JP3265804B2 - バーコード読取り装置 - Google Patents
バーコード読取り装置Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10554—Moving beam scanning
- G06K7/10594—Beam path
- G06K7/10603—Basic scanning using moving elements
- G06K7/10633—Basic scanning using moving elements by oscillation
Description
に関し、例えばハンドヘルド型レーザスキャナ等により
バーコードを走査して読取ることのできるバーコード読
取り装置に関する。
流関連業務などにおいて、データをその発生時点におい
て把握・収集する目的で、ハンドヘルドターミナルとよ
ばれている携帯端末装置が開発されている。
たデータは、事務所などに設置されたホストコンピュー
タ(パソコン・オフコンなど)に送られて分析・加工さ
れ、経営の意志決定(営業方針・顧客サービス・商品管
など)に利用される。
ータ入力の手段としてバーコード読取り装置の利用が普
及している。バーコードによるデータ入力はキーボード
からの手入力に比べ迅速である上、容易で正確でもある
ため広く普及している。
ダイオード利用のタッチスキャナやペンスキャナ等も用
いられるが、図9に示すようなハンドヘルド型レーザス
キャナと呼ばれるバーコード読取り装置1が広く使用さ
れる。
を操作すると、開口部3から破線で示すような走査ビー
ムが放射され、バーコードBCの上を走査して読取りが
行われる。
成を示すブロック図であり、発光部11、振動ミラー1
2、受光部13、デコード部14、インターフェース部
15等の要素を内蔵する。
ーザを使用する。発振されたレーザビームは振動ミラー
12によって所定振動角で振動せしめられる走査ビーム
L1としてバーコードBC上に到達する。
び振動ミラー12により集光されて受光部13で電気信
号に変換される。
コード化されているので、デコード部14において数値
データ等に変換され、インターフェース部15を経由し
てハンドヘルドターミナルなどのホスト装置に送信され
る。
の内部の主要構成を示す一例である。トリガスイッチ2
を押すとレーザスキャナは装置内部にある半導体レーザ
光源11からレーザビームL1を発生する。
て、モータ12Mによって一定の振動角で振動動作を開
始する振動ミラー12により反射、振動を与えられ、開
口部3を通して線分状の軌跡をもった走査ビームL1と
して図示していないバーコード上に照射される。
反射され、再び開口部3を通して装置内部の振動ミラー
12によって集められ、受光素子13で反射光量に対応
する電気信号に変換される。
ータ等に変換され、ハンドヘルドターミナルなどのホス
ト装置へ送信される。
射ビームと反射ビームとの干渉は生じない。
型レーザスキャナによるバーコード読取り装置では、振
動ミラー12の振動角は一定である。
査ビームL1の走査領域は、振動ミラー12とバーコー
ドBCとの距離に比例することになる。
の上方から見たレーザビームの振動角度と走査ビームと
の関係を示すものであり、12は振動ミラー、3は開口
部である。0から走査開始して、以降は1−2間を走査
させるように振動ミラー12が振動する。振動ミラー1
2の振動角が一定であるので、バーコードBCに至る一
定距離上の走査ビーム幅の線分の長さ1−2も一定とな
る。
に、複数のバーコードが走査ビームの振動範囲I内に入
ってしまったような場合には、正常な読取りが不能とな
る。
置1の開口部3を読取り面に近づけて、一方のバーコー
ドのみが走査されるように、すなわち走査ビームの振動
範囲がIIとなるようにするかあるいは一方のバーコード
を覆い隠す等の処置が必要となる。
り、途中に何らかの障害物がある等の理由により、バー
コードに近づけなかったり、あるいは目標以外のバーコ
ードを隠したりすることができない事態が考えられる。
合、図14(c)のようにバーコードの一部しかビーム
が走査しない場合もあり、このような場合は、バーコー
ドからある程度離れて読取りを行う必要があった。
持つこのような不都合を解消するために、複数のバーコ
ードがバーコード読取り装置の照射ビームの走査領域内
にあるときにも、バーコードに近づけたり、目標以外の
バーコードを隠したりする必要のないバーコード読取り
装置を提供することを目的とする。
図であり、ハンドヘルド型レーザスキャナであるバーコ
ード読取り装置1の構成を示すブロック図である。図1
0に示したブロック図と同様の構成要素については同一
の符号を付している。
して、振動角調整手段20が付加されている。振動角調
整手段20の動作は、図2ないし図5に対応して以下に
記述する通りである。
装置の動作の第1の例を示すものである。装置1の上方
からみたレーザビームL1の振動角度と走査領域の関係
を示している。
および反射ビーム入射のための開口部である。さらに、
振動ミラー12には振動角調整手段20が付加されてい
る。
り、当初の位置0から、1、2、3、4、・・・のよう
に段階的に大きくしていくように設定されている。した
がって、バーコードBCの位置における走査ビームの走
査領域幅も段階的に広くなっていく。
るときでも、走査ビームの走査領域の狭い初期の段階に
おいていずれか一つのバーコードを確実に読取ることが
できる。
装置の動作の第2の例を示すものである。
加された振動角調整手段20の働きにより、振動ミラー
12の振動角を最初は一定とし、反射光量の無変化が規
定値以上であることを確認した上で振動角を一定割合で
狭めていく。
以上であれば、再び振動角を一定割合で狭めるように設
定する。
走査領域も次第に狭くなっていく。ここで読取るべきバ
ーコード位置に複数の近接したバーコードがあるときに
は、走査領域が狭くなった段階においていずれか一方の
バーコードを読取ることができる。
ビームの走査態様は、左右対象に変化させつつ、最初小
さく次第に拡大させる場合(図4)、またはこの反対に
最初大きく次第に縮小させる場合(図5)のいずれであ
っても同様の効果を得ることができる。
示すように、ハンドヘルド型レーザスキャナとして構成
されたバーコード読取り装置の振動ミラーの振動角を振
動角調整手段20の働きにより、一定の方法で変化させ
ることにより、バーコードを読取る走査ビームの走査領
域を変化させるように構成されている。
ーコードが走査ビームの走査領域内に入っているときで
あっても、走査ビームはいずれか一つにすることができ
る。
に入り、いずれのバーコードを読取ったか判らなくなる
ような事態や、バーコードの一部しか走査できず読取り
不能となる事態を解消することができる。
説明する。図1に示した振動角調整手段20は、振動ミ
ラー12の振動角を適宜変更し、走査領域を変化可能に
するものである。
動ミラー12を駆動するモータ12M(図11参照)と
振動ミラー12との結合を機構的に変更し達成すること
も可能である。
電圧・電流または周波数等を制御することにより電気的
に達成することも可能である。
装置の動作を制御する際の第1の実施例のフローチャー
トである。フロー開始に伴い、バーコードの読取りを行
うためにオペレータがトリガスイッチ2(図9参照)を
押し込みオンにする(ステップS1)。
作動してレーザビームを発射する(ステップS2)。レ
ーザビーム発射に伴って振動ミラー12も図2または図
4に示すレーザビーム0−1、1−2、・・のように次
第に大きな振動角となるような振動動作を開始する(ス
テップS3)。
射、散乱され、所望走査領域に相当する振動走査ビーム
としてバーコード上に照射される。
射され、再び振動ミラー12によって集められ、反射光
量に従った電気信号に変換される(ステップS4)。
値データ等に変換され、そのデコード結果が正常かつ全
て完了したか否か、すなわちバーコードが正常に読取れ
たか否かを判定する(ステップS5)。全て完了してい
れば、振動ミラーの動作を停止し(ステップS6)、次
いでレーザビームを停止させて(ステップS7)、フロ
ーを終了する。
ータ等に変更できずデコードが完了していない場合に
は、走査ビームの幅が狭すぎてバーコード全体がその走
査ビーム内に入りきらなかったものとみなす。続いて、
振動角が最大であるか否かを判定する(ステップS
8)。
には、その旨を表示し(ステップS9)、振動角はその
ままで反射光集光(ステップS4)以降を実行する。
の接近あるいは、一方のバーコードを隠蔽する等の他の
対策を求める表示をも行うようにすると都合がよい。
2の1−2から2−3、2−3から3−4のように順次
ミラー振動角の拡大処理を実施(ステップS10)した
後、反射光集光(ステップS4)以降の動作を実行す
る。
いは所定時間ある振動角で走査を継続し、その後バーコ
ードが正常に読取れたか否かを判断してもよい。また、
バーコード検出とは無関係に所定回数あるいは所定時間
経過後に順次振動角を拡大してもよい。
ード読取り装置における読取り制御の第2の実施例を説
明するものである。
を図示したもので、本実施例はこのようなバーコードの
読取りに適する。
ドの一部、「2345」は第2のバーコードの一部を示
し、二つのバーコードの間には間隔aがある。本実施例
では図7(a)のような近接した複数のバーコードを読
取る場合、当初両者を含む広い範囲を走査領域としてお
き、次第にその走査範囲を縮小していくものである。
拡大したものである。図中aは第1のバーコード、bは
第2のバーコード、cは間隔である。バーコードの黒色
バーと地色との配置に対応して、横軸を時間軸とすると
図7(c)のようなパルス状の電気信号が得られる。こ
こで論理Lは黒バーに、また論理Hは白部分に相当す
る。
ーコードの間には通常のバー間隔とは比較にならない長
い論理信号の無変化部分Tが生ずる。この無変化部分T
の長さを検出することによって、複数のバーコードが近
接して存在しているか否かを確認する。
動角を図3または図5のように次第に縮小し、無変化部
分が検出されないようにレーザビームの走査を制御し、
一方のバーコードのみを読取るように制御するものであ
る。
フローチャートである。先ずオペレータがトリガスイッ
チ2をオン(ステップS21)にしてレーザビームを発
射する(ステップS22)。
(ステップS23)バーコードの走査を開始する。さら
に、反射光集光(ステップS24)および光電変換(ス
テップS25)を行う。以上の動作は第1の実施例の場
合と同様である。
無変化部分Tが、ある規定された間隔以下である場合
は、この電気信号はデコード部において数値データ等に
変換される。
て信号論理Lが検出されたか否か、すなわち黒バーの有
無を判定する(ステップS26)。信号論理Lが検出さ
れない場合には、バーコードが存在しないと判断し、後
述するように振動ミラーの動作ならびにレーザビームの
発生を停止する(ステップS34、S35)。
信号論理Hの検出、すなわち白バーの検出を行う(ステ
ップS27)。さらに論理信号Hの長さを判別するため
のタイマーの初期化を実行する(ステップS28)。
おけるバー間隔に相当する設定時間T1を経過したか否
かを判定する(ステップS29)。
のバーコードを1組としたバーコードであり、この場合
には二つのバーコード間に間隔があっても一つのバーコ
ードとして処理する必要がある。
ードに対応する設定時間が経過していない場合には、引
き続き信号論理Lが検出されたか否かを判定する(ステ
ップS30)。
された場合には、ステップS27の信号論理Hの検出以
降の動作を実行する。一方、信号論理Lが検出されない
場合には、ステップS29の設定時間T1を経過したか
否かの判定を継続する。
否かの判定において、経過していると判定された場合に
は、続いて信号論理Lが検出されたか否かを判定する
(ステップS31)。
い場合には、セパレートタイプのバー間隔以上に相当す
る設定時間T2を経過したか否かを判定する(ステップ
S32)。
信号論理Lが検出(ステップS31)されたか否かの判
定を行う。T2 経過前に信号論理Lが検出された場合、
そのバーはセパレートタイプのバーコードのバーであ
る。この後継続して論理信号H、Lの検出を継続しても
よい。
場合には、デコードが完了したか否か、すなわちバーコ
ードが正常に読取れたか否かを判定し(ステップS3
3)、完了している場合には、振動ミラーの動作を停止
し(ステップS34)、ついでレーザビームの発生をも
停止して(ステップS35)、動作を終了する。
論理Lが検出された場合には、通常のバー間隔以上の時
間が経過していることを意味するため、ここで検出され
たバーは前のバーとは異なるバーコードのバーであると
判断することができる。
ムの走査領域に入っているものとみなし、ミラーの振動
角を段階的に縮小し(ステップS36)、走査領域を図
3に示す1−2、2−3、3−4、・・のように狭くす
る動作を実行した後、反射光集光(ステップS24)以
降を実行する。
完了していないと判定された場合には、走査領域は丁度
