JP3296999B2 - 便座の昇降装置 - Google Patents

便座の昇降装置

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JP3296999B2 JP18054897A JP18054897A JP3296999B2 JP 3296999 B2 JP3296999 B2 JP 3296999B2 JP 18054897 A JP18054897 A JP 18054897A JP 18054897 A JP18054897 A JP 18054897A JP 3296999 B2 JP3296999 B2 JP 3296999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便座を便器本体に
対して昇降させる便座の昇降装置に関し、詳しくは昇降
手段としてのエアバッグに特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洋風便
器の便座に腰を掛ける(着座する)際、或いは便器使用
後において便座から立ち上がる際、脚に大きな負担がか
かる。従って高齢者や病弱者,身体の不自由な人等脚力
の弱い人にとって便座への着座動作或いは便座から立ち
上がる動作は困難な動作となる。
【0003】このようなことから、便座への着座動作或
いは便座から立ち上がる動作を容易にするための便座の
昇降装置が従来提案されている。図14,図15はこの
一例を示している。
【0004】これらのうち図14に示すものは、便座2
00を便器本体202と分離した上、これをフレーム2
04に取り付けて、かかるフレーム204により便座2
00を支持するようになし、更に便座200を保持した
側の上部フレーム206を下部フレーム208に対して
回転可能とした上、上部フレーム206に昇降シリンダ
210を連結し、かかる昇降シリンダ210にて上部フ
レーム206を回転させることで便座200を昇降させ
るようになしたものである。
【0005】しかしながらこの便座の昇降装置の場合大
がかりな設備となり、構造が複雑でコストも高いものと
なる問題がある外、フレーム204,シリンダ210等
が外部に露出した状態となって便器廻りの美観が損なわ
れ、更に上記脚の弱い人が便器を使用する場合は良い
が、通常の人が便器を使用する際に違和感を感じること
を避け得ないといった問題がある。加えて既設の便器に
対してかかる便座の昇降装置を設置する際に大きな困難
が伴う問題がある。
【0006】これに対して図15に示すものは、便器本
体202と便座200との間にエアバッグ212を取り
付け、そのエアバッグ212の膨張・収縮運動によって
便座200を昇降させるようにしたもので、この例の場
合、便座昇降装置が大がかりになるといった問題を避け
ることができるものの、エアバッグ212の上端及び下
端がそれぞれ便座200,便器本体202に直接固定さ
れており、取付性に問題がある。
【0007】そこで本発明者等は以下のような便座の昇
降装置、即ち(イ)便座若しくはその保持体の下面に取
付固定される便座側取付部材と、(ロ)便器本体上面に
取付固定される便器本体側取付部材と、(ハ)エアの流
入及び排出によって膨張・収縮し、以て便座を便器本体
に対して昇降させる昇降手段としてのエアバッグとを含
む便座の昇降装置を案出した。
【0008】この便座の昇降装置の場合、便座側取付部
材を便座側に、また便器本体側取付部材を便器本体側に
それぞれ取付固定することで、簡単に便座の昇降装置を
装着することができる。またこの昇降装置は設備的に簡
単なものであって構造も簡素であり、コストも安価に抑
えることができるとともに、既設の便器に対しても簡単
にこれを取り付けることができ、従って既設の便器に対
して容易に便座の昇降機能を持たせることができるとい
った優れた利点を有している。
【0009】しかしながらこれらエアバッグを昇降手段
として用いた図15に示す昇降装置及び本発明者等の発
明に係る上記昇降装置の場合、何れもエアバッグを用い
ることに起因して以下のような問題点を内包する。
【0010】即ち、例えば可撓性シートの端縁部を気密
に閉じ合せて袋状のエアバッグを構成するに際して、一
般には図16に示しているように可撓性シートの対応す
る各端縁部の内面同士を重ね合せ、それらの内面同士を
気密に接合してシールするが、このようにした場合、エ
アバッグ内に導かれたエアの圧力が図中Aの部位、即ち
シール面の始端位置(図中右端位置)に集中的に作用
し、このためエアバッグ内に繰り返しエア圧を導入して
これを膨張・収縮動作させている間に次第にシール部が
始端位置(図中A位置)から終端位置(図中B位置)に
向かって剥がれてしまい、最終的にエアバッグがシール
部で破断してしまう恐れがある。これはエア圧がシール
面全面に同時且つ均等に作用せず、常にその一部位にの
み部分的に作用することに起因する。
【0011】またこの種エアバッグの形態として、独立
した袋体を複数段に重ね合せて各袋体を連通孔を通じて
連通させた形態とすることが考えられるが、この場合、
エアバッグを膨らませたときの形状・姿勢安定性が問題
となり、またその他にエアバッグ内にエアを導入し或い
は内部のエアを排出させるためのエアホースの接続口の
開口を大きくしておくと、エアの導入速度を高め得て応
答性良くエアバッグを膨張させ得、従って便座を速やか
に上昇運動させることができるものの、便座に使用者が
腰を掛けている状態で万一エアホースが接続口から外れ
るようなことがあると、エアが急速に抜けてしまって便
座が勢い良く急降下してしまうといった不具合を生ず
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の便座の昇降装置
はこのような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して請求項1の便座の昇降装置は、エアの導入及
び排出によってエアバッグを膨張・収縮させ、便座を便
器本体に対して昇降させるようになした便座の昇降装置
であって、前記エアバッグを、独立した複数の袋体を上
下に重ね合せた形態として、各袋体を、樹脂製の可撓性
のシートにて且つ対応する一方の端縁部の内面を他方の
端縁部の外面に重ね合せてそれら内面と外面とを溶着に
より気密に接合して構成し、且つ隣接する袋体同士を
定面積に亘って密着状態で接合するとともに、該密着部
に形成した連通孔を通じてそれぞれの内部互いに連通
状態となして該連通孔の周り連続した環状に気密に接
して第一シール部とする一方、該第一シール部の更に
外側に該第一シール部を取り囲むようにして一対の袋体
の前記密着部の外周縁部連続した環状に気密に接合
第二シール部となし、更に重ね合せ状態の一対の袋体
の前記密着部には複数の前記連通孔所定間隔で分散・
配置して、それぞれの連通孔の周りに前記第一シール部
形成するとともに、該複数の連通孔及びその周りの該
第一シール部全体を取り囲むようにして前記第二シール
形成したことを特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の便座の
昇降装置は、可撓性シートの端縁部を閉じ合せてエアバ
ッグを構成するに際し、対応する一方の端縁部の内面を
他方の端縁部の外面に重ね合せて、それら内面と外面と
を気密に接合したもので、このようにした場合、エアバ
ッグ内部のエアの圧力が接合面の一部に部分的,集中的
に作用するといったことがなく、接合面全面に亘って均
等且つ同時的に作用するようになる。
【0014】これによりエアバッグの接合面が始端位置
から終端位置に向かって次第に剥がれていき、早期に破
断してしまうといったことがなく、接合シール部の強度
を高強度となし得、ひいてはエアバッグの耐久寿命を高
寿命化することができる。
【0015】本発明の便座の昇降装置は、上記可撓性の
シートとして樹脂製のシートを用い、そして対応する一
方の端縁部の内面と他方の端縁部の外面とを溶着により
接合シールするようになしており、このようにすれば接
着剤を用いて端縁部の内面と外面とを接着する場合に比
べて、接着剤の劣化による接着剥離の問題を生じず、両
端縁部を信頼性高く強固に接合することができるととも
に、接合作業も短時間で簡単に行える利点がある。
【0016】本発明の便座の昇降装置はまた、複数の袋
体を上下に重ね合せて互いに接合し、以て上記エアバッ
グを構成するようになしており、この昇降装置の場合、
エアの導入により且つ少ないエアの量でエアバッグを効
果的に上下方向に膨らませることができる。
【0017】本発明の便座の昇降装置はまた、上記エア
バッグにおける各袋体を所定面積に亘って密着状態で接
合して、その密着部に形成した連通孔を通じて各袋体内
部を連通状態となし、そしてその連通孔周りを連続した
環状に気密に接合して第一シール部となす一方、その第
一シール部の更に外側に、これを取り囲むようにして各
袋体の密着部の外周縁部を連続した環状に気密に接合
し、以て第二シール部となしたもので、この装置の場
合、一対の袋体同士が広い面積に亘って密着接合される
