JP3306396B2 - 遠赤外線治療装置 - Google Patents

遠赤外線治療装置

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JP3306396B2 JP32540499A JP32540499A JP3306396B2 JP 3306396 B2 JP3306396 B2 JP 3306396B2 JP 32540499 A JP32540499 A JP 32540499A JP 32540499 A JP32540499 A JP 32540499A JP 3306396 B2 JP3306396 B2 JP 3306396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、治療対象に放射す
る遠赤外線ヒーターを利用して温熱治療を行う遠赤外線
治療装置に関し、特に、かかる遠赤外線ヒーターが配設
された遠赤外線放射部を、治療対象が横臥する治療ベッ
ドに対して取付けるための支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】遠赤外線ヒーターは、従来の発熱ヒータ
ーとは異なり、遠赤外線(波長4〜20μm、好ましく
は8〜15μm)の放射効率がよく、温熱効果も高い。
人体に遠赤外線を照射して体内温度を高めると、疾病、
特に、悪性腫瘍、ウィルス性疾患を治療する効果が高い
といわれる。このため、遠赤外線ヒーターを利用して温
熱治療を行う遠赤外線治療装置は、まろやかな温熱が人
体の深部まで作用して、しかも副作用の心配がないとい
う治療効果の観点からも注目されている。
【0003】従来、このような遠赤外線治療装置の支持
構造としては、病院、鍼灸院などの治療現場において、
天井から治療ベッドに向けて吊下げ支持する天井吊下げ
型(図11参照)、キャスター付き支持フレームを介し
て治療ベッドの近傍に立てかけるスタンドアローン型
(図12参照)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来型
の遠赤外線治療装置には、その支持構造に関して下記の
ような問題点があった。
【0005】まず、図11に示すような、天井吊下げ型
の遠赤外線照射装置100の支持構造においては、遠赤
外線照射部101の支持機構102を形成するために
は、既存の天井103を穿孔し、穿孔箇所周囲を補強す
ることが必要なため、装置の設置工事がコスト高かつ煩
雑である。天井が高すぎる場合には、装置を取り付ける
ことができない等の問題点もあった。
【0006】次に、図12に示すようなスタンドアロー
ン型の遠赤外線照射装置200の支持構造においては、
天井吊下げ型装置で述べたような問題はないものの、遠
赤外線照射部201の支持機構202を構成するパーツ
は、支持フレーム203、キャスター204付き支持台
205その他のパーツによって構成されている。そのた
め、かかる装置全体を移動操作することは煩雑であり、
また、遠赤外線照射装置200が治療ベッド(図示せ
ず)と別体に設けられることにより、フロア占有スペー
スが大きくなるという問題点もある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した、従来
型の遠赤外線照射装置の問題点を解消した遠赤外線照射
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による遠赤外線照射装置の特徴構成は、請求
項1ないしに記載の通りである。具体的な特徴構成
は、下記の通りである。
【0009】本発明による遠赤外線照射装置の特徴構成
は、請求項1に記載の通り、治療対象に放射する遠赤外
線ヒーターをカバー体内壁に配設した遠赤外線放射部を
備えた遠赤外線治療装置において、前記遠赤外線放射部
を、治療部位に合わせて位置調整可能なスライド機構を
介して治療ベッドに取付けてあるとともに、前記遠赤外
線放射部と治療ベッドとの間隔を遠近方向に調節可能な
高さ調節機構を備えるものにおいて、前記カバー体の昇
降移動に連動して該カバー体から出退し、前記カバー体
及び前記治療ベッドの間隙を遮蔽する補助カバー体を備
える点にある。本発明による遠赤外線照射装置のもう一
つの特徴構成は、請求項2に記載の通り、治療対象に放
射する遠赤外線ヒーターをカバー体内壁に配設した遠赤
外線放射部を備えた遠赤外線治療装置であって、前記遠
