JP3314740B2 - 移動用断路器 - Google Patents
移動用断路器Info
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- JP3314740B2 JP3314740B2 JP33559998A JP33559998A JP3314740B2 JP 3314740 B2 JP3314740 B2 JP 3314740B2 JP 33559998 A JP33559998 A JP 33559998A JP 33559998 A JP33559998 A JP 33559998A JP 3314740 B2 JP3314740 B2 JP 3314740B2
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- JP
- Japan
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- gantry
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B3/00—Apparatus specially adapted for the manufacture, assembly, or maintenance of boards or switchgear
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動用断路器に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、停電が発生したときの社会的な影
響が非常に大きくなってきており、長時間の停電は許容
されなくなってきている。このため、変電所などに設置
された機器の故障時の緊急対応用として、移動可能な台
車上に断路器を積載した移動用断路器が使用されてい
る。この移動用断路器においては、道路運送法などの法
規によって、移動時における台車に積載できる断路器の
高さ、幅および重量などが規制される。
響が非常に大きくなってきており、長時間の停電は許容
されなくなってきている。このため、変電所などに設置
された機器の故障時の緊急対応用として、移動可能な台
車上に断路器を積載した移動用断路器が使用されてい
る。この移動用断路器においては、道路運送法などの法
規によって、移動時における台車に積載できる断路器の
高さ、幅および重量などが規制される。
【０００３】このうち、高さ寸法については、断路器の
稼働時に必要な対地絶縁距離を確保すると、移動時の規
制条件を満足することができなくなる場合がある。この
ため、断路器の架台を高さ方向に上部架台と下部架台と
に二分割するとともに、台車を二台使用し、一方の台車
には断路器本体が載置された上部架台を積載し、他方の
台車には下部架台のみを積載して、それぞれ移動時にお
ける高さ寸法の制限条件を満足させるようにし、移動後
には、下部架台上に上部架台を載置して、断路器の稼働
時に必要な対地絶縁距離を確保するようにした移動用断
路器がある。
稼働時に必要な対地絶縁距離を確保すると、移動時の規
制条件を満足することができなくなる場合がある。この
ため、断路器の架台を高さ方向に上部架台と下部架台と
に二分割するとともに、台車を二台使用し、一方の台車
には断路器本体が載置された上部架台を積載し、他方の
台車には下部架台のみを積載して、それぞれ移動時にお
ける高さ寸法の制限条件を満足させるようにし、移動後
には、下部架台上に上部架台を載置して、断路器の稼働
時に必要な対地絶縁距離を確保するようにした移動用断
路器がある。
【０００４】図４〜図６はこの種の従来の移動用断路器
の一例を示すものである。図４は二分割された架台のう
ちの上部架台上に断路器本体を載置し、これらを一方の
台車に積載した移動時の状態を示すもので、（ａ）は側
面図、（ｂ）は正面図である。図４において、トラック
などの移動可能な一方の台車１５上には、上部架台１８
が積載される。上部架台１８の下面および台車１５の上
面には、ボルト穴１８ａおよびボルト穴１５ａがそれぞ
れ設けられており、上部架台１８はボルト穴１８ａ，１
５ａに挿入されたボルト１９によって、台車１５に取り
外し可能に固定される。
の一例を示すものである。図４は二分割された架台のう
ちの上部架台上に断路器本体を載置し、これらを一方の
台車に積載した移動時の状態を示すもので、（ａ）は側
面図、（ｂ）は正面図である。図４において、トラック
などの移動可能な一方の台車１５上には、上部架台１８
が積載される。上部架台１８の下面および台車１５の上
