JP3291794B2 - 光ファイバ用コネクタおよびその製造方法 - Google Patents

光ファイバ用コネクタおよびその製造方法

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JP3291794B2 JP28763492A JP28763492A JP3291794B2 JP 3291794 B2 JP3291794 B2 JP 3291794B2 JP 28763492 A JP28763492 A JP 28763492A JP 28763492 A JP28763492 A JP 28763492A JP 3291794 B2 JP3291794 B2 JP 3291794B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信等に用いられる
光ファイバケーブル間の接続に使用する光ファイバ用コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の多様化、大容量化に伴い、
伝送媒体である光ファイバケーブル網がますます拡大さ
れてきている。
【0003】従来より光ファイバケーブル網の建設にお
いては、光ケーブルのとう洞内の布設作業と共に、光フ
ァイバケーブル間の接続作業に大部分の時間が費やされ
てきた。そこで、光ファイバケーブルの接続作業を簡略
化し、さらに高機能化、高効率化、高信頼性を実現する
ため、光ファイバケーブルの接続には、自由に反復着脱
可能な構造を有し、複数の光ファイバを一括して切替接
続できる多芯一括コネクタが要請されてきた。
【0004】多芯一括コネクタには、上述した反復着脱
可能な構造を有することに加えて、接続損失が小さいこ
と、ある程度の機械的強度を有すること、接続特性が長
期にわたり安定であること、また経済性に優れ量産でき
ることなどが同時に求められる。
【0005】このような要求を考慮し、高精度の金型加
工技術および精密成形技術を駆使して、これまでに簡単
な接続構造を有しかつ低価格実現可能なプラスチック製
光ファイバ用多芯一括コネクタが提供されてきた。その
典型的な光ファイバ用多芯一括コネクタの一例を図13
に示すものとする。
【0006】図13に示すような従来の光ファイバ用多
芯一括コネクタ0は、接続基準となる2本の嵌合用
ン12(ガイドピンともいう)が装着された雄型プラグ
20aと、2本の嵌合用ピン12を挿入するための嵌合
ピン穴(図示せず)(ガイドピン穴ともいう)が設け
られた雌型プラグ20bとからなる。
【0007】また、図14に示すように、各プラグ20
a,20bは、複数の光ファイバ素線15が実装された
多芯テープファイバ18と、多芯テープファイバ18を
保護するためのゴム製ブーツ17と、複数の光ファイバ
18を固定するための複数のファイバ固定穴13と嵌合
ピンを支持するための2つの嵌合用ピン穴14とが設
けられた樹脂フェルール11とから構成されている。
【0008】従来の光ファイバ用多芯一括コネクタ
を用いて、複数の光ファイバ同士を接続する際には、図
13に示すように、雄型プラグ20aと雌型プラグ20
bとを向き合わせ、雄型プラグ20aに装着された2本
嵌合用ピン12を雌型プラグ20bの2つの嵌合用
ン穴(図示せず)に挿入し、雄型プラグ20aと雌型プ
ラグ20bを嵌合することで、雄型および雌型プラグ2
0a,20bに固定された光ファイバ素線端面の位置決
めを行なっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバ用多
芯一括コネクタ20の雄型および雌型プラグ20a,2
0bの製作においては、シリコン基板あるいは超硬合金
からなる基板に、ダイヤモンドカッタ等を用いて、図1
5に示すような、嵌合用ピン12に対応する2つの嵌合
ピン固定溝30、複数の光ファイバ素線15に対応す
る複数のファイバ固定溝35を高精度V溝加工技術によ
り切削した金型40が用いられてきた。
【0010】しかしながら、このような切削により金型
40を作製する方法においては、切削時にある程度の加
工圧力がかかることは避けられなかったため、2つの
合用ピン固定溝30の間隔および高さ方向の誤差、また
ファイバ固定溝35同士の間隔および高さ方向の誤差を
0.5μm以下に抑えることはできなかった。
【0011】また、従来の金型を用いて成形した樹脂フ
ェルールを用いて光ファイバ用多芯一括コネクタ0の
雄型プラグ20aを用意する際には、ステンレス材から
なる2本の嵌合用ピン12を樹脂フェルール11に設け
られた2つの嵌合用ピン穴14に差し込んでいたここ
で、嵌合用ピン12が挿入できるように嵌合用ピン穴1
4との間にはクリアランスが設けられている等の理由か
ら、ピンの角度や位置にはばらつきが見られた
【0012】このように、従来の光ファイバ用多芯一括
コネクタ0を用いて、光ファイバ同士を接続しようと
すると2本の嵌合用ピン12によって嵌合された雄型プ
ラグ20aと雌型プラグ20bにおいて、固定された複
数の光ファイバ端面の位置合せに僅かなずれが生じるこ
とがあり、光ファイバ同士の接続精度をさらに向上させ
ることは難しいという問題があった。
【0013】また、精度よく製作するため、嵌合用ピン
のコストが高く、このことがコネクタのコスト高の一因
となっていた。
【0014】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであって、より多くの光ファイバ同士の接
続精度をさらに向上させることができ、接続損失の少な
い光ファイバ用コネクタおよびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面にお
ける光ファイバ用コネクタは、複数の光ファイバ同士を
接続するための1対のプラグを備える光ファイバ用コネ
クタであって、1対のプラグのうち一方のプラグが、複
数の光ファイバを固定するための固定部と、固定部と所
定の位置関係を保持して固定部と同一材料で一体的に形
成される第1および第2の位置合わせ用凸部とを有し、
1対のプラグのうち他方のプラグが、複数の光ファイバ
を固定するための固定部と、固定部と所定の位置関係を
保持して固定部と同一材料で一体的に形成される第1お
よび第2の位置合わせ用凹部とを有し、一方のプラグの
第1および第2の位置合わせ用凸部を他方のプラグの
1および第2の位置合わせ用凹部にそれぞれ嵌合するこ
とにより、一方のプラグの固定部と他方のプラグの固定
部とが位置合せされ、固定部に固定される複数の光ファ
イバ同士が接続され、一方のプラグでは、固定部を挟む
ように第1および第2の位置合わせ用凸部が形成され、
他方のプラグでは、固定部を挟むように第1および第2
の位置合わせ用凹部が形成されていることを特徴とす
る。この発明の他の局面における光ファイバ用コネクタ
は、複数の光ファイバ同士を接続するための1対のプラ
グを備える光ファイバ用コネクタであって、1対のプラ
グのうち一方のプラグが、複数の光ファイバを固定する
ための固定部と、固定部と所定の位置関係を保持して固
定部と同一材料で一体的に形成される位置合わせ用凸部
とを有し、1対のプラグのうち他方のプラグが、複数の
光ファイバを固定するための固定部と、固定部と所定の
位置関係を保持して固定部と同一材料で一体的に形成さ
れる位置合わせ用凹部とを有し、一方のプラグの前記位
置合わせ用凸部を他方のプラグの位置合わせ用凹部に嵌
合することにより、一方のプラグの固定部と他方のプラ
グの固定部とが位置合せされ、固定部に固定される複数
の光ファイバ同士が接続され、位置合わせ用凸部および
位置合わせ用凹部の断面形状は矩形状であることを特徴
とする。
【0016】本発明において少なくとも固定部と位置合
わせ用凸部または固定部と位置合わせ用凹部を形成する
材料としては、光ファイバと同程度の熱収縮率を有する
材料であることが好ましく、たとえば、42インバ(F
e−Ni42%合金)等のNi基合金、アルミナ、窒化
アルミ等を用いることが望ましい。
【0017】また、本発明における所定の位置関係と
は、一方のプラグの位置合わせ用凸部と他方のプラグの
位置合わせ用凹部とを嵌合することができ、かつ嵌合し
た際に一方のプラグの固定部と他方のプラグの固定部と
を精度よく位置合せできる位置関係をいうものとする。
【0018】この発明の別の局面における光ファイバ用
コネクタの製造方法では、複数の光ファイバを固定する
ための固定部と位置合わせ用凸部とを有する第1のプラ
グを形成する工程と、複数の光ファイバを固定するため
の固定部と第1のプラグの位置合わせ用凸部と嵌合する
位置合わせ用凹部とを有する第2のプラグを形成する工
程とを備えている。
【0019】第1のプラグを形成する工程が、導電性基
