JP3268389B2 - 脚立等の脚部材の台座 - Google Patents

脚立等の脚部材の台座

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚立や梯子等
(「脚立等」と略称する。)の脚部材の下端に装着する
台座に関する。
【0002】
【従来の技術】脚立等の脚部材の下端に装着する最も安
価で一般的なものとしては、従来から、図3に示すよう
な形状の、ゴムや合成樹脂製の保護キャップ13があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら保護キャップ1
3は、広く知られているように、脚部材12の下端に装
着するときは、その弾力に抗してキャップ13を押し開
きながら該下端を挿入するものであるから、装着には多
大の労力を要し、その弾力が弱かったり低下したりする
と、すぐに抜け落ちたりしていた。また、保護キャップ
13の接地面積は脚部材の下端の面積と殆ど変わらない
から、脚立等の脚部材12にかかる全重量をその狭い面
積で支えることになり、脚立等を畳、床等の上に置いた
ときはそれらを傷つけたり痕跡を残したり、柔らかな地
面の上に置いたときは脚部材12を地面の中に沈み込ま
せ脚立等を傾倒させたりしていた。さらに、屋外で使っ
た後引き続いて屋内で使う場合には、保護キャップの1
3下面に付着した汚れを洗い落としてから屋内へ持ち込
む必要があるが、保護キャップ13を脚部材12から取
り外してそれを洗うには手間が掛かって煩わしく、装着
したまま清掃しようとしてもそれは簡単にできることで
はなかった。本発明の課題は、これら従来品の持つ上記
の難点を一挙にしかも安価な手段によって解決すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】脚部材等の下端への装着
を容易にするため、本発明では、スライド部を設けて脚
部材上をスライドさせ脚部材に差し込むように構成し
た。装着後脚立等を移動させたりするときに台座が脚部
材から抜け落ちたりしないように、本発明では、脚部材
の外側にあたるスライド部の外側部に、脚立等の脚部材
の外側面を覆う形の板状体にした連結部を固着し、連結
部の下端を、剛性の台板の中央部分の脚部材の外側にあ
たる位置に位置する枢軸部に枢着し、台板の中央部分の
脚部材の内側にあたる位置の側方に位置する止着部と連
結部の上方の側方に位置する止着部との間に、弾性体を
張設した。そして、このように構成したことにより、台
座の取り外しも簡単に行えるようになった。また、畳、
床等の上に置いたときはそれらを傷つけたり痕跡を残し
たり、それを柔らかな地面の上に置いたときは地面の中
に脚部材を沈み込ませ脚立等を傾倒させたりしないよう
にするため、本発明では、台板の接地面積を脚部材の接
地面積よりも大きなものとし、前記の構成と相俟って、
台板の中央部分に脚部材の下端面がぴったりと当接し、
脚立等が常に安定して使用できるようにした。
【0005】台板に枢着される連結部とそれに固着する
スライド部の構造を外力に対し変形し難い頑丈なものと
するため、本発明では、スライド部を脚立等の脚部材の
内側面に沿う扉部分とその余の部分とから成り脚部材下
部を囲繞する筒状体に形成し、連結部を脚立等の脚部材
の外側面を覆う形の板状体にした。
【0006】スライド部の脚部材下端への装着を容易に
するため、本発明では、スライド部を脚立等の脚部材下
部を囲繞する筒状体に形成した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の全体像を示す斜視図で
あり、図2は、本発明の一実施例の側面図であり、図3
は、従来品の例示である。なお、ここでは、主に脚立に
ついて説明するが、本発明の技術的思想は、脚立のみで
なく梯子その他のものについても適用されることはいう
までもない。本発明のスライド部1は、脚部材等の下端
への装着を容易にするため、脚部材12上を自由にスラ
イドできるような構造にする。すなわち、スライド部1
を、脚部材12下部を脚部材12より少し大きめの形で
囲繞する筒状体にする。これにより、脚部材12の下端
からスライド部1を差し込むだけで、脚部材12上を自
由にスライドさせ、台座を脚部材に容易に装着させるこ
とができる。
【0008】また、脚部材上をスライドし、脚立等の脚
部材下部を囲繞する筒状体は、図2の実施例に示すよう
な扉部分とその余の部分とから形成する。このような構
成にすれば、脚部材12に台座を装着したとき、スライ
ド部1の全周面を脚部材12の外周面にぴったりと当接
させることができる、というメリットが得られる。
【0009】連結部2は、その上方をスライド部1の外
側部に固着し、その下端を台板3の中央部分の外側に位
置する枢軸部4に枢着する。この構造によりスライド部
1は台板3に対し回動自在にしかも強固に連結される。
【0010】台板3は、脚部材12の接地面積よりも大
きな面積を持つ板状体で形成しその中央部分の外側、す
なわち脚部材の外側にあたる位置には前記の枢軸部4を
設け、その中央部分の内側側方、すなわち脚部材の内側
にあたる位置の側方には止着部5を設ける。脚部材12
の設置面積よりも大きな面積を持つ台板3の中央部は、
脚部材12の下端面が載置される面積のものとし、その
素材は、脚部材12にかかる重量を余裕をもって支える