面には、ボルト穴１８ａおよびボルト穴１５ａがそれぞ
れ設けられており、上部架台１８はボルト穴１８ａ，１
５ａに挿入されたボルト１９によって、台車１５に取り
外し可能に固定される。
【０００５】上部架台１８の上面には、三相分の断路器
本体１が固着されるとともに、その側面には、三相分の
断路器本体１の開閉操作を一括して行う操作装置９が取
り付けられる。断路器本体１は上部架台１８の上面に固
着されたベース２と、ベース２の両端部に支持された固
定がいし３と、固定がいし３の頂部に配設された固定接
触子５と、ベース２の中央部に回転可能に支持された回
転がいし４と、回転がいし４の頂部に配設されたブレー
ド７と、ブレード７の両端部に固着され、固定接触子５
に接離する可動接触子６とから構成される。なお、この
場合、上部架台１８と断路器本体１を合わせた高さ寸法
は、移動時の規制条件を満足するように設定される。
本体１が固着されるとともに、その側面には、三相分の
断路器本体１の開閉操作を一括して行う操作装置９が取
り付けられる。断路器本体１は上部架台１８の上面に固
着されたベース２と、ベース２の両端部に支持された固
定がいし３と、固定がいし３の頂部に配設された固定接
触子５と、ベース２の中央部に回転可能に支持された回
転がいし４と、回転がいし４の頂部に配設されたブレー
ド７と、ブレード７の両端部に固着され、固定接触子５
に接離する可動接触子６とから構成される。なお、この
場合、上部架台１８と断路器本体１を合わせた高さ寸法
は、移動時の規制条件を満足するように設定される。
【０００６】一方、図５は二分割された架台のうちの下
部架台を他方の台車に積載した移動時の状態を示すもの
で、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。図５にお
いて、トラックなどの移動可能な他方の台車１４上に
は、下部架台１６が積載されるとともに、下部架台１６
の上面には、ボルト穴１６ａが設けられる。なお、この
場合、下部架台１６の高さ寸法は、移動時の規制条件を
満足するように設定される。
部架台を他方の台車に積載した移動時の状態を示すもの
で、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。図５にお
いて、トラックなどの移動可能な他方の台車１４上に
は、下部架台１６が積載されるとともに、下部架台１６
の上面には、ボルト穴１６ａが設けられる。なお、この
場合、下部架台１６の高さ寸法は、移動時の規制条件を
満足するように設定される。
【０００７】かかる移動用断路器において、故障時の緊
急対応として移動する場合には、二台の台車１４，１５
によって必要な場所へ移動させる。そして、移動後に、
稼働時の状態に組み替える。なお、図６は断路器の稼働
時の状態を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面
図である。稼働時の状態に組替えるときには、まず、台
車１５上の上部架台１８のボルト１９をゆるめて取り外
すことにより、架台１８を台車１５から取り外し可能に
する。次に、断路器本体１、操作装置９および架台１８
を一体にクレーンなどを用いて、台車１５から分離させ
る。次に、分離させた断路器本体１、操作装置９および
架台１８を、クレーンなどを用いて、台車１４上の下部
架台１６の上に載置する。次に、ボルト１９をボルト穴
１８ａ，１６ａに挿入して、上部架台１８と下部架台１
６を固定する。これにより、断路器本体１は必要な対地
絶縁距離が確保される。
急対応として移動する場合には、二台の台車１４，１５
によって必要な場所へ移動させる。そして、移動後に、
稼働時の状態に組み替える。なお、図６は断路器の稼働
時の状態を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面
図である。稼働時の状態に組替えるときには、まず、台
車１５上の上部架台１８のボルト１９をゆるめて取り外
すことにより、架台１８を台車１５から取り外し可能に
する。次に、断路器本体１、操作装置９および架台１８
を一体にクレーンなどを用いて、台車１５から分離させ
る。次に、分離させた断路器本体１、操作装置９および
架台１８を、クレーンなどを用いて、台車１４上の下部
架台１６の上に載置する。次に、ボルト１９をボルト穴
１８ａ，１６ａに挿入して、上部架台１８と下部架台１
６を固定する。これにより、断路器本体１は必要な対地
絶縁距離が確保される。
【０００８】この状態で、断路器本体１を開路操作する
場合には、回転がいし４を回動させれば、ブレード７も
