JP3341152B2 - アスベストスクリーニング法 - Google Patents
アスベストスクリーニング法Info
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
ーニング法に関する。具体的には下記のような場合の判
定に好適な発明である。
前のアスベスト材料の使用有無の判定 産業廃棄物・建材廃棄物の処理・処分前のアスベスト
材料の含有有無の判定 各種のアスベスト含有が疑われる製品・器具・材料中
のアスベスト材料の使用有無の判定
料、水道本管用材料、工業材料、家庭用品等の材料とし
て、耐久性、耐熱性、保温性のよい天然資料として多用
されてきた。
を取り扱う作業者にとっての危険因子として注目されて
きた。さらに、近年その発ガン性が強く認識されるよう
になり、人間が接する環境では、全面的な撤去が叫ばれ
ている。法令的にも各種の規制がなされてきている。
去作業において、また、産業廃棄物の廃棄作業におい
て、該建築物・建設物又は産業廃棄物中におけるアスベ
スト材料の含有の有無は、その除去作業・廃棄作業の方
法に影響をあたえる。即ち、アスベスト材料が含まれて
いる場合は、空気中にアスベストが飛散しないような薬
剤処理ないし密閉システムを使用して行う必要がある。
他方、アスベスト材料が含まれていない場合は、そのよ
うな、費用が嵩む処理ないしシステムを使用する必要が
ない。
トスクリーニング)については、従来、建築材料・器
材、土木建設材料・器材、その他器材等からサンプリン
グした試料を持ち帰り、機器試験室で、偏光顕微鏡法
(「分散染色法」を含む。)、位相差顕微鏡法、電子顕
微鏡法、光散乱式繊維状粒子計数法、X線回析法等を使
用して、分析判定することが通常であった。
は、下記のような問題点があった。
要があり、試料採取場所と検査(判定)場所とが離れて
いるため、採取から判定まで時間が必要であり、時間ロ
スが発生した。
るおそれがあり、熟練技術者の要請をする必要があっ
た。
リーニング法として、下記方法が提案されている[WLTE
R S. KIM他[Am, INd. Hyg. Assoc. J. 42,198(1991参
照)]。
分検出操作の双方を行う方法であるが、鉄分検出操作
は、例えば、下記のように行う。
採取した豆粒大の試料を、まず、呈色試験(比色試験)
に先立ち、酸洗浄を行う。具体的には、前記試料に氷酢
酸5滴、濃硫酸5滴を加えた後5分間攪拌(できれば超
音波併用))を行った後、フィルター(塩化ビニル樹脂
製)でろ過し、50mLの精製水で後洗浄を行う。
呈色の有無により判定をする。具体的には、試料にフッ
化水素酸(共沸混合物を等量の水で希釈したもの)を滴
下して、珪酸成分(シリカ又はケイ酸塩)を溶解させた
後、呈色試薬である1,10−フェナントロリン(エタ
ノール溶液)を滴下して、Fe(II)錯体([Fe(C
12H8 N2 )]2+)に起因する赤色の呈色の有無により
判定する。
ベスト含有の有無を判定できるが、皮膚・粘膜を冒し易
い危険物であるフッ化水素酸及び濃硫酸(約18 mol/
dm3)を使用するため、そのような薬剤の取扱になれて
いない一般人がスクリーニングテストを行うのは適当で
はない。
酸や濃硫酸等の危険な薬剤を使用しなくても、鉄分含有
の呈色反応を介してアスベストのスクリーニング試験が
できる方法を提供することを目的とする。
を解決するために、鋭意開発に努力をする過程で、鉄分
の呈色反応を介してアスベストのスクリーニングを行う
に際して、下記の如く有機酸で前処理した後、鉄分の溶
出に危険性の少ない非酸化性無機酸を用いるとともに、
