JP3322401B2 - セキュリティバッグ - Google Patents

セキュリティバッグ

Info

Publication number
JP3322401B2
JP3322401B2 JP50139993A JP50139993A JP3322401B2 JP 3322401 B2 JP3322401 B2 JP 3322401B2 JP 50139993 A JP50139993 A JP 50139993A JP 50139993 A JP50139993 A JP 50139993A JP 3322401 B2 JP3322401 B2 JP 3322401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
adhesive
opening
sheet material
indicating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50139993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07500300A (ja
Inventor
トドマン,ビクター
Original Assignee
シールド エア リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シールド エア リミテッド filed Critical シールド エア リミテッド
Publication of JPH07500300A publication Critical patent/JPH07500300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3322401B2 publication Critical patent/JP3322401B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/34End- or aperture-closing arrangements or devices with special means for indicating unauthorised opening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2401/00Tamper-indicating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明はバッグ、特にバッグの内容物に接近しようと
いう全ての試みが目視されるようにしたセキュリティバ
ッグに関する。
なお、本明細書の記述は本件出願の優先権の基礎たる
英国特許出願第9113981.6号の明細書の記載に基づくも
のであって、当該英国特許出願の番号を参照することに
よって当該英国特許出願の明細書の記載内容が本明細書
の一部分を構成するものとする。
銀行組織等において、例えば特定の額の金銭のような
貴重品を一つの部署から他部署に移送するためにバッグ
を使用することが知られている。このような組織によっ
て稼働されているシステムは、バッグがその途中で盗ま
れたかを確認することを容易とするものである。しかし
ながら、バッグがその途中で開封されそして中味のいく
らかが取除かれた後に再封止されたかを確認すること
は、通常、より困難である。このような問題に打勝つべ
く、バッグの内容物に接近したという全ての試みが目視
的に明らかとなるようにした変更−明示(tamper−evid
ent)バッグが提供されている。
典型的に、かかるバッグの壁部はバッグの内容物への
出入口を与える開口を有する部分を含むシート材料で形
成されている。バッグはバッグを閉じるために、開口を
有する部分上に支持されるべく配列された閉鎖部分を含
んでいる。閉鎖は閉鎖部分あるいは開口を有する部分を
横切って施されている高粘度接着剤のバンド手段によっ
て、例えば溶解状態から、あるいはテープの形態で行わ
れる。接着剤は感圧接着剤、および高温溶融熱可塑性プ
ラスチックを含む適当な接着剤、加硫シリコーンゴム接
着剤、アクリル系感圧接着剤等であってよい。
このような接着剤にはシート材料の表面に関して高い
初期粘度を有すること、および高い接着および粘着強度
を有することもまた要求される。閉鎖部分および開口を
有する部分を分離することによってバッグを開くという
試みの目視の指示をもたらすためには、接着剤は部分の
延伸ないしは破裂を引起すに足る強度でなければならな
い。望むなら、本出願人の英国特許明細書第2149381号
に記載の方法で破裂を示しその効果を強調するために、
閉鎖部分に穿孔を設けてもよい。
本出願人の英国特許出願第9008276.9号に記載された
加硫シリコーンゴム接着剤の場合を除き、セキュリティ
バッグの閉鎖に適する感圧接着剤は、閉鎖部分およびシ
ート材料の溶融点より低い軟化温度を有している。この
軟化温度は通常90〜100℃の範囲である。従って、部分
的に加熱することによってセキュリティバッグは開けら
れ、開けられたという何等の目視の指示をも伴なわずに
再封止され得る。また、非シリコーン接着剤は冷却によ
ってガラス状になり得る。このような冷却はフレオンの
ようなハロゲン化炭化水素を含有するエアゾール缶から
のスプレーの手段により行われ得る。かかるスプレーは
電気的接点をクリーニングする際に使用するよう意図さ