こととなるため、各袋体の変形の自由度が制限され、そ
の結果エアバッグを膨らませたときの形状,姿勢安定性
が増す利点が得られる。
【0018】またこの装置の場合、シール部が二重に形
成されているため、エアバッグ内部から外部へのエアの
漏れを効率的に阻止することができる。
【0019】本発明のものはまた、上記一対の袋体の密
着部に複数の連通孔を分散配置し、且つそれら連通孔及
び各連通孔周りの環状の第一シール部全体を取り囲むよ
うにして第二シール部を形成しており、この装置の場
合、一対の袋体の間で複数の連通孔を通じて一方の袋体
から他方の袋体へとエアを分散状態で速やか且つ効率的
に移動させることができる外、一対の袋体がより広い面
積に亘って密着接合されることとなり、形状,姿勢安定
性が更に高まる利点が得られる。
【0020】本発明の便座の昇降装置は、上記エアバ
ッグにエアホースの接続口を設け且つその接続口の開口
の大きさを、使用者が便座に腰を掛けた状態で内部のエ
ア全体が2秒以上かけて排出する大きさとなすことがで
きる。この場合便座に使用者が腰を掛けた状態で万一エ
アホースが接続口から外れることがあっても、便座がい
きなり急激に下降してしまうといったことがなく、便座
がゆっくりと下降するため利便性が高い利点が得られ
る。
【0021】本発明では、更に便座側取付部材と便器本
体側取付部材とを便座の昇降装置に具備させ、そしてそ
れら便座側取付部材と便器本体側取付部材との間に、昇
降手段としての上記エアバッグを介装するようになすこ
とができる。この装置の場合、極めて簡単にこれを便器
に装着することができ、また既設の便器に対しても容易
に組み込むことが可能であって、通常の既設の便器に対
し便座の昇降機能を持たせることができる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は洋風便器における陶器
製の便器本体であり、12は洗浄水タンク、14は便座
ユニットである。便座ユニット14は、図2に示してい
るように便座16と、図1のノズル18の先端より洗浄
水を人体局部に向けて噴出し、洗浄する局部洗浄装置2
0とを有している。
【0023】局部洗浄装置20は、便座16の側方に配
置された操作部22と、便座16の後部に配置された本
体ボックス24とを備えており、その本体ボックス24
の内部に局部洗浄のための各種機構部が内蔵されてい
る。
【0024】そして上記便座16は、その基端部(後端
部)においてこの本体ボックス24に回動可能(開閉可
能)に接続され、保持されている。即ち、本例ではこの
本体ボックス24が便座16の保持体を構成している。
尚便座16は開口26を有し、また便器本体10も開口
28を有している。
【0025】図2において、30,32,34及び36
はぞれぞれ便座の昇降装置における便座側取付フレーム
(便座側取付部材),便器本体側取付フレーム(便器本
体側取付部材),昇降手段としてのエアバッグ及びポン
プユニットである。ポンプユニット36は、ケーシング
50の内部にポンプを内蔵している。
【0026】このポンプユニット36からは、図1に示
しているように電源コード38が延び出しており、その
先端の差込プラグが壁面40に設けられた電源コンセン
ト42に差込接続されるようになっている。
【0027】尚、便器本体10の側方の壁面40にはリ
モコン(リモートコントローラ)44が取り付けられて
いる。このリモコン44は発光部46を有しており、そ
の発光部46から操作信号を光信号として発信する。一
方、ポンプユニット36には受光部48が設けられてお
り、その受光部48により光信号を受光する。
【0028】上記便器本体側取付フレーム32は、ステ
ンレスプレート等の金属プレートを曲げて形成したもの
で、図3に示しているように前後方向に延びる左右一対
の側部52と、それら一対の側部52を後部において左
右方向に連結する後部54とを有しており、全体として
平面形状がコ字形状をなしていて内側に開口60を有し
ている。
【0029】上記一対の側部52は、便器本体10の周
縁部上面に載置される水平部56と、それら水平部56
から垂下する垂下部58とを有している。ここで垂下部
58は便器本体側取付フレーム32の後端まで延長形成
されており、その延長部が後部54における垂下部を構
成している。
【0030】後部54には、これを上下方向に貫通する
固定穴62,64が形成されており、これら固定穴6
2,64において、図4に示しているようにボルト6
8,半球状のパッキン70,ナット72によって便器本
体10の後部に取付固定されている。尚、後部54には
