JP3272632B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JP3272632B2
JP3272632B2 JP10091197A JP10091197A JP3272632B2 JP 3272632 B2 JP3272632 B2 JP 3272632B2 JP 10091197 A JP10091197 A JP 10091197A JP 10091197 A JP10091197 A JP 10091197A JP 3272632 B2 JP3272632 B2 JP 3272632B2
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head
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thermal head
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彰 柴草
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Nagano Japan Radio Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンタに
関し、詳しくは、サーマルヘッドによって転写リボンの
インクを記録紙に転写する熱転写プリンタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の熱転写プリンタとして、装置本
体内の搬送路に臨むように配設されたサーマルヘッド
と、サーマルヘッドに転写リボンを供給するための転写
リボンカセットとを備えているものが知られている。こ
の従来の熱転写プリンタにおけるサーマルヘッドは、プ
ラテンローラに対して接離動自在に配設され、転写リボ
ンと共に供給される記録紙に転写リボンのインクを転写
する。この場合、転写リボンカセットは、装置本体に形
成された装着部に着脱自在に装着可能になっており、そ
の内部には、転写リボンが巻き回された転写リボン供給
ロールおよび転写リボン巻取ロールが回動自在に支持さ
れている。
【0003】この従来の熱転写プリンタでは、転写リボ
ンカセットが装着部に装着されると、転写リボンカセッ
トは、サーマルヘッドと記録紙との間に転写リボンを供
給する。一方、装置本体には装着部に装着された転写リ
ボンカセットが不用意に装着部から外れないようにオペ
レータの操作によって作動するロック機構が配設されて
いる。また、装置本体には、サーマルヘッドをプラテン
ローラに対して接離動させるヘッド移動機構が配設され
ている。したがって、オペレータは、転写リボンカセッ
トを装着部に装着する際には、転写リボンカセットを装
着した後に、ロック機構を操作することにより、転写リ
ボンカセットを装着部から離脱しないように固定し、続
いてヘッド移動機構を操作することにより、サーマルヘ
ッドを、転写リボン、記録紙を介した状態でプラテンロ
ーラに押圧する。これによって、サーマルヘッドが転写
リボンのインクを記録紙に転写することができるように
なっている。
【0004】また、オペレータは、転写リボンカセット
を装着部から取り出す際には、ヘッド移動機構を操作す
ることによってサーマルヘッドをプラテンローラから離
間させ、その後にロック機構を操作して転写リボンカセ
ットを装着部から取り出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の熱転
写プリンタには、以下の課題がある。すなわち、装置本
体に転写リボンカセットを装着する際や、装置本体から
転写リボンカセットを取り外す際には、サーマルヘッド
の移動をするべく、ヘッド移動機構を操作すると共に、
転写リボンカセットのロック機構を操作する必要があ
る。このため、常に2つの操作を行わなければならず、
操作性が悪いという問題点がある。
【0006】そこで本発明は、かかる課題を解決すべく
なされたものであり、サーマルヘッドのプラテンローラ
に対する接離動および装置本体に対する転写リボンカセ
ットの抜脱操作を迅速に行える熱転写プリンタを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の熱転写プリンタは、プラテンローラに対し
て接離動自在に装置本体内に配設され、転写リボンと共
に供給される記録紙に転写リボンのインクを転写するサ
ーマルヘッドと、装置本体内に形成されると共に装置本
体の外壁面に開口する装着部に着脱自在に構成され、転
写リボンが巻き回された転写リボン供給ロールおよび転
写リボン巻取ロールを内部に有し、装着部に装着された
際にはサーマルヘッドに転写リボンを供給可能な転写リ
ボンカセットと、装置本体内に配設されサーマルヘッド
をプラテンローラに対して接離動させるヘッド移動機構
とを備えている熱転写プリンタにおいて、ヘッド移動機
構は、サーマルヘッドをプラテンローラ側に付勢する付
勢手段と、装置本体の外壁面と平行な面内で回動自在に
外壁面に配設され、装着部の開口部分に位置するロック
位置と開口部分から外れる解除位置との間で可動端部が
回動する手動レバーと、手動レバーが解除位置に回動さ
れた際には、付勢手段の付勢力に抗してサーマルヘッド
をプラテンローラから離間させ、手動レバーがロック位
置に回動された際には、付勢手段の付勢力によってサー
マルヘッドをプラテンローラに密着させるロック機構と
を有し、転写リボンカセットにおける装着部からの抜脱
方向の側面には、装着部に装着された際に、解除位置か
らロック位置に向けて回動する手動レバーに当接すると
共に、当接面の一部がロック位置方向に向かうに従って
手動レバー方向に接近する斜面に形成された押動用リブ
が設けられていることを特徴とする。
【0008】この熱転写プリンタでは、ヘッド移動機構
の一部を構成する手動レバーが、装着部に挿入された転
写リボンカセットの押動用リブに当接して、手動レバー
のロック位置への回動に伴って押動用リブを介して転写
リボンカセットを装着方向に押動する。さらにロック位
置では、手動レバーが装着部の開口部分に位置する押動
用リブに当接した状態になるため、転写リボンカセット
の抜けを防止するというロック機構としての機能を果た
す。この場合、サーマルヘッドは、付勢手段の付勢力に
よってプラテンローラに密着される。一方、手動レバー
を逆方向に回動すると、付勢手段の付勢力に抗してサー
マルヘッドがプラテンローラから離反すると共に、手動
レバーを装着部の開口部分から外れる解除位置まで移動
すると、装着部側への押し付けがなくなるため、転写リ
ボンカセットを容易に取り出すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る熱転写プリンタの好適な実施の形態について説
明する。
【0010】熱転写プリンタ10は、いわゆるラベルプ
リンタと呼ばれるものである。この熱転写プリンタ10
では、オペレータが別体の情報入力装置(例えば、パー
ソナルコンピュータなど)において文字や図形の印刷デ
ータをキーボートによって入力すると、その印刷データ
に基づいて、記録紙に予め粘着されているラベルに希望
する文字や図形などが印刷される。この後、オペレータ
は、印刷したラベルを記録紙から剥離して任意の場所に
粘着させることができる。
【0011】次に、熱転写プリンタ10の概要構成を図
1と図2を用いて説明する。
【0012】熱転写プリンタ10は、図1に示すよう
に、ロール紙12が収納される下ボディ部14と、後端
が下ボディ部14に回動自在に取り付けられ上蓋を兼用
する上ボディ部20と、本体カバー22とを備えてい
る。また、下ボディ部14、上ボディ部20および本体
カバー22によって本発明における装置本体が構成され
る。
【0013】下ボディ部14内には、ロール紙12を支
持する一対の板状のロール紙支持ガイド24と、ロール
紙12から繰り出された記録紙26の幅方向の移動を規
制する一対の板状の記録紙送りガイド28と、搬送路2
9上に配設され記録紙26を搬送するための複数のガイ
ドローラ30,30・・と、サーマルヘッド(以下、単
に「ヘッド」という)16に対向すると共に印刷時にヘ
ッド16と相俟って記録紙26を挟み込むプラテンロー
ラ32と、記録紙26を排出させるための記録紙排出口
33と、不図示のギア機構を介してガイドローラ30,
30・・およびプラテンローラ32を回転させるモータ
34(図2参照)とが配設されている。
【0014】上ボディ部20には、ヘッド16が取り付
けられると共に、転写リボンが収納された転写リボンカ
セット(以下、「カセット」という)18が着脱自在に
装着される。
【0015】ヘッド16は、プラテンローラ32に対し
て接離動自在に上ボディ部20内に配設され、同じく上
ボディ部20に配設されたヘッド移動機構によって接離
動される。ヘッド移動機構は、手動レバー36を備えて
おり、ヘッド16は、手動レバー36が図2の状態に位
置しているときは、プラテンローラ32から離間した位
置にあり、手動レバー36が同図における矢印方向に回
転された際には、この回転によって駆動されてプラテン
ローラ32を押圧する状態に位置する。
【0016】カセット18は、上ボディ部20に形成さ
れた装着部38に着脱自在に装着可能に構成され、その
内部には、転写リボン供給ロール40と転写リボン巻取
ロール42と、カセット18内に配設された転写リボン
44の有無を検出する検出手段46とが収納されてい
る。なお、転写リボン巻取ロール42は、カセット18
が上ボディ部20に装着された際に、装着部38の奥壁
面に配設されモータ34によって回転駆動される不図示
のリールに連結して巻取方向に回転する。
【0017】また、本体カバー22は、下ボディ部14
に上ボディ部20がセットされた後に、上方に回動させ
ることによって上ボディ部20のカセット18装着側の
側面を被う。
【0018】次に、図2を参照して熱転写プリンタ10
の動作概要について説明する。装置外部から印刷命令が
出力されると、モータ34が駆動し、ローラ30,30
・・およびプラテンローラ32が回転する。これに伴っ
て、ロール紙12から繰り出された記録紙26が搬送路
29上を搬送される。一方、転写リボン供給ロール40
に巻き回された転写リボン44がヘッド16と記録紙2
6との間に供給され、ヘッド16によって記録紙26に
印刷が行われる。次いで、記録紙26は、記録紙排出口
33から搬出され、ヘッド16によってインクが記録紙
26に転写された転写リボン44は、転写リボン巻取ロ
ール42に巻き取られる。なお、下ボディ部14の先端
部下側に配設されているローラ30,30(同図におい
て最も左側のローラ30,30)間に記録紙26を挟み
込ませることによって、記録紙26からラベル27を自
動的に剥離させることも可能になっている。
【0019】次に、各構成について詳述する。
【0020】最初に、ロール紙12および記録紙26の
支持機構について図2〜図4を用いて説明する。下ボデ
ィ部14内部に配設された一対のロール紙支持ガイド2
4は、紙管48に記録紙26が巻き回されてなるロール
紙12の幅方向への移動を規制しつつ、ロール紙12を
回転自在に支持するものである。そして種々の幅のロー
ル紙12を支持できるように、互いの距離が調節可能に
なっている。
【0021】ロール紙12の支持構造についてさらに説
明すると、一対のロール紙支持ガイド24,24の上端
部には半円弧状の凹部50,50がそれぞれ形成されて
おり、紙管48に貫通されたロール紙支持シャフト52
の両端が、各ロール紙支持ガイド24の凹部50に装着
されることにより一対のロール紙支持ガイド24の上端
間に架け渡される。これによって、ロール紙12が一対
のロール紙支持ガイド24によって回動自在に支持され
る。なお、本実施の形態では図2に示すように、ロール
紙支持ガイド24とロール紙支持シャフト52は金属材
料を用いて形成されているため、相互間の摩擦を低減す
るためにロール紙支持ガイド24の上端部には合成樹脂
製の板体54が装着され、この板体54に凹部50が形
成されているが、ロール紙支持ガイド24またはロール
紙支持シャフト52のいずれかが合成樹脂材料を用いて
形成されていれば、ロール紙支持ガイド24上に凹部5
0を直接形成するようにしてもよい。
【0022】下ボディ部14内部に配設された一対の記
録紙送りガイド28は、ヘッド16とロール紙支持ガイ
ド24との間の搬送路29の両側に、互いの距離を調節
可能に構成されている。そして互いの距離を記録紙26
の紙幅と同じに調節されることによって、ヘッド16に
供給される記録紙26の幅方向への移動を規制する機能
を有する。
【0023】続いて、この一対のガイド部材56の詳細
な構造について説明する。
【0024】ガイド部材56は、図3に示すように、平
行に形成した一対のスライドベース58a,58bを備
えており、スライドベース58a,58bは、下ボディ
部14に平行に取り付けられた3本のガイドレール60
a,60b,60cの内の2本にそれぞれ摺動自在に取
り付けられている。スライドベース58aはガイドレー
ル60a,60cに、スライドベース58bはガイドレ
ール60b,60cに取り付けられている。各スライド
ベース58a,58bにはガイドレール60a,60b
に沿って延びる脚部62a,62bがそれぞれ形成さ
れ、脚部62a,62bの先端もまたガイドレール60
a,60bに摺動自在に取り付けられている。よって、
相互に平行状態を保ったままガイドレール60a〜60
c上での摺動が可能となる。また、スライドベース58
a,58b上には、一対の記録紙送りガイド28と板状
の一対のロール紙支持ガイド24とが、それぞれ平行と
なるように互いに対向して垂直に立設されている。
【0025】次いで、接離動機構63について説明す
る。
【0026】接離動機構63は、一対のガイド部材5
6,56の中間位置に配設されたピニオンギア64と、
一対のラックギア66,66とを備えている。ラックギ
ア66,66は、それぞれ、一対のガイド部材56,5
6の各々からピニオンギア64方向に、ガイド部材56
の移動方向と平行(ガイドレール60a〜60cと平
行)に延設され、ピニオンギア64の回転軸68を中心
とした対称位置に噛合する。
【0027】この接離動機構63によって、一対のガイ
ド部材56,56の一つを移動させれば、これに対応し
て他のガイド部材56も逆方向に同一距離移動する。そ
して、記録紙26の正規のセット位置における幅方向の
中心線上に、ピニオンギア64の回転軸68を配置して
おくことによって、一対のガイド部材56,56を記録
紙26の幅方向の中心から常に等距離に位置するように
移動させることができる。なお、本実施の形態では、ロ
ール紙支持シャフト52に取り付けられるロール紙押さ
え板70によってロール紙12の両端面が直接挟持され
ているため、ロール紙支持ガイド24はこのロール紙押
さえ板70を介してロール紙12を支持する構造となっ
ており、スライドベース58a,58b上におけるロー
ル紙支持ガイド24の取付位置は、記録紙送りガイド2
8の取付位置よりロール紙押さえ板70の厚み分Aだけ
予め幅方向の外側に設定されている。
【0028】次に、上ボディ部20にカセット18を装
着する機構について説明する。カセット18は、図5に
示すように、上ボディ部20の側面に開口し凹状に形成
された装着部38に着脱自在に装着可能となっている。
具体的に、カセット18の構造について図5〜図7を用
いて説明する。カセット18は、合成樹脂材料を用いて
形成されたカセット本体72を有し、カセット本体72
は、転写リボン44が巻き回された転写リボン供給ロー
ル40および転写リボン巻取ロール42を内部に装着可
能に構成されている。より詳細には、カセット本体72
には、各ロール40,42の幅より若干幅広となるよう
に形成された側壁74に2対の切欠部76a,76bが
形成され、この各切欠部76a,76bの縁部を形成す
る側壁74が、各ロール40,42に貫通されたリボン
セット軸78の両端部分に形成された固定周溝80に嵌
合する。この場合、リボンセット軸78における固定周
溝80の隣接部分には、テーパ面が形成された嵌合用の
鍔79が形成されている。このため、切欠部76a,7
6bを形成する側壁74の縁部に鍔79のテーパ面を当
接した状態でリボンセット軸78を押し込むことによ
り、確実かつ容易に固定周溝80に側壁74の縁を嵌合
させることができる。また、各切欠部76a,76bの
内壁面の形状は、奥部に向かうに従って幅狭となるテー
パ面に形成されると共に、奥部は各ロール40,42の
固定周溝80の外径より若干小径に形成された円弧状に
形成され、切欠部76a,76bへのリボンセット軸7
8の装着を容易にすると共に、一旦切欠部76a,76
bの奥部にリボンセット軸78が装着された後には外力
を加えない限り容易に抜けない構造となっている。
【0029】また、側壁74には互いに離間して延出さ
れた2対の供給アーム86a,86bが形成され、一対
の各供給アーム86a,86b間にはガイドローラ87
が各ロール40,42と平行となるように回動自在に取
り付けられ、転写リボン供給ロール40から送り出され
た転写リボン44は2つのガイドローラ87,87に架
け渡されて転写リボン巻取ロール42に巻き取られる。
この供給アーム86a,86bの長さと間隔は、カセッ
ト18が装着部38内に装着された際に、装着部38の
奥壁面から装着部38の開口部分方向に向かって突出す
るように配置されているヘッド16が、両供給アーム8
6a,86bと2つのガイドローラ87,87に架け渡
された転写リボン44とによって形成される空間部88
内に進入可能なように形成される。
【0030】また、カセット本体72には、第1のカセ
ットカバー90aと第2のカセットカバー90bが回動
自在に軸着されている。各カバー90a,90bはそれ
ぞれカセット本体72に装着された転写リボン供給ロー
ル40および転写リボン巻取ロール42と、転写リボン
供給ロール40から供給アーム86aまでの間に介在す
る転写リボン44と、供給アーム86bから転写リボン
巻取ロール42までの間に介在する転写リボン44とを
被う機能を有する。また、各カバー90a,90bの両
側壁には、カバー90a,90bを閉じた際にリボンセ
ット軸78が装着される円弧状の奥部付近で切欠部76
a,76bを閉塞する一対の閉塞片92がそれぞれ形成
されており、リボンセット軸78の切欠部76a,76
bからの抜脱を確実に防止する。
【0031】なお、リボンセット軸78を装着するため
の構成としては、図7に示すように、両切欠部76a,
76bの近傍の側壁74に孔部93,93をそれぞれ形
成することによって、閉塞片92,92を不要にするこ
ともできる。この場合には、リボンセット軸78の装着
時において、両切欠部76a,76bが容易に弾性変形
することによってリボンセット軸78を容易に装着する
ことができると共に、一旦リボンセット軸78を装着し
た後は、両切欠部76a,76bがリボンセット軸78
を挟持することにより、その抜脱を確実に防止すること
ができる。
【0032】さらに、一方の側壁74には、切欠部76
bの代わりにリボンセット軸78の挿通孔を形成し、リ
ボンセット軸78の装着時には、形成した挿通孔にリボ
ンセット軸78の一方の端部を差し込んだ後、他方の端
部の固定周溝80を切欠部76aに嵌合させるように構
成してもよい。
【0033】また、前述した各カバー90a,90bの
外側表面には、装着部38にカセット18を位置決めし
て装着できるように、装着部38内周面に形成された装
着ガイド溝94a,94b(図5参照)に嵌合する嵌合
突起96a,96bがそれぞれ各ロール40,42の軸
線と平行方向に延びるように形成されている。
【0034】さらに、カセット本体72の装着部38か
らの抜脱方向の側面には、カセット18を手で掴むため
の把手部98と、後述するヘッド移動機構の一部を構成
する手動レバー36と当接して、カセット18を装着部
38奥側に押しながらロックする弧状の押動用リブ10
0が形成されている。この押動用リブ100の壁面形状
は、手動レバー36と最初に当接する面が所定長だけ斜
面に形成され、それ以後はカセット本体72の側面とほ
ぼ平行に形成されている。この形状によって、カセット
18は、押動用リブ100の突出長分だけ手動レバー3
6によって装着部38奥側に押入され、その後は装着部
38からの抜脱を防止される。
【0035】続いて、リボンセット軸78とロール規制
板84の構造について図8を参照して説明する。リボン
セット軸78は、合成樹脂材料を用いて転写リボン供給
ロール40および転写リボン巻取ロール42の各紙管に
挿通可能な円柱状に形成されている。そして、その外周
面には凹状の一対の固定周溝80,80と、軸方向に形
成された溝部81と、複数の調節周溝82,82・・
と、紙管の内壁に当接して回転方向の位置ずれを防止す
る複数の突起部83,83・・とが形成されている。ロ
ール規制板84は、一例として弾性を有する合成樹脂材
料を用いて外形が円板状に形成され、中心部分には、調
節周溝82が形成された部位のリボンセット軸の軸径よ
りも若干小径の嵌合孔102が形成されると共に、端縁
部分から嵌合孔102に至る嵌入スリット104が形成
されている。ロール規制板84をリボンセット軸78に
取り付ける際には、嵌入スリット104を調節周溝82
に当接させた後にロール規制板84をリボンセット軸7
8に押し付けることによって、ロール規制板84が弾性
変形しつつリボンセット軸78が嵌入スリット104を
通過して嵌合孔102にセットされる。嵌合孔102
は、調節周溝82が形成された部位のリボンセット軸7
8軸径よりも小径に形成されているために、リボンセッ
ト軸78が装着された際には拡径しており、元の径に戻
ろうと自らの弾性力によってリボンセット軸78を常時
締めつけている。この結果、ロール規制板84は、リボ
ンセット軸78から容易に外れないようになっている。
【0036】この構造によれば、ロール規制板84を取
り付ける調節周溝82を各ロール40,42のリボン幅
に応じて変えることにより、種々のリボン幅のロールを
リボンセット軸78に位置決めした状態で装着すること
ができる。また、ロール規制板84は弾性変形が可能で
あるから、一旦、ある調節周溝82に取り付けた後にで
も、リボンセット軸78の軸線方向に沿って強制的に移
動させて他の調節周溝82に嵌め込むことも可能であ
る。なお、嵌入スリット104の弾性変形をさらに容易
にするために、ロール規制板84の嵌入スリット104
の両側に、嵌入スリット104に沿った長孔106をそ
れぞれ設けている。
【0037】なお、ロール規制板84は上記の嵌入スリ
ット104を形成する構成に代えて、図13に示すよう
に、嵌合孔102の口縁から垂直方向に延出する係止片
108,108・・を、嵌合孔102の口縁に沿って複
数並設する構造としてもよい。この場合、少なくとも一
つの係止片108の突出端部の内面にはリボンセット軸
78の調節周溝82に係合する係合凸部110を設ける
ようにする。また、転写リボン供給ロール40および転
写リボン巻取ロール42の各紙管の縁部に形成されてい
る切欠に嵌合可能な突起部109を係止片108の口縁
側に形成すると共に、リボンセット軸78の溝部81に
嵌合可能な突起部111を形成する。このロール規制板
84では、例えば転写リボン供給ロール40における紙
管の切欠部に突起部を嵌合させた後、リボンセット軸7
8の溝部81に突起部111を嵌合させた状態でリボン
セット軸78を嵌合孔102に挿通させる。これによ
り、転写リボン供給ロール40がリボンセット軸78に
取り付けられる。この場合、転写リボン供給ロール40
とロール規制板84とが互いに固着され、かつロール規
制板84とリボンセット軸78とが互いに固着されるた
め、転写リボン供給ロール40は、がたつくことなくリ
ボンセット軸78に固着される。一方、規制板84の取
り付け位置を変更する場合には、リボンセット軸78に
沿って力を加えれば、係合凸部110が形成された係止
片108が弾性変形して係合凸部110が調節周溝82
から抜け、隣接する調節周溝82に移動した際には当該
調節周溝82と係合する。
【0038】次に、ヘッド16をプラテンローラ32に
対して接離動させるヘッド移動機構について、図9,1
1を参照して説明する。
【0039】ヘッド移動機構112は、ヘッド16をプ
ラテンローラ32側に付勢する付勢手段としてのバネ1
14と、上ボディ部20の外壁面に、外壁面と平行な面
内で回動自在に配設され、可動端部が装着部38の開口
部分に位置するロック位置と開口部分から外れる解除位
置との間で回動する手動レバー36と、手動レバー36
が解除位置に回動された際にはバネ114の付勢力に抗
してヘッド16をプラテンローラ32から離間させ、手
動レバー36がロック位置に回動された際にはバネ11
4によってヘッド16をプラテンローラ32に密着させ
るロック機構116とを有している。
【0040】ロック機構116の一例を図9、図11を
用いて説明すると、ロック機構116は、手動レバー3
6に一端が連結され第1の軸Bを中心に回動可能な伝達
シャフト118と、伝達シャフト118の他端に取り付
けられたカム120と、一端がカム120上部に延出し
第1の軸Bと平行な第2の軸Cを中心に回動自在な押圧
アーム122と、第1の軸Bと直交する第3の軸Dを中
心に回動自在に配設され、一端にはヘッド16が軸着さ
れている支持アーム124とを備えている。なお、支持
アーム124の他端は、押圧アーム122の他端下方に
延出しており、押圧アーム122が回動することによっ
て押圧アーム122の他端が下方に移動した際には、そ
れに伴って下方に押圧されて一端に軸着されたヘッド1
6を上方に移動させる。この移動によってヘッド16は
プラテンローラ32から離間する。なお、バネ114
は、支持アーム124の他端に接続されており、他端を
上方に、つまり支持アーム124の一端に軸着されたヘ
ッド16をプラテンローラ32方向に付勢している。ま
た、ヘッド16は、装着部38内に突設されたヘッドカ
バー126に配設された一対の支持ガイド128によっ
て上下に移動可能に支持されている。
【0041】次いで、ヘッド移動機構112の動作につ
いて説明する。図9の手動レバー36が解除位置(点線
で示す位置)にある場合には、伝達シャフト118に取
り付けられたカム120は押圧アーム122の一端を上
方に押動した状態にあり、これによって押圧アーム12
2の他端は下方に回動した位置にあって支持アーム12
4の他端を下方に押動している。これによって、支持ア
ーム124は、第3の軸Dを中心に回動してヘッド16
が取り付けられた一端が上方に移動した状態となってい
る。よって、この状態では、ヘッド16は、ヘッド16
の下方に位置するプラテンローラ32から離間した状態
になる。続いて、手動レバー36を解除位置からロック
位置(実線で示す位置)に回動すると、カム120は第
1の軸Bを中心に伝達シャフト118を介して手動レバ
ー36と同方向に回動し、押圧アーム122の一端の上
方への押動を解除する。この状態では、支持アーム12
4の他端が、バネ114によって第3の軸Dを中心に上
方に回動するように付勢されているため、この押圧アー
ム122による下方への回動が解除されることによって
上方に回動する。従って、支持アーム124のヘッド1
6が取り付けられた一端が下方に移動し、ヘッド16は
ヘッド16の下方に位置するプラテンローラ32方向に
移動してプラテンローラ32と当接した状態となる。通
常は、プラテンローラ32とヘッド16との間にはプラ
テンローラ32側から記録紙26と転写リボン44とが
この順番で重ね合わされているため、ヘッド16は転写
リボン44と接触して転写リボン44のインクを記録紙
26に転写することが可能になる。
【0042】また、前述したように、手動レバー36
は、カセット18の押動用リブ100に当接し、そのロ
ック位置への回動に伴って押動用リブ100を介してカ
セット18を装着方向に押し込む。さらにロック位置で
は、手動レバー36は、装着部38の開口部分に位置し
て押動用リブ100に当接した状態になっているため、
カセット18の抜けを防止するというロック機構として
の機能も果たしている。なお、手動レバー36が解除位
置にある場合には、ヘッド16がプラテンローラ32か
ら離反し、かつ手動レバー36が装着部38の開口部分
から外れた位置にある。このため、この状態において
は、装着部38へのカセット18の着脱を行うことがで
きる。
【0043】次に、ヘッド16の支持アーム124への
取り付け構造について図10〜図12を用いて説明す
る。
【0044】ヘッド16には、上方に向けて互いに平行
に延出された一対の取付片130a,130bが形成さ
れると共に、一方の取付片130bには第1の挿通孔1
32が形成され、他方の取付片130aには、第1の挿
通孔132と同一の中心線上に形成され、かつ第1の挿
通孔132より大径の第2の挿通孔134と、第2の挿
通孔134の直径より幅狭で第2の挿通孔134から取
付片130aの端縁に至るスリット136とが形成され
ている。一方、ヘッド移動機構112を構成する支持ア
ーム124の一端には、下方に向けて互いに平行に延出
されると共に互いの間隔が一対の取付片130a,13
0bの間隔よりも若干幅狭に形成された一対の支持片1
38,138が形成されている。この両支持片138に
は、第1の挿通孔132と同径の孔133が形成されて
おり、この一対の支持片138,138の孔133と、
一対の取付片130a,130bの第1の挿通孔132
および第2の挿通孔134を介して、つまみ部140が
一端に形成された支軸シャフト142が摺動自在に貫通
されることによって、支持アーム124にヘッド16が
取り付けられている。
【0045】つまみ部140は手で摘まみ易いように、
支軸シャフト142の他の部分より大径に形成されてい
るが、支持片138側は取付片130aの第2の挿通孔
134に挿通可能なように若干小径で、かつスリット1
36の幅よりも大径に形成されている。また、支持アー
ム124と支軸シャフト142との間、若しくは支持片
138と支軸シャフト142との間には、図12に示す
ように、つまみ部140が支持片138と常時当接する
方向に支軸シャフト142を付勢するスプリング144
が配設されている。本実施の形態ではスプリング144
としてのコイルスプリングが、支軸シャフト142の大
径部146と支持片138との間に縮めた状態で掛け渡
されている。
【0046】この取り付け構造によれば、ヘッド16を
支持アーム124に取り付ける際には、支軸シャフト1
42のつまみ部140を摘まみ、スプリング144の付
勢力に抗して図12における一点鎖線の位置まで引っ張
り、支軸シャフト142の他方の端部(同図の右側端
部)が支持片138の外壁面とほぼ同じになる状態にす
る。この状態において、ヘッド16の一対の取付片13
0a,130bを、一対の支持片138を挟むように接
近させる。次いで、支軸シャフト142の他方の端部側
においては、第1の挿通孔132を支軸シャフト142
の中心線に合わせ、支軸シャフト142のつまみ部14
0側においては、支軸シャフト142をスリット136
を介して第2の挿通孔134内に嵌め込む。そして、こ
の状態においてつまみ部140を離すと、スプリング1
44の付勢力によって、支軸シャフト142は、同図に
おいて右方向に移動してその他方の端部が取付片130
bの第1の挿通孔132に進入し、かつ、つまみ部14
0の小径部分がもう一方の取付片130aの第2の挿通
孔134に進入する。これによって、支持アーム124
にヘッド16が抜脱不能、かつ回動自在に装着される。
【0047】また、ヘッド16を支持アーム124から
取り外す場合には、つまみ部140を引けば、第1の挿
通孔132と第2の挿通孔134とから支軸シャフト1
42が抜けるので支持アーム124からヘッド16を外
すことができる。なお、つまみ部140の第2の挿通孔
134に挿通する小径部の外周面は、支持片138方向
に向かうに従って次第に縮径するテーパ面状に形成する
とよい。この構成によると、つまみ部140の外周面は
確実に第2の挿通孔134の内周面に密着するので、結
果として支持アーム124へのヘッド16の取り付け位
置も確実に位置決めされる。
【0048】なお、ヘッド16の支持アーム124への
取り付け構造は、上記した構成に限定されず、種々の改
変が可能である。例えば、取付片130bに形成した第
1の挿通孔132を、取付片130aに形成した第2の
挿通孔134と同じ構造(挿通孔とスリットとの組合
せ)にすることもできる。具体的には、ヘッド16の取
付け後の状態において第1の挿通孔132を挿通する部
分の支持シャフト142のシャフト径を第1の挿通孔1
32の孔径とほぼ同じに形成し、かつ、ヘッド16の取
り外し時においてスプリング144の付勢力に抗してつ
まみ部140を引いている状態において第1の挿通孔1
32を挿通する部分の支持シャフト142のシャフト径
を取付片130bに形成したスリットのスリット幅より
も小径に形成することにより、ヘッド16の取り外し時
に、支持シャフト142を第1の挿通孔132側から第
2の挿通孔134に向けて押し込めば、支持シャフト1
42からヘッド16を容易に離脱させることができる。
また、一対の支持ガイド128,128を互いに分離す
ると共に、記録紙26の搬送方向に対する一方の支持ガ
イド128の位置を微調整するための調整用ネジなどを
配設し、調整用ネジを調整することにより、記録紙26
の搬送方向に対するヘッド16の向きを調整できる構成
にしてもよい。
【0049】以上、本発明の好適な実施形態について種
々述べてきたが、本発明は上述する実施形態に限定され
るものではなく、適宜改変することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の熱転写プ
リンタによれば、ヘッド移動機構の一部を構成する手動
レバーが、装着部に挿入された転写リボンカセットの押
動用リブに当接して、手動レバーのロック位置への回動
に伴って押動用リブを介して転写リボンカセットを装着
方向に押動する。さらにロック位置では、手動レバーが
装着部の開口部分に位置する押動用リブに当接した状態
になるため、転写リボンカセットの抜けを防止するとい
うロック機構としての機能を果たす。この場合、サーマ
ルヘッドは、付勢手段の付勢力によってプラテンローラ
に密着される。一方、手動レバーを逆方向に回動する
と、付勢手段の付勢力に抗してサーマルヘッドがプラテ
ンローラから離反すると共に、手動レバーを装着部の開
口部分から外れる解除位置まで移動すると、装着部側へ
の押し付けがなくなるため、転写リボンカセットを容易
に取り出すことができる。したがって、ヘッド移動機構
の一部を構成する手動レバーを操作することで、ヘッド
のプラテンローラへの接離動と、転写リボンカセットの
ロック若しくは解除を同時に行えるため、操作性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写プリンタの構造を示す斜視
図である。
【図2】熱転写プリンタ内部の概要構成を示す説明図で
ある。
【図3】本実施形態に係る一対のガイド部材の構造を示
す平面図である。
【図4】熱転写プリンタ内部の部分拡大斜視図である。
【図5】上ボディ部の装着部に転写リボンカセットを装
着する際の斜視図である。
【図6】転写リボンカセットの構造を示す説明図であ
る。
【図7】転写リボンカセットのカセット本体の斜視図で
ある。
【図8】リボンセット軸とロール規制板を示す斜視図で
ある。
【図9】ヘッド移動機構の要部の構成を示す斜視図であ
る。
【図10】ヘッド移動機構の支持アームとヘッドとの連
結構造を示す分解斜視図である。
【図11】ヘッド移動機構の正面図である。
【図12】ヘッド移動機構の支持アームとヘッドとの連
結構造を示すための、図11のE−E断面図である。
【図13】他の実施形態に係るロール規制板の斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 熱転写プリンタ 16 サーマルヘッド 18 リボンカセット 26 記録紙 32 プラテンローラ 36 手動レバー 38 装着部 40 転写リボン供給ロール 42 転写リボン巻取ロール 44 転写リボン 63 接離動機構 100 押動用リブ 112 ヘッド移動機構 114 バネ 116 ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/304 B41J 2/32 B41J 17/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラに対して接離動自在に装
    置本体内に配設され、転写リボンと共に供給される記録
    紙に当該転写リボンのインクを転写するサーマルヘッド
    と、 前記装置本体内に形成されると共に当該装置本体の外壁
    面に開口する装着部に着脱自在に構成され、前記転写リ
    ボンが巻き回された転写リボン供給ロールおよび転写リ
    ボン巻取ロールを内部に有し、前記装着部に装着された
    際には前記サーマルヘッドに前記転写リボンを供給可能
    な転写リボンカセットと、 前記装置本体内に配設され前記サーマルヘッドを前記プ
    ラテンローラに対して接離動させるヘッド移動機構とを
    備えている熱転写プリンタにおいて、 前記ヘッド移動機構は、前記サーマルヘッドを前記プラ
    テンローラ側に付勢する付勢手段と、 前記装置本体の前記外壁面と平行な面内で回動自在に当
    該外壁面に配設され、前記装着部の開口部分に位置する
    ロック位置と当該開口部分から外れる解除位置との間で
    可動端部が回動する手動レバーと、 前記手動レバーが前記解除位置に回動された際には、前
    記付勢手段の付勢力に抗して前記サーマルヘッドを前記
    プラテンローラから離間させ、前記手動レバーが前記ロ
    ック位置に回動された際には、前記付勢手段の付勢力に
    よって前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに密着
    させるロック機構とを有し、 前記転写リボンカセットにおける前記装着部からの抜脱
    方向の側面には、前記装着部に装着された際に、前記解
    除位置から前記ロック位置に向けて回動する前記手動レ
    バーに当接すると共に、当該当接面の一部がロック位置
    方向に向かうに従って当該手動レバー方向に接近する斜
    面に形成された押動用リブが設けられていることを特徴
    とする熱転写プリンタ。
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