JP3298825B2 - 非水系二次電池 - Google Patents
非水系二次電池Info
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- JP3298825B2 JP3298825B2 JP07904698A JP7904698A JP3298825B2 JP 3298825 B2 JP3298825 B2 JP 3298825B2 JP 07904698 A JP07904698 A JP 07904698A JP 7904698 A JP7904698 A JP 7904698A JP 3298825 B2 JP3298825 B2 JP 3298825B2
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- bottom wall
- rib
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- aqueous secondary
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的強度が大き
く変形しにくい矩形非水系二次電池、特に薄型のものに
関する。
く変形しにくい矩形非水系二次電池、特に薄型のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器のコードレス化やポータ
ブル化が望まれ、ますます電子機器の小型軽量化が進む
中、そのエネルギー源である電池の電子機器全体に占め
る割合が大きくなり、高エネルギー密度の期待できる非
水系二次電池の需要が増大している。たとえば、リチウ
ムイオンの挿入・放出が可能な活物質を含む正極及び負
極を有するリチウムイオン二次電池が携帯電話やビデオ
カメラ等の電源として広く使用されるようになってきて
いる。そして、電池ケースとしては円筒型や角型の金属
容器が従来多く使用されている。
ブル化が望まれ、ますます電子機器の小型軽量化が進む
中、そのエネルギー源である電池の電子機器全体に占め
る割合が大きくなり、高エネルギー密度の期待できる非
水系二次電池の需要が増大している。たとえば、リチウ
ムイオンの挿入・放出が可能な活物質を含む正極及び負
極を有するリチウムイオン二次電池が携帯電話やビデオ
カメラ等の電源として広く使用されるようになってきて
いる。そして、電池ケースとしては円筒型や角型の金属
容器が従来多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電池の
小型軽量化の要求に伴い、電子機器への電池の実装にお
いて、電池の占めるスペースを減らすため、電池を薄く
しようとすると、電池ケースの機械的強度が低下し、電
池が変形し易くなるという問題があった。また、電池本
体のスペースに加え、電池端子と電子機器との接続のた
めの電線の配線スペースも必要とするため、小型化が難
しいという問題もあった。さらに、製造時あるいは製品
の使用時に機械的衝撃あるいは振動を受けた場合、電池
ケース内の電極の積層体又は巻合体が動いたりあるいは
振動し、そのため正極又は負極と端子との電気的な接続
が不良になり、電池の性能が低下する可能性があるとい
う問題もあった。
小型軽量化の要求に伴い、電子機器への電池の実装にお
いて、電池の占めるスペースを減らすため、電池を薄く
しようとすると、電池ケースの機械的強度が低下し、電
池が変形し易くなるという問題があった。また、電池本
体のスペースに加え、電池端子と電子機器との接続のた
めの電線の配線スペースも必要とするため、小型化が難
しいという問題もあった。さらに、製造時あるいは製品
の使用時に機械的衝撃あるいは振動を受けた場合、電池
ケース内の電極の積層体又は巻合体が動いたりあるいは
振動し、そのため正極又は負極と端子との電気的な接続
が不良になり、電池の性能が低下する可能性があるとい
う問題もあった。
【0004】そこで、本発明は上記の課題を解決し、製
造が容易で、薄くしても変形しにくく、配線スペースも
減らすことの可能な、また機械的な衝撃や振動を受けて
も性能の低下がない信頼性の高い薄型の矩形非水系二次
電池を提供することを目的とする。
造が容易で、薄くしても変形しにくく、配線スペースも
減らすことの可能な、また機械的な衝撃や振動を受けて
も性能の低下がない信頼性の高い薄型の矩形非水系二次
電池を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部電池構成
を挿入する缶として一端が開放され、かつ底壁リブを有
する箱を用い、蓋体と上記底壁リブとで内部電池構成を
挟持させれば、上記課題を達成することができることを
見出して完成されたものであり、リチウムイオンを挿入
放出可能な活物質を含む正極及び負極を有する非水系二
次電池において、正極板と負極板とをセパレータを介し
て積層してなる単電池を複数組積層してなる積層体又は
上記単電池又はその積層体をスパイラル状に巻いた巻合
体を、一端に開口部を設け、さらに底壁の内方に突出
