JP3305279B2 - Ｉｐアドレス動的割り当て装置 - Google Patents
Ｉｐアドレス動的割り当て装置Info
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- JP3305279B2 JP3305279B2 JP8669399A JP8669399A JP3305279B2 JP 3305279 B2 JP3305279 B2 JP 3305279B2 JP 8669399 A JP8669399 A JP 8669399A JP 8669399 A JP8669399 A JP 8669399A JP 3305279 B2 JP3305279 B2 JP 3305279B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＤＨＣＰ（ダイナ
ミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコ
ル）クライアントからネットワークを介して受けたＩＰ
（インターネット・プロトコル）アドレスの要求に応じ
て一つの空きＩＰアドレスを動的に割り当てるＩＰアド
レス動的割り当て装置に関し、特に、ハッシュテーブル
に基づく各種プロトコルテーブルの検索時間を短縮でき
るＩＰアドレス動的割り当て装置に関する。
ミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコ
ル）クライアントからネットワークを介して受けたＩＰ
（インターネット・プロトコル）アドレスの要求に応じ
て一つの空きＩＰアドレスを動的に割り当てるＩＰアド
レス動的割り当て装置に関し、特に、ハッシュテーブル
に基づく各種プロトコルテーブルの検索時間を短縮でき
るＩＰアドレス動的割り当て装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＩＰアドレス動的割り当
て装置では、割り当て制御部が、ノードとなるＤＨＣＰ
クライアントからＩＰアドレスの割り当て要求を受けた
際、この時点で空きのＩＰアドレスのうち、最小数値の
ＩＰアドレスから順次割り当てていた。
て装置では、割り当て制御部が、ノードとなるＤＨＣＰ
クライアントからＩＰアドレスの割り当て要求を受けた
際、この時点で空きのＩＰアドレスのうち、最小数値の
ＩＰアドレスから順次割り当てていた。
【０００３】すなわち、ＩＰアドレスの割り当て制御部
は、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際に、例え
ば、図１のＩＰアドレステーブル２０のように若い番号
から順に列挙されるＩＰアドレスから、ハッシュ関数値
に無関係に空きの最も若い番号のＩＰアドレスを選択し
て割り当てている。
は、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際に、例え
ば、図１のＩＰアドレステーブル２０のように若い番号
から順に列挙されるＩＰアドレスから、ハッシュ関数値
に無関係に空きの最も若い番号のＩＰアドレスを選択し
て割り当てている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のＩＰア
ドレス動的割り当て装置では、各ノードが有するプロト
コルテーブルの検索時間が増大する事態を生じるという
問題点がある。
ドレス動的割り当て装置では、各ノードが有するプロト
コルテーブルの検索時間が増大する事態を生じるという
問題点がある。
【０００５】その理由は、各ノードが他のノードと通信
する際に使用する各種プロトコルテーブル、例えばＩＰ
ルーティングテーブル、ＡＲＰ（アドレス・レゾリュー
ション・プロトコル）テーブル、ＡＴＭ（非同期転送モ
ード）ＡＲＰテーブルなど、では高速検索を目的として
ＩＰアドレスをハッシュテーブル形式で格納しているた
め、ＩＰアドレスの割り当て状態および解除による空き
状態を繰り返す結果、形成されるハッシュテーブルの分
布が偏る状態が生じるからである。
する際に使用する各種プロトコルテーブル、例えばＩＰ
ルーティングテーブル、ＡＲＰ（アドレス・レゾリュー
ション・プロトコル）テーブル、ＡＴＭ（非同期転送モ
ード）ＡＲＰテーブルなど、では高速検索を目的として
ＩＰアドレスをハッシュテーブル形式で格納しているた
め、ＩＰアドレスの割り当て状態および解除による空き
状態を繰り返す結果、形成されるハッシュテーブルの分
布が偏る状態が生じるからである。
【０００６】本発明の課題は、上記問題点を解決して、
ハッシュテーブル形式の各種プロトコルテーブルにおけ
る検索時間を短縮できるＩＰアドレス動的割り当て装置
を提供することである。
ハッシュテーブル形式の各種プロトコルテーブルにおけ
る検索時間を短縮できるＩＰアドレス動的割り当て装置
