JP3304078B2 - Crtソケット - Google Patents

Crtソケット

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JP3304078B2
JP3304078B2 JP2000115975A JP2000115975A JP3304078B2 JP 3304078 B2 JP3304078 B2 JP 3304078B2 JP 2000115975 A JP2000115975 A JP 2000115975A JP 2000115975 A JP2000115975 A JP 2000115975A JP 3304078 B2 JP3304078 B2 JP 3304078B2
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寛治 荒川
厚 荒井
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エスエムケイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT(陰極線
管)ソケットに関する。詳しくは、ソケット自体の高さ
を低くした構造のCRTソケットを提供することであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるCRTソケットは、以
下に示すように種々の形状のものが周知となっている。
例えば、第1の具体例は、実開昭59ー173289号
公報「陰極線管用ソケット」がある。このソケットは、
図8及び図9に示すように、円筒形状に形成したソケッ
ト本体10と略四角形状に形成された絶縁カバー部11
とから構成されている。
【0003】ソケット本体10は、表裏に貫通した円筒
状中心孔12を備え、この円筒状中心孔12の円周に沿
った同一円心上に設けた高圧コンタクト部13及び信号
コンタクト部14とを備えた構造となっている。高圧コ
ンタクト部13は、信号コンタクト部14と空隙を持っ
て配置され、その略中心位置に高圧コンタクト15をケ
ース本体10の裏側から配置した構造となっている。
【0004】信号コンタクト部14は、CRTの信号用
端子と接触する信号コンタクト16と、信号コンタクト
16に発生する高電圧を放電させる接地端子17とを備
えた構造となっている。信号コンタクト16は、先端側
にCRTのネックの信号用端子と係合する筒形状をした
接続端子18と、外側方向に直角に折り曲げて形成した
リード線接続端子19とから構成されている。接地端子
17は、放電するための球状キャップ20を信号コンタ
クト16のリード端子19の略中間位置に対向するよう
にして配設した構造となっている。
【0005】第2の具体例は、図10に示すように、第
1の具体例と略同じ構造になっており、相違するのは放
電用接地端子17Aがソケット本体10の内部に収納配
置することができる構造となっている点である。即ち、
ソケット本体10の表裏に貫通した円筒状中心孔12の
円周状に設けた信号コンタクト部14は信号コンタクト
16と接地端子17Aとから構成されている。この接地
端子17Aはソケット本体10の内部に収納配置され、
係合されている端部と反対側端部21を信号コンタクト
16側に折り曲げて放電ギャップを形成した構造となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に示した第1及び第2の具体例のCRT(陰極線管)
ソケットは、先ず信号コンタクトを放電させるための接
地端子との物理的な位置関係において、信号コンタクト
の途中の端子に接地端子を対峙させて放電ギャップを得
る構造となっているため、ソケット本体の高さを低くす
ることができないという問題がある。
【0007】従って、信号コンタクトに設ける放電用の
接地端子の位置関係を改良してCRTソケット自体の高
さを低くすることに解決しなければならない課題を有し
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、CRTの信号
用端子と接触する信号コンタクト(67)と、CRTの
フォーカス用端子と係合することができる高圧コンタク
ト(48)と低圧コンタクト(62)を備えたCRTソ
ケットにおいて、信号コンタクト(67)が収納される
信号コンタクト孔(66)の内、高圧コンタクト(4
8)が収納される高圧コンタクト孔(47)側及び低圧
コンタクト(62)が収納される低圧コンタクト孔(6
1)側の信号コンタクト孔(66a)(66b)は、C
RTソケットの表裏に貫通した溝部(43)(45)に
より物理的に分離され、信号コンタクト(67)は前記
信号用端子と接触する細長い一枚の金属板の一方の先端
側をく字状に折り返して形成した接触部(70)と接触
部(70)の基部に形成した放電板(71)とからなる
とともに、CRTソケットの裏面側から信号コンタクト
孔(66)内に圧入係止されて信号コンタクト孔(6
6)内において接触部(70)の一部を露出した状態で
