JP3301964B2 - 骨接合装置 - Google Patents
骨接合装置Info
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- JP3301964B2 JP3301964B2 JP12937198A JP12937198A JP3301964B2 JP 3301964 B2 JP3301964 B2 JP 3301964B2 JP 12937198 A JP12937198 A JP 12937198A JP 12937198 A JP12937198 A JP 12937198A JP 3301964 B2 JP3301964 B2 JP 3301964B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/74—Devices for the head or neck or trochanter of the femur
- A61B17/742—Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck
- A61B17/748—Devices for the head or neck or trochanter of the femur having one or more longitudinal elements oriented along or parallel to the axis of the neck with means for adapting the angle between the longitudinal elements and the shaft axis of the femur
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Description
頸部骨折時に骨折した部分を接合するために使用される
骨接合装置に係り、特に、様々な形態の骨折に対応して
骨を接合することができると共に、強固な固定状態を容
易に得ることができるように工夫したものに関する。
登録第3044923号に係る登録実用新案公報に開示
されているものがある。尚、これは本件特許出願人によ
るものである。その構成を図6に示す。図6は、大腿骨
101の頸部101aに骨折が発生し、それを接合する
ための骨接合装置の構成を示す図であり、図中骨折部を
符号Aで示す。
ューブプレート1は、大腿骨101の側部に沿った状態
で配置されている。上記チューブプレート1の図6中上
端には、半球状の受部3が形成されている。又、この半
球状の受部3には貫通孔5が形成されている。
される孔内)には、チューブ7が配置されている。この
チューブ7は、半球状の頭部9を備えていて、該頭部9
を介して上記受部3に移動可能に係合する。上記チュー
ブ7は中空部11を備えていると共に、頭部9の内周側
には雌ねじ部13が形成されている。上記受部3の表面
は、梨地状(ザラザラした状態)をなしていると共に、
頭部9の表面も同様に梨地状をなしている。それによっ
て、大きな摩擦力を得て固定力を高めるようになってい
る。
クリュ15は、横断面形状が六角形の軸部17を備えて
いて、該軸部17の先端部には雄ねじ部19が形成され
ている。又、軸部17の基部側の内周面には、雌ねじ部
20が形成されている。上記ラグスクリュ15は、大腿
骨101から骨頭103にかけて予め形成された孔内に
挿入され、且つ、骨頭103側の孔に形成された雌ねじ
部に螺合・接合されている。
は、セットスクリュ21が配置されていて、このセット
スクリュ21には、チューブ7の雌ねじ部13に螺合さ
れる雄ねじ部23が形成されている。又、このセットス
クリュ21の外側には、コンプレッションスクリュ25
が配置されていて、このコンプレッションスクリュ25
には、ラグスクリュ15側の雌ねじ部20に螺合する雄
ねじ部27が形成されている。
してのコーティカルスクリュ29を通すための複数個の
貫通孔31が形成されている。又、チューブプレート1
には、固定ねじとしてのキャニレットスクリュ33を通
すための貫通孔35が形成されている。
の頸部101aに骨折が発生した場合には、大腿骨10
1から骨頭103にかけて所定深さの孔を穿孔し、骨頭
103側において雌ねじ部のねじ切り加工を施す。次
に、ラグスクリュ15をその雌ねじ部に螺合させていく
と共に、チューブ7を挿入・配置する。その際、ラグス
クリュ15の基部は上記チューブ7内の中空部11内に
挿入される。
ート1を沿わせるように配置する。そして、セットスク
リュ21をチューブプレート1の受部3の貫通孔5を通
してチューブ7の頭部9の雌ねじ部13に螺合させる。
それによって、チューブ7をチューブプレート1に固定
する。次に、コンプレッションスクリュ25をセットス
クリュ21を通して、ラグスクリュ15の基部の雌ねじ
部20に螺合させていく。それによって、ラグスクリュ
15、ひいては骨頭103を大腿骨101側に引き寄せ
