JP3325742B2 - 光結合器 - Google Patents

光結合器

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JP3325742B2
JP3325742B2 JP10424495A JP10424495A JP3325742B2 JP 3325742 B2 JP3325742 B2 JP 3325742B2 JP 10424495 A JP10424495 A JP 10424495A JP 10424495 A JP10424495 A JP 10424495A JP 3325742 B2 JP3325742 B2 JP 3325742B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信用の光結合器に
関するもので、特に光電変換素子と光ファイバーコード
とを集光レンズを介して光学的に接続する構造を持つ光
結合器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種の光結合器の構造を
示す断面図である。図において1は光電変換素子で、電
気信号を光信号に変換して出力する半導体レーザ素子等
の発光素子、あるいは光信号を電気信号に変換して出力
するフォトダイオード等の受光素子である。
【0003】2は前記光電変換素子1を搭載した金属製
のヘッダで、2aはこのヘッダ2に設けられた端子であ
り、ここでヘッダ2はコンパクトディスク用に開発され
た小型のものが使用されており、光電変換素子1をボン
ディング固定するために表面にAuメッキが施されてい
る。3は前記光電変換素子1を覆って気密封止するため
にヘッダ2上に固定されたキャップで、内部に不活性ガ
スを注入することにより光電変換素子1の酸化防止が図
られている。
【0004】このキャップ3は、前記光電変換素子1と
の対向面に透明板4で封止された光透過用窓5を有して
おり、この光透過用窓5側の外面にYAGレーザーによ
る溶接で後述するレンズホルダーを直接固定できるよう
に肉厚に形成されている。6は集光レンズとしての非球
面レンズで、比較的長さの短い金属鏡筒7の一端内側に
一体に密着するように圧入固定するか、または半田付け
やロウ付けにより固定されている。
【0005】8は金属鏡筒7より長さの長い金属製の筒
状のレンズホルダーで、その機能としては光電変換素子
1に対する非球面レンズ6の光軸方向の位置決めと、後
述する光ファイバーコードの固定を非球面レンズ6の焦
点位置で行えるようにすることであり、このレンズホル
ダー8内に非球面レンズ6を固定した金属鏡筒7がその
一端がレンズホルダー8の一端と一致するように挿入固
定されている。
【0006】9は光ファイバーコード、10は円筒状に
形成されたフェルール、11はセラミック製のパイプで
あり、ここで光ファイバコード9は、フェルール10内
に挿入されてエポキシ系の接着剤により固定されてい
る。また、光ファイバコード9の端部は、外皮を除去し
てコア及びクラッドから成る素線部9aを露出させ、こ
の素線部9aはフェルール10の先端内側に挿入固定し
たパイプ11の中心部に保持されていて、その端面はに
研磨処理が施されている。
【0007】12は前記フェルール10と同様の金属に
より形成されたスリーブである。13はレンズホルダー
8の外周部に設けられるフランジで、このフランジ13
の所定位置には図示しないネジを挿通させる複数の孔1
4が設けられている。このような構成要素からなる光結
合器は次のように組み立てられる。まず、光電変換素子
1のキャップ3までの距離によりレンズホルダー8に対
する非球面レンズ6の固定位置を決定し、非球面レンズ
6と一体の金属鏡筒7をレンズホルダー8の一端内側に
圧入して固定するか、または非球面レンズ6と一体の金
属鏡筒7をレンズホルダー8の一端内側に挿入して、金
属鏡筒7とレンズホルダー8とをYAGレーザーによる
溶接で固定する。
【0008】その後、このレンズホルダー8の一端に光
電変換素子1を搭載したヘッダ2に取り付けたキャップ
3を配置すると共に、レンズホルダー8の他端にはスリ
ーブ12に挿入したフェルール10を配置する。そし
