JP3335522B2 - 無線チャネル選択方法 - Google Patents
無線チャネル選択方法Info
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Description
伝送方式を用いた無線システムにおける、基地局および
移動局が複数のチャネルを使用するときのチャネルの選
択方法に関するものである。
既存の第2世代コードレス電話システム(いわゆる、パ
ーソナルハンディホンシステム;PHS)を例に説明す
る。
送方式は、図9に示すような送信(T)・受信(R)共
に4スロットを使用したTDMA−TDD方式が用いら
れている。
9を参照して説明する。
にD/A変換部111でアナログ信号に変換された送信
信号を変調部113で変調をかける。
ための周波数に変換する。
られ、アンテナ119から送出される。
すようになる。すなわち、ここでは、全てのスロットを
使用しており、T1,T2,T3,T4,R1,R2,
R3,R4で使用する周波数は、それぞれ以下のように
設定される。
いる場合、第1のシンセサイザ123でf1を指定して
いる。
を使用する場合には、第1のシンセサイザ123の周波
数をf1からf2に切り替える必要が生じる。
からf2への切り替えるためには所定の時間を要するた
め、第2のシンセサイザ125を設け、この第2のシン
セサイザ125に予めf2の周波数に設定しておき、ス
イッチ121により第1のシンセサイザ123から第2
のシンセサイザ125に切り替えることにより、T1と
T2の同時使用を可能とする。
手順により周波数の切り替えを行う。
合には、上記(1)〜(3)が以下に示す(9)〜(1
0)のように置き代わる。
7において受信する。
線周波数から中間周波数へ変換し、さらに復調部113
にて復調し、A/D変換部111へ伝送する。
ついて検討する。使用する複数のチャネルの間に何の関
連性も持たせない場合、チャネルの組み合わせの可能性
としては、スロット1とスロット2の組み合わせ、同じ
くスロット1とスロット3、スロット1とスロット4、
スロット2とスロット3、スロット2とスロット4、ス
ロット3とスロット4の組み合わせの6つのパターンが
ある。
らも明らかなように1つのシンセサイザのみを使用する
ことを想定した場合には、使用するスロットを切り替え
るときに、ある程度の切り替えのための時間を必要とさ
れることから、隣接するスロットを損失なく同時に使用
することは不可能となる。そのため上記6つのパターン
の内、スロット1とスロット2、スロット1とスロット
4、スロット2とスロット3、スロット3とスロット4
の組み合わせの4つのパターンでの使用は出来ないこと
になる。
わせの場合、送信側のスロット1と受信側のスロット4
および送信側のスロット4と受信側のスロット1が隣り
合うこととなるため、他のスロット1とスロット2、ス
ロット2とスロット3、スロット3とスロット4の場合
と同様に周波数の切り替えが追いつかず使用することは
できない。
で、例えば第2世代コードレス電話システムにおいて、
1つのシンセサイザのみを用いて複数のスロットを同時
に使用することを可能とし、かつ複数のスロットを同時
に使用することが可能な方法を提供することを目的とす
る。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、TDM
A方式による無線伝送方式を用いて基地局と移動局との
間を中継する無線中継装置における無線チャネル選択方
法であって、伝送に際してのスロットの割当てを既に使
用されているスロットに隣接しないスロット、例えば1
つ置いたスロット或いは3つ置いたスロットに対して行
うことを要旨とする。
式による無線伝送方式を用いて基地局と移動局との間を
中継する無線中継装置における無線チャネル選択方法で
あって、伝送に際してのスロットの割当てを使用しない
スロットを、例えばアイドルとして、このアイドルで挟
んだスロットに対して行うことを要旨とする。
または2記載の発明の構成によって割当てられたスロッ
トを単一のシンセサイザが順次周波数を変更して使用す
ることにより、複数のチャネルによる通信を行うことを
要旨とする。
を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る第2世
代コードレス電話システムのシステム構成を示したブロ
ック図である。 図1に示すように、公衆網1に基地局
3が有線で接続され、この基地局3に移動局7が無線中
継装置5を介して無線通信にて接続される。この図1に
示した無線中継装置の構成を図2に示す。図2(a)は
送信部分の構成を示し、図2(b)は受信部分の構成を
示す。なお、図8に示した従来の構成と略同一なので詳
細な説明は省略するが、本実施形態ではシンセサイザが
単数であることが大きく異なる。
の切り替えについて説明する。図3は本発明に係る実施
形態における送信・受信共に4スロットを使用したTD
MA−TDD方式のスロットの構成を示す図であり、図
中、T1はスロット1、T3はスロット3、R1はスロ
ット5、R3はスロット7を割当てられ、Iはアイドル
であり、それぞれスロット2,4,6,8を割当てられ
ていることを示している。またスロットの使用状態は図
3に示すようにパターン1、パターン2のいずれかにな
る。さらに図中、線が途切れた記載となっているが、切
り離している訳ではなく、図9との比較の意味で同様な
表現をしているだけである。また図4乃至図7は使用す
るスロット指定の指定手順を示すシーケンスである。
御チャネルの設定の後、まず移動局7からチャネルの割
当の要求が無線中継装置5に出され、さらにそれを受け
て無線中継装置5が基地局3に対してチャネルの割当て
の要求を行う。無線中継装置5からチャネルの割当の要
求を受けた基地局3は無線中継装置5に対して割当てを
行うチャネル(スロット)を決定し、無線中継装置5へ
割当てを行う。
継装置5が、基地局3からスロット1を割当てられたも
のとする。図3に示すパターン1を参照するに、基地局
3から割当てられたスロットがスロット1であることか
ら、この既に使用されることとなったスロット1に隣接
しないスロット3を選択して、移動局7に対してスロッ
ト3のチャネルを移動局7へ割当てを行う。すなわち無
線中継装置5は隣合うスロットを使用することがないた
め、同時に使用するスロットの間の時間を使用してシン
セサイザを切り替えることができる。具体的にはチャネ