これと一体に回動して、可動接触子６が固定接触子５か
ら開離されることにより、開路状態となる。また、閉路
操作する場合には、回転がいし４を逆方向に回動させ
て、可動接触子６を固定接触子５に接触させることによ
り、図６に示すような閉路状態になる。
場合には、回転がいし４を回動させれば、ブレード７も
これと一体に回動して、可動接触子６が固定接触子５か
ら開離されることにより、開路状態となる。また、閉路
操作する場合には、回転がいし４を逆方向に回動させ
て、可動接触子６を固定接触子５に接触させることによ
り、図６に示すような閉路状態になる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、移動
用断路器は、他の場所への移動時には、法規による車両
制限高さを満足させる必要があり、かつ、断路器稼働時
には、対地絶縁距離を確保する必要がある。したがっ
て、従来の移動用断路器は、移動時には、下部架台１６
と上部架台１８を分離することにより、断路器を分割
し、これらを二台の台車１４，１５にそれぞれ載させて
いた。このため、作業性が悪く、しかも二台の台車１
４，１５が必要となり、非経済的である。
用断路器は、他の場所への移動時には、法規による車両
制限高さを満足させる必要があり、かつ、断路器稼働時
には、対地絶縁距離を確保する必要がある。したがっ
て、従来の移動用断路器は、移動時には、下部架台１６
と上部架台１８を分離することにより、断路器を分割
し、これらを二台の台車１４，１５にそれぞれ載させて
いた。このため、作業性が悪く、しかも二台の台車１
４，１５が必要となり、非経済的である。
【００１０】そこで本発明は、断路器移動時に断路器本
体を架台の中に収納することにより、一台の台車に断路
器を積載することを可能にして、作業性および経済性の
向上を図ることを目的とする。
体を架台の中に収納することにより、一台の台車に断路
器を積載することを可能にして、作業性および経済性の
向上を図ることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明では、移動用断路
器において、断路器本体と、この断路器本体の三相分が
一括載置された台座と、前記断路器本体および前記台座
を内部に収納可能な架台と、この架台の上面に橋架さ
れ、前記断路器本体の相間方向あるいは極間方向に移動
可能な支持部材と、前記架台が積載された移動可能な台
車とを備える移動用断路器であって、前記断路器の移動
時には、前記支持部材が前記架台の端部側に位置して、
前記断路器本体および前記台座が前記架台内に収納さ
れ、前記断路器の稼働時には、前記支持部材が前記架台
の内部側に位置して、この支持部材上に前記台座が載置
されることにより、前記断路器本体が前記架台上に設置
されるようにする。
器において、断路器本体と、この断路器本体の三相分が
一括載置された台座と、前記断路器本体および前記台座
を内部に収納可能な架台と、この架台の上面に橋架さ
れ、前記断路器本体の相間方向あるいは極間方向に移動
可能な支持部材と、前記架台が積載された移動可能な台
車とを備える移動用断路器であって、前記断路器の移動
時には、前記支持部材が前記架台の端部側に位置して、
前記断路器本体および前記台座が前記架台内に収納さ
れ、前記断路器の稼働時には、前記支持部材が前記架台
の内部側に位置して、この支持部材上に前記台座が載置
されることにより、前記断路器本体が前記架台上に設置
されるようにする。
【００１２】上記移動用断路器においては、断路器の移
動時には、断路器本体を架台内に収納することにより、
一台の台車でも法規による車両制限高さを満足させるこ
とができ、断路器の稼働時には、断路器本体を架台上に
設置することにより、対地絶縁距離を確保することがで
きるので、作業性および経済性を向上させることができ
る。
動時には、断路器本体を架台内に収納することにより、
一台の台車でも法規による車両制限高さを満足させるこ
とができ、断路器の稼働時には、断路器本体を架台上に
設置することにより、対地絶縁距離を確保することがで
きるので、作業性および経済性を向上させることができ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１〜図３は本発明の移動用断路
器の実施の形態の一例を示すものである。図１は移動時
の状態を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図
である。また、図２はその架台の上部および支持部材の
詳細を示すものである。図１において、断路器本体１は