赤外線放射部を、この遠赤外線放射部と治療ベッドとの
間隔を遠近方向に調節可能な高さ調節機構を介して治療
ベッドに取付けてあるものにおいて、前記カバー体の昇
降移動に連動して該カバー体から出退し、前記カバー体
及び前記治療ベッドの間隙を遮蔽する補助カバー体を備
える点にある。
【0010】これらのように構成することにより奏する
作用効果は、以下の通りである。 まず、請求項1記載の
ようなスライド機構を備えることにより、遠赤外線放射
部が、スライド機構を介して治療ベッドに取付けられ該
ベッドに一体的に支持される。この支持状態で、遠赤外
線放射部をスライドさせることによって、遠赤外線放射
部から治療部位までの距離を、好適には水平方向に調節
することができる。
【0011】上記支持構造は、ベッドと一体構成である
ため、天井吊下げ型のような特段の設置工事が不要であ
り、ベッドと設置空間を共有するため、スタンドアロー
ン型と比較して省スペースを図ることも可能となった。
また、スライド機構を介して、遠赤外線放射部から治療
部位までの水平距離を適切にすることが調節できるた
め、遠赤外線ヒーターの温熱治療効果を一層発揮しやす
いものとなった。しかも、スライド機構が、遠赤外線照
射装置の位置調節手段と、治療ベッドに対する取付け・
支持手段とを兼用するため、両手段を別個に設けたもの
と比較して、装置全体の部品数減少ひいては構造の簡略
化、低コスト化を図ることができる。
【0012】尚、たとえば、前記スライド機構を、スラ
イド方向に延設したガイドレールに遠赤外線照射装置を
取り付けて構成するとともに、遠赤外線照射装置が取り
付けられたカバー体に把手を設ければ、上述した距離調
節が把手を手で持って軽い操作力で可能となる。
【0013】次に、請求項1又は2に記載のように、前
記遠赤外線放射部と治療ベッドとの間隔を遠近方向に調
節可能な高さ調節機構を備えてあると、この高さ調節機
構を介して遠赤外線放射部から治療部位までの上下距離
を適切に調節することができるため、遠赤外線ヒーター
の温熱治療効果を一層発揮しやすい点で有利である。
た、請求項2に記載のように、前記遠赤外線放射部を
記高さ調節機構を介して治療ベッドに取付けてある
と、下記の点で有利である
【0014】このように構成すると、遠赤外線放射部
が、高さ調節機構を介して治療ベッドに取付けられ該ベ
ッドに一体的に支持される。この支持状態で、遠赤外線
放射部又はベッドを遠近方向に移動させることによっ
て、遠赤外線放射部から治療部位までの距離を遠近方向
に調節することができる。
【0015】上記支持構造は、ベッドと一体構成である
ため、天井吊下げ型のような特段の設置工事が不要であ
り、ベッドと設置空間を共有するため、スタンドアロー
ン型と比較して省スペースを図ることも可能となった
らに、高さ調節機構が遠赤外線照射装置又はベッドの
位置調節手段と、遠赤外線照射装置の治療ベッドに対す
る取付け・支持手段とを兼用するため、両手段を別個に
設けたものと比較して、装置全体の部品数減少ひいては
構造の簡略化、低コスト化を図ることができる。
【0016】尚、前記高さ調節機構が遠赤外線放射部を
治療ベッドに対して遠近方向に位置調節するものである
場合には、たとえば、遠赤外線照射装置が取り付けられ
たカバー体を複数のガイドポールで支承し、少なくとも
一つのガイドポールをガスシリンダで駆動する構成にす
ると、高さ調節操作が自動的にできるため一層好都合で
ある。
【0017】一方、前記高さ調節機構が治療ベッドを遠
赤外線放射部に対して遠近方向に位置調節するものであ
る場合には、たとえば、高さ調節機構を電動モータによ
って伸縮駆動されベッドを上下方向に昇降可能なパンタ
グラフ式のものとするとともに、該機構の固定台によっ
て、遠赤外線照射装置が取り付けられたカバー体を支承
する構成にすることができる。このように構成すると、
高さ調節操作が自動的にできるとともに、高さ調節機構
がベッドの位置調節手段と、遠赤外線放射部の治療ベッ
ドに対する取付け・支持手段とを兼用するため一層好都
合である。
【0018】さらに、請求項1又は2記載のように、前
記カバー体の昇降移動に連動して該カバー体から出退す
ることが可能な補助カバー体を備えると、下記の点で有
利である。 記高さ調節機構が、遠赤外線照射装置が取
り付けられたカバー体の高さをベッドに対して遠近調節
するものである場合には、この高さ調節操作に伴って、
前記カバー体と前記治療ベッドとの間に間隙が形成され
