JP3270101B2 - 主記憶装置のインタリーブ数設定方式 - Google Patents

主記憶装置のインタリーブ数設定方式

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JP3270101B2
JP3270101B2 JP05282292A JP5282292A JP3270101B2 JP 3270101 B2 JP3270101 B2 JP 3270101B2 JP 05282292 A JP05282292 A JP 05282292A JP 5282292 A JP5282292 A JP 5282292A JP 3270101 B2 JP3270101 B2 JP 3270101B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主記憶装置を備えた
情報処理装置に係り、特に主記憶装置のインタリーブ数
の設定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、主記憶装置を備えた情報処理装
置では、主記憶アクセスの高速化のためにインタリーブ
方式を適用するものが多い。また、インタリーブ方式の
主記憶装置は、独立にインタリーブ可能な複数の主記憶
モジュールにより構成されることが多い。このような構
成では、各主記憶モジュールの記憶容量の違いにより、
主記憶装置のインタリーブ数(インタリーブのウェイ
数)も異なってくる。
【0003】従来、主記憶装置のインタリーブ数の設定
は、作業者のスイッチ操作あるいはキーボードを用いた
入力操作により行われるのが一般的であった。この設定
のためには、作業者は、主記憶装置を構成する各主記憶
モジュールの記憶容量を正しく認識していなければなら
ず、しかも主記憶装置の動作に関する高度な知識を持っ
ている必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、主記憶装置のインタリーブ数の設定方式として、作
業者のスイッチ操作あるいはキーボード操作により設定
する方式が適用されていた。
【0005】しかし、この従来のインタリーブ設定方式
では、作業者は、主記憶装置の動作に関する高度な知識
を必要とし、また主記憶装置を構成する各主記憶モジュ
ールの記憶容量を正しく認識していなければならず、簡
単にインタリーブ数を設定することはできなかった。ま
た、誤ったインタリーブ数が設定される虞が常に存在
し、もし設定を誤った場合には、情報処理装置自体が動
作しなくなるという問題もあった。
【0006】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、主記憶装置のインタリーブ数が、この主
記憶装置を構成する各主記憶モジュールの記憶容量に応
じた最適な値に自動設定できる主記憶装置のインタリー
ブ数設定方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、主記憶装置
を構成し、独立にnウエイ(WAY)インタリーブが可
能なm個の主記憶モジュールの各々から主記憶制御装置
に対し、自身の記憶容量を示す容量通知信号を送出する
ための容量通知信号発生手段と、この各主記憶モジュー
ルの容量通知信号発生手段から主記憶制御装置に送出さ
れる容量通知信号の各状態の組合せをもとに、主記憶装
置のインタリーブ数を、上記m個の主記憶モジュールの
記憶容量が全て一致する場合にはn×mに設定し、上記
m個の主記憶モジュールの記憶容量の全ては一致しない
ものの、上記m個の主記憶モジュールがM等分されたm
/M個の主記憶モジュールの組合せ毎の総記憶容量が全
て一致する場合にはn×Mに設定し、そのいずれでもな
い場合にはnに設定するインタリーブ数設定手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成において、各主記憶モジュールに設
けられた容量通知信号発生手段は、対応する主記憶モジ
ュールに電源が投入されている場合、自身の記憶容量を
示す容量通知信号を発生して主記憶制御装置に送る。こ
の容量通知信号発生手段は、対応する主記憶モジュール
の記憶容量に固有の構成となっており、同モジュールの
製造時に構成されたものである。
【0009】主記憶制御装置にはインタリーブ数設定手
段が設けられており、各主記憶モジュール(内の容量通
知信号発生手段)から送られている容量通知信号の各状
態の組合せをもとに、即ち各容量通知信号で示される各
主記憶モジュールの記憶容量の組合せをもとに、各主記
憶モジュールの記憶容量が全て一致する場合にはインタ
リーブ数n×m(最大値)が選択され、各主記憶モジュ
ールの記憶容量の全ては一致しないものの、各主記憶モ
ジュール(m個の主記憶モジュール)がM等分されたm