その三相分が一括して台座２１に載置される。すなわ
ち、三相分のベース２の両端部が二つの台座２１にそれ
ぞれ固着されることにより、断路器本体１の三相分が台
座２１に載置される。
器の実施の形態の一例を示すものである。図１は移動時
の状態を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図
である。また、図２はその架台の上部および支持部材の
詳細を示すものである。図１において、断路器本体１は
その三相分が一括して台座２１に載置される。すなわ
ち、三相分のベース２の両端部が二つの台座２１にそれ
ぞれ固着されることにより、断路器本体１の三相分が台
座２１に載置される。
【００１４】また、台車１４上に積載された架台１１
は、断路器本体１が台座２１に載置された状態で、これ
らが内部に収納可能な大きさに形成されるとともに、そ
の側面には、操作装置９が取り付けられる。架台１１の
下部および台座２１の下面には、ボルト穴１１ａおよび
ボルト穴２１ａがそれぞれ設けられており、断路器本体
１および台座２１が架台１１内に収納された状態で、ボ
ルト穴２１ａ，１１ａに挿入されたボルト１２によっ
て、台座２１が架台１１に固定される。
は、断路器本体１が台座２１に載置された状態で、これ
らが内部に収納可能な大きさに形成されるとともに、そ
の側面には、操作装置９が取り付けられる。架台１１の
下部および台座２１の下面には、ボルト穴１１ａおよび
ボルト穴２１ａがそれぞれ設けられており、断路器本体
１および台座２１が架台１１内に収納された状態で、ボ
ルト穴２１ａ，１１ａに挿入されたボルト１２によっ
て、台座２１が架台１１に固定される。
【００１５】一方、架台１１の上面には、図２に示すよ
うに、断路器本体１の相間方向に移動可能な支持部材１
０が少なくとも二個橋架される。すなわち、架台１１の
上面両端部には、断路器本体１の相間方向に伸長するガ
イドレール１１ｅがそれぞれ設けられる。また、支持部
材１０は断路器本体１の極間方向に伸長して設けられて
おり、その両端部には、ガイドレール１１ｅに両側から
転がり接触する二個のローラ１０ｆを有するローラ装置
１０ｅがそれぞれ設けられる。なお、支持部材１０に
は、この支持部材１０を移動するときに把持する取手１
０ｇが設けられる。
うに、断路器本体１の相間方向に移動可能な支持部材１
０が少なくとも二個橋架される。すなわち、架台１１の
上面両端部には、断路器本体１の相間方向に伸長するガ
イドレール１１ｅがそれぞれ設けられる。また、支持部
材１０は断路器本体１の極間方向に伸長して設けられて
おり、その両端部には、ガイドレール１１ｅに両側から
転がり接触する二個のローラ１０ｆを有するローラ装置
１０ｅがそれぞれ設けられる。なお、支持部材１０に
は、この支持部材１０を移動するときに把持する取手１
０ｇが設けられる。
【００１６】また、架台１１の上面両端部および支持部
材１０の下面には、図１に示すように、ボルト穴１１ｄ
およびボルト穴１０ｃがそれぞれ設けられており、移動
時には、支持部材１０が架台１１の両端部に位置して、
ボルト穴１０ｃ，１１ｄに挿入されたボルト１３によつ
て固定される。
材１０の下面には、図１に示すように、ボルト穴１１ｄ
およびボルト穴１０ｃがそれぞれ設けられており、移動
時には、支持部材１０が架台１１の両端部に位置して、
ボルト穴１０ｃ，１１ｄに挿入されたボルト１３によつ
て固定される。
【００１７】さらに、架台１１の上面中央部側には、図
２に示すように、断路器の稼動時に断路器本体１のベー
ス２を正規の位置で固定できるように、支持部材１０を
移動したときに当接するストッパ１１ｆが設けられる。
また、支持部材１０がストッパ１１ｆに当接した状態
で、支持部材１０を固定するために、図１に示すよう
に、架台１１の上面には、ボルト穴１１ｃが設けられ
る。
２に示すように、断路器の稼動時に断路器本体１のベー
ス２を正規の位置で固定できるように、支持部材１０を
移動したときに当接するストッパ１１ｆが設けられる。
また、支持部材１０がストッパ１１ｆに当接した状態
で、支持部材１０を固定するために、図１に示すよう
に、架台１１の上面には、ボルト穴１１ｃが設けられ
る。
【００１８】なお、上記した移動時の状態では、架台１
１および架台１１に収納された状態における断路器本体
１の高さ寸法は、いずれも移動時の規制条件を満足する
ように設定される。また、上記した部分以外について
は、従来の移動用断路器と全く同様に構成されているの
で、同一部分には同一番号を付し、その説明は省略す
る。
１および架台１１に収納された状態における断路器本体
１の高さ寸法は、いずれも移動時の規制条件を満足する
ように設定される。また、上記した部分以外について
は、従来の移動用断路器と全く同様に構成されているの
で、同一部分には同一番号を付し、その説明は省略す
る。
【００１９】かかる移動用断路器において、故障時の緊
急対応として移動する場合には、台車１４によって必要
な場所へ移動させる。そして、移動後に、稼働時の状態
に組み替える。なお、図３は断路器の稼働時の状態を示
すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。移
動時の状態に組替えるときには、まず、図１（ａ）に示
すボルト穴２１ａ，１１ａに挿入されたボルト１２を緩
めて取り外すことにより、台座２１を架台１１から取り
外し可能にする。次に、ボルト穴１０ｃ，１１ｄに挿入
されたボルト１３を緩めて取り外すことにより、支持部
材１０を架台１１から移動可能にする。
急対応として移動する場合には、台車１４によって必要
な場所へ移動させる。そして、移動後に、稼働時の状態
に組み替える。なお、図３は断路器の稼働時の状態を示
すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。移
動時の状態に組替えるときには、まず、図１（ａ）に示
すボルト穴２１ａ，１１ａに挿入されたボルト１２を緩
めて取り外すことにより、台座２１を架台１１から取り
外し可能にする。次に、ボルト穴１０ｃ，１１ｄに挿入
されたボルト１３を緩めて取り外すことにより、支持部
材１０を架台１１から移動可能にする。
【００２０】次に、断路器本体１および台座２１を一体
にクレーンなどを用いて台座２１が架台１１の上面を越
える位置まで吊り上げる。この状態で、二つの支持部材
１０を取手１０ｇを用いてストッパ１１ｆに当接するま
で、断路器本体１の相間方向へ移動させる。次に、ボル
ト１３をボルト穴１０ｃ，１１ｃに挿入して、二つの支
持部材１０を架台１１にそれぞれ固定する。次に、図３
（ａ）に示すボルト１２を台座２１の下面に設けられた
ボルト穴２１ｂおよび支持部材１０の上面に設けられた
ボルト穴１０ｂに挿入して、台座２１を支持部材１０に
固定する。
にクレーンなどを用いて台座２１が架台１１の上面を越
える位置まで吊り上げる。この状態で、二つの支持部材
１０を取手１０ｇを用いてストッパ１１ｆに当接するま
で、断路器本体１の相間方向へ移動させる。次に、ボル
ト１３をボルト穴１０ｃ，１１ｃに挿入して、二つの支
持部材１０を架台１１にそれぞれ固定する。次に、図３
（ａ）に示すボルト１２を台座２１の下面に設けられた
ボルト穴２１ｂおよび支持部材１０の上面に設けられた
ボルト穴１０ｂに挿入して、台座２１を支持部材１０に
固定する。
【００２１】次に、操作板８の両端に設けられた穴８ａ
に、操作装置９のレバ−９ｂに着脱可能に装着されたピ
ン９ａ、およびベース２のレバー２ｂに着脱可能に装着
されたピン２ａをそれぞれ挿入して、操作装置９とベー
ス２を連結する。これにより、断路器本体１は必要な対
地絶縁距離が確保されるとともに、断路器本体が操作装
置９に連結されて、その開閉操作が可能となる。
に、操作装置９のレバ−９ｂに着脱可能に装着されたピ
ン９ａ、およびベース２のレバー２ｂに着脱可能に装着
されたピン２ａをそれぞれ挿入して、操作装置９とベー
ス２を連結する。これにより、断路器本体１は必要な対
地絶縁距離が確保されるとともに、断路器本体が操作装
置９に連結されて、その開閉操作が可能となる。
【００２２】断路器本体１の開閉操作については、従来
の移動用断路器と全く同様であるので、その説明は省略
する。
の移動用断路器と全く同様であるので、その説明は省略
する。
【００２３】なお、上記実施の形態では、支持部材１０
が断路器本体１の相間方向に移動可能であるように構成
したが、支持部材１０が断路器本体１の極間方向に移動
可能であるように構成してもよい。また、上記実施の形
態では、断路器本体１を水平二点切断路器として説明し
たが、水平中心一点切断路器などの他の種類の断路器で
もよい。
が断路器本体１の相間方向に移動可能であるように構成
したが、支持部材１０が断路器本体１の極間方向に移動
可能であるように構成してもよい。また、上記実施の形
態では、断路器本体１を水平二点切断路器として説明し
たが、水平中心一点切断路器などの他の種類の断路器で
もよい。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、断路器の移動時には、
断路器本体を架台内に収納することにより、一台の台車
