JP3317117B2 - 焦電型赤外線センサ - Google Patents

焦電型赤外線センサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は焦電型赤外線セン
サに関し、特にたとえば、防犯装置などに組み込まれて
人間などを検知するために用いられる焦電型赤外線セン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】焦電体センサ素子の両面に電極を形成し
た焦電型赤外線センサが、人体からの赤外線エネルギー
を検出してライトを点灯するためのライトスイッチや、
警報を発する防犯装置などに用いられている。このよう
な焦電型赤外線センサでは、熱源の動きなどによる赤外
線エネルギーの変化に対応して、信号が出力される。し
かしながら、特に防犯装置などの分野において、誤動作
による警報が発せられることが問題となっている。この
ような誤報の原因としては、焦電型赤外線センサが人体
以外の赤外線エネルギーを検出し、それによって警報を
発することである。人体以外の赤外線エネルギー発生源
としては、たとえば小動物などの動く熱源、風などによ
る雰囲気温度のゆらぎ、太陽光や自動車のライトなどの
可視光の入射、温度の急激な変化などが考えられる。
【0003】これらの原因のうち、小動物などによる誤
報については、これを解決するためのいくつかの発明が
報告されている。また、可視光の入射については、たと
えば赤外線エネルギー入射部に設けられた赤外線透過窓
材の可視光の透過率を調整し、可視光の入射を制限する
方法がある。さらに、焦電型赤外線センサに形成される
電極をデュアル構成とすることにより、赤外線エネルギ
ーの急激な変化による誤報を低減する方法がある。
【0004】このようなデュアルタイプの焦電型赤外線
センサ1は、図9および図10に示すように、焦電体2
の一方面上に、2つの電極3a,3bが形成され、これ
らの電極3a,3bが細い電極4で接続されている。さ
らに、焦電体2の他方面上には、電極3a,3bと対向
するようにして、電極5a,5bが形成される。これら
の電極5a,5bから、赤外線エネルギーの変化に対応
した信号が得られる。焦電体2は、たとえば電極5a,
5b側から電極3a,3b側に向かって分極処理され
る。したがって、電極5a,5bからみると、焦電型赤
外線センサ1は、互いに逆向きに分極された2つの焦電
型赤外線センサを直列接続した構造になっている。
【0005】この焦電型赤外線センサ1に自動車のライ
トなどの光が入射すると、焦電体2の全面にほぼ同時に
光が照射される。そのため、電極3a,5a形成部およ
び電極3b,5b形成部に、ほぼ同時に電荷が発生す
る。しかしながら、この焦電型赤外線センサ1は、逆向
きに分極された2つの焦電型赤外線センサが直列接続さ
れた構造であるため、発生した電荷が相殺され、電極5
a,5bから信号が出力されない。雰囲気温度の急激な
変化についても、焦電体2の全体が同時に温度変化を受
けるため、自動車のライトなどと同様にして、電極5
a,5bから信号が出力されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】デュアルタイプの焦電
型赤外線センサは、2対の対向電極部分に同時に赤外線
エネルギーが与えられたときに、その出力信号が相殺さ
れる。しかしながら、2対の対向電極部分に、時間差を
もって赤外線エネルギーが与えられた場合、これらの対
向電極部分に電荷が発生するのに時間差が生じ、出力信
号が相殺されない。そのため、雰囲気温度のゆらぎなど
のように、ゆっくりとした温度変化に対しては、デュア
ルタイプの焦電型赤外線センサを用いても、誤動作が発
生しやすい。
【0007】このような誤動作を防ぐために、たとえば
出力信号が1回の場合には人体の検出とはみなさず、出
力信号が数回続いたときに人体を検出したとみなすパル
スカウント方式がある。これは、人体が動いた場合、焦
電型赤外線センサからの出力が1回だけであるというこ
とは考えにくく、1回の出力信号だけでは誤報であると
みなす方式である。
【0008】しかしながら、このようなパルスカウント
方式では、検出対象と誤報対象との区別を出力信号の数
で判定しているため、カウント数をいくつにすべきかの
設定が難しく、確実な方式とは言いがたい。また、パル
スカウントを行うための処理回路が必要となり、回路の
開発コスト、回路部品および組立費用、消費電流の増加
によるランニングコストなどの費用がかかり、さらに回
路を追加するためのスペースを確保するために検知ユニ
ットの大型化を招くことになる。これらのことから、検
知ユニットが高価になってしまうという問題がある。
【0009】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構造で、雰囲気温度のゆらぎなどによる誤動作を防
ぐことができる焦電型赤外線センサを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部から赤
外線エネルギーを入射するための赤外線入射窓を有する
ケースと、ケース内に収納され赤外線エネルギーを透過
する焦電体の両面に電極を形成した第1の焦電体センサ
素子と、ケース内に収納され焦電体の両面に電極を形成
した第2の焦電体センサ素子とを含み、第1の焦電体セ
ンサ素子が赤外線入射窓側に配置されるようにして第1
の焦電体センサ素子と第2の焦電体センサ素子とが積層
され、第1の焦電体センサ素子の2つの電極はいずれも
第2の焦電体センサ素子の2つの電極よりも大きく形成
されて、赤外線入射窓側からみて第2の焦電体センサ素
子の電極が第1の焦電体センサ素子の電極に隠れるよう
に配置され、かつ第1の焦電体センサ素子および第2の
焦電体センサ素子のそれぞれから出力が取り出される
ともに、第2の焦電体センサ素子の出力信号の大きさを
しきい値として第1の焦電体センサ素子の出力信号が検
出対象であるか誤報対象であるかを判別する、焦電型赤
外線センサである。
【0011】赤外線入射窓から入射された赤外線によっ
て、第1の焦電体センサ素子から信号が出力される。第
1の焦電体センサ素子は透過性があるため、赤外線が透
過し、第2の焦電体センサ素子に照射される。それによ
って、第2の焦電体センサ素子から信号が出力される
が、第1の焦電体センサ素子の赤外線透過率によって、
第2の焦電体センサ素子の出力信号の大きさが左右され
る。したがって、第1の焦電体センサ素子の赤外線透過
率を調整し、第1の焦電体センサ素子の出力信号と第2
の焦電体センサ素子の出力信号に差をつけておけば、雰
囲気温度のゆらぎなどのような小さい温度変化に対し
て、第2の焦電体センサ素子の出力信号を小さくするこ
とができる。それに対して、人体の動きなどによって大
きい赤外線エネルギーが入射されると、第2の焦電体セ
ンサ素子にも、あるレベル以上の赤外線エネルギーが与
えられ、比較的大きい出力信号が得られる。
【0012】第1の焦電体センサ素子と第2の焦電体セ
ンサ素子の出力信号に差をつけるために、第1の焦電体
センサ素子に形成される電極の大きさを調整することが
できる。そして、第2の焦電体センサ素子の電極形成部
分に、直接赤外線エネルギーが入射しないように、第2
の焦電体センサ素子の2つの電極が第1の焦電体センサ
素子の2つの電極に隠れるように配置される。また、第
1の焦電体センサ素子の厚みを調整したり、第1の焦電
体センサ素子の電極膜厚を調整したり、第1の焦電体セ
ンサ素子と第2の焦電体センサ素子との間の間隔を調整
してもよい。
【0013】このような構成とすることにより、第1の
焦電体センサ素子の電極によって、赤外線入射窓から入
射した赤外線の透過量が制限される。そのため、第2の
焦電体センサ素子に発生する電荷は、第1の焦電体セン
サ素子に発生する電荷より小さくなる。そして、第1の
焦電体センサ素子および第2の焦電体センサ素子のそれ
ぞれから出力を取り出すために、FETを用いたソース
フォロア回路を組み込み、そのゲートに第1の焦電体セ
ンサ素子および第2の焦電体センサ素子の出力信号を入
力することにより、入射した赤外線エネルギーの変化に
対応した信号がFETから出力される。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、雰囲気温度のゆらぎ
などに対して、第2の焦電体センサ素子からの出力信号
を非常に小さくすることができる。それに対して、人体
などを検出したときには、第2の焦電体センサ素子から
あるレベルの信号を出力させることができる。したがっ
て、第2の焦電体センサ素子の出力信号をしきい値信号
として利用し、誤報を防ぐことができる。この焦電体赤
外線センサでは、それ自体に検出対象と誤報対象とを比
較するためのしきい値信号を出力する機能を有するた
め、外部からのしきい値信号を用いる比較回路を必要と
しない。そのため、安価に焦電型赤外線センサを使用す
ることができる。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の焦電型赤外線セ
ンサの一例を示す斜視図であり、図2はその内部を示す
図解図である。焦電型赤外線センサ10は、ハーメチッ
クシールタイプのケース12を含む。ケース12内に
は、検出回路部14およびセンサ部16が納められる。
また、ケース12の上部には赤外線入射窓18が形成さ
れ、この赤外線入射窓18には窓部材20が取り付けら
れる。窓部材20は、たとえばシリコンやゲルマニウム
などの赤外線透過材料で形成される。さらに、ケース1
2の下部には、複数の外部端子22が延びるように形成
される。
【0017】センサ部16は、図3に示すように、第1
の焦電体センサ素子24と第2の焦電体センサ素子26
とを含む。第1の焦電体センサ素子24は、たとえば矩
形板状の焦電体28を含む。焦電体28の両面には、対
向する電極30,32が形成される。焦電体28は、赤
外線エネルギーを透過する強誘電性フィルムなどを用い
て形成される。このような強誘電性フィルムとしては、
たとえばポリフッ化ビニリデンやフッ化ビニリデン−3
フッ化エチレン共重合体などが用いられる。また、電極
30,32の材料としては、たとえばニッケル−クロム
合金などが用いられる。
【0018】第2の焦電体センサ素子26は、たとえば
矩形板状の焦電体34を含む。焦電体34の両面には、
対向する電極36,38が形成される。焦電体34は、
たとえばチタン酸ジルコン酸鉛などの、赤外線エネルギ
ーをほとんど透過しない材料を用いて形成される。もち
ろん、焦電体34の材料としては、チタン酸ジルコン酸
鉛などのセラミックに限らず、焦電体センサ素子24と
同様の強誘電性フィルムを用いることができる。電極3
6,38の材料としては、第1の焦電体センサ素子24
と同様に、ニッケル−クロム合金などが用いられる。
【0019】第1の焦電体センサ素子24と第2の焦電
体センサ素子26とは、積層するように配置される。そ
して、図4に示すように、第1の焦電体センサ素子24
が、赤外線入射窓18側に配置される。第1の焦電体セ
ンサ素子24の電極30,32間には、抵抗40が接続
される。さらに、電極30はFET42のゲートに接続
され、電極32は接地される。また、第2の焦電体セン
サ素子26の電極36,38間には、抵抗44が接続さ
れる。さらに、電極36はFET46のゲートに接続さ
れ、電極38は接地される。これらのFET42,46
は、ソースフォロア回路として用いられる。これらの抵
抗40,44およびFET42,46は、検出回路部1
4に形成され、FET42,46の各端子は外部端子2
2に接続される。
【0020】この焦電型赤外線センサ10では、赤外線
入射窓18の窓部材20を通して、赤外線が入射され
る。そして、その赤外線エネルギーによって、第1の焦
電体センサ素子24に電荷が発生し、この電荷によって
FET42から信号が出力される。赤外線の一部は第1
の焦電体センサ素子24を透過し、第2の焦電体センサ
素子26に達する。それによって、第2の焦電体センサ
素子26に電荷が発生し、この電荷によってFET46
から信号が出力される。
【0021】第1の焦電体センサ素子24と第2の焦電
体センサ素子26の出力信号を調整するため、たとえば
焦電体28に形成された電極30,32の大きさが、焦
電体34に形成された電極36,38より大きくなるよ
