JP3320994B2 - 面光源用パネル、面光源およびデータシンボル読み取り装置 - Google Patents

面光源用パネル、面光源およびデータシンボル読み取り装置

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JP3320994B2
JP3320994B2 JP29452096A JP29452096A JP3320994B2 JP 3320994 B2 JP3320994 B2 JP 3320994B2 JP 29452096 A JP29452096 A JP 29452096A JP 29452096 A JP29452096 A JP 29452096A JP 3320994 B2 JP3320994 B2 JP 3320994B2
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修三 瀬尾
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面光源用パネル、
面光源およびデータシンボル読み取り装置に関し、特
に、照明の均一輝度化に有効な面光源用パネル、面光源
およびデータシンボル読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、面光源用パネルは、均一輝度の照
明光を発する手段として、面光源等に用いられている。
面光源(例えば平面冷陰極管光源(平面蛍光ランプ))
は、例えば水銀蒸気およびアルゴンガスの混合ガスを封
入したガラス容器内に、一対の放電電極(冷陰極型放電
電極等)等を配置して構成されており、面状の均一なグ
ロー放電により発光する。前記ガラス容器は、平面状
(板状)の前面ガラスパネル、平面状(板状)の背面ガ
ラスパネル、枠ガラスおよび排気管により構成されてい
る。枠ガラスは、前面ガラスパネルと背面ガラスパネル
の間に配置され、この枠ガラスがスペーサとなり、前記
混合ガスを封入する所定の空間が形成される。形成され
た所定の空間には、排気管により、真空排気や混合ガス
の封入がなされる。前記前面ガラスパネルおよび背面ガ
ラスパネルの内面には、演色性のよい3波長蛍光体、例
えば、青、緑、赤の各蛍光体の蛍光膜が形成され、所定
電圧が放電電極に印加されると、面光源が点灯し、前記
ガラス容器から光が照射される。面光源として利用する
面は、蛍光膜が形成されているガラスパネルであり、蛍
光体が面全体に均一に塗布されていることにより照射光
の輝度が均一化され、塗布される蛍光体の種類やその塗
布密度に応じて輝度も調整できる。
【0003】このような面光源は、均一輝度かつ高輝度
の照明を与える手段として非常に有効であるが、放電管
を利用するが故、寿命が2000〜3000時間と非常
に短命であるという欠点を有している。
【0004】また、このような面光源は、放電電極や排
気管等を有し、さらには面光源の外部に面光源の放電動
作に必要な回路を設置するなど構造が複雑であるという
欠点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発光
面の輝度を均一化でき、かつ構造が簡素である面光源用
パネルを提供し、さらに当該面光源用パネルを備えた面
光源およびデータシンボル読み取り装置を提供すること
にある。
【0006】
【発明を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)の発明により達成される。
【0007】(1) 蛍光体を配合したファイバを複数
本束ね、これらを光透過性材料よりなる結合材で結合
し、ファイバの端面と結合材とからなる光出射面を有す
ることを特徴とする面光源用パネル。
【0008】(2) 前記結合材は、屈折率が前記ファ
イバより小さい材料からなる上記(1)に記載の面光源
用パネル。
【0009】(3) 前記光出射面を有する面発光部を
有し、該面発光部の周囲に光透過性材料よりなる枠部が
設けられている上記(1)または(2)に記載の面光源
用パネル。
【0010】(4) 前記ファイバの束は、発光スペク
トルが異なる蛍光体を各々配合した複数種のファイバを
集合させたものである上記(1)ないし(3)のいずれ
かに記載の面光源用パネル。
【0011】(5) 前記ファイバの束は、前記光出射
面全体に渡ってほぼ同一の発光色を呈するように、各々
異なる蛍光体が配合された前記ファイバを配列してなる
ものである上記(4)に記載の面光源用パネル。
【0012】(6) 前記結合材にも、蛍光体が配合さ
れている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の面
光源用パネル。
【0013】(7) 前記蛍光体は、ペリレン系有機蛍
光体である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の
面光源用パネル。
【0014】(8) 光の入射部を有し、該入射部およ
び前記光出射面を除く部分に反射面を有する上記(1)
ないし(7)のいずれかに記載の面光源用パネル。
【0015】(9) 前記入射部が、前記各ファイバの
前記光出射面と反対側の端面に形成されている上記
(8)に記載の面光源用パネル。
【0016】(10) 前記入射部が、前記各ファイバの
長手方向と平行な位置に形成されている上記(8)に記
載の面光源用パネル。