でも法規による車両制限高さを満足させることができ、
断路器の稼働時には、断路器本体を架台上に設置するこ
とにより、対地絶縁距離を確保することができるので、
作業性および経済性を向上させることができる。
断路器本体を架台内に収納することにより、一台の台車
でも法規による車両制限高さを満足させることができ、
断路器の稼働時には、断路器本体を架台上に設置するこ
とにより、対地絶縁距離を確保することができるので、
作業性および経済性を向上させることができる。
【図１】本発明の移動用断路器の実施の形態の一例を示
すもので、（ａ）は断路器移動時の側面図、（ｂ）は正
面図である。
すもので、（ａ）は断路器移動時の側面図、（ｂ）は正
面図である。
【図２】その支持部材と架台の詳細図である。
【図３】その断路器稼働時の状態を示すもので、（ａ）
は側面図、（ｂ）は正面図である。
は側面図、（ｂ）は正面図である。
【図４】従来の移動用断路器の一例を示すもので、二分
割された架台のうちの上部架台上に断路器本体を載置
し、これらを一方の台車に積載した移動時の状態を示す
もので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。
割された架台のうちの上部架台上に断路器本体を載置
し、これらを一方の台車に積載した移動時の状態を示す
もので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。
【図５】その二分割された架台のうちの下部架台を他方
の台車に積載した移動時の状態を示すもので、（ａ）は
側面図、（ｂ）は正面図である。
の台車に積載した移動時の状態を示すもので、（ａ）は
側面図、（ｂ）は正面図である。
【図６】その断路器稼働時の状態を示すもので、（ａ）
は側面図、（ｂ）は正面図である。
は側面図、（ｂ）は正面図である。
１ 断路器本体 ２ ベース ２ａ ピン ２ｂ レバー ３ 固定がいし ４ 回転がいし ５ 固定接触子 ６ 可動接触子 ７ ブレード ８ 操作板 ８ａ ピン穴 ９ 操作装置 ９ａ ピン ９ｂ レバー １０ 支持部材 １０ｂ ボルト穴 １０ｃ ボルト穴 １０ｅ ローラ装置 １０ｆ ローラ １０ｇ 取手 １１ 架台 １１ａ ボルト穴 １１ｃ ボルト穴 １１ｄ ボルト穴 １１ｅ ガイドレール １１ｆ ストッパ １２ ボルト １３ ボルト １４ 台車 ２１ 台座 ２１ａ ボルト穴 ２１ｂ ボルト穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02B 1/01 - 1/015 H02B 1/30 - 1/32 H02B 3/00 H02B 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】断路器本体と、 この断路器本体の三相分が一括載置された台座と、 前記断路器本体および前記台座を内部に収納可能な架台
と、 この架台の上面に橋架され、前記断路器本体の相間方向
あるいは極間方向に移動可能な支持部材と、 前記架台が積載された移動可能な台車とを備える移動用
断路器であって、 前記断路器の移動時には、前記支持部材が前記架台の端
部側に位置して、前記断路器本体および前記台座が前記
架台内に収納され、 前記断路器の稼働時には、前記支持部材が前記架台の内
部側に位置して、この支持部材上に前記台座が載置され
ることにより、前記断路器本体が前記架台上に設置され
るようにした、 ことを特徴とする移動用断路器。
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| JP33559998A JP3314740B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 移動用断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=18290393
Family Applications (1)
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| JP33559998A Expired - Fee Related JP3314740B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 移動用断路器 |
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-
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