図3に示しているように引掛爪74が一体的に設けられ
ており、これら引掛爪74に対して、エアバッグ34の
下端且つ前端の係止穴76(図2,図4参照)が係止さ
れるようになっている。
【0031】一方便座側取付フレーム30においても、
前後方向に延びる左右一対の側部78とそれらを後部に
おいて左右方向に連結する後部80とを有しており、そ
の平面形状が全体としてコ字形状をなしていて内側に開
口82を有している。
【0032】本例において、この便座側取付フレーム3
0は骨格部分が金属プレートにて構成されているととも
に、樹脂製の化粧部材が一体的に設けられており、かか
る便座側取付フレーム30が化粧部材をも兼ねている。
【0033】後部80には固定穴88が設けられてお
り、この固定穴88において、図4に示しているように
ボルト90とナット92とによりかかる便座側取付フレ
ーム30が、便座ユニット14における本体ボックス2
4の下面に取付固定されている。
【0034】便座側取付フレーム30における一対の側
部78は、図3に示しているようにそれぞれ水平部84
と、それら水平部84から垂下する垂下部86とを有し
ており、そしてその水平部84の前端部上面に、便座1
6の下面に当接してこれを支持する当接部96が上向き
に突出状に設けられている。
【0035】また後部80には引掛爪74が突出形成さ
れており、これら引掛爪74に、エアバッグ34におけ
る上端且つ後部の係止穴94(図2,図4参照)が係止
されるようになっている。
【0036】便座側取付フレーム30及び便器本体側取
付フレーム32には、それぞれの垂下部86,58にお
いて、左右両側に配置された前後一対のリンクバー9
8,100の上端部及び下端部がそれぞれ回転可能に接
続されており、それら便座側取付フレーム30と便器本
体側取付フレーム32とがリンク機構にて互いに連結さ
れている。
【0037】ここで後側のリンクバー100は前側のリ
ンクバー98よりも長く形成されており、それらリンク
バー98,100の回転運動を伴って便座側取付フレー
ム30が上昇運動したとき、同時にかかる便座側取付フ
レーム30、従って便座ユニット14が前方に傾動する
ようになっている。即ち上昇時において便座16が前傾
姿勢となるようにされている。
【0038】尚、リンクバー98,100はそれらの下
端部が便器本体側取付フレーム32の垂下部58の外面
に接続されており、また上端部が便座側取付フレーム3
0における垂下部86の内面に接続されている。また後
側のリンクバー100の上端部同士は、連結ロッド10
2にて左右方向に互いに連結されている。
【0039】尚便座側取付フレーム30における垂下部
86は、便座側取付フレーム30が上昇した状態におい
て便座側取付フレーム30と便器本体側取付フレーム3
2との間の上下の隙間を覆うように、また下降時におい
て便器本体側フレーム32の垂下部58をリンク機構と
ともに内側に覆って隠蔽するようにその大きさ,形状が
定められている。
【0040】上記エアバッグ34は、図4及び図9に示
しているように独立した袋体34A,34B,34C,
34D,34Eを上下に複数段に重ね合せてそれぞれを
接合するとともに、連通孔104において各袋体34A
〜34Eを連通状態としたものである。
【0041】而して最下段の袋体34Eには、図13に
示しているようにエアホース108の接続口106が設
けてあり、そこにエアホース108の一端側が接続され
ている。エアホース108の他端側は前記ポンプユニッ
ト36に接続されており、そのポンプユニット36によ
る加圧エアが、エアホース108を通じてエアバック3
4内に導入され、或いはエアバック34内のエアがエア
ホース108を通じて外部に排出されるようになってい
る。
【0042】ここで接続口106の開口106Aの大き
さは、エアホース108を取り外した状態で且つ便座1
6に使用者が腰を掛けた状態の下で、エアバッグ34内
部のエア全体が2秒〜8秒の間で全部排出される程度の
大きさとされている。
【0043】これは、便座16に使用者が腰を掛けてい
る状態で万一エアホース108が抜けるようなことがあ
っても、便座16が急激に下降せず、ゆっくりと下降で
きるようにするためである。尚、エアバッグ34内部の
エアが8秒以内で全部抜けるようにしているのは、接続
口106の開口106Aをあまり小さくしてしまうと、
即ち8秒を超えて内部のエアが排出されるような大きさ
としてしまうと、逆にエアバッグ34内部にエアを導入
してエアバッグ34を膨張させ、便座を上昇させるとき
