JP3275083B2 - 精密放出注入器 - Google Patents

精密放出注入器

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JP3275083B2 JP20308192A JP20308192A JP3275083B2 JP 3275083 B2 JP3275083 B2 JP 3275083B2 JP 20308192 A JP20308192 A JP 20308192A JP 20308192 A JP20308192 A JP 20308192A JP 3275083 B2 JP3275083 B2 JP 3275083B2
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は、流体の制御された放出、特
に注射器タイプの注入装置の有益な液体の精密な放出に
関する。
【0002】
【本発明の背景】患者へ医療用液に拡散した薬剤のよう
な有益な剤を注入するための装置が知られている。最も
普通の装置は、医療用液体中に拡散した有益な剤を有す
る高くしたガラスまたは可撓性容器を使用し、液体は可
撓性プラスチックチューブおよびカテーテルを経由して
患者の静脈系へ重力により供給される。この組立ての流
量は普通チューブ上の調節自在なクランプによって調節
される。この組立ては比較的静止している患者を必要と
する欠点を有し、そして精密な放出量のためには液源と
患者の間の高度差に依存する。
【0003】そのような装置の別のタイプは、患者へ注
入するための液体の流体推進を提供するように、ポンプ
中の電気/機械的部品を使用する。しかしながらそのよ
うな電気的に制御される装置は、そのような電気部品の
コストのみならず、そのような電気部品および必要な電
源が寸法に課す制限および装置の可搬性の制限を含むい
くつかの欠点を蒙る。
【0004】先行技術においては、注入のため注入すべ
き液体を圧力下収容するエラストマー嚢を採用する装置
が用いられている。典型的なエラストマー嚢装置は、ハ
ウジングと、ハウジングの一端に固着されそして栓を貫
通する開口を含んでいる栓と、ハウジング内の、圧力下
の液体を収容するためのチューブ状エラストマー嚢を含
んでいる。嚢の一端は栓へシールして取付けられ、嚢内
部は栓の開口を連通している。栓開口へ接続された導管
は、栓開口と共に嚢から患者の注入部位へ液体を輸送す
るための分配通路を形成する。液体が嚢から分配通路へ
患者へあらかじめ定めた流量において流れるのを許容す
るため、流れ調節器が分配通路のどこかに配置される。
【0005】注入装置の他のタイプは、注射器胴内に配
置され、その内表面とスライドするシールされた接触を
形成するピストンロッドもしくはプランジャーを有する
注射器タイプ構造を利用する。ばねまたはエラストマー
エレメントのような付勢手段も、プランジャーとハウジ
ングの前方または後方セグメントの間に設けられる。注
入すべき液体は、圧力下に胴内の胴内部とプランジャー
によって形成されたチャンバー内に収容される。加圧さ
れた液体はプランジャーを付勢部材に抗して押し、圧力
下の液源を提供するように付勢部材を付勢する。加圧さ
れた液体は、エラストマー嚢タイプの装置と同様な導管
手段を通って患者へ提供される。これらの注射器タイプ
の注入装置は、エラストマー嚢タイプ装置に比較して一
般にコストにおいて効果的である。
【0006】先行技術の注入装置における特定の問題の
一つは、液体注入のため比較的コンスタントな流量の達
成にある。この比較的コンスタントな流量は、24時間
または48時間のような長時間にわたる注入が薬物療法
のため必要な時に特に重要である。エラストマー嚢を使
用する注入装置においては、そのような比較的コンスタ
ントな流量は、エラストマー嚢のプレストレスおよび高
価な嚢材料の使用のような手段によって達成されてい
た。そのような付加的なプレストレスしたハウジングま
たは高価な嚢材料の使用は、勿論そのような使い捨て注
入器のコストを高くする。
【0007】このため望ましいのは、長い注入期間にわ
たってさえも比較的コンスタントな流量を与え、同時に
比較的低い製作および材料コスト要因を維持することが
できる使い捨て注入器であろう。本発明はこれらの要求
を達成する。
【0008】
【本発明の概要】本発明は、注射器胴内に加圧された液
体源を発生させるためプランジャーを駆動する付勢手段
を有する注射器タイプの使い捨て注入装置を提供する。
本発明はさらに、付勢手段のほかに、注入の比較的コン