/M個の主記憶モジュールの組合せ毎の総記憶容量が全
て一致する場合にはインタリーブ数n×Mが選択され、
そして、そのいずれでもない場合にはインタリーブ数n
(最小値)が選択されて、その選択されたインタリーブ
数が主記憶装置のインタリーブ数として自動設定され
る。
【0010】
【実施例】図1はこの発明を適用する情報処理装置の一
実施例を示すブロック構成図である。
【0011】図1において、1はプログラム、データ等
を格納するための主記憶装置である。この主記憶装置1
は、主記憶モジュール11-0〜11-3により構成され
る。これら各主記憶モジュール11-0〜11-3は、それ
ぞれ独立に例えば4WAYインタリーブを行うことがで
きるものとする。
【0012】2は装置の中枢をなすCPU(CPUモジ
ュール)である。このCPU(CPUモジュール)2に
は、主記憶装置1を制御する主記憶制御装置21が設け
られている。
【0013】3はバックパネルである。このバックパネ
ル3には、コネクタ31-0〜31-3,32が設けられて
いる。また主記憶装置1を構成する主記憶モジュール
(が搭載された主記憶モジュール基板)11-0〜11-3
にはバックパネルのコネクタ31-0〜31-3と嵌合する
コネクタ12-0〜12-3が、CPU(が搭載されたCP
U基板)2にはバックパネルのコネクタ32と嵌合する
コネクタ22が、それぞれ設けられている。主記憶モジ
ュール11-0〜11-3はコネクタ12-0〜12-3,31
-0〜31-3を介し、CPU2はコネクタ22,32を介
し、それぞれバックパネル3に実装される。このバック
パネル3により、CPU2と主記憶モジュール11-0〜
11-3等が接続される。
【0014】主記憶モジュール11-0〜11-3には、同
モジュール11-0〜11-3の記憶容量(更に具体的に述
べるならば、モジュール11-0〜11-3に実装されるD
RAMの記憶容量)を示す例えば2ビットの主記憶モジ
ュール容量通知信号13-0〜13-3を発生する容量通知
信号発生部14-0〜14-3が設けられている。本実施例
において、主記憶モジュール11-0〜11-3の容量は、
1Mビット、4Mビットおよび16Mビットのいずれか
に制限されている。
【0015】そこで容量通知信号発生部14-i(i=0
〜3)は、主記憶モジュール11-iの容量が1Mビット
の場合には“01”の主記憶モジュール容量通知信号1
3-iを、4Mビットの場合には“10”の主記憶モジュ
ール容量通知信号13-iを、そして16Mビットの場合
には“11”の主記憶モジュール容量通知信号13-iを
発生するように、同モジュール11-iの製造時に予め構
成されている。この信号13-iの各ビットは、例えばプ
ルアップ抵抗を介して電源ラインに接続することにより
“1”状態に、接地ラインに接続することにより“0”
状態に設定される。
【0016】主記憶制御装置21には、主記憶装置1の
インタリーブ数を設定するインタリーブ数設定部23が
設けられている。このインタリーブ数設定部23には、
主記憶モジュール11-0〜11-3の容量通知信号発生部
14-0〜14-3で発生された主記憶モジュール容量通知
信号13-0〜13-3がバックパネル3を介して伝達され
る。インタリーブ数設定部23は、これら各信号13-0
〜13-3の状態の組合せをもとに、主記憶装置1のイン
タリーブ数を、最小値を4、最大値を4×4=16とす
る予め定められたWAY数(ここでは、4,8,16の
3つ)の中から選択して設定するようになっている。
【0017】図2は上記インタリーブ数設定部23の構
成を示すブロック図である。インタリーブ数設定部23
は、主記憶モジュール容量通知信号13-0〜13-3をデ
コードして、同信号13-0〜13-3が示す容量(主記憶
モジュール容量)を検出するためのデコーダ200〜2
03(DEC)と、デコーダ200,202のデコード
結果を加算する加算器204と、デコーダ201,20
3のデコード結果を加算する加算器205とを有してい
る。
【0018】インタリーブ数設定部23はまた、主記憶
モジュール容量通知信号13-0〜13-3の各状態を比較
して、全て等しいことを検出するための比較器206
と、加算器204,205の加算結果を比較して両者が
等しいことを検出するための比較器207とを有してい
る。
【0019】インタリーブ数設定部23はまた、4WA
Yインタリーブ時の主記憶制御信号を発生する4WAY
用主記憶制御信号発生回路208と、8WAYインタリ
ーブ時の主記憶制御信号を発生する8WAY用主記憶制
御信号発生回路209と、16WAYインタリーブ時の
主記憶制御信号を発生する16WAY用主記憶制御信号
発生回路210と、セレクタ211とを有している。こ
のセレクタ211は、比較器206,207の出力信号
S0 ,S1 の状態に応じて上記主記憶制御信号発生回路