て、キャップ3上でレンズホルダー8と一体に非球面レ
ンズ6を光軸に対して垂直の方向に移動させて調整し、
更にスリーブ12と一体にフェルール10を光軸に対し
て垂直の方向に移動させて調整すると共に、フェルール
10を光軸の方向に移動させて調整することにより、光
電変換素子1と光ファイバーコード9の素線部9a非球
面レンズ6を介して光学的に最適に接続されるように光
軸調整を行う。
【0009】こうして光軸調整を行った後、キャップ3
とレンズホルダー8、フェルール10とスリーブ10、
スリーブ10とレンズホルダー8の順にA,B,Cで示
した接合部をYAGレーザーにより溶接固定する。一
方、フランジ13は、その中央部に設けられている取り
付け孔によりレンズホルダー8の外周部に嵌め込まれ、
Dの位置でYAGレーザーにより溶接固定される。
【0010】このときの溶接部のクリアランスは10μ
m程度に抑えられているようレンズホルダー8の外径と
フランジ13の穴径は精度よく加工されている。このよ
うに組み立てられた光結合器は、フランジ13に設けら
れている各々の孔14に図示しないネジを通し、このネ
ジを光電変換素子1駆動用のドライバ等の電子回路を実
装した筐体に直接あるいはナットを介して締結すること
により取り付けられ、このときヘッダ2に設けられてい
る端子2aは筐体内の電子回路に接続される。
【0011】この状態において光結合器は、光電変換素
子1が半導体レーザ素子等の発光素子であれば、前記電
子回路から与えられる電気信号を光電変換素子1により
光信号に変換し、非球面レンズ6を介して光ファイバ9
の素線部9aに入射させて伝搬させる。また、前記光電
変換素子1がフォトダイオード等の受光素子である場合
は、図示しない装置から光ファイバコード9の素線部9
aを伝搬してきた光を非球面レンズ6を介して光電変換
素子1で受光し、電気信号に変換して前記電子回路に出
力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光結合器では、フランジ13を筐体にネジで固
定した後、筐体内の電子回路にヘッダ2の端子2aを半
田付けにより接続した場合、応力がキャップ3とレンズ
ホルダー8との溶接部つまり図4におけるAの位置にか
かりやすくなって、長期間の信頼性を維持することが困
難であるという問題があり、かつフランジ13とレンズ
ホルダー8との溶接固定においては、フランジ13の中
央部に設けられる取り付け孔の孔径やレンズホルダー8
の外径を高精度に加工することが必要で高価になるとい
う問題がある。
【0013】また、レンズホルダー8に対して集光レン
ズとしての非球面レンズ6を固定する手段としては、レ
ンズホルダー8への金属鏡筒7の圧入またはYAGレー
ザーによる溶接があるが、圧入により固定する場合、金
属鏡筒7の内径及びレンズホルダー8の外径を数μmの
精度で管理する必要があるために高価になるという問題
がある。
【0014】一方、レンズホルダー8と金属鏡筒7とを
溶接する場合は以下の問題がある。すなわち、図5は図
4の要部拡大図で、こ図に見られるように金属鏡筒7と
レンズホルダー8の一端の境界部分であるD部に実線の
矢印で示したYAGレーザーによる溶接用光線を当てて
溶接を行った場合、溶接の際の熱や溶接部の収縮により
発生する引っ張り応力が生じ、非球面レンズ6が金属鏡
筒7に圧入されている場合は、非球面レンズ6の保持力
が低下し、非球面レンズ6が金属鏡筒7に半田付けある
いはロウ付けされている場合は、半田付けあるいはロウ
付け個所にクラックが発生するという問題があり、しか
も金属鏡筒7とレンズホルダー8の端面が荒れてキャッ
プ3との溶接に支障を生じるという問題もある。
【0015】これを回避するために、前記D部と逆側の
E部つまり金属鏡筒7の他端とレンズホルダー8の内面
の境界部分に実線の矢印で示した溶接用光線を当てて溶
接を行った場合は、このE部が非球面レンズ6と金属鏡
筒7との固定部から離れているため、溶接による非球面
レンズ6への応力の影響は少なくなり、非球面レンズ6
の保持力に低下や半田付けあるいはロウ付け個所のクラ
ックは発生しなくなるが、この場合は金属鏡筒7の他端
に対してレンズホルダー8の内面が垂直面になるため、
この内面で溶接光線が反射し、その反射光線により非球
面レンズ6の表面が焼けてしまうという問題が生じる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するためになされたもので、そのため、本発明
は、ヘッダに搭載された光電変換素子を覆うように前記
ヘッダに固定されたキャップをレンズホルダーに一端に
溶接固定し、このレンズホルダー内に固定された集光レ
ンズを介して前記光電変換素子に光学的に結合される光
ファイバーを保持したスリーブを前記レンズホルダー他
端に溶接固定すると共に、前記光電変換素子に接続され
る電子回路を備えた筐体に固定するためのフランジを備
える光結合器において、前記フランジを前記キャップに
固定して、前記フランジを前記筐体に固定した後、前記
ヘッダに加わる応力が前記キャップとレンズホルダーと
の溶接固定部にかからないようにしたことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】上述した構成を有する本発明は、ヘッダに搭載
された光電変換素子を覆うキャップにフランジを溶接固
定し、このフランジを電子回路を実装した筐体に固定す
るようにしているため、筐体内の電子回路にヘッダの端
子を半田付けにより接続した場合でも、応力はキャップ
とレンズホルダーとの溶接部に加わることがなくなり、
長期間信頼性を維持することができる。
【0018】
【実施例】以下に図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明による光結合器の第1の実施例を示す側断面
図である。図において1は光電変換素子、2はヘッダ、
3はキャップ、4は透明板、5は光透過用窓、6は集光
レンズとしての非球面レンズ、7は金属鏡筒、8はレン
ズホルダー、9は光ファイバコード、9aは素線部、1
0はフェルール、11はセラミック製のパイプ、12は
スリーブ、13はフランジであり、これらは従来のもの
に相当するので同一の符号で示しているが、この実施例
はレンズホルダー8に溶接用孔8aを設けて、この溶接
用孔8aを利用して金属鏡筒7とレンズホルダー8を溶
接すると共に、フランジ13をキャップ3に溶接固定す
る点で従来と異なっている。
【0019】すなわち、本実施例ではレンズホルダー8
の一端からほぼ金属鏡筒7の長さに相当する位置の円周
上に複数の溶接用孔8aを設けておき、予め非球面レン
ズ6と一体化した金属鏡筒7をレンズホルダー8の一端
内側に挿入して、金属鏡筒7の他端外周とレンズホルダ
ー8の内周との接触部であるEの位置に各々の溶接用孔
8aの外側からYAGレーザーの溶接光線を当てること
により溶接固定した構成としている。
【0020】尚、その後、このレンズホルダー8の一端
に光電変換素子1を搭載したヘッダ2に取り付けたキャ
ップ3を配置すると共に、レンズホルダー8の他端には
スリーブ12に挿入したフェルール10を配置し、光軸
調整を行ってキャップ3とレンズホルダー8、フェルー
ル10とスリーブ10、スリーブ10とレンズホルダー
8の順にA,B,Cで示した接合部をYAGレーザーに
より溶接固定することは従来と同様である。
【0021】一方、フランジ13は、その中央部にキャ
ップ3の外径が嵌まる大きさの取り付け孔を設け、この
取り付け孔によりキャップ3の外周部に嵌め込まれ、G
の位置でYAGレーザーにより溶接固定される。このよ
うに組み立てられた光結合器は、フランジ13に設けら
れている各々の孔14に図示しないネジを通し、このネ
ジを光電変換素子1駆動用のドライバ等の電子回路を実
装した筐体に直接あるはナットを介して締結することに
より取り付けられ、このときヘッダ2に設けられている
端子2aは筐体内の電子回路に接続され、そして、この
状態において光結合器は、従来と同様に電気信号の光電
変換を行う。
【0022】すなわち、光電変換素子1が半導体レーザ
素子等の発光素子であれば、前記電子回路から与えられ
る電気信号を光電変換素子1により光信号に変換し、非
球面レンズ6を介して光ファイバ9の素線部9aに入射
させて伝搬させる。また、前記光電変換素子1がフォト
ダイオード等の受光素子である場合は、図示しない装置
から光ファイバコード9の素線部9aを伝搬してきた光
を非球面レンズ6を介して光電変換素子1で受光し、電
気信号に変換して前記電子回路に出力する。
【0023】以上説明した第1の実施例によれば、ヘッ
ダ2に搭載された光電変換素子1を覆うキャップ3にフ
ランジ13を溶接固定し、このフランジ13を電子回路
を実装した筐体に固定するようにしているため、筐体内
の電子回路にヘッダ2の端子2aを半田付けにより接続
した場合でも、応力はキャップ3とレンズホルダー8と
の溶接部に加わることがなくなり、長期間信頼性を維持
できるという効果が得られる。
【0024】また、レンズホルダー8に対する非球面レ
ンズ6の固定については、レンズホルダー8の一端から
ほぼ金属鏡筒7の長さに相当する位置の円周上に複数の
溶接用孔8aを設けて、予め非球面レンズ6と一体化し
た金属鏡筒7をレンズホルダー8の一端内側に挿入し
て、金属鏡筒7の他端外周とレンズホルダー8の内周と
の接触部であるFの位置に各々の溶接用孔8aの外側か
らYAGレーザーの溶接光線を当てることにより溶接固
定した構成としているため、溶接箇所が非球面レンズ6
と金属鏡筒7との固定箇所から離れた位置となり、その
ため非球面レンズ6の損傷や、半田付けあるいはロウ付
け個所のクラックの発生を防止できると共に、溶接光線
の反射により非球面レンズ6の表面が焼けてしまうとい
うこともなくなり、これにより金属鏡筒7とレンズホル
ダー8との固定を溶接により行うことが可能になるの
で、レンズホルダー8に対する非球面レンズ6の固定を
安価に行うことが可能になるという効果も得られる。
【0025】図2は本発明による光結合器の第2の実施
例を示す側断面図である。この第2の実施例は、フラン
ジ13をキャップ3の外周部に嵌め込むことは第1の実
施例と同じであるが、このフランジ13をキャップ3の
鍔部3aに溶接固定した構成としたものである。すなわ
ち、キャップ3のヘッダ側の開口部には、ヘッダ2と固
定するために外側に張り出した鍔部3aが形成されてい
るので、本実施例ではこのキャップ3の鍔部3aにフラ
ンジ13を当接させ、この鍔部3aとフランジ13とを
Hの位置でYAGレーザーにより溶接固定したもので、
他の構成は第1の実施例と同一である。
【0026】このようにした第2の実施例によれば、第
1の実施例と同様の効果が得られる他、フランジ13の
中央部に設けられる取り付け孔の孔径を高精度に加工す
る必要がなくなり、安価に製造できるという効果が得ら
れる。つまり、キャップ3がしぼり加工等でつくられた
標準品である場合、キャップ3の外径精度は必ずしも高
精度に管理されるわけではないので、フランジ13の中
央部に設けられる取り付け孔の孔径を高精度に加工する
ことが必要となるが、第2の実施例のようにフランジ1
3をキャップ3の鍔部3aに溶接固定した構成とすれ
ば、フランジ13の取り付け孔の孔径の精度に関係な
く、フランジ13をキャップ3に確実に固定できるの
で、安価に製造できるものとなる。
【0027】図3は本発明による光結合器の第3の実施
例を示す側断面図である。この第3の実施例は、集光レ
ンズとしてのボールレンズ15を圧入や溶接によりレン
ズホルダー16の内部に直接固定したものを用いた光結
合器に適用したもので、この他の構成は第1の実施例と
同様になっている。このような構成による第3の実施例
でも、ヘッダ2に搭載された光電変換素子1を覆うキャ
ップ3にフランジ13を溶接固定し、このフランジ13
を電子回路を実装した筐体に固定するようにしているた
め、筐体内の電子回路にヘッダ2の端子2aを半田付け
により接続した場合でも、応力はキャップ3とレンズホ
ルダー8との溶接部に加わることがなくなり、長期間の
信頼性を維持できるという効果が得られる。
【0028】無論、この第3の実施例において、フラン
ジ13をキャップ3の鍔部3aに溶接することも可能で
あり、このような構成とすれば、上述した第2の実施例
と同様の効果、つまりフランジ13の取り付け孔の孔径
の精度に関係なく、フランジ13をキャップ3に確実に
固定できるので、安価に製造できるという効果も得られ
るものとなる。
