JP3293267B2 - 活性炭の計量装置 - Google Patents
活性炭の計量装置Info
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- JP3293267B2 JP3293267B2 JP24620893A JP24620893A JP3293267B2 JP 3293267 B2 JP3293267 B2 JP 3293267B2 JP 24620893 A JP24620893 A JP 24620893A JP 24620893 A JP24620893 A JP 24620893A JP 3293267 B2 JP3293267 B2 JP 3293267B2
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、新炭貯槽に貯えられ
ている活性炭を計量槽に一定量宛、受入れ、連続吸着塔
に流送して供給する活性炭の計量装置に関する。
ている活性炭を計量槽に一定量宛、受入れ、連続吸着塔
に流送して供給する活性炭の計量装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような活性炭の計量装置は、本出願
人が提案した特開昭５２−５５６２号公報により公知で
ある。これは、図２に示すように新炭貯槽１０の下に供
給弁Ｖ1 を介して接続した計量槽１１の内部に、供給弁
Ｖ1 を開き新炭貯槽中の活性炭スラリーを所定量、受入
れ、次いで、供給弁を閉じ、計量槽の上部に接続した押
出管１２の弁Ｖ2 、及び計量槽の下端と流送管１３を接
続する排出管１４の排出弁Ｖ3 を開き、押出水によって
計量槽内の活性炭を排出管１４、流送管１３を通じ連続
活性炭吸着装置に流送するのである。
人が提案した特開昭５２−５５６２号公報により公知で
ある。これは、図２に示すように新炭貯槽１０の下に供
給弁Ｖ1 を介して接続した計量槽１１の内部に、供給弁
Ｖ1 を開き新炭貯槽中の活性炭スラリーを所定量、受入
れ、次いで、供給弁を閉じ、計量槽の上部に接続した押
出管１２の弁Ｖ2 、及び計量槽の下端と流送管１３を接
続する排出管１４の排出弁Ｖ3 を開き、押出水によって
計量槽内の活性炭を排出管１４、流送管１３を通じ連続
活性炭吸着装置に流送するのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】新炭貯槽１０から計量
槽１１に流入する活性炭スラリーの水を計量槽から排水
するため、計量槽の上部には排水管１５を約１ｍ立ち上
げて設け、この排水管１５には排水弁Ｖ4 と、手動の流
量調整弁Ｖ5 が接続してある。従って、新炭貯槽から計
量槽に活性炭スラリーを供給する際は排水管１５の排水
弁Ｖ4 を開き、流量調整弁Ｖ5 の流量を２０立／分程度
に調整する。排水管を計量槽の上部から約１ｍ立ち上げ
ること、及び流量調整弁Ｖ5 で排水の流量を２０立／分
程度に調整することは、排水管１５を流れる排水に混ざ
って活性炭が流出するのを防止すためである。しかしな
がら、それでも活性炭の流出を０にすることはできず、
そのため排水管の下向きの先端の下方にスクリーン製の
受箱１６を設け、流出した活性炭を回収するようにして
いるが、この受箱１６を定期的にメンテナンスしなけれ
ばならない。又、手動の流量調整弁Ｖ5 の調整が微妙で
あるため、運転を継続している間に排水量が減少し、こ
のことが一定時間での計量不足につながることがある。
槽１１に流入する活性炭スラリーの水を計量槽から排水
するため、計量槽の上部には排水管１５を約１ｍ立ち上
げて設け、この排水管１５には排水弁Ｖ4 と、手動の流
量調整弁Ｖ5 が接続してある。従って、新炭貯槽から計
量槽に活性炭スラリーを供給する際は排水管１５の排水
弁Ｖ4 を開き、流量調整弁Ｖ5 の流量を２０立／分程度
に調整する。排水管を計量槽の上部から約１ｍ立ち上げ
ること、及び流量調整弁Ｖ5 で排水の流量を２０立／分
程度に調整することは、排水管１５を流れる排水に混ざ
って活性炭が流出するのを防止すためである。しかしな
がら、それでも活性炭の流出を０にすることはできず、
そのため排水管の下向きの先端の下方にスクリーン製の
受箱１６を設け、流出した活性炭を回収するようにして
いるが、この受箱１６を定期的にメンテナンスしなけれ
ばならない。又、手動の流量調整弁Ｖ5 の調整が微妙で
あるため、運転を継続している間に排水量が減少し、こ
のことが一定時間での計量不足につながることがある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み開
発したのであって、貯槽の下に供給弁を介して接続した
計量槽を有し、貯槽内の活性炭スラリーを上記計量槽に
一定量、受入れて吸着塔に流送する活性炭の計量装置に
おいて、前記計量槽に、貯槽から供給される活性炭スラ
リーの水を貯槽に戻す循環管を設け、この循環管にエア
リフト用の送気管を接続したことを特徴とする。
発したのであって、貯槽の下に供給弁を介して接続した
計量槽を有し、貯槽内の活性炭スラリーを上記計量槽に
一定量、受入れて吸着塔に流送する活性炭の計量装置に
おいて、前記計量槽に、貯槽から供給される活性炭スラ
リーの水を貯槽に戻す循環管を設け、この循環管にエア
リフト用の送気管を接続したことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示し、前述した図
２の従来装置と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。計量槽の上部には、従来装置の排水管１５の代りに
上端が新炭貯槽１０よりも高く、その先方が下向きに曲
がって新炭貯槽上に開口する循環管１７を立ち上げ、循
環管１７の途中に排水弁Ｖ4 を設ける。そして、弁２を
有する押出管１２を排水弁Ｖ4 の下で循環管１７に接続
し、循環管の下部を押出管と兼用させる。
２の従来装置と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。計量槽の上部には、従来装置の排水管１５の代りに
上端が新炭貯槽１０よりも高く、その先方が下向きに曲
がって新炭貯槽上に開口する循環管１７を立ち上げ、循
環管１７の途中に排水弁Ｖ4 を設ける。そして、弁２を
有する押出管１２を排水弁Ｖ4 の下で循環管１７に接続
し、循環管の下部を押出管と兼用させる。
【０００６】空気量調整弁Ｖ6 を有するエアリフト用の
送気管１８を排水弁Ｖ4 の上で循環管１７に接続する。
この送気管１８には排水弁Ｖ4 と同時に開閉動作をする
電磁開閉弁ＳＶ０１を設ける。
送気管１８を排水弁Ｖ4 の上で循環管１７に接続する。
この送気管１８には排水弁Ｖ4 と同時に開閉動作をする
電磁開閉弁ＳＶ０１を設ける。
【０００７】新炭貯槽１０の活性炭スラリーを計量槽１
１に計量するときは供給弁Ｖ1 、排水弁Ｖ4 、電磁開閉
弁ＳＶ０１を開にする。これにより新炭貯槽から計量槽
に活性炭スラリーが流入し、その水は循環管１７を上向
流し、送気管１８から供給される空気のエアリフト作用
で新炭貯槽１０に排水される。このように、スラリーの
水は新炭貯槽に戻されるので、水に若干の活性炭が混入
しても何等支障はない。つまり、水は新炭貯槽で一定時
間滞流したのち槽外に溢流する。従って、新炭貯槽が分
離槽の機能を果たすため、従来のスクリーン製受箱のよ
うな分離槽は不要になる。そして、空気量調整弁Ｖ6 を
調整し、送気管１８が循環管１７に供給する空気量を大
にすると、循環管を流れる排水の流量が大になるので、
計量時間の短縮が図れる。
１に計量するときは供給弁Ｖ1 、排水弁Ｖ4 、電磁開閉
弁ＳＶ０１を開にする。これにより新炭貯槽から計量槽
に活性炭スラリーが流入し、その水は循環管１７を上向
流し、送気管１８から供給される空気のエアリフト作用
で新炭貯槽１０に排水される。このように、スラリーの
水は新炭貯槽に戻されるので、水に若干の活性炭が混入
しても何等支障はない。つまり、水は新炭貯槽で一定時
間滞流したのち槽外に溢流する。従って、新炭貯槽が分
離槽の機能を果たすため、従来のスクリーン製受箱のよ
うな分離槽は不要になる。そして、空気量調整弁Ｖ6 を
調整し、送気管１８が循環管１７に供給する空気量を大
にすると、循環管を流れる排水の流量が大になるので、
計量時間の短縮が図れる。
【０００８】こうして計量槽内に所定量の活性炭が計量
されたら、弁Ｖ1 ，Ｖ4 を閉じ、弁Ｖ2 ，Ｖ3 を開き、
押出管１２から計量槽内に押出水を供給し、計量槽内の
活性炭を排出管１４、流送管１３で連続活性炭吸着塔に
流送する。この場合、押出管１２を、前述のように排水
弁Ｖ4 の手前で循環管１７に接続すると、計量槽から循
環管の下方に流出した活性炭を押出水で計量槽に戻し、
活性炭により循環管が閉塞するのを防止できると共に、
循環管の洗浄が行える。
されたら、弁Ｖ1 ，Ｖ4 を閉じ、弁Ｖ2 ，Ｖ3 を開き、
押出管１２から計量槽内に押出水を供給し、計量槽内の
活性炭を排出管１４、流送管１３で連続活性炭吸着塔に
流送する。この場合、押出管１２を、前述のように排水
弁Ｖ4 の手前で循環管１７に接続すると、計量槽から循
環管の下方に流出した活性炭を押出水で計量槽に戻し、
活性炭により循環管が閉塞するのを防止できると共に、
循環管の洗浄が行える。
【０００９】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明によれば
新炭貯槽から計量槽に活性炭を計量する際、スラリーの
水を微調整する必要がないので定量の計量が確実に行え
ると共に、その水に活性炭が少々混入して流出しても、
新炭貯槽に戻るので、系外に活性炭が洩れない。又、計
量時間も短縮できる。
新炭貯槽から計量槽に活性炭を計量する際、スラリーの
水を微調整する必要がないので定量の計量が確実に行え
ると共に、その水に活性炭が少々混入して流出しても、
新炭貯槽に戻るので、系外に活性炭が洩れない。又、計
量時間も短縮できる。
【図１】本発明の活性炭の計量装置の一実施例のフロー
シートである。
シートである。
【図２】従来の活性炭の計量装置の一実施例のフローシ
ートである。
ートである。
１０ 新炭貯槽 １１ 計量槽 １２ 押出管 １３ 流送管 １４ 排出管 １７ 循環管 １８ 送気管 Ｖ1 供給弁 Ｖ3 排出弁 Ｖ4 排水弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01F 11/00 G01F 13/00 G01F 17/00 G01F 22/00
Claims (1)
- 【請求項１】 貯槽の下に供給弁を介して接続した計量
槽を有し、貯槽内の活性炭スラリーを上記計量槽に一定
量、受入れて吸着塔に流送する活性炭の計量装置におい
て、前記計量槽に、貯槽から供給される活性炭スラリー
の水を貯槽に戻す循環管を設け、この循環管にエアリフ
ト用の送気管を接続したことを特徴とする活性炭の計量
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24620893A JP3293267B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 活性炭の計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24620893A JP3293267B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 活性炭の計量装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777449A JPH0777449A (ja) | 1995-03-20 |
| JP3293267B2 true JP3293267B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=17145132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24620893A Expired - Fee Related JP3293267B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 活性炭の計量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293267B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP24620893A patent/JP3293267B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0777449A (ja) | 1995-03-20 |
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