し、外方に露出した溝部を形成して底壁の好ましくは縦
方向及び/又は横方向に、一方の側面の端部から他方の
側面の端部に達するように伸びる1個以上の底壁リブ
と、蓋体の内方に突出し、外方に露出した溝部を形成し
て蓋体の一方の側面の端部から他方の側面の端部に達す
るように伸びる複数の蓋体リブとを設けて強靭性を高め
た箱状の缶に収納し、上記缶の開口部を上記蓋体で絶縁
状態で密封して、上記積層体又は巻合体を上記蓋体リブ
と上記底壁リブとで挟持させ、さらに上記底壁リブ又は
蓋体リブの外方に露出した溝部に電線を収容し、上記溝
部を電線の配線スペースとしたことを特徴とする。上記
缶の底壁と蓋体にリブを設けることにより、薄くしても
電池が変形しにくくなり、また積層体又は巻合体が挟持
されることにより、積層体又は巻合体が電池内の所定の
位置に保持される。また、上記溝部に電線を収容するこ
とにより、配線のための余分なスペースを減らすことが
可能となる。
を挿入する缶として一端が開放され、かつ底壁リブを有
する箱を用い、蓋体と上記底壁リブとで内部電池構成を
挟持させれば、上記課題を達成することができることを
見出して完成されたものであり、リチウムイオンを挿入
放出可能な活物質を含む正極及び負極を有する非水系二
次電池において、正極板と負極板とをセパレータを介し
て積層してなる単電池を複数組積層してなる積層体又は
上記単電池又はその積層体をスパイラル状に巻いた巻合
体を、一端に開口部を設け、さらに底壁の内方に突出
し、外方に露出した溝部を形成して底壁の好ましくは縦
方向及び/又は横方向に、一方の側面の端部から他方の
側面の端部に達するように伸びる1個以上の底壁リブ
と、蓋体の内方に突出し、外方に露出した溝部を形成し
て蓋体の一方の側面の端部から他方の側面の端部に達す
るように伸びる複数の蓋体リブとを設けて強靭性を高め
た箱状の缶に収納し、上記缶の開口部を上記蓋体で絶縁
状態で密封して、上記積層体又は巻合体を上記蓋体リブ
と上記底壁リブとで挟持させ、さらに上記底壁リブ又は
蓋体リブの外方に露出した溝部に電線を収容し、上記溝
部を電線の配線スペースとしたことを特徴とする。上記
缶の底壁と蓋体にリブを設けることにより、薄くしても
電池が変形しにくくなり、また積層体又は巻合体が挟持
されることにより、積層体又は巻合体が電池内の所定の
位置に保持される。また、上記溝部に電線を収容するこ
とにより、配線のための余分なスペースを減らすことが
可能となる。
【0006】
【0007】
【0008】また、上記壁面リブ又は蓋体のリブを、壁
面又は蓋体の縦方向及び横方向に互いに直交し、一方の
側面の端部から他方の側面の端部に達するように伸びる
ように設けても良い。
面又は蓋体の縦方向及び横方向に互いに直交し、一方の
側面の端部から他方の側面の端部に達するように伸びる
ように設けても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施形態について説明する。 <第1の実施形態>本発明に係る第1の実施形態は、ま
ず、図1に示すように、それぞれ所定の幅の矩形金属箔
の表裏面に極材層が形成された正極板2と負極板4を、
セパレータ6を介して積層し、上記正極板2には積層さ
れたそれを覆い、後方に延びる正極集電体3を積層する
一方、負極板4からは集電体として帯状片5を前方に突
出させ、各単電池を構成する(図1(A)参照)。
係る実施形態について説明する。 <第1の実施形態>本発明に係る第1の実施形態は、ま
ず、図1に示すように、それぞれ所定の幅の矩形金属箔
の表裏面に極材層が形成された正極板2と負極板4を、
セパレータ6を介して積層し、上記正極板2には積層さ
れたそれを覆い、後方に延びる正極集電体3を積層する
一方、負極板4からは集電体として帯状片5を前方に突
出させ、各単電池を構成する(図1(A)参照)。
【0010】この単電池を複数個積層した積層体1を前
方および後方端部を除いて絶縁シート8を巻くととも
に、前方端部から突出する複数の帯状片5を絶縁板7を
通して取り出す一方、後方端部から正極集電体3を取り
出し、積層体Aを作製する(図1(B)参照)。
方および後方端部を除いて絶縁シート8を巻くととも
に、前方端部から突出する複数の帯状片5を絶縁板7を
通して取り出す一方、後方端部から正極集電体3を取り
出し、積層体Aを作製する(図1(B)参照)。
【0011】この積層体Aを上面の開口部12から11
に収納し、負極集電体を1つに束ね負極接続導体9を介
して蓋17に設けられた負極端子18に溶接し、また正
極集電体も1つに束ね正極接続導体10を介して缶11
に溶接する(図1(C)参照)。
に収納し、負極集電体を1つに束ね負極接続導体9を介
して蓋17に設けられた負極端子18に溶接し、また正
極集電体も1つに束ね正極接続導体10を介して缶11
に溶接する(図1(C)参照)。
【0012】積層体A収納後(図1(D)参照)、缶1
1の上面の開口部12を蓋17で密封し、積層体Aを蓋
17と缶11の底壁縦リブ15及び横リブ16で挟持さ
せた後、レーザにより溶接する(図1(E)参照)。こ
の時の缶11の缶11の中心より側面寄りの位置におけ
る詳細断面図は図2で示される。そして非水環境下で缶
11内に非水電解液を注入後、封孔して密封し(図1
(F)参照)、完成品とする(図1(G)参照)。
1の上面の開口部12を蓋17で密封し、積層体Aを蓋
17と缶11の底壁縦リブ15及び横リブ16で挟持さ
せた後、レーザにより溶接する(図1(E)参照)。こ
の時の缶11の缶11の中心より側面寄りの位置におけ
る詳細断面図は図2で示される。そして非水環境下で缶
11内に非水電解液を注入後、封孔して密封し(図1
(F)参照)、完成品とする(図1(G)参照)。
【0013】ここで、第1の実施形態の非水系二次電池
の正極活物質として用いられる正極材料は、従来公知の
何れの材料も使用でき、例えば、LixCoO2、Lix
NiO2、MnO2、LiMnO2、LixMn2O、Lix
Mn2-yO4、α−V2O5、TiS2等が挙げられる。
の正極活物質として用いられる正極材料は、従来公知の
何れの材料も使用でき、例えば、LixCoO2、Lix
NiO2、MnO2、LiMnO2、LixMn2O、Lix
Mn2-yO4、α−V2O5、TiS2等が挙げられる。
【0014】また、第1の実施形態の非水系二次電池の
負極活物質としては、黒鉛、焼成炭素質材料、ケイ素及
びケイ素化合物等を用いることができる。
負極活物質としては、黒鉛、焼成炭素質材料、ケイ素及
びケイ素化合物等を用いることができる。
【0015】また、第1の実施形態の非水系二次電池に
使用される非水電解液は、有機溶媒にリチウム化合物を
溶解させた非水電解液を用いることができる。非水電解
液は、有機溶媒と電解質とを適宜組み合わせて調製され
るが、これら有機溶媒や電解質はこの種の電池に用いら
れるものであればいずれも使用可能である。有機溶媒と
しては、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカー
ボネート、ビニレンカーボネート、ジメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネー
ト、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエ
タンメチルフォルメイト、ブチロラクトン、テトラヒド
ロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1−3ジオ
キソフラン、4−メチル−1、3−ジオキソフラン、ジ
エチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセ
トニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、バレ
ロニトリル、ベンゾニトリル、1,2−ジクロロエタ
ン、4−メチル−2ーペンタノン、1、4−ジオキサ
ン、アニソール、ジグライム、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等である。これらの溶媒はその1
種を単独で使用することができるし、2種以上を併用す
ることもできる。電解質としては、例えばLiCl
O4、LiAsF6、LiPF6、LiBF4、LiB(C
6H5)4、LiCl、LiBr、LiI、LiCH3SO
3、LiCF3SO3、LiAlCl4等が挙げられ、これ
らの1種を単独で使用することもできるし、2種以上を
併用することもできる。
使用される非水電解液は、有機溶媒にリチウム化合物を
溶解させた非水電解液を用いることができる。非水電解
液は、有機溶媒と電解質とを適宜組み合わせて調製され
るが、これら有機溶媒や電解質はこの種の電池に用いら
れるものであればいずれも使用可能である。有機溶媒と
しては、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカー
ボネート、ビニレンカーボネート、ジメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネー
ト、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエ
タンメチルフォルメイト、ブチロラクトン、テトラヒド
ロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1−3ジオ
キソフラン、4−メチル−1、3−ジオキソフラン、ジ
エチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセ
トニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、バレ
ロニトリル、ベンゾニトリル、1,2−ジクロロエタ
ン、4−メチル−2ーペンタノン、1、4−ジオキサ
ン、アニソール、ジグライム、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等である。これらの溶媒はその1
種を単独で使用することができるし、2種以上を併用す
ることもできる。電解質としては、例えばLiCl
O4、LiAsF6、LiPF6、LiBF4、LiB(C
6H5)4、LiCl、LiBr、LiI、LiCH3SO
3、LiCF3SO3、LiAlCl4等が挙げられ、これ
らの1種を単独で使用することもできるし、2種以上を
併用することもできる。
【0016】また、第1の実施形態の非水系二次電池に
おける絶縁パッキングには、ポリテトラフルオロエチレ
ン等のフッ素系樹脂材料を使用することができる。
おける絶縁パッキングには、ポリテトラフルオロエチレ
ン等のフッ素系樹脂材料を使用することができる。
【0017】また、第1の実施形態の非水系二次電池に
おけるセパレータとしては、多孔性ポリエチレン等の多
孔性絶縁シートを用いることができる。
おけるセパレータとしては、多孔性ポリエチレン等の多
孔性絶縁シートを用いることができる。
【0018】また、第1の実施形態の非水系二次電池に
おける缶及び蓋体には、アルミニウム、アルミニウム合
金、ステンレス合金等の金属を用いることができる。
おける缶及び蓋体には、アルミニウム、アルミニウム合
金、ステンレス合金等の金属を用いることができる。
【0019】以上のように構成された第1の実施形態の
非水系二次電池は、上面が開口し、底壁にリブを有する
箱状の缶を用いることにより、電池を薄くしても電池が
変形しにくくなるとともに、積層体が蓋体と缶の底壁リ
ブに挟持され、機械的衝撃を受けても、積層体が動くこ
とがなく電池内の所定の位置に保持される。また、底壁
リブの外方に露出した溝部に電線が収納できるため、電
池の配線のための余分なスペースを減らすことが可能と
なる。
非水系二次電池は、上面が開口し、底壁にリブを有する
箱状の缶を用いることにより、電池を薄くしても電池が
変形しにくくなるとともに、積層体が蓋体と缶の底壁リ
ブに挟持され、機械的衝撃を受けても、積層体が動くこ
とがなく電池内の所定の位置に保持される。また、底壁
リブの外方に露出した溝部に電線が収納できるため、電
池の配線のための余分なスペースを減らすことが可能と
なる。
【0020】<第2の実施形態>本発明に係る第2の実
施形態の非水系二次電池は、図3に示すように、第1の
実施形態において、蓋体17にリブを設けたものを用い
た以外は、第1の実施形態と同様に構成される。以上の
ように構成しても、第1の実施形態と同様な効果が得ら
れる。
施形態の非水系二次電池は、図3に示すように、第1の
実施形態において、蓋体17にリブを設けたものを用い
た以外は、第1の実施形態と同様に構成される。以上の
ように構成しても、第1の実施形態と同様な効果が得ら
れる。
【0021】<第3の実施形態>本発明に係る第3の実
施形態の非水系二次電池は、図4aに示すように、缶3
1の1対の対向する側壁33と34に、側壁リブ35と
36を設け、積層体Aを缶31に収納後、蓋体37で密
閉し、積層体Aを対向する側壁の側壁リブ35と36と
で挟持させる。この時の缶31の缶31より側面寄りの
位置における詳細断面図は図4bに示される。
施形態の非水系二次電池は、図4aに示すように、缶3
1の1対の対向する側壁33と34に、側壁リブ35と
36を設け、積層体Aを缶31に収納後、蓋体37で密
閉し、積層体Aを対向する側壁の側壁リブ35と36と
で挟持させる。この時の缶31の缶31より側面寄りの
位置における詳細断面図は図4bに示される。
【0022】以上のように構成された第3の実施形態の
非水系二次電池は、一端が開口し、側壁にリブを有する
箱状の缶を設けることにより、第1の実施形態と同様な
効果が得られる。
非水系二次電池は、一端が開口し、側壁にリブを有する
箱状の缶を設けることにより、第1の実施形態と同様な
効果が得られる。
【0023】また、上述の第1、第2及び第3の実施形
態は、箱状の缶を正極缶として構成したが、本発明はこ
れに限らず、箱状の缶を負極缶として構成しても良い。
以上のように構成しても、第1、第2及び第3の実施形
態と同様の効果を有する。
態は、箱状の缶を正極缶として構成したが、本発明はこ
れに限らず、箱状の缶を負極缶として構成しても良い。
以上のように構成しても、第1、第2及び第3の実施形
態と同様の効果を有する。
【0024】
【発明の効果】以上、述べた様に、本発明の実施形態に
よれば、一端に開口部を有し、最大面積を有し対向する
1対の壁面の少なくとも一方の壁面にリブを設けた箱状
の缶を用いることにより、電池ケースに強靭性が付与さ
れ、薄くしても変形しにくくなる。
よれば、一端に開口部を有し、最大面積を有し対向する
1対の壁面の少なくとも一方の壁面にリブを設けた箱状
の缶を用いることにより、電池ケースに強靭性が付与さ
れ、薄くしても変形しにくくなる。
【0025】また、積層体又は巻合体が蓋体と缶の底壁
リブ又は缶の対向する1対の側壁の側壁リブで挟持され
るため、機械的衝撃を受けても、電池内部の積層体又は
巻合体が動くことがなく、電気的な接続の不良の可能性
が減り、電池の信頼性が高くなる。
リブ又は缶の対向する1対の側壁の側壁リブで挟持され
るため、機械的衝撃を受けても、電池内部の積層体又は
巻合体が動くことがなく、電気的な接続の不良の可能性
が減り、電池の信頼性が高くなる。
【0026】また、リブの外方に露出した溝部に電線を
収容できるため、配線スペースを減らすことができ、電
池の小型化が可能となる。
収容できるため、配線スペースを減らすことができ、電
池の小型化が可能となる。
【図1】 本発明の第1及び第2の実施形態に係る非水
系二次電池の製造を示す工程図である。
系二次電池の製造を示す工程図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る非水系二次電
池の内部構造を示す模式的な縦断面図である。
池の内部構造を示す模式的な縦断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る非水系二次電
池の構成を示す模式的な縦断面図である。
池の構成を示す模式的な縦断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係る非水系二次電
池の構成を示す模式的な斜視図(a)と模式的な縦断面
図である(b)。
池の構成を示す模式的な斜視図(a)と模式的な縦断面
図である(b)。
1 積層体、 2 正極、 3 正極集電体、 4 負極、 5 負極集電体、 6 セパレータ、 7 絶縁板、 8 絶縁シート、 9 負極集電体接続導体、 10 正極集電体接続導体、 11,31 缶、 12 缶の開口部、 13,33 缶の側壁、 14,34 缶の底壁、 15 底壁縦リブ、 16 底壁横リブ、 17,37 蓋体、 18,38 負極端子、 19,39 絶縁パッキング、 20 電解液注入口、 21,41 安全弁、 35 側壁縦リブ、 36 側壁横リブ、 A 絶縁シート8と絶縁板7とを有する積層体
1。
1。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/40 H01M 10/04 H01M 2/02 - 2/08
Claims (1)
- 【請求項1】 リチウムイオンを挿入放出可能な活物質
を含む正極及び負極を有する非水系二次電池において、 正極板と負極板とをセパレータを介して積層してなる単
電池を複数組積層してなる積層体又は上記単電池又はそ
の積層体をスパイラル状に巻いた巻合体を、 一端に開口部を設け、さらに底壁の内方に突出し、外方
に露出した溝部を形成して底壁の一方の側面の端部から
他方の側面の端部に達するように伸びる1個以上の底壁
リブと、蓋体の内方に突出し、外方に露出した溝部を形
成して蓋体の一方の側面の端部から他方の側面の端部に
達するように伸びる複数の蓋体リブとを設けて強靭性を
高めた箱状の缶に収納し、 上記缶の開口部を上記蓋体で絶縁状態で密封して、上記
積層体又は巻合体を上記蓋体リブと上記底壁リブとで挟
持させ、 さらに上記底壁リブ又は蓋体リブの外方に露出した溝部
に電線を収容し、上記溝部を電線の配線スペースとした
ことを特徴とする非水系二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07904698A JP3298825B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 非水系二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07904698A JP3298825B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 非水系二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11273744A JPH11273744A (ja) | 1999-10-08 |
JP3298825B2 true JP3298825B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=13678974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07904698A Expired - Fee Related JP3298825B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 非水系二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298825B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6399243B1 (en) * | 2000-04-06 | 2002-06-04 | The Gillette Company | Air recovery battery |
KR100614381B1 (ko) * | 2004-07-29 | 2006-08-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이온 이차 전지 |
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