を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によるＩＰアドレ
ス動的割り当て装置は、ＤＨＣＰクライアントからＩＰ
アドレスの割り当て要求を受けた際、割り当て済みのＩ
Ｐアドレスに加えてハッシュテーブル分布をほぼ同一に
する一つのＩＰアドレスを空きＩＰアドレスから選択し
て割り当てるＩＰアドレス割り当て制御手段を備えてい
る。また、具体的な手段として、所定のハッシュ関数値
毎に割り当て済みのＩＰアドレス数を格納する同一ハッ
シュ関数値テーブルを備えている。ＩＰアドレス割り当
て制御部は、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際、
同一ハッシュ関数値テーブルから割り当て済みのＩＰア
ドレス数が最小のハッシュ関数値を読み取り、読み取っ
たハッシュ関数値を有する一つの空きＩＰアドレスを選
択している。
ス動的割り当て装置は、ＤＨＣＰクライアントからＩＰ
アドレスの割り当て要求を受けた際、割り当て済みのＩ
Ｐアドレスに加えてハッシュテーブル分布をほぼ同一に
する一つのＩＰアドレスを空きＩＰアドレスから選択し
て割り当てるＩＰアドレス割り当て制御手段を備えてい
る。また、具体的な手段として、所定のハッシュ関数値
毎に割り当て済みのＩＰアドレス数を格納する同一ハッ
シュ関数値テーブルを備えている。ＩＰアドレス割り当
て制御部は、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際、
同一ハッシュ関数値テーブルから割り当て済みのＩＰア
ドレス数が最小のハッシュ関数値を読み取り、読み取っ
たハッシュ関数値を有する一つの空きＩＰアドレスを選
択している。
【０００８】この構成により、割り当て済みのＩＰアド
レスが、各ハッシュ関数値それぞれでほぼ均等に割り当
てられるので、各ノードのハッシュテーブルにおけるＩ
Ｐアドレスの分布はほぼ均等に維持される。
レスが、各ハッシュ関数値それぞれでほぼ均等に割り当
てられるので、各ノードのハッシュテーブルにおけるＩ
Ｐアドレスの分布はほぼ均等に維持される。
【０００９】また、この具体的な構成の一つは、割り当
て可能な範囲のＩＰアドレスそれぞれに所定のハッシュ
関数値情報並びに割り当て済みおよび空きのいずれかの
情報それぞれを格納するＩＰアドレス管理テーブルと、
ＤＨＣＰクライアントとネットワークを介して通信する
ＤＨＣＰプロトコル通信部と、このＤＨＣＰプロトコル
通信部を介してＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際
には前記ＩＰアドレス管理テーブルから、割り当て済み
のＩＰアドレスに加えた場合にハッシュテーブル分布を
ほぼ同一にする一つのＩＰアドレスを空きＩＰアドレス
から選択して割り当てるＩＰアドレス割り当て制御手段
とを備えている。
て可能な範囲のＩＰアドレスそれぞれに所定のハッシュ
関数値情報並びに割り当て済みおよび空きのいずれかの
情報それぞれを格納するＩＰアドレス管理テーブルと、
ＤＨＣＰクライアントとネットワークを介して通信する
ＤＨＣＰプロトコル通信部と、このＤＨＣＰプロトコル
通信部を介してＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際
には前記ＩＰアドレス管理テーブルから、割り当て済み
のＩＰアドレスに加えた場合にハッシュテーブル分布を
ほぼ同一にする一つのＩＰアドレスを空きＩＰアドレス
から選択して割り当てるＩＰアドレス割り当て制御手段
とを備えている。
【００１０】また、ＩＰアドレス管理テーブルは、それ
ぞれのハッシュ関数値を付与した割り当て済みＩＰアド
レスを列挙した割当済ＩＰアドレステーブルと、それぞ
れのハッシュ関数値を付与した空きＩＰアドレスを列挙
した空きＩＰアドレステーブルとを備えてもよく、ま
た、所定のハッシュ関数値毎に割り当て済みのＩＰアド
レス数を格納する同一ハッシュ関数値テーブルを備えて
もよい。
ぞれのハッシュ関数値を付与した割り当て済みＩＰアド
レスを列挙した割当済ＩＰアドレステーブルと、それぞ
れのハッシュ関数値を付与した空きＩＰアドレスを列挙
した空きＩＰアドレステーブルとを備えてもよく、ま
た、所定のハッシュ関数値毎に割り当て済みのＩＰアド
レス数を格納する同一ハッシュ関数値テーブルを備えて
もよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１２】図１は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【００１３】図１に示されたＩＰアドレス動的割り当て
装置３は、ＤＨＣＰクライアントであるノード１からネ