【0017】(11) 前記入射部が複数設けられている
上記(8)ないし(10)のいずれかに記載の面光源用パ
ネル。
【0018】(12) 上記(1)ないし(11)のいずれ
かに記載の面光源用パネルと、前記面光源用パネルに光
を照射する光源と、を備えることを特徴とする面光源。
【0019】(13) 前記光源は、白色光源である上記
(12)に記載の面光源。
【0020】(14) 上記(12)または(13)に記載の
面光源と、撮像素子と、読み取り面上のデータシンボル
の像を前記撮像素子の受光面に結像する結像光学系と、
を備えることを特徴とするデータシンボル読み取り装
置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の面光源用パネル、
面光源およびデータシンボル読み取り装置を、添付図面
に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1には、本発明の面光源用パネルの一例
を示す斜視図が示され、図2には、当該面光源用パネル
1のA−A線断面図が示されている。また、図3には、
当該面光源用パネル1に用いられるファイバ11の斜視
図が示され、図4には、ファイバ11の配列の一例が示
されている。
【0023】面光源用パネル1は、複数の同じ長さのフ
ァイバ11を並設し、並設されたファイバ11の集合体
(束)を、光透過性材料よりなり、ファイバ11より屈
折率の小さい結合材12で結合、固定してなる面発光部
13からなる。
【0024】面光源用パネル1の形状は、特に限定され
ないが、ファイバ11の集合体(束)の端面が一対の対
向する面を結合材12と共に構成するように配置され、
結合材12により結合、固定されたものが好ましい。具
体的な面光源用パネル1の形状としては、例えば、直方
体、円柱体、円盤形状体等が挙げられるが、用途が広
く、利用性に優れるという点で直方体が好ましく用いら
れる。
【0025】この直方体の面光源用パネル1は、各々の
面が発光面となるが、ファイバ11の集合体の端面が構
成要素となる面を光出射面5として用いるのが好まし
い。ファイバ11と結合材12との屈折率の違いから、
ファイバ11に光伝送特性(指向性)が生じるため、フ
ァイバ11の集合体の端面から出射する光量が他の部分
より多く、輝度が大きいからである。
【0026】前記ファイバ11は、図3に示すように円
柱状の形状を有している。前記ファイバ11の基材とし
ては、特に限定されないが、二酸化珪素、多成分ガラ
ス、フッ化ガラス、重金属ガラス、プラスチック(ポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリプロピ
レン、フッ素系ポリマー等)等が挙げられる。特に、機
械的強度に優れ、光の伝送損失が小さいポリメチルメタ
クリレートが好ましく用いられる。
【0027】前記ファイバー11は、前記基材に蛍光体
113が配合されて形成されている。当該蛍光体113
は、所定の波長域の光(励起光)を吸収し、所定の波長
域の蛍光光を等方的に発する。この作用は、面光源用パ
ネル1の発光色および発光輝度の均一化に寄与する。
【0028】前記ファイバ11としては、所望の蛍光体
113が配合されたものを面光源用パネル1に用いるこ
とができる。
【0029】例えば、 同じ発光スペクトルを有する蛍光体113を配合して
形成された1種のファイバ11のみ
【0030】異なる発光スペクトルを有する複数種の
蛍光体113を配合して形成された1種のファイバ11
のみ
【0031】異なる発光スペクトルを有する蛍光体1
13を各々配合して形成された複数種のファイバ11の
ようなファイバ11の集合体が用いられる。
【0032】面光源用パネル1は、ファイバ11に配合
される蛍光体113に応じて各種発光色を呈することが
できるが、特に白色光を呈するようにしたい場合には、
上記またはのファイバ11の集合体を用いて面光源
用パネル1(面発光部13)を構成すればよい。
【0033】前記において、例えば、3原色の発光ス
ペクトルを有する3種類の蛍光体113が配合された1
種のファイバ11を集合させて面発光部13を構成すれ
ば、面発光部13は、所定の光(波長)を照射する光源
を用いることによって白色光の発光が可能となる。
【0034】また、前記において、例えば、3原色の
発光スペクトルを有する蛍光体113を各々配合して形
成されたファイバ11を、所望の配列で集合させて面発
光部13を構成すれば、面発光部13の発光面からは、
所定の光(波長)を面発光部13に照射する光源を用い
ることによって白色光の発光が可能となる。
【0035】前記におけるファイバ11の配列の一例
が、図4に示される。図4に示すように、赤色系(発光
スペクトルのピーク波長が650nm)の蛍光体113が
配合されたファイバRと、緑色系(発光スペクトルのピ
ーク波長が556nm)の蛍光体113が配合されたファ
イバGと、青色系(発光スペクトルのピーク波長が44
0nm)の蛍光体113が配合されたファイバBとは、同
種のファイバ11が隣合わないように配列されている。
このようにファイバ11を配列することにより、面発光
部13の発光面からの発光は、発光領域に関係なくほぼ
同一の発光色にすることができる。
【0036】1本のファイバ11における前記蛍光体1
13の配合量は、1本のファイバ11の重量に対して
0.01〜0.06重量%であることが好ましく、0.
03〜0.06重量%であることがより好ましい。蛍光
材113の配合量が、0.01重量%未満の場合は、蛍
光体113の等方的に発光する作用が減少し、十分な輝
度の均一化が実現できない。一方、蛍光体113の配合
量が、0.06重量%を越えると光の伝送効率を損ね、
出射光量が減少する。
【0037】また、蛍光体113のファイバ11への配
合箇所は、ファイバ11中に均一に分散されることが好
ましい。このようにすることによって、輝度の均一化が
向上される。なお、蛍光体113は、ファイバ11の一
部分(例えば、長手方向の端の部分や端から外れた部
分)にのみ配合されてもよい。
【0038】ファイバ11の直径は、特に限定されない
が、0.1〜0.8mmが好ましく、0.2〜0.6mmが
より好ましい。
【0039】ファイバ11の長さは、特に限定されない
が、1〜15mmが好ましく、4〜10mmがより好まし
い。長さが、1mmより小さいと輝度の均一性が損なわれ
るものとなり、15mmより大きいと本発明の面光源用パ
ネルを用いた装置が大型となり好ましくない。
【0040】前記蛍光体113としては、特に限定され
ないが、ペリレン系有機蛍光体が好適に使用される。ペ
リレン系有機蛍光体には、その組成によって蛍光光のピ
ーク波長が種々変化し、例えば、赤色蛍光を呈するペリ
レン系有機蛍光体、緑色蛍光を呈するペリレン系有機蛍
光体、青色蛍光を呈するペリレン系有機蛍光体がある。
これらペリレン系有機蛍光体が各々配合されたファイバ
11の製品例としては、日本石油化学(株)製のオプテ
クトロンがある。
【0041】図5には、赤色蛍光を呈するオプテクトロ
ンOR、緑色蛍光を呈するオプテクトロンOG、青色蛍
光を呈するオプテクトロンOBの発光スペクトルが、縦
軸に発光強度、横軸に波長の座標軸で示される。発光ス
ペクトルの測定は、白色光灯下にて、蛍光体の配合濃度
が等しい、長さ1m 、直径1mmのファイバ11を用いて
行った。同図から、赤色蛍光を呈するオプテクトロンO
Rの発光ピーク波長は650nm、緑色蛍光を呈するオプ
テクトロンOGの発光ピーク波長は556nm、青色蛍光
を呈するオプテクトロンOBの発光ピーク波長は440
nmであることがわかる。これら赤色蛍光を呈するオプテ
クトロンOR、緑色蛍光を呈するオプテクトロンOG、
青色蛍光を呈するオプテクトロンOBは、前記にて用
いられる3原色のファイバ11として使用できる。
【0042】前記結合材12は、光透過性を有し、前記
ファイバ11より屈折率が小さい材料である。その具体
例としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ノ
ルボルネン樹脂、シリコーン樹脂、ポリオレフィン樹
脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。この結合材12で前
記ファイバ11の集合体を結合、固定することにより、
ファイバ11間には結合材12が充填される。つまり、
面光源用パネル1は、屈折率の大きいファイバ11が、
屈折率の小さい結合材12で覆われることにより、ファ
イバ11は光ファイバのコアとして、結合材12は光フ
ァイバのクラッドとして作用し、光ファイバのように所
定の光伝送特性を有することになる。
【0043】また、前記結合材12には、前記蛍光体1
13を配合して面光源用パネル1(面発光部13)を形
成することもできる。
【0044】面光源用パネル1の成形は、特に限定され
ないが、金型を用いた通常の射出成形方法によって行わ
れる。例えば、この成形(ファイバのインサート成形)
は、所定の金型に、前記ファイバ11の集合体を配置
し、溶融状態の前記結合材12を金型に注入することに
よって行われる。
【0045】このようにして得られる面光源用パネル1
(面発光部13)を構成する各面は、各々均一輝度の光
を発する面となる。
【0046】図6には、面発光部13(前記面光源用パ
ネル1)に枠部2を設けた面光源用パネル3の斜視図の
一例が示される。前記枠部2は、前記結合材12に用い
られるものと同じ材料で形成できる。また、この枠部2
にも、前記蛍光体113を配合することができる。
【0047】枠部2の成形は、結合材12と同じ材料で
枠部2を形成する場合、前記射出成形にて面発光部13
(面光源用パネル1)と枠部2との成形を同時に行い、
面光源用パネル3を成形することができる。結合材12