呈色試薬を加えた後、 pH を安定呈色領域に調製すれ
ば、判定溶液に安定した呈色(発色)が得られることを
見出して、下記構成のアスベストスクリニーング法に想
到した。
呈色反応を介して判定するための試験法であって、 (1) 被検査体から採取した試料用塊の一部を粉砕して試
料を調製する試料調製工程 (2) 採取試料に有機酸を添加して粉砕混合後、精製水で
酸成分を洗い落す前処理工程 (3) 前処理工程後の試料に非酸化性の無機酸水溶液及び
キレート化剤である呈色試薬を添加して、アスベスト鉄
分を溶出させる判定溶液調製工程 (4) 判定溶液の pH が呈色安定領域にあるときはそのま
ま、 pH が呈色安定領域以下のときは塩基性の pH 調整
剤を添加して pH を呈色安定領域に調整して、それぞれ
呈色の有無を判定する判定工程、からなることを特徴と
する。
グリコール酸、琥珀酸、リンゴ酸、蓚酸、酒石酸のいず
れかを1種又は2種以上選択して使用することが望まし
い。
1、10−フェナントロリン、2,2’−ビピリジル、
2,4,6−トリス−(2−ピリジル)−s−トリアジ
ン、1,10−フェナントロリンから選択される1種又
は2種以上を混合して使用することが望ましい。
リン酸のいずれかを1種又は2種以上選択して使用する
ことをが望ましい。
プと疑われる場合において、前記非酸化性無機酸ととも
にヘキサフルオロケイ酸を補助的に使用することが望ま
しい。
タル酸水素カリウム、燐酸二水素カリウムのいずれかを
1種又は2種以上選択して使用することが望ましい。
有の有無を、鉄分の呈色反応を介して判定するアスベス
トスクリーニング法である。
グ法は、下記工程からなる(図1参照)。
クリーニング対象物)から工具(ポンチとハンマー等)
を使い所定大きさの試料用塊を採取する。この、試料用
塊の採取時には、保護メガネ、保護マスクを使用する。
(約1〜2mm)粉砕して(突き崩して)、試料(判定対
象物)とする。細かくするのは、酸洗浄工程における微
細化を容易にするためである。
cm3 前後(豆粒大)の量の大きさのものを小ビーカー等
の試料容器に入れる。ここで、試料を多く採りすぎると
発色液が濁ったり、黄色くなることがある。
試料の表面側に付着して誤判定の基となるアスベスト鉄
成分以外の鉄分を除去するものである。試料にはアスベ
スト鉄成分以外の鉄成分(鉄錆、鉄化合物、土壌等に起
源する)が付着していることがあるためである。前処理
工程で、有機酸を使用するのは、前処理工程におけるア
スベスト鉄分の溶出を避けるためである。
溶液(前処理液)16を適当に(4〜30mL)添加し
て、攪拌棒(ガラス製又は樹脂製)18で、試料を微細
化(0.01〜0.5mm)後、十分に攪拌してから10
分以上、望ましくは20分以上、更に望ましくは30分
以上放置する(図1(1) 参照)。
2の口部に脱脂綿24を詰めるかろ紙を入れ、液をこ
し、残った試料14を精製水で十分に洗って、付着して
いる酸成分を落す(図1(2) 参照)。酸成分中に鉄成分
が残存している可能性があるためである。
リコール酸、琥珀酸、リンゴ酸、蓚酸、酒石酸のいずれ
かの水溶液を1種又は2種以上選択して使用するが、酢
酸が安価で入手し易くて望ましい。また、有機酸水溶液
の濃度は、通常、1〜40W/V%、望ましくは5〜25W/
V%、さらに望ましくは10〜20W/V%とする。濃度が低
過ぎては、鉄成分の溶出能力に欠け、逆に、濃度が高す
ぎると、試料付着酸の洗い落しに、水及び時間を要して
望ましくない。
して、閉じ込められた形で鉄分(II)を含んでいる。こ
