問題の原因を除こうと
するこう云う方法は、高価につき、実用的でない場合が
多い。
は、この様な侵食に抵抗するのに有効な蒸気通路の設計
をすることである。最近の研究によると、ノズル及びバ
ケットに衝撃を与える粒子の場所及び強度が、この侵食
の筆頭原因であることが判った。例えば、タービン蒸気
通路の再熱部分では、粒子がバケットの前縁と衝突し
て、ノズルの後縁の吸込み面にはね返る結果として、ノ
ズルは、特にその後縁に沿って吸込み面から侵食する。
この様な粒子のはね返り現象によって起こるノズルの侵
食を、ノズルとバケットの間の軸方向のすき間を増加す
ることによって、かなり減少させ又はなくすことが出来
ることも判っている。この様にすき間を大きくすること
により、粒子がノズルからバケットへ進む時に蒸気が粒
子を加速し、蒸気がバケットの前縁と衝突した後に粒子
をバケットに再び向きを向け直すのに、より長い時間が
得られる。この為、従来、蒸気タービンはバケットに対
するノズルの後退分を増加する様に設計されていた。即
ち、固体粒子の侵食が問題であるか又は問題になると予
想される様な蒸気タービンのダイヤフラムは、バケット
に対して上流側に移動して、その間の軸方向の間隔を増
加し、こうして問題を最小限にし又はなくそうとしてい
た。
加しようとすると困難がいろいろある。この様に余分の
後退を行なおうとして、現存の再熱槽を変形し又は後か
らはめ直す時、特にそうである。もとの溶着部の不完全
さ、始めに製造した時の溶接歪みを制限する為に充填材
を使っていること、並びに例えば外部冷却配管の配置変
えとか又は回転子の釣合い出入ポートを混乱させるとか
の他の問題を招かずに、複流槽の種々の部品を変形する
ことが一般的に出来ないとかの実際的な問題により、複
流再熱槽でノズルの後退分を大きくとろうとすると、と
てつもない課題になる。
ンで第1段の回転子とダイヤフラムの間に余分の後退分
即ち増加した軸方向のすき間を設ける新規で改良された
装置及び方法を提供する。特に、この発明は複流蒸気タ
ービンの第1段に対する3つの部分からなる再熱槽の構
造を提供する。この構造は、新しい複流蒸気タービンで
も、固体粒子の侵食によって損傷を受けた現役の複流蒸
気タービンでも、後退分を増加するのに役立つ。この発
明では、新規で改良された再熱槽が、その3つの部分の
内の2つとして、第1及び第2の別々の環状ダイヤフラ
ムを含み、その各々が、内側及び外側リングと、内側及
び外側リングの間を半径方向に伸びる、円周方向に相隔
たった複数個のノズルとを含む。新規で改良された3つ
の部分からなるこの発明の再熱槽の3番目の部分は、内
側円筒を含み、これは組立てた時、第1及び第2のダイ
ヤフラムの間に軸方向に張りわたされる。各々のダイヤ
フラムが、完全な環状ダイヤフラムを形成する様に端を
突合せて組立てられた複数個の弓形セグメントで構成さ
れることが理解されよう。この為、各々の環状ダイヤフ
ラムは、2つ又は更に多くの弓形ダイヤフラム・セグメ
ントを互いに接続して構成される。同様に、内側円筒は
2つ又は更に多くの弓形セグメントを端を突合せで互い
に接続して円筒を形成する。然し、各々のセグメントが
約180°にわたることが好ましく、こうすることによ
り、各々のダイヤフラムは2つの弓形ダイヤフラム・セ
グメントで形成され、内側円筒は2つの弓形内側円筒セ
グメントで形成される。従って、再熱槽は、各々の部分
が2つ又は更に多くのセグメントで形成されているにも
拘らず、3番目の部分、即ち、内側円筒に沿って、互い
に軸方向に隔たった2つの別々のダイヤフラムと云う3
つの部分からなる構造で構成されることが判る。
を組立てる為、各々のダイヤフラム・セグメントにはそ
の両端にキーを設ける。即ち、キーは別々のセグメント
の端面に隣接して約180°離れて設けられる。内側円
筒形セグメントの半径方向の一番外側の面には、さねは
