JP3267551B2 - 多層半導体等における欠陥の検出方法 - Google Patents

多層半導体等における欠陥の検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層半導体ウエハ等の
被検物体の内部欠陥を、レーザ光等を用いて照明しその
散乱光等を観察して検出する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開平4−24541号公報の
第9図には、縦断面が長四角である半導体ウエハからな
る被検物体にレーザビームを入射させ、それによって生
じる前記被検物体からの散乱光による散乱像を顕微鏡を
介して得、これに基づいて前記被検物体の表面および内
部の欠陥を検出する方法において、前記レーザビームの
入射光軸は一側上方から被検物体の表面に対して斜めに
入射して被検物体内を他側下方に向けて屈折光の光軸と
なって進むようにし、前記顕微鏡は他側上方から前記被
検物体を観察するように配置した構成について記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の特開平4−
24541号公報に記載されたものは、被検物体内の欠
陥の観察できるが、被検物体が本願の図6のような多層
構造の場合は、欠陥がどの層に属するかの観察ができな
い難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本願は、縦断面
が長四角である多層半導体ウエハからなる被検物体10
5をステージ115上に表面が上となるように保持さ
せ、前記被検物体105にレーザビーム101を入射さ
せ、それによって生じる前記被検物体105からの散乱
光による散乱像を顕微鏡109を介して得、これに基づ
いて前記被検物体105の表面および内部の欠陥を検出
する方法において、前記被検物体105の法線106と
前記顕微鏡109の観察光軸108と前記レーザビーム
101の入射光軸110との夫々が同一面内にあるよう
に配置し、かつ前記レーザビーム101の入射光軸11
0は被検物体105の一側上方から被検物体105の表
面に対して斜めに入射して被検物体105内を他側下方
に向けて屈折光104の光軸102となって進むように
し、前記顕微鏡109は前記法線106方向または被検
物体105の他側上方から前記被検物体105を観察す
るように配置して、前記顕微鏡109により前記屈曲光
104による欠陥の散乱像を表面から裏面まで全体的に
観察するようにし、前記レーザビーム101は表面及び
界面での反射光の干渉によって大きな反射率を生じる波
長(λ2 、λ4 、…) と小さな反射率を生じる波長(λ
1 、λ3 、…) のうち、反射率の大きな波長(λ2 、λ
4 、…)のうちのいずれか一つのレーザ光を用いてウエ
ハ表面の塵埃や傷からの散乱像を主体に検出し、反射率
の小さな波長(λ1 、λ3 、…)のうちのいずれか一つ
のレーザビーム101を用いて内部の欠陥からの散乱像
を検出するようにした多層半導体等における欠陥の検出
方法としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の半導体等における内部欠陥の検出方
法を実施しうる装置につき説明すると、図1において、
103はレーザ装置であり、レーザ装置103よりの
レーザビーム101は、ウエハ表面とSiO層表面での
反射光の干渉によって、レーザ光の波長λに応じ大きな
反射率を生ずる波長(λ2 、λ4 、…) と小さな反射率
を生ずる波長(λ1 、λ3 、…) を生じるように構成さ
れ、レーザビーム101を被検物体105に集束して照
射するための集光レンズ107と、レーザビーム101
に起因する被検物体105からの散乱光を受光しその散
乱像を拡大する顕微鏡109と、その拡大散乱像を光電
変換してその散乱像の画像信号を得るための撮像素子1
11と、被検物体105に対する顕微鏡109の焦点を
合わせるために用いるパターンの像を被検物体105上
に投影する投影手段113と、被検物体105をその法