の鉄分(II)を、非酸化性無機酸で溶出させるととも
に、鉄イオン(II)と特異的に反応する呈色試薬(キレ
ート化剤)を添加して、アスベスト鉄分を溶出・キレー
ト化する工程である。
サイト、クロシドライト、クリソタイル、アンソフェラ
イト、トレモライト、アクチノライト等があるが、本発
明のスクリーニング法は、いずれの鉱物種を含むものに
も適用できる。
ーカ等の判定液用容器12Aに入れ、呈色試薬含有無機
酸水溶液(判定試薬)26を添加して新しい攪拌棒18
Aで混ぜ、1分以上、望ましくは3分以上放置する(図
1(3) 参照)。
びキレート化剤である呈色試薬は、別々に添加してもよ
いが、判定作業性の見地及び試料内部の鉄分の溶出を容
易にするために、呈色試薬を無機酸水溶液に溶解させて
同時に添加することが望ましい。
硝酸等の酸化性無機酸は、危険性が高いものが多く、か
つ、酸化作用により鉄分をブロックし易いためである。
及びリン酸のいずれかを1種又は2種以上選択して使用
することが望ましいが、塩酸がアスベスト鉄分の溶出が
容易であり望ましい。
0W/V%、望ましくは1〜5W/V%とする。酸濃度が低過ぎ
ると試料内部の鉄分の溶出が困難であり、酸濃度が高す
ぎると、呈色安定化領域の pH に調製するため、多量の
pH 調製剤を使用する必要があり、手間がかかり、ま
た、試料溶液の量が多くなり呈色が淡くなり、判定に支
障を来すおそれがある。
鉄元素を含まない鉄含有量が超微量タイプ、例えば、ク
リソタイル(Mg6 Si4 O10(OH)10)やトレモラ
イト(Ca2 Mg5 Si8 O22(OH)2 )等の場合
は、上記非酸化性無機酸とともにヘキサフルオロケイ酸
(ケイフッ化水素酸)を使用することが望ましい。これ
らの鉱物種の場合、通常の非酸化性無機酸のみでは、鉄
分の溶出が困難であるためである。この場合のヘキサフ
ルオロケイ酸の酸濃度は、0.05〜1.5W/V%、望ま
しくは、0.1〜1.0W/V%とする。
7−ジフェニル−1、10−フェナントロリン 発色:
橙〜赤色
n)発色:橙色
s−トリアジン 発色:青〜紫
又は2種以上を混合して使用する。
%、望ましくは0.05〜0.5W/V%とする。呈色試薬
濃度が少なすぎると、呈色が不十分となり判定が困難と
なり、逆に高すぎると、試薬の無駄づかいとなる。
pH が呈色安定領域以下のときは塩基性の pH 調整剤を
添加して pH を呈色安定領域に調整して、それぞれ呈色
の有無を判定する。
した場合は、通常、試料溶液の pHは呈色安定領域にあ
り、そのまま判定すればよい。
合は、 pH が呈色安定領域(通常 pH 3)以下となるた
め、通常、塩基性の pH 調整剤を添加して pH を呈色安
定領域(通常 pH 3〜9)に調整して判定する。具体的
には、 pH 調製剤28を添加後、2分以上、望ましくは
3分以上放置後の発色(呈色)の有無を目視判定する
(図1(4) 参照)。
OH水溶液等の塩基性水溶液でもよいが、 pH 緩衝性を
有する酢酸アンモニウム、フタル酸水素カリウム、燐酸
二水素カリウムで pH 調整することが望ましい。これら
の薬剤は pH 緩衝性を有するため、 pH 調整剤の添加量
が多少ばらついても、試料溶液の pH を呈色安定領域に
調整が容易なためである。
イオンも少ない2価鉄(Fe2+)への特異反応である。
式は、酸性液に抽出されて、水和している2価の鉄にキ
レート剤が配位する、そのときの代表例として、呈色試
薬が1,10−フェナントロリンの場合を下記に示す。
合は、試料中にアスベストがあるものと判定し、呈色し
ない、即ち、無色乃至白濁している場合は、アスベスト
なしと判断する。
く。
とハンマー等)を使い試料を採取する。(試料の採取時
には、保護メガネ、保護マスクは必要である) その1部で豆粒大の大きさのものを検査物として、つ
きくずし、小ビーカーに入れる。
〜30mL)添加して、攪拌棒で十分に攪拌してから3
0分放置する。
液をこし、残った試料を精製水で十分に洗浄する。
実験用シャーレに移す。
を、適当(2〜30mL)に添加し、攪拌棒で十分に攪
拌する。(2価鉄を抽出してキレート化合物を生成させ
る)。
30mL添加して十分に攪拌する。
るものと判断する。
は無色ないし白濁にとどまる。
試料に前処理液(酢酸36%水溶液)を4mL添加して
攪拌微細化して30分放置した試料を、ろ過後30mL
の精製水で酸性分を洗浄する。そして、1,10−フェ
ナントロリン0.5W/V%を塩酸(HCl 1.75 W/V%)に
溶かした呈色試薬を2mL添加した後、 pH 調整剤とし
て、酢酸アンモニウム(50W/V%)を4mLを添加し
て、呈色の有無を判定した。
また、同試料を偏光顕微鏡で観察したところ、確かに、
アスベスト繊維の存在が確認できた。
法は、上記のような方法を採用することにより フッ化
水素や濃硫酸のような危険物を使用せずに、試料中のア
スベスト含有の有無を、鉄分の呈色反応を介して判定す
ることが可能である。
定作業が、薬剤の取扱に慣れていない非熟練者でも可能
となる。
順を示す工程図。
Claims (6)
- 【請求項1】 試料中のアスベスト含有の有無を、鉄分
の呈色反応を介して判定するための試験法であって、 (1) 被検査体から採取した試料用塊の一部を粉砕して試
料を調製する試料調製工程 (2) 試料に有機酸を添加して粉砕混合後、精製水で酸成
分を洗い落す前処理工程 (3) 前処理工程後の試料に非酸化性の無機酸水溶液及び
キレート化剤である呈色試薬を添加して、アスベスト鉄
分を溶出させる判定溶液調製工程 (4) 判定溶液の pH が呈色安定領域にあるときはそのま
ま、 pH が呈色安定領域以下のときは pH 調整剤を添加
して pH を呈色安定領域に調整して、それぞれ呈色の有
無を判定する判定工程、 からなることを特徴とするアスベストスクリニーング
法。 - 【請求項2】 前記有機酸として、酢酸、クエン酸、グ
リコール酸、琥珀酸、リンゴ酸、蓚酸、酒石酸のいずれ
かを1種又は2種以上選択して使用することを特徴とす
るアスベストスクリーニング法。 - 【請求項3】 前記呈色試薬として、4,7−ジフェニ
ル−1、10−フェナントロリン、1,10−フェナン
トロリン、2,2’−ビピリジル、2,4,6−トリス
−(2−ピリジル)−s−トリアジンから選択される1
種又は2種以上を混合して使用することを特徴とする請
求項1記載のアスベストスクリーニング法。 - 【請求項4】 前記鉄分溶解に使用する非酸化性無機酸
として、塩酸、硫酸及びリン酸のいずれかを1種又は2
種以上選択して使用することを特徴とする請求項3記載
のアスベストスクリーニング法。 - 【請求項5】 試料中のアスベストが超微量鉄分含有タ
イプと疑われる場合において、前記非酸化性無機酸とと
もにヘキサフルオロケイ酸を補助的に使用することを特
徴とする請求項4記載のアスベストスクリーニング法。 - 【請求項6】 前記 pH 調整液として、酢酸アンモニウ
ム、フタル酸水素カリウム、燐酸二水素カリウムのいず
れを1種又は2種以上選択して使用することを特徴とす
る請求項1記載のアスベストスクリーニング法。
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