れており、広く利用可能である。結果的に、閉鎖部分を
局所的に冷却することによってバッグは開けられ、開け
られたという何等の指示をも伴なわずに再封止され得
る。
本出願人の欧州特許明細書第0396428号および英国特
許出願第9024177.9号はこのような変更明示(tampering
evident)を形成する方法を記載している。しかしなが
ら、そこに記載の方法は層分離の主観的評価あるいは印
刷品質の低落に依存している。それ故に変更の証拠に対
するバッグの検査は、銀行組織等に望まれているよりも
長い時間を必要とするかもしれない。
本発明は、バッグが加熱あるいは冷却の対象とされた
かを疑う余地なく決定する手段を取り入れたセキュリテ
ィバッグを提供せんとするものである。望ましくは、バ
ッグの閉鎖を加熱あるいは冷却によって開けようとした
試みがなされたか否かばかりでなく、用いられた方法を
も指示するものがもたらされる。用いられた接着剤が本
出願人の上記特許出願第9008276.9号に記載の加硫シリ
コーンゴム接着剤であるような場合においてさえも、指
示手段はバッグを開けようとした不成功な試みでさえも
検出されることを確実とするであろう。
発明の開示 本発明の第1の形態は、シート材料で形成されたバッ
グであって、バッグを形成する前記シート材料からなる
第1および第2の部分と、バッグの内部への出入りを可
能とする前記第1の部分にある開口と、前記第1の部分
に重ね合わせ可能に配され、前記第1および第2の部分
の一方と一体の閉鎖部分と、前記第1の部分と前記閉鎖
部分との重ね合わせにより前記開口をシールするよう配
された自由表面を有するバンドとして施された接着剤
と、熱にさらされるバッグの非可逆的可視指示をもたら
し、前記第1の部分と前記閉鎖部分とが重ね合わされた
場合に前記開口を覆うように配置されるか、あるいは前
記開口に隣接する前記第1の部分の少なくとも一部と、
前記閉鎖部分が前記第1および第2の部分の一方と一体
となる箇所から離れたその側方とに配置される少なくと
も1つの指示手段とを具え、この指示手段は前記接着剤
の軟化温度よりも低温で色が変化するように設定されて
いることを特徴とするものである。
本発明の第2の形態は、シート材料で形成されたバッ
グであって、バッグを形成する前記シート材料からなる
第1および第2の部分と、バッグの内部への出入りを可
能とする前記第1の部分にある開口と、バッグの横幅全
体に沿って前記シート材料に固定され、前記第1の部分
に重ね合わせ可能に配される閉鎖部分と、前記第1の部
分と前記閉鎖部分との重ね合わせにより前記開口をシー
ルするように配された自由表面を有するバンドとして施
された接着剤と、熱にさらされるバッグの非可逆的可視
指示をもたらし、前記第1の部分と前記閉鎖部分とが重
ね合わされた場合に前記開口を覆うように配置される
か、あるいは前記開口に隣接する前記第1の部分の少な
くとも一部と、前記閉鎖部分が前記シート材料に固定さ
れる箇所から離れたその側方とに配置される少なくとも
1つの指示手段とを具え、この指示手段は前記接着剤の
軟化温度よりも低温で色が変化するように設定されてい
ることを特徴とするものである。
本発明の第2の形態によるバッグにおいて、閉鎖部分
は、接着剤のバンドが施される透明なプラスチック基体
を具えているものであってよい。この場合、プラスチッ
ク基体は、接着剤によってシート材料に固定されるか、
あるいはシート材料に熱溶着されることができる。
接着剤のバンドの自由表面に取除き可能なカバースト
リップを設けることができる。
閉鎖部分または開口を有する第1の部分に対し、指示
手段を施すか、または付着することができる。
バッグの加熱または冷却によって、指示手段が相また
は状態の可視変化をもたらすものであってよい。従っ
て、指示手段は、バッグの通常の使用温度よりも高い
か、あるいは低い温度で色が変わるようにされているも
のであってよい。
指示手段は、温度指示ペイント,温度指示インク,温
度指示ラベル,感熱紙,熱溶融クレヨンおよび熱的色変
化クレヨンを具えたグループから選択される1つの温度
指示体を含むことができる。
指示手段は、シート材料に模様またはデザインとして
用いられるものであってよい。
図面の簡単な説明 発明のより良き理解のため、および本発明がどのよう
にして作用するかを示すため、例示としてのみ以下の図
面が参照されるであろう。
第1図は本発明の第1実施例による開かれたセキュリ
ティバッグの概略正面図、 第2a図はバッグが開かれているときの第1図のバッグ
の一部の概略拡大断面図、 第2b図はバッグが閉じられているときの第1図のバッ
グの一部の概略断面図、 第3a図および第3b図は第1図のバッグの変形例のそれ
ぞれ開および閉時の概略断面図、 第4図は本発明の第2の実施例のバッグの一部の概略
断面図、 第5図は付加された光学保障的特徴を示す第4図のバ
ッグの変形例の概略断面図、および 第6図は典型的な生産工程中における本発明の第1実
施例の開いた時のバッグ先鋒部の断面図である。
最良の実施形態 第1図および第2図を参照するに、バッグはポリチレ
ンあるいはポリプロピレンのような柔軟な熱可塑性プラ
スチックのシート材料の単一のストリップ1が、第1部
分3および第2部分4を形成すべく折線2に横方向に沿
って折畳まれて形成されている。熱可塑性シート材料は
好ましくは透明、部分的に透明あるいは半透明、もしく
は不透明と透明との組合わせであり、変更の証拠を見る
のをより容易にしている。折畳まれた部分3および4
は、それらの部分の縦縁および横縁の各々に平行でかつ
近接して延在する領域5において熱溶着され、封筒状の
バッグ6を生ぜしめている。ここにおいて第2部分4が
第1部分3よりも長い。第2部分4はフラップ7の形態
の閉鎖部分を有している。フラップ部分7は少なくとも
半透明であり、より好ましくは透明である。
フラップ部分7により近いバッグ6の端領域には、ス
リット8の形態の開口線がその各端を容着領域5で終了
しつつ第1部分3を横切って延在している。スリット8
がバッグ6への内容物の出入口をもたらしている。フラ
ップ部分7上には接着剤バンド9が設けられている。第
1部分と閉鎖部分とを分離することによりバッグを開け
ようとするかなる試みも閉鎖部分および/または第1部
分の延伸あるいは破裂と帰するように、接着剤は高い粘
着および接着強さを有する高粘度接着剤でなければなら
ないけれども、接着剤の選択は制限されず、かつ上述の
全てを含むことができる。接着剤は溶融状態からあるい
はテープの形態で施すことができる。第2a図からわかる
ように、バッグが開かれたときに接着剤9の自由表面を
覆うために、取除き可能なカバーストリップ10が設けら
れている。加熱あるいは冷却を受けたときに、色、相あ
るいは状態の変化を示す物質からなるバンドを備える指
示手段11がフラップ部分7上に設けられており、接着剤
9でもって覆われている。この指示手段11はフラップ部
分7を介して目視可能である。
セキュリティバッグの使用に際しては、バッグ内に保
持される物品はスリット8を介して導入される。それか
ら、カバーストリップ10が接着剤9から取除かれ、フラ
ップ部分7が第1部分3上に折畳まれる。このときの折
線は溶着領域5の横方向に、延在部の基端部に近接して
存在する。フラップ部分7の折線に対する接着剤層9の
配置は、フラップ部分7が第1部分3上にもたらされた
ときに、フラップ部分7の接着剤9を担持している部分
がスリット8にまたがり、その結果、スリット8上に前
記接着剤9が完全に横たわるようにされている。かく
て、スリット8は完全にシールされ、バッグ6の内部へ
のいかなる出入口をも存在しない(第2b図参照)。第1
部分3のスリット8に隣接する部分は、接着を補助する
ために、あらかじめコロナ放電を受けていることが有利
である。指示手段11は横方向の溶着領域5から離れたス
リット8に隣接する第1部分3のその部分の上に少なく
とも横たわっている。もし望むなら、フラップ部分7は
ミシン目13の手段によって取外されるレシート部12を含
んでもよい。
指示手段11の性質は制限されず、指示手段は例えば
(サーレイ(Surrey)、チーム(Cheam)のシンセチッ
ク アンド インダストリアル フィニッシャ社(Synt
hetic and Industrial Finishers Ltd)によって供給さ
れているサーモインデックス(Thermindex)O/G 87のよ
うな)温度指示ペイント、あるいは温度指示インク、温
度指示ラベルE1、ないしはNE1、あるいはサウス ウィ
ラル(South Wirral)、バートン(Burton)のサーモグ
ラフィック社(Thermographics Ltd)によって供給され
ている「色変化(Colour Change)」および「熱溶融(T
hermal Melt)」クレヨンのような他の温度指示材料を
備えていてもよい。カンザキ ラベル テクノロジー社
(Kanzaki Label Technologies)、リコー社(Ricoh Lt
d)およびアーモア社(Armour Ltd)から(後者からは
部品番号479およびF 52 622として)市販されているよ
うな熱伝プリンティングラベル、およびファクシミリお
よび熱コピー機に対して用いられるような感熱紙もまた
適している。
商標「RIVATAC T5206」および「RIVATAC AT231/67H
G」の下に販売されているような被膜紙(coated pape
r)および被膜フィルム(coated film)もまた適してお
り、このような紙およびフィルムの被膜材料はスコット
ランド、キルバーチャン(Kilbarchan)のスミス アン
ド マクローリン社(Smith & McLaurin Ltd)によっ
て、商標T902およびT903の下に販売されている。さら
に、感熱紙に含まれている染料は有利的に印刷インクに
導入され得る。温度指示ペイントおよびインク、温度指
示ラベルおよび紙は特定の温度で色を変化させることに
よって、加熱または冷却の目視できる指示をもたらす。
特定の温度は好ましくは接着剤の軟化温度より下、また
は接着剤がガラス状になる温度より上である。しかしな
がら、このような材料の色の変化は不可逆的であること
が必須である。有利的には、温度指示インクが模様また
はデザインの形態で、例えばインクジェットプリントの
技術によって、直接的に接着剤に施されてもよい。例え
ば熱溶融クレヨンの場合において、加熱または冷却の指
示が状態の変化によってもたらされたとき、一般的に相
または状態の変化は不可逆的であることが必要であろ
う。しかしながら、例えば固体から液体の状態への変化
によって指示がもたらされる場合、指示手段は模様また
はデザインとしてシート材料に、あるいは接着剤上に直
接的に施されてもよい。かくて、指示手段の固体から液
体状態への変化はいずれも施された模様またはデザイン
の破裂ないしはゆがみをもたらし、この指示体が再び固
