JP3306233B2 - 二次電池の充電方法 - Google Patents

二次電池の充電方法

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電中の二次電池の温
度を検出して充電電流を制御する二次電池の充電方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池の過充電を防止して満充電する
ための充電方法として、充電中の二次電池の電池温度を
検出して制御するものがある。例えば、特開平1−30
8132号公報によれば、充電開始時の電池温度を初期
値として記憶しておき、充電中の二次電池より検出した
電池温度から前記初期値を減算することにより、充電開
始時からの温度上昇分を検出し、斯る温度上昇分が所定
値に達すると充電を制御する方法が提案されている。
【0003】更には、充電中の二次電池の電池電圧を検
出して制御する方法も広く知られている。これには、二
次電池の電池電圧がピーク電圧に達したことを検出して
満充電とするピーク検出方法と、ピーク電圧から所定電
圧(即ち、ΔV)低下したことを検出する、所謂−ΔV
検出方法との2つがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような充電方法に
おいて、電池温度による制御では、充電する二次電池の
種類または周囲温度等の影響により、種々の二次電池の
全てを満充電することはできない。例えば、充電する二
次電池の種類が異なる場合、当然ながら満充電に達する
までの温度上昇度合いが異なる。従って、前記所定値を
一定とした場合には、二次電池の種類によって、過充電
となったり、充電不足が生じたりする恐れがある。
【0005】また、放電直後の二次電池にあっては、充
電開始時の電池温度が非常に高いことから、前述の方法
では過充電してしまう。
【0006】更に、電池電圧の検出による制御では、雑
音等により充電電源に電圧変動が生じると、この変動を
−ΔVとして誤検出してしまうことがある。また過放電
された不活性電池にあっては、充電初期に生じる電池電
圧の上昇及び降下を、これまた−ΔV(あるいはピーク
電圧)として誤検出する恐れがある。これらの場合、い
ずれも充電不足となってしまう。
【0007】本発明はこれら従来技術の欠点を解消し、
種々の二次電池を確実に満充電する充電方法を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、二次電池に充
電電流を供給して充電し、前記二次電池の満充電を検出
して前記充電電流の制御を行う二次電池の充電方法にお
いて、前記二次電池の電池温度が所定温度上昇するのに
要する充電時間を逐次演算して、少なくとも2つの演算
値の比較結果が所定の関係を満足したことを検出すると
共に、前記二次電池の電池電圧を検出して前記二次電池
の電圧変化を演算して、電池電圧がピーク電圧に達した
ことまたはピーク電圧から所定電圧低下したことを検出
すると、これら検出結果に基いて前記二次電池の満充電
を検出することを特徴としている。
【0009】
【作用】図4は、充電中の二次電池の電池電圧及び電池
温度の変化を示している。同図から分かるように、二次
電池の電池温度は、満充電に近付いた時点で急速に上昇
する特性を備えている。
【0010】そこで、本発明は、まず二次電池の電池温
度が所定温度上昇するのに要する充電時間を逐次演算し
て、少なくとも2つの演算値の比較結果が所定の関係を
満足したことを検出する。更に、二次電池の電池電圧を
検出して前記二次電池の電圧変化を演算して、電池電圧
がピーク電圧に達したことまたはピーク電圧から所定電
圧低下したことを検出する。
【0011】そして、これら電池温度及び電池電圧の検
出がなされると、二次電池の満充電が検出されたと判断
して充電電流を制御、即ち、充電を停止するか、または
急速充電電流をトリクル充電電流に低減する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の充電方法を実施するための充
電回路の一実施例を示すブロック回路図である。1は商
用交流電源、2は商用交流電源1の両端に接続され、商
用交流を適宜の直流に変換する充電用電源、3は充電さ
れる二次電池であり、ニッケルカドミウム電池やニッケ