にエアバッグ34の膨張速度が遅くなり、従って応答性
良く便座16を上昇運動させることができなくなること
による。
【0044】上記各袋体34A〜34Eは、図10に示
しているように樹脂製の可撓性シート140を袋状に接
合することによって形成されている。
【0045】具体的には、本例では可撓性シート140
における長辺側の端縁部A2の内面を、対応する相手側
の端縁部A1の外面に重ね合せて、それら端縁部A2の
内面とA1の外面とを溶着により気密に接合する一方、
短辺側の端縁部B2の内面を、対応する相手側の端縁部
B1の内面に重ね合せてそれら各内面を溶着により互い
に接合し、更に一方の端縁部B2を(III),(IV)に
示しているように折り返して、その折返し部分の内面と
対応する相手側の端縁部B1の外面とを溶着により互い
に接合し、以て各袋体34A〜34Dを構成している。
【0046】上記各袋体34A〜34Eは、図12に示
しているように重合密着面(密着部)142において上
下に重ね合せ状態で密着されており、その重合密着面1
42の周縁部に沿って、上下に隣接する各袋体34A〜
34Eが溶着により連続した環状に気密に接合されてお
り、以てシール部(第二シール部)144が形成されて
いる。
【0047】更にその第二シール部144で取り囲まれ
た内側に、上記連通孔104が所定間隔を隔てて分散状
に複数配置されている。そして各連通孔104の周りが
溶着により連続して環状に気密に接合されており、以て
各連通孔104周りにシール部(第一シール部)146
が形成されている。即ち、本例ではシール構造が二重シ
ール構造とされている。
【0048】図3に示しているように前記便器本体側取
付フレーム32の一対の側部52には、それぞれの垂下
部58の各内面においてゴムパッド109が取り付けら
れている。図5はそのゴムパッド109の取付構造及び
その周辺部を示したものである。
【0049】同図に示しているようにゴムパッド109
の外面は平坦面とされていて、その平坦面が垂下部58
の内面に接触させられている。ゴムパッド109には雌
ねじ金具がインサートされていて、その外面に雌ねじ孔
110が開口している。
【0050】一方垂下部58には前後方向のスリット1
12が形成されていて、そのスリット112を、止具と
してのボルト114が外側から内側に向かって挿通され
ており、その先端部がゴムパッド109の雌ねじ孔11
0にねじ結合されている。そしてこれによりゴムパッド
109が側部52における垂下部58の内面に固定され
ている。
【0051】ここでゴムパッド109は、便器本体10
の側面に弾性的に当接して便器本体側取付フレーム32
の左右方向のがたつきを防止する作用をなす。尚、ゴム
パッド109の下端外面側には、垂下部58の下面に係
合してゴムパッド109の回止め作用をなす回止部11
6が一体的に形成されている。
【0052】本例の便座の昇降装置においては、図5
(D)に示しているように厚みの異なる2種類のゴムパ
ッド109(A),109(B)が用意されており、そ
れらの何れかが選択して使用可能とされている。
【0053】ここで厚みの薄いゴムパッド109(A)
は、便器形状が比較的大きい場合に用いられ、また厚み
の厚いゴムパッド109(B)は、便器形状が比較的小
さい場合に用いられる。
【0054】便器形状が比較的大きい場合、便器本体側
取付フレーム32の側部52、具体的にはその垂下部5
8と便器本体10側面との間の隙間は比較的小さいもの
であり、そこでこのような場合には厚みの薄いゴムパッ
ド109(A)が用いられる。一方便器本体10の形状
が比較的小さい場合には、垂下部58と便器本体10側
面との間の隙間は大きく、そこでこのような場合には厚
みの厚いゴムパッド109(B)が用いられる。
【0055】尚、便器本体10はその側面形状が前部側
に向かって左右幅を小さくするような湾曲形状とされて
おり、この場合において本例の装置の場合、ゴムパッド
109をスリット112に沿って前後方向に位置調整す
ることで、垂下部58と便器本体10側面との間の隙間
を吸収し、ゴムパッド109を便器本体10側面に確実
に当接状態とすることができる。
【0056】具体的には、同図(C)に示しているよう
に垂下部58と便器本体10側面との間の隙間が大きい
場合には、ゴムパッド109を後方にスライド移動させ
ることで、ゴムパッド109を便器本体10の側面に接
近当接させることができ、また逆に垂下部58と便器本
体10側面との間の隙間が小さい場合には、ゴムパッド
109を前方にスライド移動することで、ゴムパッド1
