JP3279597B2 - パウチのカテーテル取付用装具 - Google Patents
パウチのカテーテル取付用装具Info
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- JP3279597B2 JP3279597B2 JP23253391A JP23253391A JP3279597B2 JP 3279597 B2 JP3279597 B2 JP 3279597B2 JP 23253391 A JP23253391 A JP 23253391A JP 23253391 A JP23253391 A JP 23253391A JP 3279597 B2 JP3279597 B2 JP 3279597B2
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- insertion tube
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人体の開孔に装着するパ
ウチのカテーテル取付用装具に関する。
ウチのカテーテル取付用装具に関する。
【0002】
【従来の技術】外科手術により形成した人工膀胱のスト
ーマ、ろう孔、創面のような人体の開孔からの排泄物、
排液を収納するため人体の開孔部にパウチを装着するこ
とが行われている。人工膀胱使用者においては腎臓が順
調に動いているかどうかを見るため開孔よりカテーテル
を挿入するが、このカテーテルはパウチに通し固定しな
ければならない。またろう孔、創面にドレナージチュー
ブを入れて排泄処理を行うときに、チューブよりの排泄
とチューブの外からの排泄を分けなければならない場合
があり、この場合もドレナージチューブをパウチに通し
固定しなければならない。このように開孔にカテーテル
を挿入し、このカテーテルをパウチに固定する方法とし
て、パウチに孔をあけ、そこに中空の円錐形状で蛇腹式
に形成した本体を挿入してパウチに固定し、使用するカ
テーテルの外径に応じて本体の円錐の頂部を切り取って
円錐台とし、本体内にカテーテルを挿入する方法があ
る。この方法では一度本体の頂部を切り取ってしまう
と、それまで使用してきたカテーテルの径と異なる径の
カテーテルは使用することができず、先が太くなってい
るような太さが変化するカテーテルは本体に挿入するこ
とが難しく、また本体とカテーテルとの間の密着性が必
ずしも良好でなく漏れを生ずるおそれがある。
ーマ、ろう孔、創面のような人体の開孔からの排泄物、
排液を収納するため人体の開孔部にパウチを装着するこ
とが行われている。人工膀胱使用者においては腎臓が順
調に動いているかどうかを見るため開孔よりカテーテル
を挿入するが、このカテーテルはパウチに通し固定しな
ければならない。またろう孔、創面にドレナージチュー
ブを入れて排泄処理を行うときに、チューブよりの排泄
とチューブの外からの排泄を分けなければならない場合
があり、この場合もドレナージチューブをパウチに通し
固定しなければならない。このように開孔にカテーテル
を挿入し、このカテーテルをパウチに固定する方法とし
て、パウチに孔をあけ、そこに中空の円錐形状で蛇腹式
に形成した本体を挿入してパウチに固定し、使用するカ
テーテルの外径に応じて本体の円錐の頂部を切り取って
円錐台とし、本体内にカテーテルを挿入する方法があ
る。この方法では一度本体の頂部を切り取ってしまう
と、それまで使用してきたカテーテルの径と異なる径の
カテーテルは使用することができず、先が太くなってい
るような太さが変化するカテーテルは本体に挿入するこ
とが難しく、また本体とカテーテルとの間の密着性が必
ずしも良好でなく漏れを生ずるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、任意
の径のカテーテルを使用することができ、かつ高いシー
ル性でもってカテーテルをパウチに固定することのでき
るカテーテル取付用装具を提供することにある。
の径のカテーテルを使用することができ、かつ高いシー
ル性でもってカテーテルをパウチに固定することのでき
るカテーテル取付用装具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
め、本発明のカテーテル取付用装具においては、弾性素
材よりなり中心部に貫通孔、一方の側に粘着剤を有し、
粘着剤によりパウチ表面上に固定可能な固定部と、カテ
ーテルの外径より大なる内径を有し、一方の先端部を鋭
利に形成してパウチフィルムを破断可能なカテーテル挿
通用管部とよりなり、固定部の貫通孔はカテーテル挿通