ットワーク２を介してＩＰアドレスの割り当て要求を受
けることとなる。
装置３は、ＤＨＣＰクライアントであるノード１からネ
ットワーク２を介してＩＰアドレスの割り当て要求を受
けることとなる。
【００１４】ＩＰアドレス動的割り当て装置３は、ＩＰ
アドレス管理テーブル１０、ＤＨＣＰプロトコル通信部
１１およびＩＰアドレス割り当て制御部（以後、割り当
て制御部と略称する）１２により構成されているものと
する。
アドレス管理テーブル１０、ＤＨＣＰプロトコル通信部
１１およびＩＰアドレス割り当て制御部（以後、割り当
て制御部と略称する）１２により構成されているものと
する。
【００１５】ＩＰアドレス管理テーブル１０は、割り当
て可能な範囲のＩＰアドレスそれぞれに従って空きアド
レスかまたは割り当て済みアドレスかの情報を格納する
ＩＰアドレステーブル２０と、ハッシュ関数の値に従っ
て割り当て済みのＩＰアドレス数を格納する同一ハッシ
ュ関数値テーブル２３とを備えるものとする。ハッシュ
関数が同一の値となる割り当て済みＩＰアドレス数を、
ここでは「ハッシュ同値ＩＰアドレス数」と呼ぶことと
する。
て可能な範囲のＩＰアドレスそれぞれに従って空きアド
レスかまたは割り当て済みアドレスかの情報を格納する
ＩＰアドレステーブル２０と、ハッシュ関数の値に従っ
て割り当て済みのＩＰアドレス数を格納する同一ハッシ
ュ関数値テーブル２３とを備えるものとする。ハッシュ
関数が同一の値となる割り当て済みＩＰアドレス数を、
ここでは「ハッシュ同値ＩＰアドレス数」と呼ぶことと
する。
【００１６】ＤＨＣＰプロトコル通信部１１はＤＨＣＰ
プロトコルに基づいたプロトコル通信をノード１との間
でネットワーク２を介して行なう。割り当て制御部１２
は、新しくＩＰアドレスの割り当て要求が生じた際には
ＩＰアドレス管理テーブル１０を検索し、上記ハッシュ
同値ＩＰアドレス数に基づいて、ハッシュテーブルの分
布が最適に均一化するように、一つの空きＩＰアドレス
を選択して割り当てを行なう。
プロトコルに基づいたプロトコル通信をノード１との間
でネットワーク２を介して行なう。割り当て制御部１２
は、新しくＩＰアドレスの割り当て要求が生じた際には
ＩＰアドレス管理テーブル１０を検索し、上記ハッシュ
同値ＩＰアドレス数に基づいて、ハッシュテーブルの分
布が最適に均一化するように、一つの空きＩＰアドレス
を選択して割り当てを行なう。
【００１７】
【実施例】次に、図２に図１を併せ参照して図１のＩＰ
アドレス管理テーブル１０に対する一つの実施例につい
て説明する。ＩＰアドレス管理テーブル１０のＩＰアド
レステーブル２０は、割り当て済みＩＰアドレステーブ
ル２１および空きＩＰアドレステーブル２２に分割され
るものとする。
アドレス管理テーブル１０に対する一つの実施例につい
て説明する。ＩＰアドレス管理テーブル１０のＩＰアド
レステーブル２０は、割り当て済みＩＰアドレステーブ
ル２１および空きＩＰアドレステーブル２２に分割され
るものとする。
【００１８】また、ＩＰアドレス１９２．０．０．１〜
１９２．０．０．１６が割り当て可能な範囲であり、図
示されるように、割り当て済みＩＰアドレステーブル２
１にはＩＰアドレス１９２．０．０．１〜３，７〜９，
１２，１５が、また空きＩＰアドレステーブル２２には
ＩＰアドレス１９２．０．０．４〜６，１０，１１，１
３，１４，１６が格納されているものとする。
１９２．０．０．１６が割り当て可能な範囲であり、図
示されるように、割り当て済みＩＰアドレステーブル２
１にはＩＰアドレス１９２．０．０．１〜３，７〜９，
１２，１５が、また空きＩＰアドレステーブル２２には
ＩＰアドレス１９２．０．０．４〜６，１０，１１，１
３，１４，１６が格納されているものとする。
【００１９】また、ハッシュ関数は「ＩＰアドレスの最
下位の１バイト（１〜１６）を数値４で割った余りの数
値」であるものとし、ＩＰアドレステーブル１０または
割り当て済みおよび空き二つのＩＰアドレステーブル２
１、２２それぞれに格納されるＩＰアドレスに付帯して
いるものとする。
下位の１バイト（１〜１６）を数値４で割った余りの数
値」であるものとし、ＩＰアドレステーブル１０または
割り当て済みおよび空き二つのＩＰアドレステーブル２
１、２２それぞれに格納されるＩＰアドレスに付帯して
いるものとする。
【００２０】同一ハッシュ関数値テーブル２３は割り当
て済みＩＰアドレステーブル２１から作成される。すな
わち、同一ハッシュ関数値テーブル２３は、ハッシュ関
数値毎に、ハッシュ関数値が同一の割り当て済みＩＰア
ドレス数、すなわち上記ハッシュ同値ＩＰアドレス数が
格納されている。従って、図示される例では、ハッシュ
関数値０，１，２，３それぞれに、割り当て済みＩＰア
ドレス数２，２，１，３が格納されることになる。
て済みＩＰアドレステーブル２１から作成される。すな