09を適当な押圧力で便器本体10側面に当接押圧状態
とすることができる。
【0057】図3に示しているように、便器本体側取付
フレーム32の側部52における水平部56の前端部上
面には、荷重受機構120が備えられている。この荷重
受機構120は、図6に拡大して示しているようにスト
ッパピン122と、これを水平部56の上面に回転可能
に取付保持するブラケット124とを有している。
【0058】ストッパピン122は棒材を曲げてなるも
ので、ブラケット124に回転可能に挿通・保持された
挿通部126と、その一端側に直角に曲げ起こされた引
掛部128と、その反対端側に且つ挿通部126及び引
掛部128に対して直角をなすつまみ130とから成っ
ている。
【0059】この荷重受機構120の場合、便座側取付
フレーム30が上昇した状態においてつまみ130を起
こすと、図6(B),(C)に示しているように一端側
の引掛部128が前側のリンクバー98の後面に引っ掛
かった状態となり、便座16に加わる荷重がこの荷重受
機構120によって受け止められ、支えられる。
【0060】即ちこの引掛部128がリンクバー98の
後面に引掛かった状態においては、エアバッグ34内の
エア圧を維持し続けなくても便座16を上昇状態に保持
できる。従って本例では、便座16を上昇させた状態で
便座16や便器本体10、或いは昇降装置を掃除する際
に便利であるといった利点がある。
【0061】一方においてつまみ130をつまんでこれ
を倒すと、引掛部128がリンクバー98から外れた状
態(図6(A)状態)となり、ここにおいて便座側取付
フレーム30、つまり便座16が自由に下降できる状態
となる。
【0062】図3,図7に示しているように便座側取付
フレーム30における垂下部86の内面には、後側のリ
ンクバー100の上下端間の中間位置においてストッパ
ブロック132が、内方に向かって突出状に一体に設け
られている。このストッパブロック132は、図7(I
I)に示しているように便座側取付フレーム30の上昇
運動の過程で後側のリンクバー100に当接して、便座
側取付フレーム30の更なる上昇運動を阻止する作用を
なす。そしてこれにより便座側取付フレーム30、つま
りは便座16の上昇端を規定する作用をなす。
【0063】図8はそのストッパ作用の原理を模式的に
示したものである。図8(I)は便座側取付フレーム3
0と便器本体側取付フレーム32とが上下方向に最も接
近した状態を示している。この状態において便器本体側
取付フレーム32が相対的に下降運動すると、後側のリ
ンクバー100に対してストッパブロック132がその
途中で当接し、更なる相対運動を阻止する。
【0064】而して図8(I)は便座側取付フレーム3
0が下降状態にあるときを示し、また(II)は便座側取
付フレーム30が上昇した状態を表わす。図8は便宜上
便器本体側取付フレーム32が便座取付側フレーム30
に対して相対的に下降運動した場合について説明してい
るが、その関係は便座側取付フレーム30が便器本体側
取付フレーム32に対して相対的に上昇運動する場合も
全く同様の関係になる。
【0065】次に本例の便座の昇降装置の作用を説明す
る。本例の便座の昇降装置は次のようにしてこれを便器
本体10と便座ユニット14との間に装着することがで
きる。即ち、便器本体側取付フレーム32の後部54を
取付穴62,64においてボルト68,パッキン70,
ナット72にて便器本体10の後部上面に取付固定し、
また便座側取付フレーム30の後部80を取付穴88に
おいてボルト90及びナット92にて便座ユニット1
4、具体的には便座16の保持体である本体ボックス2
4の下面に取付固定する。
【0066】そして上側の便座側取付フレーム30と下
側の便器本体側取付フレーム32との間にエアバッグ3
4を挿入セットし、そして下端前部の係止穴76と上端
後部の係止穴94とを、便器本体側取付フレーム32及
び便座側取付フレーム30のそれぞれの引掛爪74に嵌
め入れて、エアバッグ34を固定状態とする。
【0067】尚一般にこの状態では、便器本体側取付フ
レーム32の左右一対の側部52、具体的にはそれらの
垂下部58と便器本体10の側面との間には大なり小な
り隙間が空いた状態にある。
【0068】ここにおいて本例の便座の昇降装置の場
合、それら垂下部58の内面にゴムパッド109が取り
付けられており、それらゴムパッド109が便器本体1
0の側面に当接し、押圧状態となることで、便器本体側
取付フレーム32の左右方向のがたつきが良好に防止さ
れる。