うに形成される。そして、赤外線入射窓18側からみ
て、電極36,38が電極30,32に隠れるように配
置される。したがって、赤外線入射窓18から入射した
赤外線は、第1の焦電体センサ素子24の電極30,3
2を通して、第2の焦電体センサ素子26の電極36,
38形成部分に与えられる。
【0022】第1の焦電体センサ素子24の電極30,
32によって、赤外線入射窓18から入射した赤外線の
透過量が制限されるため、第2の焦電体センサ素子26
に発生する電荷は、第1の焦電体センサ素子24に発生
する電荷より少ない。そのため、FET46の出力信号
は、FET42の出力信号より小さい。雰囲気温度のゆ
らぎなどのように小さい温度変化の場合、図5に示すよ
うに、第1の焦電体センサ素子24には電荷が発生し、
FET42から出力信号が得られる。しかしながら、第
2の焦電体センサ素子26に与えられる赤外線エネルギ
ーは小さく、FET46からはほとんど信号が出力され
ないか、出力されても非常に小さい信号である。
【0023】それに対して、人体の動きなどのような大
きい赤外線エネルギーが入射された場合、図6に示すよ
うに、第1の焦電体センサ素子24を透過して第2の焦
電体センサ素子26に達する赤外線エネルギーも大きく
なり、FET46から比較的大きい信号が出力される。
したがって、FET46の出力信号の大きさをしきい値
として、検出対象であるか誤報対象であるかを判別する
ことができる。しかも、第1の焦電体センサ素子24の
赤外線透過量を調整することによって、判別レベルを調
整することができる。
【0024】このように、この発明の焦電型赤外線セン
サ10は、それ自体で一定エネルギーの入射判別機能を
もっている。そのため、この焦電型赤外線センサ10を
防犯装置などに組み込む場合、一般的な信号処理回路で
行うような比較処理のように、外部からしきい値信号を
入力する必要がなく外部からのしきい値信号を用いる
来の比較回路部分をなくすことができる。したがって、
この焦電型赤外線センサ10を用いれば、小型で低価格
の防犯装置を得ることができる。
【0025】なお、第1の焦電体センサ素子24の赤外
線透過率を調整するための方法として、たとえば第1の
焦電体センサ素子24の焦電体28の厚みを調整する方
法がある。焦電体28を厚くするほど赤外線透過率は小
さくなる。しかしながら、焦電体28が厚すぎると、焦
電センサとしての性能が悪くなるので、適当な範囲内で
厚みがコントロールされる。
【0026】また、第1の焦電体センサ素子24の電極
30,32の厚みを調整してもよい。赤外線入射窓18
から入射された赤外線は、電極30,32を透過して第
2の焦電体センサ素子26に達するため、電極30,3
2の厚みを調整することにより、赤外線透過率を調整す
ることができる。この場合も、電極30,32の厚みは
感度に影響するので、感度に影響のない範囲で電極厚が
調整される。さらに、第2の焦電体センサ素子26の焦
電体34や電極36,38の厚みを調整し、その感度を
抑えるようにしてもよい。
【0027】さらに、第1の焦電体センサ素子24と第
2の焦電体センサ素子26の間隔を調整してもよい。赤
外線エネルギーの放射は、逆2乗の法則に従うことが知
られている。したがって、第1の焦電体センサ素子24
と第2の焦電体センサ素子26の間隔を広げることによ
り、逆2乗の法則にしたがって第2の焦電体センサ素子
26の感度が低くなる。そのため、この間隔を調整する
ことにより、第2の焦電体センサ素子26の出力を適当
な値に調整することができる。
【0028】なお、上述のように、第1の焦電体センサ
素子24および第2の焦電体センサ素子26として、焦
電体の両面に1対の電極を形成したものを使用した場
合、雰囲気温度のゆらぎなどに対しては、誤報を防ぐこ
とができるが、太陽光や自動車のライトなどの可視光に
対する誤報については防ぐことができない。このような
誤報を防ぐためには、図7に示すように、第1の焦電体
センサ素子24および第2の焦電体センサ素子26とし
て、デュアルタイプのものを用いればよい。このような
