JP3283854B2 - 発着呼規制装置および発着呼規制方法 - Google Patents

発着呼規制装置および発着呼規制方法

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JP3283854B2 JP29645499A JP29645499A JP3283854B2 JP 3283854 B2 JP3283854 B2 JP 3283854B2 JP 29645499 A JP29645499 A JP 29645499A JP 29645499 A JP29645499 A JP 29645499A JP 3283854 B2 JP3283854 B2 JP 3283854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動機(MS)の
発着呼規制技術に係り、特に移動機を常に圏内状態とす
ることでシステムをサーチするための余分な電力消費を
回避して電池の消耗を防ぐことができる発着呼規制装置
および発着呼規制方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話器が普及する一方で例え
ば会議室やコンサートホール、病院のような特定の空間
において移動機(MS)の使用を制限したい場面が非常
に多くなってきたという問題点が顕在化してきた。
【0003】このような問題点を解決することを目的と
する従来の発着呼規制装置としては、例えば、移動機
(MS)に対して妨害電波を送信して移動機(MS)を
圏外状態にしてしまうことで発着呼規制をかけるものが
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、以下に掲げる問題点があった。圏外状態にな
った際に移動機(MS)は通信システムをサーチするた
めの余分な電力を消費してしまう結果、機体に内蔵され
ている電池の消耗が早まってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、移動機を常に圏内
状態とすることでシステムをサーチするための余分な電
力消費を回避して電池の消耗を防ぐことができる発着呼
規制装置および発着呼規制方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、複数の無線基地局からの所定の通信方式の無線
信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力値に応
じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を所定の
送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する発着呼
規制装置であって、複数の前記無線基地局からの前記
信方式の前記無線信号を受信する第1の送受信アンテナ
と、前記第1の送受信アンテナによって受信され前記
無線信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって
増幅された前記無線信号を送信する第2の送受信アンテ
ナと、前記第2の送受信アンテナから送信される前記無
線信号の送信電力値を調整する調整手段とを備え、前記
調整手段は、前記第2の送受信アンテナから送信される
前記無線信号を受信した前記移動機によって前記無線基
地局に対して送信される無線信号の、前記無線基地局に
おける受信電力値が、所定の基準値以下となり、前記移
動機からの前記無線信号が前記無線基地局によって認識
されないように、前記第2の送受信アンテナから送信さ
れる前記無線信号の送信電力値を調整することを特徴と
する発着呼規制装置に存する。また、請求項2に記載の
発明の要旨は、複数の無線基地局からの所定の通信方式
の無線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力
値に応じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を
所定の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する
発着呼規制装置であって、複数の前記無線基地局からの
前記通信方式の前記無線信号を受信する第1の送受信ア
ンテナと、前記第1の送受信アンテナによって受信され
前記無線信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段に
よって増幅された前記無線信号を送信する第2の送受信
アンテナと、前記第2の送受信アンテナから送信される
前記無線信号の送信電力値を調整する調整手段とを備
え、前記第2の送受信アンテナは、前記通信方式を用い
た移動通信システムのサービスエリア内の、屋外からの
電波が減衰された特定の空間に設置され、前記調整手段
は、前記第2の送受信アンテナから送信される前記無線
信号を受信した前記移動機によって前記無線基地局に対
して送信される無線信号の、前記無線基地局における受
信電力値が、所定の基準値以下となり、前記移動機から
の前記無線信号 が前記無線基地局によって認識されない
ように、前記第2の送受信アンテナから送信される前記
無線信号の送信電力値を調整することを特徴とする発着
呼規制装置に存する。また、請求項3に記載の発明の要
旨は、移動機を常に圏内状態とすることでシステムをサ
ーチするための余分な電力消費を回避して電池の消耗を
防ぐことができる発着呼規制装置であって、複数の無線
基地局からのCDMA信号を受信する送受信アンテナ
と、前記送受信アンテナで受信した受信信号を増幅する
増幅部と、前記増幅部で増幅した信号を分配する分配器
と、前記送受信アンテナから送信する信号の電力を減衰
するレベル調整部を有し、TIA/EIA IS−95
方式のCDMA方式を用いた移動通信システムのサービ
スエリア内の特に屋内等周囲が壁等で囲まれて屋外から
の電波が減衰された特定の空間に設置され、無線基地局
と移動機との通話を不可能にするように構成されている
ことを特徴とする発着呼規制装置に存する。また、請求
項4に記載の発明の要旨は、複数の無線基地局からの所
定の通信方式の無線信号を受信し、受信した前記無線信
号の受信電力値に応じて、前記無線基地局に対して所定
の無線信号を所定の送信電力値で送信する移動機の発着
呼を規制する発着呼規制方法であって、複数の前記無線
基地局からの前記通信方式の前記無線信号を第1の送受
信アンテナで受信する受信工程と、前記第1の送受信ア
ンテナによって受信され前記無線信号を増幅する増幅
工程と、前記増幅工程において増幅された前記無線信号
を第2の送受信アンテナで送信する送信工程と、前記第
2の送受信アンテナから送信される前記無線信号の送信
電力値を調整する調整工程とを有し、前記調整工程にお
いては、前記第2の送受信アンテナから送信される前記
無線信号を受信した前記移動機によって前記無線基地局
に対して送信される無線信号の、前記無線基地局におけ
る受信電力値が、所定の基準値以下となり、前記移動機
からの前記無線信号が前記無線基地局によって認識され
ないように、前記第2の送受信アンテナから送信される
前記無線信号の送信電力値を調整することを特徴とする
発着呼規制方法に存する。また、請求項5に記載の発明
の要旨は、複数の無線基地局からの所定の通信方式の無
線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力値に
応じて、前記無線 基地局に対して所定の無線信号を所定
の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する発着
呼規制方法であって、複数の前記無線基地局からの前記
通信方式の前記無線信号を第1の送受信アンテナで受信
する受信工程と、前記第1の送受信アンテナによって
され前記無線信号を増幅する増幅工程と、前記増幅
工程において増幅された前記無線信号を第2の送受信ア
ンテナで送信する送信工程と、前記第2の送受信アンテ
ナから送信される前記無線信号の送信電力値を調整する
調整工程とを有し、前記第2の送受信アンテナは、前記
通信方式を用いた移動通信システムのサービスエリア内
の、屋外からの電波が減衰された特定の空間に設置さ
れ、前記調整工程においては、前記第2の送受信アンテ
ナから送信される前記無線信号を受信した前記移動機に
よって前記無線基地局に対して送信される無線信号の、
前記無線基地局における受信電力値が、所定の基準値以
下となり、前記移動機からの前記無線信号が前記無線基
地局によって認識されないように、前記第2の送受信ア
ンテナから送信される前記無線信号の送信電力値を調整
することを特徴とする発着呼規制方法に存する。また、
請求項6に記載の発明の要旨は、移動機を常に圏内状態
とすることでシステムをサーチするための余分な電力消
費を回避して電池の消耗を防ぐことができる発着呼規制
方法であって、複数の無線基地局からのCDMA信号を
送受信アンテナで受信する受信工程と、前記送受信アン
テナで受信した受信信号を増幅する増幅工程と、前記増
幅工程で増幅した信号を分配する分配工程と、前記送受
信アンテナから送信する信号の電力を減衰するレベル調
整工程と、TIA/EIAIS−95方式のCDMA方
式を用いた移動通信システムのサービスエリア内の特に
屋内等周囲が壁等で囲まれて屋外からの電波が減衰され
た特定の空間に設置され、無線基地局と移動機との通話
を不可能にする工程を有することを特徴とする発着呼規
制方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の発着呼規制装置は、CD
MA(Code Division Multiple
Access:符号分割多元接続)信号を受信する送
受信アンテナと、受信信号を増幅する増幅部と、増幅さ
れた信号を分配する手段と、送受信アンテナから送信す
る信号の電力を減衰する手段を有し、TIA(米国電気
通信工業会)/EIA(米国電子工業会) IS−95
方式のCDMA方式を用いた移動通信システムのサービ
スエリア内の特に屋内等周囲が壁等で囲まれて屋外から
の電波が減衰された特定の空間で使用され、基地局と移
動機との通話を不可能にすることを特徴とする。以下、
本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施の形態に係る発着呼
規制装置100の構成を説明するためのブロック図であ
る。図1において、1は送受信アンテナ、2は増幅部、
3は分配器、4はレベル調整部、5は送受信アンテナ、
100は発着呼規制装置を示している。図1を参照する
と、本実施の形態の発着呼規制装置100は、送受信ア
ンテナ1、増幅部2、分配器3、レベル調整部4、送受
信アンテナ5を備えている。
【0009】本実施の形態の発着呼規制装置100は、
TIA/EIA IS−95 CDMA方式に従うシス
テムでのサービスエリア内で使用され、特に屋内等周囲
が壁等で囲まれて屋外からの電波が減衰された特定の空
間で使用されることを基本としている。
【0010】発着呼規制装置100は、TIA/EIA
IS−95 CDMA方式の移動通信システムの無線
基地局8(後述、図5参照)からの無線信号を受信する
ための送受信アンテナ1を備えている。この送受信アン
テナ1は、複数の無線基地局8(後述、図5参照)から
の無線信号を受ける。増幅部2は、送受信アンテナ1で
受信した無線信号を増幅することを目的としている。
【0011】増幅部2は、送受信アンテナ1で受信した
無線信号から必要な帯域以外の信号を減衰するためのフ
ィルタ25(図2)を備えている。フィルタ25を通過
した無線信号は増幅部2のアンプ24(図2)で増幅さ
れる。
【0012】増幅された信号は、分配器3で等レベルの
複数の信号に分配される。分配器3にウィルキンソンの
ハイブリッドを用いた場合、分配数nは2のべき乗にな
り、分配による信号レベルの損失(理論値)は、以下の
式で与えられる。
【0013】 損失=10×log(n) (dB) …式(1)
【0014】分配された信号はレベル調整部4へ入力さ
れる。レベル調整部4は、入力された信号の減衰量を電
圧制御で任意に設定できる電圧制御可変アッテネータ3
6(後述、図3参照)を備え、任意の量だけ信号レベル
を減衰させることができる。
【0015】レベル調整部4から出力された信号は送受
信アンテナ5から送信される。また、送受信アンテナ5
はTIA/EIA IS−95 CDMA方式に従うシ
ステムでのサービスエリア内の特に屋内等周囲が壁等で
囲まれて屋外からの電波が減衰された特定の空間に設置
されている。
【0016】図2は図1の発着呼規制装置100に設け
られている増幅部2の一回路形態を説明するためのブロ
ック図である。図2において、2は増幅部、21は入力
端子、22は電源供給端子、23は出力端子、24はア
ンプ、25はフィルタを示している。図2を参照する
と、本実施の形態の増幅部2は、アンプ24およびフィ
ルタ25を備えている。
【0017】フィルタ25は、入力端子21から入力し
た信号の中から必要な帯域以外の信号を減衰させる。T
IA/EIA IS−95 CDMA方式の場合、通過
帯域は869MHz〜894MHzである。
【0018】フィルタ25を通過した信号はアンプ24
で増幅される。アンプ24の電源は外部から電源供給端
子22を経由して供給される。アンプ24で増幅された
信号は出力端子23から出力される。
【0019】図3は図1の発着呼規制装置100に設け
られているレベル調整部4の一回路形態を説明するため
のブロック図である。図3において、4はレベル調整
部、31は可変抵抗、32は基準電圧、33は電源供給
端子、34はオペアンプ(演算増幅器)、35は入力端
子、36は電圧制御可変アッテネータ、37は出力端
子、38は制御電圧信号を示している。図3を参照する
と、本実施の形態のレベル調整部4は、可変抵抗31
と、オペアンプ(演算増幅器)34と、電圧制御可変ア
ッテネータ36を備えている。
【0020】レベル調整部4は、送受信アンテナ5が設
置される部屋(空間)の任意の場所に設置され、送受信
アンテナ5から送信される信号の電力が最適になるよう
に設定することができる。
【0021】分配器3で分配された信号は入力端子35
から入力され、電圧制御可変アッテネータ36で減衰さ
れて出力端子37より出力される。電圧制御可変アッテ
ネータ36は制御電圧信号38でその減衰量が決定され
る。制御電圧信号38は基準電圧32と接地電位GND
間に接続された可変抵抗31で電圧を決定しオペアンプ
(演算増幅器)34を経由して生成される。オペアンプ
(演算増幅器)34は電源供給端子33に接続されてい
る。
【0022】次に発着呼規制装置100の動作(発着呼
規制方法)について説明する。最初に、図5を参照して
TIA/EIA IS−95 CDMA方式における移
動機(MS)の発呼および着呼時の送信電力がどのよう
に決定されているかを説明する。図5は移動機(MS)
の送信動作に要する電力を説明するための概念図であ
る。図5において、8は無線基地局、9,10は移動機
(MS)を示している。
【0023】TIA/EIA IS−95 CDMA方
式に限らずCDMA方式では同一周波数を複数の移動機
(MS)9,10で共有するため、ある特定の移動機
(MS)9,10の送信電力が大きすぎると同一周波数
を使用している他の移動機(MS)への干渉になってし
まい通信品質やシステム容量が減少してしまう等の問題
が発生する。そのため、移動機(MS)9,10のそれ
ぞれから送信される送信電力は無線基地局8に到達した
ときにそれぞれ同じ電力となるように制御されなければ
ならない。
【0024】そこで本実施の形態では、TIA/EIA
IS−95 CDMA方式の場合、移動機(MS)
9,10が通話状態に入る前の発呼・着呼時の送信電力
は、移動機(MS)9,10が受信した電力から最適な
送信電力を移動機(MS)9,10自ら以下の式(2)
で推定して送信している。
【0025】 移動機(MS)9,10の送信電力(dBm)=−移動機(MS)9,10の 受信電力(dBm)−73+NOM_PWR(dB)+INIT_PWR(dB )…式(2) ここで、NOM_PWR(dB)、INIT_PWR
(dB)は付加パラメータである。本実施の形態では簡
単のため0(零)としている。
【0026】以下に図5を参照して具体例を説明する。
今、無線基地局8から+30dBの電波が出力されてお
り、移動機(MS)9と無線基地局8間の伝送ロスを9
0dB、移動機(MS)10と無線基地局8間の伝送ロ
スを120dBと仮定する。
【0027】図5に示す送受信[1]においては、無線
基地局8から移動機(MS)9へ出力される電波に対す
る移動機(MS)9の受信レベルは、−60dBm(=
+30dBm−90dB)、となる。このとき、移動機
(MS)9の送信電力は、−13dBm(=−(−6
0)−73+NOM_POW(dB)+INIT_PO
W(dB)=−(−60)−73+0+0)、となる。
【0028】このとき、図5に示す[2]においては、
無線基地局8で受信される移動機(MS)9の電力は、
−103dBm(−13dBm−90)、となる。
【0029】図5に示す[3]においては、無線基地局
8から移動機(MS)10へ出力される電波に対する移
動機(MS)10の受信レベルは、−90dBm(=+
30dBm−120dB)、となる。このとき、移動機
(MS)10の送信電力は、+17dBm(=−(−9
0)−73+NOM_POW(dB)+INIT_PO
W(dB)=−(−90)−73+0+0)、となる。
【0030】このとき、図5に示す[4]においては、
無線基地局8で受信される移動機(MS)10の電力
は、−103dBm(+17dBm−90)、となる。
【0031】次に図4を参照して発着呼規制装置100
の動作について説明する。図4は図1の発着呼規制装置
100の一使用形態を説明するための概念図である。図
4において、1は送受信アンテナ、2は増幅部、3は分
配器、4はレベル調整部、5は送受信アンテナ、6,7
は移動機(MS)、41は建物、42は発着呼規制を行
いたい部屋(空間)、Aは無線基地局8(不図示)から
の電波を示している。
【0032】移動機(MS)6は屋外で使用されるTI
A/EIA IS−95 CDMA方式の移動機、移動
機(MS)7は発着呼規制を行いたい部屋(空間)42
で使用されるTIA/EIA IS−95 CDMA方
式の移動機である。
【0033】送受信アンテナ1は発着呼規制を行いたい
部屋(空間)42の建物41の屋根等、電波環境が良い
ところに設置されている。TIA/EIA IS−95
CDMA方式の無線基地局8(不図示)からの電波A
は、移動機(MS)6、送受信アンテナ1で受信される
ほか、建物41の壁で減衰されて移動機(MS)7に受
信される。
【0034】ここでわかりやすく具体的に数字を用いて
説明をする。今、無線基地局(図示せず)から出力され
た+30dBmの電波Aが移動機(MS)6、送受信ア
ンテナ1、建物41の壁、いずれも等しく大気による減
衰で100dB減衰されて届いたとする。つまり、移動
機(MS)6および送受信アンテナ1、建物41の壁の
それぞれに電力−70dBm(計算式:+30dBm−
100dB=−70dBm)で到達しているとする。ま
た、建物41の壁では無線基地局(図示せず)からの電
波Aは20dB減衰するとし、簡単のため送受信アンテ
ナ1の設置されている部屋(空間)42の伝播ロスは無
視する。
【0035】一方、本実施の形態の発着呼規制装置10
0を構成する各部の利得および損失を次のように仮定す
る。増幅部2の利得=20dB、分配器3の損失=6d
B(ただし、4分配を仮定し式(1)によって求めた
値)、レベル調整部4の減衰量=14dB、送受信アン
テナ1から送受信アンテナ5までのトータルの利得は0
dB(+20dB−6dB−14dB=0dB)となっ
ている。
【0036】以上述べたように、発着呼規制装置100
により部屋(空間)42の中の移動機(MS)7が受信
する無線基地局8(不図示)からの電波は、屋外にある
移動機(MS)6が受信する無線基地局8(不図示)か
らの電波Aの強さと同じになるように設定される。
【0037】次に発着呼規制装置100が動作していな
い場合と、発着呼規制装置100が動作している場合の
2通りについて、移動機(MS)6および移動機(M
S)7の発呼または着呼時の送信電力が無線基地局8へ
受信されるレベルに注目して説明する。
【0038】まず、発着呼規制装置100が動作してい
ないケースについて説明する。図5を参照すると、本実
施の形態では、受信電力を−70dBmとして式(2)
を適用することにより、移動機(MS)6が発呼または
着呼の際に無線基地局8へ送信する送信電力は−3dB
m(=−(−70)−73)となる。
【0039】一方、建物41の壁による減衰量20dB
を考慮して式(2)を適用することにより、移動機(M
S)7の送信電力は+17dBm(=−(−70−2
0)−73)、となる。
【0040】移動機(MS)6から出力された電波は、
大気による減衰100dBにより−103dBm(=−
3dBm−100dB)で無線基地局8に受信される。
【0041】移動機(MS)7から出力された電波は、
建物41の壁による20dBの減衰と大気による減衰1
00dBより−103dBm(=+17dBm−20d
B−100dB)で無線基地局8に受信される。以上よ
り、移動機(MS)6、移動機(MS)7から出力され
た電波はいずれも等レベルで無線基地局8に受信される
ことが解る。
【0042】ここで、もし無線基地局8で受信される電
力が−103dBmを大きく下回れば(例えば10d
B)移動機(MS)からの発呼または着呼の電波は無線
基地局8において品質(C/N:希望信号とノイズとの
比)が十分でないために認識されない(つまりは発呼ま
たは着呼ができない状態になる)ことに注目して以下の
説明を行う。
【0043】次に発着呼規制装置100が動作している
ケースについて説明する。図5を参照すると、移動機
(MS)6については屋外にあるので前述の通り発呼ま
たは着呼の電波は−103dBm(−3dBm−100
dB)で無線基地局8に受信される。
【0044】移動機(MS)7については、前述の壁に
より20dB減衰して受信される−90dBmの電波と
送受信アンテナ5から送信された−70dBmの電波を
受信する。この場合、−90dBmは−70dBmに対
して十分小さいので壁により20dB減衰して受信され
た無線基地局8からの電波は無視できることになる。よ
って式(2)により、移動機(MS)7の送信電力は−
3dBm(=−(−70)−73)となる。
【0045】移動機(MS)7から出力された電波は、
壁による減衰20dBと大気による減衰100dBによ
り、−123dBm(=−3dBm−20dB−100
dB)で無線基地局8に受信される。
【0046】この−123dBmという値は、前述のケ
ース(発着呼規制装置100が動作していないケース)
の無線基地局8に受信される電力−103dBmに比べ
て十分低い値(この場合20dB)であるため、移動機
(MS)からの発呼または着呼の電波は無線基地局8に
おいて品質(C/N:希望信号とノイズとの比)が十分
でないために認識されない。つまりは発呼または着呼が
できない状態になる。
【0047】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、簡
単な構成でTIA/EIA IS−95方式準拠のCD
MA方式を用いた移動通信システムのサービスエリア内
の特に屋内等の周囲が壁等で囲まれ屋外からの電波が減
衰された特定の空間においても、発呼または着呼を規制
できることである。
【0048】そして第2の効果は、従来の発着呼規制装
置のように移動機(MS)に対して妨害電波を送信して
規制をかける方法と異なり、移動機(MS)は常に圏内
状態にあるのでシステムをサーチするための余分な電力
消費を回避でき、その結果、機体に内蔵されている電池
の消耗を防ぐことができることである。
【0049】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、簡
単な構成でTIA/EIA IS−95方式準拠のCD
MA方式を用いた移動通信システムのサービスエリア内
の特に屋内等の周囲が壁等で囲まれ屋外からの電波が減
衰された特定の空間においても、発呼または着呼を規制
できることである。
【0051】そして第2の効果は、従来の発着呼規制装
置のように移動機(MS)に対して妨害電波を送信して
規制をかける方法と異なり、移動機(MS)は常に圏内
状態にあるのでシステムをサーチするための余分な電力
消費を回避でき、その結果、機体に内蔵されている電池
の消耗を防ぐことができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る発着呼規制装置の
構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1の発着呼規制装置に設けられている増幅部
の一回路形態を説明するためのブロック図である。
【図3】図1の発着呼規制装置に設けられているレベル
調整部の一回路形態を説明するためのブロック図であ
る。
【図4】図1の発着呼規制装置の一使用形態を説明する
ための概念図である。
【図5】移動機(MS)の送信動作に要する電力を説明
するための概念図である。
【符号の説明】
1…送受信アンテナ 2…増幅部 3…分配器 4…レベル調整部 5…送受信アンテナ 8…無線基地局 6,7,9,10…移動機(MS) 21…入力端子 22…電源供給端子 23…出力端子 24…アンプ 25…フィルタ 31…可変抵抗 32…基準電圧 33…電源供給端子 34…オペアンプ(演算増幅器) 35…入力端子 36…電圧制御可変アッテネータ 37…出力端子 38…制御電圧信号 41…建物 42…発着呼規制を行いたい部屋(空間) 100…発着呼規制装置 A…無線基地局からの電波

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線基地局からの所定の通信方式
    の無線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力
    値に応じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を
    所定の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する
    発着呼規制装置であって、 複数の前記無線基地局からの前記通信方式の前記無線信
    号を受信する第1の送受信アンテナと、 前記第1の送受信アンテナによって受信され前記無線
    信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって増幅された前記無線信号を送信す
    る第2の送受信アンテナと、 前記第2の送受信アンテナから送信される前記無線信号
    の送信電力値を調整する調整手段と を備え、 前記調整手段は、前記第2の送受信アンテナから送信さ
    れる前記無線信号を受信した前記移動機によって前記基
    地局に対して送信される無線信号の、前記無線基地局に
    おける受信電力値が、所定の基準値以下となり、前記移
    動機からの前記無線信号が前記無線基地局によって認識
    されないように、前記第2の送受信アンテナから送信さ
    れる前記無線信号の送信電力値を調整する ことを特徴と
    する発着呼規制装置。
  2. 【請求項2】 複数の無線基地局からの所定の通信方式
    の無線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力
    値に応じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を
    所定の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する
    発着呼規制装置であって、 複数の前記無線基地局からの前記通信方式の前記無線信
    号を受信する第1の送受信アンテナと、 前記第1の送受信アンテナによって受信され前記無線
    信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって増幅された前記無線信号を送信す
    る第2の送受信アンテ ナと、 前記第2の送受信アンテナから送信される前記無線信号
    の送信電力値を調整する調整手段と を備え、 前記第2の送受信アンテナは、前記通信方式を用いた移
    動通信システムのサービスエリア内の、屋外からの電波
    が減衰された特定の空間に設置され、 前記調整手段は、前記第2の送受信アンテナから送信さ
    れる前記無線信号を受信した前記移動機によって前記無
    線基地局に対して送信される無線信号の、前記無線基地
    局における受信電力値が、所定の基準値以下となり、前
    記移動機からの前記無線信号が前記無線基地局によって
    認識されないように、前記第2の送受信アンテナから送
    信される前記無線信号の送信電力値を調整する ことを特
    徴とする発着呼規制装置。
  3. 【請求項3】 移動機を常に圏内状態とすることでシス
    テムをサーチするための余分な電力消費を回避して電池
    の消耗を防ぐことができる発着呼規制装置であって、 複数の無線基地局からのCDMA信号を受信する送受信
    アンテナと、 前記送受信アンテナで受信した受信信号を増幅する増幅
    部と、 前記増幅部で増幅した信号を分配する分配器と、 前記送受信アンテナから送信する信号の電力を減衰する
    レベル調整部を有し、 TIA/EIA IS−95方式のCDMA方式を用い
    た移動通信システムのサービスエリア内の特に屋内等周
    囲が壁等で囲まれて屋外からの電波が減衰された特定の
    空間に設置され、無線基地局と移動機との通話を不可能
    にするように構成されていることを特徴とする発着呼規
    制装置。
  4. 【請求項4】 複数の無線基地局からの所定の通信方式
    の無線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力
    値に応じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を
    所定の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する
    発着呼規制方法であって、 複数の前記無線基地局からの前記通信方式の前記無線信
    号を第1の送受信アンテナで受信する受信工程と、 前記第1の送受信アンテナによって受信され前記無線
    信号を増幅する増幅工程と、前記増幅工程において増幅された前記無線信号を第2の
    送受信アンテナで送信する送信工程と、 前記第2の送受信アンテナから送信される前記無線信号
    の送信電力値を調整する調整工程と を有し、 前記調整工程においては、前記第2の送受信アンテナか
    ら送信される前記無線信号を受信した前記移動機によっ
    て前記無線基地局に対して送信される無線信号の、前記
    無線基地局における受信電力値が、所定の基準値以下と
    なり、前記移動機からの前記無線信号が前記無線基地局
    によって認識されないように、前記第2の送受信アンテ
    ナから送信される前記無線信号の送信電力値を調整する
    ことを特徴とする発着呼規制方法。
  5. 【請求項5】 複数の無線基地局からの所定の通信方式
    の無線信号を受信し、受信した前記無線信号の受信電力
    値に応じて、前記無線基地局に対して所定の無線信号を
    所定の送信電力値で送信する移動機の発着呼を規制する
    発着呼規制方法であって、 複数の前記無線基地局からの前記通信方式の前記無線信
    号を第1の送受信アンテナで受信する受信工程と、 前記第1の送受信アンテナによって受信され前記無線
    信号を増幅する増幅工程と、前記増幅工程において増幅された前記無線信号を第2の
    送受信アンテナで送信する送信工程と、 前記第2の送受信アンテナから送信される前記無線信号
    の送信電力値を調整する調整工程と を有し、 前記第2の送受信アンテナは、前記通信方式を用いた移
    動通信システムのサービスエリア内の、屋外からの電波
    が減衰された特定の空間に設置され、 前記調整工程においては、前記第2の送受信アンテナか
    ら送信される前記無線信号を受信した前記移動機によっ
    て前記無線基地局に対して送信される無線信号の、前記
    無線基地局における受信電力値が、所定の基準値以下と
    なり、前記移動機からの前記無線信号が前記無線基地局
    によって認識されないように、前記第2の送受信アンテ
    ナから送信される前記無線信号の送信電力値を調整する
    ことを特徴とする発着呼規制方法。
  6. 【請求項6】 移動機を常に圏内状態とすることでシス
    テムをサーチするための余分な電力消費を回避して電池
    の消耗を防ぐことができる発着呼規制方法であって、 複数の無線基地局からのCDMA信号を送受信アンテナ
    で受信する受信工程と、 前記送受信アンテナで受信した受信信号を増幅する増幅
    工程と、 前記増幅工程で増幅した信号を分配する分配工程と、 前記送受信アンテナから送信する信号の電力を減衰する
    レベル調整工程と、 TIA/EIA IS−95方式のCDMA方式を用い
    た移動通信システムのサービスエリア内の特に屋内等周
    囲が壁等で囲まれて屋外からの電波が減衰された特定の
    空間に設置され、無線基地局と移動機との通話を不可能
    にする工程を有することを特徴とする発着呼規制方法。
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