【0069】尚、便器本体10の大きさ,形状に応じて
ゴムパッド109を取り替えたり或いは前後方向に位置
調整することで、適正にゴムパッド109を便器本体1
0の側面に当接させ、押圧できることは前述した通りで
ある。
【0070】さてこのようにして便座の昇降装置を取り
付けた状態において、ポンプユニット36で発生させた
エア圧をエアバッグ34内部に導入すると、そのエア圧
によってエアバッグ34が膨張し、これに伴って便座側
取付フレーム30が便座16とともにリンクバー98,
100の回動運動を伴って上昇運動及び前傾運動する。
【0071】そして便座側取付フレーム30における垂
下部86の内面に突出状に固設したストッパブロック1
32が、後側のリンクバー100に当接した時点で更な
る便座側取付フレーム30及び便座16の上昇及び前傾
運動が阻止される。
【0072】この状態で荷重受機構120におけるスト
ッパピン122のつまみ130を引起し操作すると、引
掛部128が前側のリンクバー98の後面に引っ掛かっ
た状態となり(図6(B),(C))、便座16にかか
る荷重がこの荷重受機構120によって受け止められ
る。
【0073】但し、厳密にはストッパブロック132が
後側のリンクバー100に当接した時点では引掛部12
8と前側のリンクバー98の後面との間には若干の隙間
が生じる。従ってエアバッグ34のエアを僅かに抜いて
便座側取付フレーム30を微小ストローク下降運動させ
た時点で、初めて引掛部128がリンクバー98の後面
に引っ掛かった状態となり、それ以後において便座16
にかかる荷重がこの荷重受機構120によって支えられ
る。
【0074】一方便座側取付フレーム30を便座16と
ともに下降運動させる場合には、ストッパピン122を
図6(A)に示す状態まで回転運動させて、引掛部12
8をリンクバー98から外す。その状態においてエアバ
ッグ34内部のエアを抜くと、便座側取付フレーム30
が便座16とともにエアの排出に伴ってゆっくりと下降
運動する。
【0075】本例の便座の昇降装置において、上記エア
バッグ34は、可撓性シート140の端縁部を閉じ合せ
て袋状になすに際し、対応する一方の端縁部の内面を他
方の端縁部の外面に重ね合せて、それら内面と外面とを
気密に接合していることから、図16に示すような接合
方法と異なってエアバッグ34内部のエアの圧力が接合
面の一部に部分的,集中的に作用することがなく、図1
1に示しているように接合面全面に亘って均等且つ同時
的にエアの圧力が作用する。
【0076】従ってエアバッグ34の接合面が始端位置
から終端位置に向かって次第に剥がれていき、早期に破
断してしまうといったことがなく、接合シール部の強度
を高強度となし得て、エアバッグ34の耐久寿命を高寿
命化することができる。
【0077】また本例の昇降装置の場合、エアバッグ3
4の端縁部を接着剤による接着によらず、溶着にて互い
に接合するようにしているため、接着剤の劣化による接
着剥離の問題を生じず、両端縁部を信頼性高く強固に接
合することができる。
【0078】更に本例の装置において、上記エアバッグ
34は複数の独立した袋体34A,34B,34C,3
4D,34Eを上下に多段に重ね合せてエアバッグ34
を構成するようにしていることから、エアの導入により
且つ少ないエアの量でエアバッグ34を効果的に上下方
向に膨らませることができ、便座16の上昇ストローク
を効率的に確保することができる。
【0079】また本例の昇降装置の場合、広い面積範囲
に亘って上下の各袋体を密着状態に接合しているため、
各袋体34A〜34Eの変形の自由度が制限され、この
結果エアバッグ34を膨らませたときの形状,姿勢安定
性が増す利点が得られる。
【0080】また本例の昇降装置の場合、エアバッグ3
4のシール構造が二重シール構造とされているため、エ
アバッグ34内からその外部へのエアの漏れを効率的に
阻止することができる。更に本例では上下一対の袋体の
重合密着面142に複数の連通孔104を所定間隔で形
成し、それら連通孔104及び各連通孔104周りの環
状の第一のシール部146全体を取り囲むようにして第
二のシール部144を形成していることから、分散配置
された複数の連通孔104を通じて一方の袋体から他方
の袋体へとエアを均等且つ効率的に移動させることがで
きる外、一対の袋体をより広い面積に亘って密着接合で
き、エアバッグ34の形状,姿勢安定性を更に高めるこ
とができる。
【0081】また本例の昇降装置の場合、便座16に使
用者が腰を掛けた状態で万一エアホース108がエアバ
ッグ34から外れることがあっても、便座16がいきな
り急激に下降することはなく、便座16が2秒以上かけ
てゆっくりと下降するため、利便性も高い特徴がある。
【0082】また本例の便座の昇降装置は、便座側取付
フレーム30と便器本体側取付フレーム32と、それら
の間に介装された昇降手段としてのエアバッグ34とを
備えたもので、この装置の場合、極めて簡単に便器に取
り付けることができ、また既設の便器に対しても容易に
組み込むことが可能であって、通常の既設の便器に対し
て便座の昇降機能を持たせることができる。
【0083】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】便器に本発明の一実施例である便座の昇降装置
を装着した状態の外観状態を示す図である。
【図2】同実施例における便座の昇降装置を各構成要素
に分解して便座及び便器本体とともに表わす図である。
【図3】同実施例の便座の昇降装置の要部を示す斜視図
である。
【図4】同実施例の便座の昇降装置のエアバッグ及びそ
の周辺部の図である。
【図5】同実施例の便座の昇降装置におけるゴムパッド
と周辺部を示す図である。
【図6】同実施例における便座の昇降装置の荷重受機構
をその周辺部とともに示す図である。
【図7】同実施例における便座の昇降装置のストッパブ
ロックと周辺部を示す図である。
【図8】図7に示すストッパブロックの作用説明図であ
る。
【図9】図4におけるエアバッグ34を取り外した状態
で示す図である。
【図10】図9のエアバッグにおける各袋体の構成を表
す図である。
【図11】図9のエアバッグの作用説明図である
【図12】図9のエアバッグの要部の構成を示す図であ
る。
【図13】図9におけるエアバッグのエアホース接続口
とその周辺部を示す図である。
【図14】従来公知の便座の昇降装置の例を示す図であ
る。
【図15】図10とは異なる従来公知の便座の昇降装置
の例を示す図である。
【図16】昇降手段としてエアバッグを用いた場合の解
決課題の説明図である。
【符号の説明】
10 便器本体 16 便座 24 本体ボックス(保持体) 30 便座側取付フレーム(便座側取付部材) 32 便器本体側取付フレーム(便器本体側取付部材) 34 エアバッグ(昇降手段) 34A,34B,34C,34D,34E 袋体 104 連通孔 106 接続口 106A 開口 108 エアホース 140 可橈性シート 142 重合密着面(密着部) 144 シール部(第二シール部) 146 シール部(第一シール部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 浩之 広島県広島市西区横川新町1番8号 株 式会社 モルテン内 (56)参考文献 特開 平9−51862(JP,A) 特開 平8−282947(JP,A) 特開 平9−71395(JP,A) 特開 平8−301555(JP,A) 実開 平4−13451(JP,U) 実開 昭64−15599(JP,U) 登録実用新案3007794(JP,U) 国際公開89/8437(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアの導入及び排出によってエアバッグ
    を膨張・収縮させ、便座を便器本体に対して昇降させる
    ようになした便座の昇降装置であって前記エアバッグ
    を、独立した複数の袋体を上下に重ね合せた形態とし
    て、各袋体を、樹脂製の可撓性のシートにて且つ対応す
    る一方の端縁部の内面を他方の端縁部の外面に重ね合せ
    てそれら内面と外面とを溶着により気密に接合して構成
    し、且つ隣接する袋体同士を所定面積に亘って密着状態
    で接合するとともに、該密着部に形成した連通孔を通じ
    てそれぞれの内部互いに連通状態となして該連通孔の
    周り連続した環状に気密に接合して第一シール部と
    一方、該第一シール部の更に外側に該第一シール部を
    取り囲むようにして一対の袋体の前記密着部の外周縁部
    連続した環状に気密に接合して第二シール部となし、
    更に重ね合せ状態の一対の袋体の前記密着部には複数の
    前記連通孔所定間隔で分散・配置して、それぞれの連
    通孔の周りに前記第一シール部形成するとともに、該
    複数の連通孔及びその周りの該第一シール部全体を取り
    囲むようにして前記第二シール部形成したことを特徴
    とする便座の昇降装置。
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