る。そして、骨折部Aに圧迫を与える。後は、チューブ
プレート1の外側から複数本のコーティカルスクリュ2
9、キャニレットスクリュ33を大腿骨101にねじ込
むことにより全体を固定する。
と次のような問題があった。すなわち、従来の構成によ
ると、チューブ7の頭部9とチューブプレート1の受部
3とが共に半球状をなしていて、チューブ7がチューブ
プレート1に対して全方向に自由に移動することがで
き、それによって、チューブ7ひいてはラグスクリュ1
5のチューブプレート1に対する任意の方向性に対して
対応できるようになっている。しかしながら、セットス
クリュ21とチューブ7の接合に関してその接合作業が
やり難いという問題があると共に、セットスクリュ21
をチューブ7に接合させた後、セットスクリュ21とチ
ューブプレート1の貫通孔5との間の遊びの範囲内で位
置ずれが発生してしまうことがあり、それによって、正
しい位置での強固な固定状態が損なわれてしまうことが
あるという問題があった。
ものでその目的とするところは、接合作業を容易なもの
とし、且つ、正しい位置での強固な固定状態を確実に保
持することが可能な骨接合装置を提供することにある。
本願発明の請求項1による骨接合装置は、接合対象にな
っている一方の骨側から他方の骨側に向かって螺合され
るラグスクリュと、上記一方の骨の側面に沿って配置さ
れ貫通孔を有する受部を備えたチューブプレートと、上
記ラグスクリュとチューブプレートとの間に配置されラ
グスクリュの基部が挿入されると共に上記チューブプレ
ートの受部の内側に対して移動可能に係合する頭部を備
えたチューブと、上記チューブプレートの外側から上記
チューブ内に螺合されチューブをチューブプレートに固
定するセットスクリュと、上記チューブプレートの外側
であって上記セットスクリュ内を通って上記ラグスクリ
ュに螺合されそれによってラグスクリュひいては他方の
骨を一方の骨側に引っ張るコンプレッションスクリュ
と、半球状体において偏心した位置に貫通孔を穿孔し、
半球状体の頂部を切断・除去すると共に反頂部側であっ
て肉厚側の端部を切断・除去した形状をなし、上記セッ
トスクリュとチューブプレートの受部の外側との間に介
挿され、セットスクリュをチューブの頭部に螺合させる
際上記セットスクリュとチューブプレートの貫通孔との
隙間を埋めるように適宜回転しながら位置決めされる座
金と、を具備したことを特徴とするものである。
ートの受部との間に座金を配置し、セットスクリュをチ
ューブに螺合させていく際、この座金をセットスクリュ
とチューブプレートの貫通孔との隙間を埋めるように適
宜回転させながら最も落ち着く箇所に自動的に位置さ
せ、その状態で締結・固定状態を得るようにしたもので
ある。よって、ラグスクリュ及びチューブがチューブプ
レートに対してどのような方向性を持って配置されてい
ても、座金がそれに応じて適宜回転してセットスクリュ
とチューブプレートの貫通孔との隙間を埋めるように最
も落ち着く箇所に自動的に位置するので、強固な固定状
態を確実に得ることができると共に、作業性が大幅に向
上することになる。
発明の一実施の形態を説明する。尚、従来と同一部分に
は同一符号を付して示しその説明は省略する。本実施の
形態の場合には、従来のセットスクリュ21の部分を新
たなセットスクリュ201と、座金203とによって構
成している。まず、セットスクリュ201であるが、こ
れは図5に示すように、頭部205と、軸部207とか
ら構成されていて、この軸部207の外周部には雄ねじ
部209が形成されている。この雄ねじ部209がチュ
ーブ7の頭部9の雌ねじ部13に螺合されることにな
る。又、横断面形状が六角形の貫通孔210が形成され
ている。この貫通孔210内にコンプレッションスクリ
ュ25が通ることになる。
ットスクリュ201とチューブプレート1の貫通孔5と
の間に介挿されるものであって、ラグスクリュ15及び
チューブ7がチューブプレート1に対してどのような方
向性を持って配置されていても、セットスクリュ201
をチューブ7の頭部9の雌ねじ部13に容易に螺合・接
合させることができるように、且つ、強固な固定状態を
得ることができるように設けられている。
ながら説明する。まず、図2に示すように、半球状の素
材211を用意し、この素材211に対して、図3に示
すように、本来の軸心線aに対して所定量だけずらした
位置に軸心線bを設定し、該軸心線bを中心にして所定径
の貫通孔213を穿孔する。次に、図4に示すように、
素材211の上部を切断線215に沿って切断・除去す
る。そして、最後に、図5に示すように、切断線217
に沿ってその一部を切断・除去し、それによって、本実
施の形態による座金203を得るものである。その結
果、座金203は貫通孔5側に対して自由に移動可能な
外周面203aを備えた形状になっている。
えば、大腿骨101の頸部101aに骨折が発生した場
合には、大腿骨101から骨頭103にかけて所定深さ
の孔を穿孔し、骨頭103側において雌ねじ部のねじ切