化したものであっても、直ぐに判明する。
第3a図および第3b図を参照するに、ここでは第1図お
よび第2図のものに対応する部分が同一の参照番号で示
されており、指示手段が部分3の横方向溶着領域5から
離れた開口8に直ぐに隣接する少なくとも部分上に設け
られている。バッグが閉鎖された後は、接着剤9が開口
のスリット8および指示体11上に完全に横たわる。この
実施例では、接着剤9は、指示手段11がフラップ部分7
を介して目視できることを確実とするために、半透明ま
たは好ましくは透明でなければならない。
第4図を参照するに、ここでは第1図ないし第3図の
部分に対応する部分が同一参照番号を有し、開かれた状
態で示されているバッグ6は閉鎖部材14によってシール
され得る。閉鎖部材14は、少なくとも半透明、好ましく
は透明のプラスチック材料の基体15を備えている。この
基体15は第1の部分3の部分16の少なくとも一部にバッ
グの横幅一杯に沿い、かつ選択的に第2の部分4に接着
剤層9によって接着されている。取除き可能なカバース
トリップ10が、バッグへの填装の前に、閉鎖部材14が開
口8に隣接する第1の部分3に接着するのを防止してい
る。使用に際しては、バッグ内に保持される物品はスリ
ット8を介して入れられ、カバーストリップ10が取除か
れ、そして閉鎖部材14が完全にスリット上に横たわるこ
とによって開口8をシールする。カバーストリップ10の
取除きによって露出された接着剤9の自由表面は、基体
15を第1部分3,16に接着させる。指示手段11は、バッグ
がシールされたとき、指示手段が開口8または第1の部
分の少なくとも開口8に隣接し横方向の溶着領域5aから
離れた部分上に横たわる位置となるように、透明なプラ
スチック材料の基体15上に設けられている。指示手段11
は(例えばインクジェットプリンティングにより)接着
剤9に、または第1部分3のスリット開口8に隣接し溶
着領域5aから離れた部分に、同じく施されてもよい。
さらに、第4図の実施例の変形である第5図に特に示
されるように、安全的特徴がセキュリティバッグに導入
されてもよい。このような安全的特徴はまた第1図ない
し第3図の実施例にも導入され得る。
第5図において、閉鎖部材14は、エチルセルローズ
(ethyl cellulose)のような、不連続して弱く結合さ
れた接着剤層17と、エポキシセルローズアセテートプロ
ピオネート(epoxy cellulose acetate propionate)の
ような、強く結合された接着剤層18とを担持する、透明
なプラスチック材料の基体15を備えている。この層17お
よび18のおかげで、基体15を持上げることによりバッグ
6の内部へ接近しようとする全ての試みは、層17と整列
している層18の部分が部分3および4に接着したまま残
り、一方、層18の他の部分が基体15に接着して残ること
に帰する。これは引裂かれた層18によって構成される目
視できる模様の形成につながり、この模様は閉鎖部材を
再シールすることによっては抹消され得ない。可溶性の
透明ないしは半透明の染料が層19内に入れられ得る。層
20は高粘度接着剤を備えており、この中に指示手段11が
配置されている。しかしながら、指示手段11が層20に配
置されることは必須ではない。層21は任意の第2の接着
剤層であり、これはインクジェットプリンティング22を
担持している。
さて、第6図を参照するに、バッグは(適宜任意的に
プリントされた後の)熱可塑性シート材料の連続する長
手101を長手方向にJ字状に折畳むことによって作られ
ている。ここにおいて、バッグは第2の部分104の一部
に重ねられ、かつ第2の部分104のフラップ部分107をむ
き出しのまま残すように、102において、長手方向に折
畳まれた第1の部分103を含んでいる。第1の部分103は
長手方向に延在し参照番号105で示される熱シールによ
って、第2の部分104に熱シールされている。好ましく
は、フラップ部分107の長手方向に延在する領域、すな
わち熱シール105に概ね平行する領域は、その領域にお
ける接着特性を改善するためにコロナ放電(corona dis
charge)を受ける。高粘度の接着剤109がこの領域に施
されインクジェットプリント技術によりセキュリティコ
ードを任意的に設けた後、取除き可能なカバーストリッ
プ110によって覆われる。指示手段111は接着剤109を施
す前にフラップ部分107に施されてもよい。代わりに、
指示手段は領域113に概ね施されてもよい。113によって
概ね示された領域はその接着性を改善するためにコロナ
放電を受けてもよい。シート材料の連続する長手101
は、それからダブル熱シーリング装置を用いて横切って
切断される。このダブル熱シーリング装置は二対の熱シ
ーリングジョウ(jaw)を備え、このジョウの間に切断
刃が位置されている。かくて、シート材料は各々が熱シ
ールされた縁部を有する隣接する横向きの部分に切断さ
れる。これらの部分の各々は本発明によるバッグを構成
する。第4図および第5図によるバッグの生産に対して
も同様の方法が適用できるということが理解されよう。
閉鎖部材を望ましくは指示手段を導入するであろう既
製のテープとして適用することは特に有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 国際公開89/5761(WO,A1) 欧州特許出願公開396428(EP,A 1) 英国特許出願公開2202823(GB,A) 仏国特許出願公開2361074(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 33/34 B65D 27/30

