JP3310663B2 - 電動式軸流送風機 - Google Patents
電動式軸流送風機Info
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- casing
- electric
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D19/00—Axial-flow pumps
- F04D19/002—Axial flow fans
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
性ガスや高温ガスを圧送する電動式軸流送風機に関する
ものである。
機において、羽根車を駆動する電動機を高温ガス内に設
ける場合には、電動機の焼き付きを防止するためにその
ガス温度に応じて電動機の絶縁階級をF種,H種等の高
価なものにし、電動機をケーシングの外部に設ける場合
には、ケーシングを大きな曲率で曲げて羽根車の軸をケ
ーシングから外部に出して外部の電動機によって羽根車
を駆動する方法が知られている。また、腐食性ガスを取
り扱う軸流送風機の場合、電動機の錆の発生等を防止す
るために、上記ケーシングの外部に設けた電動機によっ
て羽根車を駆動する方法が用いられる。
方法では装置費用が増大するとともに、絶縁階級を上げ
ても電動機は常に高温ガスに晒されているため信頼性が
劣り、しかも保守点検が困難になる。また、電動機をケ
ーシングの外部に設ける場合には構造が複雑になるとと
もに効率の低下を招いてしまう。
却できるようにした軸流送風機として、特開昭63−2
97799号公報記載の発明が提案されている。この発
明は図4の半断面図に示すように、電動機51を収納す
るケース52の内側とケーシング53の外側とを連通す
る排気用のダクト54と吸気用のダクト55とを設けて
電動機51を冷却しようとするものである。
来技術では、電動機51を設けるケース52の内側とケ
ーシング53の外側とを連通させる排気用のダクト54
や吸気用のダクト55を設ける必要があるため、ケーシ
ング53の構造が複雑になって多くの製作時間や費用を
要してしまう。しかも、これら排気用のダクト54や吸
気用のダクト55は電動機周囲の複数箇所に設けなけれ
ば効果的な冷却ができないので、非常に複雑な構造にな
り実用的ではない。
条件の変更等によって同一口径のケーシングで静圧・風
量を変更したい場合がある。しかし、このような軸流送
風機の場合には、通常、電動機の定格出力によって仕様
が決定されるため、同一電動機では定格出力を上げて送
風機の静圧・風量を上げることはできない。そのため、
静圧・風量を上げるためにケーシング全体を交換する場
合もあり、この場合には多くの時間と費用を要してしま
う。
するために、この出願に係る発明は、ケーシングの中心
軸上に羽根車を駆動する軸を配設することができるよう
に、中央部から外側に向けて開放した電動機ケースをケ
ーシングと一体成形し、この電動機ケース内のケーシン
グ中心軸上に羽根車を駆動する軸を配設するとともにこ
の軸を駆動する電動機を設けた外付電動機架台を設けて
いる。このように、電動機ケースをケーシングと一体成
形することにより羽根車を駆動する電動機を設けるため
のケーシングの構造が簡単になり、ケーシングの中央部
から外側に向けて開放した電動機ケースに電動機を設け
た外付電動機架台を設ければ、同一口径のケーシングで
静圧・風量を上げることができる。
ケーシング中心軸上で羽根車を駆動する電動式軸流送風
機において、前記ケーシングに、このケーシングの中心
軸上に羽根車を駆動する軸を配設することができるよう
に中央部から外側に向けて開放した電動機ケースを一体
成形し、この電動機ケース内のケーシング中心軸上に前
記羽根車を駆動する軸を配設するとともにこの軸を駆動
する電動機を設けた外付電動機架台を設けている。この
ように、中央部から外側に向けて開放した電動機ケース
をケーシングと一体成形することにより、羽根車を駆動
する軸や電動機を設けるケーシングの構造が簡単にな
り、この電動機ケースに電動機を設けた外付電動機架台
を設ければ、同一口径のケーシングで静圧・風量を上げ
ることができる。
外し可能に設ければ、電動機架台をケーシングから取外
して電動機を変更することにより、同一のケーシングを
用いて静圧・風量を上げることが容易にできる。
を一体成形すれば、ケーシング全体を一体成形できるの
で更に構造が簡単になる。
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の電動
式軸流送風機における電動機ケースの使用例を示す図面
であり、(a) は側断面図、(b) は正面図、(c) はA−A
断面図である。
には、このケーシング1の外側から中心軸c上に電動機
Mを配設することができるように中央部から外側に向け
て開放した電動機ケース2が一体成形されている。この
電動機ケース2の形状としては、冷却風wの排出側oで
ある羽根車3を設ける側がケーシング中心軸cとほぼ直
交する面で形成され、冷却風wの吸込側iである反羽根
車側が中央部から外側に向けて緩やかに広がるような傾
斜面で形成されており、ケーシング1の軸方向は電動機
Mの長さよりも長く、幅方向は電動機Mの幅よりも広
く、深さ方向は電動機Mの半径より大きく電動機Mに当
接しないような円弧を描くように形成されている。
と一体成形すればケーシング1の構造が簡単になり、ケ
ーシング1の生産性を上げることができる。しかも、こ
の例では、両端のフランジ1aも一体成形されているた
め、更に生産性を上げることができる。この一体成形す
るケーシング1の材質としては、耐熱性や強度、あるい
は生産性等の観点から繊維強化プラスチック(FRP)
等の複合素材が好ましい。
下向きに開放させた状態で、電動機ケース2内のケーシ
ング中心軸c上に電動機Mを配設することができる電動
機架台4が設けられている。この電動機架台4は、電動
機Mを取付ける電動機取付板4aとケーシング1に取付
ける架台取付板4bとの間が連結板4cによって連結さ
れたものであり、架台取付板4aによって電動機ケース
2の開口2aに連なるケーシング1の外面に設けられた
フランジ1bに取付けられている。この電動機架台4
は、フランジ1bに取付けられた状態で、電動機Mの軸
心がケーシング中心軸c上に位置するような高さに形成
されている。このように形成された電動機架台4によれ
ば、ケーシング1と一体成形された電動機ケース2の開
口2aから電動機Mをケーシング中心軸c上に取付ける
ことが容易にできる。つまり、この電動機架台4に予め
電動機Mを取付けておき、一体成形したケーシング1の
電動機ケース2にこの電動機架台4を設ければ、ケーシ
ング中心軸c上に電動機Mを配設することが容易に完了
する。そして、この電動機ケース2から突出させた軸M
aに羽根車3を取付ければ電動式軸流送風機Vの組立て
が完了する。なお、Mbは軸Maのシール部材である。
却風wの電動機軸方向への流れを防ぐ隔壁5が設けられ
ており、この隔壁5によって電動機ケース2内での電動
機軸方向への冷却風wの流れを防止するように構成され
ている。この例では隔壁5が、電動機取付板4aからケ
ーシング1のほぼ外面位置まで設けられている。したが
って、電動機Mの後部である吸込側iから電動機Mの前
部である排出側oに流れた冷却風wが再び吸込側iへ流
れることがないようになっている。なお、ケーシング1
の外面まで出た冷却風wは周囲の空気と混ざるため、吸
込側iの空気温度を上昇させることはない。
を図った電動機取付板4aと架台取付板4bとの間に隔
壁5が設けられているが、電動機架台4の形状によって
吸込側iと排出側oとを仕切るようにしてもよく、隔壁
5の構成は上記例に限定されるものではない。
Vによれば、以下のように作用して電動機Mを冷却する
ことができる。
グ中心軸c上に設けられた電動機Mで羽根車3を駆動す
ると、電動機M内に設けられた外扇Mcによって空気の
流れができ、この空気の流れが冷却風wとして電動機M
を冷却する。この冷却風wは、ほぼ常温の状態で電動機
Mの後部に設けられた外扇Mcより吸込側iから吸わ
れ、電動機Mの外面を通って前部の排出側oから出る大
きな流れとなるため、電動機Mを設けるために大きく開
放させた電動機ケース2の開口2aから吸われる冷却風
wは、充分な空間を採った流路によって電動機ケース2
内の電動機Mを効果的に冷却することができる。しか
も、電動機ケース2内の冷却風流路によるロスも少な
い。
動機ケース内温度の測定結果を示す線図であり、この測
定結果によれば、時間が約30分経過した頃から、大気
温度よりも吸込側iで約3℃、排出側oで約3℃の上昇
が見られ、約120分経過した時で、大気温度よりも吸
込側iで約4℃、排出側oで約5℃の上昇が見られる。
したがって、電動機周辺の温度を大きく上昇させること
なく電動機Mを充分に冷却できるような冷却効果がある
ことが判る。なお、充分な冷却風量によりこのような冷
却をすれば、軸受グリースの熱劣化、潤滑不良、軸受の
焼き付き等も確実に防止できる。
風機の一実施例を示す図面であり、(a)は側断面図、(b)
はB−B断面図である。図3では上記した電動式軸流
送風機Vに高出力電動機を設ける場合を示す図面であ
る。なお、上記図1に示す構成と同一の構成には同一符
号を付して説明する。この図は、上記ケーシング1を変
更することなく電動機架台を変更することにより、電動
機出力を変更して電動式軸流送風機としての静圧・風量
を上げている。
けられた電動機架台4(図1)を取外し、この電動機架
台4(図1)に替えて外付電動機架台6を取付けること
により、同一のケーシング1、つまり同一口径のケーシ
ング1を用いて電動式軸流送風機Vaとしての静圧・風
量を上げている。10はケーシング1の支持台である。
からケーシング中心軸cまで延設したフレーム6bと、
このフレーム6bのケーシング中心軸c上に設けられた
軸受6cと、この軸受6cによって支持された軸6d
と、この軸6dの反羽根車側に設けられたプーリ7と、
上記架台取付板6aとの間の距離が調整ボルト6eによ
って調節可能な電動機取付板6fとで構成されている。
板6aをケーシング1のフランジ1bに取付けて軸6d
の先端を電動機ケース2から突出させて羽根車3を設
け、電動機取付板6fに設けられた電動機Maのプーリ
8と軸6dに設けられたプーリ7とにベルト9を掛け
て、架台取付板6aと電動機取付板6fとの間を調整ボ
ルト6eによって最適距離に調整すれば、ケーシング1
を変更せずに高出力の電動機Mを容易に設けることがで
きる。
換すれば、ケーシング1を取替えることなく高出力の電
動機Maによって羽根車3を増速させて、電動式軸流送
風機Vaの静圧・風量を上げることができる。この場合
には電動機Maがケーシング1の外部に設けられるため
外扇による充分な冷却ができる。なお、電動機Maによ
る羽根車3の駆動は、ベルト掛け以外に歯車を用いるこ
とも可能である。
機Mの出力は、使用条件等に応じて適宜決定すればよ
い。
ーシング1内に電動機ケース2を張り出すように形成し
ても、この種、軸流送風機は静圧の低い所で使用するた
め、風量を落とすことなく運転することができる。
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
外付電動機架台を設けることにより同一のケーシングを
用いて電動機の出力のみを上げることが容易にできるの
で、同一口径のケーシングで静圧・風量を上げることが
可能になるとともに、軸流送風機の製造や組立に要する
時間と費用を削減することが可能になる。
る電動機ケースの使用例を示す図面であり、(a) は側断
面図、(b) は正面図、(c) はA−A断面図である。
内温度を示す線図である。
施例を示す図面であり、(a)は側断面図、(b) はB−B
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒状のケーシング中心軸上で羽根車を
駆動する電動式軸流送風機において、 前記ケーシングに、該ケーシングの中心軸上に羽根車を
駆動する軸を配設することができるように中央部から外
側に向けて開放した電動機ケースを一体成形し、該電動
機ケース内のケーシング中心軸上に前記羽根車を駆動す
る軸を配設するとともに該軸を駆動する電動機を設けた
外付電動機架台を設けたことを特徴とする電動式軸流送
風機。 - 【請求項2】 前記電動機架台をケーシングから取外し
可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の電動式軸
流送風機。 - 【請求項3】 前記ケーシングの両端にフランジを一体
成形したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
電動式軸流送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008215A JP3310663B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 電動式軸流送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008215A JP3310663B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 電動式軸流送風機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28642196A Division JP3290080B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 電動式軸流送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002213395A JP2002213395A (ja) | 2002-07-31 |
JP3310663B2 true JP3310663B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=19191398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008215A Expired - Lifetime JP3310663B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 電動式軸流送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310663B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005344695A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Takuma Co Ltd | 高速送風機を搭載した小型ボイラ |
JP7231571B2 (ja) * | 2020-01-09 | 2023-03-01 | 株式会社日立産機システム | 軸流ファン |
-
2002
- 2002-01-17 JP JP2002008215A patent/JP3310663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002213395A (ja) | 2002-07-31 |
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