板上にレジスト層を形成した後、レジスト層についてシ
ンクロトロン放射光によるリソグラフィを用いて、固定
部と位置合わせ用凸部に対応するレジストパターンを形
成する工程と、レジストパターンに従って、導電性基板
上に金属構造体を電気めっきにより堆積させて鋳型を形
成する工程と、鋳型を用いて固定部と位置合わせ用凸部
を同一材料で一体的に形成する工程とを有し、第2のプ
ラグを形成する工程が、導電性基板上にレジスト層を形
成した後、レジスト層についてシンクロトロン放射光に
よるリソグラフィを用いて、固定部と位置合わせ用凹部
に対応するレジストパターンを形成する工程と、レジス
トパターンに従って、導電性基板上に金属構造体を電気
めっきにより堆積させて鋳型を形成する工程と、鋳型を
用いて固定部と位置合わせ用凹部を同一材料で一体的に
形成する工程とを有する。
【0020】本発明において用いる導電性基板は、金属
材料からなる基板であってもよく、またシリコン等の半
導体あるいは絶縁体からなる基板の表面に導電性が付与
されたものであってもよい。
【0021】
【作用】光ファイバ用コネクタは、1対のプラグの各々
に固定された複数の光ファイバを反復着脱可能に接続す
ることができ、その接続において接続損失ができる限り
小さく抑えられ、かつ長期間にわたり良好な接続特性が
安定的に保持できることが求められてきた。
【0022】第1の発明にかかる光ファイバ用コネクタ
は、一方のプラグが固定部と、固定部と所定の位置関係
を保持して同一材料で一体的に形成される位置合わせ用
凸部とを有し、他方のプラグが固定部と、固定部と同一
材料で一体的に形成される位置合わせ用凹部とを有して
いる。したがって、コネクタを接続する際に、従来の光
ファイバ用コネクタのように嵌合用ピンを用いることな
く、一方のプラグの位置合わせ用凸部と他方のプラグの
位置合わせ用凹部とを嵌合することで、一方のプラグの
固定部と他方のプラグの固定部とを精度よく位置合せす
ることができる。この結果、一方のプラグの固定部およ
び他方のプラグの固定部に固定される複数の光ファイバ
同士も精度よく接続される。
【0023】このように、第1の発明にかかる光ファイ
バ用コネクタでは、固定部と同一材料で一体的に形成さ
れる位置合わせ用凸部を用い、嵌合用ピンを用いないた
め、光ファイバ用コネクタの接続損失に影響を及ぼす要
因の数を大幅に減らすことができる。また、各プラグに
おいて位置合わせ用凸部と固定部または位置合わせ用
部と固定部との位置関係をより最適に設定することがで
きるようになる。したがって、第1の発明にかかる光フ
ァイバ用コネクタでは、光ファイバ接続時の接続損失が
小さく抑えられ、長期間にわたって優れた接続特性が保
持される。
【0024】第2の発明にかかる光ファイバ用コネクタ
の製造方法によれば、従来の切削による金型成形技術に
代替するものとして、シンクロトロン放射光によるリソ
グラフィを用いて、第1のプラグの固定部と位置合わせ
凸部または第2のプラグの固定部と位置合わせ用凹部
に対応するレジストパターンを形成することで、水平方
向の誤差が0.5μm以下に抑えられた極めて精度の高
いレジストパターンが得られる。
【0025】したがって、この極めて精度の高いレジス
トパターンに従って、導電性基板上に金属構造体を電気
めっきにより堆積させて鋳型を形成すれば、第1のプラ
グの固定部と位置合わせ用凸部または第2のプラグの
部と位置合わせ用凹部との所定の位置関係を忠実に再
現できる鋳型が得られる。
【0026】さらに、この鋳型に適当な構成材料を流し
込み成形加工を行なえば、少なくとも同一材料で一体的
に形成された固定部と位置合わせ用凸部とを有する第1
のプラグまたは固定部と位置合わせ用凹部とを有する第
2のプラグを精度よく成形することができるようにな
る。
【0027】上述のようにして作製される第1のプラグ
と第2のプラグは、嵌合用ピンを用いることなく、第1
のプラグの位置合わせ用凸部により効率よく嵌合され
る。したがって、第1のプラグの固定部と第2のプラグ
固定部とが精度よく位置合せされることで、各固定
に固定された複数の光ファイバ同士も精度よく接続でき
る光ファイバ用コネクタを提供することができる。
【0028】また、第2の発明にかかる光ファイバ用コ
ネクタの製造方法では、一方のプラグに嵌合用ピンを装
着する作業工程が省略できるので、従来に比べてコネク
タ接続工程における作業性をさらに簡略化することがで
きる。
【0029】また、嵌合用ピンを使用しないことから、
コネクタのコスト低減に寄与する。
【0030】
【実施例】以下、本発明に従う一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0031】図1および図2は、本発明の一実施例に従
う光ファイバ用4芯一括コネクタを示す斜視図である。
【0032】図1および図2を参照して、4芯一括コネ
クタ10は、雄型プラグ1aと雌型プラグ1bとからな
る。
【0033】図2(a)に示すように、雄型プラグ1a
は、熱硬化性エポキシ樹脂からなる樹脂フェルール5
と、複数の光ファイバ素線が実装された多芯テープファ
イバ18と、樹脂フェルール5に係合し、多芯テープフ
ァイバ18を保護するためのゴム製ブーツ17と、複数
の光ファイバ素線を挿入固定するための複数のファイバ
固定溝3とその複数のファイバ固定溝3と一体的に42
インバ(Fe−42%Ni合金)で形成された2つの
置合わせ用凸部2(ガイド突起部ともいう)とを備えて
いる。
【0034】一方、図2(b)に示すように、雌型プラ
グ1bは、熱硬化性エポキシ樹脂からなる樹脂フェルー
ル5と、複数の光ファイバ素線が実装された多芯テープ
ファイバ18と、樹脂フェルール5に係合し、多芯テー
プファイバ18を保護するためのゴム製ブーツ17と、
複数の光ファイバ素線を挿入固定するための複数のファ
イバ固定溝3とその複数のファイバ固定溝3と一体的に
42インバで形成された2つの位置合わせ用凹部(ガ
イド穴ともいう)とを備えている。
【0035】次に、4芯一括コネクタ10を用いて複数
の光ファイバを接続する際の動作について説明する。
【0036】図2(a),(b)に示した雄型プラグ1
aと雌型プラグ1bとを、図1に示すように向き合わ
せ、雄型プラグ1aの端面に設けられ、接続基準となる
2つの位置合わせ用凸部2を、雌型プラグ1bの端面に
設けられ、接続基準となる2つの位置合わせ用凹部4に
挿入する。これにより、雄型プラグ1aと雌型プラグ1
bとが一体的に嵌合され、雄型プラグ1aと雌型プラグ
1bの端面にそれぞれ設けられた複数のファイバ固定溝
3同士が位置決めされる。これに同時に、各プラグ1
a,1bの複数のファイバ固定溝3内に固定される複数
の光ファイバ同士も精度よく接続される。
【0037】本実施例の4芯一括コネクタ10では、雄
型プラグ1aの複数のファイバ固定溝3と2つの位置合
わせ用凸部2が、または雌型プラグ1bの複数のファイ
バ固定溝3と2つの位置合わせ用凹部4が、42インバ
(Fe−42%Ni合金)で一体的に形成されているた
め、ファイバ固定溝3と位置合わせ用凸部2との間隔あ
るいはファイバ固定溝3と位置合わせ用凹部4との間隔
にずれが生じにくく、長期にわたり優れた接続特性が保
持される。ここでは、構成材料として42インバを用い
たが、光ファイバと同程度の熱収縮率を示すような他の
材料、たとえばアルミナ、窒化アルミ等が用いられても
よい。
【0038】次に、LIGA(Lithograph
Galvanformung and Abformu
ng)法を用いて、4芯一括コネクタ10を製造する工
程について、図を参照しながら以下に説明する。
【0039】ここでは、まず雄型プラグ1aを製造する
工程について説明する。なお、図において向かって左側
には断面図を、右側には上から見た平面図を模式的に示
すものとする。
【0040】図3(a)を参照して、金属からなる基板
100上に厚さ約150μmの第1のレジスト層102
を形成する。ここでは、金属からなる基板100を用い
たが、表面に導電性が付与された半導体または絶縁体か
らなる基板を用いてもよい。
【0041】次に、図3(b)に示すように、第1のレ
ジスト層102上に光ファイバ固定溝3および位置合わ
せ用凸部2に対応するパターン形状のマスク103を用
いて、シンクロトロン(SR)光による照射を行なう。
ここで用いるSR光としては、厚さ約150μmの第1
のレジスト層102を露光するのに十分な短波長の
たとえば5Å以下の波長の光を用いることが好ましい。
【0042】SR照射後現像を行ない、図3(c)に示
すようなレジストパターン構造体104を得る。次に、
金属からなる基板100全体をめっき液中に浸漬し、電
気めっきを行なって、レジストパターン構造体104の
谷間106に、図4(a)に示すような第1のNi構造
体105を堆積する。
【0043】さらに洗浄および乾燥を行なった後、平坦
度を高めるため、レジストパターン構造体104および
第1のNi構造体105の上面を均一に研磨し、第1の
Ni構造体105の厚みを124μmに設定する。この
際、第1のNi構造体105の表面と金属からなる基板
100の表面とが平行になるように研磨を行なうこと
で、雄型プラグ1aの光ファイバ固定溝3の深さを均一
に揃えることができる。
【0044】さらに、図4(b)に示すように、研磨さ
れたレジストパターン構造体104および第1のNi構
造体105上に、再度厚さ約500μmの第2のレジス
ト層107を形成する。この第2のレジスト層107上
に所定のパターン形状のマスク108を用いてSR光に
よる照射を行なう。ここで用いるSR光としては、厚さ
約500μmの第2のレジスト層107を露光するのに
十分な短波長の光、たとえば2Å程度の波長の光を用い
ることが好ましい。
【0045】SR照射後現像を行ない、図4(c)に示
すようなレジストパターン構造体111を得る。次に、
金属からなる基板100全体をめっき液中に再度浸漬
し、電気めっきを行なって、レジストパターン構造体1
11の周囲に第2のNi構造体107を堆積する。
【0046】さらに洗浄および乾燥を行なった後、平坦
度を高めるため、レジストパターン構造体111および
第2のNi構造体109の上面を均一に研磨し、第2の
Ni構造体109の厚みを600μmに設定する。この
際、第2のNi構造体109の表面と金属からなる基板
100の表面とが平行になるように研磨を行なうこと
で、雄型プラグ1aの位置合わせ用凸部2の高さを均一
に揃えることができる。
【0047】図5に示すように、金属からなる基板10
0上からレジストをすべて排除することで、第1および
第2のNi構造体105,109からなる鋳型を得る。
樹脂を用いてこの鋳型の反転型をとり、無電解メッキに
より表面に導電層を形成した後にメッキを行ない、42
インバ(Fe−42%Ni合金)の構造体とする。
【0048】また、42インバを用いず、アルミナや窒
化アルミからなる構造体を作る場合には、反転型にそれ
らのセラミックススラリーを流し込み、500℃で仮焼
して樹脂反転型を焼き飛ばし、その後1200℃以上で
本焼成を行なう。
【0049】これにより、図6に示すような、4つのフ
ァイバ固定溝3と2つの位置合わせ用凸部2とを一体的
に備えた雄型のガイドプレート(ガイド下部ともい
う)が得られる。
【0050】次に、図7に示すように、図5の雄型のガ
イドプレート6と光ファイバ固定用の蓋部7とを備える
雄型のガイド部品8aと、プラスチック樹脂で成形され
た樹脂フェルール本体部5aと、プラスチック樹脂で成
形され、雄型のガイド部品8aを樹脂フェルール本体部
5aの所定の位置に固定するための樹脂フェルール蓋部
5bと、ゴム製ブーツ17と、4本の光ファイバ素線1
5が実装された多芯テープファイバ18とを用意する。
これらの部品を次のように組立て雄型プラグ1aを作製
する。
【0051】まず、樹脂フェルール本体部5aの所定の
領域xに、雄型のガイドプレート6を嵌合し、接着剤で
固定する。
【0052】次に、ゴム製ブーツ17を通した多芯テー
プファイバ18の先端被覆を剥ぎ、露出させた4本の光
ファイバ素線15を固定させた雄型のガイドプレート
の4つのファイバ固定溝3内にそれぞれ収容する。その
後、4つのファイバ固定溝3を覆うように雄型のガイド
プレート6上に光ファイバ固定用の蓋部7を設置する。
これにより、ファイバ固定溝3内に光ファイバ素線15
が安定的に固定される。この後、ゴム製ブーツ17を樹
脂フェルール本体部5aの所定の位置に係合させる。さ
らに、樹脂フェルール本体部5a上に樹脂フェルール蓋
部5bを位置合せし、四隅をねじ止めすることで、図2
(a)に示したような4芯一括コネクタ10の雄型プラ
グ1aが得られる。
【0053】次に、雌型プラグ1bを製造する工程につ
いてさらに説明する。なお、図において向かって左側に
は断面図を右側には上からみた平面図を模式的に示すも
のとする。
【0054】図8(a)を参照して、金属からなる基板
100上に厚さ約150μmの第1のレジスト層1
を形成する。
【0055】次に、図8(b)に示すように、第1のレ
ジスト層12上に光ファイバ固定溝3および位置合わ
せ用凹部4に対応するパターン形状のマスク113を用
いて、シンクロトロン(SR)光による照射を行なう。
ここで用いるSR光としては、厚さ約150μmの第1
のレジスト層12を露光するのに十分な短波長の光、
たとえば5Å以下の波長の光を用いることが好ましい。
【0056】SR照射後現像を行ない、図8(c)に示
すようなレジストパターン構造体114を得る。次に、
金属からなる基板100全体をめっき液中に浸漬し、電
気めっきを行なって、レジストパターン構造体114の
谷間116に、図9(a)に示すような第1のNi構造
体115を堆積する。
【0057】さらに洗浄および乾燥を行なった後、平坦
度を高めるため、レジストパターン構造体114および
第1のNi構造体115の上面を均一に研磨し、第1の
Ni構造体115の厚みを124μmに設定する。この
際、第1のNi構造体115の表面と金属からなる基板
100の表面とが平行になるように研磨を行なうこと
で、雌型プラグ1bのファイバ固定溝3の深さを均一に
揃えることができる。
【0058】さらに、図9(b)に示すように、研磨さ
れたレジストパターン構造体114および第1のNi構
造体115上に、再度厚さ約500μmの第2のレジス
ト層117を形成する。この第2のレジスト層117上
に所定パターン形状のマスク118を用いてSR光によ
る照射を行なう。ここで用いるSR光としては、厚さ約
500μmの第2のレジスト層117を露光するのに十
分な短波長、たとえば2Å程度の波長の光を用いること
が好ましい。
【0059】SR照射後現像を行ない、図9(c)に示
すようなレジストパターン構造体121を得る。次に、
金属からなる基板100全体をめっき液中に浸漬し、電
気めっきを行なって、レジストパターン構造体121の
周囲に第2のNi構造体119を堆積する。
【0060】さらに洗浄および乾燥を行なった後、平坦
度を高めるため、レジストパターン構造体121および
第2のNi構造体119の上面を均一に研磨し、第2の
Ni構造体119の厚みを600μmに設定する。この
際、第2のNi構造体119の表面と金属からなる基板
100との表面とが平行になるように研磨を行なうこと
で、雌型プラグ1bの位置合わせ用凹部4の高さを均一
に揃えることができる。
【0061】図10に示すように、金属からなる基板1
00上からレジストをすべて排除することで、第1のお
よび第2のNi構造体115,119からなる鋳型を得
る。樹脂を用いてこの鋳型の反転型をとり、無電解メッ
キにより表面に導電層を形成した後にメッキを行ない、
42インバ(Fe−42%Ni合金)の構造体を得る。
【0062】また、42インバを用いず、アルミナや窒
化アルミからなる構造体を作る場合には、反転型に、そ
れらのセラミックススラリーを流し込み、500℃で仮
焼して樹脂反転型を焼き飛ばし、その後1200℃以上
で本焼成を行なう。
【0063】これにより、図11に示すような、4つの
ファイバ固定溝3と2つの位置合わせ用凹部4とを一体
的に備えた雌型のガイドプレート9が得られる。
【0064】次に、図12に示すように、図11の雌型
のガイドプレート9と光ファイバ固定用の蓋部7とを備
える雌型のガイド部品8bと、プラスチック樹脂で成形
された樹脂フェルール本体部5aと、プラスチック樹脂
で成形され、雌型のガイド部品8bを樹脂フェルール本
体部5aの所定の位置に固定するための樹脂フェルール
蓋部5bと、ゴム製ブーツ17と、4本の光ファイバ素
線15が実装された多芯テープファイバ18とを用意す
る。これらの部品を次のように組立て雌型プラグ1bを
作製する。
【0065】まず、樹脂フェルール本体部5aの所定の
領域xに、雌型のガイドプレート9を嵌合し、接着剤で
固定する。
【0066】次に、ゴム製ブーツ17を通した多芯テー
プファイバ18の先端被覆を剥ぎ、露出させた4本の光
ファイバ素線15を固定させた雌型のガイドプレート
の4つのファイバ固定溝3内にそれぞれ収容する。その
後、4つのファイバ固定溝3を覆うように雌型のガイド
プレート9上に光ファイバ固定用の蓋部7を設置する。
これにより、ファイバ固定溝3内に光ファイバ素線15
が安定的に固定される。この後、ゴム製ブーツ17を樹
脂フェルール本体部5aの所定の位置に係合させる。さ
らに、樹脂フェルール本体部5a上に樹脂フェルール蓋
部5bを位置合せし、四隅をねじ止めすることで、図2
(b)に示したような4芯一括コネクタ10の雌型プラ
グ1bが得られる。
【0067】上述したように、本実施例に従う光ファイ
バ用コネクタの製造方法では、LIGAプロセスを用い
ることで、光ファイバ固定溝3と位置合わせ用凸部2と
が水平方向に精度よく形成された雄型プラグ1aと光フ
ァイバ固定溝3と位置合わせ用凹部4とが水平方向に精
度よく形成された雌型プラグ1bとを備える4芯一括用
コネクタ10が作製される。
【0068】なお、本実施例においては4芯一括コネク
タを製造する場合について説明したが、より多芯の、た
とえば8芯、10芯、20芯等の光ファイバ用多芯一括
コネクタの製造に本製造方法を適用することは可能であ
り、またその利用効果は大である。
【0069】
【発明の効果】本発明に従う光ファイバ用コネクタの製
造方法を用いれば、1対のプラグを嵌合する際に接続基
準となる位置合わせ用凸部または位置合わせ用凹部が
部と同一材料で一体的に形成される。したがって、簡
単にかつ精度よく複数の光ファイバを接続でき、接続損
失が小さく抑えられた光ファイバ用コネクタを低コスト
提供できるようになる。
【0070】本発明に従う光ファイバ用コネクタを用い
れば、光ファイバと半導体レーザや光導波路等の光素子
との結合精度をさらに向上することもでき、量産も可能
であることから光通信分野におけるその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雄型プラグおよび雌型プラグを示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雄型プラグの製造工程を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雄型プラグの製造工程を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雄型プラグの製造工程を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の製造工程において作製された雄型プラグのガイドプレ
ートを示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雄型プラグを構成する部品を示す分解図である。
【図8】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雌型プラグの製造工程を示す図である。
【図9】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネクタ
の雌型プラグの製造工程を示す図である。
【図10】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネク
タの雌型プラグの製造工程を示す図である。
【図11】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネク
タの製造工程において作製された雌型プラグのガイド
レートを示す斜視図である。
【図12】本発明の一実施例に従う光ファイバ用コネク
タの雌型プラグを構成する部品を示す分解図である。
【図13】従来の光ファイバ用コネクタを示す斜視図で
ある。
【図14】従来の光ファイバ用コネクタのプラグを構成
する部品を示す分解図である。
【図15】従来の光ファイバ用コネクタを作製するため
に使用する金型を示す断面図である。
【符号の説明】
1a 雄型プラグ 1b 雌型プラグ 2 位置合わせ用凸部 3 ファイバ固定溝 4 位置合わせ用凹部 5 樹脂フェルール 6 雄型のガイドプレート 7 蓋部 8a 雄型のガイド部品 8b 雌型のガイド部品 9 雌型のガイドプレート 10 コネクタ 15 光ファイバ素線 17 ゴム製ブーツ 18 多芯テープファイバ 100 金属からなる基板 102,112 第1のレジスト層 103,108,113,118 パターン 104,111,114,121 レジスト構造体 105,115 第1のNi構造体 106,116 谷間 107,117 第2のレジスト層 109,119 第2のNi構造体 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバ同士を接続するための
    1対のプラグを備える光ファイバ用コネクタであって、 前記1対のプラグのうち一方のプラグが、前記複数の光
    ファイバを固定するための固定部と、前記固定部と所定
    の位置関係を保持して前記固定部と同一材料で一体的に
    形成される第1および第2の位置合わせ用凸部とを有
    し、 前記1対のプラグのうち他方のプラグが、前記複数の光
    ファイバを固定するための固定部と、前記固定部と所定
    の位置関係を保持して前記固定部と同一材料で一体的に
    形成される第1および第2の位置合わせ用凹部とを有
    し、 前記一方のプラグの前記第1および第2の位置合わせ用
    凸部を前記他方のプラグの前記第1および第2の位置合
    わせ用凹部にそれぞれ嵌合することにより、前記一方の
    プラグの固定部と前記他方のプラグの固定部とが位置合
    せされ、固定部に固定される複数の光ファイバ同士が接
    続され、 前記一方のプラグでは、前記固定部を挟むように前記第
    1および第2の位置合わせ用凸部が形成され、 前記他方のプラグでは、前記固定部を挟むように前記第
    1および第2の位置合わせ用凹部が形成され 前記固定部と前記第1および第2の位置合わせ用凸部と
    を形成する材料は、Ni基合金、アルミナ、窒化アルミ
    からなる群から選択される少なくとも1つを含む ことを
    特徴とする光ファイバ用コネクタ。
  2. 【請求項2】 複数の光ファイバ同士を接続するための
    1対のプラグを備える光ファイバ用コネクタであって、 前記1対のプラグのうち一方のプラグが、前記複数の光
    ファイバを固定するための固定部と、前記固定部と所定
    の位置関係を保持して前記固定部と同一材料で一体的に
    形成される位置合わせ用凸部とを有し、 前記1対のプラグのうち他方のプラグが、前記複数の光
    ファイバを固定するための固定部と、前記固定部と所定
    の位置関係を保持して前記固定部と同一材料で一体的に
    形成される位置合わせ用凹部とを有し、 前記一方のプラグの前記位置合わせ用凸部を前記他方の
    プラグの前記位置合わせ用凹部に嵌合することにより、
    前記一方のプラグの固定部と前記他方のプラグの固定部
    とが位置合せされ、固定部に固定される複数の光ファイ
    バ同士が接続され、 前記位置合わせ用凸部および前記位置合わせ用凹部の断
    面形状は矩形状であり、 前記固定部と前記位置合わせ用凸部とを形成する材料
    は、Ni基合金、アルミナ、窒化アルミからなる群から
    選択される少なくとも1つを含む ことを特徴とする光フ
    ァイバ用コネクタ。
  3. 【請求項3】 複数の光ファイバを固定するための固定
    部と位置合わせ用凸部とを有する第1のプラグを形成す
    る工程と、 複数の光ファイバを固定するための固定部と前記位置合
    わせ用凸部と嵌合する位置合わせ用凹部とを有する第2
    のプラグを形成する工程とを備える光ファイバ用コネク
    タの製造方法であって、 前記第1のプラグを形成する工程が、導電性基板上にレ
    ジスト層を形成した後、前記レジスト層についてシンク
    ロトロン放射光によるリソグラフィを用いて、前記固定
    部と前記位置合わせ用凸部に対応するレジストパターン
    を形成する工程と、 前記レジストパターンに従って、前記導電性基板上に金
    属構造体を電気めっきにより堆積させて鋳型を形成する
    工程と、 前記鋳型を用いて前記固定部と前記位置合わせ用凸部を
    同一材料で一体的に形成する工程とを有し、 前記第2のプラグを形成する工程が、導電性基板上にレ
    ジスト層を形成した後、前記レジスト層についてシンク
    ロトロン放射光によるリソグラフィを用いて、前記固定
    部と前記位置合わせ用凹部に対応するレジストパターン
    を形成する工程と、 前記レジストパターンに従って、前記導電性基板上に金
    属構造体を電気めっきにより堆積させて鋳型を形成する
    工程と、 前記鋳型を用いて前記固定部と前記位置合わせ用凹部を
    同一材料で一体的に形成する工程とを有することを特徴
    とする光ファイバ用コネクタの製造方法。
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