JP3294666B2 - Isdn利用装置の接続チャネル数自動増減制御方法 - Google Patents

Isdn利用装置の接続チャネル数自動増減制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,コンピュータのハード
ウェア,ソフトウェア等からなる複数の利用装置が,I
NSネットなどISDN(Integrated Services Digita
l Network :サービス総合ディジタル網)回線の情報チ
ャネル(Bチャネル等)のディジタル通信モードを使用
する際に,チャネルの割当て数を調整するISDN利用
装置の接続チャネル数自動増減制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークのLAN間接
続の手段の一つとして,あるいはワークステーション等
の端末をサーバー・コンピュータに接続する手段の一つ
として,ISDN通信網がある。
【0003】例えばISDN通信網のINSネットで
は,基本的に3つの通信モード,すなわち通話モー
ド,ディジタル通信モード,パケット通信モードが
備わっており,コンピュータ通信に適するのはディジタ
ル通信モードとパケット通信モードである。
【0004】ディジタル通信モードは,電話と同様に通
信チャネルを接続してからデータを送る方式で,チャネ
ルを接続している時間に応じて課金が行われる。例えば
INSネットでは,ディジタル通信モードにおけるチャ
ネルの基本単位はBチャネルであり,これは64Kb/s
の容量を持つ。また,この他にH0チャネル(384K
b/s ),H1チャネル(1536Kb/s )などがある。
【0005】一方,パケット通信モードは,データをパ
ケットと呼ぶ単位に分割し,相手アドレスを付加して送
る方式で,送ったパケットの数に応じて課金が行われ
る。コンピュータのLANはパケット通信と同様の方式
を採用しているため,パケット通信モードを利用した方
が能率が良さそうに思えるが,両者のパケット形式の違
いによる変換ロスなどから実効的な通信速度は低く抑え
られてしまう。このため,LAN間接続や高速性を要求
される端末とサーバーの接続には,ディジタル通信モー
ドの使用が主流になってきている。
【0006】ディジタル通信モードは,前述のようにチ
ャネルを接続している時間で課金されるため,通信トラ
フィックがない状態のときにチャネルを接続したままに
することは不経済であるし,また他の装置がそのBチャ
ネルを利用する機会を逸することによる不利益も生じる
ことがある。このため,通信すべきデータが発生した場
合に自動的にチャネルを接続し,逆に一定時間のあいだ
通信トラフィックがないと自動的にチャネルを切断する
という技術が用いられている。
【0007】また,INSネット64サービスでは1本
の回線でBチャネル2本が使用できるため,同時に2本
のBチャネルを使用できる製品も現れ始めた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】今後益々増大するコン
ピュータネットワークの通信トラフィックの需要に対応
するためには,多数のチャネルを効率的に使用しなけれ
ばならない。
【0009】INSネットのBチャネル(64Kb/s )
ディジタル通信モードにおいて,多数のBチャネルを同
時利用する場合を考える。INSネット1500の場合
は,1回線につきBチャネルが23本または24本利用
できる。またINSネット64の場合は,1回線につき
Bチャネルが2本しか利用できないが,複数回線をまと
めて1つの代表番号を設定することにより,やはり多数
のBチャネルを1つの番号で利用することができる。
【0010】n本のBチャネルを利用装置に割当てる
と,通信トラフィックがn・64Kb/s までの通信が可
能になる。しかし,もし(n−k)・64Kb/s ,(1
≦k≦n)以下の通信トラフィックしか発生していない
場合には,k本のBチャネルが無駄になっている。チャ
ネルの単位として,H0チャネル(384Kb/s )やH
1チャネル(1536Kb/s )を用いる場合も同様のこ
とが言える。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に,本発明では以下の手段を用いた。説明のために利用
装置はBチャネルを用いるものとするが,これは一般性
を失わずに他の容量のチャネルについても適用できる。
【0012】(1) 最初は,利用装置に1本のBチャネル
(64Kb/s )を割当てる。ここで,チャネル数は,利
用装置数より等しいか多いことを前提とする。 (2) 利用装置に現在割当てられているBチャネルがn
本,最近の一定期間sの最大(または平均)通信トラフ
ィック量がp・64(Kb/s )であったとする。このと
き,条件式p≦(n−1−u),(0<u≦1)を満た
すならば,割当てるBチャネル数をn−1本に減らす。
【0013】(3) また,条件式(n−v)≦p,(0≦
v<u≦1)を満たすならば,割当てるBチャネル数を
n+1本に増やす。 ここで,s,u,vは,システムの使用方法に応じて決
定される係数である。また,s内の通信トラフィック量
が最大値か平均値かの選択は,同様にシステムの使用方
法に応じて決定する。
【0014】
【作用】この方法によれば,利用装置の通信トラフィッ
ク量が減少すると利用装置へのチャネルの割当て数が減
少し,通信トラフィック量が増大するとチャネルの割当
て数が増大する。なおu,vの値を離しておけば,割当
てチャネル数が頻繁に切り替わることはない。
【0015】
【実施例】以下,本発明の一実施例について図面により
説明する。図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図1において,101〜103は利用装置,200
はISDN回線チャネル接続制御装置,201は通信ト
ラフィック測定装置,300はISDN通信回線で,こ
の例ではBチャネル4本である。
【0016】図2は,本発明の実施例によるISDN回
線チャネルの割当て方法を示したフローチャートであ
る。ISDN回線チャネル接続制御装置200は,利用
装置101〜103をISDN通信回線300のBチャ
ネルに対して接続,開放する機能を持つ。通信トラフィ
ック測定装置201は,各利用装置101〜103の通
信トラフィック状況を測定して必要な計算を行う。その
結果に応じてISDN回線チャネル接続制御装置200
はISDN回線チャネル数の割当ての変更を行う。
【0017】利用装置101〜103の3台は,いずれ
も異なる対地に接続するものとする。もし,同一の対地
に接続する複数の利用装置があるときは,それらをまと
めて一つの利用装置と考え,個々の通信トラフィック量
の合計をその利用装置の通信トラフィック量とみなす。
【0018】ここでは,ISDN回線チャネル接続制御
装置200はBチャネルが最大で4本使用できる状態に
あるとし,前述の“課題を解決するための手段”で説明
した係数は,s=60(sec ),u=0.4,v=0.
2であるとする。
【0019】利用装置101〜103の3台が通信を始
めたとすると,ISDN回線チャネル接続制御装置20
0は最初,各利用装置101〜103にBチャネルを1
本ずつ割当てる(図2に示すステップ210)。
【0020】ここで開始から60秒後に,通信トラフィ
ック測定装置201によって60秒間の利用装置101
〜103の最大通信トラフィック量がそれぞれ60Kb/
s ,55Kb/s ,45Kb/s であることが測定されたと
する。これらの値は,(n−1−u)・64Kb/s (n
=1,u=0.4)から計算される“しきい値”の約−
26Kb/s より小さくないのでチャネルの数は減らない
(ステップ230と240)。
【0021】さらに(n−v)・64Kb/s (n=1,
v=0.2)から計算される“しきい値”の約51Kb/
s より大きい値を持つものは利用装置101,102の
2つである(ステップ250)が,空きチャネルは1本
しかないので,ISDN回線チャネル接続制御装置20
0は,このうち大きい値を持つ方の利用装置101に残
った1チャネルを接続する(ステップ260)。この結
果,利用装置101は最大128Kb/s まで通信トラフ
ィック量を増加させることができる。
【0022】その後,利用装置101〜103の最大通
信トラフィック量がそれぞれ45Kb/s ,55Kb/s ,
45Kb/s になり,利用装置101の値だけが変化した
とする。利用装置101の通信トラフィック量は,利用
装置102のそれより小さくなっているが,(n−1−
u)・64Kb/s (n=2,u=0.4)から計算され
る“しきい値”の約38Kb/s よりは大きいため(ステ
ップ230),チャネル数の割当てには変更を生じない
(ステップ240)。また,(n−v)・64Kb/s
(n=2,v=0.2)から計算される“しきい値”の
約115Kb/s よりは大きくない(ステップ250)の
で,チャネル数の割当てには変更がない(ステップ26
0)。
【0023】その後,さらに利用装置101〜103の
最大通信トラフィック量がそれぞれ35Kb/s ,55K
b/s ,45Kb/s に変化したとする。利用装置101の
通信トラフィック量は“しきい値”の約38Kb/s より
小さくなった(ステップ230)ので,ISDN回線チ
ャネル数接続制御装置200は,利用装置101から1
チャネルを開放し(ステップ240),一方,通信トラ
フィック量が51Kb/s より唯一大きい利用装置102
に1チャネルを接続する(ステップ250と260)。
【0024】
【発明の効果】以上のように,本発明を用いると,IS
DN回線のディジタル通信チャネルをISDN利用装置
に有効に割当てることができ,その結果,回線数の低減
による経済効果と利用装置の動作効率の向上に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体ブロック図である。
【図2】本発明の実施例によるISDN回線チャネルの
割当て方法を示したフローチャートである。
【符号の説明】
101〜103 利用装置 200 ISDN回線チャネル接続制御装置 201 通信トラフィック測定装置 300 ISDN通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 淳一 東京都国分寺市日吉町4丁目13番地2 中央システム技研株式会社内 (72)発明者 小林 正之 東京都国分寺市日吉町4丁目13番地2 中央システム技研株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−50990(JP,A) 特開 平3−240338(JP,A) 特開 平6−21971(JP,A) 特開 平6−152594(JP,A) 特開 平6−181474(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/02 H04L 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN通信網で接続された複数の利用
    装置がISDN回線の情報チャネルのディジタル通信モ
    ードを利用するための前記情報チャネルを前記利用装置
    へ割当てる方法において, 初回は,前記利用装置へ1本ずつ前記情報チャネルを割
    当て, 前記利用装置ごとに所定の周期における通信トラフィッ
    ク量を測定し, その通信トラフィック量が,前記利用装置に現在割当て
    られている前記情報チャネルの数から1を引いた数分の
    最大容量を予め定めた第1の一定量より下回った前記利
    用装置が存在すれば,当該利用装置への前記情報チャネ
    ルの現在の割当て数が2以上であるものについて割当て
    数を1本減らし, 前記通信トラフィック量が,前記利用装置に現在割当て
    られている前記情報チャネル数分の最大容量から予め定
    めた前記第1の一定量より小さい第2の一定量だけ引い
    た値を上回った前記利用装置が存在すれば,前記情報チ
    ャネルの空きチャネルが尽きるまで,当該利用装置の中
    から前記通信トラフィック量が大きい順に,前記情報チ
    ャネルの割当て数を1本ずつ増やす処理を, 前記所定の周期ごとに繰り返すことを特徴とするISD
    N利用装置の接続チャネル数自動増減制御方法。
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