る。そこで、この間隙を遮蔽するために、上述のような
助カバー体を備えると好都合である。補助カバー体が
前記間隙を遮蔽することにより、遠赤外線放射部から放
射された遠赤外線の温熱が装置外部に逃げること防止
できる。従って、温熱治療効果の低下が防止できる。ま
た、治療対象である患者が脱衣状態又はこれに近い状態
で温熱治療を受けることもあるため、かかる状態の患者
を装置外部から遮蔽し、安心して治療に専念させること
を可能にする効果も期待できる。
【0019】上述した構成に加えて、さらに、請求項
記載のように、治療対象の足元に合わせて放射する遠赤
外線ヒーターを配設した足元遠赤外線放射部を備えた遠
赤外線治療装置において、前記カバー体がベッド長手方
向に分割された複数個のカバー部材からなり、各カバー
部材が互いに独立に開閉可能に構成されていると、下
の点で有利である。
【0020】通常、遠赤外線ヒーターを利用した温熱治
療は、数十分間継続して実施され、ときには1時間を超
える。前記カバー体が互いに独立に開閉可能な分割カバ
ー部材で構成されていると、治療中、一方のカバー部材
については閉じ状態で治療を継続しながら、他方のカバ
ー部材を開放して、手技(針、あんま、マッサージ等)
や、注射、点滴その他の別の治療を併行して実施するこ
とが可能となる。
【0021】従って、異なる治療を併行して実施し、治
療全体の効率向上を図ることが可能となった。
【0022】前記各カバー部材は、請求項記載のよう
に、前記治療ベッドからのヒーター配設高さが互いに異
なるように構成されていると有利である。たとえば、ヒ
ータ配設高さを、治療対象の腹部と対応するカバー部材
については比較的高くし、脚部と対応するカバー部材に
ついては比較的低くしてすることができる。従って、遠
赤外線ヒーターから治療部位までの距離が、治療対象の
各部位に亘って極力等しくなるように設定することが可
能となる。
【0023】上述した構成に加えて、さらに、請求項
記載のように、治療対象の足元に合わせて放射する遠赤
外線ヒーターを配設した足元遠赤外線放射部を備えた遠
赤外線治療装置において、前記足元遠赤外線放射部を、
治療対象の足裏に合わせて向き調節可能な向き調節機構
を介して治療ベッドに取付けてある点にあると、下記の
点で有利である。
【0024】足元を温めることは全身の血行を促進する
ため、治療部位と併行に足元にも遠赤外線を放射するこ
とは、治療部位の温熱治療効果を高めることとなる。ま
た、足裏は第2の心臓と称されるように、足裏には、人
体の各部位の神経につながるツボが集中している。上記
構成では、冒頭で述べたような効果を持つ遠赤外線が、
前記向き調節機構によって足裏に合わせて向き調節しな
がら放射される。しかも、この向き調節機構を介して、
足元遠赤外線放射部を備えた遠赤外線治療装置を治療ベ
ッドに取付け、これを支持することができる。
【0025】従って、治療効果の高い足裏という部位
に、遠赤外線を向き調節機構によって方向正確に放射す
ることができる。また、向き調節機構が遠赤外線治療装
置の取付け・支持手段を兼用しているため、かかる手段
を別個に設けたものと比較して、装置全体の部品数減少
ひいては構造の簡略化、低コスト化を図ることができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適実施形態について説明する。各実施形態で共通
の部材には同じ符号を用いる。
【0027】[第1実施形態] まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の第1実施
形態による遠赤外線照射装置1を説明する。
【0028】遠赤外線照射装置1は、治療ベッド2に横
臥する治療対象としての患者3に架橋されるドーム状の
カバー体4と、このカバー体4の内壁5に配備される遠
赤外線放射部6と、前記遠赤外線放射部6のベッド長手
方向の位置を、患者3の治療部位に合わせて調整するこ
とが可能なスライド機構7と、前記遠赤外線放射部6の
治療ベッド2に対する位置を、患者3の治療部位に合わ
せて上下方向に昇降することが可能な高さ調節機構8と
から構成される。前記カバー体4は、前記スライド機構
7及び前記高さ調節機構8を介して治療ベッド2に取付
けられ、これら機構7、8を介してベッド2に一体的に
支持される。
【0029】前記カバー体4は、ベッド長手方向に間隔
を置いて配備した複数の(図示では3本の)ガイドポー
ル9によって片持ち状に支承され、各ガイドポール9上