ぎ嵌合部又はキー溝を形成して、それと合さるはねはぎ
又はキーを受入れる。別々の緩み止めのキーをキー溝に
ボルト締めすることにより、セグメントを組立てること
が出来る。同様に、ダイヤフラム・セグメントと内側円
筒セグメントの合さる場所に、普通の蒸気封じを設け
る。
新しいタービンに使う場合は、予定の後退分(これは普
通の後退分に較べて増加している)を持つ様な寸法にす
ることも出来るし、固体粒子の侵食によって損傷を受け
た現役のタービンに手入れをして、本来タービンに与え
られた後退に較べて追加の後退分を持つ様な寸法にする
ことも出来る。即ち、新しいタービンに対しては、再熱
槽は3つの別々の部分、即ち、別々の第1及び第2の環
状ダイヤフラムと別個の内側円筒に分けて形成され、各
部分は、この新しい複流蒸気タービンに於ける固体粒子
の侵食による問題を最小限にし又はなくすのに必要な余
分の後退分を持つ様に初めから寸法を定める。
固体粒子の侵食により又はその他の原因によって損傷を
受けた現役の複流蒸気タービンを手入れによって作り直
すのにも特に役立つ。この為、現役のタービンを再熱槽
をタービンから取外す。即ち、損傷を受けたタービンか
ら、普通の一体鋳造の槽、2個の部分をボルト締めした
槽、又は2個の部分からなるサドル形の槽など、その場
合に応じた槽を取外す。損傷を受けた再熱槽の代りに、
3つの部分からなる設計として形成された全く新しい部
分で構成された新しい再熱槽を取付けることが出来る。
新しい別々の第1及び第2のダイヤフラム及び新しい内
側円筒を含むこう云う新しい部分は、追加の後退分を持
ち、且つ現存のタービンにはめられる様な寸法にするこ
とが出来る。3部分形設計の全く新しい部分を取付けて
もよいが、コスト並びにその他の観点から、損傷を受け
て取外された再熱槽の少なくとも若干の要素を手入れし
て、手入れ済みの槽の構造に再利用することが必要にな
る。
した再熱槽の各々の弓形部分は、大体半径方向及び軸方
向に伸びる分離線に沿って3つの部材に切断する。即
ち、内側円筒形部分と2つのダイヤフラム・セグメント
にする。各々のダイヤフラム・セグメントは内側及び外
側リング部分と、この内側及び外側リング部分の間を半
径方向に伸びるノズルを含む。取外したダイヤフラム・
セグメントのノズルをこの後手入れして、固体粒子の侵
食による損傷を修理することが出来る。特に、溶接によ
り、又は予め形成したクーポンを取付け、その後、もと
のノズルの設計が達成される様に適当な形に追加材料を
加工することにより、各々のノズルはそれに材料を追加
することによって修理することが出来る。
内側及び外側の両方のリング部分の下流側の面には、追
加の材料を設ける、例えば溶接によって追加する。追加
された材料を後で適当な形に加工する。こうすることに
より、手入れをしたノズルの後縁と内側及び外側リング
部分の下流側の面の間の軸方向の間隔が増加する。逆
に、外側リング部分の上流側の面の材料を取除く。内側
及び外側リング部分の下流側の面に材料を追加すると共
に、外側リング部分の上流側の面から材料を取除くこと
により、追加並びに削除した材料の正味の結果として、
槽の取付け場所を変更せずに、ノズルは回転子のバケッ
トから一層大きな軸方向の距離の所に位置ぎめされる。
従って、ダイヤフラム・セグメントの全体的に半径方向
外向きに突出する円周方向フランジは、蒸気取込み環体
の一部分を形成する殻体の対応する元の溝の場所を変え
ずに、こう云う溝に受入れることが出来る。
少なくとも1対の弓形内側セグメントで構成された、新
しく製造した内側円筒形リングと交換する。各々の内側
セグメントが、さねはぎ嵌合部又はキー溝を持ってい
て、それが半径方向外向きに開放して、ダイヤフラム・
セグメントの内側リング部分から半径方向内向きに突出
する、それと合さるはねはぎ又はキーを受入れる。さね