わち、同一ハッシュ関数値テーブル２３は、ハッシュ関
数値毎に、ハッシュ関数値が同一の割り当て済みＩＰア
ドレス数、すなわち上記ハッシュ同値ＩＰアドレス数が
格納されている。従って、図示される例では、ハッシュ
関数値０，１，２，３それぞれに、割り当て済みＩＰア
ドレス数２，２，１，３が格納されることになる。
【００２１】次に、図３に図１および図２を併せ参照し
て図１におけるＩＰアドレス割り当て制御部（割り当て
制御部）１２の主要動作手順について説明する。
て図１におけるＩＰアドレス割り当て制御部（割り当て
制御部）１２の主要動作手順について説明する。
【００２２】割り当て制御部１２は、ＤＨＣＰクライア
ントのノード１からネットワーク２およびＤＨＣＰプロ
トコル通信部１１を介してＩＰアドレス要求を受け付け
（手順Ｓ１）した際、ＩＰアドレス管理テーブル１０の
同一ハッシュ関数値テーブル２３を検索して割り当て済
みＩＰアドレス数を調査（手順Ｓ２）する。
ントのノード１からネットワーク２およびＤＨＣＰプロ
トコル通信部１１を介してＩＰアドレス要求を受け付け
（手順Ｓ１）した際、ＩＰアドレス管理テーブル１０の
同一ハッシュ関数値テーブル２３を検索して割り当て済
みＩＰアドレス数を調査（手順Ｓ２）する。
【００２３】調査の結果、テーブル２３では「ハッシュ
同値ＩＰアドレス数」である割り当て済みＩＰアドレス
数が数値２，２，１，３と異なっている（手順Ｓ３のＮ
Ｏ）ので、割り当て制御部１２は、最小値である割り当
て済みＩＰアドレス数「１」のハッシュ関数値を選択
（手順Ｓ４）し、一つのハッシュ関数値「２」が選択さ
れたこと（手順Ｓ５のＮＯ）を確認する。
同値ＩＰアドレス数」である割り当て済みＩＰアドレス
数が数値２，２，１，３と異なっている（手順Ｓ３のＮ
Ｏ）ので、割り当て制御部１２は、最小値である割り当
て済みＩＰアドレス数「１」のハッシュ関数値を選択
（手順Ｓ４）し、一つのハッシュ関数値「２」が選択さ
れたこと（手順Ｓ５のＮＯ）を確認する。
【００２４】次いで、割り当て制御部１２は、選択され
たハッシュ関数値「２」を有する空きＩＰアドレスを空
きＩＰアドレステーブル２２において検索し、所定値、
例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．０．６を選択
（手順Ｓ６）する。次いで、割り当て制御部１２は、選
択したＩＰアドレス１９２．０．０．６を割り当てＩＰ
アドレスとしてＤＨＣＰプロトコル通信部１１およびネ
ットワーク２を介し要求元のノード１へ送出することに
より応答（手順Ｓ７）して手順を終了する。
たハッシュ関数値「２」を有する空きＩＰアドレスを空
きＩＰアドレステーブル２２において検索し、所定値、
例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．０．６を選択
（手順Ｓ６）する。次いで、割り当て制御部１２は、選
択したＩＰアドレス１９２．０．０．６を割り当てＩＰ
アドレスとしてＤＨＣＰプロトコル通信部１１およびネ
ットワーク２を介し要求元のノード１へ送出することに
より応答（手順Ｓ７）して手順を終了する。
【００２５】この結果、同一ハッシュ関数値テーブル２
３では「ハッシュ同値ＩＰアドレス数」が割り当て済み
ＩＰアドレス数２，２，２，３となり、より均一化され
た状態になる。
３では「ハッシュ同値ＩＰアドレス数」が割り当て済み
ＩＰアドレス数２，２，２，３となり、より均一化され
た状態になる。
【００２６】上記手順Ｓ３が「ＹＥＳ」で同一ハッシュ
関数値テーブル２３の割り当て済みＩＰアドレス数がす
べて同一、例えば数値「２」であった場合、割り当て制
御部１２は、所定の、例えば最小値「０」のハッシュ関
数値を選択して空きＩＰアドレステーブル２２を検索
し、所定値、例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．
０．４を選択（手順Ｓ１１）して上記手順Ｓ７へ進み、
選択したＩＰアドレス１９２．０．０．４を割り当てＩ
ＰアドレスとしてＤＨＣＰプロトコル通信部１１および
ネットワーク２を介して要求元のノード１へ送出し応答
して手順を終了する。
関数値テーブル２３の割り当て済みＩＰアドレス数がす
べて同一、例えば数値「２」であった場合、割り当て制
御部１２は、所定の、例えば最小値「０」のハッシュ関
数値を選択して空きＩＰアドレステーブル２２を検索
し、所定値、例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．
０．４を選択（手順Ｓ１１）して上記手順Ｓ７へ進み、
選択したＩＰアドレス１９２．０．０．４を割り当てＩ
ＰアドレスとしてＤＨＣＰプロトコル通信部１１および
ネットワーク２を介して要求元のノード１へ送出し応答
して手順を終了する。
