JP3291295B2 - デジタル信号処理装置 - Google Patents
デジタル信号処理装置Info
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Description
ようなデジタル信号処理装置に関する。
なデジタル信号処理装置において、該デジタル信号処理
装置内に設けられているデータメモリを、供給されるデ
ジタル信号の各サンプルデータにつてサンプル単位で演
算処理を行うためのサンプル処理に用いられるサンプル
処理用記憶領域と、供給されるデジタル信号の所定の複
数サンプルを1ブロックとしてこのブロック単位の演算
処理を行うためのブロック処理に用いられるブロック処
理用記憶領域とに分割し、上記サンプル処理時にはサン
プリング周期に同期して上記サンプル処理用記憶領域の
ベースアドレスをインクリメントし、上記ブロック処理
時にはブロック周期に同期して上記ブロック処理用記憶
領域のベースアドレスをインクリメントすることによ
り、また、供給されるデジタル信号に対してサンプル単
位での処理のみを行う場合に、上記データメモリ内の上
記ブロック処理用記憶領域も上記サンプル処理用記憶領
域とし、上記データメモリ全体をサンプル処理用記憶領
域として用いられることにより、そして、上記データメ
モリへのメモリアクセスにインクリメントタイプのアド
レスカウンタを用いていることにより、処理内容に応じ
てサンプル毎またはブロック毎の演算処理を容易に行う
ことができるようなデジタル信号処理装置である。
演算処理において、供給されるデジタル信号のサンプル
毎と、所定の複数サンプルであるブロック毎との両方の
信号処理が必要とされる場合がある。
ることを目的として、供給されるデジタル信号の所定の
複数サンプルを1ブロックとし、このブロック毎にビッ
ト圧縮処理を行うビット圧縮装置を、DSPによりソフト
ウェア的に実現する場合等が挙げられる。
のが考えられているが、その中の一例として第4図に示
すようなビット圧縮装置が挙げられる。
ジタル信号のサンプル毎及びブロック毎の処理を必要と
するようなものであり、先ず、入力端子51からアナログ
信号を所定の周波数でサンプリングしてアナログ−デジ
タル変換した、サンプル毎のデジタル信号が供給され
る。
(ストレート)フィルタ52,1次フィルタ53及び2次フィ
ルタ54にそれぞれ供給される。
タル信号をそのまま出力し、これをブロック内最大絶対
値検出回路55に供給する。
タル信号の現在のサンプルデータと該現在のサンプルデ
ータの1つ前のサンプルデータとの差分をとり、これを
ブロック内最大絶対値検出回路56に供給する。
タル信号の現在のサンプルデータと該現在のサンプルデ
ータの2つ前のサンプルデータとの差分とり、これをブ
ロック内最大絶対値検出回路57に供給する。
されるサンプル毎のデジタル信号の所定の複数サンプル
を1ブロックとして、この1ブロック毎にブロック内最
大絶対値を検出し、これをそれぞれ比較レンジ検出回路
58に供給する。
内最大絶対値のうち、最小の値のデジタルデータがどの
フィルタを介したかを示すフィルタデータをセレクタ59
及び出力端子64に供給すると共に、該最小の値のデジタ
ルデータのレンジを検出し、これをレンジデータとして
ブロックフローティング処理部60内のレンジング回路61
及び出力端子65に供給する。
れたフィルタを介したブロックのデジタル信号を選択
し、これをレンジング回路61に供給する。
ル信号を上記レンジデータに基づいてシフトし、これを
再量子化器62に供給する。
されたブロック毎デジタル信号を所定のビットに際量子
化し、エンコードデータとして出力端子63を介して出力
する。
して出力されるフィルタデータ及び出力端子65を介して
出力されるレンジデータに基づいてデコードされる。
ンクリメントを用いた該アドレスアクセスで上記フィル
タ計算を行うと、上記サンプル毎に供給されるデジタル
信号は一旦メモリ等に記憶され、所定のアドレスに記憶
されているサンプルデータを基に上記1次差分や2次差
分を求める等のフィルタ計算が行われる。そして、1つ
のサンプルについてのフィルタ計算が終了すると、アド
レスを“1"づつインクリメントし、次のサンプルデータ
を基に再度フィルタ計算を行う等のように、いわゆるベ
ースアドレスを“1"づつインクリメントしてフィルタ計
算が行われる。
上記データメモリに1サンプル毎に1ブロック分デジタ
ル信号を次々供給し、現在記憶されついるデジタルデー
タが、後から供給されたデジタルデータより大きい場合
にのみ書換えを行うことにより検出される。
記サンプル毎のフィルタ計算の時のようにサンプル毎に
アドレスをインクリメントしないほうが便利である。
びブロック毎の信号処理が必要な場合でも、信号の処理
内容に応じたベースアドレスのインクリメントが行え、
信号処理を容易に行えるようなデジタル信号処理装置の
開発が望まれている。
単な構成で、信号の処理内容に応じてベースアドレスの
インクリメントにより、信号処理の容易化を図れるよう
なデジタル信号処理装置の提供を目的とする。
れるデジタル信号の演算を行うようなデジタル信号処理
装置において、上記デジタル信号処理装置内のデータメ
モリを、供給されるデジタル信号の各サンプルデータに
つてサンプル単位で演算処理を行うためのサンプル処理
に用いられるサンプル処理用記憶領域と、供給されるデ
ジタル信号の所定の複数サンプルを1ブロックとしてこ
のブロック単位の演算処理を行うためのブロック処理に
用いられるブロック処理用記憶領域とに分割し、上記サ
ンプル処理時にはサンプリング周期に同期して上記サン
プル処理用記憶領域のベースアドレスをインクリメント
し、上記ブロック処理時にはブロック周期に同期して上
記ブロック処理用記憶領域のベースアドレスをインクリ
メントすること を特徴とするものであり、また本発明は、供給されるデ
ジタル信号に対してサンプル単位での処理のみを行う場
合に、上記データメモリ内の上記ブロック処理用記憶領
域も上記サンプル処理用記憶領域とし、上記データメモ
リ全体をサンプル処理用記憶領域として用いることを特
徴とするものである。また、上記データメモリへのメモ
リアクセスにインクリメントタイプのアドレスカウンタ
を用いたものである。
ータメモリを分割して一方をサンプル処理を用い、他方
をブロック処理に用い、上記サンプル処理に用いられる
記憶領域については、サンプリング周期に同期してベー
スアドレスをインクリメントし、上記ブロック処理に用
いられる記憶領域については、ブロック周期に同期して
ベースアドレスをインクリメントすることにより、ま
た、信号処理をサンプル毎にのみ行えばよい場合に、上
記上記ブロック処理用記憶領域も上記サンプル処理用記
憶領域とし、上記データメモリ全体をサンプル処理用記
憶領域として用いることにより、また、上記データメモ
リへのメモリアクセスにインクリメントタイプのアドレ
スカウンタを用いることにより、サンプル毎の信号処理
及びブロック毎の信号処理の両方に対応することができ
る。
について図面を参照しながら説明する。
能ブロック図に示すように、供給されるデジタル信号の
サンプル毎にベースアドレスをインクリメントする第1
のアドレスカウンタ1と、供給されるデジタル信号の複
数サンプルを1ブロックとし、このブロック毎にベース
アドレスをインクリメントする第2のアドレスカウンタ
2と、信号の処理内容に応じて上記第1のアドレスカウ
ンタ1からのベースアドレスまたは第2のアドレスカウ
ンタ2からのベースアドレスを選択して出力するセレク
タ3と、入力端子6から供給される論理アドレスと上記
セレクタ4からの選択されたベースアドレスと加算して
物理アドレスとしてデータメモリ5に供給する加算器4
と、サンプル処理用記憶領域5a及びブロック処理用記憶
領域5bに記憶領域が分割されている、例えばRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)等のデータメモリ5とからな
っている。
データメモリ5の分割使用時の動作の一例を第2図のフ
ローチャートに示す。
アドレスのMSB(最上位ビット)の符号に応じてデータ
メモリ5からの読み出しアドレスを制御するようにし
た。
論理アドレスのMSBが“0"であるか否かが判別され、Yes
の場合はステップ11に進み、Noの場合はステップ12に進
む。
れ、例えば該信号処理をサンプル毎に行う場合にはMSB
を“0"とする論理アドレスが入力端子6を介して加算器
4に供給され、信号処理をブロック毎に行う場合にはMS
Bを“1"とする論理アドレスが入力端子6を介して加算
器4に供給される。
が“0"であるときは、サンプル毎の信号処理を行いたい
場合のため、セレクタ3がサンプル毎にベースアドレス
をインクリメントする第1のアドレスカウンタ1からの
ベースアドレスを選択しステップ13に進む。
は、加算器4に供給される。
の論理アドレスと、第1のアドレスカウンタ1からのベ
ースアドレスとが加算され、該MSBが“0"の物理アドレ
スを得てステップ15に進む。
ータメモリ5に供給して終了する。
は、セレクタ3から供給されるベースアドレスが加算器
4で加算された場合にサンプル処理用記憶領域5aのアド
レスを示すものとなり、このMSBが“0"の物理アドレス
をデータメモリ5に供給することにより、データメモリ
のサンプル処理用記憶領域に記憶されているデータにつ
いて信号処理を行うことができる。
“0"ではなく、“1"と判断された場合にはステップ12に
おいて、セレクタ3が第2のアドレスカウンタ2からの
ベースアドレスを選択しステップ14に進む。
ク処理用記憶領域5bに記憶されている信号処理を行うこ
とを示しているため、セレクタ3は、供給されるデジタ
ル信号のブロック毎にアドレスデータをインクリメント
している第2のアドレスカウンタ2からのベースアドレ
スを選択してこれを加算器4に供給する。
“1"の論理アドレスと、上記第2のアドレスカウンタ2
からのブロック毎のベースアドレスとを加算し、MSBが
“1"の物理アドレスを得てステップ15に進む。
スをデータメモリ5に供給し終了する。この、物理アド
レスのMSBが“1"であるため、データメモリ5内のブロ
ック処理用記憶領域5bに記憶されたデジタル信号につい
て信号処理が行われることになる。
ベースアドレスをインクリメントする第1のアドレスカ
ウンタ1と、該デジタル信号のブロック毎にベースアド
レスをインクリメントする第2のアドレスカウンタ2と
を設け、信号処理内容に応じた論理アドレスを加算器4
に供給するとともに、該信号処理内容に応じて第1のア
ドレスカウンタ1または第2のアドレスカウンタ2から
のベースアドレスを選択し、該加算器4において上記論
理アドレスと選択されたベースアドレスとを加算し物理
アドレスとし、この物理アドレスでデータメモリに記憶
されたデジタル信号の信号処理を行うことにより、信号
処理内容に応じて該デジタル信号のサンプル毎またはブ
ロック毎の信号処理を行うことができる。
路の前半でサンプル毎の信号処理を必要とし、また、回
路の後半でブロック毎の信号処理を必要とするような場
合でも容易に対応することができる。
のインクリメントと、ブロック毎のベースアドレスのイ
ンクリメントとを切り換える場合について説明したが、
この場合、例えば外部からハードウェア的に、あるい
は、ソフトウェア的に割り込みが生じたときに別のフィ
ルタ処理等が行われるようなプログラムが組まれている
場合には、この割り込みが生じたときだけベースアドレ
スのインクリメントを行わせるような構成としてもよ
い。
領域と割り込み処理用記憶領域とに分割し、該サンプル
処理用記憶領域はサンプル毎に、割り込み処理用記憶領
域は割り込みが発生する毎に、それぞれベースアドレス
をインクリメントすればよい。
記分割して使用したデータメモリの全体をサンプル処理
用記憶領域のみとして使用することもできる。
すように、先ず、ステップ20において、セレクタ3が、
供給されるデジタル信号のサンプル毎にベースアドレス
をインクリメントしている第1のアドレスカウンタ1か
らのベースアドレスを選択してステップ21に進む。
じて、上記分割された記憶領域を統一して全記憶領域を
サンプル処理用記憶領域のみに変えている。
ンタ1から供給されたベースアドレスをそのままデータ
メモリ5に供給し終了する。
れているデジタル信号がサンプル毎に処理される。
ースアドレスをインクリメントするようにし、第1また
は第2のアドレスカウンタ1,2からのベースアドレスを
セルクタ3で選択するようにしてもよい。
全記憶領域を、サンプル処理用記憶領域のみに用いるこ
とにより、上述した分割使用時よりも例えば2倍の次数
のフィルタ計算等の演算処理を行うことができる。
号処理装置内のデータメモリを、サンプル処理用記憶領
域とブロック処理用記憶領域とに分割し、このデータメ
モリへのデータアクセスに、供給されるデジタル信号の
サンプリング周期に同期してベースアドレスをインクリ
メントするアドレスカウンタからのベースアドレス、ま
たは、該デジタル信号のブロック周期に同期してベース
アドレスをインクリメントするアドレスカウンタからの
ベースアドレスを選択して用いることにより、信号処理
内容に応じてサンプル毎またはブロック毎の信号処理を
行うことができる。
とができ、例えばビット圧縮のエンコード/デコードや
NAT方式の音声認識等の信号処理のような、サンプル処
理に加えブロック処理も必要とするような装置等にも容
易に対応することができる。
域として用いることにより、上記分割使用時よりも2倍
の次数の演算処理を行うことができる。
ック図、第2図は実施例のデータメモリの分割使用時の
動作を説明するためのフローチャート、第3図は実施例
のデータメモリの一括使用時の動作を説明するためのフ
ローチャートである。 第4図はビット圧縮装置の機能ブロック図である。 1……第1のアドレスカウンタ 2……第2のアドレスカウンタ 3……セレクタ 4……加算器 5……データメモリ 5a……サンプル処理用記憶領域 5b……ブロック処理用記憶領域
Claims (3)
- 【請求項1】供給されるデジタル信号の演算を行うよう
なデジタル信号処理装置において、上記デジタル信号処
理装置内のデータメモリを、供給されるデジタル信号の
各サンプルデータについてサンプル単位で演算処理に行
うためのサンプル処理に用いられるサンプル処理用記憶
領域と、供給されるデジタル信号の所定の複数サンプル
を1ブロックとしてこのブロック単位の演算処理を行う
ためのブロック処理に用いられるブロック処理用記憶領
域とに分割し、 上記サンプル処理時にはサンプリング周期に同期して上
記サンプル処理用記憶領域のベースアドレスをインクリ
メントし、 上記ブロック処理時にはブロック周期に同期して上記ブ
ロック処理用記憶領域のベースアドレスをインクリメン
トすること を特徴とするデジタル信号処理装置。 - 【請求項2】上記供給されるデジタル信号に対してサン
プル単位での処理のみを行う場合に、上記データメモリ
内の上記ブロック処理用記憶領域も上記サンプル処理用
記憶領域とし、上記データメモリ全体をサンプル処理用
記憶領域として用いることを特徴とする請求項(1)記
載のデジタル信号処理装置。 - 【請求項3】上記データメモリへのメモリアクセスにイ
ンクリメントタイプのアドレスカウンタを用いたことを
特徴とする請求項(1)記載のデジタル信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14541190A JP3291295B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | デジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14541190A JP3291295B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | デジタル信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438541A JPH0438541A (ja) | 1992-02-07 |
JP3291295B2 true JP3291295B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=15384640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14541190A Expired - Lifetime JP3291295B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | デジタル信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3291295B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6541614B1 (en) | 1999-06-01 | 2003-04-01 | Kao Corporation | Polysaccharide derivative |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007308990A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Oyo Corp | トンネルの施工方法及びこれが実施されるトンネル |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP14541190A patent/JP3291295B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6541614B1 (en) | 1999-06-01 | 2003-04-01 | Kao Corporation | Polysaccharide derivative |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438541A (ja) | 1992-02-07 |
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