はぎ又はキーを形成する為、取外した再熱槽の内側リン
グ部分をその内面に沿って更に加工して、材料を取除
く。この為、手入れをしたダイヤフラム及び新しい内側
円筒を使用中のタービンに用いた時、ダイヤフラム・セ
グメントの外側リング部分のフランジは殻体の溝の中に
位置ぎめされ、こうしてダイヤフラムのノズルを、第1
段回転子のバケットから予定の増加した軸方向の距離の
所に位置ぎめする。その後、はめ合さるキー及びキー溝
を持つ内側リングセグメントを適用することにより、新
規に手入れした再熱槽が得られる。同様に、新しい内側
セグメントのこの他の必要な要素、例えば、タービン回
転子の封じパッキングの合さる部分を受入れる半径方向
内向きに突出するあり溝を設けることが出来る。
り、新しいタービンでも、固体粒子の侵食又はその他の
原因で損傷を受けた現役のタービンでも、複流蒸気ター
ビンの第1段ダイヤフラムに余分の後退分を持たせるこ
とが出来る。この3つの部分からなる構造は多数の利点
をもたらす。こうすると、複流タービンの両方のダイヤ
フラムを後退させることが出来るが、従来は、歪みを招
かずにそれを達成することは、不可能ではないとして
も、困難であった。更に、3つの部分からなる構造は、
再熱槽の後退分を増加した新しいタービンを製造する
時、製造コストが一層安くなる。重要なことは、現存の
複流蒸気タービンに、それを使ったことによる熱的な歪
みに伴う問題を伴わずに、後退分を増加した再熱槽を容
易に且つ比較的低廉に後からはめることが出来ることで
ある。こう云う問題としては、槽の種々の要素が異なる
割合で熱膨張すること、残留構造応力に伴う問題、酸化
物の蓄積並びに熱による反りの問題がある。時間的な観
点から見ても、ダイヤフラム・セグメントは略同時に手
入れをすることが出来、この為タービンの非稼動時間が
短縮される。
及び再熱槽を持つ複流蒸気タービンで、別々の第1及び
第2の弓形ダイヤフラム・セグメントが互いに軸方向に
隔てゝ、タービン軸線の周りに配置される。各々のダイ
ヤフラム・セグメントが外側リング部分、内側リング部
分、及びリング部分の間で軸線の周りに円周方向に互い
に隔たる複数個のノズルを有する。この為、軸方向に隔
たったセグメントのノズルが、互いに全体的に軸方向反
対向きの蒸気通路を作る。別個の弓形内側セグメントが
軸線の周りに配置されていて、軸方向に隔たるダイヤフ
ラム・セグメントの内側リング部分の間を軸方向に伸び
る。ダイヤフラム・セグメント及び内側セグメントをタ
ービン内で互いに固着することが出来る様に、ダイヤフ
ラム・セグメント及び内側セグメントを互いに固定する
為に、各々のダイヤフラム・セグメントと内側セグメン
トの間で協働し得る手段を設ける。
第1段バケット列と、軸方向に相隔たる複数個のダイヤ
フラム部分及び該ダイヤフラム部分の間に張りわたされ
た内側円筒形部分を含む損傷を受けた複流再熱槽とを持
つ複流蒸気タービンで、回転子にある2つの第1段バケ
ット列に対するダイヤフラムの後退分を増加した再熱槽
を後からはめ込む方法が提供される。この方法は、損傷
を受けた再熱槽をタービンから取外し、(1)何れも内
側及び外側リング部分及びその間にある円周方向に相隔
たる複数個のノズルを持つ第1及び第2の弓形ダイヤフ
ラム・セグメント、及び(2)内側セグメントを含む少
なくとも3つの別々の部分を持ち、後退分を増加した再
熱槽を用意し、内側セグメントに沿ってダイヤフラム・
セグメントが軸方向に互いに隔たる様にして、軸方向に
隣接する夫々の第1段回転子に対する後退分を増加し
て、ダイヤフラム・セグメント及び内側セグメントを互
いに固着することにより、後退分を増加した再熱槽をタ
ービン内に組込む工程を含む。
ービンの手入れをし直す時、上に述べた方法は、損傷を
受けて取外した再熱槽のダイヤフラム部分をその内側円
筒形部分から分離し、分離したダイヤフラム部分を手入