と異なる材料で枠部2を形成する場合は、形成された面
発光部13を金型の所定の位置に配置し、前記と同様に
射出成形すればよい。
【0048】このようにして得られる面光源用パネル
1、3は、均一輝度の光を出射できる部材となる。
【0049】図7〜9には、光の入射部4と光出射面5
とが設けられた前記面光源用パネル1の斜視図が示され
る。入射部4と光出射面5とを除く部分には、反射面6
が設けられている。反射面6には、図中斜線を施して示
す。
【0050】入射部4は、光を面光源用パネル1の内へ
導くための光の導入口であり、光出射面5は、入射部4
から入射された光を面光源用パネル1の外へ導くための
光の出口である。
【0051】この入射部4には、紫外線の入射防止のた
めに、例えば紫外線反射シートや紫外線吸収シート等の
紫外線除去手段(図示せず)を設けることができる。前
記ペリレン系有機蛍光体は、紫外線の照射によって劣化
するため、これらの紫外線除去手段を入射部4に設ける
ことにより、面光源用パネルの寿命を長期化することが
できる。
【0052】前記反射面6は、入射した光を反射するも
のであればよい。図7に示す面光源用パネル1は、ファ
イバ11の集合体の一方の端面が構成する面を入射部4
とし、他方の端面が構成する面を光出射面5とし、その
他の面に反射面6を設けている。
【0053】図8に示す面光源用パネル1は、ファイバ
11の集合体の一方の端面が構成する面を光出射面5と
し、ファイバ11の集合体の長手方向と平行な位置にあ
る面(複数の面であってもよい)を入射部4とし、その
他の面に反射面6を設けている。
【0054】図9に示す面光源用パネル1は、ファイバ
11の集合体の一方の端面が構成する面を光出射面5と
し、他方の端面が構成する面と、ファイバ11の集合体
の長手方向と平行な位置にある面(複数の面であっても
よい)とを入射部4とし、その他の面に反射面6を設け
ている。
【0055】このように、面光源用パネル1に入射部4
および光出射面5を設け、それらを除く部位に反射面6
を設けることによって、光出射面5以外に透過される光
を反射面6での反射によって光出射面5に向かわせるこ
とができる。したがって、面光源用パネル1での出射光
量のロスが減少され、それに伴い光出射面5の発光輝度
が増大される。
【0056】図10〜12には、光の入射部4と光出射
面5とが設けられた前記面光源用パネル3の斜視図が示
される。入射部4と光出射面5とを除く部分には、図7
〜図9の場合と同様に反射面6(図中斜線を施して示
す)が設けられている。
【0057】図10に示す面光源用パネル3は、ファイ
バ11の集合体の一方の端面が構成する面を入射部4と
し、他方の端面が構成する面を光出射面5とし、その他
の面(枠部2の表面)に反射面6を設けている。
【0058】図11に示す面光源用パネル3は、ファイ
バ11の集合体の一方の端面が構成する面を光出射面5
とし、ファイバ11の長手方向と平行な位置にある面
(複数面であってもよい)を入射部4とし、その他の面
に反射面6を設けている。
【0059】図12に示す面光源用パネル3は、ファイ
バ11の集合体の一方の端面が構成する面を光出射面5
とし、他方の端面が構成する面とファイバ11の長手方
向と平行な位置にある面(複数面であってもよい)とを
入射部4とし、その他の面に反射面6を設けている。
【0060】図10〜12の構成において、枠部2の入
射部4および/または光出射面5と同じ面に対し、その
全部または一部に反射面6が設けられていなくてもよ
い。このように、面光源用パネル3に入射部4、光出射
面5、および反射面6を設けた場合は、枠部2がある分
だけ(入射光の屈折回数が増える)、面光源用パネル1
に比べパネル内での光の散乱度合が増し、出射光の輝度
の均一化が向上する。例えば、図12に示すように、枠
部2の入射部4から入射した光は、所定の屈折を伴っ
て、直接、または反射面6を介して面発光部13に入射
し、発光体113を発光させることができる。
【0061】図13には、本発明の面光源の一例を示す
斜視図が示され、図14には当該面光源の斜視図中のB
−B線断面図が示される。
【0062】面光源8は、例えば前記面光源用パネル3
(前記面光源用パネル1を使用してもよい)と、その入
射部4に光を照射する光源部7とから構成されている。
前記光源部7は、光源71と光源の支持基材72とから
構成されている。 前記光源71としては、各種LE
