JP3308157B2 - ケーブル探知装置 - Google Patents

ケーブル探知装置

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JP3308157B2
JP3308157B2 JP09558596A JP9558596A JP3308157B2 JP 3308157 B2 JP3308157 B2 JP 3308157B2 JP 09558596 A JP09558596 A JP 09558596A JP 9558596 A JP9558596 A JP 9558596A JP 3308157 B2 JP3308157 B2 JP 3308157B2
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納 智 次 美
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の敷設ケー
ブルの中から敷設ルートの中間部で特定のケーブルを探
知するケーブル探知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所や変電所、プラントの中央制御盤
などには数百本から数千本に及ぶケーブルが敷設され、
これらのケーブルは所内各所の関連する電気機器に接続
されている。これらのケーブルは1本当たり数十メート
ルから数百メートルにも及ぶ長さを持っており、建屋ま
たは室内への導入部またはそこからの導出部では、建屋
の壁面や床面を貫通して敷設される。したがって、ケー
ブル敷設ルートの中間部で多数のケーブルの中から特定
のケーブルを目視等により探知することはかなり困難で
ある。
【0003】中央制御盤や所内各所の電気装置を改修し
たりする場合、制御室以外の任意の中間部で特定のケー
ブルを探知し、電気装置の改修内容に応じてそのケーブ
ルを切断したり再接続したりする必要性がしばしば生じ
る。
【0004】この種のケーブル探知装置として大別すれ
ば電磁誘導型のものと静電結合型のものとの2種が知ら
れている。
【0005】電磁誘導型のケーブル探知装置において
は、図6に例示するように、1本のケーブル2の導体4
の一端と大地6との間に送信機8から正弦波電圧Tを印
加し、導体4の他端を大地6に接続して正弦波電流が環
流するループ回路を形成する。この時、ケーブル2の周
囲に発生する磁界をサーチコイル12によって検知し、
その検知出力を受信機14により測定する。その時の検
知出力として他のケーブルに関する検知出力との間に有
意差のある測定値の得られたケーブルを探知目的のケー
ブルとして識別する。
【0006】同様に電磁誘導型のケーブル探知装置とし
て図7に例示するものも知られている。この場合は、2
本のケーブル2Aおよび2Bを用い、各ケーブルの導体
4A,4Bの一端どうしの間に送信機8から正弦波電圧
Tを印加し、導体4A,4Bの他端どうしを導体10に
より短絡して正弦波電流が環流するループ回路を形成す
る。この場合、正弦波電圧を印加したとき各ケーブル2
A,2Bの周囲に発生する磁界をサーチコイル12A,
12Bおよび受信機14A,14Bにより検知する。こ
の検知出力として他のケーブルとの間に有意差のある測
定値の得られたケーブルを探知目的のケーブルとして識
別する。検知出力はバーグラフによりレベル表示した
り、レベルが所定値以上あったときブザーを鳴らしたり
するものが知られている。この型の探知装置は例えば特
開昭57−180304号公報により公知である。
【0007】静電結合型のケーブル探知装置において
は、図8に示すように、1本のケーブル2の一端の最外
層導体(これが存在しないときは心線4)と大地6との
間に送信機8から正弦波電圧を印加し、導体の他端は大
地から絶縁された(浮いた)状態とする。これによって
ケーブル2の周りに発生する電界を、ケーブル2の最外
層の絶縁層16の上から測定電極18を介して受信機2
0により測定し、その測定結果として他のケーブルとの
間に有意差のある測定値の得られたケーブルを探知目的
のケーブルとして識別する。この型の探知装置は例えば
