JP3290462B2 - データベース管理システム - Google Patents

データベース管理システム

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JP3290462B2
JP3290462B2 JP13848792A JP13848792A JP3290462B2 JP 3290462 B2 JP3290462 B2 JP 3290462B2 JP 13848792 A JP13848792 A JP 13848792A JP 13848792 A JP13848792 A JP 13848792A JP 3290462 B2 JP3290462 B2 JP 3290462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース管理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】データベース管理システムでは、データ
をタプル(通常、レコードと呼ばれているもので、1行
分のデータ)の集合である表という形式で管理する。ま
た、表へのアクセスが集中する場合にも表を格納してい
る2次記憶装置にかかる負荷を軽減して高速な応答を実
現することから、通常、表は複数のファイルに分配し、
各ファイルを別個の2次記憶装置に格納することとして
いる。このように表を複数のファイルに分けて2次記憶
装置に分配・格納する処理は、表のストライピング処理
と呼ばれている。
【0003】図2は、従来のデータベース管理システム
の概略構成を示したものである。この図2において、符
号10はデータベース管理システム、11はデータベー
ス管理システム10に装備されたファイル領域管理部、
12および13は2次記憶装置、14は2次記憶装置1
2に格納されたデータベース用ファイル、15は2次記
憶装置13に格納されたデータベース用ファイルであ
る。
【0004】前述の各ファイル14,15は、一つの表
を分配したものである。また、データベース管理システ
ム10におけるファイル領域管理部11は、各ファイル
14,15が2次記憶装置12,13にどのように格納
されているかを管理しており、表に新たにタプルを挿入
する場合に、管理しているファイル内の空き領域の状態
に応じて、前述のストライピング処理を行う。
【0005】次に、図2に示したデータベース管理シス
テムにおけるタプル挿入処理について、図3に基づいて
説明する。なお、タプル挿入の命令は、2次記憶装置1
2に格納されたファイル14の参照中に受けたものとす
る。
【0006】タプル挿入の命令を受けた場合、まず、現
在参照中のファイル14上の取得済みのデータ格納領域
(ファイル領域)に空きがあるか否かを判断し(ステッ
プ21)、空きがある場合には、その空いている領域に
タプルを格納する(ステップ25)。しかし、前記ステ
ップ21で空きがないと判断した場合には、参照中のフ
ァイル14内の別のデータ格納領域を取得する(ステッ
プ22)。そして、新たに取得したデータ格納領域に空
きがあるか否かを判断し(ステップ23)、空きがない
場合には、参照するファイルを次のファイル(この例で
は、ファイル15)に切り替えて前記ステップ22に戻
る(ステップ24)。ステップ23において、空きがあ
ると判断した場合には、ステップ25に移行して、その
空いている領域にタプルを挿入して処理を終了する。
【0007】即ち、従来のデータベース管理システム
は、データ格納領域が不足した場合に、単純に次の2次
記憶装置上にファイルを作成することで表のストライピ
ング処理を行うもので、最終的には、システムに装備さ
れる2次記憶装置の全てにファイルが分配されることに
なる。そして、分配した表は、ファイル領域管理部11
におけるメモリアドレス等の管理等によって一括して管
理する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来のデータベース管理システムの場合では、データベー
スを構成する表が複数個ある場合、それらの各表に対応
した複数個のファイルをシステムに装備される各2次記
憶装置毎にそれぞれ作成していかなければならず、2次
記憶装置の数に比例して管理すべき実在のファイル数が
倍増してしまう。従って、プロセス毎に持てるファイル
情報の数がオペレーティングシステムによって制限され
ることから、ストライピング処理できる表の数が限られ
てしまうという問題が生じていた。
【0009】また、ストライピング処理によって、各2
次記憶装置上にはデータベースを構成している表の数だ
けファイルが作成されることになり、2次記憶装置に障
害が発生した時に、障害の対象となる表の数が膨大にな
るという問題もあった。
【0010】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、ストライピング処理によって2次記憶装置上に作成
するファイルの数を低減させることができ、また、2次
記憶装置に障害が発生した場合にも障害の対象となる表
の数を少なく、表へのアクセスが集中した場合における
2次記憶装置への負荷を軽減させると同時に、2次記憶
装置に障害が発生した際の表の修復も容易なデータベー
ス管理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ストライピング処理対象の表デ
ータのタプルを、それぞれファイルを格納している複数
の2次記憶装置における、いずれかの前記ファイルのデ
ータ格納領域であるファイル領域に分配して管理するデ
ータベース管理システムであって、(1)メモリアドレ
ス等によって各2次記憶装置内にどのようなファイルが
配置されているかを管理するファイル領域管理部の他
に、ストライピング処理対象の表データの分配状況を管
理する表領域分配部を設け、(2)当該表領域分配部で
は少なくとも、前回に該当表データのタプルを格納した
該当ファイル領域とその表データとを、予め、ストライ
ピング管理情報として対応付けておき、(3)ストライ
ピング処理対象の表データのタプルをいずれかのファイ
ル領域に格納させるストライピング処理の際には、
(4)まず最初に、前記ファイル領域管理部及び前記表
領域分配部の格納内容に基づいて、参照中のファイル内
の取得済みのファイル領域に空きがあるかどうかを判定
空きがある場合には、当該空き領域に前記タプルを
格納して当該ストライピング処理を終え、(5)空きが
ない場合には、前記表領域分配部の格納内容に基づい
て、当該システムに装備された全2次記憶装置中のファ
イル領域に対し、空きを有するファイル領域の探索操作
を実行し、この空き領域の探索操作では、(6)まず第
1に、前記ストライピング管理情報に基づき前回に当該
表データのタプルを格納したファイル領域が調べられ、
空きがあれば当該ファイル領域に前記タプルを格納して
ストライピング処理を終え、(7)前回に当該表データ
のタプルを格納したファイル領域に空きがなければ、前
記複数の2次記憶装置全てのファイル領域の中から択
一的に選択したファイル領域に空きがあるかどうかを、
逐次調べて、空きがあるファイル領域を検出したらその
空きを有するファイル領域に前記タプルを格納すること
によって当該ストライピング処理を終了することを特徴
とする。
【0012】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記ストライピング管理情報には、処理す
る表が分配の対象となるかどうかを示すストライピング
対象表データを装備し、該ストライピング対象表データ
で分配の対象として設定されている表に限って分配を実
行することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明のデータベース管理システム
は、メモリアドレス等によって各2次記憶装置上の表を
管理するファイル領域管理部の他に、表の分配状況を管
理するための表領域分配部を具備している。そして、前
回に表データを格納したファイルは、前記表領域分配部
のストライピング管理情報によって識別可能にしてお
り、タプル挿入時には、表領域分配部のストライピング
管理情報に基づいて空きのある2次記憶装置を選択して
ファイルを作成することによって、ストライピング処理
を行う。
【0014】従って、表を分配するためのファイルは、
システムに装備された全2次記憶装置の中から選択する
ことが可能で、システムに装備されている各2次記憶装
置のそれぞれについて作成する必要はない。換言すれ
ば、データベースを構成する表が複数個ある場合、それ
らの各表に対応した複数個のファイルをシステムに装備
される各2次記憶装置毎にそれぞれ作成するような必要
がなく、例えば、一つの2次記憶装置には少なくとも一
つのデータベース用のファイルを装備するだけで複数の
2次記憶装置への表の分配が可能になり、2次記憶装置
の数に比例して管理すべき実在のファイル数が倍増する
といった不都合の発生を防止して、2次記憶装置上に作
成するファイルの数を低減させることができ、したがっ
て、プロセス毎に持てるファイル情報の数がオペレーテ
ィングシステムによって制限されていても、その制限内
でストライピング処理できる数を増やすこともできて、
表へのアクセスが集中した場合における2次記憶装置へ
の負荷を軽減させることができる。
【0015】また、前記ストライピング処理の際には、
まず最初に、アクセス中のファイル領域に空きがあるか
どうかを調べ、空きがなければ、当該システムに装備さ
れた全2次記憶装置中のファイル領域に対し、空き領域
の探索操作を実行する。
【0016】そしてこの空き領域の探索操作では、まず
第1に、前記ストライピング管理情報に基づき前回に当
該表データのタプルを格納したファイル領域が調べられ
るので、ここで空き領域があれば、前回と同じファイル
領域にタプルを挿入してストライピング処理を行うこと
になる。
【0017】ここでも空きが検出されなかった場合にだ
け、前記複数の2次記憶装置に格納されている全てのフ
ァイル領域の中から択一的に選択したファイル領域に空
きがあるかどうかを、逐次調べて、空きを検出したらそ
の空き領域に前記タプルを格納することによって当該ス
トライピング処理を終了する。
【0018】したがって、1つの2次記憶装置上に作成
するファイル(領域)数自体が削減され、2次記憶装置
に障害が発生した場合でも、障害の対象となる表(デー
タ)の数が少なくなって、表の修復も容易である。
【0019】また、請求項2の発明のデータベース管理
システムでは、さらに、ストライピング管理情報のスト
ライピング対象表データによってストライピング処理を
実行する表を限定することができ、アクセスが集中する
表のみを予めストライピング処理の対象として指定して
おくことによって、無用なストライピング処理を回避し
て、より効率的にデータベースを運用することも可能に
なる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係るデータベース管理シス
テムの一実施例の概略構成を示したものである。この図
1において、符号30はデータベース管理システム、3
1はデータベース管理システム30に装備された表領域
管理部、34および35はそれぞれ2次記憶装置、36
は2次記憶装置34に格納されたデータベース用のファ
イル、37は2次記憶装置35に格納されたデータベー
ス用のファイルである。
【0021】前述の各ファイル36,37は、一つの表
を分配したものである。また、データベース管理システ
ム30における表領域管理部31は、図示のように、表
領域分配部32と、ファイル領域管理部33とを具備し
た構成とされている。ここに、表領域分配部32は、当
該データベース管理システム30管理するデータベー
スの構成要素となる各種の表に対してストライピング処
理の状況を管理する情報として、ストライピング管理情
報40を有している。このストライピング管理情報40
は、図4に示すように、当該データベース管理システム
30管理するデータベースの構成要素となっている各
種の表の内でストライピング処理の対象となる表を列挙
したストライピング対象表データ41と、このストライ
ピング対象表データ41に挙げられた各表毎に前回のデ
ータ処理時に格納されたファイルの識別子を記述した前
回格納ファイル識別子データ42とで構成されている。
【0022】なお、図4では、ストライピング処理の対
象となる表として、従業員に関する表と取引先に関する
表とを例示しており、前回格納ファイル識別子データ4
2に記述したデータによって、従業員に関する表は前回
のデータ格納時には識別子が「0」のファイルに格納さ
れ、取引先に関する表は前回のデータ格納時には識別子
が「2」のファイルに格納されたとしている。
【0023】また、表領域分配部32では、ストライピ
ング処理の非対象の表に対しても、前回にデータの格納
を行ったファイル識別子を管理している。また、さら
に、表領域分配部32には、タプルの挿入処理等の際に
は、ファイル識別子を所定の記憶手段に保持させるファ
イル識別子保持機能43が備えられている。
【0024】前記ファイル領域管理部33は、従来の場
合と同様に、システム構成要素となっている各2次記憶
装置34,35内にどのようにファイル36,37が配
置されているかをメモリアドレス等によって管理してい
る。
【0025】この一実施例のデータベース管理システム
30では、表に新たにタプルを挿入する場合に、前記表
領域分配部32のストライピング管理情報40に基づ
き、管理しているファイル内の空き領域の状態に応じ
て、ストライピング処理を行う。
【0026】次に、一実施例におけるデータベース管理
システムにおけるタプル挿入処理について、図5に基づ
いて説明する。なお、タプル挿入の命令は、2次記憶装
置34に格納されたファイル36の参照中に受けたもの
とする。
【0027】タプル挿入の命令を受けた場合、まず、現
在参照中のファイル36上の取得済みのデータ格納領域
(ファイル領域)に空きがあるか否かを判断し(ステッ
プ51)、空きがある場合には、その空いている領域に
タプルを格納して処理を終了する(ステップ59)。し
かし、前記ステップ51で空きがないと判断した場合に
は、前記ファイル識別子保持機能43によって所定の記
憶手段に保持されているファイル識別子をクリアし(ス
テップ52)、前記表領域分配部32のストライピング
管理情報40に基づいて表を格納するファイル識別子を
得る(ステップ53)。
【0028】次いで、ステップ53によって得たファイ
ル識別子が、前回の処理時にステップ55の処理(即
ち、ファイル識別子保持機能43によるファイル識別子
記憶処理)によって所定の記憶手段に保持されているフ
ァイル識別子と同じか否かを判断する(ステップ5
4)。そして、同じでない場合には、ステップ53で得
たファイル識別子を、前述のファイル識別子保持機能4
3によって所定の記憶手段に記憶させる(ステップ5
5)。
【0029】次いで、タプルを挿入すべき表がストライ
ピング処理の対象であるか否かをストライピング管理情
報40に基づいて判断し、ストライピング処理の対象の
場合にはストライピング管理情報40の前回格納ファイ
ル識別子データ42に保持していたファイル識別子を次
のファイル識別子に更新し(ステップ57)、その後、
ステップ58に移行する。ステップ56でストライピン
グ処理の対象表ではないと判断された場合には、直ちに
ステップ58に移行する。
【0030】ステップ58では、ステップ53で得たフ
ァイル識別子のファイルに空き領域があるか否かを判断
し、空きがあれば次のステップ59に移行するが、空き
が無い場合にはステップ53に戻って処理を繰り返す。
【0031】前述のステップ54で、前回のファイル識
別子と同じと判断された場合には、タプル挿入の命令に
対して空き領域無しを通知して、処理を終了する(ステ
ップ60)。
【0032】即ち、一実施例のデータベース管理システ
30では、メモリアドレス等によって各2次記憶装置
34,35上の表を管理するファイル領域管理部33の
他に、表の分配状況を管理するための表領域分配部32
を具備している。そして、前回に表データを格納したフ
ァイルは、前記表領域分配部32のストライピング管理
情報40によって識別可能にしており、タプル挿入時に
は、表領域分配部32のストライピング管理情報40に
基づいて空きのある2次記憶装置を選択してファイルを
作成することによって、ストライピング処理を行う。
【0033】従って、表を分配するためのファイルは、
システムに装備された全2次記憶装置の中から選択する
ことが可能で、システムに装備されている各2次記憶装
置のそれぞれについて作成する必要はない。
【0034】換言すれば、データベースを構成する表が
複数個ある場合、それらの各表に対応した複数個のファ
イルをシステムに装備される各2次記憶装置毎にそれぞ
れ作成するような必要がなく、例えば、一つの2次記憶
装置には少なくとも一つのデータベース用のファイルを
装備するだけで複数の2次記憶装置への表の分配が可能
になり、2次記憶装置の数に比例して管理すべき実在の
ファイル数が倍増するといった不都合の発生を防止し
て、2次記憶装置上に作成するファイルの数を低減させ
ることができ、従って、プロセス毎に持てるファイル情
報の数がオペレーティングシステムによって制限されて
いても、その制限内でストライピング処理できる数を増
やすこともできて、表へのアクセスが集中した場合にお
ける2次記憶装置への負荷を軽減させることができる。
【0035】また、一つの2次記憶装置上に作成するフ
ァイル数自体が低減することによって、2次記憶装置に
障害が発生した場合にも障害の対象となる表の数が少な
くなり、表の修復も容易になる。
【0036】また、前述の一実施例では、ストライピン
グ管理情報40のストライピング対象表データ41によ
ってストライピング処理を実行する表を限定することが
でき、アクセスが集中する表のみを予めストライピング
処理の対象として指定しておくことによって、無用なス
トライピング処理を回避して、より効率的にデータベー
スを運用することが可能になる。
【0037】
【発明の効果】本発明のデータベース管理システムによ
れば、従来よりも少ないファイル(領域)数で従来と同
じ、もしくは従来よりも多くの表データを収容すること
ができる。
【0038】従って、表を分配するためのファイルは、
システムに装備された全2次記憶装置の中から選択する
ことが可能で、システムに装備されている各2次記憶装
置のそれぞれについて作成する必要はない。換言すれ
ば、データベースを構成する表が複数個ある場合、それ
らの各表に対応した複数個のファイルをシステムに装備
される各2次記憶装置毎にそれぞれ作成するような必要
がなく、例えば、一つの2次記憶装置には少なくとも一
つのデータベース用のファイルを装備するだけで複数の
2次記憶装置への表の分配が可能になり、2次記憶装置
の数に比例して管理すべき実在のファイル数が倍増する
といった不都合の発生を防止して、2次記憶装置上に作
成するファイルの数を低減させることができ、したがっ
て、プロセス毎に持てるファイル情報の数がオペレーテ
ィングシステムによって制限されていても、その制限内
でストライピング処理できる数を増やすこともできて、
表へのアクセスが集中した場合における2次記憶装置へ
の負荷を軽減させることができる。
【0039】また、一つの2次記憶装置上に作成するフ
ァイル数自体が低減することによって、2次記憶装置に
障害が発生した場合にも障害の対象となる表の数が少な
くなり、表の修復も容易になる。
【0040】また、ストライピング管理情報に、処理す
る表が分配の対象となるかどうかを示すストライピング
対象表データを装備したならば、ストライピング管理情
報のストライピング対象表データによってストライピン
グ処理を実行する表を限定することができ、アクセスが
集中する表のみを予めストライピング処理の対象として
指定しておくことによって、無用なストライピング処理
を回避して、より効率的にデータベースを運用すること
も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成である。
【図2】従来のデータベース管理システムの概略構成で
ある。
【図3】従来のシステムにおけるタプル挿入時の処理を
示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例におけるストライピング管理
情報の説明図である。
【図5】本発明の一実施例におけるタプル挿入時の処理
を示す流れ図である。
【符号の説明】
30 データベース管理システム 31 表領域管理部 32 表領域分配部 33 ファイル領域管理部 34,35 2次記憶装置 36,37 ファイル 40 ストライピング管理情報 43 ファイル識別子保持機能
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライピング処理対象の表データのタ
    プルを、それぞれファイルを格納している複数の2次記
    憶装置における、いずれかの前記ファイルのデータ格納
    領域であるファイル領域に分配して管理するデータベー
    ス管理システムであって、 メモリアドレス等によって各2次記憶装置内にどのよう
    なファイルが配置されているかを管理するファイル領域
    管理部の他に、ストライピング処理対象の表データの分
    配状況を管理する表領域分配部を設け、 当該表領域分配部では少なくとも、前回に該当表データ
    のタプルを格納した該当ファイル領域とその表データと
    を、予め、ストライピング管理情報として対応付けてお
    き、ストライピング処理対象の表データのタプルをいずれか
    のファイル領域に格納させる ストライピング処理の際に
    は、 まず最初に、前記ファイル領域管理部及び前記表領域分
    配部の格納内容に基づいて、参照中のファイル内の取得
    済みのファイル領域に空きがあるかどうかを判定し
    きがある場合には、当該空き領域に前記タプルを格納し
    て当該ストライピング処理を終え、 空きがない場合には、前記表領域分配部の格納内容に基
    づいて、当該システムに装備された全2次記憶装置中の
    ファイル領域に対し、空きを有するファイル領域の探索
    操作を実行し、 この空き領域の探索操作では、 まず第1に、前記ストライピング管理情報に基づき前回
    に当該表データのタプルを格納したファイル領域が調べ
    られ、空きがあれば当該ファイル領域に前記タプルを格
    納してストライピング処理を終え、前回に当該表データのタプルを格納したファイル領域に
    空きがなければ、前記複数の2次記憶装置全てのファ
    イル領域の中から択一的に選択したファイル領域に空き
    があるかどうかを、逐次調べて、空きがあるファイル領
    を検出したらその空きを有するファイル領域に前記タ
    プルを格納することによって当該ストライピング処理を
    終了することを特徴とするデータベース管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ストライピング管理情報には、処理
    する表が分配の対象となるかどうかを示すストライピン
    グ対象表データを装備し、該ストライピング対象表デー
    タで分配の対象として設定されている表に限って分配を
    実行することを特徴とする請求項1に記載のデータベー
    ス管理システム。
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