り加工を施す。次に、ラグスクリュ15をその雌ねじ部
に螺合させていくと共に、チューブ7を挿入・配置す
る。その際、ラグスクリュ15の基部は上記チューブ7
内の中空部11内に挿入される。
ート1を沿わせるように配置する。そして、セットスク
リュ201を、座金203を介して、チューブプレート
1の受部3の貫通孔5を通してチューブ7の頭部9の雌
ねじ部13に螺合させる。その際、ラグスクリュ15及
びチューブ7がチューブプレート1に対してどのような
方向性を持って配置されているかは任意であるが、セッ
トスクリュ201を螺合させていくと、ラグスクリュ1
5及びチューブ7のチューブプレート1に対する方向性
に応じて、座金203がセットスクリュ201とチュー
ブプレート1の貫通孔5との隙間を埋めるように適宜回
転しながら、最も落ち着くところに位置することにな
り、結局、セットスクリュ201を螺合させた場合、強
固な固定状態を得ることになる。
ットスクリュ201を通して、ラグスクリュ15の基部
の雌ねじ部20に螺合させていく。それによって、ラグ
スクリュ15、ひいては骨頭103を大腿骨101側に
引き寄せる。そして、骨折部Aに圧迫を与える。後は、
チューブプレート1の外側から複数本のコーティカルス
クリュ29、キャニレットスクリュ33を大腿骨101
にねじ込むことにより全体を固定する。
を奏することができる。すなわち、セットスクリュ20
1をチューブ7の頭部9の雌ねじ部13に螺合させた場
合に、座金203が効果的に機能して、強固な固定状態
を容易に得ることができるようになった。これは、座金
203がラグスクリュ15及びチューブ7のチューブプ
レート1に対する方向性に応じてセットスクリュ201
とチューブプレート1の貫通孔5との隙間を埋めるよう
に適宜回転し、その外周面203aがチューブプレート
1の貫通孔5の縁部に対して摺接しながら回転して最も
落ち着く箇所を自動的に探し出しそこに位置することに
なるからである。したがって、まず、接合作業が従来に
比べて大幅に容易になると共に、接合後に緩んでしまう
ようなことを防止することができるようになった。
装置よると、セットスクリュをチューブの頭部の雌ねじ
部に螺合させた場合に、座金が効果的に機能して、強固
な固定状態を容易に得ることができるようになった。こ
れは、座金がラグスクリュ及びチューブのチューブプレ
ートに対する方向性に応じてセットスクリュとチューブ
プレートの貫通孔との隙間を埋めるように適宜回転して
最も落ち着く箇所を自動的に探し出しそこに位置するこ
とになるからである。したがって、まず、接合作業が従
来に比べて大幅に容易になると共に、接合後に緩んでし
まうようなことを防止することができるようになった。
を使用して大腿骨の頸部の骨折部を接合した状態を示す
図である。
を説明するためにその製造工程を順次示した正面図であ
る。
を説明するためにその製造工程を順次示した断面図であ
る。
を説明するためにその製造工程を順次示した断面図であ
る。
を説明するためにその製造工程を順次示した断面図であ
る。
大腿骨の頸部の骨折部を接合した状態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 接合対象になっている一方の骨側から他
方の骨側に向かって螺合されるラグスクリュと、 上記一方の骨の側面に沿って配置され貫通孔を有する受
部を備えたチューブプレートと、 上記ラグスクリュとチューブプレートとの間に配置され
ラグスクリュの基部が挿入されると共に上記チューブプ
レートの受部の内側に対して移動可能に係合する頭部を
備えたチューブと、 上記チューブプレートの外側から上記チューブ内に螺合
されチューブをチューブプレートに固定するセットスク
リュと、 上記チューブプレートの外側であって上記セットスクリ
ュ内を通って上記ラグスクリュに螺合されそれによって
ラグスクリュひいては他方の骨を一方の骨側に引っ張る
コンプレッションスクリュと、半球状体において偏心した位置に貫通孔を穿孔し、半球
状体の頂部を切断・除去すると共に反頂部側であって肉
厚側の端部を切断・除去した形状をなし、 上記セットス
クリュとチューブプレートの受部の外側との間に介挿さ
れ、セットスクリュをチューブの頭部に螺合させる際上
記セットスクリュとチューブプレートの貫通孔との隙間
を埋めるように適宜回転しながら位置決めされる座金
と、 を具備したことを特徴とする骨接合装置。
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-
1998
- 1998-05-13 JP JP12937198A patent/JP3301964B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11318930A (ja) | 1999-11-24 |
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