特開平7−270469号公報により公知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来装置にあっ
ては、測定信号として正弦波電圧を用いるので、使用で
きる周波数帯域幅に制限があり、また、周波数分解能の
問題があって、同時に特定作業を行うことのできるケー
ブルの数が限定される。さらに静電結合型のケーブル探
知装置において、正弦波電圧を送出する場合、ケーブル
長にかかわりなく同じ電界強度を得るためには、ケーブ
ル長に対応する分布容量に応じて増大するエネルギーな
いしパワーを必要とする。
【0009】したがって本発明は、多数ケーブルのもと
でも特定のケーブルの識別作業を短時間に少エネルギー
で高精度に遂行し得るケーブル探知装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数本の敷設ケーブルの中から敷設ルート
の中間部で特定のケーブルを探知するケーブル探知装置
において、ケーブルに近端注入部で注入されたパルス信
号が敷設ルートの中間部に位置する検出点に達した時点
を基準としここを通ってケーブルの反対端に達するまで
の時間をパルス伝搬時間として、特定のケーブルに近端
注入部からパルス伝搬時間よりも短いパルス幅のパルス
信号を注入する発信手段と、特定のケーブルに近端注入
部で注入されたパルス信号を敷設ルートの中間部に位置
する検出点で静電結合により検知するプローブと、プロ
ーブの検知出力に基づいて特定のケーブルを識別する受
信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【0012】
【0013】パルス信号の繰返し周期はパルス伝搬時間
の数倍以上に設定するのがよい。こうすることにより、
検出点でのパルス信号の受信に際してパルス反射波の影
響をほとんど受けないようにすることができる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図3は本発明の一実施
の形態を示すものである。本発明の装置は、発信機と受
信機との組み合わせからなっており、図1は発信機を、
図3は受信機をそれぞれ示すものである。
【0016】図1に示す発信機30は、ケース32内に
収納された電源回路34、コード生成器36、およびス
イッチング回路38を備えている。電源回路34は商用
電源または電池電源を入力とし、数ボルトから数十ボル
トの直流電圧を出力し、それをコード生成器36および
スイッチング回路38に与える。コード生成器36は検
査対象とするケーブルごとに予め設定された固有のコー
ドパターンを生成し、それをスイッチング回路38のコ
ード入力端子に入力する。スイッチング回路38は検査
対象のケーブル数に対応する数のコード入力端子と、そ
れに対応する出力端子とを持っており、入力された各コ
ードパターンおよび電源電圧に基づき、各ケーブルに固
有のコードパターンに対応するパルス電圧P1,P2,
…,PNを各出力端子に順次サイクリックに時分割で出
力する。個々のパルスは、時間幅(パルス幅)が伝搬時
間より短くするものとし、例えばケーブル長を仮に10
0mとすれば0.1〜10μs(マイクロ秒)程度にす
ればよく、電圧値は数ボルトから数十ボルト程度であれ
ばよい。コードのビット数nに応じて、原理的には(2
n −1)種類のコードパターンを生成することができ、
例えば、n=8なら、255種類のコードパターンを生
成し、255本までのケーブルを特定することができ
る。図2(a)はコードパターンの一例を各ビットがす
べて“1”である場合について示し、同図(b)はビッ
ト配列が“1,0,1,1,0,1,0,1”である場
合について示している。
【0017】こうすることにより、複数本のケーブルを
検査対象とする場合であっても、各瞬時に複数のコード
パルスが重なることもなく、後述のごとく受信側で送信
側との同期をとったりする必要もなく、ケーブル識別が
容易になる。
【0018】受信機側の機器構成については、1本のケ
ーブルを対象として1個のプローブと1入力型の受信機
本体を備え、測定対象ケーブルを切換えるべく1人の作