【0029】尚、本発明は上述した実施例に限られるも
のではなく、細部においては種々の変更が可能である。
例えば、前記第1,第2の実施例は、集光レンズとして
非球面レンズ6を用いるものとしたが、非球面レンズ6
の代わりにボールレンズやロッドレンズ等の集光レンズ
を金属鏡筒7の一端内側に一体に密着するように圧入固
定するか、または半田付けやロウ付けにより固定したも
のもあり、このような集光レンズを用いた光結合器に対
しても適用可能である。
【0030】また、前記第1,第2の実施例では、レン
ズホルダー8に溶接用孔8aを設けて、この溶接用孔8
aを利用して金属鏡筒とレンズホルダー8とを溶接固定
するものとしたが、溶接用孔8aの代わりにレンズホル
ダー8の一端から切り込みを入れて溶接用スリットを形
成し、この溶接用スリットを利用して金属鏡筒とレンズ
ホルダー8とを溶接固定する構成としてもよい。
【0031】更に、第3の実施例では,集光レンズとし
てのボールレンズ15をレンズホルダー16の内部に直
接固定したものを示したが、非球面レンズやロッドレン
ズをレンズホルダー16の内部に直接固定したものを用
いた光結合器に適用することも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ヘッダ
に搭載された光電変換素子を覆うキャップにフランジを
溶接固定し、このフランジを電子回路を実装した筐体に
固定するようにしているため、筐体内の電子回路にヘッ
ダの端子を半田付けにより接続した場合でも、応力はキ
ャップとレンズホルダーとの溶接部に加わることがなく
なり、長期間信頼性を維持できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す側断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す側断面図である。
【図4】従来例を示す側断面図である。
【図5】従来例の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 光電変換素子 2 ヘッダ 3 キャップ 4 光透過用窓 5 透明板 6 非球面レンズ 7 金属鏡筒 8 レンズホルダー 8a 溶接用孔 9 光ファイバコード 9a 素線部 10 フェルール 13 フランジ 14 孔 15 ボールレンズ 16 レンズホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−136387(JP,A) 特開 昭62−299091(JP,A) 実開 平2−108349(JP,U) 実開 平2−121706(JP,U) 実開 平3−103413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダに搭載された光電変換素子を覆う
    ように前記ヘッダに固定されたキャップをレンズホルダ
    ーに一端に溶接固定し、このレンズホルダー内に固定さ
    れた集光レンズを介して前記光電変換素子に光学的に結
    合される光ファイバーを保持したスリーブを前記レンズ
    ホルダー他端に溶接固定すると共に、前記光電変換素子
    に接続される電子回路を備えた筐体に固定するためのフ
    ランジを備える光結合器において、 前記フランジを前記キャップに固定して、前記フランジ
    を前記筐体に固定した後、前記ヘッダに加わる応力が前
    記キャップとレンズホルダーとの溶接固定部にかからな
    いようにしたことを特徴とする光結合器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光結合器において、 キャップの外周面にフランジを溶接固定したことを特徴
    とする光結合器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光結合器において、 キャップをヘッダに固定するために、該キャップに設け
    られた鍔部にフランジを溶接固定したことを特徴とする
    光結合器。
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