れし直して、後退分を増加した組立てられた再熱槽が、
損傷を受けて取外された再熱槽のダイヤフラム部分から
形成されたダイヤフラム・セグメントを含む様に、第1
及び第2のダイヤフラム・セグメントを形成することに
より、別々の第1及び第2の弓形ダイヤフラム・セグメ
ントを形成する工程を更に含むことが出来る。この手入
れのし直しは、ダイヤフラム・セグメントに対する材料
の追加及び除去を含むことが好ましい。
タービンに、第1段に於ける固体粒子の侵食を最小限に
抑え又は除く為、第1段回転子からの後退分を増加した
再熱槽を設ける新規で改良された装置及び方法を提供す
ることである。この発明の上記並びにその他の目的並び
に利点は、以下の明細書及び図面から明らかになろう。
く説明するが、その一例が図面に示されている。図1に
は、比較のため、複流蒸気タービンの、全体を10で示
した従来の再熱槽Tの一部分が端面図で示されている。
再熱槽10は2つ又は更に多くの弓形部分で構成され、
1つの部分の一方の端面が端面図で示されている。これ
らの部分は、1つ又は更に多くの他の部分と一緒に円形
配列として組立てた時、複流蒸気タービンの軸線の周り
の環状の槽を形成する。槽10の各部分が外側リング部
分12、軸方向に隔たる端を持っていて、内面部分16
を形成する内側円筒形部分14、及び内側及び外側部分
12,16の間を全体的に半径方向に伸びる、円周方向
に相隔たった複数個のノズル18を含む。従来のこの構
造では、槽の各弓形部分は1個の一体の鋳物、又は互い
に略鏡像となるものを、タービンの軸線に対して略垂直
な平面に沿ってボルト締めした一対の鋳物で構成するこ
とが出来る。従来、2つの部分からなる鞍形設計もあ
り、その場合、一方のダイヤフラム及び内側円筒が互い
に一体であって、軸方向に向い合ったダイヤフラムが内
側円筒に固定された別個の部材である。
9のバケット17に対して予定の軸方向の間隔“a”に
あることが示されている。更に図1に示す場合、槽10
の端面には、槽の弓形部分を組立てた時、円形槽の円周
方向に隔たる継目を介しての蒸気の漏れを防止する為の
封じ(図に示してない)を受入れるキー溝孔20,22
が設けられている。内側円筒14も、やはり図面に示し
ていないが、回転子の封じパッキンと接続する為の軸方
向に相隔たって内向きに伸びる1対のばち形キー25を
備えている。前に述べた様に、特にノズル18の後縁に
対する固体粒子の侵食は、ノズルと第1段のバケットと
の軸方向の間隔“a”を増加することにより、即ち、バ
ケットに対するノズルの後退分を増加することによっ
て、最小限に抑え又はなくすことが出来る。
分からなる再熱槽の構造が示されている。最初の2つの
部分は、全体的に26及び28で示した1対のダイヤフ
ラムを構成する。各々のダイヤフラムは、環状ダイヤフ
ラムを形成する様に組立てられる複数個の弓形ダイヤフ
ラム・セグメントを含む。即ち、各々のセグメント26
a,28aが、ダイヤフラム26,28を形成する同様
なセグメントの環状配列の一部分を形成する。勿論、ダ
イヤフラムは複流タービンに蒸気を供給する環体30の
両側に配置されている。各々のセグメント26a,28
aが外側リング部分30、内側リング部分32及びセグ
メントに沿って互いに円周方向に隔たり、夫々外側及び
内側リング部分30,32の間を全体的に半径方向に伸
びる複数個のノズル34を有する。
る構造の3番目の部分が、内側円筒36を含み、これは
複数個、好ましくは1対の弓形内側円筒セグメント36
aで構成される。各々の内側セグメント36aはダイヤ
フラム・セグメント26a,28aの間に張りわたされ
る様な軸方向の拡がりを持ち、環状配列として組立てら
れた時、内側セグメント36aが外側殻体S及びダイヤ
フラム26,28と共に、第1段回転子のバケット38
にノズル34を介して蒸気を供給する為の取込み蒸気環
体30を構成する。
る溝42にはまる半径方向外向きに突出するフランジ4
0を持ち、この溝は、取分け、ノズルをバケットに対し
て位置ぎめするのに役立つ。外側及び内側リング部分3
0,32の下流側の縁又は後縁が、夫々回転子及び回転
子本体39のフランジと係合する封じブレード44,4
6を持っている。
る3つの部分の各々、即ちダイヤフラム26,28及び
内側円筒36が、別々の部品であることである。更に、
再熱槽の各々の弓形部分も同じ様に3つの部分からなる
設計である、即ち、弓形セグメント26a,28a及び
弓形の内側円筒セグメント36aからなる。即ち、セグ
メントは一体ではなく、夫々の独自性を持ち、最終的に
組立てた時にだけ、再熱槽を形成する。
ントの各々の間で協働して、ダイヤフラム・セグメント
及び内側セグメントを互いに固着し得る手段が設けられ
ている。この固着手段が、隣接するセグメントとの接合
点に隣接して各々のダイヤフラム・セグメントの両端の
夫々に中孔52を持つ半径方向内向きのキー56を含
む。固着手段は、各々の内側セグメント36にある半径
方向外向きに開口する溝54をも含み、この溝の中に、
さねはぎ嵌合部58及びさねはぎ50の端を覆うキー5
6が配置される。従って、ダイヤフラム26,28の外
側リング部分のフランジ40が殻体Sの夫々の溝42に
組立ての時に位置ぎめされ、これに対してダイヤフラム
26,28の内側リング部分が、キー56、キー溝5
4、さねはぎ嵌合部58及びさねはぎ50の協働によっ
て、組立てた状態に位置ぎめされる。緩み止めキー56
が一対のボルト及びボルト孔52によって所定位置に保
持され、これによって槽Tの全ての部材が互いに接続さ
れる。
侵食又はその他によって損傷を受け、交換を必要とし、
交換用の槽に余分の後退分を持たせたい場合、この様な
余分の後退分を持つ寸法の全く新しい3つの部分からな
る再熱槽を使うことが出来る。然し、この様な交換は非
常にコストがかゝり、非実用的である場合が多いことが
判った。
の複流蒸気タービンの再熱槽の後退分を変えることが、
損傷を受けた再熱槽の少なくとも一部分を手入れして、
この様に手入れし直した部分を、余分の後退分を持つ交
換用再熱槽に用いることによって達成し得る。こう云う
目的を達成する為、最初に、損傷を受けた再熱槽をター
ビンから取外す。この発明では、取外した再熱槽のダイ
ヤフラム部分を次に述べる様に手入れし直して、余分の
後退分を持つ交換用再熱槽に再利用することが出来る。
取外した再熱槽の弓形部分の損傷を受けたダイヤフラム
部分を図1の破線A及びRで示す全体的に軸方向及び半
径方向の分割線に沿って切取って、損傷を受けたダイヤ
フラム部分を内側円筒形部分から分離すると共に、手入
れし直した時、余分の後退分を持つ新しい再熱槽に使う
為に、新しいダイヤフラム・セグメントを形成する。こ
の後、こうして分離された各々のダイヤフラム部分のノ
ズルを手入れし直して、固体粒子による侵食を取除くこ
とが出来る。特に、必要に応じて、例えば後縁に沿っ
て、ノズルに溶接材料を追加することが出来る。その後
ノズルを適当な形に加工する。
時に使える様にしながら、手入れし直した槽のノズルの
バケットに対する余分の後退分を持たせる為、図4に示
す様に、取外したダイヤフラム・セグメントの外側及び
内側リング部分30,32から夫々材料を追加したり除
去したりする。特に、例えば溶接材料を追加することに
より、破線70で示す様に、外側リング部分の下流側又
は後縁に材料を追加することが出来る。材料を追加した
後、面を所望の形に加工することが出来る。封じブレー
ド44を保持する為のあり溝72も、追加した材料に新
しい溝を加工することによって、同様に位置を決め直し
て、組立てた時、封じブレード44が回転子と整合する
様にする。外側リング部分36の上流側の面から除去す
る材料の範囲が、破線74と周縁の実線との間の区域に
よって示されている。
分32の下流側の縁又は後縁にも材料を追加する。封じ
ブレード46に対する新しい取付け部77を76の所で
追加した材料に形成し、ダイヤフラム・セグメント26
a,28aが組立てられた時、封じブレード46が回転
子のフランジと重なって、それと密封関係を持つ様にす
る。更に図4には破線78によって、内側リング部分3
2の半径方向内向きの面に沿って除去された材料が示さ
れている。図1に示す様に、分割線Aは内側リング部分
32の下側に沿って十分な材料を残し、内側リング部分
32にさねはぎ50を形成する為に材料を加工して取除
くことが出来る様になっている。
の面に材料を追加すると共に、外側リング部分の上流側
の面及び内側リング部分の内面の材料を除去することに
より、ノズルの後縁はバケットの前縁から軸方向上流側
に位置を決め直すことが出来る。更にこれは、外側殻体
の位置ぎめ溝42の場所を変えることを必要とせずに達
成される。更に、内側セグメント36は新しい部材であ
って、ダイヤフラム・セグメント26,28の内側リン
グ部分32の半径方向内側の面から突出するさねはぎ5
0を受入れる様に加工される。その為、手入れをし直し
た槽の3つの部分、即ち、手入れをし直した2つのダイ
ヤフラム26,28及び新しい内側円筒36を組立てた
時、手入れをし直したダイヤフラムのノズルは、バケッ
トの前縁から余分の後退分を持つ。
えられる実施例についてこの発明を説明したが、この発
明がこゝで説明した実施例に制約されず、むしろ特許請
求の範囲に記載された範囲内で、種々の変更及び均等物
に及ぶことを承知されたい。
熱槽の一部分の部分的な側面図。
造を図式的に示す、一部分を断面で示した部分的な側面
図。
ンに対する3つの部分からなる再熱槽を示す斜視図。
の部分的な拡大断面図で、この発明に従って余分の後退
分を持つ変更した再熱槽を現役のタービンに後からはめ
合わすのに必要な材料の追加及び削除を示す。
Claims (16)
- 【請求項1】 互いに軸方向に離れた一対のバケットを
有する第一段回転子と、一対の外側リング部分、一対の
内側リング部分、及び前記リング部分の間に配置された
複数個のノズルを有する、軸線方向に隔たった別個の第
1及び第2ダイヤフラムセグメントと、 前記第1及び第2ダイヤフラムセグメントとは別個であ
り、軸線方向に隔たった一対の内側リング部分を間に、
軸線方向に延びる内側セグメントと、 前記第1ダイヤフラムセグメントと前記内側セグメント
とを接続し、前記第2ダイヤフラムセグメントと前記内
側セグメントとを接続する協働手段と、を備え、 前記外側リング部分及び前記内側リング部分の軸方向の
長さを変えることによって、前記ノズルの後縁と前記第
一段回転子のバケットとの間の寸法を増加し、前記ノズ
ルの浸食を防ぐことを特徴とする複流蒸気タービン。 - 【請求項2】 前記外側リング部分及び前記内側リング
部分の軸方向の長さは、材料を追加することによって変
える請求項1に記載の複流蒸気タービン。 - 【請求項3】 前記材料が、溶接材料を含む請求項2に
記載の複流蒸気タービン。 - 【請求項4】 前記協働手段が、前記内側セグメントと
前記内側リング部材との間に配置されている請求項1な
いし請求項3のいずれか1項に記載の複流蒸気タービ
ン。 - 【請求項5】 前記協働手段が、前記第1、第2ダイヤ
フラムセグメント及び内側セグメントの間に形成された
キー及びキー溝を含む請求項1ないし請求項3のいずれ
か1項に記載の複流蒸気タービン。 - 【請求項6】 前記キーが前記内側リング部分に形成さ
れていて半径方向内向きに突出し、前記キー溝が前記内
側セグメントにその軸方向に相隔たる場所で形成されて
いて、半径方向外向きに開放して前記キーを受入れる請
求項5記載の複流蒸気タービン。 - 【請求項7】 前記第1ダイヤフラムセグメント、前記