業者が受信機本体内の設定コードパターンを次々と切換
えながらプローブを移動操作する第1の形式のものと、
1個のプローブとそれに接続される1入力型の受信機本
体からなる受信機を対象ケーブルの数に応じて複数組準
備し、各受信機本体に別々のケーブルの別々のコードパ
ターンを設定しておくことにより、複数人により多数ケ
ーブルの同時測定を行う第2の形式のものと、複数本の
ケーブルの同時測定を意図した複数個のプローブと個々
のプローブにそれぞれ個々に接続される1入力型の複数
個の受信機本体を備える第3の形式のものとがあり得
る。第1の形式の受信機はプローブを測定対象のケーブ
ルに従い順次切換え測定し、それに応じて受信機本体の
コードパターン設定も切換える。第2の形式の受信機は
発信機と同期して受信機本体においてもコードパターン
設定をサイクリックに切換える必要がある。第3の形式
の受信機は機器の設置コストが多少かさむ難点がある
が、予め測定対象のケーブルに従いコードパターンを内
部設定しておくことができるので、多数本のケーブルを
多数の測定者により迅速に識別したい場合には便利であ
る。
【0019】図3に示す受信機は最も原理的な第1の形
式のものを示すものである。この受信機はプローブ40
および受信機本体50からなっている。プローブ40
は、機能的には、検査対象のケーブルと静電結合するた
めの測定電極42と、この測定電極42で検知した電気
信号を増幅する前置増幅器44とからなっている。増幅
器44は内部にシールド46を張り巡らしたケース48
の中に収納されている。受信機本体50は、電源部5
2、減衰器54、主増幅器56、コードパターン設定ス
イッチ58、判別器60、およびレベル指示計62を備
えている。電源部52は受信機がケーブル敷設現場で携
帯用として用いられることからして、一般的には電池電
源とするのが好ましい。プローブ40と受信機本体50
との間に多心の接続線70が配設され、これを介して前
置増幅器44の出力信号が減衰器54に入力されるとと
もに、本体50の電源部52からプローブ40の前置増
幅器44に対し動作電力が供給される。ここでは、図が
繁雑になるのを避けるため電源部52の出力線は図示が
省略されている。本体50内において、電源部52は各
構成要素すなわち減衰器54、主増幅器56、判別器6
0、およびレベル指示計62に対しても動作電力を供給
する。ここでもそれらの動作電力供給ラインは図示が省
略されている。
【0020】減衰器54は、例えば、0,6,14,2
0,26,34,40dBの7種類の減衰量を切換設定
し得るように構成され、入力信号レベルに応じて切換使
用される。入力信号レベルに応じて40,34,26,
20,14,6,0dBと順次切換えて、判別器60の
出力が予め設定したコードと一致した旨を表示した時
に、減衰器54の減衰量としてレベルを検知し、それを
レベル指示計62に表示する。
【0021】受信機においては、ケーブルの進行波パル
スが発生する電界をプローブ40の測定電極42を用い
静電結合により検出する。その検出信号は前置増幅器4
4で増幅され、受信機本体50に導かれる。受信機本体
50に導かれた検出信号は減衰器54および主増幅器5
6を介して判別器60に測定信号として入力される。こ
こで、入力パルスが所定値以上で、コードパターン設定
スイッチ58で設定されて基準信号として入力された、
特定すべきケーブルに注入されたパルスのコードパター
ンと一致するかどうかを判別する。判別器60の入力レ
ベルはしきい値を一定として、減衰器54の減衰量を種
々変えて判別器60が一致したと判別する最大の減衰量
を受信感度として表示する。
【0022】以上のように構成された発信機30、プロ
ーブ40および受信機本体50はケーブルに対し次のよ
うに接続して用いられる。
【0023】図4に示すように、注入端において特定対
象のケーブル2A,2B,…,2Nの最外層導体である
金属遮蔽層Sを露出させ、これと大地間に発信機30か
ら、各ケーブルごとに予め設定された固有のコードをも
ってコードパルスを注入する。なお、遮蔽層なしのケー
ブルの場合は、金属遮蔽層Sの代わりにケーブルの心線