用管部を導入し得ると共にカテーテルの外表面に密着し
得るように伸縮可能であり、固定部の貫通孔に導入した
カテーテル挿通用管部内にカテーテルを挿通した後カテ
ーテル挿通用管部を固定部より取り外すことにより、カ
テーテルを固定部の貫通孔内に密着固定すると共に、カ
テーテルの先端をパウチ内に突出させ得るようにしたも
のである。
め、本発明のカテーテル取付用装具においては、弾性素
材よりなり中心部に貫通孔、一方の側に粘着剤を有し、
粘着剤によりパウチ表面上に固定可能な固定部と、カテ
ーテルの外径より大なる内径を有し、一方の先端部を鋭
利に形成してパウチフィルムを破断可能なカテーテル挿
通用管部とよりなり、固定部の貫通孔はカテーテル挿通
用管部を導入し得ると共にカテーテルの外表面に密着し
得るように伸縮可能であり、固定部の貫通孔に導入した
カテーテル挿通用管部内にカテーテルを挿通した後カテ
ーテル挿通用管部を固定部より取り外すことにより、カ
テーテルを固定部の貫通孔内に密着固定すると共に、カ
テーテルの先端をパウチ内に突出させ得るようにしたも
のである。
【0005】本発明のパウチのカテーテル取付用装具は
次のようにして使用される。固定部の貫通孔にカテーテ
ル挿通用管部を鋭利に形成した先端部から挿入してその
先端部を固定部の粘着剤を有する側より突出せしめ、パ
ウチの外側よりパウチの表面に固定部の粘着剤を有する
側が対向するように固定部とカテーテル挿通用管部とを
押し付け、カテーテル挿通用管部の鋭利に形成した先端
部でパウチの表面を破ると共に固定部をその粘着剤でパ
ウチの表面に固定し、カテーテル挿通用管部にカテーテ
ルを挿通した後カテーテル挿通用管部を固定部の貫通孔
より抜き取り、カテーテルを固定部の貫通孔内に密着固
定することによりパウチを貫通するようにカテーテルを
取り付けるものである。
次のようにして使用される。固定部の貫通孔にカテーテ
ル挿通用管部を鋭利に形成した先端部から挿入してその
先端部を固定部の粘着剤を有する側より突出せしめ、パ
ウチの外側よりパウチの表面に固定部の粘着剤を有する
側が対向するように固定部とカテーテル挿通用管部とを
押し付け、カテーテル挿通用管部の鋭利に形成した先端
部でパウチの表面を破ると共に固定部をその粘着剤でパ
ウチの表面に固定し、カテーテル挿通用管部にカテーテ
ルを挿通した後カテーテル挿通用管部を固定部の貫通孔
より抜き取り、カテーテルを固定部の貫通孔内に密着固
定することによりパウチを貫通するようにカテーテルを
取り付けるものである。
【0006】
【作用】本発明においては、固定部の貫通孔に、固定部
の弾性素材の持つ伸縮性を利用してカテーテル挿通用管
部を押し込み、カテーテル挿通用管部の鋭利に形成した
先端部をパウチの一つの面に押し付けパウチを破る。さ
らにカテーテル挿通用管部をパウチ内へ入れることによ
り固定部の粘着剤を有する面がパウチの外表面に当た
り、粘着剤でもって固定部はパウチ表面に固定される。
カテーテル挿通用管部の内径はカテーテルの外径より大
きいから、カテーテルはカテーテル挿通用管部内に容易
に挿通することができる。カテーテルがカテーテル挿通
用管部に挿通された後カテーテル挿通用管部のみを固定
部の貫通孔より抜き取ると、カテーテルのみが固定部の
貫通孔内にとどまり、固定部の持つ弾性でもって固定部
の貫通孔部分は収縮しカテーテルの外周に密着する。
の弾性素材の持つ伸縮性を利用してカテーテル挿通用管
部を押し込み、カテーテル挿通用管部の鋭利に形成した
先端部をパウチの一つの面に押し付けパウチを破る。さ
らにカテーテル挿通用管部をパウチ内へ入れることによ
り固定部の粘着剤を有する面がパウチの外表面に当た
り、粘着剤でもって固定部はパウチ表面に固定される。
カテーテル挿通用管部の内径はカテーテルの外径より大
きいから、カテーテルはカテーテル挿通用管部内に容易
に挿通することができる。カテーテルがカテーテル挿通
用管部に挿通された後カテーテル挿通用管部のみを固定
部の貫通孔より抜き取ると、カテーテルのみが固定部の
貫通孔内にとどまり、固定部の持つ弾性でもって固定部
の貫通孔部分は収縮しカテーテルの外周に密着する。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1a、bは本発明のカテーテル取付用装具の固定
部の1例の横断側面図、背面図、図2a、bは固定部の
他の例の横断側面図、背面図、図3a、b、cはカテー
テル挿通用管部の1例の側面図、平面図、正面図、図4
a、b、cはカテーテル挿通用管部の他の例の側面図、
平面図、正面図、図5a、b、c、dは本発明の使用方
法の説明図である。
る。図1a、bは本発明のカテーテル取付用装具の固定
部の1例の横断側面図、背面図、図2a、bは固定部の
他の例の横断側面図、背面図、図3a、b、cはカテー
テル挿通用管部の1例の側面図、平面図、正面図、図4
a、b、cはカテーテル挿通用管部の他の例の側面図、
平面図、正面図、図5a、b、c、dは本発明の使用方
法の説明図である。
【0008】図1において、固定部1は弾性素材により
円盤状に形成され、中心部には貫通孔2を有し、下側の
面には粘着剤3、剥離紙4が設けられている。なお粘着
剤3は下側の面全面ではなく、貫通孔2の周辺5を除い
て設けられ、後述するようにカテーテル挿通用管部を貫
通孔2に着脱するときに粘着剤3によってカテーテル挿
通用管部の動きが妨げられないようにするのが好まし
い。貫通孔2の内径は使用されるカテーテルの外径より
小さく選定されている。弾性素材としては、ウレタン、
ネオプレン、シリコーン、天然ゴム、ポリ塩化ビニル、
エチレンビニルアクリレート等のエラストマーからなる
発泡体を用いることができ、特に弾力性が大きく、発泡
倍率が小さい独立気泡体が好ましい。粘着剤としてはア
クリル系、ゴム系等を使用することができ、固定部1と
同じ外径の円盤状で中心部に貫通孔2より大きい貫通孔
6を有する粘着絆を用いることができる。
円盤状に形成され、中心部には貫通孔2を有し、下側の
面には粘着剤3、剥離紙4が設けられている。なお粘着
剤3は下側の面全面ではなく、貫通孔2の周辺5を除い
て設けられ、後述するようにカテーテル挿通用管部を貫
通孔2に着脱するときに粘着剤3によってカテーテル挿
通用管部の動きが妨げられないようにするのが好まし
い。貫通孔2の内径は使用されるカテーテルの外径より
小さく選定されている。弾性素材としては、ウレタン、
ネオプレン、シリコーン、天然ゴム、ポリ塩化ビニル、
エチレンビニルアクリレート等のエラストマーからなる
発泡体を用いることができ、特に弾力性が大きく、発泡
倍率が小さい独立気泡体が好ましい。粘着剤としてはア
クリル系、ゴム系等を使用することができ、固定部1と
同じ外径の円盤状で中心部に貫通孔2より大きい貫通孔
6を有する粘着絆を用いることができる。
【0009】図2において図1と同等部分には同符号が
付してある。この固定部1が図1の例と異なる点は、粘
着剤3が固定部1の下側の面全面に設けられている点で
ある。この場合粘着剤は伸縮性のあることが必要であ
る。
付してある。この固定部1が図1の例と異なる点は、粘
着剤3が固定部1の下側の面全面に設けられている点で
ある。この場合粘着剤は伸縮性のあることが必要であ
る。
【0010】上述の例では固定部の形状は円盤状とした
が、下側にある程度の粘着剤を設け得る面部分を有する
ものであれば、他の任意の形状のものを使用することが
できる。
が、下側にある程度の粘着剤を設け得る面部分を有する
ものであれば、他の任意の形状のものを使用することが
できる。
【0011】図3において、カテーテル挿通用管部7は
中空の管に形成され、一方の先端部8は鋭利に形成され
パウチのフィルムを破断することができるようになって
いる。カテーテル挿通用管部7の内径は使用されるカテ
ーテルの外径より大きい。カテーテル挿通用管部7を構
成する素材としては、硬質のアクリル、ABS、ポリ塩
化ビニル、ポリアミド、フェノール等のプラスチックが
適している。
中空の管に形成され、一方の先端部8は鋭利に形成され
パウチのフィルムを破断することができるようになって
いる。カテーテル挿通用管部7の内径は使用されるカテ
ーテルの外径より大きい。カテーテル挿通用管部7を構
成する素材としては、硬質のアクリル、ABS、ポリ塩
化ビニル、ポリアミド、フェノール等のプラスチックが
適している。
【0012】図4において図3と同等部分には同符号が
付してある。このカテーテル挿通用管部7の一方の先端
部8が鋭利に形成されている点は図3のものと同様であ
るが、他方の先端部9は円錐状に先細に形成され、円錐
部の基部には切込10が設けられている。このカテーテ
ル挿通用管部7は先細になった先端部9の方から弾性素
材よりなる固定部の貫通孔へ押し込むことによって容易
に挿入が可能であり、挿入後切込10を利用して先端部
9を折り取ることによって、カテーテルをカテーテル挿
通用管部7内に通すことができる。先端部9の内径をカ
テーテルが通る程度にしておけば必ずしも先端部9を折
り取り可能に形成する必要はない。
付してある。このカテーテル挿通用管部7の一方の先端
部8が鋭利に形成されている点は図3のものと同様であ
るが、他方の先端部9は円錐状に先細に形成され、円錐
部の基部には切込10が設けられている。このカテーテ
ル挿通用管部7は先細になった先端部9の方から弾性素
材よりなる固定部の貫通孔へ押し込むことによって容易
に挿入が可能であり、挿入後切込10を利用して先端部
9を折り取ることによって、カテーテルをカテーテル挿
通用管部7内に通すことができる。先端部9の内径をカ
テーテルが通る程度にしておけば必ずしも先端部9を折
り取り可能に形成する必要はない。
【0013】次に図5について本発明の装具の使用方法
を説明する。11はパウチで外側フィルムと内側フィル
ム13とから袋状に形成され、一端は開口し、また図に
は示していないが人体の開孔に固着する接皮部を有し、
接皮部の開口を通してパウチ11内に排泄物、排液等が
収容される。
を説明する。11はパウチで外側フィルムと内側フィル
ム13とから袋状に形成され、一端は開口し、また図に
は示していないが人体の開孔に固着する接皮部を有し、
接皮部の開口を通してパウチ11内に排泄物、排液等が
収容される。
【0014】先ずaに示すように固定部1の貫通孔2に
カテーテル挿通用管部7を押し込み、カテーテル挿通用
管部7の鋭利に形成した先端部8が固定部1の粘着剤3
を有する側に若干突出するように一体化し、剥離紙4を
取り除き、パウチ11の外側フィルム12を内側から支
えながらカテーテル挿通用管部7の先端部8を外側フィ
ルム12の表面に押し付ける。
カテーテル挿通用管部7を押し込み、カテーテル挿通用
管部7の鋭利に形成した先端部8が固定部1の粘着剤3
を有する側に若干突出するように一体化し、剥離紙4を
取り除き、パウチ11の外側フィルム12を内側から支
えながらカテーテル挿通用管部7の先端部8を外側フィ
ルム12の表面に押し付ける。
【0015】bに示すようにカテーテル挿通用管部7の
先端部8はパウチ11の外側フィルム12を破断してパ
ウチ11内に進入し、固定部1の粘着剤3が外側フィル
ム12と接触し固定部1は外側フィルム12に固定され
る。
先端部8はパウチ11の外側フィルム12を破断してパ
ウチ11内に進入し、固定部1の粘着剤3が外側フィル
ム12と接触し固定部1は外側フィルム12に固定され
る。
【0016】次いでcに示すようにカテーテル14をカ
テーテル挿通用管部7内に通し、人体の開孔に導く。こ
の場合カテーテル挿通用管部7の内径はカテーテル14
の外径より大きくとられているから、カテーテル14は
容易にカテーテル挿通用管部7に通すことができる。次
いで矢印で示すようにカテーテル挿通用管部7のみを固
定部1の貫通孔2より抜き取る。
テーテル挿通用管部7内に通し、人体の開孔に導く。こ
の場合カテーテル挿通用管部7の内径はカテーテル14
の外径より大きくとられているから、カテーテル14は
容易にカテーテル挿通用管部7に通すことができる。次
いで矢印で示すようにカテーテル挿通用管部7のみを固
定部1の貫通孔2より抜き取る。
【0017】その結果dに示すように固定部1の貫通孔
2は収縮してカテーテル14の外表面に圧着し、カテー
テル14は固定部1の貫通孔2内に保持され、カテーテ
ル14は固定部1を介してパウチ11を貫通しパウチ1
1に液密に固定される。
2は収縮してカテーテル14の外表面に圧着し、カテー
テル14は固定部1の貫通孔2内に保持され、カテーテ
ル14は固定部1を介してパウチ11を貫通しパウチ1
1に液密に固定される。
【0018】上述の例では固定部をパウチに固定してか
らカテーテル挿通用管部にカテーテルを挿通する方法に
ついて説明したが、固定部をパウチに固定する前にカテ
ーテルをカテーテル挿通用管部に挿通しておいてもよい
ことはいうまでもない。
らカテーテル挿通用管部にカテーテルを挿通する方法に
ついて説明したが、固定部をパウチに固定する前にカテ
ーテルをカテーテル挿通用管部に挿通しておいてもよい
ことはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、カテーテルの外径より
大きい内径のカテーテル挿通用管部を用いることにより
カテーテルを容易に固定部の貫通孔に通すことができ、
従来のようにカテーテルの外径を測定しそれに相応して
本体の一部を切除するといった予備処理を必要とするこ
となく、固定部の貫通孔の内径より大きい外径のカテー
テルであれば任意の径のカテーテルをカテーテル挿通用
管部に挿通するだけでよく、さらに厚みのある弾力性の
固定部がカテーテルと密着するからシール性も一段と向
上するものである。
大きい内径のカテーテル挿通用管部を用いることにより
カテーテルを容易に固定部の貫通孔に通すことができ、
従来のようにカテーテルの外径を測定しそれに相応して
本体の一部を切除するといった予備処理を必要とするこ
となく、固定部の貫通孔の内径より大きい外径のカテー
テルであれば任意の径のカテーテルをカテーテル挿通用
管部に挿通するだけでよく、さらに厚みのある弾力性の
固定部がカテーテルと密着するからシール性も一段と向
上するものである。
【図1】本発明の固定部の一実施例の、aは横断側面
図、bは背面図である。
図、bは背面図である。
【図2】本発明の固定部の別の実施例の、aは横断側面
図、bは背面図である。
図、bは背面図である。
【図3】本発明のカテーテル挿通用管部の一実施例の、
aは側面図、bは平面図、cは正面図である。
aは側面図、bは平面図、cは正面図である。
【図4】本発明のカテーテル挿通用管部の別の実施例
の、aは側面図、bは平面図、cは正面図である。
の、aは側面図、bは平面図、cは正面図である。
【図5】a〜dは本発明の装具の使用方法の説明図であ
る。
る。
1 固定部 2 固定部の貫通孔 3 固定部の粘着剤 7 カテーテル挿通用管部 8 カテーテル挿通用管部の先端部 11 パウチ 14 カテーテル
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性素材よりなり中心部に貫通孔、一方
の側に粘着剤を有し、粘着剤によりパウチ表面上に固定
可能な固定部と、カテーテルの外径より大なる内径を有
し、一方の先端部を鋭利に形成してパウチフィルムを破
断可能なカテーテル挿通用管部とよりなり、固定部の貫
通孔はカテーテル挿通用管部を導入し得ると共にカテー
テルの外表面に密着し得るように伸縮可能であり、固定
部の貫通孔に導入したカテーテル挿通用管部内にカテー
テルを挿通した後カテーテル挿通用管部を固定部より取
り外すことにより、カテーテルを固定部の貫通孔内に密
着固定すると共に、カテーテルの先端をパウチ内に突出
させ得るようにしたことを特徴とするパウチのカテーテ
ル取付用装具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23253391A JP3279597B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | パウチのカテーテル取付用装具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23253391A JP3279597B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | パウチのカテーテル取付用装具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549700A JPH0549700A (ja) | 1993-03-02 |
JP3279597B2 true JP3279597B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16940828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23253391A Expired - Fee Related JP3279597B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | パウチのカテーテル取付用装具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279597B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3742000B2 (ja) | 2000-11-30 | 2006-02-01 | 富士通株式会社 | プレス装置 |
DE102005028428A1 (de) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Microcuff Gmbh | Vorrichtung zur gastrischen Ernäherung und Drainage über eine transkutan angelegte Fistel |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP23253391A patent/JP3279597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549700A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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