【００２７】また、上記手順Ｓ５が「ＹＥＳ」で複数の
最小値割り当て済みＩＰアドレス数があった場合、割り
当て制御部１２は、上記手順Ｓ１１へ進み、この最小の
割り当て済みＩＰアドレス数を有するハッシュ関数値の
うち、所定の、例えば最小値「０」のハッシュ関数値を
選択して空きＩＰアドレステーブル２２を検索し、所定
値、例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．０．４を
選択して上記手順Ｓ７へ進む。
最小値割り当て済みＩＰアドレス数があった場合、割り
当て制御部１２は、上記手順Ｓ１１へ進み、この最小の
割り当て済みＩＰアドレス数を有するハッシュ関数値の
うち、所定の、例えば最小値「０」のハッシュ関数値を
選択して空きＩＰアドレステーブル２２を検索し、所定
値、例えば最小値のＩＰアドレス１９２．０．０．４を
選択して上記手順Ｓ７へ進む。
【００２８】上記説明で所定値を最小値としたが、最大
値または値を順次移行する手順であってもよい。このよ
うに、上記説明では、機能ブロックおよび手順を図示し
て参照したが、機能の分離併合または手順の入れ替えな
どによる変更は、上記機能を満たす限り自由であり、上
記説明が本発明を限定するものではない。
値または値を順次移行する手順であってもよい。このよ
うに、上記説明では、機能ブロックおよび手順を図示し
て参照したが、機能の分離併合または手順の入れ替えな
どによる変更は、上記機能を満たす限り自由であり、上
記説明が本発明を限定するものではない。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク上に動作するノードが他のノードと通信する
場合に用いるものでハッシュテーブルの形式で実装され
る各種プロトコルテーブルにおいて探索時間を短縮でき
るという効果がある。
ットワーク上に動作するノードが他のノードと通信する
場合に用いるものでハッシュテーブルの形式で実装され
る各種プロトコルテーブルにおいて探索時間を短縮でき
るという効果がある。
【００３０】その理由は、ＩＰアドレス割り当て制御部
がネットワーク上に動作するノードのＩＰアドレスを、
ハッシュテーブルの分布を均一にするように割り当てて
いるからである。具体的には、割り当て制御部が「ハッ
シュ同値ＩＰアドレス数」を均一化するように一つの空
きＩＰアドレスを新しく割り当てるＩＰアドレスに選択
しているからである。
がネットワーク上に動作するノードのＩＰアドレスを、
ハッシュテーブルの分布を均一にするように割り当てて
いるからである。具体的には、割り当て制御部が「ハッ
シュ同値ＩＰアドレス数」を均一化するように一つの空
きＩＰアドレスを新しく割り当てるＩＰアドレスに選択
しているからである。
【図１】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図２】図１のテーブルの一具体例を示すハッシュ関数
値対象図である。
値対象図である。
【図３】本発明の制御部における実施の一形態を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１ ノード ２ ネットワーク ３ ＩＰアドレス動的割り当て装置 １０ ＩＰアドレス管理テーブル １１ ＤＨＰＣプロトコル通信部 １２ ＩＰアドレス割り当て制御部（割り当て制御
部） ２０ ＩＰアドレステーブル ２１ 割り当て済みＩＰアドレステーブル ２２ 空きＩＰアドレステーブル ２３ 同一ハッシュ関数値テーブル
部） ２０ ＩＰアドレステーブル ２１ 割り当て済みＩＰアドレステーブル ２２ 空きＩＰアドレステーブル ２３ 同一ハッシュ関数値テーブル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−168841（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−2433（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−158988（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−1052（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−228219（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−52345（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−260921（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−54937（ＪＰ，Ａ) 特公 平２−43218（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04L 12/56 G06F 17/30