208〜210のいずれか1つを選択し、その選択した
主記憶制御信号発生回路により主記憶装置1に対する4
WAY、8WAYまたは16WAYのインタリーブ制御
を行わせる。なお、上記各主記憶制御信号発生回路20
8〜210で発生される主記憶制御信号には、主記憶の
バンクスタート信号、動作モード信号、アドレス等があ
る。
【0020】インタリーブ数設定部23は更に、比較器
206,207の出力信号S0 ,S1 の示す2ビット値
“S0 S1 ”をデコードして、主記憶装置1のインタリ
ーブ数を検出するデコーダ(DEC)212と、図1の
主記憶モジュール11-0〜11-3の記憶容量を表示する
ための表示器220〜223と、主記憶装置1のインタ
リーブ数を表示するための表示器224と、表示ドライ
バ225とを有している。この表示ドライバ225は、
デコーダ200〜203によって検出された記憶容量を
表示器220〜223に表示すると共に、デコーダ21
2によって検出されたインタリーブ数を表示器224に
表示する。
【0021】次に、この発明の一実施例の動作を説明す
る。今、主記憶装置1を構成する主記憶モジュール11
-0〜11-3、およびCPU2等がバックパネル3に実装
されているものとする。また、装置の電源が投入され、
主記憶モジュール11-0〜11-3およびCPU2等に
は、バックパネル3の電源ライン(図示せず)を介して
電源電圧が印加されているものとする。
【0022】この状態では、主記憶モジュール11-0〜
11-3の容量通知信号発生部14-0〜14-3から、同モ
ジュール11-0〜11-3の記憶容量を示す2ビットの主
記憶モジュール容量通知信号13-0〜13-3が発生され
る。この信号13-0〜13-3は、“01”で1Mビット
を、“10”で4Mビットを、“11”で16Mビット
を示す。なお、主記憶モジュール11-i(i=0〜3)
がバックパネル3に実装されていない場合、主記憶モジ
ュール容量通知信号13-iは“00”となり、主記憶モ
ジュール11-iが実装されていないこと、言替えれば主
記憶モジュール11-iの記憶容量が“0”であることを
示す。
【0023】上記主記憶モジュール容量通知信号13-0
〜13-3は、CPU2内の主記憶制御装置21に設けら
れたインタリーブ数設定部23にバックパネル3を介し
て導かれ、同設定部23内のデコーダ200〜203に
それぞれ入力される。また上記信号13-0〜13-3は同
設定部23内の比較器206にも入力される。
【0024】デコーダ200〜203は、主記憶モジュ
ール容量通知信号13-0〜13-3をデコードし、同信号
13-0〜13-3の示す主記憶モジュール11-0〜11-3
の記憶容量を検出する。デコーダ200,202のデコ
ード結果は加算器204に導かれ、デコーダ201,2
03のデコード結果は加算器205に導かれる。加算器
204は、デコーダ200,202の両デコード結果を
加算、即ち主記憶モジュール11-0,11-2の両記憶容
量を加算する。一方、加算器204は、デコーダ20
1,203の両デコード結果を加算、即ち主記憶モジュ
ール11-1,11-3の両記憶容量を加算する。この加算
器204,205の加算結果は比較器207に入力され
る。
【0025】比較器206は、上記主記憶モジュール容
量通知信号13-0〜13-3を比較し、その状態(2ビッ
ト値)が全て同一であるか否か、即ち信号13-0〜13
-3の示す主記憶モジュール11-0〜11-3の記憶容量が
全て等しいか否かを示す信号S0 (等しい場合に“1”
となる)を出力する。
【0026】一方、比較器207は、加算器204,2
05の両加算結果を比較し、即ち上記信号13-0,13
-2の示す主記憶モジュール11-0,11-2の記憶容量の
和と上記信号13-1,13-3の示す主記憶モジュール1
1-1,11-3の記憶容量の和とを比較し、両者が等しい
か否かを示す信号S1 (等しい場合に“1”となる)を
出力する。比較器206,207からの信号S0 ,S1
はセレクタ211の選択制御情報として同セレクタ21
1に導かれる。
【0027】セレクタ211は、比較器206,207
からの出力信号S0 ,S1 の示す2ビット値“S0 S1
”が“11”の場合、即ち独立に4WAYインタリー
ブが可能な主記憶モジュール11-0〜11-3の記憶容量
が全て等しい場合には、16WAY用主記憶制御信号発
生回路210を選択する。これにより、主記憶装置1に
対する16WAYインタリーブが行われる。
【0028】この16WAYインタリーブは、4WAY
の4倍のインタリーブであり、各主記憶モジュール11
-0〜11-3に対する独立の4WAYインタリーブにより
実現され、主記憶装置1のアクセス性能を向上させるこ
とができる。
【0029】またセレクタ211は、比較器206,2
07からの出力信号S0 ,S1 の示す2ビット値“S0
S1 ”が“01”の場合、即ち主記憶モジュール11-0
〜11-3が同一記憶容量でなく、且つ主記憶モジュール
11-0,11-2の記憶容量の和と主記憶モジュール11
-1,11-3の記憶容量の和とが等しい場合には、8WA
Y用主記憶制御信号発生回路209を選択する。これに
より、主記憶装置1に対する8WAYインタリーブが行
われる。
【0030】この8WAYインタリーブは、4WAYの
2倍のインタリーブであり、2つの主記憶モジュール1
1-0,11-2を(例えばモジュール11-0が低アドレス
側領域、モジュール11-2が高アドレス側領域となる)
1つの主記憶モジュールとして独立の4WAYインタリ
ーブを行い、これと独立に2つの主記憶モジュール11
-1,11-3を(例えばモジュール11-1が低アドレス側
領域、モジュール11-3が高アドレス側領域となる)1
つの主記憶モジュールとして4WAYインタリーブを行
うことにより実現される。
【0031】なお、8WAYインタリーブとする主記憶
モジュールの組合せは、上記の例に限るものではなく、
例えば主記憶モジュール11-0,11-1の組合せと主記
憶モジュール11-2,11-3の組合せ、あるいは主記憶
モジュール11-0,11-3の組合せと、主記憶モジュー
ル11-1,11-2の組合せなどであってもよい。
【0032】またセレクタ211は、比較器206,2
07からの出力信号S0 ,S1 の示す2ビット値“S0
S1 ”が“00”の場合、即ち主記憶モジュール11-0
〜11-3が同一記憶容量でなく、且つ主記憶モジュール
11-0,11-2の記憶容量の和と主記憶モジュール11
-1,11-3の記憶容量の和とが等しくない場合には、4
WAY用主記憶制御信号発生回路208を選択する。こ
れにより、主記憶装置1に対する4WAYインタリーブ
が行われる。
【0033】この4WAYインタリーブは、4つの主記
憶モジュール11-0〜11-3を1つの主記憶モジュール
として4WAYインタリーブを行うことにより実現され
る。この場合、主記憶装置1のアクセス性能は最も低く
なる。
【0034】なお、前記した例では、比較器206,2
07の出力信号S0 ,S1 の示す2ビット値“S0 S1
”をセレクタ211の選択制御情報としているが、主
記憶モジュール容量通知信号13-0〜13-3の組合せパ
ターンを入力情報として、ROMあるいはPLA(プロ
グラマブル・ロジック・アレイ)等から、その組合せパ
ターンに対応したセレクタ211の選択制御情報を直接
出力することも可能である。ここでは、例えば信号13
-0〜13-3が全て同一である組合せパターンに対して
は、値が“11”の選択制御情報を出力すればよい。同
様に、例えば信号13-0,13-1,13-2,13-3が、
それぞれ16Mビット,16Mビット,4Mビット,4
Mビット、あるいは4Mビット,4Mビット,16Mビ
ット,16Mビット、あるいは16Mビット,16Mビ
ット,1Mビット,1Mビットなどを示す組合せパター
ンに対しては、値が“01”の選択制御情報を出力すれ
ばよい。
【0035】また、前記した例は、主記憶モジュール1
1-0〜11-3の記憶容量を全て使用する場合であるが、
これに限るものではない。例えば、主記憶モジュール1
1-0〜11-3が同一記憶容量でなくても、主記憶アクセ
ス性能(主記憶装置1との間のデータ転送速度)を最大
限に向上させたいならば、各主記憶モジュール11-0〜
11-3のアドレスを最小記憶容量の主記憶モジュールに
合せることにより、それより記憶容量の大きい主記憶モ
ジュールでは利用されないアドレスが生じるものの、上
記の8WAYインタリーブまたは4WAYインタリーブ
ではなく、4WAYの4倍の16WAYインタリーブを
行うことができる。
【0036】したがって、主記憶モジュール11-0,1
1-1,11-2,11-3の記憶容量が例えば1Mビット,
4Mビット,16Mビット,16Mビットの場合であれ
ば、主記憶モジュール11-0,11-1,11-2,11-3
のそれぞれ1Mビットを用いて、16WAYインタリー
ブが行われる。但し、主記憶装置1全体の実質的な記憶
容量は4Mビットとなり、33Mビットが使用されない
ことになる。
【0037】このようなインタリーブ数設定方式は、比
較器206,207からの信号S0,S1 を直接セレク
タ211の選択制御情報とする代わりに、主記憶アクセ
ス性能または主記憶容量のいずれを重視するかを指定す
る手段と、この指定手段の指定内容および上記の信号S
0 ,S1 をもとに、セレクタ211の選択制御情報を生
成する手段とを設けることにより、実現可能である。
【0038】さて、比較器206,207の出力信号S
0 ,S1 はデコーダ212にも導かれる。デコーダ21
2は、この信号S0 ,S1 の示す2ビット値“S0 S1
”をデコードし、“11”の場合にはインタリーブ数
「16」を、“01”の場合にはインタリーブ数「8」
を、“00”の場合にはインタリーブ数「0」を出力す
る。デコーダ212のデコード結果は、デコーダ200
〜203のデコード結果と共に表示ドライバ225に供
給される。
【0039】表示ドライバ225は、デコーダ200〜
203のデコード結果を表示器220〜223に表示す
ると共に、デコーダ212のデコード結果を表示器22
4に表示する。ユーザは、表示器220〜223の表示
内容から主記憶モジュール11-0〜11-3の記憶容量を
確認することができ、また、表示器224の表示内容か
ら主記憶装置1のインタリーブ数を確認することができ
る。
【0040】以上は、独立に4WAYインタリーブが可
能な4つの主記憶モジュール11-0〜11-3により構成
された主記憶装置1を持つ情報処理装置に実施した場合
について説明したが、本発明は、独立にnWAYインタ
リーブが可能なm個の主記憶モジュールにより構成され
た主記憶装置を持つ情報処理装置に応用可能である。こ
の場合、主記憶装置に対する選択(設定)可能なインタ
リーブ数の最小値はn、最大値はn×mである。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
独立にnWAYインタリーブが可能なm個の主記憶モジ
ュールにそれぞれ設けられた容量通知信号発生手段から
主記憶制御装置に対して、そのモジュールの記憶容量を
示す容量通知信号を送出し、これを受けた主記憶制御装
置内のインタリーブ数設定手段により、この容量通知信
号の各状態の組合せをもとにして、主記憶装置のインタ
リーブ数を、各主記憶モジュールの記憶容量が全て一致
する場合には最大値n×mに、各主記憶モジュールの記
憶容量の全ては一致しないものの、各主記憶モジュール
(m個の主記憶モジュール)がM等分されたm/M個の
主記憶モジュールの組合せ毎の総記憶容量が全て一致す
る場合にはインタリーブ数n×Mに、そして、そのいず
れでもない場合にはインタリーブ数n(最小値)に設定
する構成としたので、主記憶装置のインタリーブ数(イ
ンタリーブのWAY数)を最適値に自動設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する情報処理装置の一実施例を
示すブロック構成図。
【図2】図1のインタリーブ数設定部23の内部構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…主記憶装置、2…CPU、3…バックパネル、11
-0〜11-3…主記憶モジュール、13-0〜13-3…主記
憶モジュール容量通知信号、14-0〜14-3…容量通知
信号発生部、21…主記憶制御装置、23…インタリー
ブ数設定部、200〜203,212…デコーダ(DE
C)、204,205…加算器、206,207…比較
器、208…4WAY用制御信号発生回路、209…8
WAY用制御信号発生回路、210…16WAY用制御
信号発生回路、211…セレクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立にnウエイ(WAY)インタリーブ
    が可能なm個の主記憶モジュールにより構成される主記
    憶装置と、この主記憶装置を制御する主記憶制御装置と
    を備えた情報処理装置において、 前記各主記憶モジュールから前記主記憶制御装置に対し
    て、自身の記憶容量を示す容量通知信号を送出するため
    の容量通知信号発生手段と、 前記各主記憶モジュールの前記容量通知信号発生手段か
    ら前記主記憶制御装置に送出される前記容量通知信号の
    各状態の組合せをもとに、前記主記憶装置のインタリー
    ブ数を、前記m個の主記憶モジュールの記憶容量が全て
    一致する場合にはn×mに設定し、前記m個の主記憶モ
    ジュールの記憶容量の全ては一致しないものの、前記m
    個の主記憶モジュールがM等分されたm/M個の主記憶
    モジュールの組合せ毎の総記憶容量が全て一致する場合
    にはn×Mに設定し、そのいずれでもない場合にはnに
    設定するインタリーブ数設定手段を具備することを特
    徴とする主記憶装置のインタリーブ数設定方式。
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US4870631A (en) * 1986-05-30 1989-09-26 Finial Technology, Inc. Optical turntable system with reflected spot position detection

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