を用いればよい。発信機30の両出力端子のうちの低圧
側とケース32は共に接地する。一部または全長にわた
り並行するシールド付きケーブルが存在しない場合は、
特定すべきケーブルの心線を代用して接地する。
【0024】受信機本体50においては、接地端子を建
屋の接地端子などの最寄りの接地端子に接続する。プロ
ーブ40の測定電極42を絶縁層からなるケーブル表面
に接触させるか、または測定電極42をケーブル表面と
並行にして数百mmの距離から探査する。特定すべきケー
ブルが含まれているケーブル群中の全てのケーブルにつ
いて、同一距離と角度を保ってプローブ40の測定電極
42をケーブル表面に近付けた時の受信感度が、他のケ
ーブルのものよりも有意差をもって大きい時、これが特
定すべきケーブルであると判断する。実験によれば、プ
ローブ40の測定電極42をケーブルから200mm程度
離しても有意差判定が可能であった。
【0025】発信機30から注入されたコードパルスは
特定すべきケーブルの遮蔽層と心線の間、または並行す
るケーブルの遮蔽層との間を伝搬する。本発明において
はパルスの伝搬を利用するのであるが、パルスのエネル
ギーは、伝搬媒体を集中定数回路としてみた時の静電容
量を考慮する必要はなく、分布定数回路としてみた時の
特性インピーダンス(ほとんどが数十オーム)と注入点
から特定操作地点までの若干の減衰とを考慮すればよ
い。したがって、長尺ケーブルの場合でも感度低下を起
こすことがなく、高感度測定を実現することができ、そ
のため機器の誤動作につながる大エネルギー信号の送出
を不要とすることができる。
【0026】図5に示すように、注入端Eiにおいて発
信機30からケーブル2に注入されたコードパルスの第
1波Pa1はケーブル2中を伝搬し、反対端Erが開放さ
れている場合はそこで反射して測定端に戻ると若干減衰
して第2波Pa2となる。いま個々のパルスの時間幅すな
わちパルス幅Tbを特定対象のケーブル2の特定操作を
行う地点(プローブ40の設置点)から反対端Erまで
のパルス伝搬時間Tpよりも短く(すなわち、Tb<T
pと)する。併せて、注入パルスの注入周期すなわちパ
ルス繰返し周期Trをパルス伝搬時間Tpの数倍以上
(すなわち、Tr>Tpの数倍)にすると、反対端Er
および注入端Eiでの複数回の反射の影響をほとんど受
けないようにすることができる。図において、Pa3は第
3波すなわち2回目の反射波を示している。同様に第2
の注入パルスはPb1で示され、その第3波はPb3で示さ
れている。反対端Erが短絡されている場合の第1注入
パルスPa1,Pb1の反射波Pm2,Pn2の減衰は割合少な
い。
【0027】ケーブル長を仮に100mとすると、パル
スの伝搬速度は普通100〜200m/μs程度なの
で、パルス伝搬時間Tpは1〜2μsとなり、パルス幅
Tbは1μs以下の、減衰の少ない値に選定すればよ
く、パルスの繰返し周期Trを6μs以上にしておけ
ば、第3波までの影響をほとんど受けないようにするこ
とができる。したがって、ケーブル2の反対端Erの接
地/非接地その他の終端方式、例えばL,C,Rの任意
のインピーダンス終端でも測定可能であり、遠端操作も
必要である。
【0028】従来の正弦波信号注入方式では使用できる
周波数帯域に制限があり、また、周波数分解能の問題も
あって同時に特定作業を行うことのできるケーブル数は
かなり限定されるが、本発明に従いコード化したパルス
信号を用いることにより、事実上、周波数帯域の制限を
なくすことができる。また、複数のコードパターンの判
別は容易であり、多数ケーブルを対象とするケーブル特
定には、高い精度と大幅な時間短縮を期待することがで
きる。
【0029】同様にして、ケーブル単独ではなく、複数
のケーブルを集束状態としたケーブル群を単位としての
特定も可能である。
【0030】なお、受信機を1本のケーブルに対して複
数台用意し、1本のケーブルの複数箇所でのケーブル特
定を行うことも可能である。
【0031】以上述べた実施の形態によれば、次のよう
な作用・効果を達成することができる。 1.注入パルスのパルス幅を反射波の伝搬時間より短く
することができ、それにより少パワーのもとで高精度の