D、各種蛍光灯、各種ハロゲンランプ(キセノンラン
プ、アルゴンランプ等)、水銀灯等が挙げられる。例え
ば、後述するようなデータシンボル読み取り装置9に用
いられる面光源8は、単色光源であれば十分であるが、
LCD等のバックライトとして用いる場合には白色光源
であることが好ましい。白色光源としては、例えば蛍光
灯、ハロゲンランプ、水銀灯が挙げられるが、これらの
光源71はフィラメントや放電管を用いるため寿命が短
いという欠点を有している。ここで図に示す光源71
は、前記短命という欠点を回避するために、蛍光灯、ハ
ロゲンランプ、水銀灯より寿命の長い複数のLEDを用
いて構成している。複数のLEDは、例えばカラーフィ
ルタの使用により、3原色である赤、緑、青の光を発す
るLEDであり、光源71全体として白色光を呈するよ
うに、支持基材72にマトリックス配置されている。こ
の配置は、前記図4で示したファイバ11の配列と同じ
くすることができる。
【0063】前記支持基材72は、特に限定されない
が、前記面光源用パネル1または3の入射部4の全面を
覆うものであればよく、その内面は、光源71の発する
光を反射する機能を有するものが好ましい。
【0064】次に、面光源8の作用について説明する。
面光源8は、基本的には、光源部7から発せられ、入射
部4に照射された光を、各ファイバ11を介して光出射
面5に伝送することにより発光する。このとき、所定の
臨界角を超えてファイバ11に入射した光は、ファイバ
11に接触する結合材12にて反射され、これを繰り返
して光出射面5に伝送される。一方、前記臨界角以内で
ファイバ11に入射した光は、ファイバ11を透過し結
合材12へ入射し、近隣のファイバ11に入射され、そ
の入射角に応じて反射、透過が繰り返される。ここで、
所定の波長域の光(励起光)は、ファイバ11に配合さ
れた蛍光体113に吸収され、当該蛍光体113が所定
の波長域の蛍光光を等方向に発する。この蛍光光も、前
記と同様に、所定の臨界角との関係で、光出射面5へ向
かったり、さらに結合材12を介して近隣のファイバ1
1へ入射して、そのファイバ11中に存在する蛍光体1
13の励起光となったりする。また、面発光部13から
一旦出た光でも、反射面6や支持基材72の内面に反射
されて、再び面発光部13内へ戻り、前記と同様の作用
を繰り返す。
【0065】このような結果、光出射面5からは、光源
部7から発せられ、各ファイバ11を介して伝送された
光と、各ファイバ11中の蛍光体113からの蛍光光と
が混合された光が出射される。
【0066】このような面光源8では、光の漏れがな
く、また、面光源用パネル1または3内での光散乱性が
増しているため、光出射面5から発する出射光の輝度は
高く、しかもその均一性にも優れている。
【0067】このような面光源8は、均一な輝度の照明
光を照射するものとして、種々の分野で利用することが
できる。例えば、データシンボル読み取り装置において
は、データシンボルの読み取り精度を高めるために、均
一輝度の照明光を読み取り領域に照射することが有効と
されており、光源に前記面光源8を利用することができ
る。
【0068】図15は、前記面光源8を用いたデータシ
ンボル読み取り装置9の実施例を示す斜視図、図16
は、図15中のC−C線断面図である。
【0069】図15および図16に示すように、データ
シンボル読み取り装置9は、手で把持する縦長の把持部
91と、その先端側(図16中上側)に形成されたヘッ
ド部92とで構成されたケーシング94を有する。
【0070】前記把持部91の前面(図16中左側)に
は、読み取り動作を開始するためのトリガースイッチ9
3が設置され、把持部91内には、読み取られたデータ
シンボルデータの情報処理を行う処理部100が設置さ
れている。
【0071】また、前記ヘッド部92内には、データシ
ンボル90の読み取り処理に必要な読み取り部20、照
明手段30、指標表示手段40等が設置されている。そ
して、ヘッド部92の先端部(図16中左側端部)に
は、防塵機能を有し、前記面光源(光源)8および指標
用光源(焦点距離を確認するための光源)401の発す
る光を透過する透過板50が設置されている。
【0072】透過板50は、面光源8および指標用光源
401から発せられる光を透過する透明の板であればよ
く、プラスチック板やガラス板が挙げられる。
【0073】前記読み取り部20は、撮像素子であるC
CD(Charge Coupled Device) 201と、シンボル読み
取り領域60の像をCCD201の受光面に結像するよ
うに導く撮像レンズ(結像光学系)202と、これらを
支持する図示しない支持部材とで構成されている。シン
ボル読み取り領域60は、前記CCD201の受光面に
像を結像できる領域である。
【0074】なお、本実施例では、シンボル読み取り領
域60は、データシンボル90に対して十分大きく設定
されている。
【0075】前記CCD201は、行列状に配置された
多数のフォトダイオード画素を有し、各画素のそれぞれ
が受光した光の光量に応じた電荷を蓄積し、この電荷を
所定時に順次転送するように構成されている。この転送
された電荷が、被写体像のアナログ画像信号とされる。
【0076】前記照明手段30は、前記シンボル読み取
り領域60を照明する機能を有している。この照明手段
30は、面光源8と、この面光源8から発せられた光を
読み取り面(照明領域がシンボル読み取り領域60とな
る)に照射するハーフミラー301とで構成される。
【0077】当該ハーフミラー301は、撮像レンズ2
02の光軸80上であって、CCD201と撮像レンズ
202との間(撮像レンズ202の後方)に配置されて
いる。そして、面光源8は、撮像レンズ202に対し、
CCD201と光学的に等価な位置に配置されている。
【0078】面光源8からの光の一部は、前記ハーフミ
ラー301で反射し、その反射光が、撮像レンズ202
を介しシンボル読み取り領域60の照明光とされる。
【0079】また、データシンボル読み取り装置9に
は、CCD201の受光面にデータシンボル90を結像
させるために必要な距離を認識するための指標表示手段
40が備えられている。
【0080】指標表示手段40は、指標用光源401
と、指標用光源401から発せられた光を集める指標用
レンズ402とから構成される。指標表示手段40によ
って投射された光は、シンボル読み取り領域60の近傍
に投射され指標光70とされる。この指標光70の焦点
を合わせることによって、データシンボル90をCCD
201の受光面にピント合わせすることができる。
【0081】図17は、データシンボル読み取り装置9
の処理部100の一例を示すブロック図である。
【0082】同図に示すように、処理部100は、主
に、CCD駆動回路101、増幅回路102、2値化回
路103、メモリ104、制御手段(CPU)105お
よびこれらの電気接続ラインで構成されている。
【0083】また、前記制御手段105には、面光源駆
動回路110、通信用ドライバ130およびトリガース
イッチ93等のスイッチ回路が接続され、さらに、必要
に応じ、LCD(液晶表示装置)またはCRTのような
表示装置120等が接続されている。また、通信用ドラ
イバ130には、データシンボル収集用のホストコンピ
ュータ140が接続されている。
【0084】図18は、読み取り対象とされるデータシ
ンボル90の構成例を示す図である。同図に示すよう
に、本実施例では、データシンボル90は、x行*y列
(x、yは、それぞれ2以上の整数)に配列された黒色
または白色(または透明)のモザイク(セル)で構成さ
れている。このモザイクの黒色または白色は、例えば2
進法における0または1を表し、この組み合わせにより
所望の情報が特定される。データシンボル読み取り装置
9では、データシンボル90を、シンボル読み取り領域
60内に位置づけて読み取りを行う。なお、データシン
ボル90は、図示のような構成のものに限定されないこ
とは言うまでもない。
【0085】このように、前記面光源8を備えたデータ
シンボル読み取り装置9は、均一輝度の照明をシンボル
読み取り領域に照射することができ、読み取り精度が向
上する。
【0086】以上、本発明の面光源用パネル、面光源お
よびデータシンボル読み取り装置を、図示の各実施例に
基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0087】例えば、上記実施例にて用いた蛍光体11
3は、有機系蛍光体であるが、無機系蛍光体であって
も、有機系蛍光体と無機系蛍光体との組み合わせでもよ
い。
【0088】また、ファイバの代わりに光ファイバを用
いることもできる。また、上記本発明の面光源用パネル
および面光源の用途は、上記データシンボル読み取り装
置に限定されるものではない。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の面光源用パ
ネルは、蛍光体が配合されたファイバを用いたことによ
り、ファイバに入射された所定の波長の光は蛍光体に吸
収され、所定波長の蛍光光が当該蛍光体から等方的に発
せられる。すなわち、本発明の面光源用パネルは、ファ
イバ中において、蛍光体が光の散乱性を増大させるた
め、簡素な構成で出射光の輝度の均一化が向上できる。
【0090】ファイバを結合、固定させる結合材に、屈
折率がファイバより小さい材料を用いることにより、フ
ァイバ中を伝送する光量を増やすことができる。つま
り、ファイバの端面側を光出射面として用いて、発光輝
度を増大できる。
【0091】また、面光源用パネルの外枠に光透過性材
料からなる枠部を設けることによって、面発光部への入
射光量を増加でき、したがって出射光量、すなわち発光
輝度の増大を図ることができる。
【0092】また、発光スペクトルが異なる蛍光体を各
々配合した所望の複数種のファイバを集合させて構成す
ることによって、出射光の発光色を調整できる。例え
ば、3原色の蛍光体を各々配合したファイバを所定の配
列で構成すれば、出射光を白色光とすることができる。
【0093】また、結合材にも蛍光体を配合すれば、出
射光の散乱度合いが増大でき、出射光の輝度をより均一
にすることができる。
【0094】また、面光源用パネルに光の入射部と光出
射面と前記入射部および前記光出射面を除く部分に反射
面とを設けることによって、出射光の輝度をより増大す
ることができ、かつ出射光の輝度の均一化も向上でき
る。
【0095】また、蛍光光の等方性により、上記入射部
は、各ファイバの集合体の一方の端面にも、各ファイバ
の長手方向と平行な位置にも設けることができ、設計の
幅が広がる。
【0096】入射部を複数設けることによって、光源か
らの光の入射機会が増え、出射光の輝度の増大が図られ
る。
【0097】前記面光源用パネルに光源を付設すること
によって、均一輝度の照明光を照射する面光源が得られ
る。
【0098】白色光源を用いることによって、面光源用
パネルの出射光も高輝度の白色光にすることができる。
【0099】また、面光源用パネルは、蛍光、すなわ
ち、1次光(励起光)の照明により2次光として発光す
るため、光源の非作動時には蛍光を生じず、よって、面
光源用パネルの寿命が長い。
【0100】特に、光源に寿命が比較的長い発光素子
(フィラメントや放電管を利用したものより寿命が長い
LED等)を使用することにより、面光源の寿命の長期
化に寄与する。
【0101】このような面光源を用いたデータシンボル
読み取り装置は、均一輝度の照明をシンボル読み取り領
域に照射することができるため、データシンボルの読み
取り精度が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図2】本発明の面光源用パネルの断面図である。
【図3】ファイバの斜視図である。
【図4】ファイバの配列の説明図である。
【図5】ファイバの発光スペクトルのチャートである
【図6】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図7】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図8】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図9】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図10】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図11】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図12】本発明の面光源用パネルの斜視図である。
【図13】本発明の面光源の斜視図である。
【図14】本発明の面光源の断面図である。
【図15】本発明のデータシンボル読み取り装置の斜視
図である。
【図16】本発明のデータシンボル読み取り装置の断面
図である。
【図17】処理部の一例を示すブロック図である。
【図18】データシンボルの説明図である。
【符号の説明】