配設され、放電状態を除去する接地端子(75)を放電
板(71)と対向する状態で配置させたことを特徴とす
る。
【0009】また、前記接触部は、く字状に曲げたこと
を特徴とする。
【0010】また、前記信号コンタクトは、他方の先端
側を前記接触部と反対方向に曲げて信号用端子としたこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るCRTソケッ
トの実施の形態について図面を参照して説明する。尚、
従来技術と同じものには同一符号を付与して説明する。
【0012】本発明に係るCRTソケットは、図1〜図
4に示すように、陰極線管(CRT)ネックの端子と係
合するソケット本体10Cと、ソケット本体10Cの箱
型形状をした部位の上部から嵌合する絶縁カバー部11
Cとから構成されている。
【0013】ソケット本体10Cは、円筒形状に形成し
た中心位置に円筒状中心孔12Bが表裏に貫通して開口
され、その周囲の同心円上にCRTの信号用端子と係合
することができる信号接続手段、即ち、信号コンタクト
凹陥部42が設けられている。又、絶縁カバー部11C
には、信号コンタクト凹陥部42と同一同心円上に、C
RTのフオーカス用端子と係合することができる高圧接
続手段、即ち、高圧コンタクト凹陥部40及び低圧コン
タクト凹陥部41が設けられている。この高圧コンタク
ト凹陥部41と低圧コンタクト凹陥部41と信号コンタ
クト凹陥部42のそれぞれは、表裏に貫通した第一、第
二、第三の溝部43、44、45によって物理的に分離
された構造となっている。又、絶縁カバー部11Cの後
方端部にはフライバックトランスからの高圧リード線を
挟持する高圧リード線挟持部55と、前方位置端部には
フライバックトランスからの低圧リード線を挟持する低
圧リード線挟持部56とを設けた構造となっている。こ
れら挟持部55、56の内部には、図3に示すように、
端子57、58が配設されている。
【0014】高圧コンタクト凹陥部40は、図1〜図5
に示すように、第一の溝部43と第二の溝部44とによ
り分離され、円筒状中心孔12B側を切り欠き且つ奥方
向に行くに従い広がった扇状の陥没面46と、この陥没
面46の円筒状中心孔12B側の部分に高圧コンタクト
孔47を設けた構造となっている。この高圧コンタクト
孔47には、ソケット本体10Cの背後から高圧コンタ
クト(フォーカスコンタクト)48を挿入して圧入係止
した構造となっている。陥没面46と第一の溝部43と
の間と、陥没面46と第二の溝部44との間には仕切り
壁50、51(図4及び図5参照)が設けられた構造と
なる。この仕切り壁50、51の高さ分が高圧コンタク
ト48の放電状態を制約するための沿面距離を長くす
る。
【0015】高圧コンタクト48は、図2及び図3に示
すように、保護抵抗52を介してフライバックトランス
からの高電圧リード線の端子を挟持する高電圧リード線
接続端子57に接続されている。又、この高電圧コンタ
クト48は、図3に示すように、保護抵抗52と分岐す
る位置において、放電キャップ53に接続した構造とな
っている。この放電キャップ53と対称形状をした放電
キャップ54が所定間隔を持って配設されている。この
放電キャップ54には図示しない外部に放電する端子を
備えた構造となっている。
【0016】低圧コンタクト凹陥部41は、図1〜図5
に示すように、高圧コンタクト凹陥部40と対称形状に
形成されており、第二の溝部44と第三の溝部45とに
より物理的に分離され、円筒状中心孔12B側を切り欠
き且つ奥方向に行くに従い広がった扇状の陥没面60
と、この陥没面60の円筒状中心孔12B側の部分に低
圧コンタクト孔61を設けた構造となっている。この低
圧コンタクト孔61には、ソケット本体10Cの背後か
ら低圧コンタクト62を挿入して圧入係止した構造とな
っている。陥没面60と第二の溝部44との間と、陥没
面60と第三の溝部45との間には仕切り壁63、64
(図4及び図5参照)が設けられた構造となる。この仕
切り壁63、64の高さ分が低圧コンタクト62の放電
状態を制約するための沿面距離を長くする。又、この低
圧コンタクト62は、図3に示すように、フライバック
トランスからの低電圧リード線の端子を挟持する低圧リ
ード線接続端子58に接続されている。
【0017】信号コンタクト凹陥部42は、図1及び図
2、図4及び図5に示すように、高圧コンタクト凹陥部
40と同心円状に位置し、円筒状中心孔12Bに沿った
曲面形状に形成された陥没面65と、この陥没面65内
であって所定の間隔を持って設けた複数の信号コンタク
ト孔66とからなる。この信号コンタクト孔66には、
ソケット本体10Cの裏面側から信号コンタクト67を
挿入して圧入係止した構造となっている。信号コンタク
ト孔66の内、高圧コンタクト孔47及び低圧コンタク
ト孔61側の信号コンタクト孔66a、66bは、表裏
貫通した第一の溝部43及び第三の溝部45により物理
的に分離され、更に陥没した高さ分の仕切り壁68、6
9(図4参照)によって沿面距離が長くなる。
【0018】信号コンタクト67は、図6及び図7に示
すように、ソケット本体の裏側から圧入して取り付けら
れるものであり、細長い一枚の金属板の一方の先端側を
折り返してく字状に曲げた接触部70を形成し、このく
字状に曲げた接触部70の基部に放電板71を形成した
構造となっている。又、他方の先端側は接触部70と反
対方向に直角に曲げた信号用端子72とからなる。この
ような構造からなる信号コンタクト67の接触部70は
信号コンタクト孔66(、66a、66b)において一
部を露出した状態で配置される。
【0019】一方、この信号コンタクト67の接触部7
0の外周円心位置には、図3及び図6に示すように、切
り欠いた帯状の輪に形成した接地端子75を設けた構造
となっている。この接地端子75は、図6に示すよう
に、信号コンタクト67の放電板71の位置において、
その下端部を内側に折り曲げた舌部76を設けた構造と
なっている。この舌部76は図示しないが全ての信号コ
ンタクト67に備えた構造でなくとも良く、要は放電し
なくてはならない信号を供給する信号コンタクト67に
備えた構造となっている。この舌部76は、放電板71
に対峙した状態、即ち、放電板71と接地端子75とは
ソケット本体10Cの幅方向に並べた構造となって配設
される。このような構造にすると、接触部70と接地端
子75との関係において、ソケット本体10Cの横方向
の広さを確保すればよく、高さ方向の高さは従来技術の
ものと比べて低く形成することができる。
【0020】このような構造において、CRT80のネ
ック81の端子、即ち、フオーカス用端子(高圧用端
子)82、信号用端子83、低圧用端子がそれぞれ高圧
コンタクト凹陥部40、信号コンタクト凹陥部42、低
圧コンタクト凹陥部41に嵌まり込みコンタクト48、
67、62と電気的な接続状態を得ることができるので
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る陰極
線管ソケットは、放電用の接地端子の位置関係を改良し
たことによって、CRTソケット自体の高さを低くする
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るCRTソケットの全体斜視図で
ある。
【図2】同平面図である。
【図3】同一部破断した背面図である。
【図4】同高圧コンタクト凹陥部の部分を拡大した斜視
図である。
【図5】同高圧コンタクトと低圧コンタクトの関係を示
した図4におけるAーA線断面図である。
【図6】同信号コンタクトの部位を示した図4における
BーB線断面図である。
【図7】同陰極線管ソケットにCRTのネックの端子が
挿入された状態を示した一部破断して示した図4におけ
るCーC断面図である。
【図8】従来技術における第1の具体例であるCRTソ
ケットの全体斜視図である。
【図9】図8において中央長手方向の断面図である。
【図10】従来技術における第2の具体例を示した一部
破断断面図である。
【符号の説明】 11C;絶縁カバー部、12B;円筒状中心孔、40;
高圧コンタクト凹陥部、41;低圧コンタクト凹陥部、
42;信号コンタクト凹陥部、43;第一の溝部、4
4;第二の溝部、45;第三の溝部、46;陥没面、4
7;高圧コンタクト孔、48;高圧コンタクト、55;
高圧リード線挟持部、56;低圧リード線挟持部、6
0;陥没面、61;低圧コンタクト孔、62;低圧コン
タクト、65;陥没面、66;信号コンタクト孔、66
a;信号コンタクト孔、66b;信号コンタクト孔、6
7;信号コンタクト、72;信号用端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CRTの信号用端子と接触する信号コンタ
    クト(67)と、CRTのフォーカス用端子と係合する
    ことができる高圧コンタクト(48)と低圧コンタクト
    (62)を備えたCRTソケットにおいて、信号コンタ
    クト(67)が収納される信号コンタクト孔(66)の
    内、高圧コンタクト(48)が収納される高圧コンタク
    ト孔(47)側及び低圧コンタクト(62)が収納され
    る低圧コンタクト孔(61)側の信号コンタクト孔(6
    6a)(66b)は、CRTソケットの表裏に貫通した
    溝部(43)(45)により物理的に分離され、信号コ
    ンタクト(67)は前記信号用端子と接触する細長い一
    枚の金属板の一方の先端側をく字状に折り返して形成し
    た接触部(70)と接触部(70)の基部に形成した放
    電板(71)とからなるとともに、CRTソケットの裏
    面側から信号コンタクト孔(66)内に圧入係止されて
    信号コンタクト孔(66)内において接触部(70)の
    一部を露出した状態で配設され、放電状態を除去する接
    地端子(75)を放電板(71)と対向する状態で配置
    させたことを特徴とするCRTソケット。
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