線106と顕微鏡109の光軸108がなす角度θが5
〜35度となるように保持し、図示していない駆動手段
により移動されるステージ115を備える。
【0006】なお、前記顕微鏡109は、対物レンズ1
17および結像レンズ119とを有する。また、前記投
影手段113は、空間変調素子パターン121と、光源
123と、光源123が発する光を空間変調素子パター
ン121に照射する凸レンズ125、拡散板127およ
び凸レンズ129、並びに、これにより照明された空間
変調素子パターン121を顕微鏡109の焦点位置に結
像させるための投光用レンズ131およびハーフミラー
133とを備える。空間変調素子パターン121はハー
フミラー133の焦点面に配置される。前記被検物体1
05は傾斜している。
【000
【作用】つぎに観測の作用を述べる。図2は図1の装置
による被検物体105の観察原理を説明する原理図であ
る。図中、201は図1の撮像素子111と結像レンズ
119を含むTVカメラであり、TVカメラ201と対
物レンズ117とにより観察系を構成する。被検物体1
05の法線106と、観察系の光軸108と、レーザビ
ーム101の光軸110は、縦の同一面内にあるように
配置され、かつ被検物体105と該被検物体105の一
側上方よりのレーザビーム101の光軸110とがなす
角度βは10〜60°、前記レーザビーム101が被検
物体105内で屈折するレーザビーム101の屈曲光1
04の光軸102と被検物体105の法線106とがな
す角度αは略16°の傾斜になるようにする。この屈折
光104を、被検物体105の他側にθ角度傾斜してい
るTVカメラ201で観察すると、その視野203は、
図2の取出図のように、被検物体105の層1b、2
b、3b、4bの各層の深さに対応した計測領域1a、
2a、3a、4aに区切られて観察できるようになる。
【0008】この状態で、図1に戻って説明すると、ま
ず、光源123をオンにし、凸レンズ125と拡散板1
27および凸レンズ129を介して空間変調素子パター
ン121に照射し、焦点合わせ用のパターン121の像
を被検物体105上に投影する。つぎに、空間変調素子
パターン121の投影像のコントラストが前記計測領域
2aと3aの中間において最大になるようにステージ1
15を制御する。つぎに、この焦点位置が層2bと3b
間の境界の深さ位置に対応するように、ステージ115
を所定の距離縦移動させる。つぎに、レーザ装置103
からのレーザビーム101の集光点205(図2)が、
所望の検出対象層である計測領域1a、2a、3aおよ
び4aに対応するようにレーザビーム101の位置を調
整する。これにより、視野203内の計測領域1a〜4
aは層1b〜4bに対応し、したがって、観察系の焦点
深度が被検物体105における各層1bー4bをカバー
する程度であれば、視野203内の欠陥等の像がそれが
存在する層の情報とともに得られることになる。なお、
この場合の被写界深度は、例えば、観察系の倍率が20
倍において約40μm、50倍で15μm程度である。
また、空間変調素子パターン121の投影は、観察の妨
げにならないように、不要になった時点で停止する。空
間変調素子パターン121として、観察に支障となる模
様のないものを用いた場合はこの限りでない。
【0009】また、視野203を越える範囲での検出を
行うために、レーザビーム101を被検物体105の最
大傾斜方向に対して直角な方向に往復移動させるととも
に、被検物体105をその最大傾斜方向に平行に移動さ
せることにより、図3に示すように、被検物体105
の、例えば、200×200×16μm程度の立体領域
における欠陥の散乱像が、いずれの計測領域1a〜4a
において検出されたかという深さ位置の情報とともに得
られる。
【0010】図4はこの検出における分解能を説明する
ための説明図である。同図に示すように、レーザビーム
101によ走査における各走査線間の間隔によって規
定される被検物体105の表面方向の分解能を約0.4
μm、レーザビーム101の被検物体105における屈
折角αを約16°とすれば、深さ方向の分解能は約1.
4μmとなる。この深さ方向の分解能は、表面方向の分
解能を向上させれば1μm程度まで向上させることがで
きる。
【0011】図5は本発明の他の実施例に係る欠陥検出
方法を示す模式図である。ここではレーザ装置として、
波長可変レーザである色素レーザとか Titサファイヤレ
ーザ等を用い、それが発するレーザビーム101をコリ
メータ301を介して拡大して被検物体105に照射す
る。この場合は、TVカメラ201の視野内における計
測領域の区分は不要である。また、被検物体105面の
線方向はTVカメラ201の光軸方向と一致させる。
それ以外は図1の場合と同様の構成である。
【0012】図6は、被検物体105として用いられ
る。Si結晶の多層構造を有するSOI(Silicon on Insulat
or) 構造ウエハの断面図である。このウエハはSi基板4
01、その上に形成された厚さ 0.2μmの酸化膜(SiO
)層403、およびその上に形成された厚さ1μmの
Si層405を有する。
【0013】この構成において、欠陥を検出するには、
観察系の焦点を、上述と同様にしてウエハの表面に合わ
せる。ただし、ここでは、その焦点深度内のSi層405
およびSiO層403に局在する欠陥を検出しようとす
るので、焦点位置を更に調整する必要はない。そして、
レーザビーム101を、その照射領域がTVカメラ20
1の視野と一致するように照射して観察を行う。
【0014】図7はレーザビーム101を前記ウエハに
照射したときの様子を示した説明図である。図7(a) は
ウエハ表面での反射率が大きい場合を示し、図7(b) は
これが小さい場合を示す。また、図7(a) および図7
(b) の左側のグラフは入射強度1o のレーザビーム10
1による屈折光の光強度1のウエハ深さDに対る変化を
示すグラフである。なお、曲線509は吸収による減衰
カーブである。
【0015】図7に示すように、レーザビーム101
は、反射光501と屈折光503とに分離するが、ウエ
ハ表面(屈折率略3.5のSi結晶)とSiO層403
(屈折率略1.5)表面での反射光の干渉によって、ウ
エハ表面での反射率Rは、Si結晶のみのウエハの場合よ
りも、レーザ光の波長に応じ、図8に示すように大きな
幅で変動する。そして反射率が大きな場合(λ2 、λ4
、…) は、図7(a) に示すように、Si層405およびS
iO層403との境界にある欠陥505からの散乱光5
07の強度は小さく、反射率が小さい場合(λ1 、λ3
、…) は、図7(b)に示すように、逆に大きくなる。
【0016】したがって、反射率の低い波長(λ1 、λ
3 、…)のうちのいずれか一つのレーザビーム101を
用いて層405、層403内部の欠陥からの散乱像を有
効に検出し、反射率の高い波長(λ2 、λ4 、…)のう
ちのいずれか一つのレーザ光を用いてウエハ表面の塵埃
や傷からの散乱像を主体に検出する。そして、これらの
散乱像を比較することにより、表面の欠陥と内部欠陥と
を鮮明に区別する。また、図8に示すように、前記干渉
による反射強度の上下振動は、波長400nm以上にお
いて観察される。したがって、層内部には波長400〜
2000nmの光が十分入るので、この波長範囲のレー
ザ光を使用して内部欠陥を観察し、一方、波長400n
m未満の光は層内部に侵入しないので、波長200〜6
50nmのレーザ光または普通の光を用いて表面欠陥を
観察し、そして内部欠陥と表面欠陥とを識別するように
してもよい。
【0017】なお、レーザビームの波長を変化させる代
わりに、図9に示すように、波長λのレーザ光801
を、2次高調波発生素子803を介して波長λ/2(=
400〜1300nm)の基本波と波長λ(=800〜
2600nm)の二次高調波発生素子805とし、これ
をウエハに入射させ、その表面欠陥と内部欠陥からの散
乱光を、それぞれ基本波と二次高調波の散乱光として別
の観察系を用いて画像化するようにしてもよい。
【0018】図10はこのようにして得られた散乱像の
一例を示す。ただし、被検物体105であるウエハとし
ては、Si層405の厚さが1μm、SiO層403の厚
さが0.4〜0.5μmであり、図11に示すように、
表面の半分はそのままの面11であるが、他の半分はエ
