JP3340265B2 - 歯の漂白剤 - Google Patents
歯の漂白剤Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変色歯等を漂白する歯
の漂白剤に関するものである。
の漂白剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の歯の漂白剤の漂白方法と
して、いわゆるバイタルブリーチィング法(Vital Ble
aching technique)が提案され、一般的に次のような
方法で行われる。
して、いわゆるバイタルブリーチィング法(Vital Ble
aching technique)が提案され、一般的に次のような
方法で行われる。
【0003】まず、歯の表面及び歯の周りの歯肉をブラ
シ等で清掃し、次いで、歯肉をエッチング剤及び漂白剤
から保護するため防湿性のパラフィン(防湿材)を塗布
する。しかる後、歯の表面にエッチング剤であるオルト
リン酸(H3PO4)を塗布する。
シ等で清掃し、次いで、歯肉をエッチング剤及び漂白剤
から保護するため防湿性のパラフィン(防湿材)を塗布
する。しかる後、歯の表面にエッチング剤であるオルト
リン酸(H3PO4)を塗布する。
【0004】このエッチング工程が終了したときは、水
でオルトリン酸を濯ぐぎ落とし、更に歯に空気を噴出し
て歯を乾燥させる。この乾燥工程の後に漂白剤である過
酸化水素水をガーゼに浸しこれで歯の表面に塗ったり、
或いは、粉末状の二酸化ケイ素に含ませてペースト化
し、これを歯の表面に塗布する。これにより、過酸化水
素水の漂白力が歯の表面に作用して変色色素を脱色す
る。
でオルトリン酸を濯ぐぎ落とし、更に歯に空気を噴出し
て歯を乾燥させる。この乾燥工程の後に漂白剤である過
酸化水素水をガーゼに浸しこれで歯の表面に塗ったり、
或いは、粉末状の二酸化ケイ素に含ませてペースト化
し、これを歯の表面に塗布する。これにより、過酸化水
素水の漂白力が歯の表面に作用して変色色素を脱色す
る。
【0005】この漂白工程が終了したときは、この防湿
剤及び漂白剤を濯ぎ落とし、この漂白された歯をシリコ
ンポイント等を用いて研磨する。これにより、バイタル
ブリーチィング法が完了する。
剤及び漂白剤を濯ぎ落とし、この漂白された歯をシリコ
ンポイント等を用いて研磨する。これにより、バイタル
ブリーチィング法が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の歯の漂白方法では、前述の如くエッチング工程と漂
白工程を別個に行っており、エッチング工程から漂白工
程に移行するためには、一旦歯に付着しているエッチン
グ剤を濯ぎ、更に歯を乾燥しなければならず、多数の工
程を要するという問題点を有していた。
来の歯の漂白方法では、前述の如くエッチング工程と漂
白工程を別個に行っており、エッチング工程から漂白工
程に移行するためには、一旦歯に付着しているエッチン
グ剤を濯ぎ、更に歯を乾燥しなければならず、多数の工
程を要するという問題点を有していた。
【0007】また、従来の歯の漂白方法ではエッチング
工程により歯の表面が腐食して一部表面が欠損し、この
欠損部分が虫歯になり易く、また、漂白剤により歯全体
が脆くなるという問題点を有していた。
工程により歯の表面が腐食して一部表面が欠損し、この
欠損部分が虫歯になり易く、また、漂白剤により歯全体
が脆くなるという問題点を有していた。
【0008】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、歯
を簡単に漂白でき、また、漂白された歯の表面の再石灰
化を図ることができる歯の漂白剤を提供することある。
を簡単に漂白でき、また、漂白された歯の表面の再石灰
化を図ることができる歯の漂白剤を提供することある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1に係る歯の漂白剤は、過酸化水素水
と、オルトリン酸と、ハイドロキシアパタイトと、フッ
化物とを混合している。請求項2に係る歯の漂白剤は、
請求項1に係る歯の漂白剤において、前記フッ化物とし
てフッ化ナトリウムを用い、前記ハイドロキシアパタイ
ト1gに対して該フッ化ナトリウムを0.01g〜0.
10gの割合で混合している。
するため、請求項1に係る歯の漂白剤は、過酸化水素水
と、オルトリン酸と、ハイドロキシアパタイトと、フッ
化物とを混合している。請求項2に係る歯の漂白剤は、
請求項1に係る歯の漂白剤において、前記フッ化物とし
てフッ化ナトリウムを用い、前記ハイドロキシアパタイ
ト1gに対して該フッ化ナトリウムを0.01g〜0.
10gの割合で混合している。
【0010】
【作用】本発明に係る漂白剤が、過酸化水素水と、オル
トリン酸と、ハイドロキシアパタイトと、フッ化物とを
混合してなるため、ハイドロキシアパタイトがフッ化物
と反応してフッ化アパタイトに変化し、このフッ化アパ
タイトが歯の表面に結晶化する。これにより、歯の表面
の欠損等がフッ化アパタイトの結晶で覆われる。
トリン酸と、ハイドロキシアパタイトと、フッ化物とを
混合してなるため、ハイドロキシアパタイトがフッ化物
と反応してフッ化アパタイトに変化し、このフッ化アパ
タイトが歯の表面に結晶化する。これにより、歯の表面
の欠損等がフッ化アパタイトの結晶で覆われる。
【0011】
【実施例】図1乃至図6は本発明に係る歯の漂白剤の一
実施例を示すものである。本実施例に係る歯の漂白剤の
第1例は、歯の漂白作用を有する過酸化水素水と、歯の
エッチング作用を有するオルトリン酸とを混合したもの
である。ここで、オルトリン酸を用いる理由は、歯に過
酸化水素水を浸透させるため、歯のエナメル質部分を適
度にエッチングする必要があるからである。他方、この
エッチングが過度に作用するときは、歯の一部が欠損す
るおそれがある。そこで、歯のエナメル質の過度のエッ
チングを防止しつつ、かつ、歯の漂白作用を有効に発揮
し得る混合比を求めるため、図1に示すように、試料と
して12例を用意し、これを歯に塗布してエッチング作
用及び漂白作用の効果を検証した。なお、本実施例で
は、市販の特級試薬であるオルトリン酸(85%)と過
酸化水素水(35%)を用いた。
実施例を示すものである。本実施例に係る歯の漂白剤の
第1例は、歯の漂白作用を有する過酸化水素水と、歯の
エッチング作用を有するオルトリン酸とを混合したもの
である。ここで、オルトリン酸を用いる理由は、歯に過
酸化水素水を浸透させるため、歯のエナメル質部分を適
度にエッチングする必要があるからである。他方、この
エッチングが過度に作用するときは、歯の一部が欠損す
るおそれがある。そこで、歯のエナメル質の過度のエッ
チングを防止しつつ、かつ、歯の漂白作用を有効に発揮
し得る混合比を求めるため、図1に示すように、試料と
して12例を用意し、これを歯に塗布してエッチング作
用及び漂白作用の効果を検証した。なお、本実施例で
は、市販の特級試薬であるオルトリン酸(85%)と過
酸化水素水(35%)を用いた。
【0012】この図1で試料番号0は蒸留水のみのも
の、試料番号1はオルトリン酸(85%)のみのもの、
試料番号11は過酸化水素水(35%)のみのもので、
その試料番号が高くなるに従ってオルトリン酸(85
%)に対する過酸化水素水(35%)の量を多くしてい
る。この結果、試料番号9の漂白剤、即ち、過酸化水素
水(35%)とオルトリン酸(85%)との混合比を8
対2とするとき、歯のエッチング作用及び漂白作用にお
いて最適なものとなることが分かった。なお、ここで、
過酸化水素水は濃度35%のものを、また、オルトリン
酸は濃度85%のものを用いたが、これらの濃度はこれ
に限定されるものではなく、適宜、適当な濃度のものを
選定すればよい。
の、試料番号1はオルトリン酸(85%)のみのもの、
試料番号11は過酸化水素水(35%)のみのもので、
その試料番号が高くなるに従ってオルトリン酸(85
%)に対する過酸化水素水(35%)の量を多くしてい
る。この結果、試料番号9の漂白剤、即ち、過酸化水素
水(35%)とオルトリン酸(85%)との混合比を8
対2とするとき、歯のエッチング作用及び漂白作用にお
いて最適なものとなることが分かった。なお、ここで、
過酸化水素水は濃度35%のものを、また、オルトリン
酸は濃度85%のものを用いたが、これらの濃度はこれ
に限定されるものではなく、適宜、適当な濃度のものを
選定すればよい。
【0013】次に、本実施例に係る歯の漂白剤の第2例
について説明する。この第2例に係る漂白剤は、前記第
1例で生成された混合液2mlに対して担体としてハイ
ドロキシアパタイト(HAp;Ca10(PO4)6(O
H)2)を1g加え、ペースト化したものである。この
ハイドロキシアパタイトは脊椎動物の骨や歯の主成分で
歯との親和性に優れているため、これを歯に塗布すると
き歯に結晶化して結合する。これにより、歯の欠損部分
や歯のエナメル質面が、このハイドロキシアパタイトに
より覆われ、また、このハイドロキシアパタイトが同成
分で構成されるエナメル質に化学的に結合し、歯の再石
灰化が図られる。
について説明する。この第2例に係る漂白剤は、前記第
1例で生成された混合液2mlに対して担体としてハイ
ドロキシアパタイト(HAp;Ca10(PO4)6(O
H)2)を1g加え、ペースト化したものである。この
ハイドロキシアパタイトは脊椎動物の骨や歯の主成分で
歯との親和性に優れているため、これを歯に塗布すると
き歯に結晶化して結合する。これにより、歯の欠損部分
や歯のエナメル質面が、このハイドロキシアパタイトに
より覆われ、また、このハイドロキシアパタイトが同成
分で構成されるエナメル質に化学的に結合し、歯の再石
灰化が図られる。
【0014】なお、この第2例では、混合液とハイドロ
キシアパタイトとの混合比を混合液2mlに対しハイド
ロキシアパタイト1gとしているが、これは後述する歯
の漂白工程におけるペーストの塗布作業を考慮して決定
した混合比であり、歯の漂白作用或いは歯の再石灰化作
用のバランスから他の混合比を選定するようにしてもよ
い。
キシアパタイトとの混合比を混合液2mlに対しハイド
ロキシアパタイト1gとしているが、これは後述する歯
の漂白工程におけるペーストの塗布作業を考慮して決定
した混合比であり、歯の漂白作用或いは歯の再石灰化作
用のバランスから他の混合比を選定するようにしてもよ
い。
【0015】続いて、本実施例に係る歯の漂白剤の第3
例について説明する。この第3例に係る漂白剤は、前記
第2例の漂白剤にフッ化物を混合したものである。この
漂白剤においては、フッ化物の代表的な化合物であるフ
ッ化ナトリウム(NaF)を用いている。このフッ化ナ
トリウムの量はハイドロキシアパタイト1gをフッ化ア
パタイト(FAp)に変化し得る化学量論比により0.
0836gとした。この第3例によれば、ハイドロキシ
アパタイトがフッ化アパタイトに変化し、このフッ化ア
パタイトが歯に結晶化して結合する。これにより、歯1
の欠損部分やエナメル質面がフッ化アパタイトで覆われ
る。
例について説明する。この第3例に係る漂白剤は、前記
第2例の漂白剤にフッ化物を混合したものである。この
漂白剤においては、フッ化物の代表的な化合物であるフ
ッ化ナトリウム(NaF)を用いている。このフッ化ナ
トリウムの量はハイドロキシアパタイト1gをフッ化ア
パタイト(FAp)に変化し得る化学量論比により0.
0836gとした。この第3例によれば、ハイドロキシ
アパタイトがフッ化アパタイトに変化し、このフッ化ア
パタイトが歯に結晶化して結合する。これにより、歯1
の欠損部分やエナメル質面がフッ化アパタイトで覆われ
る。
【0016】なお、この第3例ではフッ化物としてフッ
化ナトリウムを用いているが、他のフッ化物、例えばフ
ッ化カリウムを用いてもよい。また、このフッ化ナトリ
ウムの量を0.0836gとしているが、この量は多少
増減してもよく、実験ではこの量が0.01g〜0.1
0gの範囲にあるときはその効果に影響がなかった。
化ナトリウムを用いているが、他のフッ化物、例えばフ
ッ化カリウムを用いてもよい。また、このフッ化ナトリ
ウムの量を0.0836gとしているが、この量は多少
増減してもよく、実験ではこの量が0.01g〜0.1
0gの範囲にあるときはその効果に影響がなかった。
【0017】次に、前記第1例乃至第3例の漂白剤を用
いて行う歯の漂白方法について説明する。この歯の漂白
方法は、図2に示すように、歯清掃工程A、歯肉防湿工
程B、漂白工程C、濯ぎ工程Dを順次行うもので、その
各工程A〜Dを図3乃至図6に基づき説明する。
いて行う歯の漂白方法について説明する。この歯の漂白
方法は、図2に示すように、歯清掃工程A、歯肉防湿工
程B、漂白工程C、濯ぎ工程Dを順次行うもので、その
各工程A〜Dを図3乃至図6に基づき説明する。
【0018】図3は歯清掃工程Aを示すもので、歯1の
表面及び歯1の周りの歯肉2をブラシ3等で清掃し、歯
1及び歯肉2に付着した残滓を除去する。
表面及び歯1の周りの歯肉2をブラシ3等で清掃し、歯
1及び歯肉2に付着した残滓を除去する。
【0019】この歯清掃工程Aが終了したときは、図4
に示す歯肉防湿工程Bに移行する。この歯肉防湿工程B
では、歯肉2に鉱物性ワックスを主成分とする防湿性の
パラフィン(防湿剤)4を筆5で塗布する。これによ
り、後述する漂白剤7が歯肉2に付着するのを防止して
いる。
に示す歯肉防湿工程Bに移行する。この歯肉防湿工程B
では、歯肉2に鉱物性ワックスを主成分とする防湿性の
パラフィン(防湿剤)4を筆5で塗布する。これによ
り、後述する漂白剤7が歯肉2に付着するのを防止して
いる。
【0020】この歯肉防湿工程Bが終了したときは、図
5に示す漂白工程Cに移行する。この漂白工程Cでは、
前記第1例、第2例、或いは、第3例で調製した漂白剤
7を筆6を用いて歯1の表面に塗布する。ここで、塗布
作業は過酸化水素水の漂白効力時間を考慮して15分を
1サイクルとして2サイクル行う。即ち、歯1に漂白剤
7を塗布し、15分経過したときは、一度これを拭き取
り、そして新たに漂白剤7を塗布し、15分経過したと
き漂白工程Cが終了する。
5に示す漂白工程Cに移行する。この漂白工程Cでは、
前記第1例、第2例、或いは、第3例で調製した漂白剤
7を筆6を用いて歯1の表面に塗布する。ここで、塗布
作業は過酸化水素水の漂白効力時間を考慮して15分を
1サイクルとして2サイクル行う。即ち、歯1に漂白剤
7を塗布し、15分経過したときは、一度これを拭き取
り、そして新たに漂白剤7を塗布し、15分経過したと
き漂白工程Cが終了する。
【0021】この漂白工程Cが終了したときは、濯ぎ工
程Dに移行する。この濯ぎ工程Dでは、パラフィン4及
び漂白剤7を綿棒等で剥離或いは拭き取り、図6に示す
ように、水噴射パイプ8で水を噴射し、歯1及び歯肉2
に残ったパラフィン4及び漂白剤7を洗い落とす。以上
の各工程A〜Dにより、歯の漂白作業が完了する。
程Dに移行する。この濯ぎ工程Dでは、パラフィン4及
び漂白剤7を綿棒等で剥離或いは拭き取り、図6に示す
ように、水噴射パイプ8で水を噴射し、歯1及び歯肉2
に残ったパラフィン4及び漂白剤7を洗い落とす。以上
の各工程A〜Dにより、歯の漂白作業が完了する。
【0022】このように、本実施例に係る歯の漂白方法
によれば、第1例乃至第3例の漂白剤7の中に過酸化水
素水はもとより、エッチング作用を有するオルトリン酸
を混合していることから、この混合された漂白剤7を塗
布するだけで、歯1のエッチングと漂白が同時に行わ
れ、歯の漂白方法の各工程が簡素化される。
によれば、第1例乃至第3例の漂白剤7の中に過酸化水
素水はもとより、エッチング作用を有するオルトリン酸
を混合していることから、この混合された漂白剤7を塗
布するだけで、歯1のエッチングと漂白が同時に行わ
れ、歯の漂白方法の各工程が簡素化される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る歯の
漂白剤は、漂白作用を有する過酸化水素水と、エッチン
グ作用を有するオルトリン酸と、エナメル質と同成分の
ハイドロキシアパタイトとを混合したものに、更にフッ
化物を混合したものとなってい るため、歯の漂白はもと
より、歯の欠損部分やエナメル質の表面にフッ化アパタ
イトを結晶成長させることができる。
漂白剤は、漂白作用を有する過酸化水素水と、エッチン
グ作用を有するオルトリン酸と、エナメル質と同成分の
ハイドロキシアパタイトとを混合したものに、更にフッ
化物を混合したものとなってい るため、歯の漂白はもと
より、歯の欠損部分やエナメル質の表面にフッ化アパタ
イトを結晶成長させることができる。
【図1】本発明に係る漂白剤を構成する過酸化水素水と
オルトリン酸との混合比を示す図
オルトリン酸との混合比を示す図
【図2】本発明に係る歯の漂白方法の各工程図
【図3】歯清掃工程図
【図4】歯肉防湿工程図
【図5】漂白工程図
【図6】濯ぎ工程図
1…歯、7…漂白剤、A…歯清掃工程、B…歯肉防湿工
程、C…漂白工程、D…濯ぎ工程。
程、C…漂白工程、D…濯ぎ工程。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−194165(JP,A) 特開 平5−320033(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化水素水と、オルトリン酸と、ハイ
ドロキシアパタイトと、フッ化物とを混合してなる歯の
漂白剤。 - 【請求項2】 前記フッ化物としてフッ化ナトリウムを
用い、前記ハイドロキシアパタイト1gに対して該フッ
化ナトリウムを0.01g〜0.10gの割合で混合し
たことを特徴とする請求項1記載の歯の漂白剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28686494A JP3340265B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 歯の漂白剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28686494A JP3340265B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 歯の漂白剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143436A JPH08143436A (ja) | 1996-06-04 |
JP3340265B2 true JP3340265B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=17710010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28686494A Expired - Fee Related JP3340265B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 歯の漂白剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3340265B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11007125B2 (en) | 2015-07-13 | 2021-05-18 | Kabushiki Kaisha Sangi | Tooth-surface-membrane-forming powder containing sintered apatite |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255720A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Gc Corp | 炭酸化した水酸化カルシウム系根管充填材の溶解剤 |
JP3486631B2 (ja) | 2001-03-30 | 2004-01-13 | ウシオ電機株式会社 | 変色歯牙漂白装置 |
US20050123490A1 (en) * | 2003-12-04 | 2005-06-09 | Kazue Yamagishi | Composition and method for prevention and treatment of dental caries |
US20060099156A1 (en) * | 2004-11-09 | 2006-05-11 | Discus Dental Impressions, Inc | Dental whitening compositions |
MX2007006254A (es) | 2004-11-25 | 2007-09-07 | Univ Melbourne | Complejos de fosfato de calcio estabilizados. |
PT1888014E (pt) * | 2005-06-07 | 2013-02-15 | Univ Melbourne | Mineralização dentária |
AR059440A1 (es) | 2006-02-09 | 2008-04-09 | Univ Melbourne | Composiciones con fluoruro y metodos para la mineralizacion dental |
WO2007118689A2 (de) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | S & C Polymer Silicon- Und Composite Spezialitäten Gmbh | Zahnbleichmittel |
JP2008081442A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Gc Corp | 歯面清掃方法及び歯面清掃用組成物 |
EP2900200A2 (en) | 2012-08-13 | 2015-08-05 | Matthew Scott Spaid | Teeth whitening composition |
CA2918441C (en) | 2013-07-23 | 2023-03-21 | The University Of Melbourne | A base and phosphopeptide stabilized amorphous calcium phosphate (acp) and/or amorphous calcium fluoride phosphate (acfp) for use in promoting remineralisation |
RU2716134C2 (ru) | 2013-12-24 | 2020-03-06 | Де Юниверсити Оф Мельбурн | Стабилизированные композиции на основе олова (II) |
MY197428A (en) | 2017-03-14 | 2023-06-16 | Univ Melbourne | Treatment for gingivitis |
TW202202130A (zh) * | 2020-03-30 | 2022-01-16 | 日商西尾股份有限公司 | 齒質強化方法 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP28686494A patent/JP3340265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11007125B2 (en) | 2015-07-13 | 2021-05-18 | Kabushiki Kaisha Sangi | Tooth-surface-membrane-forming powder containing sintered apatite |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08143436A (ja) | 1996-06-04 |
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