に足りる剛性を有するものでなくてはならない。台板3
の下面にゴム、合成樹脂等の弾性板8を添設すれば、
畳、床等に柔らかく当たりそれらを傷つけたり痕跡を残
したりすることのないものとなる。その弾性板8の裏面
に凹凸状の滑り止めを付ければ、脚部材12が脚立等の
使用中に移動することのない、さらに使い勝手のよいも
のとなる。弾性板8をゴム、合成樹脂等とするときは、
その洗浄が極めて容易になることは言うまでもない。
【0011】弾性体7は、台板3の中央部分の内側側
方、すなわち脚部材の内側にあたる位置の側方に位置す
る止着部5と連結部2の上方の側方に位置する止着部6
との間に張設する。それは、スライド部1を経て台板3
の中央部に当接する脚部材12の下部の妨げになること
なく、しかも枢軸部4を回動中心にして連結部2(ひい
てはスライド部1)と台板3とを互いに引き寄せ合うこ
とのできるように、配設されていなければならない。図
には弾性体7としてコイルばねが示されているが、それ
に限ることなく、台板3およびスライド部1との間で、
脚部材12の下部を弾力的に銜え込むことのできる弾性
を有する素材であれば何でもよい。この構造によって、
装着した後、脚立を移動させたりするときに脚部材12
を持ち上げても、台座がずれたり抜け落ちたりしないよ
うになる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以下に述べる効果を奏する。ま
ず、台座の装着に当たっては、スライド部1を脚部材1
2の下部に差し込むだけでよいから、その装着は極めて
容易である。装着した後も、弾性体7の力で、脚部材1
2の下部が連結部2の上方の側方と台板3の中央部分の
脚部材の内側にあたる位置の側方との間において弾力的
に銜え込まれる形になるため、脚部材12を持ち上げて
も台座がずれたり抜け落ちたりすることがない。脚立に
用いる場合には、脚立は脚部材12の地面に対する設置
角度が一定であるから、その角度に併せてスライド部1
の筒状体の長手方向の対地角度を定めれば、スライド部
1の全周面を脚部材12の外周面にぴったりと接触する
形に形成できるため、脚立使用中全くがたつきがなく堅
固に安定して重量を支持できるものとなる。
【0013】台板3の接地面積が脚部材12の接地面積
よりも大きく、しかも台板3の中央部分に脚部材12の
下端面がぴったりと当接するようになっているため、台
板3にかかる重量が広い面積に亘って分散され、畳、床
等の上に置いたときはそれらを傷つけたり痕跡を残した
りすることがなく、また柔らかな地面の上に置いたとき
は地面の中に沈み込んで傾倒したりすることもなく、安
定して脚立等を支持することができる。
【0014】スライド部1が脚部材12下部を囲繞する
筒状体に形成され、連結部2が脚立等の脚部材12の外
側面を覆う形の板状体にされているため、台板3に枢着
される連結部4とそれに固着するスライド部1の構造が
頑丈になり、外力に対して変形し難いものとなってい
る。
【0015】脚部材上をスライドするスライド部を、脚
立等の脚部材下部を囲繞する筒状体に形成する、という
構成にしたため、スライド部1の脚部材12下部への差
し込みが容易になった。
【0016】また、脚立の折り畳みは一時的であり、遠
からず再使用する予定であるような場合は、台座を取り
外さずにコンパクトな収納状態にしておくこともでき
る。すなわち、脚立を傾け一方の脚部材を少し持ち上
げ、足先で台板3の周辺を蹴り下げ台板3が連結部2と
同一面上に並ぶようにしながら、スライド部1を脚部材
12に沿わせて上方へスライドさせる。すると、台板3
は脚部材12の外側部に沿い脚部材12と一体化された
形になり、台座を装着しないのとほぼ同様の外形状態に
することができる。したがって、折り畳みの際に各脚部
材12が干渉し合うこともなく、収納スペースを広くと
る必要もないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の台座の全体像を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】従来品についての例示である。
【符号の説明】
1 スライド部 2 連結部 3 台板 4 枢軸部 5 台板3の止着部 6 連結部2の上方の止着部 7 弾性体 8 弾性板 12 脚部材 13 従来の保護キャップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部材上をスライドするスライド部を、
    脚立等の脚部材の内側面に沿う扉部分とその余の部分と
    から成り脚立等の脚部材下部を囲繞する筒状体に形成
    し、脚部材の外側にあたるスライド部の外側部に、脚立
    等の脚部材の外側面を覆う形の板状体にした連結部を固
    着し、連結部の下端を、脚部材の接地面積よりも大きな
    面積を持つ剛性の台板の中央部分の脚部材の外側にあた
    る位置に位置する枢軸部に枢着し、台板の中央部分の脚
    部材の内側にあたる位置の側方に位置する止着部と連結
    部の上方の側方に位置する止着部との間に、弾性体を張
    設したことを特徴とする脚立等の脚部材の台座。
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