ッチングにより内部欠陥のピット13を露出させた面1
4としたものを用いている。図10(a) は波長940n
mのレーザ光による内部散乱像が顕著に現れた500μ
m四方の視野の様子を示し、図10(b) は波長1000
nmのレーザ光による表面散乱像が顕著に現れた同じ部
分の視野の様子を示している。部分11aは面11に対
応し、部分14aは面14に対応する。図10(b) にお
いては、部分11aにおいて表面11上の塵埃の像が現
れており、部分14aでは面11上の微小な無数のピッ
ト像が現れている。図10(a) の部分11aおよび14
aにおいては、微小なピット像は現れず、表面の大きな
ごみや傷および内部欠陥が無数に現れている。
【0019】図12は、このウエハにおける入射光の波
長λに対する反射率R及散乱強度Sの変化を示したグ
ラフである。図中、曲線151は計算による反射率Rの
変化、曲線153は実測による反射率Rの変化、曲線1
55は実測による表面欠陥からの散乱強度Sの変化、曲
線157は実測による内部欠陥からの散乱強度Sの変化
を示している。いま、このグラフの実測による反射率R
の変化曲線153をみると、反射率Rの極大値Aは波長
1000nm付近であり、反射率Rの極小値Bは波長9
40nm付近であるから、波長1000nmのレーザ光
を用いると、内部に影響されずに表面の欠陥のみが検出
され、波長940nmのレーザ光を用いると、表面に影
響されずに内部欠陥のみが検出される。それゆえ、公知
例では不可能であった被検物体105のごく表層近傍の
欠陥と表面の欠陥でも区別して検出できる。
【0020】図13(a) および (b)は別の被検物体10
5の同じ場所を、その内部まで到達する波長1000n
mのレーザ光、および波長451nmのレーザ光で観察
したときの500μm四方の視野の様子をそれぞれ示
す。両者を比較することにより、内部欠陥からの散乱像
を認識することができる。
【0021】
【発明の効果】本願は、縦断面が長四角である多層半導
体ウエハからなる被検物体105をステージ115上に
表面が上となるように保持させ、前記被検物体105に
レーザビーム101を入射させ、それによって生じる前
記被検物体105からの散乱光による散乱像を顕微鏡1
09を介して得、これに基づいて前記被検物体105の
表面および内部の欠陥を検出する方法において、前記被
検物体105の法線106と前記顕微鏡109の観察光
軸108と前記レーザビーム101の入射光軸110と
の夫々が同一面内にあるように配置し、かつ前記レーザ
ビーム101の入射光軸110は被検物体105の一側
上方から被検物体105の表面に対して斜めに入射して
被検物体105内を他側下方に向けて屈折光104の光
軸102となって進むようにし、前記顕微鏡109は前
記法線106方向または被検物体105の他側上方から
前記被検物体105を観察するように配置して、前記顕
微鏡109により前記屈曲光104による欠陥の散乱像
を表面から裏面まで全体的に観察するようにし、前記レ
ーザビーム101は表面及び界面での反射光の干渉によ
って大きな反射率を生じる波長(λ2 、λ4 、…) と小
さな反射率を生じる波長(λ1 、λ3 、…) のうち、反
射率の大きな波長(λ2 、λ4 、…)のうちのいずれか
一つのレーザ光を用いてウエハ表面の塵埃や傷からの散
乱像を主体に検出し、反射率の小さな波長(λ1 、λ3
、…)のうちのいずれか一つのレーザビーム101を
用いて内部の欠陥からの散乱像を検出するようにした多
層半導体等における欠陥の検出方法としたものであるか
ら、反射率の大きな波長(λ2 、λ4 、…)のうちのい
ずれか一つのレーザ光を用いてウエハ表面の塵埃や傷か
らの散乱像を主体に検出し、反射率の小さな波長(λ1
、λ3 、…)のうちのいずれか一つのレーザビーム1
01を用いて内部の欠陥からの散乱像を検出するように
したので、多層半導体等における内部欠陥の検出が良好
にできる。また、入射レーザビームを、被検物体内にお
けるその屈曲光が所定の小さな横断面を有するようにす
るとともに、散乱像を、その屈折光の光軸と所定の角度
を有して交差する光軸上において前記顕微鏡により得、
得られた散乱像に含まれる欠陥像の深さ位置をその欠陥