第2ダイヤフラムセグメント及び前記内側セグメントを
複数個有し、該複数個の第1ダイヤフラムセグメントは
環状配列を形成する様に配置されており、前記第1ダイ
ヤフラムセグメントをその環状配列内で互いに接続する
手段が設けられ、前記複数個の第2ダイヤフラムセグメ
ントはその環状配列を形成する様に配置されており、該
第2ダイヤフラムセグメントをその環状配列内で互いに
接続する手段が設けられ、前記複数個の内側セグメント
は環状セグメントを形成する様に配置されており、該内
側セグメントをその環状配列内で互いに接続する手段が
設けられている請求項1ないし請求項6のいずれか1項
に記載の複流蒸気タービン。 - 【請求項8】 一対の第一段回転子間に配置された、損
傷を受けた一対のダイヤフラム部分及び該一対のダイヤ
フラム部分の間に延びる内側円筒形部分を、複流蒸気タ
ービンから取り出して、前記第一段回転子に対する前記
ダイヤフラム部分の後退分を増加して、新たなダイヤフ
ラム部分を後付けする後付け方法において、 前記内側円筒形部分及び損傷を受けた一対のダイヤフラ
ム部を前記複流蒸気タービンから取外す工程と、 内側及び外側リング部分とそれらの間に配置された複数
個のノズルとを持ち、前記後退分を増加させた第1及び
第2のダイヤフラムセグメント、並びに該第1及び第2
のダイヤフラムセグメント間に延びる内側セグメントを
含む少なくとも3つの別々の部分を供給する工程と、 前記第1ダイヤフラムセグメントと前記内側セグメント
とを接続し、前記第2ダイヤフラムセグメントと内側セ
グメントとを接続することにより、前記一対の第一段回
転子に対して、前記第1及び第2のダイヤフラムセグメ
ントの後退分を増加して前記ダイヤフラムセグメントの
浸食を防ぐように、前記複流蒸気タービン内で組立てる
工程を含む後付け方法。 - 【請求項9】 前記損傷を受けたダイヤフラム部分を前
記内側円筒形部分から分離し、前記第1及び第2のダイ
ヤフラムセグメントを形成する工程、を含む請求項8記
載の後付け方法。 - 【請求項10】 前記第1及び第2ダイヤフラムセグメ
ントに、キー又はキー溝の一方を形成すると共に前記内
側セグメントにキー又はキー溝の他方を形成することに
より、前記第1及び第2ダイヤフラムセグメント及び前
記内側セグメントを互いに接続することを含む請求項9
記載の後付け方法。 - 【請求項11】 前記第1及び第2ダイヤフラムセグメ
ントが、損傷を受けて取外したダイヤフラム部分とは異
なっている請求項8記載の後付け方法。 - 【請求項12】 前記第1及び第2ダイヤフラムセグメ
ントが、上流側及び下流側端面を含む内側及び外側リン
グ部分を含み、前記外側リング部分の下流側端面に材料
を付け加えて、前記外側リング部分の下流側端面を前記
ノズルから軸方向に伸ばす工程を含む請求項9記載の後
付け方法。 - 【請求項13】 前記第一段回転子と前記外側リング部
分とが整合するように、前記外側リング部分の下流側端
面に付け加えられた材料に、接続溝を形成する工程を含
む請求項12記載の後付け方法。 - 【請求項14】 前記外側リング部分の上流側端面から
材料を取り除く工程を含む請求項12又は請求項13記
載の後付け方法。 - 【請求項15】 前記内側リング部分の下流側端面に材
料を付け加えて、前記内側リング部分の下流側端面を前
記ノズルから軸方向に伸ばす工程を含む請求項12ない
し請求項14のいずれか1項に記載の後付け方法。 - 【請求項16】 前記第1及び第2ダイヤフラムセグメ
ントが、上流側及び下流側端面を含む内側及び外側リン
グ部分を含み、前記内側リング部分から材料を取り除
き、前記前記第1及び第2ダイヤフラムセグメントと前
記内側セグメントとを接続する工程を含む請求項9記載
の後付け方法。
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