Claims (6)
- 【請求項１】 ＤＨＣＰクライアントからＩＰアドレス
の割り当て要求を受けた際、割り当て済みのＩＰアドレ
スに加えてハッシュテーブル分布をほぼ同一にする一つ
のＩＰアドレスを、空きＩＰアドレスから選択して割り
当てるＩＰアドレス割り当て制御手段を備えることを特
徴とするＩＰアドレス動的割り当て装置。 - 【請求項２】 請求項１において、所定のハッシュ関数
値毎に割り当て済みのＩＰアドレス数を格納する同一ハ
ッシュ関数値テーブルを備え、前記ＩＰアドレス割り当
て制御部が、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた際、
前記同一ハッシュ関数値テーブルから割り当て済みのＩ
Ｐアドレス数が最小のハッシュ関数値を読み取り、読み
取ったハッシュ関数値を有する一つの空きＩＰアドレス
を所定の手順に基づいて選択することを特徴とするＩＰ
アドレス動的割り当て装置。 - 【請求項３】 ＤＨＣＰクライアントからＩＰアドレス
の割り当て要求を受けた際に空きＩＰアドレスの一つを
動的に選択して割り当てるＩＰアドレス動的割り当て装
置において、割り当て可能な範囲のＩＰアドレスそれぞ
れに所定のハッシュ関数値情報並びに割り当て済みおよ
び空きのいずれかの情報それぞれを格納するＩＰアドレ
ス管理テーブルと、前記ＤＨＣＰクライアントとネット
ワークを介して通信するＤＨＣＰプロトコル通信部と、
このＤＨＣＰプロトコル通信部を介してＩＰアドレスの
割り当て要求を受けた際には前記ＩＰアドレス管理テー
ブルから、割り当て済みのＩＰアドレスに加えた場合に
ハッシュテーブル分布をほぼ同一にする一つのＩＰアド
レスを空きＩＰアドレスから選択して割り当てるＩＰア
ドレス割り当て制御手段とを備えることを特徴とするＩ
Ｐアドレス動的割り当て装置。 - 【請求項４】 請求項３において、ＩＰアドレス管理テ
ーブルは、それぞれのハッシュ関数値を付与した割り当
て済みＩＰアドレスを列挙した割当済ＩＰアドレステー
ブルと、それぞれのハッシュ関数値を付与した空きＩＰ
アドレスを列挙した空きＩＰアドレステーブルとを備え
ることを特徴とするＩＰアドレス動的割り当て装置。 - 【請求項５】 請求項３において、ＩＰアドレス管理テ
ーブルは、所定のハッシュ関数値毎に割り当て済みのＩ
Ｐアドレス数を格納する同一ハッシュ関数値テーブルを
備えることを特徴とするＩＰアドレス動的割り当て装
置。 - 【請求項６】 請求項５において、前記ＩＰアドレス割
り当て制御部が、ＩＰアドレスの割り当て要求を受けた
際、前記同一ハッシュ関数値テーブルから割り当て済み
のＩＰアドレス数が最小のハッシュ関数値を読み取り、
読み取ったハッシュ関数値を有する一つの空きＩＰアド
レスを所定の手順に基づいて選択することを特徴とする
ＩＰアドレス動的割り当て装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8669399A JP3305279B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | Ｉｐアドレス動的割り当て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8669399A JP3305279B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | Ｉｐアドレス動的割り当て装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000278322A JP2000278322A (ja) | 2000-10-06 |
| JP3305279B2 true JP3305279B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=13894052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8669399A Expired - Fee Related JP3305279B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | Ｉｐアドレス動的割り当て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3305279B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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