ルの割当てに使用しないスロットをアイドルとして割当
て、このアイドルの間にシンセサイザ15が周波数の切
り替えを行い、このアイドルを挟んだスロット1とスロ
ット3で周波数を変更してチャネルの切り替えを行う。
すスロットの使用状態の場合には、必ず図4乃至図7の
ようになる。なお、本発明の適用例としての中継装置は
従来技術によるものが、市場に存在していないため、シ
ーケンスの直接比較はできない。また割当てのスロット
については、LCH(リンクチャネル)割当てメッセー
ジ(RCR STD−28 P120,121)内にて
通知される。
指定した(若しくは指定された)スロットの情報、例え
ば奇数番号スロット又は偶数番号スロットを元に、2つ
目(2つ目以降)のスロットを指定することにより、す
なわち1つ目が奇数番号スロットの場合は2つ目は必ず
奇数番号スロット、逆に1つ目が偶数番号スロットの場
合は2つ目は必ず偶数番号スロットを指定するようにす
ることにより、1つ目が奇数番号スロットの場合は偶数
目がアイドルとなりこの間に周波数の切り替えを行うこ
とができ、また1つ目が偶数番号スロットの場合、奇数
目がアイドルとなりこの間に周波数の切り替えを行うこ
とができ、シンセサイザの数を少なくすることができ
る。
2つ目のスロットの関係は図3に示したスロットの呼び
方の場合であり、この場合には、2つ目のスロットを1
つ目のスロットの次隣接スロットと呼ぶ場合もある。ま
た、本実施形態では、2つのシンセサイザを1つに減ら
す場合について説明したが、例えば切り替え速度に比べ
伝送速度が早い場合等において複数(例えば5つ)のシ
ンセサイザを用いているときにその数を(例えば4つと
か1つとかに)減らす場合にも適用できることはいうま
でもないことである。
り従来少なくとも2つは必要とされていたシンセサイザ
の数を1つとすることができる。すなわち、シンセサイ
ザの数が減ることにより以下に示すメリットが生じる。
には、シンセサイザおよびその関連部分で部品点数を減
らすことが可能となるので、部品コストを低減でき、ま
た部品の実装が減ることにより、装置全体を小型化でき
る。また、新たに部品を設計して使用する場合には、回
路設計が容易になる。
ネル選択方法によれば、第2世代コードレス電話システ
ムにおいては、1つのシンセサイザにて複数のスロット
を同時に使用することが可能となり、簡易でかつ廉価な
手段で複数のスロットを同時に使用可能な装置が実現で
きるという効果を奏する。
テムのシステム構成を示すブロック図である。
ク図である。
テムにおけるスロットの構成を示す図である。
テムにおけるチャネル(スロット)指定のシーケンスで
ある。
テムにおけるチャネル(スロット)指定のシーケンスで
ある。
テムにおけるチャネル(スロット)指定のシーケンスで
ある。
テムにおけるチャネル(スロット)指定のシーケンスで
ある。
テム構成を示すブロック図である。
るスロットの構成を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 TDMA方式による無線伝送方式を用い
て基地局と移動局との間を中継する無線中継装置におけ
る無線チャネル選択方法であって、 伝送に際してのスロットの割当てを既に使用されている
スロットに隣接しないスロットに対して行い、割当てら
れたスロットを単一のシンセサイザが順次周波数を変更
して使用することにより、複数のチャネルによる通信を
行うことを特徴とする無線チャネル選択方法。 - 【請求項2】 TDMA方式による無線伝送方式を用い
て基地局と移動局との間を中継する無線中継装置におけ
る無線チャネル選択方法であって、 伝送に際してのスロットの割当てを使用しないスロット
を挟んだスロットに対して行い、割当てられたスロット
を単一のシンセサイザが順次周波数を変更して使用する
ことにより、複数のチャネルによる通信を行うことを特
徴とする無線チャネル選択方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03825596A JP3335522B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 無線チャネル選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03825596A JP3335522B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 無線チャネル選択方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233526A JPH09233526A (ja) | 1997-09-05 |
JP3335522B2 true JP3335522B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=12520215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03825596A Expired - Fee Related JP3335522B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 無線チャネル選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3335522B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1804430B1 (en) | 2006-01-03 | 2013-05-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Requesting and allocating upstream bandwidth in a multi-hop relay broadband wireless access communication system |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP03825596A patent/JP3335522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09233526A (ja) | 1997-09-05 |
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