ル水素電池からなる。4は二次電池3の陽極と充電用電
源2の+端子との間に接続された充電制御スイッチ、5
は二次電池3の外装ケースに当接され、電気的に二次電
池3の陰極に接続された温度検出用サーミスタ、6はサ
ーミスタ5に接続され、二次電池3の電池温度を検出す
る温度検出回路、7は二次電池3の陽極に接続され、二
次電池3の電池電圧を検出する電圧検出回路、8は温度
検出回路6及び電圧検出回路7の出力を演算し、充電制
御スイッチ4を制御する演算回路であり、マイクロコン
ピュータから構成される。
【0013】以下、図2のフローチャート及び図3の充
電時間−電池温度特性図を参照して本実施例の動作を説
明する。二次電池3は、充電制御スイッチ4を介して充
電用電源2より供給される急速充電電流により急速充電
される。二次電池3の急速充電が開始されると、二次電
池3の電池温度がサーミスタ5及び温度検出回路6によ
って検出され、そして、所定温度上昇するのに要する充
電時間が演算回路8により逐次演算される。斯る演算は
演算回路8内のカウンタにより行われる。即ち、演算回
路8は、一定のサンプリング時間(本実施例では1秒)
が経過する毎にカウンタのインクリメントを行う。斯る
カウント動作は二次電池3の電池温度が上昇中である間
継続して行われる。そして、二次電池3の電池温度が所
定温度ΔT上昇すると、それまでのカウント値をNCO
UNTとして記憶する。
【0014】こうして所定温度ΔT上昇するのに要する
時間を逐次演算し、所定温度ΔT上昇するのに要した最
新の充電時間をNCOUNT、その1回前に要した充電
時間をLCOUNT及び2回前に要した時間をLCOU
NT2とした時、 NCOUNT≦K×(LCOUNT+LCOUNT2)÷2 (Kは係数) の関係式を満足しているかどうかを判断する。なお、K
の値は、例えば0.5に設定される。
【0015】この充電時間のカウント及び判断は、二次
電池3の電池温度が所定温度(例えば、40〜70℃)
以下である場合、前記関係式が満足されるまで逐次行わ
れる。図3によれば、T1〜T5は夫々、電池温度が所定
温度ΔT上昇するのに要する時間(即ちカウント数)を
示しており、この例では時間T5をカウントした時点で
前記関係式を満足するようになったことを表している。
【0016】こうして前記関係式を満足することを検出
すると、演算回路8は、電圧検出回路7にて検出した二
次電池3の電池電圧に基いて二次電池3の電圧変化を演
算し、電池電圧がピーク電圧に達したかまたはピーク電
圧から所定電圧低下したか否かを判断する。そして、こ
れが検出されると、二次電池3は満充電されたとして急
速充電を終了し、トリクル充電に移行するかまたは充電
を終了する。
【0017】ところで、満充電した直後の二次電池を再
充電したような場合には、充電初期から電池温度は急激
に上昇するため、前記関係式を満足することを検出でき
ず、従って、充電が継続されて過充電に至る恐れがあ
る。そこで、電池温度に関して前記関係式が満足されな
い場合、演算回路8は二次電池3の電池温度が所定温度
(40〜70℃)以上であり、かつ電池温度が上昇中で
あるかどうかを判断している。そして、これが検出され
ると、前記関係式を満足することを検出した場合と同様
に、演算回路8は、電圧検出回路7にて検出した二次電
池3の電池電圧に基いて二次電池3の電圧変化を演算し
て、電池電圧がピーク電圧に達したかまたはピーク電圧
から所定電圧低下したか否かを判断し、その結果に基い
て、二次電池3は満充電されたとして急速充電を終了
し、トリクル充電に移行するかまたは充電を終了する。
【0018】以上を要約すると、本実施例においては、
二次電池3の電池温度が所定温度ΔT上昇するのに要す
る充電時間を逐次演算し、所定温度ΔT上昇するのに要
した最新の充電時間をNCOUNT、その1回前に要し
た充電時間をLCOUNT及び2回前に要した時間をL
COUNT2とした時、 NCOUNT≦K×(LCOUNT+LCOUNT2)÷2 (Kは係数) の関係式を満足しているかどうかを判断すると共に、こ
の関係式が満足されない場合には、充電中の二次電池3
の電池温度が所定温度(40〜70℃)であり、かつ電
池温度が上昇中であるかを判断する。
【0019】一方、二次電池3の電池電圧を検出して二