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材料で形成されたバッグであって、
    バッグを形成する前記シート材料からなる第1および第
    2の部分と、バッグの内部への出入りを可能とする前記
    第1の部分にある開口と、前記第1の部分に重ね合わせ
    可能に配され、前記第1および第2の部分の一方と一体
    の閉鎖部分と、前記第1の部分と前記閉鎖部分との重ね
    合わせにより前記開口をシールするよう配された自由表
    面を有するバンドとして施された接着剤と、熱にさらさ
    れるバッグの非可逆的可視指示をもたらし前記第1の部
    分と前記閉鎖部分とが重ね合わされた場合に前記開口を
    覆うように配置されるか、あるいは前記開口に隣接する
    前記第1の部分の少なくとも一部と前記閉鎖部分が前記
    第1および第2の部分の一方と一体となる箇所から離れ
    たその側方とに配置される少なくとも1つの指示手段と
    を具え、この指示手段は前記接着剤の軟化温度よりも低
    温で色が変化するように設定されていることを特徴とす
    るバッグ。
  2. 【請求項2】シート材料で形成されたバッグであって、
    バッグを形成する前記シート材料からなる第1および第
    2の部分と、バッグの内部への出入りを可能とする前記
    第1の部分にある開口と、バッグの横幅全体に沿って前
    記シート材料に固定され前記第1の部分に重ね合わせ可
    能に配される閉鎖部分と、前記第1の部分と前記閉鎖部
    分との重ね合わせにより前記開口をシールするよう配さ
    れた自由表面を有するバンドとして施された接着剤と、
    熱にさらされるバッグの非可逆的可視指示をもたらし、
    前記第1の部分と前記閉鎖部分とが重ね合わされた場合
    に前記開口を覆うように配置されるか、あるいは前記開
    口に隣接する前記第1の部分の少なくとも一部と、前記
    閉鎖部分が前記シート材料に固定される箇所から離れた
    その側方とに配置される少なくとも1つの指示手段とを
    具え、この指示手段は前記接着剤の軟化温度よりも低温
    で色が変化するように設定されていることを特徴とする
    バッグ。
  3. 【請求項3】前記閉鎖部分は、前記接着剤のバンドが施
    される透明なプラスチック基体を具えていることを特徴
    とする請求の範囲第2項に記載のバッグ。
  4. 【請求項4】前記プラスチック基体は、前記接着剤によ
    って前記シート材料に固定されていることを特徴とする
    請求の範囲第3項に記載のバッグ。
  5. 【請求項5】前記プラスチック基体は、前記シート材料
    に熱溶着されていることを特徴とする請求の範囲第3項
    に記載のバッグ。
  6. 【請求項6】前記接着剤のバンドの前記自由表面には、
    取除き可能なカバーストリップが設けられていることを
    特徴とする請求の範囲第1項から第5項の何れかに記載
    のバッグ。
  7. 【請求項7】前記指示手段は、前記閉鎖部分に施される
    か、または付着されていることを特徴とする請求の範囲
    第1項から第6項の何れかに記載のバッグ。
  8. 【請求項8】前記指示手段は、前記開口を有する前記第
    1の部分に施されるか、または付着されていることを特
    徴とする請求の範囲第1項から第7項の何れかに記載の
    バッグ。
  9. 【請求項9】前記指示手段は、バッグの加熱によって相
    または状態の可視変化をもたらすことを特徴とする請求
    の範囲第1項から第8項の何れかに記載のバッグ。
  10. 【請求項10】前記指示手段は、バッグの冷却によって
    相または状態の可視変化をもたらすことを特徴とする請
    求の範囲第1項から第9項の何れかに記載のバッグ。
  11. 【請求項11】温度指示ペイント,温度指示インク,温
    度指示ラベル,感熱紙,熱溶融クレヨンおよび熱的色変
    化クレヨンを具えたグループから選択される1つの温度
    指示体を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第
    10項の何れかに記載のバッグ。
  12. 【請求項12】前記指示手段は、前記シート材料に模様
    またはデザインとして施されれていることを特徴とする
    請求の範囲第1項から第11項の何れかに記載のバッグ。
  13. 【請求項13】前記指示手段は、バッグの通常の使用温
    度よりも高い温度で色が変わるようにされていることを
    特徴とする請求の範囲第9項に記載のバッグ。
JP50139993A 1991-06-28 1992-06-24 セキュリティバッグ Expired - Fee Related JP3322401B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9113981,6 1991-06-28