像の視野内位置に基いて特定するようにしたため、欠陥
が存在する層や深さを高い分解能で検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 欠陥検出装置の第一実施例概略的構成図。
【図2】 第一実施例の観察原理を説明するための原
理図。
【図3】 被検物体をラスタ・スキャン的に走査した
説明図。
【図4】 分解能の説明図。
【図5】 他の実施例の欠陥検出方法の模式図。
【図6】 多層構造のウエハの断面図。
【図7】 レーザビームを多層構造のウエハに照射し
たときの説明図。
【図8】 ウエハの表面および内部の反射率を示すグ
ラフ図。
【図9】 基本波と2次高調波からなるレーザビーム
の説明図。
【図10】 図9をより得られたウエハの模式図。
【図11】 図10の斜視図。
【図12】 図8のグラフの詳細を示すグラフ図。
【図13】 内部欠陥の散乱像の状態図。
【符号の説明】
101…照射レーザ光、102…光軸、103…レーザ
装置、104…屈折光、105…被検物体、106…法
線、107…集光レンズ、108…光軸、109…顕微
鏡、110…光軸、111…撮像素子、113…投影手
段、115…ステージ、117…対物レンズ、119…
結像レンズ、121…空間変調素子パターン、123…
光源、125…凸レンズ、127…拡散板、129…凸
レンズ、131…投光用レンズ、133…ハーフミラ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−24541(JP,A) 特開 平2−16438(JP,A) 特開 昭51−24290(JP,A) 特開 平2−93346(JP,A) 特開 平4−2684(JP,A) 特開 平3−238348(JP,A) 特開 昭52−88085(JP,A) 特開 平4−95861(JP,A) 特開 平2−190749(JP,A) 特開 昭63−212911(JP,A) 特開 昭63−213810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 H01L 21/66 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦断面が長四角である多層半導体ウエハ
    からなる被検物体105をステージ115上に表面が上
    となるように保持させ、前記被検物体105にレーザビ
    ーム101を入射させ、それによって生じる前記被検物
    体105からの散乱光による散乱像を顕微鏡109を介
    して得、これに基づいて前記被検物体105の表面およ
    び内部の欠陥を検出する方法において、前記被検物体1
    05の法線106と前記顕微鏡109の観察光軸108
    と前記レーザビーム101の入射光軸110との夫々が
    同一面内にあるように配置し、かつ前記レーザビーム1
    01の入射光軸110は被検物体105の一側上方から
    被検物体105の表面に対して斜めに入射して被検物体
    105内を他側下方に向けて屈折光104の光軸102
    となって進むようにし、前記顕微鏡109は前記法線1
    06方向または被検物体105の他側上方から前記被検
    物体105を観察するように配置して、前記顕微鏡10
    9により前記屈曲光104による欠陥の散乱像を表面か
    ら裏面まで全体的に観察するようにし、前記レーザビー
    ム101は表面及び界面での反射光の干渉によって大き
    な反射率を生じる波長(λ2 、λ4 、…) と小さな反射
    率を生じる波長(λ1 、λ3 、…) のうち、反射率の大
    きな波長(λ2 、λ4 、…)のうちのいずれか一つのレ
    ーザ光を用いてウエハ表面の塵埃や傷からの散乱像を主
    体に検出し、反射率の小さな波長(λ1 、λ3 、…)の
    うちのいずれか一つのレーザビーム101を用いて内部
    の欠陥からの散乱像を検出するようにした多層半導体等
    における欠陥の検出方法。
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