次電池3の電圧変化を演算して、電池電圧がピーク電圧
に達したことまたはピーク電圧から所定電圧低下したか
どうかを判断する。
【0020】そして、これら電池温度及び電池電圧の検
出がなされると、二次電池3の満充電が検出されたと判
断して充電電流を制御、即ち、充電を停止するかまたは
トリクル充電するようにしたものである。
【0021】なお、二次電池3の電池温度が所定温度上
昇するのに要する充電時間を逐次演算した後、所定温度
上昇するのに要した時間が満足すべき関係は、前述の関
係式に限らず、所定温度ΔT上昇するのに要した最新の
充電時間をNCOUNT、その1回前に要した充電時間
をLCOUNT及び2回前に要した時間をLCOUNT
2とした時、 NCOUNT≦K×LCOUNT (Kは係数であり、例えば2) NCOUNT≦K×LCOUNT2 (Kは係数であり、例えば2) でもよい。要するに、二次電池3の電池温度が急激に上
昇していることを検出することができるような関係式で
あればよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、二次電池に充電電流を
供給して充電し、前記二次電池の満充電を検出して前記
充電電流の制御を行う二次電池の充電方法において、前
記二次電池の電池温度が所定温度上昇するのに要する充
電時間を逐次演算して、少なくとも2つの演算値の比較
結果が所定の関係を満足したことを検出すると共に、前
記二次電池の電池電圧を検出して前記二次電池の電圧変
化を演算して、電池電圧がピーク電圧に達したことまた
はピーク電圧から所定電圧低下したことを検出すると、
これら検出結果に基いて前記二次電池の満充電を検出す
るので、如何なる状態にある二次電池を充電しても確実
に満充電を検出して充電を制御することができる。従っ
て、二次電池の過充電または充電不足を解消し、最適に
満充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電方法を実施するための充電回路の
一実施例を示すブロック回路図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明における充電時間−電池温度の特性図で
ある。
【図4】通常の二次電池の充電時間−電池温度、電池電
圧の特性図である。
【符号の説明】
2 充電用電源 3 二次電池 4 充電制御スイッチ 5 サーミスタ 6 温度検出回路 7 電圧検出回路 8 演算回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池に充電電流を供給して充電し、
    前記二次電池の満充電を検出して前記充電電流の制御を
    行う二次電池の充電方法において、前記二次電池の電池
    温度が所定温度上昇するのに要する充電時間を逐次演算
    して、少なくとも2つの演算値の比較結果が所定の関係
    を満足したことを検出すると共に、前記二次電池の電池
    電圧を検出して前記二次電池の電圧変化を演算して、電
    池電圧がピーク電圧に達したことまたはピーク電圧から
    所定電圧低下したことを検出すると、これら検出結果に
    基いて前記二次電池の満充電を検出することを特徴とす
    る二次電池の充電方法。
  2. 【請求項2】 前記電池温度の演算において、所定温度
    上昇するのに要した最新の充電時間をT(n)、1回前に
    要した充電時間をT(n-1)及び2回前に要した時間をT
    (n-2)とした時、 Tn≦K×(T(n-1)+T(n-2))÷2 (Kは係数) の関係を満足したことを検出することを特徴とする請求
    項1の二次電池の充電方法。
  3. 【請求項3】 前記電池温度の演算において、少なくと
    も2つの演算値の比較結果が所定の関係を満足したこと
    を検出できない場合、前記二次電池の電池温度が所定温
    度以上であり、かつ電池温度が上昇中であることを検出
    すると共に、電池電圧がピーク電圧に達したことまたは
    ピーク電圧から所定電圧低下したことを検出して前記二
    次電池の満充電を検出することを特徴とする請求項1の
    二次電池の充電方法。
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