端部のヒンジ10を介して、ベッド長手方向に延びる軸
芯P周りに枢支回転して開閉可能に構成されている。カ
バー体4は、その外壁にヒンジ10と反対側に設けられ
た把手11を持って手で開閉可能である。各ガイドポー
ル9上端部には、ストッパ12がガイドポール9と一体
的に形成され、カバー体4の開放角度を一定角度θ(図
示の例では60°)以内に規制する。カバー体4には、
ベッド長手方向に亘ってアングル部材12aが取付けら
れ、カバー体4がストッパ12に接当する際にカバー体
4を保護する。
【0030】前記遠赤外線放射部6は、カバー体4の内
壁5に形成された凹部5aに設置された遠赤外線ヒータ
ー13、凹部5aの壁面に配備されヒーター13の温熱
を患者3に反射する反射板14、及び、カバー体4の内
壁5に沿って配備され、ヒーター13に手が直接触れな
いようにする保護ネット15からなる。
【0031】前記スライド機構7は、カバー体4が、ベ
ッド全長に亘って延設された複数のガイドレール16に
沿ってベッド長手方向にスライドできるように構成され
ている。各ガイドレール16は、各ガイドポール9から
突出しこれと一体形成されたブラケット9aの孔9bに
挿通され、両端が、ベッド2に固定されたブロック16
aに連結されている。これらのブラケット9aは補強プ
レート9cに固定されている。
【0032】前記高さ調節機構8は、ベッド側面視中央
のガイドポール9に連結されたガスシリンダ17の伸縮
によって、カバー体4のベッド2からの相対高さを調節
できるように構成される。カバー体4が昇降すると、ガ
スシリンダ17が伸縮位置に維持されてカバー体4の昇
降高さを維持するとともに、この昇降移動に連動して、
カバー体4及び治療ベッド2の間隙を遮蔽する補助カバ
ー体18がカバー体4から出退し、間隙からカバー体4
内部への外気流入を規制し、前記遠赤外線ヒーター13
の温熱治療効果を維持する。
【0033】前記ガイドレール16、ブロック16a
や、ガイドポール9、ブラケット9a、補強プレート9
c、空気シリンダ17は、ケーシング2Aに収納され、
その外観が遮蔽されている。
【0034】補助カバー体18はベッドの左右に一対設
けられ、構成が互いに異なる。カバー体開放側(図2左
側)の補助カバー体18は、カバー体4に内蔵されてい
る。この補助カバー体18は、摘み18aを介して手で
降下させて治療ベッド2の上面に接当させることが可能
な遮蔽板18Aに構成されている。尚、遮蔽板18A
は、自重で降下する構成でもよいが、かかる構成ではカ
バー体4を開いたときにも自重で突出するため、摘み1
8aを介して手で引き出す構成の方が好適である。摘み
18aはベッド長手方向に前後一対設けられるが、図2
には内一方のみが示されている。
【0035】一方、カバー体回動軸側(図2右側)の補
助カバー体18は、その下縁部が治療ベッド2の上面に
対して鉛直な起立姿勢で固定可能な遮蔽板18Bに構成
されている。遮蔽板18Bのベッド長手方向の長さは任
意に設定可能であるが、カバー体4のスライド移動を考
慮して、少なくとも、カバー体4の同方向の長さよりも
大きく設定される。図示は省略するが、前記遮蔽板18
Bは、樹脂製又は木製の板材を芯材とした樹脂製のクッ
ション材の外層を、レザーで外装して構成するのが好適
である。尚、カバー体4の昇降操作用に、カバー体4外
壁の遮蔽板18B近傍にも、把手11と同様の把手(図
示せず)を設けてもよい。また、カバー体4等を取り付
ける前のベッド2を梱包・搬送するときには、前記遮蔽
板18Bをその下辺部に貫通された軸18C周りに回動
させ、ベッド2の上面側に倒伏させることができる。カ
バー体4等をベッド2に組み付けた後、装置を使用する
ときには、ラッチ、ボルト等の適切な手段(図示せず)
を介して、遮蔽板18Bを起立姿勢に維持することがで
きる。
【0036】ベッド長手方向の一端部には、患者3の足
元に合わせて遠赤外線を放射し足元の温熱治療をするた
めに、もう一つの遠赤外線放射装置21が設けられてい
る。この遠赤外線放射装置21の足元遠赤外線放射部2
2は、カバー体23の内壁に設置した遠赤外線ヒーター
24、ヒーター24の温熱を患者3の足元に反射する反
射板25、ヒーター24の保護ネット26を備える。足
元遠赤外線放射部22は、患者3の足裏に合わせて向き
調節可能な向き調節機構27を介して、ベッド2に取付
けてある。
【0037】前記向き調節機構27は、遠赤外線ヒータ
ー24の上下角度α及び左右角度βを調節することが可
能なように構成されている。患者3がベッド2に仰向け
又は俯伏せに(つまり上下いずれかに向いて)横臥して
いる場合には、カバー体23背面に突設した把手28を
把持して、カバー体23に接続された関節アーム29を
伸縮させることによって、遠赤外線ヒーター24の上下
角度αを患者3の足裏に合わせて調節することができ
る。このとき、ヒーター24から患者3までの距離の調
節もなされる。さらに、患者3が横向き姿勢の場合に
は、ヒーター24の左右角度βも調節することができ
る。左右角度βの調節は、把手28を把持して、ベッド
2から突設され関節アーム29の下端部に接続されたア
ーム支持部材30を、その水平軸芯Q周りに回動するこ
とによって可能である。
【0038】19は、カバー体4に設けられカバー体4
から外部に空気を排出する冷却ファンである。20は、
遠赤外線ヒーター13、24のオン・オフと温度調節、
及び、冷却ファン19の作動制御を行うためのコントロ
ーラである。内部の配線は図面では省略されている。
【0039】[第2実施形態] 図3及び図4に示す、本発明の第2実施形態において
は、遠赤外線照射装置31のカバー体34が、ベッド長
手方向において分割されるとともに治療ベッド2からの
高さが異なる複数(ここでは2個)のカバー部材34
a、34bからなり、各カバー部材が互いに独立に開閉
可能に構成されている。一方のカバー部材34aと他方
のカバー部材34bとの間では、遠赤外線ヒーター43
a、43bの治療ベッド2からの配設高さが互いに異な
る。第2実施形態においては、第1実施形態で示したス
ライド調節機構7はない。
【0040】また、各カバー部材の高さ調節機構38
a、38bは、別個のガスシリンダ47a、47bを備
えることによって、互いに独立に作動可能に構成されて
いる。
【0041】カバー体開放側(図4左側)の補助カバー
体48も、対応する高さ調節機構38a、38bに連動
し、各カバー部材34a、34bから互いに独立に出退
し、カバー部材34a、34bと治療ベッド2の間隙を
遮蔽する。各補助カバー体48は、それぞれに設けられ
た摘み48aを介して手で降下させて治療ベッド2の上
面に接当させることが可能な遮蔽板48Aに構成されて
いる。
【0042】一方、カバー体回動軸側(図4右側)の補
助カバー体48は、その下縁部が治療ベッド2の上面に
対して鉛直な起立姿勢で固定可能な一枚の遮蔽板48B
に構成されている。遮蔽板48Bのベッド長手方向の長
さは、同方向におけるカバー部材34a、34bの長さ
の合計にほぼ対応している。遮蔽板48Bの内部構造
は、第1実施形態の遮蔽板18Bと同様、樹脂製又は木
製の板材を芯材とした樹脂製のクッション材の外層を、
レザーで外装して構成するのが好適である。また、第1
実施形態の遮蔽板18Bと同様、遮蔽板48Bも、その
下辺部に貫通された軸48C周りに回動させることによ
ってベッド梱包・搬送時の倒伏姿勢とカバー体34等の
組み付け後の起立姿勢との間で切換可能であり、ラッ
チ、ボルト等の適切な固定手段(図示せず)によって起
立姿勢を維持することができる。
【0043】尚、小さい方のカバー部材34bには、フ
ァン19が一つのみ、ベッド長手方向前後の遠赤外線ヒ
ーター43b、43bの間に共通に設けられているが、
ヒーターの数に対応する個数設けてもよい。また、第2
実施形態においても、第1実施形態で示したスライド調
節機構7と同様の機構を備えてもよい。
【0044】足元の温熱治療をするもう一つの遠赤外線
放射装置51は、足元遠赤外線放射部22については第
1実施形態と同じ構成である。一方、足元遠赤外線放射
部22の向き調節機構57は、第1実施形態での関節ア
ーム29に代えて、ボルト59、60の弛緩によって遠
赤外線ヒーター24の上下角度α及び左右角度βを調節
するように構成されている。
【0045】[第3実施形態] 第1、第2実施形態では高さ調節機構8、38a、38
bが、カバー体4、34を治療ベッド2に対して遠近調
節可能に構成されていたのに対して、図5及び図6に示
す本発明の第3実施形態においては、高さ調節機構88
が、ベッド82の方をカバー体34に対して遠近調節可
能に構成されている。
【0046】遠赤外線照射装置31及びこれが配置され
るカバー体34、並びに、足元の温熱治療をするもう一
つの遠赤外線放射装置51については、これら自体の構
成は第2実施形態と同じである。第3実施形態において
も、第1実施形態で示したスライド調節機構7はない。
【0047】第3実施形態の高さ調節機構88は、主と
してパンタグラフ部材91から構成されている。治療ベ
ッド82のマット82B底面には、その長手方向(図5
の左右方向)に沿って2本の上方レール84が延設固定
されている。この上方レール84に対して、一方の、車
輪付きの上腕部91aをレール84上でスライド可能に
し、他方の上腕部91bをレール84にスライド不可能
に固定したパンタグラフ部材91の上部が連結される。
パンタグラフ部材91の下部は、パンタグラフ部材9
1、その上方のベッド82のマット82B及び患者3を
支承するキャスター付きの載置台94に連結される。こ
の載置台94にも前記上方レール84と平行に2本の下
方レール85が延設固定されており、パンタグラフ部材
91の一方の、車輪付き脚部91cをレール85上でス
ライド可能にするとともに、他方の脚部91dをレール
にスライド不可能に固定して、パンタグラフ部材91の
下部が連結される。
【0048】パンタグラフ部材91の両脚部91c、9
1dの間には、電動モータ86によって伸縮駆動するシ
リンダ92が架設されている。シリンダ92は、装置の
足元に設置され、ベッド上昇用スイッチ及び下降用スイ
ッチ(いずれも図示せず)を備えたフットスイッチ87
によって伸縮駆動する。このフットスイッチ87は、上
昇・下降いずれかのスイッチの足踏み操作でベッドが昇
降するとともに、足を離すと昇降が停止するように構成
されている。
【0049】パンタグラフ部材91の外周は、蛇腹状の
保護カバー93で囲繞され、パンタグラフに手足が巻き
込まれるといった事故の防止が図られている。保護カバ
ー93は、可撓性を有するものであれば任意の材製とす
ることができる。
【0050】また、カバー体34は、ドーム状の各分割
カバー体34a、34bの脚部が単一の固定台95に載
置・固定されることによって、全体的に該固定台95に
支承されている。設置現場では、固定台95のフレーム
空所に高さ調節機構88が挿通され、伸縮部材91の載
置台94と固定台95の脚部95cとが該載置台94の
四隅でジョイント金具96を介して互いに連結される。
この連結により、高さ調節機構88も、遠赤外線ヒータ
ー43a、43bを設置したカバー体34の荷重を支承
し、遠赤外線治療装置の支持構造に寄与する。
【0051】上記構成においてコントローラ20の操作
をすると、シリンダ92が伸縮作動してパンタグラフ部
材91の両脚部91c、91dの間隔を遠近方向に移動
操作し、その移動量に比例して、治療ベッド82のマッ
ト82Bが上下方向に昇降移動する。このことにより、
治療ベッド82から分割カバー部材34a、34bに設
置された各遠赤外線ヒーター43a、43bまでの間隔
が調節される。
【0052】治療ベッド82のマット上面82cの昇降
ストロークSは、側面視(図5視)でカバー体34の脚
部長さLにオーバーラップしており、ベッド82が最大
下降位置にあるときには、人体載置部となるマット82
Bは、カバー体34の脚部の下端と略面一か、又は該下
端よりもわずかに上位に位置する。従って、使用時の治
療ベッド82の上面はカバー体34によって常に遮蔽さ
れることとなるため、第1、第2実施形態に示した補助
カバー体は設けられていない。
【0053】尚、開閉可能なカバー体34の内壁とマッ
ト82Bの側面との間にはベッド幅方向(図6の左右方
向)に適切な間隙が取られ、ベッド最大上昇位置におい
ても、独立して開閉可能なカバー体34の各カバー部材
34a、34bと干渉しないように寸法設定される。前
記昇降ストロークSは、好適には約150mmである
が、前記間隙の寸法設定を考慮した上で適宜変更するこ
とが可能である。
【0054】[別実施形態] 以上、本発明による遠赤外線放射装置の実施形態を説明
したが、これら実施形態に構造を限定されるものではな
い。
【0055】たとえば、前記スライド機構7は、ベッド
長手方向にのみ遠赤外線放射部を移動可能に構成されて
いるが、ベッド幅方向に設けてもよい。また、ベッド長
手方向と幅方向の両方向にもスライド可能な構成にすれ
ば、治療部位によっては、患者が横向き姿勢ではなく、
より安楽な仰向け姿勢又は俯伏せ姿勢のままで温熱治療
を受け得る。前記スライド機構7は、第2及び第3実施
形態においても設けることが可能である。
【0056】また、第1実施形態では、第2実施形態と
ともにカバー体が治療ベッドに対して遠近調節可能な高
さ調節機構8を示したが、第3実施形態に示した高さ調
節機構88のように、治療ベッドの方がカバー体に対し
て遠近調節可能なものを採用してもよい。
【0057】第1及び第2実施形態で示した高さ調節機
構8、38a、38bでは、ガスシリンダ17の代わり
に、油圧シリンダを用いてもよいし、電動モータ等を用
いた機械式の機構にしてもよい。
【0058】第3実施形態で示した治療ベッド82の高
さ調節機構88の構成はパンタグラフ式のものに限定さ
れるものではなく、様々な態様のものを採用することが
可能である。パンタグラフ部材91の駆動手段も、電動
モータに限定されるものではなく、他の駆動源を採用す
ることも可能である。また、高さ調節手段88の調節操
作についても、フットスイッチ87で行う代わりに、ベ
ッド側面に取り付けられ、遠赤外線ヒーター及び冷却フ
ァンの作動制御も行うコントローラ20の操作によって
行ってもよい。
【0059】前記足元遠赤外線放射部22の向き調節機
構についても、バネ、ノッチ等の他の手段で向き調節を
することが可能である。
【0060】尚、図面では省略したが、治療現場におい
ては、治療ベッドのマット上の人体載置部にも遠赤外線
放射ヒーターを載置することがよく行われる。ただし、
人体載置部には患者が直接的に(必要に応じてクッショ
ン材が介装される。)接し、遠赤外線放射源からの距離
が短く遠赤外線の減衰が少ないため、比較的小容量のヒ
ーターで足りる。たとえば、カバー体や足元の遠赤外線
放射源に使用するヒーターの容量を300Wとすると、
人体載置部のヒーターは150Wで足りる。
【0061】[補助カバー体の別実施形態] また、補助カバー体18、48のうちベッド上面に固定
する遮蔽板18B、48Bについては、カバー体の上下
移動に連動して出退する遮蔽幕に構成してもよい。以
下、遮蔽幕の具体例を説明する。
【0062】図7及び図8は、図1及び図2に示した第
1実施形態において、遮蔽板18Bを遮蔽幕61に代え
た場合の幕取付構造の一例を示す。遮蔽幕61は任意の
材製としてよいが、好適には、可撓性樹脂又は布に断熱
加工をしたものである。遮蔽幕61は、上辺部がピン6
2によってカバー体4の内壁5に固定される一方、下辺
部が巻き取りドラム63に巻き付けられている。このド
ラム63にはドラムシャフト64が挿通され、ドラムシ
ャフト64の両端部がドラム長手方向から突出し、ブラ
ケット65を介して補強プレート9cに固定される。各
ブラケット65には、ぜんまいバネ66の一端がピン6
7によって固定される。
【0063】前記ゼンマイバネ66は遮蔽幕61を引っ
張り付勢する引っ張りバネであり、カバー体4が最下位
位置(カバー体4とベッド2のマット面とが接当する位
置)から上昇すると、バネ66の引っ張り付勢力に抗し
て遮蔽幕61が巻き取りドラム63内部のシャフト64
から繰り出される。次に、カバー体4を下降すると、バ
ネ64の付勢力で遮蔽幕61がシャフト64に巻き取ら
れる。
【0064】上記構成では、遮蔽幕61の上辺部がカバ
ー体4に、下辺部が補強プレート9cに固定されている
ため、スライド機構7が作用すると、カバー体4と連動
して遮蔽幕61もベッド長手方向にスライドする。尚、
前記巻き取りドラム63を遮蔽幕61の上辺部に設ける
ことも可能であるが、このような配置ではベッド2に横
臥する患者3にドラム63が近接することとなるため、
図示のように遮蔽幕61の下辺部に設ける方が有利であ
る。
【0065】図9及び図10は、図3及び図4に示した
第2実施形態において、遮蔽板48Cを遮蔽幕71に代
えた場合の幕取付構造の一例を示す。第2実施形態には
スライド機構7がないため、図5及び図6の例とは異な
り、遮蔽幕71の下辺部をベッド2の下面に固定するこ
とが可能である。その他の点では図5及び図6の例と同
様であり、遮蔽幕71の上辺部がピン72でカバー体3
4に固定される一方、下辺部が、ベッド2の下面に固定
された巻き取りドラム73に巻き取られている。このド
ラム73にはドラムシャフト74が挿通され、シャフト
74のドラム73から突出した両端部にブラケット75
を介してぜんまいバネ76が設けられ、このバネ76の
一端がピン77でブラケット75に固定されている。
【0066】この構成において、カバー体34a又は3
4bがベッド2のマット面と接当する最下位位置から上
昇すると、ぜんまいバネ76の引っ張り付勢力に抗して
遮蔽幕71がドラムシャフト74から繰り出され、次に
カバー体34a又は34bを下降すると、バネ76の付
勢力で遮蔽幕71がシャフト74に巻き取られる。
【0067】
【発明の効果】上記のように、本発明による遠赤外線治
療装置においては、遠赤外線放射部が、スライド機構、
高さ調節機構又は向き調節機構を介して治療ベッドに一
体に取付けてある。このことにより、遠赤外線放射部か
ら治療部位までの距離又は方向の適切な調節と、設置の
省スペースとが図られ、しかも煩雑な設置工事は不要で
ある。また、上記機構が遠赤外線放射部の治療ベッドに
対する取付け・支持手段に兼用されているため、部品点
数の減少等も図られる。さらに、補助カバー体を備えた
ことによって、カバー体の高さ調節操作に伴って該カバ
ー体と治療ベッドとの間に形成される間隙を遮蔽し、遠
赤外線放射部から放射された遠赤外線の温熱が装置外部
に逃げることを防止できる。また、カバー体を複数個の
カバー部材に分割し互いに独立に開閉可能に構成すれ
ば、遠赤外線による温熱治療と別の治療等とを併行し、
治療全体の効率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の遠赤外線治療装置
の側面図
【図2】図1右側から見た図
【図3】本発明による第2実施形態の遠赤外線治療装置
の側面図
【図4】図3右側から見た図
【図5】本発明による第3実施形態の遠赤外線治療装置
の一部切欠き側面図
【図6】図5右側から見た一部切欠き図
【図7】前記第1実施形態の改変例を示す拡大図
【図8】図7の側面図
【図9】前記第2実施形態の改変例を示す拡大図
【図10】図9の側面図
【図11】従来例の遠赤外線治療装置を示す斜視図
【図12】別の従来例の遠赤外線治療装置を示す斜視図
【符号の説明】
1、21、31、51 遠赤外線治療装置 2、82 治療ベッド 3 治療対象 4、34 カバー体 5 カバー体内壁 6 遠赤外線放射部 7 スライド機構 8、38a、38b、88 高さ調節機構 13、24、43a、43b 遠赤外線ヒーター18A、48A、61、71 補助カバー体 22 足元遠赤外線放射部 27、57 向き調節機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 5/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療対象に放射する遠赤外線ヒーターを
    カバー体内壁に配設した遠赤外線放射部を備えた遠赤外
    線治療装置であって、 前記遠赤外線放射部を、治療部位に合わせて位置調整可
    能なスライド機構を介して治療ベッドに取付けてある
    ともに、 前記遠赤外線放射部と治療ベッドとの間隔を遠近方向に
    調節可能な高さ調節機構を備えるものにおいて、 前記カバー体の昇降移動に連動して該カバー体から出退
    し、前記カバー体及び前記治療ベッドの間隙を遮蔽する
    補助カバー体を備える 遠赤外線治療装置。
  2. 【請求項2】 治療対象に放射する遠赤外線ヒーターを
    カバー体内壁に配設した遠赤外線放射部を備えた遠赤外
    線治療装置であって、 前記遠赤外線放射部を、この遠赤外線放射部と治療ベッ
    ドとの間隔を遠近方向に調節可能な高さ調節機構を介し
    て治療ベッドに取付けてあるものにおいて、 前記カバー体の昇降移動に連動して該カバー体から出退
    し、前記カバー体及び前記治療ベッドの間隙を遮蔽する
    補助カバー体を備える 遠赤外線治療装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー体がベッド長手方向に分割さ
    れた複数個のカバー部材からなり、各カバー部材が互い
    に独立に開閉可能に構成されている請求項1又は2記載
    の遠赤外線治療装置。
  4. 【請求項4】 前記各カバー部材の、前記治療ベッドか
    らのヒーター配設高さが互いに異なるように構成されて
    いる請求項記載の遠赤外線治療装置。
  5. 【請求項5】 治療対象の足元に合わせて放射する遠赤
    外線ヒーターを配設した足元遠赤外線放射部を、治療対
    象の足裏に合わせて向き調節可能な向き調節機構を介し
    て治療ベッドに取付けてある請求項1〜いずれか1項
    記載の遠赤外線治療装置。
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