スタントな流量を提供するための手段を提供する。これ
ら手段はさらに、液体が注入されるにつれプランジャー
へ加えられる摩擦を減少させるための手段、または液体
が注入されるにつれ空気の流入を規制するための手段を
含むことができる。
【0009】好ましい具体例においては、比較的コンス
タントな流量を提供するための手段は、注入すべき液体
へ加えられる付勢圧力の減少に関連してテーパーとなっ
ている内径を有する胴を提供することを含む。そのよう
なテーパーの使用は、正常な力の減少と、そして注入す
べき液体へ加えられる付勢圧力の量が注入時間にわたっ
て減少するように胴がプランジャーへ発揮する摩擦に対
応する減少を生じさせる。別の好ましい具体例において
は、胴の内径は、所望の流量曲線を達成するように制御
することができる複数の異なる直径に段を設けることが
できる。
【0010】比較的コンスタントな流量を提供するため
のさらに別の具体例においては、プランジャーと注射器
胴内表面の間にシールを形成する複数の可撓性シールエ
レメントを有するプランジャーが使用される。他の具体
例においては、可撓性シールエレメントは、プランジャ
ー上に形成されたみぞ内に保持された付勢された0−リ
ングである。プランジャーと胴の内表面に複数のシール
を使用することにより、シールの寸法、弾力性および形
状を所望の流れ特性を得るように操作することができ
る。
【0011】比較的コンスタントな流量を提供するため
のさらに別の具体例においては、プランジャーが前方へ
動く時排気される胴内の空間に発生した部分真空を規制
するための手段が設けられる。好ましい具体例において
は、所望の流量特性を提供するように液体へ加えられる
付勢圧力の減少に関連して真空圧を次第に減少するよう
に、連続した空気制限器列が胴内に設けられる。
【0012】(図面の簡単な説明)図1は、注射器タイ
プ注入装置の斜視図である。
【0013】図2は、注射器タイプ注入装置の第1の具
体例の断面図である。
【0014】図3は、注射器タイプ注入装置の代替具体
例の断面図である。
【0015】図4は、本発明の原理に従った、注入流量
を調節するための手段の第1の好ましい具体例を使用す
る注射器胴の断面図である。
【0016】図5は、本発明の原理に従った、注入流量
を調節するための手段の第2の好ましい具体例の断面図
である。
【0017】図6は、本発明の原理に従った、注入流量
を調節するための手段のさらに別の具体例を使用するプ
ランジャーの断面図である。
【0018】図7は、本発明の原理に従った、注入流量
を調節するための手段のなお他の具体例を使用する注射
器胴の断面図である。
【0019】
【現在好ましい具体例の詳細な説明】図1を参照する
と、参照番号10で総体的に指定した注射器タイプ注入
装置の斜視図が見られる。注入器10は、チューブ状チ
ャンバー17を形成する剛直な円筒胴部材14を有する
チューブ状ハウジング12を含んでいる。剛直な円筒胴
14は、好ましくはチューブ状部材の内部の目視点検を
可能にするようにプラスチックのような透明材料で成形
される。印刷、刻印または他の態様で胴壁に適用された
体積目盛り18も好ましくは設けられる。
【0020】円筒胴14の後端には2個の開口51,5
3を有する後端キャップ20がシール接続される。円筒
胴14の前端には2個の開口24,26を有する前端キ
ャップ22がシール接続される。円筒胴14,後端キャ
ップ20および前端キャップは合同して注入器10のチ
ューブ状チャンバー17を形成する。チューブ状チャン
バー17内には、チューブ状チャンバー17を図2およ
び3に最良に見られるように空気チャンバー31と液体
チャンバー33とに分割するプランジャー29が収容さ
れる。
【0021】前端キャップ22に設けられた第1の開口
24に出口ポート35である。出口ポート35へは、チ
ューブ39を含む放出導管37が接着剤その他によって
シール係合される。チューブ39は根本端と先端とを含
む。チューブ39根本端は接着剤その他により出口ポー
ト35へ固着される。代りに、チューブ39はハウジン
グ12へ接続せずに販売され、そして係止ルーア接続の
ような出口ポートへ取り付けるための手段を含んでもよ
い。
【0022】チューブ39先端は接着剤その他により剛
直なハウジング42へシール係合される。剛直ハウジン
グ42は、好ましくは患者の静脈系(図示せず)へ挿入
すべきカテーテルへ接続のためのルーアコネクターを含
む。剛直ハウジングはまた、好ましくは“末端流れレギ
ュレーターを有する注入器”と題する米国特許第4,7
41,733号に記載されているガラス毛細管流れレギ
ュレーターのような流れレギュレーターを含んでいる。
【0023】前端キャップ22に形成された第2の開口
26は入口ポート44である。入口ポート44は、好ま
しくは充填時鋭利なカニューレで刺通することができ、
そしてカニューレを抜いた時再シールし得るエラストマ
ー隔壁46のような、注入器10の液体チャンバー33
へ規制されたアクセスを許容する手段を含んでいる。代
りに、液体が弁を通って流体チャンバー33へ入ること
を許容するが、しかし液体が液体チャンバー33から逃
げることを防止する逆止弁を設けることができる。
【0024】今や図2を参照すると、注射器タイプ注入
器の断面図が見られる。前端キャップ22は、注入器1
0の液体チャンバー33へのアクセスを許容するエラス
トマー隔壁46をシール収納する、入口ポートと整列し
たくぼみ49を備える。前端キャップ22はさらに、前
に論じたように出口ポート35であり、そしてチューブ
39をシール係合に受け入れる内側固着区域36(図4
および5に最良に見られる)を含んでいる開口24を備
える。
【0025】後端キャップ20の第1の開口51は、空
気チャンバー31から外部環境へ空気が通過することを
許容する。第1の開口51上に設けられた逆止弁55
は、外部環境から空気チャンバー31中へ空気の逆流を
防止する。このため圧力下の液体が前端キャップ22の
入口ポート44へ挿入され、そしてプランジャー29が
後方へ移動する時、第1の開口51は逆止弁55と協力
して空気チャンバー31内の空気が注入器10から逃げ
出すのを許容する。
【0026】後端キャップ20は、第2の開口53と整
列したくぼみ58(図4および5に最良に見られる)を
含む。このくぼみ58内には、外部環境から空気チャン
バー31への空気流を規制する空気レギュレーター60
がシール収納される。好ましい具体例においては、空気
レギュレーター60は濾過のため普通に使用されている
ような多孔質材料の片であることができる。後端キャッ
プ20の上には接着テープ61のようなシール部材が設
けられ、シール部材除去前に液体の注入を防止する。
【0027】以前に述べたように、空気チャンバー31
と液体チャンバー33とに分割するのはプランジャー2
9である。プランジャー29は、胴の内表面16とスラ
イド自在なシール係合を確立する寸法および形状の外側
へ突出するリブ62,64を含んでいる。外側へ突出す
るリブ62,64は、スライド自在なシール係合を提供
するがしかしプランジャー29と胴14の内表面16の
間の摩擦を最小にするため、ポリプロピレン被覆ゴム、
シリコンゴム、被覆したネオプレンまたは類似のタイプ
の材料でつくるのが好ましい。
【0028】加圧液体源を提供するためプランジャー2
9と共に作用する付勢手段は胴14内に設けられる。図
2に示した具体例においては、この付勢手段は空気チャ
ンバー31内にプランジャー29と後端キャップ20に
圧縮下に保持されている。好ましい具体例におけるこの
付勢手段はばね66である。ばね66はプランジャー2
9の位置に関係なく胴の全長に沿って圧縮下にあり、ば
ね66によってプランジャー29に加えられる付勢力の
変動を最小にする。好ましい具体例においては、ばね6
6はステンレス鋼でつくられる。
【0029】図3に示した好ましい具体例においては、
この付勢手段は液体チャンバー33内にプランジャー2
9と前端キャップ22の間に膨張状態に保持される。好
ましい具体例におけるこの付勢手段はエラストマー部材
68である。再び、このエラストマー部材68はプラン
ジャー29の位置に関係なく胴の全長に沿って膨張して
保持され、エラストマー部材によってプランジャー29
に加えられる付勢力の変動を最小にしている。
【0030】プレストレスした付勢部材の使用にもかか
わらず、付勢手段によってプランジャーに加えられる力
は、付勢部材のプレストレス状態が緩和されるにつれ一
般に減少する。これは、液体チャンバー33中の液源が
注入時間の終わり近くの液圧に比較して注入の開始近く
でより大きい圧力下になることを招来する。この減って
行く液圧は注入時間にわたって減少する流量を招来す
る。
【0031】図4を参照すると、本発明の原理に従って
つくられた胴14の断面図が見られる。以前に論じたよ
うに、プランジャー29は、胴14の内表面16とスラ
イドするシール係合を形成する1対の外側へ突出するリ
ブ62,64を有する。図4に示す装置においては、胴
の内径(d)は、胴の前方部分における当初の内径(d
i)から胴の後方部分における最終内径(df)まで先
細になっている。先方部分において見られる当初内径
(di)は後方部分において見られる最終内径(df)
より大きい。しかしながら、胴の全部分に沿った胴14
の内表面16は、スライドするシール係合を維持するた
めプランジャーの外側へ突出するリブと協力するのに充
分な直径範囲内にある。
【0032】このため、胴14の後方部分においてプラ
ンジャー29へ加わる摩擦力は、胴14の前方部分にお
いてプランジャー29へ加わる摩擦力より大きい。当業
者には自明のように、この摩擦力は、胴のテーパーの程
度を調節することにより、付勢手段によって加えられる
力と同調させ、コンスタントな流量を実現することがで
きる。図4に示したテーパーは説明目的のため誇張され
ており、実際の具体例のテーパーはもっと小さいことに
注意すべきである。
【0033】今や図5を参照すると、本発明の原理に従
った胴14の代替具体例が見られる。この具体例におい
ては、胴14はコンスタントな直径区域(di,d,d
f)を形成する複数の当接直径を含んでいる。当初の前
方直径区域(di)からより小さい後方直径区域(d
f)までこれら区域(di,d,df)を段付けするこ
とにより、定常的な流量をほぼ達成することができる。
加えて、例えば薬物の当初の大量投与が必要な場合等、
薬物の流れ特性を変化させるために、直径区域の種々の
組合せが採用できる。再び、当業者には自明なように、
複数の区域の直径は所望の流量特性を実現するため付勢
手段によって加えられる力と同調されるであろう。再
び、図5に示した段は説明目的のため誇張されており、
実際の具体例における段はもっと小さい。
【0034】今や図6を参照すると、本発明の原理に従
ってつくったプランジャー29の断面が見られる。この
プランジャー29においては、外側へ突出する一体の部
材はゴム0−リング71のような複数の可撓性シールエ
レメントによって置き換えられている。0−リング71
はプランジャー29に形成されたみぞ73内に収容され
る。
【0035】スライドするシール部材をこのように分離
することにより、プランジャー本体から独立して、部材
位置、材料、形状および胴との接触の程度についてスラ
イドするシール部材を最適化することが可能である。
【0036】今や図7を参照すると、定常流量を実現す
るための代替具体例が見られる。図7は、類似の要素は
同じ参照番号で示した注入器10の代替具体例の断面図
を示す。
【0037】この具体例においては、後端キャップ12
内に収容された空気制限器60は、空気の吸入を制限
し、空気チャンバー31内の部分真空を維持する。空気
制限器60に加えて、胴14の縦軸に沿って間隔を置い
た点において胴14内に複数の空気制限器76,78,
80が収容される。プランジャー29は、液体チャンバ
ー33が液体で満たされた時、複数の空気制限器76,
78,80が胴14によってシール遮断されるように膨
張される。プランジャー29が前方へ移動する時、プラ
ンジャー29は複数の空気制限器76,78,80を通
って次第に前進し、これらフィルターを外部環境に対し
て順番に開く。もっと多くの空気が空気チャンバー31
へ入るのを次第に許容することにより、プランジャー2
9が前方へ移動するにつれ次第に弱くなる真空を空気チ
ャンバー31内に維持することができる。プランジャー
29へ加えられるこの変化する力は、付勢部材68によ
ってプランジャー29へ加えられる変化する力を相殺
し、それによって定常流量を許容する。再び、真空の程
度は、当業者には自明のように、付勢部材の特定力特性
を相殺するように同調させることができる。
【0038】ここに記載した具体例についての種々の変
更および修飾が当業者には自明であることを理解すべき
である。そのような変更および修飾は本発明の精神およ
び範囲を逸脱することなく、そしてその利益を減ずるこ
となく実施することができる。それ故、そのような変更
および修飾は特許請求の範囲によってカバーされること
が意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】注射器タイプの注入装置の斜視図である。
【図2】注射器タイプの注入装置の第1の具体例の断面
図である。
【図3】注射器タイプの注入装置の代替具体例の断面図
である。
【図4】本発明による第1の具体例の注射器胴の断面図
である。
【図5】本発明による第2の具体例の注射器胴の断面図
である。
【図6】プランジャーの断面図である。
【図7】本発明による他の具体例の注射器胴の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 注射部タイプ注入装置 12 チューブ状ハウジング 14 円筒胴部材 20 後端キャップ 22 前端キャップ 29 プランジャー 31 空気チャンバー 33 液体チャンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブ、ヘッセル アメリカ合衆国カリフォルニア州92708、 ファウンテンバレー、ダフォーデイルア ベニュー9064 (56)参考文献 特開 昭62−281960(JP,A) 米国特許4997420(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/145

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内表面を有するチューブ状チャンバー(1
    7)を形成するチューブ状ハウジング(12)と、前記
    チューブ状チャンバー内にスライド自在に収容され、該
    チャンバーに対して液密なシールを形成し、そして該チ
    ャンバーを空気チャンバー(31)と液体チャンバー
    (33)に分割するプランジャー(29)であって、前
    記液体チャンバーは患者の静脈系へ接続し得る放出導管
    (37)と液体連通にある前記プランジャーと、液体チ
    ャンバー内に加圧された液体源を提供するためプランジ
    ャー(29)とチューブ状ハウジング(12)の一端の
    間に設けられた付勢手段(66;68)と、付勢手段と
    は独立に液体が注入されるにつれ比較的コンスタントな
    注入流量を提供するための手段(di〜df;di、
    d、df;62、64;71;76、78、80)を備
    え、該比較的コンスタントな注入流量を提供するための
    手段は、前記空気チャンバーへの空気の流入を規制する
    ための手段(60;61)を含んでいることを特徴とす
    る患者へ液体を注入するための装置。
  2. 【請求項2】前記付勢手段(66)は、プランジャー
    (29)と空気チャンバー(31)の端の間に圧縮状態
    で保持されている請求項1の装置。
  3. 【請求項3】前記付勢手段(68)は、プランジャー
    (29)と液体チャンバー(33)の端の間に膨張状態
    で保持されている請求項1の装置。
  4. 【請求項4】前記比較的コンスタントな流量を提供する
    ための手段は、液体が注入されるにつれプランジャー
    (29)へ加えられる摩擦を減少させるようにチューブ
    状ハウジング(12)の内表面(16)に設けられたテ
    ーパー(di〜df)を含んでいる請求項1の装置。
  5. 【請求項5】前記テーパーは、チューブ状ハウジング
    (12)の内表面(16)に設けられた段になったテー
    パー(di、d、df)をさらに含んでいる請求項4の
    装置。
  6. 【請求項6】前記比較的コンスタントな流量を提供する
    ための手段は、プランジャー(29)とチューブ状ハウ
    ジング(12)内表面(16)の間にシールを形成する
    ようにプランジャー(29)上に含まれる複数の可撓性
    エレメント(62;64)を含んでいる請求項1の装
    置。
  7. 【請求項7】前記可撓性シールエレメントは、プランジ
    ャー(29)に形成されたみぞ(73)内に保持された
    O−リング(71)である請求項6の装置。
  8. 【請求項8】前記比較的コンスタントな流量を提供する
    ための手段は、空気チャンバー(31)内の部分真空を
    調節するための手段(76、78、80)を含んでいる
    請求項1の装置。
  9. 【請求項9】前記部分真空を調節するための手段は、空
    気チャンバーと大気の間に設けられた空気制限器(7
    6、78、80)を含んでいる請求項8の装置。
  10. 【請求項10】前記空気制限器(76、78、80)は
    空気フィルターである請求項9の装置。
  11. 【請求項11】前記部分真空を調節するための手段は、
    空気チャンバー(31)と大気の間にチューブ状ハウジ
    ング(12)に設けられた空気制限器(76、78、8
    0)列である請求項8の装置。
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