1 面光源用パネル 11 ファイバ 12 結合材 13 面発光部 2 枠部 3 面光源用パネル 4 入射部 5 光出射面 6 反射面 7 光源部 71 光源 72 支持基材 8 面光源 9 データシンボル読み取り装置 91 把持部 92 先端部 93 トリガースイッチ 94 ケーシング 100 処理部 101 CCD源駆動回路 102 増幅回路 103 2値化回路 104 メモリ 105 CPU 110 面光源駆動回路 120 表示装置 130 通信用ドライバ 140 ホストコンピュータ 20 読み取り部 201 CCD 202 撮像レンズ 30 照明手段 301 ハーフミラー 40 指標表示手段 401 指標用光源 402 指標用レンズ 50 透過板 60 シンボル読み取り領域 70 指標点 80 撮像レンズの光軸 90 データシンボル R 赤色系の蛍光体が配合されたファイバ G 緑色系の蛍光体が配合されたファイバ B 青色系の蛍光体が配合されたファイバ OR 赤色蛍光を呈するオプテクトロン OG 緑色蛍光を呈するオプテクトロン OB 青色蛍光を呈するオプテクトロン A−A 断面線 B−B 断面線 C−C 断面線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 F21V 8/00 G02B 6/08 G06K 7/10 G02F 1/13357

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体を配合したファイバを複数本束
    ね、これらを光透過性材料よりなる結合材で結合し、フ
    ァイバの端面と結合材とからなる光出射面を有すること
    を特徴とする面光源用パネル。
  2. 【請求項2】 前記結合材は、屈折率が前記ファイバよ
    り小さい材料からなる請求項1に記載の面光源用パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記光出射面を有する面発光部を有し、
    該面発光部の周囲に光透過性材料よりなる枠部が設けら
    れている請求項1または2に記載の面光源用パネル。
  4. 【請求項4】 前記ファイバの束は、発光スペクトルが
    異なる蛍光体を各々配合した複数種のファイバを集合さ
    せたものである請求項1ないし3のいずれかに記載の面
    光源用パネル。
  5. 【請求項5】 前記ファイバの束は、前記光出射面全体
    に渡ってほぼ同一の発光色を呈するように、各々異なる
    蛍光体が配合された前記ファイバを配列してなるもので
    ある請求項4に記載の面光源用パネル。
  6. 【請求項6】 前記結合材にも、蛍光体が配合されてい
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の面光源用パネ
    ル。
  7. 【請求項7】 前記蛍光体は、ペリレン系有機蛍光体で
    ある請求項1ないし6のいずれかに記載の面光源用パネ
    ル。
  8. 【請求項8】 光の入射部を有し、該入射部および前記
    光出射面を除く部分に反射面を有する請求項1ないし7
    のいずれかに記載の面光源用パネル。
  9. 【請求項9】 前記入射部が、前記各ファイバの前記光
    出射面と反対側の端面に形成されている請求項8に記載
    の面光源用パネル。
  10. 【請求項10】 前記入射部が、前記各ファイバの長手
    方向と平行な位置に形成されている請求項8に記載の面
    光源用パネル。
  11. 【請求項11】 前記入射部が複数設けられている請求
    項8ないし10のいずれかに記載の面光源用パネル。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の面光源用パネルと、前記面光源用パネルに光を照射す
    る光源と、を備えることを特徴とする面光源。
  13. 【請求項13】 前記光源は、白色光源である請求項1
    2に記載の面光源。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の面光源
    と、 撮像素子と、 読み取り面上のデータシンボルの像を前記撮像素子の受
    光面に結像する結像光学系と、 を備えることを特徴とするデータシンボル読み取り装
    置。
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