デュアルタイプの焦電体センサ素子を用いた場合におい
ても、2つの焦電体センサ素子を積層することによっ
て、雰囲気温度のゆらぎなどによる誤報を防ぐことがで
きる。
【0029】さらに、図8に示すように、第1の焦電体
センサ素子24および第2の焦電体センサ素子26とし
て、1つの焦電体に3対以上の電極を形成した焦電体セ
ンサ素子を用いることもできる。このような焦電体セン
サ素子を使用しても、可視光による誤報および雰囲気温
度のゆらぎなどによる誤報を防ぐことができる。これら
のデュアルタイプや複数対の電極を形成した焦電体セン
サ素子を使用する場合にも、第1の焦電体センサ素子2
4および第2の焦電体センサ素子26は重なり合うよう
に配置され、それらの電極形成部分も互いに重なりあう
ように配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の焦電型赤外線センサの一例を示す斜
視図である。
【図2】図1に示す焦電型赤外線センサの内部を示す図
解図である。
【図3】図1に示す焦電型赤外線センサのセンサ部を示
す図解図である。
【図4】図1に示す焦電型赤外線センサのセンサ部およ
び検出回路部の構成を示す図解図である。
【図5】雰囲気温度のゆらぎなどによる焦電型赤外線セ
ンサの出力信号を示す波形図である。
【図6】人体などを検出したときの焦電型赤外線センサ
の出力信号を示す波形図である。
【図7】デュアルタイプの焦電体センサ素子を使用した
例を示す図解図である。
【図8】複数対の電極を形成した焦電体センサ素子を使
用した例を示す図解図である。
【図9】従来の焦電型赤外線センサの一例としてのデュ
アルタイプ焦電体センサ素子を示す表面図である。
【図10】図9に示す従来の焦電型赤外線センサの裏面
図である。
【符号の説明】
10 焦電型赤外線センサ 12 ケース 14 検出回路部 16 センサ部 18 赤外線入射窓 24 第1の焦電体センサ素子 26 第2の焦電体センサ素子 42 FET 46 FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−190855(JP,A) 特開 平8−271333(JP,A) 特開 平6−323913(JP,A) 実開 昭59−131029(JP,U) 実開 昭55−101325(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 G01J 1/42 - 1/44 G01J 5/02 G01J 5/12 G01V 9/04 G08B 13/189 - 13/191 H01L 31/00 - 31/02 H01L 31/08 H01L 37/00 - 37/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から赤外線エネルギーを入射するた
    めの赤外線入射窓を有するケース、 前記ケース内に収納され、赤外線エネルギーを透過する
    焦電体の両面に電極を形成した第1の焦電体センサ素
    子、および 前記ケース内に収納され、焦電体の両面に電極を形成し
    た第2の焦電体センサ素子を含み、 前記第1の焦電体センサ素子が前記赤外線入射窓側に配
    置されるようにして前記第1の焦電体センサ素子と前記
    第2の焦電体センサ素子とが積層され、 前記第1の焦電体センサ素子の2つの電極はいずれも前
    記第2の焦電体センサ素子の2つの電極よりも大きく形
    成されて、前記赤外線入射窓側からみて前記第2の焦電
    体センサ素子の電極が前記第1の焦電体センサ素子の電
    極に隠れるように配置され、かつ 前記第1の焦電体センサ素子および前記第2の焦電体セ
    ンサ素子のそれぞれから出力が取り出されるとともに、
    前記第2の焦電体センサ素子の出力信号の大きさをしき
    い値として前記第1の焦電体センサ素子の出力信号が検
    出対象であるか誤報対象であるかを判別する、焦電型赤
    外線センサ。
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