よいにもかかわらず、バーコード上の印刷状態等に起因
してバーコードがたまたま読取れなかったと判断し、読
取り動作を再度実行する。
に保持し、反射光集光(ステップS24)以降を実行す
る。
T1 およびT2 の設定はきわめて重要である。時間T1
は通常のバーコードのバー間隔、あるいはコードが複数
に分割されているセパレートタイプバーコードの場合の
コード間隔以下でなければならない。
コードのコード間隔以上であり、この時間以上であれ
ば、近接する他のバーコードであると判断される。これ
らの時間T1 およびT2 は、装置に内蔵される図示して
いないタイマーの設定によって行われ、使用状況に応じ
て適宜変更することができることが望ましい。
部を基準としてその何割か増加せしめた時間、論理信号
の無変化が継続したか否かを判断してもよい。
ドが完了していないと判定された場合に、走査領域が小
さすぎたことが原因であると判断し、走査領域を拡大し
た後、再び読取り動作を行うような制御を行うこともで
きる。
ーコード読取り装置によれば、レーザビームによる走査
領域を変更することができる。したがって、レーザスキ
ャナの走査ビームの振動領域を点の状態から段階的に長
い線分へと広げていくように構成することができる。
数のバーコードがあることを検知したときに、走査ビー
ムの振動領域を段階的に短い線分へと狭めていくように
構成することができる。
ムの走査領域内に入り、いずれのバーコードを読取った
のか判らなくなるような事態を解消することができる。
ームの基本動作の第1の例を示す説明図である。
ームの基本動作の第2の例を示す説明図である。
ームの基本動作の第3の例を示す説明図である。
ームの基本動作の第4の例を示す説明図である。
実施例の基本動作を示すフローチャートである。
対象とするバーコードと信号波形の例である。
実施例の基本動作を示すフローチャートである。
ハンドヘルド型装置外観を示す斜視図である。
成を示すブロック図である。
成を示す説明図である。
の説明図である。
査ビームの状態を示す説明図である。
す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 発光部からの光源によりバーコード上の
走査を行いかつバーコードからの反射光を集光するため
の振動ミラーと、 集光した前記反射光を電気信号に変換する受光部と、 を有するバーコード読取り装置において、 前記振動ミラーが所定の第1の振動角で集光を開始し、 前記受光部で第1の電気信号が検出され、 予め設定された時間の経過後に第2の電気信号が検出さ
れた場合に、 前記振動ミラーの振動角を前記第1の振動角よりも小さ
い第2の振動角に変化させ、前記振動ミラーに前記第2
の振動角で集光を開始せしめる振動角調整手段を有する
ことを特徴とするバーコード読取り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04960094A JP3265804B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | バーコード読取り装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04960094A JP3265804B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | バーコード読取り装置 |
Publications (2)
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JPH07262297A JPH07262297A (ja) | 1995-10-13 |
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Family
ID=12835733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04960094A Expired - Fee Related JP3265804B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | バーコード読取り装置 |
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