ケーブル特定作業を能率的に遂行することができる。 2.ケーブルの反対端は接地、開放、L,C,R終端の
いずれの状態でも測定可能で、遠端操作が不要である。 3.注入パルスをコード化することにより、S/N比を
向上させ、測定精度の向上を達成することができる。 4.注入パルスをコード化することにより、同時に特定
作業を行うことのできるケーブルの数を事実上無制限と
することができ、多数ケーブルの特定作業の大幅な時間
短縮を図ることができる。 5.ケーブル中を伝搬するパルスのエネルギーは、ほと
んどケーブル長に左右されることなくサージインピーダ
ンスにより決定されるので、長尺ケーブルの特定におい
ても感度低下を来すことなく特定作業を遂行することが
できる。 6.特定すべきケーブルが遮蔽層を有していれば活線状
態での作業も可能である。
【0032】
【発明の効果】注入パルスのパルス幅を反射波の伝搬時
間より短くし、それにより少パワーのもとで高精度のケ
ーブル特定作業を能率的に遂行することができる。ま
た、ケーブルの反対端は接地、開放、L,C,R終端の
いずれの状態でも測定可能で、遠端操作を不要にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発信機のブロック図。
【図2】図1の発信機において生成されるコードパター
ンの一例を示す説明図。
【図3】図1の発信機と組み合わせて用いられる受信機
のブロック図。
【図4】本発明による発信機および受信機の作用を説明
するための説明図。
【図5】ケーブルにパルス信号を注入したときの反射波
の挙動を説明するための説明図。
【図6】従来の電磁誘導型のケーブル探知装置の第1の
例を示す機器配置図。
【図7】従来の電磁誘導型のケーブル探知装置の第2の
例を示す機器配置図。
【図8】従来の静電結合型のケーブル探知装置の例を示
す機器配置図。
【符号の説明】
2,2A,2B ケーブル 4,4A,4B 導体 6 大地 8 発信機 10 導体 12,12A,12B アンテナ 14,14A,14B 受信機 16 測定者 18 絶縁層 20 測定電極 22 受信機 30 発信機 32 ケース 34 電源回路 36 コード生成器 38 スイッチング回路 40 プローブ 42 測定電極 44 前置増幅器 46 シールド 48 ケース 50 受信機本体 52 電源部 54 減衰器 56 主増幅器 58 コードパターン設定スイッチ 60 判別器 62 レベル指示計 70 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−111772(JP,A) 実開 昭56−25272(JP,U) 実開 平2−148481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/02 H01R 13/64 H01R 43/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の敷設ケーブルの中から敷設ルート
    の中間部で特定のケーブルを探知するケーブル探知装置
    において、 前記ケーブルに近端注入部で注入されたパルス信号が前
    記敷設ルートの中間部に位置する検出点に達した時点を
    基準としここを通ってケーブルの反対端に達するまでの
    時間をパルス伝搬時間として、前記特定のケーブルに近
    端注入部から前記パルス伝搬時間よりも短いパルス幅の
    パルス信号を注入する発信手段と、 前記特定のケーブルに近端注入部で注入されたパルス信
    号を前記敷設ルートの中間部に位置する前記検出点で静
    電結合により検知するプローブと、 前記プローブの検知出力に基づいて前記特定のケーブル
    を識別する受信手段とを備えたことを特徴とするケーブ
    ル探知装置。
  2. 【請求項2】前記パルス信号の繰返し周期は前記パルス
    伝搬時間の数倍以上に設定されていることを特徴とする
    請求項1に記載のケーブル探知装置。
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