GB919113981A GB9113981D0 (en) 1991-06-28 1991-06-28 Improvements in or relating to bags
PCT/GB1992/001142 WO1993000269A1 (en) 1991-06-28 1992-06-24 Security bags

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07500300A JPH07500300A (ja) 1995-01-12
JP3322401B2 true JP3322401B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=10697490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50139993A Expired - Fee Related JP3322401B2 (ja) 1991-06-28 1992-06-24 セキュリティバッグ

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP0591326B1 (ja)
JP (1) JP3322401B2 (ja)
AT (1) ATE169880T1 (ja)
AU (1) AU2153292A (ja)
CA (1) CA2112364A1 (ja)
DE (1) DE69226702T2 (ja)
DK (1) DK0591326T3 (ja)
ES (1) ES2121858T3 (ja)
FI (1) FI935872A (ja)
GB (1) GB9113981D0 (ja)
IE (1) IE922077A1 (ja)
NO (1) NO934847L (ja)
WO (1) WO1993000269A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2270857B (en) * 1992-09-04 1996-11-13 Antony Brian Jennings Tamperproof container
NZ291083A (en) * 1994-08-02 1999-04-29 Sealed Air Corp Substituted Un Tamper evident seal: ink layer between strip and adhesive visibly delaminates upon seal forcing or cooling below breakdown temperature
US5631068A (en) * 1994-08-02 1997-05-20 Trigon Packaging Corporation Self-containing tamper evident tape and label
DE29511385U1 (de) * 1995-07-14 1995-10-12 Stausberg, Gregor, 42781 Haan Datensichere Briefsendung
US6270256B1 (en) * 1997-04-07 2001-08-07 Sealed Air Corporation Tamper evident bag
GB2346363A (en) * 1999-02-05 2000-08-09 Learoyd Packaging Ltd Security bag with a heat sensitive tamper evident seal
US6264033B1 (en) 1999-07-09 2001-07-24 Sealed Air Corporation Article with improved tamper evidence
US6431752B1 (en) 1999-11-23 2002-08-13 Jonathan Diplock Plastic coin transport bag
US6190043B1 (en) * 1999-11-23 2001-02-20 Jonathan Diplock Front opening plastic secure package with false panel
DE20117026U1 (de) * 2001-10-17 2003-02-27 Debatin Anton Gmbh Sicherheitsbeutel mit integrierten Wirkungsanzeigen
DE10306576A1 (de) * 2003-02-17 2004-08-26 Quiss Gmbh Identifizierungsvorrichtung
US20060234014A1 (en) * 2005-04-14 2006-10-19 Liu Yaoqi J Patterned adhesives for tamper evident feature
FR2885724B1 (fr) * 2005-05-13 2007-07-06 Moulac Jean Louis Le Dispositif permettant de securiser et de garantir l'authenticite d'un objet ou d'un document et/ou d'assurer l'inviolabilite d'un emballage
DE102013011227A1 (de) * 2013-07-05 2015-01-22 Harald Misch SlCHERHEITS BEUTEL
DE102017002941A1 (de) 2017-03-27 2018-09-27 Anton Debatin GmbH Werk für werbende Verpackung Sicherheitsbeutel aus Kunststoff

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2361074A1 (fr) * 1976-08-13 1978-03-10 Rosel Claude Vignette pour la surveillance des produits congeles
GB2202823B (en) * 1987-03-24 1990-10-31 Mardon Wrappings Ltd Improvements in or relaring to containers
SE8705114L (sv) * 1987-12-21 1989-06-19 Axel Larsson Saett att kontrollera att en foerpackning aer obruten
GB8910242D0 (en) * 1989-05-04 1989-06-21 Lawson Mardon Cambridge Ltd Improvements in or relating to bags
GB9011457D0 (en) * 1990-05-22 1990-07-11 Amblehurst Ltd Tamper indicating security tape

Also Published As

Publication number Publication date
GB9113981D0 (en) 1991-08-14
DE69226702T2 (de) 1999-04-08
IE922077A1 (en) 1992-12-30
AU2153292A (en) 1993-01-25
CA2112364A1 (en) 1993-01-07
WO1993000269A1 (en) 1993-01-07
DE69226702D1 (de) 1998-09-24
EP0591326A1 (en) 1994-04-13
DK0591326T3 (da) 1999-08-16
NO934847D0 (no) 1993-12-27
EP0591326B1 (en) 1998-08-19
FI935872A0 (fi) 1993-12-27
FI935872A (fi) 1993-12-27
JPH07500300A (ja) 1995-01-12
ATE169880T1 (de) 1998-09-15
ES2121858T3 (es) 1998-12-16
NO934847L (no) 1993-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3322401B2 (ja) セキュリティバッグ
CA2377716C (en) Article with improved tamper evidence
US6196716B1 (en) Side seal tamper indicating bag
US7223015B2 (en) Tamper-evident closure
EP0515086B1 (en) Security bags and sealing means
US5584580A (en) Tamper-resistant envelope closure
NL9002418A (nl) Zak.
US6270256B1 (en) Tamper evident bag
US6267505B1 (en) Sealable security bag
EP0396428A1 (en) Tamper evident bag
US5399021A (en) Credit card holder
EP0773889B1 (en) Tamper evident seal and tape
GB2138396A (en) Bags with tamper indicators
US20230150744A1 (en) Packaging for Tobacco Industry Products
EP0259068A1 (en) Improvements in or relating to containers
WO2001004221A1 (en) Thermochromic ink composition, and article made therefrom
GB2202823A (en) Improvements in or relating to containers
GB2314830A (en) Tamper evident bag with wetting indication
GB1570782A (en) Methods of forming self-sealing bags or envelopes
PT8466U (pt) Saco aperfeicoado
ITMI20070349A1 (it) Processo per produrre nastri di sicurezza
NZ223908A (en) Security envelope

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees