JP3269319B2 - コンテナ用x線ct検査設備 - Google Patents
コンテナ用x線ct検査設備Info
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- G01V5/22—Active interrogation, i.e. by irradiating objects or goods using external radiation sources, e.g. using gamma rays or cosmic rays
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用X線CT検査
設備に係り、特に、コンテナ内の貨物を、コンテナ内に
入れたままの状態でX線を用いてCT検査を行うものに
好適なコンテナ用X線CT検査設備に関する。
設備に係り、特に、コンテナ内の貨物を、コンテナ内に
入れたままの状態でX線を用いてCT検査を行うものに
好適なコンテナ用X線CT検査設備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンテナ内に収納されてくる輸入
品の貨物の中に銃器,麻薬,大麻等が一緒に隠されてい
ることが多くなり、空港,港湾等におけるこれらの貨物
の検査が重要になってきている。特に、麻薬の場合に
は、他の粉末品と混合されていることもあり、その区別
がなかなかできづらくなってきている。
品の貨物の中に銃器,麻薬,大麻等が一緒に隠されてい
ることが多くなり、空港,港湾等におけるこれらの貨物
の検査が重要になってきている。特に、麻薬の場合に
は、他の粉末品と混合されていることもあり、その区別
がなかなかできづらくなってきている。
【0003】従来からこれらの検査を行う方式は種々あ
るが(人間のカンに頼る方式,金属探知方式、或いはX
線透過撮影方式等)、最近、高エネルギー(6〜8Me
V)X線を使用するX線透過撮影方式によりコンテナを
そのまま撮影し、その内部に隠された不審物を検査する
設備が使用されはじめてきている。
るが(人間のカンに頼る方式,金属探知方式、或いはX
線透過撮影方式等)、最近、高エネルギー(6〜8Me
V)X線を使用するX線透過撮影方式によりコンテナを
そのまま撮影し、その内部に隠された不審物を検査する
設備が使用されはじめてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このX
線透過撮影方式は、その適用範囲に次のような問題があ
る。即ち、 (1)高エネルギーX線の透過力が大き過ぎるため、低
密度材から構成される貨物に対しては、その内容物の形
態を透過像から理解することは難しく、主として金属製
品(例えば、銃器等)の有無の識別に限られてしまう。
線透過撮影方式は、その適用範囲に次のような問題があ
る。即ち、 (1)高エネルギーX線の透過力が大き過ぎるため、低
密度材から構成される貨物に対しては、その内容物の形
態を透過像から理解することは難しく、主として金属製
品(例えば、銃器等)の有無の識別に限られてしまう。
【0005】(2)金属厚板材の容器に低密度材を充填
している場合も、X線は金属材の影響を受けるため、低
密度材の有無について識別することは困難である。
している場合も、X線は金属材の影響を受けるため、低
密度材の有無について識別することは困難である。
【0006】(3)様々な種類の高、及び低密度材から
構成される貨物の場合も同様に識別は難しい。
構成される貨物の場合も同様に識別は難しい。
【0007】その結果、コンテナをそのままX線透過検
査する方式は、検査の効率性の点で有効ではあるが、低
密度材を含む貨物の内容物に関する妥当な判断ができる
十分な情報が得られない。
査する方式は、検査の効率性の点で有効ではあるが、低
密度材を含む貨物の内容物に関する妥当な判断ができる
十分な情報が得られない。
【0008】特に、最近、危機管理の面で貨物の内容物
を詳細に識別する必要性が急激に増加しているため、上
述の(1),(2),(3)に対する有効性が実証されてい
るX線断層撮影方式(X線CT)の適用が考えられはじ
めた。
を詳細に識別する必要性が急激に増加しているため、上
述の(1),(2),(3)に対する有効性が実証されてい
るX線断層撮影方式(X線CT)の適用が考えられはじ
めた。
【0009】ところが、現在のところ、コンテナ専用の
X線CT検査設備はない。従って、コンテナからその貨
物を外に取り出さずに、かつ、その貨物内部の材質密
度、及び形状を正確に把握できるコンテナ用X線CT検
査設備の必要性が非常に高くなってきている。
X線CT検査設備はない。従って、コンテナからその貨
物を外に取り出さずに、かつ、その貨物内部の材質密
度、及び形状を正確に把握できるコンテナ用X線CT検
査設備の必要性が非常に高くなってきている。
【0010】本発明の目的は、コンテナそのものをX線
CT検査するだけで、コンテナに収納されている貨物内
部の状態(相対密度,構造)を正確に画像化して表示す
ることができるコンテナ用X線CT検査設備を提供する
ことにある。
CT検査するだけで、コンテナに収納されている貨物内
部の状態(相対密度,構造)を正確に画像化して表示す
ることができるコンテナ用X線CT検査設備を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、検査対象物であるコンテナを内部に搬入
する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口
が設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟のほぼ中
央部で四方に突出している支持架台用壁の内部側面に設
けられているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査
建屋棟内に搬送して前記X線CT検査装置が位置する所
まで導き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に
導き搬送するために布設されているコンテナ搬送用レー
ルとを備え、前記検査建屋棟のほぼ中央部で下方に突出
している部分を、地上より所定の深さに掘って形成され
ているピットとする。 また、検査対象物であるコンテナ
を内部に搬入する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬
出する搬出口が設けられている検査建屋棟と、該検査建
屋棟に設けられているX線CT検査装置と、コンテナを
前記検査建屋棟内に搬送して前記X線CT検査装置が位
置する所まで導き、検査した後、コンテナを前記検査建
屋棟外に導き搬送するために布設されているコンテナ搬
送用レールとを備え、前記X線CT検査装置は、X線源
装置と検出器装置とが対向配置されて搭載されている中
空の回転テーブル盤が、前記検査建屋棟の床面に対して
垂直に配置されて前記検査建屋棟の支持架台用壁面に回
転可能に設置されており、かつ、該回転テーブル盤が回
転できるように該回転テーブル盤が位置する前記検査建
屋棟のほぼ中央部が四方に突出していると共に、そのう
ちの前記検査建屋棟の下方に突出している部分を地上よ
り所定の深さに掘って形成されているピットとする。好
ましくは、前記回転テーブル盤は前記X線源装置と前記
検出器装置とをそれぞれ並進移動させる並進移動装置を
備え、前記回転テーブル盤の中空部にコンテナが位置し
た時点で前記X線源装置からX線ビームをコンテナに照
射し、これを前記検出器装置で受けながら前記並進移動
装置に沿って前記X線源装置と前記検出器装置が並行移
動する。 また、検査対象物であるコンテナを内部に搬入
する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口
が設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟に設けら
れているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査建屋
棟内に搬送して前記X線 CT検査装置が位置する所まで
導き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に導き
搬送するために布設されているコンテナ搬送用レールと
を備え、前記X線CT検査装置は、X線源装置と検出器
装置とが対向配置されて搭載されている中空の回転テー
ブル盤を2台備え、該2台の回転テーブル盤は、前記検
査建屋棟の床面に対して垂直に、かつ、両者が180°
対称に配置されるように前記検査建屋棟の天井部と床部
の同一面内に設けた支持架台壁面に背中合わせに設置さ
れている。好ましくは、前記2台の回転テーブル盤は、
コンテナの長さの約1/2の間隔を離して設置されてい
る。
に、本発明は、検査対象物であるコンテナを内部に搬入
する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口
が設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟のほぼ中
央部で四方に突出している支持架台用壁の内部側面に設
けられているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査
建屋棟内に搬送して前記X線CT検査装置が位置する所
まで導き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に
導き搬送するために布設されているコンテナ搬送用レー
ルとを備え、前記検査建屋棟のほぼ中央部で下方に突出
している部分を、地上より所定の深さに掘って形成され
ているピットとする。 また、検査対象物であるコンテナ
を内部に搬入する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬
出する搬出口が設けられている検査建屋棟と、該検査建
屋棟に設けられているX線CT検査装置と、コンテナを
前記検査建屋棟内に搬送して前記X線CT検査装置が位
置する所まで導き、検査した後、コンテナを前記検査建
屋棟外に導き搬送するために布設されているコンテナ搬
送用レールとを備え、前記X線CT検査装置は、X線源
装置と検出器装置とが対向配置されて搭載されている中
空の回転テーブル盤が、前記検査建屋棟の床面に対して
垂直に配置されて前記検査建屋棟の支持架台用壁面に回
転可能に設置されており、かつ、該回転テーブル盤が回
転できるように該回転テーブル盤が位置する前記検査建
屋棟のほぼ中央部が四方に突出していると共に、そのう
ちの前記検査建屋棟の下方に突出している部分を地上よ
り所定の深さに掘って形成されているピットとする。好
ましくは、前記回転テーブル盤は前記X線源装置と前記
検出器装置とをそれぞれ並進移動させる並進移動装置を
備え、前記回転テーブル盤の中空部にコンテナが位置し
た時点で前記X線源装置からX線ビームをコンテナに照
射し、これを前記検出器装置で受けながら前記並進移動
装置に沿って前記X線源装置と前記検出器装置が並行移
動する。 また、検査対象物であるコンテナを内部に搬入
する搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口
が設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟に設けら
れているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査建屋
棟内に搬送して前記X線 CT検査装置が位置する所まで
導き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に導き
搬送するために布設されているコンテナ搬送用レールと
を備え、前記X線CT検査装置は、X線源装置と検出器
装置とが対向配置されて搭載されている中空の回転テー
ブル盤を2台備え、該2台の回転テーブル盤は、前記検
査建屋棟の床面に対して垂直に、かつ、両者が180°
対称に配置されるように前記検査建屋棟の天井部と床部
の同一面内に設けた支持架台壁面に背中合わせに設置さ
れている。好ましくは、前記2台の回転テーブル盤は、
コンテナの長さの約1/2の間隔を離して設置されてい
る。
【0012】
【作用】本発明の構成とすることにより、コンテナ自体
をそのままCT検査することができ、かつ、コンテナ内
に収納されている貨物内部の状態(相対密度,構造)を
正確に判別できるので上記の目的が達成される。
をそのままCT検査することができ、かつ、コンテナ内
に収納されている貨物内部の状態(相対密度,構造)を
正確に判別できるので上記の目的が達成される。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて本発明のコ
ンテナ用X線CT検査設備を説明する。
ンテナ用X線CT検査設備を説明する。
【0014】図1及び図2に本発明のコンテナ用X線C
T検査設備の一実施例を示す。図1及び図2に示すごと
く、本実施例のコンテナ用X線CT検査設備は、検査建
屋棟6と、この検査建屋棟6のほぼ中央部で四方に突出
しているコンクリート製の支持架台壁7の内部側面に設
けられているX線CT検査装置1と、検査対象物である
コンテナ8を検査建屋棟6内に搬送してX線CT検査装
置1が位置する所まで導き、検査した後、コンテナ8を
検査建屋棟6外に導き搬送するために布設されているコ
ンテナ搬送用レール2と、このコンテナ搬送用レール2
上を移動し、コンテナ8を載置して搬送する搬送台車3
とから概略構成されている。
T検査設備の一実施例を示す。図1及び図2に示すごと
く、本実施例のコンテナ用X線CT検査設備は、検査建
屋棟6と、この検査建屋棟6のほぼ中央部で四方に突出
しているコンクリート製の支持架台壁7の内部側面に設
けられているX線CT検査装置1と、検査対象物である
コンテナ8を検査建屋棟6内に搬送してX線CT検査装
置1が位置する所まで導き、検査した後、コンテナ8を
検査建屋棟6外に導き搬送するために布設されているコ
ンテナ搬送用レール2と、このコンテナ搬送用レール2
上を移動し、コンテナ8を載置して搬送する搬送台車3
とから概略構成されている。
【0015】なお、検査建屋棟6には、コンテナ搬入口
4とコンテナ搬出口5が設けられており、また、検査建
屋棟6のほぼ中央部で四方に突出しているコンクリート
製の支持架台壁7の底部、つまり、検査建屋棟6のほぼ
中央部のコンテナ搬送用レール2の下の部分は、地上よ
り所定の深さに掘ってピットを作り、X線CT検査装置
1が検査対象物であるコンテナ8を中心にして回転でき
るようになっている。図1に上記したX線CT検査装置
1の概略構成を示す。該図の如く、X線CT検査装置1
は、中空の回転テーブル1a,加速器装置1b,検出器
装置1c,並進移動装置1d1,1d2から構成されてい
る。そして、中空の回転テーブル1aは、検査建屋棟6
のコンクリート製の支持架台壁7の内部側面に沿って垂
直に回転可能に設置され、しかも、この回転テーブル1
aの中空部の下部にはコンテナ搬送用レール2が布設さ
れている。
4とコンテナ搬出口5が設けられており、また、検査建
屋棟6のほぼ中央部で四方に突出しているコンクリート
製の支持架台壁7の底部、つまり、検査建屋棟6のほぼ
中央部のコンテナ搬送用レール2の下の部分は、地上よ
り所定の深さに掘ってピットを作り、X線CT検査装置
1が検査対象物であるコンテナ8を中心にして回転でき
るようになっている。図1に上記したX線CT検査装置
1の概略構成を示す。該図の如く、X線CT検査装置1
は、中空の回転テーブル1a,加速器装置1b,検出器
装置1c,並進移動装置1d1,1d2から構成されてい
る。そして、中空の回転テーブル1aは、検査建屋棟6
のコンクリート製の支持架台壁7の内部側面に沿って垂
直に回転可能に設置され、しかも、この回転テーブル1
aの中空部の下部にはコンテナ搬送用レール2が布設さ
れている。
【0016】一方、加速器装置1bは並進移動装置1d
1 に、検出器装置1cは並進移動装置1d2 にそれぞれ
固定され、そして、これら並進移動装置1d1,1d
2は、中空の回転テーブル1aの中空部を挾んで並行に
配置されて、回転テーブル1aの中空部にあるコンテナ
8に加速器装置1bからのX線ビーム13を照射し、こ
れを検出器装置1cが受けながら、並進移動装置1
d1,1d2に沿って、加速器装置1bと検出器装置1c
が移動するようになっている。
1 に、検出器装置1cは並進移動装置1d2 にそれぞれ
固定され、そして、これら並進移動装置1d1,1d
2は、中空の回転テーブル1aの中空部を挾んで並行に
配置されて、回転テーブル1aの中空部にあるコンテナ
8に加速器装置1bからのX線ビーム13を照射し、こ
れを検出器装置1cが受けながら、並進移動装置1
d1,1d2に沿って、加速器装置1bと検出器装置1c
が移動するようになっている。
【0017】また、コンテナ搬送用レール2は、検査建
屋棟6のコンテナ搬入口4から中空の回転テーブル1a
の中空部を経由してコンテナ搬出口5まで布設され、そ
のコンテナ搬送用レール2上を搬送台車3に積載された
コンテナ8がCT撮影の進行に応じて移動するものであ
る。
屋棟6のコンテナ搬入口4から中空の回転テーブル1a
の中空部を経由してコンテナ搬出口5まで布設され、そ
のコンテナ搬送用レール2上を搬送台車3に積載された
コンテナ8がCT撮影の進行に応じて移動するものであ
る。
【0018】図3に、本実施例におけるX線CT検査を
効率的に行うためのX線CT検査設備とコンテナ8の集
積ヤード9との配置関係を示す。
効率的に行うためのX線CT検査設備とコンテナ8の集
積ヤード9との配置関係を示す。
【0019】該図に示すごとく、検査前のコンテナ8が
集積されている集積ヤード9から検査建屋棟6のコンテ
ナ搬入口4まで布設されている搬送レール10a、及び
コンテナ搬出口5から検査後のコンテナ8を集積ヤード
11まで搬送するために布設されている搬送レール10
bがあり、更に、検査後のコンテナ8を集積ヤード11
まで搬送した後、何も積載されていない搬送台車3を集
積ヤード11から集積ヤード9へ戻す搬送レール10c
が布設されている。勿論、搬送レール10aと10bは
検査建屋棟6の内部に布設されている搬送レール(図示
せず)を介して連続的につながっている。
集積されている集積ヤード9から検査建屋棟6のコンテ
ナ搬入口4まで布設されている搬送レール10a、及び
コンテナ搬出口5から検査後のコンテナ8を集積ヤード
11まで搬送するために布設されている搬送レール10
bがあり、更に、検査後のコンテナ8を集積ヤード11
まで搬送した後、何も積載されていない搬送台車3を集
積ヤード11から集積ヤード9へ戻す搬送レール10c
が布設されている。勿論、搬送レール10aと10bは
検査建屋棟6の内部に布設されている搬送レール(図示
せず)を介して連続的につながっている。
【0020】次に、本実施例におけるコンテナ8の検査
の仕方について図1乃至図3を用いて説明する。
の仕方について図1乃至図3を用いて説明する。
【0021】先ず、集積ヤード9に集積されている検査
前のコンテナ8を搬送台車3に積載し、その後、この搬
送台車3を搬送レール10a上に沿って搬送してコンテ
ナ搬入口4より検査建屋棟6内に導きX線CT検査装置
1の付近まで搬送し、コンテナ8の先端がX線CT検査
装置1の位置に達したら搬送台車3を一旦停止させる。
前のコンテナ8を搬送台車3に積載し、その後、この搬
送台車3を搬送レール10a上に沿って搬送してコンテ
ナ搬入口4より検査建屋棟6内に導きX線CT検査装置
1の付近まで搬送し、コンテナ8の先端がX線CT検査
装置1の位置に達したら搬送台車3を一旦停止させる。
【0022】搬送台車3が停止したら検査前の所定の点
検をし、その後、コンテナ8を所定距離移動させ停止さ
せる。停止した位置でX線CT検査装置1の加速器装置
1bは並進移動装置1d1に沿って、検出器装置1cは
並進移動装置1d2に沿って両者が並行移動しながら加
速器装置1bからX線ビーム13を照射してコンテナ8
の内部を撮影し、それを検出器装置1cに入力してCR
T(図示せず)に画像化してコンテナ8に収納されてい
る貨物内部の状態(相対密度,構造)を正確に表示す
る。
検をし、その後、コンテナ8を所定距離移動させ停止さ
せる。停止した位置でX線CT検査装置1の加速器装置
1bは並進移動装置1d1に沿って、検出器装置1cは
並進移動装置1d2に沿って両者が並行移動しながら加
速器装置1bからX線ビーム13を照射してコンテナ8
の内部を撮影し、それを検出器装置1cに入力してCR
T(図示せず)に画像化してコンテナ8に収納されてい
る貨物内部の状態(相対密度,構造)を正確に表示す
る。
【0023】次に、コンテナ8の停止した同じ位置でX
線CT検査装置1の回転テーブル1aを所定角度(例え
ば15°)回転させ、この位置で上記と同様なX線CT
検査装置1での検査を行い、所定角度回転した位置での
コンテナ8に収納されている貨物内部の状態(相対密
度,構造)を検査する。そして、この検査手順を回転テ
ーブル1aを所定角度回転させながら次々に180°X
線CT検査装置1を回転させて行う(従って、上記の検
査を12回行うことになる)。ここまでで1回目の停止
位置におけるコンテナ8の検査が終了することになる。
線CT検査装置1の回転テーブル1aを所定角度(例え
ば15°)回転させ、この位置で上記と同様なX線CT
検査装置1での検査を行い、所定角度回転した位置での
コンテナ8に収納されている貨物内部の状態(相対密
度,構造)を検査する。そして、この検査手順を回転テ
ーブル1aを所定角度回転させながら次々に180°X
線CT検査装置1を回転させて行う(従って、上記の検
査を12回行うことになる)。ここまでで1回目の停止
位置におけるコンテナ8の検査が終了することになる。
【0024】1回目の停止位置におけるコンテナ8の検
査が終了したら、次に、コンテナ8を所定距離移動させ
て上記と同様な検査を行い、これをコンテナ8の全長に
ついて行うことにより、コンテナ8に収納されている貨
物内部の状態(相対密度,構造)を検査することができ
る。
査が終了したら、次に、コンテナ8を所定距離移動させ
て上記と同様な検査を行い、これをコンテナ8の全長に
ついて行うことにより、コンテナ8に収納されている貨
物内部の状態(相対密度,構造)を検査することができ
る。
【0025】検査が終了したコンテナ8は、検査建屋棟
6のコンテナ搬出口5から搬送台車3に積載された状態
で搬出され、搬送レール10b上を搬送されて集積ヤー
ド11まで運ばれる。ここで検査済のコンテナ8は、搬
送台車3から降ろされて集積ヤード11に集積される一
方、搬送台車3は搬送レール10c上を搬送され、検査
前のコンテナ8の集積ヤード9まで送られて再度使用さ
れることになる。
6のコンテナ搬出口5から搬送台車3に積載された状態
で搬出され、搬送レール10b上を搬送されて集積ヤー
ド11まで運ばれる。ここで検査済のコンテナ8は、搬
送台車3から降ろされて集積ヤード11に集積される一
方、搬送台車3は搬送レール10c上を搬送され、検査
前のコンテナ8の集積ヤード9まで送られて再度使用さ
れることになる。
【0026】本発明の第2の実施例を図4を用いて説明
する。該図に示す実施例は、X線CT検査装置1を2台
設置することにより、検査時間を半減させると共に、検
査建屋棟6のスペースを小さくすることを目的とするも
のである。
する。該図に示す実施例は、X線CT検査装置1を2台
設置することにより、検査時間を半減させると共に、検
査建屋棟6のスペースを小さくすることを目的とするも
のである。
【0027】即ち、検査建屋棟6のほぼ中央部の突出し
ている部分のコンクリート製の支持架台壁7を内側に突
出させ、そのコンクリート製の支持架台壁7の両側面に
X線CT検査装置1を180°対称に設けたものであ
る。
ている部分のコンクリート製の支持架台壁7を内側に突
出させ、そのコンクリート製の支持架台壁7の両側面に
X線CT検査装置1を180°対称に設けたものであ
る。
【0028】つまり、本実施例の場合は、X線CT検査
装置1を構成する2台の中空の回転テーブル1a1,1
a2が、コンテナ8の長さの約1/2の間隔を離して検
査建屋棟6のコンクリート製の支持架台壁7の側面に1
80°対称に設けられているものである。2台の中空の
回転テーブル1a1,1a2のそれぞれに配置される加速
器装置1b,検出器装置1c,並進移動装置1d1,1
d2は、上述した実施例のものと同様なので特に説明は
しない。
装置1を構成する2台の中空の回転テーブル1a1,1
a2が、コンテナ8の長さの約1/2の間隔を離して検
査建屋棟6のコンクリート製の支持架台壁7の側面に1
80°対称に設けられているものである。2台の中空の
回転テーブル1a1,1a2のそれぞれに配置される加速
器装置1b,検出器装置1c,並進移動装置1d1,1
d2は、上述した実施例のものと同様なので特に説明は
しない。
【0029】次に、本実施例におけるコンテナ8の検査
方法について説明する。集積ヤード9からの検査前のコ
ンテナ8は、上述の実施例と同様にして搬送台車3によ
りコンテナ搬入口4から検査建屋棟6内に搬送される。
そして、搬送されてきたコンテナ8の先端部を、中空の
回転テーブル1a1 の加速器装置1bから照射されるX
線ビーム13の位置に置く。これにより、回転テーブル
1a2 の加速器装置1bからのX線ビーム13の照射位
置は、コンテナ8のほぼ中央部に位置することになる。
方法について説明する。集積ヤード9からの検査前のコ
ンテナ8は、上述の実施例と同様にして搬送台車3によ
りコンテナ搬入口4から検査建屋棟6内に搬送される。
そして、搬送されてきたコンテナ8の先端部を、中空の
回転テーブル1a1 の加速器装置1bから照射されるX
線ビーム13の位置に置く。これにより、回転テーブル
1a2 の加速器装置1bからのX線ビーム13の照射位
置は、コンテナ8のほぼ中央部に位置することになる。
【0030】このような状態から上述した実施例と同様
な方法でコンテナ8の検査を行うことにより、回転テー
ブル1a1 の加速器装置1bからのX線ビーム13によ
るコンテナ8の検査は、コンテナ8のほぼ真中で終え、
これと同時に行われている回転テーブル1a2 の加速器
装置1bからのX線ビーム13によるコンテナ8の検査
は、コンテナ8のほぼ真中から終端まで行うことにな
る。
な方法でコンテナ8の検査を行うことにより、回転テー
ブル1a1 の加速器装置1bからのX線ビーム13によ
るコンテナ8の検査は、コンテナ8のほぼ真中で終え、
これと同時に行われている回転テーブル1a2 の加速器
装置1bからのX線ビーム13によるコンテナ8の検査
は、コンテナ8のほぼ真中から終端まで行うことにな
る。
【0031】このような本実施例とすることにより、上
述した実施例と同様な効果が達成できることは勿論、上
述した実施例に比較すると、コンテナ8の全長を検査す
る時間が半減し、尚かつ、検査建屋棟6のスペースも上
述した実施例に比べ狭くすることができると言う効果が
ある。
述した実施例と同様な効果が達成できることは勿論、上
述した実施例に比較すると、コンテナ8の全長を検査す
る時間が半減し、尚かつ、検査建屋棟6のスペースも上
述した実施例に比べ狭くすることができると言う効果が
ある。
【0032】本発明の第3の実施例を図5を用いて説明
する。本実施例におけるコンテナ用X線CT検査設備
は、上述した実施例と同様な構成からなるX線CT検査
装置1と、このX線CT検査装置1を搭載した移動架台
12と、コンテナ8を搭載するレール付架台14とから
構成される。
する。本実施例におけるコンテナ用X線CT検査設備
は、上述した実施例と同様な構成からなるX線CT検査
装置1と、このX線CT検査装置1を搭載した移動架台
12と、コンテナ8を搭載するレール付架台14とから
構成される。
【0033】移動架台12は、移動装置部12aと中空
部を設けた垂直架台12bとから構成され、垂直架台1
2bの側面にX線CT検査装置1を設置している。一
方、レール付架台14は、垂直架台12bと中空の回転
テーブル1a1 の中空部を経由して配置され、その支持
は本架台の両端部とし、移動架台12の走査スペースを
設けている。
部を設けた垂直架台12bとから構成され、垂直架台1
2bの側面にX線CT検査装置1を設置している。一
方、レール付架台14は、垂直架台12bと中空の回転
テーブル1a1 の中空部を経由して配置され、その支持
は本架台の両端部とし、移動架台12の走査スペースを
設けている。
【0034】本実施例におけるコンテナ8の検査方法
は、先ず最初にコンテナ8をレール付架台14の所定の
位置に設定し、加速器装置1bからのX線ビーム13を
コンテナ8の端部に合わせ、上述した実施例と同様にし
てCT検査を行うが、本実施例では、CT検査の開始と
共に移動架台12をコンテナ8の他の端部まで移動させ
て検査を行うものである。このようにすることにより、
走査距離は概略コンテナ8の長さとなるため、第1の実
施例に比較すると検査建屋棟6のスペースはほぼ半減す
ることになる。
は、先ず最初にコンテナ8をレール付架台14の所定の
位置に設定し、加速器装置1bからのX線ビーム13を
コンテナ8の端部に合わせ、上述した実施例と同様にし
てCT検査を行うが、本実施例では、CT検査の開始と
共に移動架台12をコンテナ8の他の端部まで移動させ
て検査を行うものである。このようにすることにより、
走査距離は概略コンテナ8の長さとなるため、第1の実
施例に比較すると検査建屋棟6のスペースはほぼ半減す
ることになる。
【0035】本発明の第4の実施例を図6を用いて説明
する。該図に示す実施例は、図4に示した実施例の改良
であり、移動架台12にX線CT検査装置1を2台搭載
した場合である。
する。該図に示す実施例は、図4に示した実施例の改良
であり、移動架台12にX線CT検査装置1を2台搭載
した場合である。
【0036】本実施例の場合、2台の中空の回転テーブ
ル1a1,1a2はコンテナ8の長さの約1/2の間隔を
離して移動架台12の中空の垂直架台12bの両側面に
180°対称の配置で固定される。中空の回転テーブル
1a1,1a2に搭載される各種装置は、前述した実施例
と同様である。そして、レール付架台14は、垂直架台
12b,中空の回転テーブル1a1,1a2を経由して配
置される。
ル1a1,1a2はコンテナ8の長さの約1/2の間隔を
離して移動架台12の中空の垂直架台12bの両側面に
180°対称の配置で固定される。中空の回転テーブル
1a1,1a2に搭載される各種装置は、前述した実施例
と同様である。そして、レール付架台14は、垂直架台
12b,中空の回転テーブル1a1,1a2を経由して配
置される。
【0037】本実施例におけるコンテナ8の検査方法
は、図4に示した実施例と概略同様であるが、本実施例
の場合には走査距離がコンテナ8の長さのほぼ半分程度
になるため、検査時間は図4の実施例に比べて半減す
る。
は、図4に示した実施例と概略同様であるが、本実施例
の場合には走査距離がコンテナ8の長さのほぼ半分程度
になるため、検査時間は図4の実施例に比べて半減す
る。
【0038】このように、種々説明してきた本実施例の
コンテナ用X線CT検査設備は、コンテナ自体を検査対
象にして従来のX線透過撮影方式では実現できないコン
テナ収納貨物の内部状態(相対密度分布,構造)を画像
化できるので、貨物の内容について正確に識別できると
共に、検査効率は従来の貨物を開梱して1個毎検査する
場合に比較して格段に向上する。
コンテナ用X線CT検査設備は、コンテナ自体を検査対
象にして従来のX線透過撮影方式では実現できないコン
テナ収納貨物の内部状態(相対密度分布,構造)を画像
化できるので、貨物の内容について正確に識別できると
共に、検査効率は従来の貨物を開梱して1個毎検査する
場合に比較して格段に向上する。
【0039】特に、冷凍コンテナの場合には、本発明の
検査方式によれば、内部の冷凍貨物が外気に曝されるこ
とがないため、冷凍貨物の品質に対する影響を受けるこ
とが無いので、その効果は著しい。
検査方式によれば、内部の冷凍貨物が外気に曝されるこ
とがないため、冷凍貨物の品質に対する影響を受けるこ
とが無いので、その効果は著しい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナ自体をそのま
まCT検査することができ、かつ、コンテナ内に収納さ
れている貨物内部の状態(相対密度,構造)を正確に判
別できるので、コンテナそのものをX線CT検査するだ
けで、コンテナに収納されている貨物内部の状態を正確
に画像化して表示することができる。
まCT検査することができ、かつ、コンテナ内に収納さ
れている貨物内部の状態(相対密度,構造)を正確に判
別できるので、コンテナそのものをX線CT検査するだ
けで、コンテナに収納されている貨物内部の状態を正確
に画像化して表示することができる。
【図1】本発明のコンテナ用X線CT検査設備の一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明のコンテナ用X線CT検査設備と集積ヤ
ードとの配置関係を示す図である。
ードとの配置関係を示す図である。
【図4】本発明のコンテナ用X線CT検査設備の第2の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図5】本発明のコンテナ用X線CT検査設備の第3の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図6】本発明のコンテナ用X線CT検査設備の第3の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
1…X線CT検査装置、1a,1a1,1a2…回転テー
ブル、1b…加速器装置、1c…検出器装置、1d1,
1d2…並進移動装置、2…コンテナ搬送用レール、3
…搬送台車、4…コンテナ搬入口、5…コンテナ搬出
口、6…検査建屋棟、7…支持架台壁、8…コンテナ、
9,11…集積ヤード、10a,10b,10c…搬送
レール、12…移動架台、12b…垂直架台、13…X
線ビーム、14…レール付架台。
ブル、1b…加速器装置、1c…検出器装置、1d1,
1d2…並進移動装置、2…コンテナ搬送用レール、3
…搬送台車、4…コンテナ搬入口、5…コンテナ搬出
口、6…検査建屋棟、7…支持架台壁、8…コンテナ、
9,11…集積ヤード、10a,10b,10c…搬送
レール、12…移動架台、12b…垂直架台、13…X
線ビーム、14…レール付架台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 23/00 - 23/227 A61B 6/00 - 6/14 313
Claims (5)
- 【請求項1】 検査対象物であるコンテナを内部に搬入す
る搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口が
設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟のほぼ中央
部で四方に突出している支持架台用壁の内部側面に設け
られているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査建
屋棟内に搬送して前記X線CT検査装置が位置する所ま
で導き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に導
き搬送するために布設されているコンテナ搬送用レール
とを備え、 前記検査建屋棟のほぼ中央部で下方に突出している部分
は、地上より所定の深さに掘って形成されているピット
であることを特徴とするコンテナ用X線CT検査設備。 - 【請求項2】 検査対象物であるコンテナを内部に搬入す
る搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口が
設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟に設けられ
ているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査建屋棟
内に搬送して前記X線CT検査装置が位置する所まで導
き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に導き搬
送するために布設されているコンテナ搬送用レールとを
備え、 前記X線CT検査装置は、X線源装置と検出器装置とが
対向配置されて搭載されている中空の回転テーブル盤
が、前記検査建屋棟の床面に対して垂直に配置されて前
記検査建屋棟の支持架台用壁面に回転可能に設置されて
おり、かつ、該回転テーブル盤が回転できるように該回
転テーブル盤が位置する前記検査建屋棟のほぼ中央部が
四方に突出していると共に、そのうちの前記検査建屋棟
の下方に突出している部分は、地上より所定の深さに掘
って形成されているピットであることを特徴とするコン
テナ用X線CT検査設備。 - 【請求項3】 請求項2において、前記回転テーブル盤は
前記X線源装置と前記検出器装置とをそれぞれ並進移動
させる並進移動装置を備え、前記回転テーブル盤の中空
部にコンテナが位置した時点で前記X線源装置からX線
ビームをコンテナに照射し、これを前記検出器装置で受
けながら前記並進移動装置に沿って前記X線源装置と 前
記検出器装置が並行移動することを特徴とするコンテナ
用X線CT検査設備。 - 【請求項4】 検査対象物であるコンテナを内部に搬入す
る搬入口と検査後のコンテナを外部に搬出する搬出口が
設けられている検査建屋棟と、該検査建屋棟に設けられ
ているX線CT検査装置と、コンテナを前記検査建屋棟
内に搬送して前記X線CT検査装置が位置する所まで導
き、検査した後、コンテナを前記検査建屋棟外に導き搬
送するために布設されているコンテナ搬送用レールとを
備え、 前記X線CT検査装置は、X線源装置と検出器装置とが
対向配置されて搭載されている中空の回転テーブル盤を
2台備え、該2台の回転テーブル盤は、 前記検査建屋棟の床面に対
して垂直に、かつ、両者が180°対称に配置されるよ
うに前記検査建屋棟の天井部と床部の同一面内に設けた
支持架台壁面に背中合わせに設置されていることを特徴
とするコンテナ用X線CT検査設備。 - 【請求項5】 請求項4において、前記2台の回転テーブ
ル盤は、コンテナの長さの約1/2の間隔を離して設置
されていることを特徴とするコンテナ用X線CT検査設
備。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06912995A JP3269319B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | コンテナ用x線ct検査設備 |
US08/618,609 US5754617A (en) | 1995-03-28 | 1996-03-20 | X-ray CT inspection equipment for container and method of inspecting container using x-ray CT inspection |
KR1019960008499A KR100222443B1 (ko) | 1995-03-28 | 1996-03-27 | 콘테이너용 x선 ct 검사설비 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06912995A JP3269319B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | コンテナ用x線ct検査設備 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261958A JPH08261958A (ja) | 1996-10-11 |
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---|---|
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- 1996-03-20 US US08/618,609 patent/US5754617A/en not_active Expired - Fee Related
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