JP3275612B2 - ファジィシソーラス生成装置 - Google Patents

ファジィシソーラス生成装置

Info

Publication number
JP3275612B2
JP3275612B2 JP04006095A JP4006095A JP3275612B2 JP 3275612 B2 JP3275612 B2 JP 3275612B2 JP 04006095 A JP04006095 A JP 04006095A JP 4006095 A JP4006095 A JP 4006095A JP 3275612 B2 JP3275612 B2 JP 3275612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
index
fuzzy
matrix
output
thesaurus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04006095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08234987A (ja
Inventor
弘平 野本
剛弘 久保
義夫 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP04006095A priority Critical patent/JP3275612B2/ja
Priority to US08/600,033 priority patent/US5761388A/en
Priority to CA002170452A priority patent/CA2170452C/en
Publication of JPH08234987A publication Critical patent/JPH08234987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3275612B2 publication Critical patent/JP3275612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/36Creation of semantic tools, e.g. ontology or thesauri
    • G06F16/374Thesaurus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/934Information retrieval or Information management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報検索等で必要と
なる用語間の関係を示すファジィシソーラスを生成する
ためのファジィシソーラス生成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファジィシソーラスは、例えば、事例ベ
ース推論における類似事例検索のためのインデックス値
間の関係を示すものである。ここで、事例ベース推論と
は、推論を行うためにルールを利用するのではなく、蓄
えられた多数の事例の中から類似のものを検索し、その
事例を利用して新たな状況に対応させるものである。こ
の事例ベース推論には、類似事例の検索及び事例の修正
の二つの機能が必要となる。
【0003】これらの機能のうち、類似事例の検索につ
いては、一般化インデックスを利用して作成されたファ
ジィシソーラスを利用することで類似の事例を検索する
方法が考えられる。まず、ひとつのキーワードを定め、
次にファジィシソーラスに基づきこのキーワードに対応
する検索のための複数のキーワードを得る。これら複数
のキーワードは重み付けがなされている。そして、これ
らキーワードに基づきデータベースを検索する。
【0004】この類似事例の検索を効率良く行うために
は、適当なファジィシソーラスを生成することが重要で
ある。
【0005】図25は、日本ファジィ学会編「講座ファ
ジィ第9巻,ファジィデータベースと情報検索」(日刊
工業新聞社,1993)に示された従来のファジィシソ
ーラス生成装置を図示したブロック線図である。
【0006】図25に示された従来のファジィシソーラ
スは、文献検索のためのキーワードの関係を示すファジ
ィシソーラスを生成することを目的としていた。これを
事例ベース推論における類似事例検索のためのインデッ
クス値間の関係を示すファジィシソーラスに対応させる
と、類似事例検索における事例、インデックス、及びイ
ンデックス値は、文献検索における文献、キーワードの
種類(通常は1種類)、及びキーワードにそれぞれ対応
する。
【0007】図25のブロック線図において、1はキー
ワード付けされた文献データベースであり、キーワード
付けされた文献を出力する。2はキーワード出現行列生
成器であり、上記キーワード付けされた文献を入力し、
キーワード出現行列を出力する。4はキーワード間ファ
ジィ関係計算部で、上記キーワード出現行列を入力と
し、キーワード間ファジィ関係を出力する。5はファジ
ィシソーラス生成部で、上記キーワード間ファジィ関係
を入力とし、ファジィシソーラスを出力する。
【0008】また、上記キーワード間ファジィ関係計算
部4は、キーワード出現行列を入力としi1 行の各要素
の値を出力するi1 抽出器7aと、上記キーワード出現
行列を入力としi2 行の各要素の値を出力するi2 行抽
出器7bと、i1 行抽出器7aの出力とi2 行抽出器7
bの出力とを入力とし、i1 行の各要素とi2 行の各要
素のうちの小さい方をそれぞれ出力する要素ごとのMI
N演算器8と、上記i1 行抽出器7aの出力を入力と
し、各要素の加算を行う第1の要素加算器9aと、上記
要素ごとのMIN演算器8の出力を入力とし、各要素の
加算を行う第2の要素加算器9bと、上記i2 行抽出器
7bの出力を入力とし、各要素の加算を行う第3の要素
加算器9cと、上記第1の要素加算器9aの出力と上記
第2の要素加算器9bの出力とを入力とし、除算を行う
第1の除算器10aと、上記第2の要素加算器9bの出
力と上記第3の要素加算器9cの出力とを入力とし、除
算を行う第2の除算器10bと、上記第1の除算器10
aの出力と上記第2の除算器10bの出力を入力とし、
MIN演算を行うMIN演算器11により構成されてい
る。
【0009】さらに、上記ファジィシソーラス生成部5
は、上記キーワード間ファジィ関係計算部4からのキー
ワード間ファジィ関係を入力とし、上位語・下位語の関
係を示すファジィシソーラスを出力するファジィ上位語
行列生成器12と、上記キーワード間ファジィ関係を入
力とし、類似語関係を示すファジィシソーラスを出力す
るファジィ類似語行列生成器13により構成されてい
る。
【0010】上述した従来のファジィシソーラス生成装
置の動作を以下に説明する。
【0011】まず、キーワード出現行列生成器2は、キ
ーワード付けされた文献データベース1からキーワード
付けされた文献を入力とし、図26に示すキーワード出
現行列を出力する。図26に示すように、キーワード出
現行列は、文献を行とし、キーワードを列として、各キ
ーワードが各文献に出現する頻度を示したものである。
【0012】キーワード間ファジィ計算関係計算部4
は、上記キーワード出現行列を入力とし、キーワード間
のファジィ関係を表すスカラーを作成して出力する。以
下、該キーワード間ファジィ関係計算部4の詳細な動作
について説明する。
【0013】i1 行抽出器7aは、上記キーワード出現
行列を入力とし、第i1 行の各要素を抽出し、ベクトル
を出力する。該行ベクトルは、i1 番目のキーワード
が、各文献に出現する頻度を示したものである。同様に
i2 抽出器7bは第i2 行の各要素を抽出し、ベクトル
を出力する。
【0014】さらに、要素ごとのMIN演算器8は、上
記i1 行の各要素とi2 行の各要素とを入力とし、互い
の要素のMIN演算を行い、値の小さい方を要素とした
ベクトルを出力する。該行ベクトルは、i1 番目のキー
ワードとi2 番目のキーワードが、各文献に同時出現す
る頻度を示したものである。
【0015】次に、第1の要素加算器9aは、上記i1
行抽出器7aが出力するベクトルを入力とし、加算を行
い、スカラーを出力する。該スカラーは、i1 番目のキ
ーワードが、文献に出現した総数を示したものである。
同様に、第2の要素加算器9bは、上記要素ごとのMI
N演算器8が出力するベクトルを入力とし、加算を行
い、スカラーを出力する。該スカラーは、i1 番目のキ
ーワードとi2 番目のキーワードが、文献に同時出現し
た総数を示したものである。さらに、第3の要素加算器
9cは上記i2 行抽出器7bが出力するベクトルを入力
とし、加算を行い、スカラーを出力する。該スカラー
は、i2 目のキーワードが、文献に出現した総数を示し
たものである。
【0016】次に、第1の除算器10aは、上記第1の
要素加算器9aが出力するスカラーと上記第2の要素加
算器9bが出力するスカラーとを入力とし、前者のスカ
ラーにより後者のスカラーを除算し、スカラー出力す
る。
【0017】図27は、該除算の意味を示すものであ
り、上記除算によりi1 番目のキーワードが出現すると
きに、同時にi2 番目のキーワードも出現している頻度
(同図のi1番目のキーワードの出現率とi2番目のキ
ーワードの出現率の共通部分である斜線部分)が求めら
れることが分かる。i1番目のキーワードの出現頻度に
占める上記同時出願頻度の率が高いほど、i1 番目のキ
ーワードがi2 番目のキーワードの下位の概念である度
合が大きいと解釈できる。
【0018】同様に第2の除算器10bは、上記第2の
要素加算器9bの出力するスカラーと上記第3の要素加
算器9cの出力するスカラーとを入力とし、前者のスカ
ラーを後者のスカラーにより除算し、スカラーを出力す
る。該スカラーが高いほど、i2 番目のキーワードがi
1 番目のキーワードの下位の概念である度合が大きいと
言える。
【0019】次に、MIN演算器11は、上記第1の除
算器10aが出力するスカラーと、上記第2の除算器1
0bが出力するスカラーとを入力とし、MIN演算を行
い、両者のうち値の小さい方のスカラーを出力する。
【0020】ファジィシソーラス生成部5は、ファジィ
上位語行列生成器12とファジィ類似語行列生成器13
とからなり、キーワード間のファジィ関係を表すスカラ
ーに基づき、ファジィ類似語行列S(k1,k1)とフ
ァジィ上位語行列T(k1,k1)を作成し、該ファジ
ィ類似語行列とファジィ上位語行列を出力する。以下、
該ファジィシソーラス生成部5の詳細な動作について説
明する。
【0021】ファジィ上位語行列生成器12は、上記第
1の除算器10aの出力するスカラーと上記第2の除算
器10bが出力するスカラーとを入力とし、図26に示
すように、各キーワードが各キーワードの上位語である
度合を表したファジィ上位語行列を作成し、該行列を出
力する。
【0022】さらに、ファジィ類似語行列生成器13
は、上記MIN演算器11が出力するスカラーを入力と
し、各キーワードが各キーワードの類似語である度合を
表したファジィ類似語行列を作成し、該行列を出力す
る。
【0023】ファジィシソーラス6は、上記ファジィ上
位語行列生成器12が出力するファジィ上位語行列T
(k1,k1)と上記ファジィ類似語行列生成器13が
出力するファジィ類似語行列S(k1,k1)とを受け
て、これらを蓄積する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来のファジィシソー
ラス生成装置は、以上のように、ひとつの種類の複数個
のキーワードの同時出現頻度に基づいてファジィシソー
ラスを生成するように構成されていた。そのため、例え
ば、事例ベース推論における類似事例検索に適用しよう
とすると、次のような問題点があった。1.事例ベース
推論において、キーワードに相当するインデックス値は
各インデックスに一つずつしか存在しないので、同時出
現頻度をもとにする従来のファジィシソーラス生成装置
を利用できない。2.事例ベース推論において、複数種
のキーワードに相当する複数のインデックスが存在する
場合であっても、これらの情報を有効に利用できない。
【0025】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、複数のインデックスの情報を
有効に利用して、インデックス値間の関係を定義できる
ファジィシソーラスを生成するファジィシソーラス生成
装置を得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るファジィ
シソ−ラス生成装置は、インデックス付けされた事例デ
−タベ−スからのインデックス付けされた事例に基づき
第1のインデックスと上記事例との関係を示す第1のイ
ンデックス出現行列を出力する第1のインデックス出現
行列生成器と、上記事例に基づき第2のインデックスと
上記事例との関係を示す第2のインデックス出現行列を
出力する第2のインデックス出現行列生成器と、上記第
1のインデックス出現行列と上記第2のインデックス出
現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第2の
インデックスとの関係を示す相互インデックス行列を出
力する相互インデックス行列生成器と、上記相互インデ
ックス行列に基づき上記第2のインデックスとの関係か
ら評価される第1のインデックスのインデックス値間の
ファジィ関係を出力するインデックス値間ファジィ関係
計算部と、上記第1のインデックスのインデックス値間
のファジィ関係に基づき上記第1のインデックスに関す
るファジィシソ−ラスを出力するファジィシソ−ラス生
成部とを備えたものである。
【0027】請求項2に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、インデックス付けされた事例デ−タベ−スからの
インデックス付けされた事例に基づき第1のインデック
スと上記事例との関係を示す第1のインデックス出現行
列を出力する第1のインデックス出現行列生成器と、上
記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関係
を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2のイ
ンデックス出現行列生成器と、上記事例に基づき第3の
インデックスと上記事例との関係を示す第3のインデッ
クス出現行列を出力する第3のインデックス出現行列生
成器と、上記第1のインデックス出現行列と上記第2の
インデックス出現行列とに基づき上記第1のインデック
スと上記第2のインデックスとの関係を示す第1の相互
インデックス行列を出力する第1の相互インデックス生
成器と、上記第1のインデックス出現行列と上記第3の
インデックス出現行列とに基づき上記第1のインデック
スと上記第3のインデックスとの関係を示す第2の相互
インデックス行列を出力する第2の相互インデックス生
成器と、上記第1の相互インデックス行列に基づき上記
第2のインデックスとの関係から評価される上記第1の
インデックスのインデックス値間のファジィ関係を出力
する第1のインデックス値間ファジィ関係計算部と、上
記第2の相互インデックス行列に基づき上記第3のイン
デックスとの関係から評価される上記第1のインデック
スのインデックス値間のファジィ関係を出力する第2の
インデックス値間ファジィ関係計算部と、上記第1のイ
ンデックスのインデックス値間のファジィ関係に基づき
上記第2のインデックスとの関係から評価される上記第
1のインデックスのファジィシソーラスを出力する第1
のファジィシソーラス生成部と、上記第2のインデック
スのインデックス値間のファジィ関係に基づき上記第3
のインデックスとの関係から評価される上記第1のイン
デックスのファジィシソーラスを出力する第2のファジ
ィシソーラス生成部と、上記第1のファジィシソーラス
生成部の出力と上記第2のファジィシソーラス生成部の
出力とに基づき上記第1のインデックスに関するファジ
ィシソーラスを出力するシソーラス統合部とを備えたも
のである。
【0028】請求項3に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、インデックス付けされた事例デ−タベ−スからの
インデックス付けされた事例に基づき第1のインデック
スと上記事例との関係を示す第1のインデックス出現行
列を出力する第1のインデックス出現行列生成器と、上
記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関係
を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2のイ
ンデックス出現行列生成器と、上記事例に基づき第3の
インデックスと上記事例との関係を示す第3のインデッ
クス出現行列を出力する第3のインデックス出現行列生
成器と、上記第1のインデックス出現行列と上記第2の
インデックス出現行列とに基づき上記第1のインデック
スと上記第2のインデックスとの関係を示す第1の相互
インデックス行列を出力する第1の相互インデックス生
成器と、上記第2のインデックス出現行列と上記第3の
インデックス出現行列とに基づき上記第2のインデック
スと上記第3のインデックスとの関係を示す第2の相互
インデックス行列を出力する第2の相互インデックス生
成器と、上記第1の相互インデックス行列と上記第2の
相互インデックス行列とに基づき上記第1のインデック
スと上記第3のインデックスとの関係を示す第3の相互
インデックス行列を出力する第3の相互インデックス行
列生成器と、上記第3の相互インデックス行列に基づき
上記第1のインデックスのインデックス値の関係を出力
するインデックス値間ファジィ関係計算部と、上記第1
のインデックスのインデックス値間の関係に基づき上記
第1のインデックスに関するファジィシソ−ラスを出力
するファジィシソ−ラス生成部とを備えたものである。
【0029】請求項4に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部を、上
記相互インデックス行列の第1の行の各要素の値を出力
する第1の行抽出器と、上記相互インデックス行列の第
2の行の各要素の値を出力する第2の行抽出器と、上記
第1の行抽出器の出力と上記第2の行抽出器の出力とか
ら上記第1の行要素と上記第2の行の要素のうちの小さ
い方を出力する要素ごとのMIN演算器と、上記第1の
行抽出器の出力の各要素の加算を行う第1の要素加算器
と、上記要素ごとのMIN演算器の出力の各要素の加算
を行う第2の要素加算器と、上記第2の行抽出器の出力
の各要素の加算を行う第3の要素加算器と、上記第1の
要素加算器の出力と上記第2の要素加算器の出力とに基
づき除算を行い出力する第1の除算器と、上記第2の要
素加算器の出力と上記第3の要素加算器の出力とに基づ
き除算を行い出力する第2の除算器と、上記第1の除算
器の出力と上記第2の除算器の出力のうちの小さい方を
出力するMIN演算器とから構成するとともに、上記フ
ァジィシソーラス生成装置を、上記MIN演算器の出力
に基づき類似語関係を示すファジィシソーラスを出力す
るファジィ類似語行列生成器と、上記第1の除算器の出
力と上記第2の除算器の出力とに基づき上位語と下位語
との関係を示すファジィシソーラスを出力するファジィ
上位語行列生成器とから構成するものである。
【0030】請求項5に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部に、上
記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の出力のうち
の小さい方の値を0に置き換えてから、上記第1の除算
器の出力及び上記第2の除算器の出力をそれぞれ上記フ
ァジィシソーラス生成部に対し出力する変換器を備えた
ものである。
【0031】請求項6に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部に、上
記第1の行抽出器の出力値が1以上であるときにこの値
を1に置き換えて上記第1の要素加算器に対し出力する
第1の置換器と、上記要素ごとのMIN演算器の出力値
が1以上であるときにこの値を1に置き換えて上記第2
の要素加算器に対し出力する第2の置換器と、上記第2
の行抽出器の出力値が1以上であるときにこの値を1に
置き換えて上記第3の要素加算器に対し出力する第3の
置換器とを備えたものである。
【0032】請求項7に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部に、上
記第1の行抽出器の出力を正規化して上記第1の要素加
算器に対し出力する第1の正規化器と、上記第2の行抽
出器の出力を正規化して上記第3の要素加算器に対し出
力する第2の正規化器とを備えるとともに、上記要素ご
とのMIN演算器に代えて、上記第1の正規化器の出力
と上記第2の正規化器の出力との間で要素ごとの乗算を
行い上記第2の要素加算器に対し出力する要素乗算器と
を備えたものである。
【0033】請求項8に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部に、上
記第1の行抽出器の出力値と上記第2の行抽出器の出力
値とを要素ごとに比較し、これら要素ごとの値の差が大
きいときに小さい方の値を0にしてから上記要素ごとの
MIN演算器に対し出力する比較器を備えたものであ
る。
【0034】請求項9に係るファジィシソ−ラス生成装
置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部の上記
MIN演算器に代えて、上記第1の除算器の出力と上記
第2の除算器の出力とを区間値演算する区間値演算器を
備えたものである。
【0035】請求項10に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部の上
記MIN演算器に代えて、上記第1の除算器の出力と上
記第2の除算器の出力とのファジィアンド条件を求める
t−norm演算器を備えたものである。
【0036】請求項11に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記インデックス値間ファジィ関係計算部の上
記MIN演算器代えて、上記第1の除算器の出力と上
記第2の除算器の出力とのファジィオア条件を求めるt
−conorm演算器を備えたものである。
【0037】請求項12に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記ファジィシソーラス生成装置に、上記ファ
ジィ類似語行列生成器からのファジィ類似語行列入力に
基づき推移包を生成して出力する第1の推移包計算器
と、上記ファジィ上位語行列生成器からのファジィ上位
語行列入力に基づき推移包を生成して出力する第2の推
移包計算器とを備えたものである。
【0038】請求項13に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、インデックス付けされた事例デ−タベ−スから
のインデックス付けされた事例に基づき第1のインデッ
クスと上記事例との関係を示す第1のインデックス出現
行列を出力する第1のインデックス出現行列生成器と、
上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
インデックス出現行列生成器と、上記第1のインデック
ス出現行列と上記第2のインデックス出現行列とに基づ
き上記第1のインデックスと上記第2のインデックスと
の関係を示す相互インデックス行列を出力する相互イン
デックス行列生成器と、予め与えられた上記第2のイン
デックスに関するファジィシソ−ラスと上記相互インデ
ックス行列とに基づき上記第1のインデックスに関する
ファジィシソ−ラスを出力する他インデックス基準型フ
ァジィシソ−ラス生成器とを備えたものである。
【0039】請求項14に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、インデックス付けされた事例デ−タベ−スから
のインデックス付けされた事例に基づき第1のインデッ
クスと上記事例との関係を示す第1のインデックス出現
行列を出力する第1のインデックス出現行列生成器と、
上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
インデックス出現行列生成器と、上記事例に基づき第3
のインデックスと上記事例との関係を示す第3のインデ
ックス出現行列を出力する第3のインデックス出現行列
生成器と、上記第1のインデックス出現行列と上記第2
のインデックス出現行列とに基づき上記第1のインデッ
クスと上記第2のインデックスとの関係を示す第1の相
互インデックス行列を出力する第1の相互インデックス
生成器と、上記第1のインデックス出現行列と上記第3
のインデックス出現行列とに基づき上記第1のインデッ
クスと上記第3のインデックスとの関係を示す第2の相
互インデックス行列を出力する第2の相互インデックス
生成器と、予め与えられた上記第2のインデックスに関
するファジィシソ−ラスと上記第1の相互インデックス
行列とに基づき上記第2のインデックスのファジィシソ
−ラスとの関係から評価される上記第1のインデックス
に関するファジィシソ−ラスを出力する第1の他インデ
ックス基準型ファジィシソ−ラス生成器と、予め与えら
れた上記第3のインデックスに関するファジィシソ−ラ
スと上記第2の相互インデックス行列とに基づき上記第
3のインデックスのファジィシソ−ラスとの関係から評
価される上記第1のインデックスに関するファジィシソ
−ラスを出力する第2の他インデックス基準型ファジィ
シソ−ラス生成器と、上記第1の他インデックス基準型
ファジィシソーラス生成器の出力と上記第2の他インデ
ックス基準型ファジィシソーラス生成器の出力とに基づ
き上記第1のインデックスに関するファジィシソーラス
を出力するシソーラス統合部とを備えたものである。
【0040】請求項15に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記シソーラス統合部に、入力された2つの行
列に対し平均処理をして出力する平均演算器を備えたも
のである。
【0041】請求項16に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記シソーラス統合部に、入力された2つの行
列間で区間値演算する区間値演算器を備えたものであ
る。
【0042】請求項17に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記シソーラス統合部に、入力された2つの行
列間でファジィアンド条件を求めるt−norm演算器
を備えたものである。
【0043】請求項18に係るファジィシソ−ラス生成
装置は、上記シソーラス統合部に、入力された2つの行
列間でファジィオア条件を求めるt−conorm演算
器を備えたものである。
【0044】
【作用】請求項1の発明においては、第1のインデック
ス出現行列生成器が、インデックス付けされた事例デ−
タベ−スからのインデックス付けされた事例に基づき第
1のインデックスと上記事例との関係を示す第1のイン
デックス出現行列を出力し、第2のインデックス出現行
列生成器が、上記事例に基づき第2のインデックスと上
記事例との関係を示す第2のインデックス出現行列を出
力し、相互インデックス行列生成器が、上記第1のイン
デックス出現行列と上記第2のインデックス出現行列と
に基づき上記第1のインデックスと上記第2のインデッ
クスとの関係を示す相互インデックス行列を出力し、イ
ンデックス値間ファジィ関係計算部が、上記相互インデ
ックス行列に基づき上記第2のインデックスとの関係か
ら評価される第1のインデックスのインデックス値間の
ファジィ関係を出力し、ファジィシソ−ラス生成部が、
上記第1のインデックスのインデックス値間のファジィ
関係に基づき上記第1のインデックスに関するファジィ
シソ−ラスを出力する。
【0045】請求項2の発明においては、第1のインデ
ックス出現行列生成器が、インデックス付けされた事例
デ−タベ−スからのインデックス付けされた事例に基づ
き第1のインデックスと上記事例との関係を示す第1の
インデックス出現行列を出力し、第2のインデックス出
現行列生成器が、上記事例に基づき第2のインデックス
と上記事例との関係を示す第2のインデックス出現行列
を出力し、第3のインデックス出現行列生成器が、上記
事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関係を
示す第3のインデックス出現行列を出力し、第1の相互
インデックス生成器が、上記第1のインデックス出現行
列と上記第2のインデックス出現行列とに基づき上記第
1のインデックスと上記第2のインデックスとの関係を
示す第1の相互インデックス行列を出力し、第2の相互
インデックス生成器が、上記第1のインデックス出現行
列と上記第3のインデックス出現行列とに基づき上記第
1のインデックスと上記第3のインデックスとの関係を
示す第2の相互インデックス行列を出力し、第1のイン
デックス値間ファジィ関係計算部が、上記第1の相互イ
ンデックス行列に基づき上記第2のインデックスとの関
係から評価される上記第1のインデックスのインデック
ス値間のファジィ関係を出力し、第2のインデックス値
間ファジィ関係計算部が、上記第2の相互インデックス
行列に基づき上記第3のインデックスとの関係から評価
される上記第1のインデックスのインデックス値間のフ
ァジィ関係を出力し、第1のファジィシソーラス生成部
が、上記第1のインデックスのインデックス値間のファ
ジィ関係に基づき上記第2のインデックスとの関係から
評価される上記第1のインデックスのファジィシソーラ
スを出力し、第2のファジィシソーラス生成部が、上記
第2のインデックスのインデックス値間のファジィ関係
に基づき上記第3のインデックスとの関係から評価され
る上記第1のインデックスのファジィシソーラスを出力
し、シソーラス統合部が、上記第1のファジィシソーラ
ス生成部の出力と上記第2のファジィシソーラス生成部
の出力とに基づき上記第1のインデックスに関するファ
ジィシソーラスを出力する。
【0046】請求項3の発明においては、第1のインデ
ックス出現行列生成器が、インデックス付けされた事例
デ−タベ−スからのインデックス付けされた事例に基づ
き第1のインデックスと上記事例との関係を示す第1の
インデックス出現行列を出力し、第2のインデックス出
現行列生成器が、上記事例に基づき第2のインデックス
と上記事例との関係を示す第2のインデックス出現行列
を出力し、第3のインデックス出現行列生成器が、上記
事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関係を
示す第3のインデックス出現行列を出力し、第1の相互
インデックス生成器が、上記第1のインデックス出現行
列と上記第2のインデックス出現行列とに基づき上記第
1のインデックスと上記第2のインデックスとの関係を
示す第1の相互インデックス行列を出力し、第2の相互
インデックス生成器が、上記第2のインデックス出現行
列と上記第3のインデックス出現行列とに基づき上記第
2のインデックスと上記第3のインデックスとの関係を
示す第2の相互インデックス行列を出力し、第3の相互
インデックス行列生成器が、上記第1の相互インデック
ス行列と上記第2の相互インデックス行列とに基づき上
記第1のインデックスと上記第3のインデックスとの関
係を示す第3の相互インデックス行列を出力し、インデ
ックス値間ファジィ関係計算部が、上記第3の相互イン
デックス行列に基づき上記第1のインデックスのインデ
ックス値の関係を出力し、ファジィシソ−ラス生成部
が、上記第1のインデックスのインデックス値間の関係
に基づき上記第1のインデックスに関するファジィシソ
−ラスを出力する。
【0047】請求項4の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部を構成する第1の行抽出器
が、上記相互インデックス行列の第1の行の各要素の値
を出力し、第2の行抽出器が、上記相互インデックス行
列の第2の行の各要素の値を出力し、要素ごとのMIN
演算器が、上記第1の行抽出器の出力と上記第2の行抽
出器の出力とから上記第1の行要素と上記第2の行の要
素のうちの小さい方を出力し、第1の要素加算器が、上
記第1の行抽出器の出力の各要素の加算を行い、第2の
要素加算器が、上記要素ごとのMIN演算器の出力の各
要素の加算を行い、第3の要素加算器が、上記第2の行
抽出器の出力の各要素の加算を行い、第1の除算器が、
上記第1の要素加算器の出力と上記第2の要素加算器の
出力とに基づき除算を行い、第2の除算器が、上記第2
の要素加算器の出力と上記第3の要素加算器の出力とに
基づき除算を行い、MIN演算器が、上記第1の除算器
の出力と上記第2の除算器の出力のうちの小さい方を出
力するとともに、上記ファジィシソーラス生成装置を構
成するファジィ類似語行列生成器が、上記MIN演算器
の出力に基づき類似語関係を示すファジィシソーラスを
出力し、ファジィ上位語行列生成器が、上記第1の除算
器の出力と上記第2の除算器の出力とに基づき上位語と
下位語との関係を示すファジィシソーラスを出力する。
【0048】請求項5の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部に設けられた変換器が、上
記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の出力のうち
の小さい方の値を0に置き換えてから、上記第1の除算
器の出力及び上記第2の除算器の出力をそれぞれ上記フ
ァジィシソーラス生成部に対し出力する。
【0049】請求項6の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部に設けられた第1の置換器
が、上記第1の行抽出器の出力値が1以上であるときに
この値を1に置き換えて上記第1の要素加算器に対し出
力し、第2の置換器が、上記要素ごとのMIN演算器の
出力値が1以上であるときにこの値を1に置き換えて上
記第2の要素加算器に対し出力し、第3の置換器が、上
記第2の行抽出器の出力値が1以上であるときにこの値
を1に置き換えて上記第3の要素加算器に対し出力す
る。
【0050】請求項7の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部に設けられた第1の正規化
器が、上記第1の行抽出器の出力を正規化して上記第1
の要素加算器に対し出力し、第2の正規化器が、上記第
2の行抽出器の出力を正規化して上記第3の要素加算器
に対し出力するとともに、上記要素ごとのMIN演算器
に代えて設けられた要素乗算器が、上記第1の正規化器
の出力と上記第2の正規化器の出力との間で要素ごとの
乗算を行い上記第2の要素加算器に対し出力する。
【0051】請求項8の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部に設けられた比較器が、上
記第1の行抽出器の出力値と上記第2の行抽出器の出力
値とを要素ごとに比較し、これら要素ごとの値の差が大
きいときに小さい方の値を0にしてから上記要素ごとの
MIN演算器に対し出力する。
【0052】請求項9の発明においては、上記インデッ
クス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器に代え
て設けられた区間値演算器が、上記第1の除算器の出力
と上記第2の除算器の出力とを区間値演算する。
【0053】請求項10の発明においては、上記インデ
ックス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器に代
えて設けられたt−norm演算器が、上記第1の除算
器の出力と上記第2の除算器の出力とのファジィアンド
条件を求める。
【0054】請求項11の発明においては、上記インデ
ックス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器
えて設けられたt−conorm演算器が、上記第1の
除算器の出力と上記第2の除算器の出力とのファジィオ
ア条件を求める。
【0055】請求項12の発明においては、上記ファジ
ィシソーラス生成装置に設けられた第1の推移包計算器
が、上記ファジィ類似語行列生成器からのファジィ類似
語行列入力に基づき推移包を生成して出力し、第2の推
移包計算器が、上記ファジィ上位語行列生成器からのフ
ァジィ上位語行列入力に基づき推移包を生成して出力す
る。
【0056】請求項13の発明においては、第1のイン
デックス出現行列生成器が、インデックス付けされた事
例デ−タベ−スからのインデックス付けされた事例に基
づき第1のインデックスと上記事例との関係を示す第1
のインデックス出現行列を出力し、第2のインデックス
出現行列生成器が、上記事例に基づき第2のインデック
スと上記事例との関係を示す第2のインデックス出現行
列を出力し、相互インデックス行列生成器が、上記第1
のインデックス出現行列と上記第2のインデックス出現
行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第2のイ
ンデックスとの関係を示す相互インデックス行列を出力
し、他インデックス基準型ファジィシソ−ラス生成器
が、予め与えられた上記第2のインデックスに関するフ
ァジィシソ−ラスと上記相互インデックス行列とに基づ
き上記第1のインデックスに関するファジィシソ−ラス
を出力する。
【0057】請求項14の発明においては、第1のイン
デックス出現行列生成器が、インデックス付けされた事
例デ−タベ−スからのインデックス付けされた事例に基
づき第1のインデックスと上記事例との関係を示す第1
のインデックス出現行列を出力し、第2のインデックス
出現行列生成器が、上記事例に基づき第2のインデック
スと上記事例との関係を示す第2のインデックス出現行
列を出力し、第3のインデックス出現行列生成器が、上
記事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関係
を示す第3のインデックス出現行列を出力し、第1の相
互インデックス行列生成器が、上記第1のインデックス
出現行列と上記第2のインデックス出現行列とに基づき
上記第1のインデックスと上記第2のインデックスとの
関係を示す第1の相互インデックス行列を出力し、第2
の相互インデックス行列生成器が、上記第1のインデッ
クス出現行列と上記第3のインデックス出現行列とに基
づき上記第1のインデックスと上記第3のインデックス
との関係を示す第2の相互インデックス行列を出力し、
第1の他インデックス基準型ファジィシソ−ラス生成器
が、予め与えられた上記第2のインデックスに関するフ
ァジィシソ−ラスと上記第1の相互インデックス行列と
に基づき上記第2のインデックスのファジィシソ−ラス
との関係から評価される上記第1のインデックスに関す
るファジィシソ−ラスを出力し、第2の他インデックス
基準型ファジィシソ−ラス生成器が、予め与えられた上
記第3のインデックスに関するファジィシソ−ラスと上
記第2の相互インデックス行列とに基づき上記第3のイ
ンデックスのファジィシソ−ラスとの関係から評価され
る上記第1のインデックスに関するファジィシソ−ラス
を出力し、シソーラス統合部が、上記第1の他インデッ
クス基準型ファジィシソーラス生成器の出力と上記第2
の他インデックス基準型ファジィシソーラス生成器の出
力とに基づき上記第1のインデックスに関するファジィ
シソーラスを出力する。
【0058】請求項15の発明においては、上記シソー
ラス統合部に設けられた平均演算器が、入力された2つ
の行列に対し平均処理をして出力する。
【0059】請求項16の発明においては、上記シソー
ラス統合部に設けられた区間値演算器が、入力された2
つの行列間で区間値演算する。
【0060】請求項17の発明においては、上記シソー
ラス統合部に設けられたt−norm演算器が、入力さ
れた2つの行列間でファジィアンド条件を求める。
【0061】請求項18の発明においては、上記シソー
ラス統合部に設けられたt−conorm演算器が、入
力された2つの行列間でファジィオア条件を求める。
【0062】
【実施例】以下、この発明のいくつかの実施例を図に基
づいて説明する。これらの実施例のファジィシソーラス
生成装置は、いずれも、複数のインデックスを付与され
た事例から、インデックスk1 の出現行列及びインデッ
クスk2出現行列から生成される、インデックスk1 と
インデックスk2 との関係を示した相互インデックス行
列に基づきインデックス間のファジィ関係を計算するこ
とにより、ファジィシソーラスを生成するものである。
【0063】実施例1.図1は、実施例1によるファジ
ィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。同図
において、1はインデックス付けされた事例データベー
ス、でありインデックス付された事例を出力する。2a
は第1のインデックス出現行列生成器であり、上記イン
デックス付けされた事例を入力とし第1のインデックス
出現行列A(k1,0)を生成する。2bは第2のインデック
ス出現行列生成器であり、上記インデックス付けされた
事例を入力とし第2のインデックス出現行列A(k2,0)を
生成する。3は相互インデックス行列生成器であり、第
1のインデックス出現行列A(k1,0)及び第2のインデッ
クス出現行列A(k2,0)に基づき相互インデックス行列B
(k1,k2) を生成する。4はインデックス値間ファジィ関
係計算部であり、上記相互インデックス行列B(k1,k2)
に基づきインデックス間ファジィ関係を出力する。5は
ファジィシソーラス生成部であり、上記インデックス間
ファジィ関係に基づきファジィ類似語行列S(k1,k1) 及
びファジィ上位語行列T(k1,k1) を生成しファジィシソ
ーラス6に出力する。
【0064】また、上記インデックス値間ファジィ関係
計算部4は、相互インデックス行列B(k1,k2) のi1行
の各要素の値を抽出して出力するi1行抽出器7aと、
相互インデックス行列B(k1,k2) のi2行の各要素の値
を抽出して出力するi2行抽出器7bと、i1 行抽出器
7aの出力とi2 行抽出器7bの出力とを要素ごとに比
較して小さいほうの値を出力する要素ごとのMIN演算
器8と、i1 行抽出器7aの出力の各要素を加算する第
1の要素加算器9aと、i2 行抽出器7bの出力の各要
素を加算する第3の要素加算器9cと、要素ごとのMI
N演算器8の出力の各要素を加算する第2の要素加算器
9bと、第1の要素加算器9aの出力と第2の要素加算
器9bの出力とから除算を行う第1の除算器10aと、
第2の要素加算器9bの出力と第3の要素加算器9cの
出力とから除算を行う第2の除算器10bと、第1の除
算器10aの出力と第2の除算器10bの出力とを比較
して小さい方の値を出力するMIN演算器11とから構
成されている。
【0065】また、ファジィシソーラス生成部5は、第
1の除算器10aの出力と第2の除算器10bとに基づ
き、上位語・下位語の関係を示すファジィシソーラスを
出力するファジィ上位語行列生成器12と、MIN演算
器11の出力に基づき類似語関係を示すファジィシソー
ラスを出力する類似語行列生成器13とから構成されて
いる。
【0066】次に動作について説明する。まず、インデ
ックス付けされた事例データベース1には、予め、イン
デックス付けされた事例データが保存されている。
【0067】第1のインデックス出現行列生成器2a
が、インデックス付けされた事例データベース1からイ
ンデックス付けされた事例データを入力とし、たとえ
ば、図2に示すようなインデックスk1 の出現行列A
(k1 ,0)を出力する。図2に示す出現行列A(k1
,0)において、インデックスk1 のインデックスの
値のインデックスk1,1 は事例k0,1 に付与されている
ので、第(1, 1)の要素は1である。また、インデッ
クスk1,1 は事例k0,2 に付与されていないので、第
(1, 2)の要素は0である。
【0068】また、第2のインデックス出現行列生成器
2bが、インデックス付けされた事例データベース1か
らインデックス付けされた事例データを入力とし、たと
えば、図3に示すようなインデックスk2 の出現行列A
(k2 ,0)を出力する。図3に示す出現行列A(k2
,0)において、インデックスk2 のインデックスの
値のインデックスk2,1 は事例k0,1 に付与されている
ので第(1, 1)の要素は1である。また、インデック
スk2,1 は事例k0,2 に付与されているので第(1,
2)の要素は1である。しかし、インデックスk2,1 は
事例k0,3 に付与されていないので第(1, 3)の要素
は0である。
【0069】次に、相互インデックス出現行列生成器3
が、第1のインデックス出現行列生成器2aからのイン
デックスk1 の出現行列A(k1 ,0)及び第2のイン
デックス出現行列生成器2bからのインデックスk2 の
出現行列A(k2 ,0)に基づき、以下の演算を行い、
相互インデックス出現行列B(k1 ,k2 )を生成す
る。
【0070】 B(k1,k2) =A(k1,0)A(k2,0)T ・・・(1) ここで、行列の右肩のTは、行列の転置を意味する。
【0071】図4は、図2及び図3の例を用いて上記式
(1) により求めた相互インデックス出現行列B(k1 ,
k2 )の例を示す。図4の相互インデックス出現行列B
(k1 ,k2 )は、図2のインデックスk1 の出現行列
A(k1 ,0)と図3のインデックスk2 出現行列A
(k2 ,0)から、事例k0,i (i=1,・・・,1
1)においてインデックスk1 のインデックス値k1,i
とインデックスk2 のインデックス値k2,i が同時出現
した回数(頻度)を求めて、インデックスk1,i の行に
記したものである。
【0072】インデックス値間ファジィ計算関係計算部
4は、相互インデックス出現行列B(k1 ,k2 )を入
力とし、インデックス値間のファジィ関係を表すスカラ
ーを作成してファジィシソーラス生成部5に対し出力す
る。以下、このインデックス値間ファジィ計算関係計算
部4の詳細な動作について説明する。
【0073】i1 行抽出器7aは、上記相互インデック
ス出現行列を入力とし、第i1 行の各要素を抽出し、ベ
クトルとして出力する。該行ベクトルは、インデックス
k1のi1 番目のインデックスの値が、インデックスk
2の各インデックスの値に対して出現する頻度を示した
ものである。同様に、i2 抽出器7bは、上記相互イン
デックス出現行列を入力とし、第i2 行の各要素を抽出
し、ベクトルとして出力する。
【0074】要素ごとのMIN演算器8は、上記i1 行
の各要素とi2 行の各要素とを入力とし、互いに対応す
る要素同士でMIN演算を行い、値の小さい方を要素と
するベクトルを出力する。該行ベクトルは、インデック
スk1 のi1 番目のインデックスの値とi2 番目のイン
デックスの値とが、インデックス2の各インデックスの
同じ値と同時出現する頻度を示したものである。
【0075】次に、第1の要素加算器9aは、上記i1
行抽出器7aが出力するベクトルを入力とし、このベク
トルの要素の加算を行い、スカラーとして出力する。該
スカラーは、インデックスk1 のi1 番目のインデック
スの値が出現した総数を示したものである。
【0076】同様に、第2の要素加算器9bは、上記要
素ごとのMIN演算器8が出力するベクトルを入力と
し、このベクトルの要素の加算を行い、スカラーとして
出力する。該スカラーは、インデックスk1 のi1 番目
のインデックスの値とインデックスk1 のi2 番目のイ
ンデックスの値が、インデックス2の各インデックスの
同じ値と同時出現した総数を示したものである。
【0077】さらに、第3の要素加算器9aは上記i2
行抽出器7bが出力するベクトルを入力とし、このベク
トルの要素の加算を行い、スカラーとして出力する。該
スカラーは、インデックスk1 のi2 番目のインデック
スの値が出現した総数を示したものである。
【0078】次に、第1の除算器10aは、上記第1の
要素加算器9aが出力するスカラーと上記第2の要素加
算器9bが出力するスカラーとを入力とし、前者のスカ
ラーにより後者のスカラーを除算し((第2の要素加算
器9bの出力)÷(第1の要素加算器9aの出力))、
その結果をスカラーとして出力する。
【0079】上記除算により、インデックスk1 のi1
番目のインデックス値が出現総数に対するi2 番目のイ
ンデックス値との同時出現の率が求められることにな
る。この率が高いほど、インデックスk1 のi1 番目の
インデックスの値がi2 番目のインデックスの値の下位
の概念である度合が大きいと解釈できる。
【0080】同様に、第2の除算器10bは、上記第2
の要素加算器9bの出力するスカラーと上記第3の要素
加算器9cの出力するスカラーとを入力し、前者のスカ
ラーを後者のスカラーにより除算し((第2の要素加算
器9bの出力)÷(第3の要素加算器9cの出力))、
その結果をスカラーとして出力する。該スカラーが高い
ほど、インデックスk1 のi2番目のインデックスの値
がi1番目のインデックスの値の下位の概念である度合
が大きいと言える。
【0081】MIN演算器11は、上記第1の除算器1
0aが出力するスカラーと、上記第2の除算器10bが
出力するスカラーとを入力とし、MIN演算を行い、両
者のうち値の小さい方のスカラーを出力する。
【0082】次に、ファジィシソーラス生成部5の動作
について説明する。ファジィシソーラス生成部5は、イ
ンデックス値間のファジィ関係を表すスカラーを入力と
し、ファジィ類似語行列とファジィ上位語行列を作成し
てファジィシソーラス6に対し出力する。以下、該ファ
ジィシソーラス生成部5の詳細な動作について説明す
る。
【0083】ファジィ上位語行列生成器12は、上記第
1の除算器10aの出力するスカラーと上記第2の除算
器10bの出力するスカラーとを入力とし、インデック
スk1 の各インデックス値が、同じくインデックスk1
の各インデックス値の上位語である度合を表したファジ
ィ上位語行列T(k1,k1) を作成してファジィシソーラス
に対し出力する。該ファジィ上位語行列の例を図5に示
す。
【0084】さらに、ファジィ類似語行列生成器13
は、上記MIN演算器11が出力するスカラーを入力と
し、インデックスk1 各インデックス値が、同じくイン
デックスk1 の各インデックス値の類似語である度合を
表したファジィ類似語行列S(k1,k1) を作成してファジ
ィシソーラス6に対し出力する。該ファジィ類似語行列
の例を図6に示す。
【0085】ファジィシソーラス6は、上記ファジィ上
位語行列生成器12が出力するファジィ上位語行列と上
記ファジィ類似語行列生成器13が出力するファジィ類
似語行列とを受け、これらを蓄積する。
【0086】以上のように、この実施例1のファジィシ
ソーラス生成装置によれば、第1のインデックスk1に
関する出現行列と第2のインデックスk2に関する出現
行列とから相互インデックス行列を求め、この行列に基
づきファジィシソーラスを生成するようにしたので、第
2のインデックスk2を参照しつつ、ターゲットである
第1のインデックスk1のファジィシソーラスを生成す
ることができる。したがって、複数のインデックスの情
報を活用しつつ、インデックス値間の関係を定義でき
る。
【0087】そして、このような構成により、参照イン
デックスである第2のインデックスk2を適当に選択す
ることにより、特定の使用目的(価値観)に基づいたイ
ンデックス値間の関係を評価できるようになる。たとえ
ば、災害派遣計画の事例データベース推論において、現
在の災害種に対してどのような活動を行えばよいかを検
索する場合、災害種に関するシソーラスを利用した検索
が有効である。そのシソーラスを活動インデックスを参
照インデックスとして利用しつつ生成すれば、たとえ
ば、大火災と地震とは自然現象としては別のものであっ
ても、その災害に対する活動は、捜索、復旧、あるいは
監視など似たものが多いため、活動を決めるという使用
目的(価値観)に対しては近い関係と評価される。つま
り、この実施例1によるファジィシソーラスによれば、
参照用インデックスを適宜選択することにより、「大火
災」という災害種に対して、それが「津波」によるもの
であっても、あるいは「地震」によるものであっても対
応することができるようになるのである。
【0088】実施例2.図7は、この実施例2によるフ
ァジィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。
同図において、2a,2b,2cは、それぞれ、第1の
インデックス出現行列生成器、第2のインデックス出現
行列生成器、第3のインデックス出現行列生成器であ
る。3a,3bは、それぞれ第1の相互インデックス行
列生成器と第2の相互インデックス行列生成器である。
4a,4bは、それぞれ第1のインデックス値間ファジ
ィ関係計算部と第2のインデックス値間ファジィ関係計
算部である。5a,5bは、それぞれ第1のファジィシ
ソーラス生成部と第2のファジィシソーラス生成部であ
る。以上の構成要素は、図1に示されたものと同一ある
いは相当部分である。
【0089】15は第1のファジィシソーラス生成部5
aの出力S1(k1,k1),T1(k1,k1)と第2のファジィシソ
ーラス生成部5bの出力S2(k1,k1),T2(k1,k1)とを受
け、これらを統合してひとつのファジィシソーラスとし
て出力するシソーラス統合部である。シソーラス統合部
15は、出力S1(k1,k1),T1(k1,k1)と出力S2(k1,k
1),T2(k1,k1)との間で各要素ごとに平均値をとる各要
素ごとの平均演算器14により構成されている。
【0090】次に動作について説明する。第1のインデ
ックス出現行列生成器2aが、インデックス付けされた
事例データベース1からのインデックス付けされた事例
データを入力とし、インデックスk1 の出現行列A(k
1 ,0)を出力する。また、第2のインデックス出現行
列生成器2bが、インデックス付けされた事例データベ
ース1からのインデックス付けされた事例データを入力
とし、インデックスk2 の出現行列A(k2 ,0)を出
力する。また、第3のインデックス出現行列生成器2c
が、インデックス付けされた事例データベース1からの
インデックス付けされた事例データを入力とし、インデ
ックスk3 の出現行列A(k3 ,0)を出力する。
【0091】これらインデックス出現行列A(k1 ,
0)、A(k2 ,0)、およびA(k3 ,0)は、図2
あるいは図3と同様のもので、各行にそれぞれのインデ
ックスの各インデックス値を対応させ、各列に各事例を
対応させ、そのインデックス値がその事例に付与されて
いれば1を、付与されていなけれが0を、それぞれ記し
たものである。
【0092】次に、第1の相互インデックス行列生成器
3aが、第1のインデックス出現行列生成器2aと第2
のインデックス出現行列生成器2bからのインデックス
k1の出現行列A(k1 ,0)及びインデックスk2 の
出現行列A(k2 ,0)を入力とし、相互インデックス
出現行列B(k1 ,k2 )を出力する。また、第2の相
互インデックス行列生成器3bが、第1のインデックス
出現行列生成器2bと第3のインデックス出現行列生成
器2cからのインデックスk1の出現行列A(k1 ,
0)及びインデックスk3 の出現行列A(k3 ,0)を
入力とし、相互インデックス出現行列B(k1 ,k3 )
を出力する。
【0093】これら相互インデックス出現行列B(k1
,k2 )とB(k1 ,k3 )は、図4と同様のもの
で、各行にインデックスk1 の各インデックス値を対応
させ、各列にインデックスk2 あるいはインデックスk
3 の各インデックス値を対応させ、それぞれの行と列の
インデックス値同士が同時に出現した頻度を記したもの
である。
【0094】次に、第1のインデックス値間ファジィ関
係計算部4aが、第1の相互インデックス行列生成器3
aからの相互インデックス行列B(k1 ,k2 )を入力
とし、第1のインデックス値間のファジィ関係を表すス
カラーを出力する。また、第2のインデックス値間ファ
ジィ関係計算部4bが、第2の相互インデックス行列生
成器3bからの相互インデックス行列B(k1 ,k3 )
を入力とし、第2のインデックス値間のファジィ関係を
表すスカラーを出力する。
【0095】次に、第1のファジィシソーラス生成部5
aが、第1のインデックス値間ファジィ関係計算部4a
からの第1のインデックス値間のファジィ関係を表すス
カラーを入力とし、第1のファジィ上位語行列S1 (k
1 ,k1 )と第1のファジィ類似語行列T1 (k1 ,k
1 )を出力する。また、第2のファジィシソーラス生成
部5bが、第2のインデックス値間ファジィ関係計算部
4bからの第2のインデックス値間のファジィ関係を表
すスカラーを入力とし、第2のファジィ上位語行列S2
(k1 ,k1 )と第2のファジィ類似語行列T2 (k1
,k1 )を出力する。
【0096】ファジィシソーラス統合部15は、各要素
ごとの平均演算器14によって構成されている。各要素
ごとの平均演算器14は、第1のファジィシソーラス生
成部5aと第2のファジィシソーラス生成部5bからの
第1のファジィ上位語行列S1 (k1 ,k1 )と第2の
ファジィ上位語行列S2 (k1 ,k1 )とをそれぞれ入
力とし、次式にしたがって処理を行い、ファジィ上位語
行列S(k1 ,k1 )を出力する。
【0097】 S(k1,k1) =(1/2)(S1(k1,k1)+S2(k1,k1)) ・・・(2)
【0098】また、各要素ごとの平均演算器14は、第
1のファジィシソーラス生成部5aと第2のファジィシ
ソーラス生成部5bからの第1のファジィ類似語語行列
1(k1 ,k1 )と第2のファジィ類似語行列T2
(k1 ,k1 )とをそれぞれ入力とし、次式にしたがっ
て処理を行い、ファジィ類似語行列T(k1 ,k1 )を
出力する。
【0099】 T(k1,k1) =(1/2)(T1(k1,k1)+T2(k1,k1)) ・・・(3)
【0100】以上のように、この実施例2によれば、複
数のインデックスk2,k3を参照つつに、ターゲット
である第1のインデックスk1のファジィシソーラスを
生成することができる。したがって、ひとつのインデッ
クスを参照する場合と比べてより多面的な評価が可能に
なる。
【0101】実施例3.図8は、この実施例3によるフ
ァジィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。
同図において、3a,3b,3cは、それぞれ、第1の
相互インデックス行列生成器、第2の相互インデックス
行列生成器、第3の相互インデックス行列生成器であ
る。
【0102】第1〜第3のインデックス出現行列生成器
2a〜2c、インデックス値間ファジィ関係計算部4、
ファジィシソーラス生成部5、ファジィシソーラス6
は、図1あるいは図7に示されたものと同一あるいは相
当部分を示す。
【0103】次に動作について説明する。第1のインデ
ックス出現行列生成器2aが、インデックス付けされた
事例データベース1からインデックス付けされた事例デ
ータを入力とし、インデックスk1 の出現行列A(k1
,0)を出力する。また、第2のインデックス出現行
列生成器2bが、インデックス付けされた事例データベ
ース1からインデックス付けされた事例データを入力と
し、インデックスk2 の出現行列A(k2 ,0)を出力
する。また、第3のインデックス出現行列生成器2c
が、インデックス付けされた事例データベース1からイ
ンデックス付けされた事例データを入力とし、インデッ
クスk3 の出現行列A(k3 ,0)を出力する。
【0104】次に、第1の相互インデックス行列生成器
3aが、第1のインデックス出現行列生成器2aと第2
のインデックス出現行列生成器2bからのインデックス
k1の出現行列A(k1 ,0)とインデックスk2 の出
現行列A(k2 ,0)と入力とし、相互インデックス出
現行列B(k1 ,k2 )を作成して出力する。また、第
2の相互インデックス行列生成器3bが、第2のインデ
ックス出現行列生成器2bと第3のインデックス出現行
列生成器2cからのインデックスk2の出現行列A(k2
,0)とインデックスk3 の出現行列A(k3 ,0)
とを入力とし、相互インデックス出現行列B(k2 ,k
3 )を作成して出力する。
【0105】次に、第3の相互インデックス行列生成器
3cが、第1の相互インデックス行列生成器3aと第2
の相互インデックス行列生成器3bからの相互インデッ
クス行列B(k1 ,k2 )と相互インデックス行列B
(k1 ,k3 )とを入力とし、相互インデックス行列B
(k1 ,k3 )を作成して出力する。
【0106】相互インデックス行列B(k1 ,k3 )に
基づいてなされる、インデックス値間ファジィ関係計算
部4及びファジィシソーラス生成部5の動作は、実施例
1の場合と同様であるので、動作説明は省略する。
【0107】この実施例3のファジィシソーラス生成装
置も、実施例2の場合と同様の効果を奏する。
【0108】実施例4.図9はこの実施例4によるファ
ジィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。同
図において、16は、予め与えられた、インデックスk
2 のファジィシソーラス、17は他インデックス基準型
ファジィシソーラス生成器である。他の構成要素は、実
施例1の場合のものと同一あるいは相当部分である。
【0109】次に動作について説明する。実施例1の場
合と同様の処理により、相互インデックス行列生成器3
は、相互インデックス行列B(k1,k2)を出力す
る。
【0110】他インデックス基準型ファジィシソーラス
生成器17は、インデックスk2 のファジィシソーラス
16からのインデックスk2 のファジィ類似語語行列S
(k2 ,k2 )とファジィ類似語行列T(k2 ,k2 )
とを入力とし、さらに、相互インデックス行列生成器3
からの相互インデックス行列B(k1 ,k2 )を入力と
し、次式に示す処理を行い、インデックスk1 のファジ
ィ上位語行列S(k1,k1 )とファジィ類似語行列T
(k1 ,k1 )を生成して出力する。
【0111】 S(k1,k1) =B(k1,k2) S(k2,k2) B(k1,k2)T ・・・(4) T(k1,k1) =B(k1,k2) T(k2,k2) B(k1,k2)T ・・・(5) ここで、行列の右肩のTは、行列の転置を意味する。
【0112】この実施例4によれば、他のインデックス
に関する既知のファジィシソーラスを利用してファジイ
シソーラスを生成したので、インデックス値の付与に偏
りがあるなどの理由により、相互出現行列に基づくイン
デックス値間の関係の評価が難しいインデックスについ
ても、偏りのないファジィシソーラスを生成することが
できる。
【0113】実施例5.図10は実施例5によるファジ
ィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。同図
において、16a,16bは、それぞれ、インデックス
k2 のファジィシソーラスとインデックスk3 のファジ
ィシソーラスである。17a,17bは、それぞれ、第
1の他インデックス基準型ファジィシソーラス生成器、
第2の他インデックス基準型ファジィシソーラス生成器
である。第1の他インデックス基準型ファジィシソーラ
ス生成器17aの出力、及び、第2の他インデックス基
準型ファジィシソーラス生成器17bの出力は、シソー
ラス統合部15において統合されてからファジィシソー
ラス6に対し出力される。また、インデックス付けされ
た事例データベース1〜ファジィシソーラス6は、実施
例1に示されたものと同一あるいは相当部分である。
【0114】次に動作について説明する。第1の他イン
デックス基準型ファジィシソーラス生成器17aは、予
め与えられたインデックスk2 のファジィシソーラス1
6aからのインデックスk2 のファジィ類似語行列S
(k2 ,k2 )とファジィ上位語行列T(k2 ,k2 )
を入力とし、さらに、第1の相互インデックス行列生成
器3aからの相互インデックス行列B1 (k1 ,k2 )
を入力とし、インデックスk1 のファジィ類似語行列S
1 (k1 ,k1 )とファジィ上位語行列T1 (k1 ,k
1 )を出力する。具体的な処理内容は、実施例4の場合
と同じである。
【0115】また、第2の他インデックス基準型ファジ
ィシソーラス生成器17bは、保存されていたインデッ
クスk3 のファジィシソーラス16bからのインデック
スk3 のファジィ類似語語行列S(k3 ,k3 )とファ
ジィ上位語行列T(k3 ,k3 )を入力とし、さらに、
第2の相互インデックス行列生成器3bからの相互イン
デックス行列B2 (k1 ,k3 )を入力とし、インデッ
クスk1 のファジィ類似語行列S2 (k1 ,k1 )とフ
ァジィ上位語行列T2 (k1 ,k1 )を出力する。具体
的な処理内容は、実施例4の場合と同じである。
【0116】次に、シソーラス統合部15は、第1の他
インデックス基準型ファジィシソーラス生成器17aか
らの、インデックスk1 のファジィ類似語行列S1 (k
1 ,k1 )とファジィ上位語行列T1 (k1 ,k1 )を
入力とし、さらに、第2の他インデックス基準型ファジ
ィシソーラス生成器17bからの、インデックスk1の
ファジィ類似語行列S2 (k1 ,k1 )とファジィ上
位語行列T2 (k1 ,k1 )を入力とし、インデックス
k1 のファジィ類似語行列S(k1 ,k1 )とファジィ
上位語行列T(k1 ,k1 )を作成して、これら行列を
出力する。具体的な処理内容は、実施例2の場合と同じ
である。
【0117】この実施例5によれば、実施例2及び実施
例4と同様の効果を奏する。
【0118】実施例6.図11は、この実施例6による
ファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図であ
る。同図において、18は入力された2つのスカラのう
ちの小さい方の値を0に置き換える変換器である。他の
構成要素は、図1に示されたものと同じものである。
【0119】次に動作について説明する。小さい方の値
を0に置き換える変換器18は、第1の除算器10aが
出力するスカラーと第2の除算器10bが出力するスカ
ラーとを入力とし、両者を比較して小さい方の値を0に
置き換えて出力する。たとえば、図4の相互インデック
ス行列B(k1,k2) がインデックス値間ファジィ関係計算
部4に入力された場合、ファジィ上位語行列生成器12
が出力する、インデックスk1 のファジィ上位語行列T
(k1 ,k1 )は、図12のような行列となる。図12
の行列は、図5の、小さい方の値を0に置き換える変換
器18がない場合の行列と比較して、いくつかの要素が
0になる点で異なる。
【0120】ところで、この変換器18がない場合、フ
ァジィ上位語行列生成器12で生成される上位語行列に
おいて、下位語である度合いの大きさが上位語である度
合いの大きさとあまり変わらないという現象が生じるこ
とがある。これは、たとえば2つのインデックスAとB
がある場合において、AがBの下位語であると同時にB
がAの下位語であることを意味する。このことは人間の
主観に合わない。しかし、変換器18がある場合、除算
器10a,10bの出力の一方が強制的に0になるから
上記の不都合は生じない。
【0121】以上のように、この実施例6によれば、2
つの除算器の出力のうちの小さいほうの値を0に置き換
える変換器を備えたので、ファジィ上位語・下位語の関
係において、下位語である度合いの大きさが上位語であ
る度合いの大きさとあまり変わらないといった人間の主
観に合わない場合を除くことができる。これにより、自
然なファジィシソーラスを生成することができる。
【0122】実施例7.また、インデックス値間ファジ
ィ関係計算部4に、1以上の値を1に置き換える変換器
を設けてもよい。図13は、この実施例7によるファジ
ィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。同図
において、19a,19b,19cは、それぞれ、第1
の1以上の値を1に置き換える変換器、第2の1以上の
値を1に置き換える変換器、第3の1以上の値を1に置
き換える変換器である。
【0123】次に動作について説明する。第1の1以上
の値を1に置き換える変換器19aは、i1 行抽出器7
aからの相互インデックス行列のi1 行を抽出したベク
トルを入力とし、該ベクトルの各要素の値が1以上なら
ばそれを1に置き換えて出力する。また、第2の1以上
の値を1に置き換える変換器19bは、要素ごとのMI
N演算器8が出力するベクトルを入力とし、該ベクトル
の各要素の値が1以上ならばそれを1に置き換えて出力
する。また、第3の1以上の値を1に置き換える変換器
19cは、i2 行抽出器7bからの相互インデックス行
列のi2 行を抽出したベクトルを入力とし、該ベクトル
の各要素の値が1以上ならばそれを1に置き換えて出力
する。
【0124】ところで、相互インデックス行列の要素は
インデックス値の出現頻度を意味するから、これら要素
は整数0、1、2、3、・・・である。変換器19a〜
19cは、2、3、・・・をすべて1に置き換える。し
たがって、相互インデックス行列の要素の値は、いずれ
も、0または1のいずれかである。
【0125】以上のように、この実施例7によれば、ベ
クトルの各要素の値が1以上ならばそれを1に置き換え
て出力する変換器を備えたので、相互インデックスの値
が0か1かに置き換えられる。これにより、インデック
値の出現頻度の重複カウントを避けたファジィシソーラ
スを生成することができる。
【0126】実施例8.上記実施例6と上記実施例7と
を組み合わせてもよい。図14は、この実施例8による
ファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図であ
る。同図において、18は小さい方の値を0に置き換え
る変換器、19a,19b,19cは、それぞれ、第1
の1以上の値を1に置き換える変換器、第2の1以上の
値を1に置き換える変換器、第3の1以上の値を1に置
き換える変換器である。
【0127】次に動作について説明する。第1の1以上
の値を1に置き換える変換器19aは、i1 行抽出器7
からの相互インデックス行列のi1 行から抽出したベク
トルを入力とし、該ベクトルの各要素の値が1以上なら
ばそれを1に置き換えて出力する。また、第2の1以上
の値を1に置き換える変換器19bは、要素ごとのMI
N演算器8が出力するベクトルを入力とし、該ベクトル
の各要素の値が1以上ならばそれを1に置き換えて出力
する。また、第3の1以上の値を1に置き換える変換器
19cは、i2 行抽出器7bからの相互インデックス行
列のi2 行から抽出したベクトルを入力とし、該ベクト
ルの各要素が1以上ならばそれを1に置き換えて出力す
る。
【0128】また、小さい方の値を0に置き換える変換
器18は、第1の除算器10aが出力するスカラーと第
2の除算器10bが出力するスカラーを入力とし、両者
を比較して小さい方の値を0に置き換えてから出力す
る。
【0129】以上のように、この実施例によれば、2
つの除算器の出力のうちの小さいほうの値を0に置き換
える変換器、及びベクトルの各要素の値が1以上ならば
それを1に置き換えて出力する変換器を備えたので、上
記実施例6及び上記実施例7の効果を奏する。
【0130】実施例9.図15は、この実施例9による
ファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図であ
る。同図において、20a,20bは、それぞれ、第1
の正規化器と第2の正規化器である。21は、要素ごと
のMIN演算器8に代えて設けられた要素乗算器であ
る。
【0131】次に動作について説明する。第1の正規化
器20aは、i1 行抽出器7aが出力するベクトルを入
力とし、該ベクトルの各要素の正規化を行い、第1の要
素加算器9a及び要素乗算器21に対し出力する。ま
た、第2の正規化器20bは、i2 行抽出器7bが出力
するベクトルを入力とし、該ベクトルの各要素の正規化
を行い第3の要素加算器9c及び要素乗算器21に対し
出力する。
【0132】次に、要素乗算器21は、第1の正規化器
20aが出力する正規化されたベクトルと第2の正規化
器20bが出力する正規化されたベクトルとの間で、対
応する各要素毎に乗算を行い出力する。
【0133】以上のように、この実施例9によれば、相
互インデックス行列を正規化する第1の正規化器、第2
の正規化器、及び正規化されたベクトル同士の要素演算
を行う要素乗算器を備えたので、2つの要素の出現の頻
度のうち差が小さい方の関係が深くなるようなファジィ
シソーラスを生成することができる。
【0134】このことにより、2つの要素の出現の頻度
の差があまりに大きいにもかかわらず、出現の回数が多
いためにインデックス値間の関係が深くなるような状況
を回避できる。
【0135】実施例10.上記実施例6と上記実施例9
とを組み合わせてもよい。図16は、この実施例10に
よるファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図で
ある。同図において、18は小さい方の値を0に置き換
える変換器、20a,20bは、それぞれ、第1の正規
化器と第2の正規化器、21は要素乗算器である。
【0136】次に動作について説明する。第1の正規化
器20aは、i1 行抽出器7が出力するベクトルを入力
とし、該ベクトルの各要素の正規化を行い出力する。ま
た、第2の正規化器20bは、i2 行抽出器7が出力す
るベクトルを入力とし、該ベクトルの各要素の正規化を
行い出力する。
【0137】次に、要素乗算器21は、第1の正規化器
20aと第2の正規化器20bからの対応する各要素毎
に正規化されたベクトルをそれぞれ入力とし、乗算を行
い出力する。
【0138】小さい方の値を0に置き換える変換器18
は、第1の除算器10aが出力するスカラーと第2の除
算器10bが出力するスカラーとをそれぞれ入力とし、
両者を比較して小さい方の値を0に置き換えて出力す
る。
【0139】以上のように、この実施例10によれば、
2つの除算器の出力のうちの小さいほうの値を0に置き
換える変換器、ベクトルを正規化する第1の正規化器、
第2の正規化器、及び正規化されたベクトル同士の要素
演算を行う要素乗算器を備えたので、上記実施例6及び
上記実施例9の効果を奏する。
【0140】実施例11.図17は、この実施例11に
よるファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図で
ある。同図において、22は比較器である。
【0141】次に動作について説明する。比較器22
は、i1 行抽出器7aが出力するベクトルとi2 行抽出
器7bが出力するベクトルを入力とし、対応する各要素
の比較を行う。そして、2つの要素の値の差が大きけれ
ば、小さい方の値を0にしたベクトルを作成し、それぞ
れのベクトルを要素ごとのMIN演算器8に対し出力す
る。
【0142】以上のように、この実施例11によれば、
対応する各要素の比較を行い、2つの要素の値の差が大
きければ、小さい方の値を0にしたベクトルを作成する
比較器を備えたので、2つの要素の出現の頻度の差があ
まりに大きい場合の同時出現頻度を0にすることによ
り、2つの要素の出現の頻度の差があまりに大きいイン
デックス値間で偏りが生じないようにファジイシソーラ
スを生成することができて、統計的信頼度が向上する。
【0143】たとえば、インデックスAの出現頻度が数
十で、インデックスBの出現頻度が1である場合におい
て、本来、インデックスBが下位語(あるいは上位語)
と判断されるべきであるにもかかわらず、このたった1
つの出現によりインデックスBがたまたま上位語(ある
いは下位語)であると誤って判断されることがなくな
る。
【0144】実施例12.図18は、この実施例12に
よるファジィシソーラス生成装置のファジィシソーラス
生成部の構成を示すブロック線図である。同図におい
て、ファジィシソーラス生成装置5は、ファジィ上位語
行列生成器12とファジィ類似語行列生成器13に加え
て、第1の推移包計算器23aと第2の推移包計算器2
3bによって構成されている。
【0145】次に動作について説明する。第1の推移包
計算器23aは、ファジィ類似語行列生成器13からフ
ァジィ類似語行列S(k1,k1 )を受けて、次式の処理
を行ってからファジィ類似語行列の推移包STC(k1,k
1 )として出力する。
【0146】
【数1】
【0147】また、第2の推移包計算器23bは、ファ
ジィ上位語行列生成器12からファジィ上位語行列T
(k1,k1 )を受けて、次式の処理を行ってからファジ
ィ上位語行列TTC(k1,k1 )として出力する。
【0148】
【数2】
【0149】以上のように、この実施例12によれば、
ファジイシソーラス生成部に、さらに第1及び第2の推
移包を備えたので、同時出現頻度からは直接評価されな
かった要素間の関係をも評価したファジィシソーラスを
生成することができる。
【0150】実施例13.インデックス値間ファジィ関
係計算部のMIN演算部に代えて、区間値演算器を設け
るようにしてもよい。図19は、この実施例13による
ファジィシソーラス生成装置のインデックス値間ファジ
ィ関係計算部を示すブロック線図である。同図におい
て、24は区間値演算器である。
【0151】次に動作について説明する。区間値演算器
24は、第1の除算器10aが出力するスカラーと第2
の除算器10bが出力するスカラーとを入力とし、次式
の処理を行ってから、出力する。
【0152】
【数3】
【0153】以上のように、この実施例13によれば、
インデックス値間ファジィ関係計算部のMIN演算部に
代えて、区間値演算器を備えたので、2つの要素の関係
を、同時出現関係を基に上限と下限とでとらえたファジ
ィシソーラスを生成することができる。
【0154】実施例14.図20は、この実施例14に
よるファジィシソーラス生成装置のファジィシソーラス
統合部の構成を示すブロック線図である。同図におい
て、ファジィシソーラス統合部15は、区間値演算器2
5により構成されている。
【0155】次に動作について説明する。ファジィシソ
ーラス統合部15における区間値演算器25は、2つの
ファジィ類似語行列S1 (k1 ,k1 )とファジィ類似
語行列S2 (k1 ,k1 )を入力とし、上記式(8) の処
理を行い、ファジィ類似語行列S(k1 ,k1 )を出力
する。
【0156】また、ファジィシソーラス統合部15にお
ける区間値演算器25は、同時に、2つのファジィ上位
語行列T1 (k1 ,k1 )とファジィ上位語行列T2
(k1,k1 )を入力とし、上記式(8) の処理を行い、
ファジィ上位語行列T(k1,k1 )を出力する。
【0157】以上のように、この実施例14によれば、
シソーラス統合部を区間値演算器により構成したので、
2つの要素の関係を、別々な他のインデックスによる評
価を基に上限と下限としてとらえたファジィシソーラス
を生成することができる。
【0158】実施例15.インデックス値間ファジィ関
係計算部のMIN演算部に代えて、t−norm演算器
を設けるようにしてもよい。図21は、この実施例15
によるファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図
である。同図において、26はt−norm演算器であ
る。
【0159】次に動作について説明する。t−norm
演算器26は、第1の除算器10aが出力するスカラー
と第2の除算器10bが出力するスカラーとを入力と
し、次式の処理を行ってから、出力する。この処理は、
ファジィand条件を意味するが、パラメータpの取り
方により性質が変化する。
【0160】
【数4】
【0161】以上のように、この実施例15によれば、
インデックス値間ファジィ関係計算部のMIN演算部に
代えて、t−norm演算器を備えたので、多くのイン
デックスの種類に有効に対応できて、より人間の感性に
近い演算によりファジィシソーラスを生成することがで
きる。
【0162】実施例16.ファジィシソーラス生成装置
のファジィシソーラス統合部をt−norm演算器によ
り構成してもよい。図22は、この実施例16によるフ
ァジィシソーラス生成装置を示すブロック線図である。
【0163】次に動作について説明する。ファジィシソ
ーラス統合部15におけるt−norm演算器27は、
2つのファジィ類似語行列S1 (k1 ,k1 )とファジ
ィ類似語行列S2 (k1 ,k1 )を入力とし、上記式
(9) の処理を行い、ファジィ類似語行列S(k1 ,k1
)を出力する。この処理は、ファジィand条件を意
味するが、パラメータpの取り方により性質が変化す
る。
【0164】また、ファジィシソーラス統合部15にお
けるt−norm演算器27は、2つのファジィ上位語
行列T1 (k1 ,k1 )とファジィ上位語行列T2 (k
1 ,k1 )を入力とし、上記式(9) の処理を行い、ファ
ジィ上位語行列T(k1 ,k1 )を出力する。この処理
は、ファジィand条件を意味するが、パラメータpの
取り方により性質が変化する。
【0165】以上のように、この実施例16によれば、
シソーラス統合部をt−norm演算器により構成した
ので、2つの要素の関係を、別々な他のインデックスに
よる評価を基に評価する際に、多くのインデックスの種
類に有効に対応できて、より人間の感性に近い演算によ
りファジィシソーラスを生成することができる。
【0166】実施例17.インデックス値間ファジィ関
係計算部のMIN演算部に代えて、t−conorm演
算器を設けるようにしてもよい。図23は、この実施例
17によるファジィシソーラス生成装置を示すブロック
線図である。同図において、28はt−conorm演
算器である。
【0167】次に動作について説明する。t−cono
rm演算器28は、第1の除算器10aが出力するスカ
ラーと第2の除算器10bが出力するスカラーとを入力
とし、次式の処理を行ってから、出力する。この処理
は、ファジィor条件を意味するが、パラメータpの取
り方により性質が変化する。
【0168】
【数5】
【0169】以上のように、この実施例17によれば、
インデックス値間ファジィ関係計算部のMIN演算部に
代えて、t−conorm演算器を備えたので、2つの
要素の関係を、同時出現頻度を基に評価する際に、多く
のインデックスの種類に有効に対応できて、より人間の
感性に近い演算によりファジィシソーラスを生成するこ
とができる。
【0170】実施例18.ファジィシソーラス生成装置
のファジィシソーラス統合部をt−conorm演算器
により構成してもよい。図24はこの実施例18による
ファジィシソーラス生成装置を示すブロック線図であ
る。同図において、ファジィシソーラス統合部15は、
t−conorm演算器29により構成されている。
【0171】次に動作について説明する。ファジィシソ
ーラス統合部15におけるt−conorm演算器29
は、2つのファジィ類似語行列S1 (k1 ,k1 )とフ
ァジィ類似語行列S2 (k1 ,k1 )を入力とし、上記
式(10)の処理を行い、ファジィ類似語行列S(k1 ,k
1 )を出力する。この処理は、ファジィor条件を意味
するが、パラメータpの取り方により性質が変化する。
【0172】また、ファジィシソーラス統合部15にお
けるt−conorm演算器29は、2つのファジィ上
位語行列T1 (k1 ,k1 )とファジィ上位語行列T2
(k1 ,k1 )を入力とし、上記式(10)の処理を行い、
ファジィ上位語行列T(k1,k1 )を出力する。この処
理は、ファジィor条件を意味するが、パラメータpの
取り方により性質が変化する。
【0173】以上のように、この実施例18によれば、
シソーラス統合部をt−conorm演算器により構成
したので、2つの要素の関係を、別々な他のインデック
スによる評価を基に評価する際に、多くのインデックス
の種類に有効に対応できて、より人間の感性に近い演算
によりファジィシソーラスを生成することができる。
【0174】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
インデックス付けされた事例デ−タベ−スからのインデ
ックス付けされた事例に基づき第1のインデックスと上
記事例との関係を示す第1のインデックス出現行列を出
力する第1のインデックス出現行列生成器と、上記事例
に基づき第2のインデックスと上記事例との関係を示す
第2のインデックス出現行列を出力する第2のインデッ
クス出現行列生成器と、上記第1のインデックス出現行
列と上記第2のインデックス出現行列とに基づき上記第
1のインデックスと上記第2のインデックスとの関係を
示す相互インデックス行列を出力する相互インデックス
行列生成器と、上記相互インデックス行列に基づき上記
第2のインデックスとの関係から評価される第1のイン
デックスのインデックス値間のファジィ関係を出力する
インデックス値間ファジィ関係計算部と、上記第1のイ
ンデックスのインデックス値間のファジィ関係に基づき
上記第1のインデックスに関するファジィシソ−ラスを
出力するファジィシソ−ラス生成部とを備えたので、複
数のインデックスの情報を有効に利用して、インデック
ス値間の関係を定義できるファジィシソーラスを生成で
きる。
【0175】また、請求項2の発明によれば、インデッ
クス付けされた事例デ−タベ−スからのインデックス付
けされた事例に基づき第1のインデックスと上記事例と
の関係を示す第1のインデックス出現行列を出力する第
1のインデックス出現行列生成器と、上記事例に基づき
第2のインデックスと上記事例との関係を示す第2のイ
ンデックス出現行列を出力する第2のインデックス出現
行列生成器と、上記事例に基づき第3のインデックスと
上記事例との関係を示す第3のインデックス出現行列を
出力する第3のインデックス出現行列生成器と、上記第
1のインデックス出現行列と上記第2のインデックス出
現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第2の
インデックスとの関係を示す第1の相互インデックス行
列を出力する第1の相互インデックス生成器と、上記第
1のインデックス出現行列と上記第3のインデックス出
現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第3の
インデックスとの関係を示す第2の相互インデックス行
列を出力する第2の相互インデックス生成器と、上記第
1の相互インデックス行列に基づき上記第2のインデッ
クスとの関係から評価される上記第1のインデックスの
インデックス値間のファジィ関係を出力する第1のイン
デックス値間ファジィ関係計算部と、上記第2の相互イ
ンデックス行列に基づき上記第3のインデックスとの関
係から評価される上記第1のインデックスのインデック
ス値間のファジィ関係を出力する第2のインデックス値
間ファジィ関係計算部と、上記第1のインデックスのイ
ンデックス値間のファジィ関係に基づき上記第2のイン
デックスとの関係から評価される上記第1のインデック
スのファジィシソーラスを出力する第1のファジィシソ
ーラス生成部と、上記第2のインデックスのインデック
ス値間のファジィ関係に基づき上記第3のインデックス
との関係から評価される上記第1のインデックスのファ
ジィシソーラスを出力する第2のファジィシソーラス生
成部と、上記第1のファジィシソーラス生成部の出力と
上記第2のファジィシソーラス生成部の出力とに基づき
上記第1のインデックスに関するファジィシソーラスを
出力するシソーラス統合部とを備えたので、ひとつのイ
ンデックスを参照する場合と比べてより多面的な評価が
可能になる。
【0176】また、請求項3の発明によれば、インデッ
クス付けされた事例デ−タベ−スからのインデックス付
けされた事例に基づき第1のインデックスと上記事例と
の関係を示す第1のインデックス出現行列を出力する第
1のインデックス出現行列生成器と、上記事例に基づき
第2のインデックスと上記事例との関係を示す第2のイ
ンデックス出現行列を出力する第2のインデックス出現
行列生成器と、上記事例に基づき第3のインデックスと
上記事例との関係を示す第3のインデックス出現行列を
出力する第3のインデックス出現行列生成器と、上記第
1のインデックス出現行列と上記第2のインデックス出
現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第2の
インデックスとの関係を示す第1の相互インデックス行
列を出力する第1の相互インデックス生成器と、上記第
2のインデックス出現行列と上記第3のインデックス出
現行列とに基づき上記第2のインデックスと上記第3の
インデックスとの関係を示す第2の相互インデックス行
列を出力する第2の相互インデックス生成器と、上記第
1の相互インデックス行列と上記第2の相互インデック
ス行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第3の
インデックスとの関係を示す第3の相互インデックス行
列を出力する第3の相互インデックス行列生成器と、上
記第3の相互インデックス行列に基づき上記第1のイン
デックスのインデックス値の関係を出力するインデック
ス値間ファジィ関係計算部と、上記第1のインデックス
のインデックス値間の関係に基づき上記第1のインデッ
クスに関するファジィシソ−ラスを出力するファジィシ
ソ−ラス生成部とを備えたので、相互インデックス行列
の値を平均化し、インデックス値間の偏りが少ないファ
ジィシソーラスを生成できて、より多面的な評価が可能
になる。
【0177】また、請求項4の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部を、上記相互インデッ
クス行列の第1の行の各要素の値を出力する第1の行抽
出器と、上記相互インデックス行列の第2の行の各要素
の値を出力する第2の行抽出器と、上記第1の行抽出器
の出力と上記第2の行抽出器の出力とから上記第1の行
要素と上記第2の行の要素のうちの小さい方を出力する
要素ごとのMIN演算器と、上記第1の行抽出器の出力
の各要素の加算を行う第1の要素加算器と、上記要素ご
とのMIN演算器の出力の各要素の加算を行う第2の要
素加算器と、上記第2の行抽出器の出力の各要素の加算
を行う第3の要素加算器と、上記第1の要素加算器の出
力と上記第2の要素加算器の出力とに基づき除算を行い
出力する第1の除算器と、上記第2の要素加算器の出力
と上記第3の要素加算器の出力とに基づき除算を行い出
力する第2の除算器と、上記第1の除算器の出力と上記
第2の除算器の出力のうちの小さい方を出力するMIN
演算器とから構成するとともに、上記ファジィシソーラ
ス生成装置を、上記MIN演算器の出力に基づき類似語
関係を示すファジィシソーラスを出力するファジィ類似
語行列生成器と、上記第1の除算器の出力と上記第2の
除算器の出力とに基づき上位語と下位語との関係を示す
ファジィシソーラスを出力するファジィ上位語行列生成
器とから構成したので、複数種のキーワードに相当する
複数のインデックスの情報を有効に利用し、キーワード
に相当するインデックス値が各インデックスに一つしか
無い場合でも、該インデックス値間の上位語・下位語の
関係を示したファジィシソーラスや、類似語の関係を示
したファジィシソーラスを生成し、事例のような複数の
インデックスを持つデータの検索などに利用することが
できる。
【0178】また、請求項5の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部に、上記第1の除算器
の出力と上記第2の除算器の出力のうちの小さい方の値
を0に置き換えてから、上記第1の除算器の出力及び上
記第2の除算器の出力をそれぞれ上記ファジィシソーラ
ス生成部に対し出力する変換器を備えたので、小さい方
の値を0に置き換えることにより、ファジィ上位語・下
位語の関係において、下位語である度合いの大きさが上
位語である度合いの大きさとあまり変わらないといった
人間の主観に合わない場合を除いたファジィシソーラス
を生成することができる。
【0179】また、請求項6の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部に、上記第1の行抽出
器の出力値が1以上であるときにこの値を1に置き換え
て上記第1の要素加算器に対し出力する第1の置換器
と、上記要素ごとのMIN演算器の出力値が1以上であ
るときにこの値を1に置き換えて上記第2の要素加算器
に対し出力する第2の置換器と、上記第2の行抽出器の
出力値が1以上であるときにこの値を1に置き換えて上
記第3の要素加算器に対し出力する第3の置換器とを備
えたので、相互インデックス行列の値が0または1にな
ることによって、インデックス値の出現頻度の重複カウ
ントを避けたファジィシソーラスを生成することができ
る。
【0180】また、請求項7の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部に、上記第1の行抽出
器の出力を正規化して上記第1の要素加算器に対し出力
する第1の正規化器と、上記第2の行抽出器の出力を正
規化して上記第3の要素加算器に対し出力する第2の正
規化器とを備えるとともに、上記要素ごとのMIN演算
器に代えて、上記第1の正規化器の出力と上記第2の正
規化器の出力との間で要素ごとの乗算を行い上記第2の
要素加算器に対し出力する要素乗算器とを備えたので、
相互インデックスの要素を正規化し乗算することで、二
つの要素の出現の頻度の差があまりにも大きいにも関わ
らず、出現の回数が多いために、インデックス値間の関
係が深くなるような状況を回避し、二つの要素の出現の
頻度の差が小さい方が関係が深くなるようなファジィシ
ソーラスを生成することができる。
【0181】また、請求項8の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部に、上記第1の行抽出
器の出力値と上記第2の行抽出器の出力値とを要素ごと
に比較し、これら要素ごとの値の差が大きいときに小さ
い方の値を0にしてから上記要素ごとのMIN演算器に
対し出力する比較器を備えたので、比較器により、二つ
の要素の出現の頻度の差があまりにも大きい場合の同時
出現頻度を0にすることで、二つの要素の出現の頻度の
差があまりにも大きいインデックス値間は関係が無いよ
うなファジィシソーラスを生成することができる。これ
により、インデックス値間の偏りが軽減される。
【0182】また、請求項9の発明によれば、上記イン
デックス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器に
代えて、上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の
出力とを区間値演算する区間値演算器を備えたので、二
つの要素の関係を、同時出現頻度を基に上限と下限とで
とらえたファジィシソーラスを生成することができる。
【0183】また、請求項10の発明によれば、上記イ
ンデックス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器
に代えて、上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器
の出力とのファジィアンド条件を求めるt−norm演
算器を備えたので、MIN演算の代わりにt−norm
演算を行うことで、二つの要素の関係を、同時出現頻度
を基に評価する際に、ファジィand条件の中でより人
間の感性に近いものを用いてファジィシソーラスを生成
することができる。
【0184】また、請求項11の発明によれば、上記イ
ンデックス値間ファジィ関係計算部の上記MIN演算器
代えて、上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器
の出力とのファジィオア条件を求めるt−conorm
演算器を備えたので、MIN演算の代わりにt−con
orm演算を行うことで、二つの要素の関係を、同時出
現頻度を基に評価する際に、ファジィor条件の中でよ
り人間の感性に近いものを用いてファジィシソーラスを
生成することができる。
【0185】また、請求項12の発明によれば、上記フ
ァジィシソーラス生成装置に、上記ファジィ類似語行列
生成器からのファジィ類似語行列入力に基づき推移包を
生成して出力する第1の推移包計算器と、上記ファジィ
上位語行列生成器からのファジィ上位語行列入力に基づ
き推移包を生成して出力する第2の推移包計算器とを備
えたので、ファジィ上位語行列とファジィ類似語行列を
生成した後で、推移包の計算を行うことによって、同時
出現頻度からは直接評価されなかった要素間の関係も評
価したファジィシソーラスを生成することができる。
【0186】また、請求項13の発明によれば、インデ
ックス付けされた事例デ−タベ−スからのインデックス
付けされた事例に基づき第1のインデックスと上記事例
との関係を示す第1のインデックス出現行列を出力する
第1のインデックス出現行列生成器と、上記事例に基づ
き第2のインデックスと上記事例との関係を示す第2の
インデックス出現行列を出力する第2のインデックス出
現行列生成器と、上記第1のインデックス出現行列と上
記第2のインデックス出現行列とに基づき上記第1のイ
ンデックスと上記第2のインデックスとの関係を示す相
互インデックス行列を出力する相互インデックス行列生
成器と、予め与えられた上記第2のインデックスに関す
るファジィシソ−ラスと上記相互インデックス行列とに
基づき上記第1のインデックスに関するファジィシソ−
ラスを出力する他インデックス基準型ファジィシソ−ラ
ス生成器とを備えたので、他のインデックスのファジィ
シソーラスを基準にファジィシソーラスを生成すること
で、他のインデックスのインデックス値間の関係を利用
したファジィシソーラスを生成することができる。
【0187】また、請求項14の発明によれば、インデ
ックス付けされた事例デ−タベ−スからのインデックス
付けされた事例に基づき第1のインデックスと上記事例
との関係を示す第1のインデックス出現行列を出力する
第1のインデックス出現行列生成器と、上記事例に基づ
き第2のインデックスと上記事例との関係を示す第2の
インデックス出現行列を出力する第2のインデックス出
現行列生成器と、上記事例に基づき第3のインデックス
と上記事例との関係を示す第3のインデックス出現行列
を出力する第3のインデックス出現行列生成器と、上記
第1のインデックス出現行列と上記第2のインデックス
出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第2
のインデックスとの関係を示す第1の相互インデックス
行列を出力する第1の相互インデックス生成器と、上記
第1のインデックス出現行列と上記第3のインデックス
出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記第3
のインデックスとの関係を示す第2の相互インデックス
行列を出力する第2の相互インデックス生成器と、予め
与えられた上記第2のインデックスに関するファジィシ
ソ−ラスと上記第1の相互インデックス行列とに基づき
上記第2のインデックスのファジィシソ−ラスとの関係
から評価される上記第1のインデックスに関するファジ
ィシソ−ラスを出力する第1の他インデックス基準型フ
ァジィシソ−ラス生成器と、予め与えられた上記第3の
インデックスに関するファジィシソ−ラスと上記第2の
相互インデックス行列とに基づき上記第3のインデック
スのファジィシソ−ラスとの関係から評価される上記第
1のインデックスに関するファジィシソ−ラスを出力す
る第2の他インデックス基準型ファジィシソ−ラス生成
器と、上記第1の他インデックス基準型ファジィシソー
ラス生成器の出力と上記第2の他インデックス基準型フ
ァジィシソーラス生成器の出力とに基づき上記第1のイ
ンデックスに関するファジィシソーラスを出力するシソ
ーラス統合部とを備えたので、二つの他のインデックス
のファジィシソーラスを基準にファジィシソーラスを生
成し、統合することで、他のインデックスのインデック
ス値間の関係を利用するだけでなく、インデックス値間
の関係を平均したファジィシソーラスを生成することが
できる。
【0188】また、請求項15の発明によれば、上記シ
ソーラス統合部に、入力された2つの行列に対し平均処
理をして出力する平均演算器を備えたので、インデック
ス値間の関係を平均化したファジィシソーラスを生成す
ることができる。
【0189】また、請求項16の発明によれば、上記シ
ソーラス統合部に、入力された2つの行列間で区間値演
算する区間値演算器を備えたので、ファジシソーラスの
統合方法を平均化演算の代わりに区間値演算を行うこと
で、二つの要素の関係を、別々な他のインデックスによ
る評価を基に上限と下限としてとらえたファジィシソー
ラスを生成することができる。
【0190】また、請求項17の発明によれば、上記シ
ソーラス統合部に、入力された2つの行列間でファジィ
アンド条件を求めるt−norm演算器を備えたので、
ファジシソーラスの統合方法を平均化演算の代わりにt
−norm演算を行うことで、二つの要素の関係を、別
々な他のインデックスによる評価を基に評価する際に、
ファジィand条件の中でより人間の感性に近いものを
用いてファジィシソーラスを生成することができる。
【0191】また、請求項18の発明によれば、上記シ
ソーラス統合部に、入力された2つの行列間でファジィ
オア条件を求めるt−conorm演算器を備えたの
で、ファジシソーラスの統合方法を平均化演算の代わり
にt−conorm演算を行うことで、二つの要素の関
係を、別々な他インデックスによる評価を基に評価する
際に、ファジィor条件の中でより人間の感性に近いも
のを用いてファジィシソーラスを生成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロック線図
【図2】 この発明のインデックスk1 出現行列A(k
1,0)を示す図
【図3】 この発明のインデックスk2 出現行列A(k
2,0)を示す図
【図4】 この発明の相互インデックス行列を示す図
【図5】 この発明のファジィ上位語行列を示す図
【図6】 この発明のファジィ類似語行列を示す図
【図7】 この発明の実施例2を示すブロック線図
【図8】 この発明の実施例3を示すブロック線図
【図9】 この発明の実施例4を示すブロック線図
【図10】 この発明の実施例5を示すブロック線図
【図11】 この発明の実施例6を示すブロック線図
【図12】 この発明の実施例6によるファジィ上位語
行列を示す図
【図13】 この発明の実施例7を示すブロック線図
【図14】 この発明の実施例8を示すブロック線図
【図15】 この発明の実施例9を示すブロック線図
【図16】 この発明の実施例10を示すブロック線図
【図17】 この発明の実施例11を示すブロック線図
【図18】 この発明の実施例12を示すブロック線図
【図19】 この発明の実施例13を示すブロック線図
【図20】 この発明の実施例14を示すブロック線図
【図21】 この発明の実施例15を示すブロック線図
【図22】 この発明の実施例16を示すブロック線図
【図23】 この発明の実施例17を示すブロック線図
【図24】 この発明の実施例18を示すブロック線図
【図25】 従来のファジィシソーラス生成装置を示す
ブロック線図
【図26】 従来のファジィシソーラス生成装置のキー
ワード出現行列を示す図
【図27】 従来のファジィシソーラス生成装置の除算
の意味を説明する図
【符号の説明】
1 インデックス付けされた事例データベース、2 イ
ンデックス出現行列生成器、3 相互インデックス行列
生成器、4 インデックス値間ファジィ関係計算部、5
ファジィシソーラス生成部、6 ファジィシソーラ
ス、7 i1 行、i2 行抽出器、8 要素ごとのMIN
演算器、9 要素加算器、10 除算器、11 MIN
演算器、12 ファジィ上位語行列生成器、13 ファ
ジィ類似語行列生成器、14 各要素ごとの平均演算
器、15 ファジィシソーラス統合部、16 インデッ
クスk2 のファジィシソーラス、17 他インデックス
基準型ファジィシソーラス生成器、18 小さい方の値
を0に置き換える変換器、191以上の値を1に置き換
える変換器、20 正規化器、21 要素乗算器、22
比較器、23 推移包計算器、24 区間値演算器、
25 区間値演算器、26 t−norm演算器、27
t−norm演算器、28 t−conorm演算
器、29 t−conorm演算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−105226(JP,A) 特開 平5−114000(JP,A) 特開 平3−94375(JP,A) 特開 平5−108726(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 9/44

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックス付けされた事例デ−タベ−
    スからのインデックス付けされた事例に基づき第1のイ
    ンデックスと上記事例との関係を示す第1のインデック
    ス出現行列を出力する第1のインデックス出現行列生成
    器と、 上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
    係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
    インデックス出現行列生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第2のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第2のインデックスとの関係を示す相互インデックス行
    列を出力する相互インデックス行列生成器と、 上記相互インデックス行列に基づき上記第2のインデッ
    クスとの関係から評価される第1のインデックスのイン
    デックス値間のファジィ関係を出力するインデックス値
    間ファジィ関係計算部と、 上記第1のインデックスのインデックス値間のファジィ
    関係に基づき上記第1のインデックスに関するファジィ
    シソ−ラスを出力するファジィシソ−ラス生成部とを備
    えたファジィシソ−ラス生成装置。
  2. 【請求項2】 インデックス付けされた事例デ−タベ−
    スからのインデックス付けされた事例に基づき第1のイ
    ンデックスと上記事例との関係を示す第1のインデック
    ス出現行列を出力する第1のインデックス出現行列生成
    器と、 上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
    係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
    インデックス出現行列生成器と、 上記事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関
    係を示す第3のインデックス出現行列を出力する第3の
    インデックス出現行列生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第2のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第2のインデックスとの関係を示す第1の相互インデッ
    クス行列を出力する第1の相互インデックス生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第3のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第3のインデックスとの関係を示す第2の相互インデッ
    クス行列を出力する第2の相互インデックス生成器と、 上記第1の相互インデックス行列に基づき上記第2のイ
    ンデックスとの関係から評価される上記第1のインデッ
    クスのインデックス値間のファジィ関係を出力する第1
    のインデックス値間ファジィ関係計算部と、 上記第2の相互インデックス行列に基づき上記第3のイ
    ンデックスとの関係から評価される上記第1のインデッ
    クスのインデックス値間のファジィ関係を出力する第2
    のインデックス値間ファジィ関係計算部と、 上記第1のインデックスのインデックス値間のファジィ
    関係に基づき上記第2のインデックスとの関係から評価
    される上記第1のインデックスのファジィシソーラスを
    出力する第1のファジィシソーラス生成部と、 上記第2のインデックスのインデックス値間のファジィ
    関係に基づき上記第3のインデックスとの関係から評価
    される上記第1のインデックスのファジィシソーラスを
    出力する第2のファジィシソーラス生成部と、 上記第1のファジィシソーラス生成部の出力と上記第2
    のファジィシソーラス生成部の出力とに基づき上記第1
    のインデックスに関するファジィシソーラスを出力する
    シソーラス統合部とを備えたファジィシソーラス生成装
    置。
  3. 【請求項3】 インデックス付けされた事例デ−タベ−
    スからのインデックス付けされた事例に基づき第1のイ
    ンデックスと上記事例との関係を示す第1のインデック
    ス出現行列を出力する第1のインデックス出現行列生成
    器と、 上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
    係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
    インデックス出現行列生成器と、 上記事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関
    係を示す第3のインデックス出現行列を出力する第3の
    インデックス出現行列生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第2のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第2のインデックスとの関係を示す第1の相互インデッ
    クス行列を出力する第1の相互インデックス生成器と、 上記第2のインデックス出現行列と上記第3のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第2のインデックスと上記
    第3のインデックスとの関係を示す第2の相互インデッ
    クス行列を出力する第2の相互インデックス生成器と、 上記第1の相互インデックス行列と上記第2の相互イン
    デックス行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第3のインデックスとの関係を示す第3の相互インデッ
    クス行列を出力する第3の相互インデックス行列生成器
    と、 上記第3の相互インデックス行列に基づき上記第1のイ
    ンデックスのインデックス値の関係を出力するインデッ
    クス値間ファジィ関係計算部と、 上記第1のインデックスのインデックス値間の関係に基
    づき上記第1のインデックスに関するファジィシソ−ラ
    スを出力するファジィシソ−ラス生成部とを備えたファ
    ジィシソ−ラス生成装置。
  4. 【請求項4】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部を、 上記相互インデックス行列の第1の行の各要素の値を出
    力する第1の行抽出器と、 上記相互インデックス行列の第2の行の各要素の値を出
    力する第2の行抽出器と、 上記第1の行抽出器の出力と上記第2の行抽出器の出力
    とから上記第1の行要素と上記第2の行の要素のうちの
    小さい方を出力する要素ごとのMIN演算器と、 上記第1の行抽出器の出力の各要素の加算を行う第1の
    要素加算器と、 上記要素ごとのMIN演算器の出力の各要素の加算を行
    う第2の要素加算器と、 上記第2の行抽出器の出力の各要素の加算を行う第3の
    要素加算器と、 上記第1の要素加算器の出力と上記第2の要素加算器の
    出力とに基づき除算を行い出力する第1の除算器と、 上記第2の要素加算器の出力と上記第3の要素加算器の
    出力とに基づき除算を行い出力する第2の除算器と、 上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の出力のう
    ちの小さい方を出力するMIN演算器とから構成すると
    ともに、 上記ファジィシソーラス生成装置を、 上記MIN演算器の出力に基づき類似語関係を示すファ
    ジィシソーラスを出力するファジィ類似語行列生成器
    と、 上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の出力とに
    基づき上位語と下位語との関係を示すファジィシソーラ
    スを出力するファジィ上位語行列生成器とから構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれかに記
    載のファジィシソーラス生成装置。
  5. 【請求項5】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部に、上記第1の除算器の出力と上記第2の除算器の出
    力のうちの小さい方の値を0に置き換えてから、上記第
    1の除算器の出力及び上記第2の除算器の出力をそれぞ
    れ上記ファジィシソーラス生成部に対し出力する変換器
    を備えたことを特徴とする請求項4記載ファジィシソー
    ラス生成装置。
  6. 【請求項6】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部に、 上記第1の行抽出器の出力値が1以上であるときにこの
    値を1に置き換えて上記第1の要素加算器に対し出力す
    る第1の置換器と、 上記要素ごとのMIN演算器の出力値が1以上であると
    きにこの値を1に置き換えて上記第2の要素加算器に対
    し出力する第2の置換器と、 上記第2の行抽出器の出力値が1以上であるときにこの
    値を1に置き換えて上記第3の要素加算器に対し出力す
    る第3の置換器とを備えたことを特徴とする請求項4記
    載のファジィシソーラス生成装置。
  7. 【請求項7】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部に、 上記第1の行抽出器の出力を正規化して上記第1の要素
    加算器に対し出力する第1の正規化器と、 上記第2の行抽出器の出力を正規化して上記第3の要素
    加算器に対し出力する第2の正規化器とを備えるととも
    に、 上記要素ごとのMIN演算器に代えて、上記第1の正規
    化器の出力と上記第2の正規化器の出力との間で要素ご
    との乗算を行い上記第2の要素加算器に対し出力する要
    素乗算器とを備えたことを特徴とする請求項4記載のフ
    ァジィシソーラス生成装置。
  8. 【請求項8】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部に、 上記第1の行抽出器の出力値と上記第2の行抽出器の出
    力値とを要素ごとに比較し、これら要素ごとの値の差が
    大きいときに小さい方の値を0にしてから上記要素ごと
    のMIN演算器に対し出力する比較器を備えたことを特
    徴とする請求項4記載のファジィシソーラス生成装置。
  9. 【請求項9】 上記インデックス値間ファジィ関係計算
    部の上記MIN演算器に代えて、上記第1の除算器の出
    力と上記第2の除算器の出力とを区間値演算する区間値
    演算器を備えたことを特徴とする請求項4記載のファジ
    ィシソーラス生成装置。
  10. 【請求項10】 上記インデックス値間ファジィ関係計
    算部の上記MIN演算器に代えて、上記第1の除算器の
    出力と上記第2の除算器の出力とのファジィアンド条件
    を求めるt−norm演算器を備えたことを特徴とする
    請求項4記載のファジィシソーラス生成装置。
  11. 【請求項11】 上記インデックス値間ファジィ関係計
    算部の上記MIN演算器代えて、上記第1の除算器の
    出力と上記第2の除算器の出力とのファジィオア条件を
    求めるt−conorm演算器を備えたことを特徴とす
    る請求項4記載のファジィシソーラス生成装置。
  12. 【請求項12】 上記ファジィシソーラス生成装置に、 上記ファジィ類似語行列生成器からのファジィ類似語行
    列入力に基づき推移包を生成して出力する第1の推移包
    計算器と、 上記ファジィ上位語行列生成器からのファジィ上位語行
    列入力に基づき推移包を生成して出力する第2の推移包
    計算器とを備えたことを特徴とする請求項4記載のファ
    ジィシソーラス生成装置。
  13. 【請求項13】 インデックス付けされた事例デ−タベ
    −スからのインデックス付けされた事例に基づき第1の
    インデックスと上記事例との関係を示す第1のインデッ
    クス出現行列を出力する第1のインデックス出現行列生
    成器と、 上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
    係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
    インデックス出現行列生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第2のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第2のインデックスとの関係を示す相互インデックス行
    列を出力する相互インデックス行列生成器と、 予め与えられた上記第2のインデックスに関するファジ
    ィシソ−ラスと上記相互インデックス行列とに基づき上
    記第1のインデックスに関するファジィシソ−ラスを出
    力する他インデックス基準型ファジィシソ−ラス生成器
    とを備えたファジィシソ−ラス生成装置。
  14. 【請求項14】 インデックス付けされた事例デ−タベ
    −スからのインデックス付けされた事例に基づき第1の
    インデックスと上記事例との関係を示す第1のインデッ
    クス出現行列を出力する第1のインデックス出現行列生
    成器と、 上記事例に基づき第2のインデックスと上記事例との関
    係を示す第2のインデックス出現行列を出力する第2の
    インデックス出現行列生成器と、 上記事例に基づき第3のインデックスと上記事例との関
    係を示す第3のインデックス出現行列を出力する第3の
    インデックス出現行列生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第2のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第2のインデックスとの関係を示す第1の相互インデッ
    クス行列を出力する第1の相互インデックス生成器と、 上記第1のインデックス出現行列と上記第3のインデッ
    クス出現行列とに基づき上記第1のインデックスと上記
    第3のインデックスとの関係を示す第2の相互インデッ
    クス行列を出力する第2の相互インデックス生成器と、 予め与えられた上記第2のインデックスに関するファジ
    ィシソ−ラスと上記第1の相互インデックス行列とに基
    づき上記第2のインデックスのファジィシソ−ラスとの
    関係から評価される上記第1のインデックスに関するフ
    ァジィシソ−ラスを出力する第1の他インデックス基準
    型ファジィシソ−ラス生成器と、 予め与えられた上記第3のインデックスに関するファジ
    ィシソ−ラスと上記第2の相互インデックス行列とに基
    づき上記第3のインデックスのファジィシソ−ラスとの
    関係から評価される上記第1のインデックスに関するフ
    ァジィシソ−ラスを出力する第2の他インデックス基準
    型ファジィシソ−ラス生成器と、 上記第1の他インデックス基準型ファジィシソーラス生
    成器の出力と上記第2の他インデックス基準型ファジィ
    シソーラス生成器の出力とに基づき上記第1のインデッ
    クスに関するファジィシソーラスを出力するシソーラス
    統合部とを備えたファジィシソーラス生成装置。
  15. 【請求項15】 上記シソーラス統合部に、入力された
    2つの行列に対し平均処理をして出力する平均演算器を
    備えたことを特徴とする請求項2又は請求項14記載の
    ファジィシソーラス生成装置。
  16. 【請求項16】 上記シソーラス統合部に、入力された
    2つの行列間で区間値演算する区間値演算器を備えたこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項14記載のファジィ
    シソーラス生成装置。
  17. 【請求項17】 上記シソーラス統合部に、入力された
    2つの行列間でファジィアンド条件を求めるt−nor
    m演算器を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項
    14記載のファジィシソーラス生成装置。
  18. 【請求項18】 上記シソーラス統合部に、入力された
    2つの行列間でファジィオア条件を求めるt−cono
    rm演算器を備えたことを特徴とする請求項2又は請求
    項14記載のファジィシソーラス生成装置。
JP04006095A 1995-02-28 1995-02-28 ファジィシソーラス生成装置 Expired - Fee Related JP3275612B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04006095A JP3275612B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ファジィシソーラス生成装置
US08/600,033 US5761388A (en) 1995-02-28 1996-02-12 Fuzzy thesaurus generator
CA002170452A CA2170452C (en) 1995-02-28 1996-02-27 Fuzzy thesaurus generator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04006095A JP3275612B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ファジィシソーラス生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08234987A JPH08234987A (ja) 1996-09-13
JP3275612B2 true JP3275612B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=12570388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04006095A Expired - Fee Related JP3275612B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ファジィシソーラス生成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5761388A (ja)
JP (1) JP3275612B2 (ja)
CA (1) CA2170452C (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100522839B1 (ko) * 2001-04-06 2005-10-19 (주)케이테크 전자상거래에서 효과적으로 상품을 검색하기 위한시소러스의 점진적 구축 방법, 선택적 확장식의 브라우징그리고 지능형 질의 방식
KR20020023737A (ko) * 2001-12-14 2002-03-29 최범기 퍼지 관계 방법을 이용한 검색 방법 및 장치
ITRM20030354A1 (it) 2003-07-17 2005-01-18 Micron Technology Inc Unita' di controllo per dispositivo di memoria.
JP2005326975A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Fujitsu Ltd 情報検索装置、情報検索プログラム及び情報検索方法
US7647294B2 (en) * 2004-10-27 2010-01-12 Fairbanks Jr William E Indexing and querying engines and methods of indexing and querying
US7917482B1 (en) * 2005-08-10 2011-03-29 Infoblox Inc. Indexing of database queries
US20070219987A1 (en) * 2005-10-14 2007-09-20 Leviathan Entertainment, Llc Self Teaching Thesaurus
KR100792698B1 (ko) * 2006-03-14 2008-01-08 엔에이치엔(주) 시드를 이용한 광고 매칭 방법 및 광고 매칭 시스템
CN103605712B (zh) * 2013-11-13 2017-02-08 北京锐安科技有限公司 关联词典构建方法和装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021057A (ja) * 1988-01-20 1990-01-05 Ricoh Co Ltd 文書検索装置
JP2829745B2 (ja) * 1989-05-29 1998-12-02 株式会社リコー 文書検索装置
US5020019A (en) * 1989-05-29 1991-05-28 Ricoh Company, Ltd. Document retrieval system
JP3088805B2 (ja) * 1991-03-29 2000-09-18 株式会社リコー 文書管理装置
CA2119568C (en) * 1991-10-04 1998-06-23 Hiroshi Nakajima Fuzzy retrieval apparatus and method
JPH05108726A (ja) * 1991-10-16 1993-04-30 Agency Of Ind Science & Technol マルチ属性類似データ検索装置
JPH07105226A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Toshiba Eng Co Ltd ファジィシソーラス精練装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2170452C (en) 1999-10-26
CA2170452A1 (en) 1996-08-29
US5761388A (en) 1998-06-02
JPH08234987A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210099336A1 (en) Fault root cause analysis method and apparatus
Farhadinia Multiple criteria decision-making methods with completely unknown weights in hesitant fuzzy linguistic term setting
US6278987B1 (en) Data processing method for a semiotic decision making system used for responding to natural language queries and other purposes
US6389406B1 (en) Semiotic decision making system for responding to natural language queries and components thereof
Quoc et al. Sequential convex programming methods for solving nonlinear optimization problems with DC constraints
CN111986792A (zh) 医疗机构评分方法、装置、设备及存储介质
JP3275612B2 (ja) ファジィシソーラス生成装置
Smidts et al. An architectural model for software reliability quantification: sources of data
CN115309575A (zh) 基于图卷积神经网络的微服务故障诊断方法、装置及设备
Yonai et al. Mercem: Method name recommendation based on call graph embedding
Ranjbar et al. Fully hesitant fuzzy linear programming with hesitant fuzzy numbers
Girish et al. Rough multiset and its multiset topology
Childs et al. Quantum divide and conquer
Pisinger et al. Tolerance analysis for 0–1 knapsack problems
Sadeghimanesh et al. Resultant tools for parametric polynomial systems with application to population models
US7124121B1 (en) Multi-threaded Naïve Bayes algorithm for enterprise-server data mining
US6272543B1 (en) Network-computer system build support system and support method
Abe et al. Analyzing business processes by automatically detecting kpi thresholds
Salama et al. A Novel Feature Selection Measure Partnership-Gain.
Dumitrescu et al. Finding small complete subgraphs efficiently
Hauser et al. An improved assessing requirements quality with ML methods
Banu et al. Study of software reusability in software components
JP2778309B2 (ja) 知識ベースコンピュータシステム
Zainal et al. An effective rough neutrosophic based approach for data pre-processing
JPH11161496A (ja) 事例ベース推論システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees