JP3265323B2 - 高粘度原液吐出容器 - Google Patents

高粘度原液吐出容器

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    • B65D83/42Filling or charging means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高粘度原液吐出容器に関
する。さらに詳しくは、たとえば10万センチポアズ以
上の高粘度の原液(噴射剤以外の液状ないしクリーム状
内容物の意味。以下、同じ)を吐出させる包装容器の技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体を噴射剤と共に耐圧容器内に
充填し、押しボタン操作によりバルブを開閉し、ノズル
から噴霧させたり、あるいはスパウトから吐出させるエ
アゾール装置が用いられている。しかし接着剤、グリ
ス、パテ、コーキング剤、チョコレート、クリーム、ジ
ャムなどのように吐出させるべき原液が高粘度(たとえ
ば10万センチポアズ以上)の場合は、噴射剤と原液と
が均一に混合されないのでスムーズに吐出させることが
できない。さらに高粘度の原液はバルブの細孔やノズル
部分で大きい粘性抵抗を生じるので、実用的な吐出量
(吐出流量)をうることができない。そのため従来は原
液の粘度が高い場合には、ビンまたは押し出しチューブ
ないし可撓性容器を包装容器として用い、ビンを傾けて
滴下させたり、チューブ容器を押し潰して吐出させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高粘度の原液をビンな
どの容器から重力を利用して滴下させる場合は、なかな
か流れ落ちない。また可撓性の容器を強圧すればかなり
早く吐出させうるが、一定の吐出量で安定して吐出させ
るのは困難である。また弾力的な復元性を有する容器で
は、押し潰す力を緩めて空気を吸わせ、再び押すように
すれば楽であるが、空気も一緒に飛び出したりするの
で、連続的に吐出できない。本発明はエアゾール装置の
技術を利用し、高粘度(たとえば10万センチポアズ以
上)の液体であっても簡単に連続的に吐出させうる高粘
度原液吐出容器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の高粘度原液吐
出容器は、(a)耐圧性の容器と、(b)該容器の内部
を2室に区画すると共に、両室の圧力差を減少させるべ
く変形ないし移動する隔壁と、(c)前記2室のうち第
一室と外部とを連通する吐出管と、(d)該吐出管の途
中に介在された、吐出管の連通/遮断を切り替えるため
の容器外部に設けられたコックと、(e)前記第一室に
充填された高粘度の原液と、(f)前記第二室に充填さ
れた加圧剤とから構成されており、(g)前記吐出管
が、上端が外部と常時連通する上管と、下端が第二室と
常時連通する下管とからなり、(h)前記コックが、吐
出管の上管と下管の間に固定状態で介在される有底筒状
の回転支持部と、その回転支持部内に回転自在に嵌入さ
れ、その回転位置に応じて上管と下管を連通する通孔を
有する栓体と、その栓体の端部に設けられるレバーとを
有し、レバーの回転操作により、上管と下管を通孔で連
通させる位置と、上管と下管とを通孔がない遮断する位
置との間で回転するものであることを構成上の特徴とし
ている。前記隔壁としては、容器内に摺動自在に設けら
れたピストン、あるいは薄肉のアルミニウム容器や合成
樹脂ラミネートの袋などの可撓性の内部容器を採用しう
る(請求項2、請求項3)。さらに前記吐出管を直管に
しておくと、流れの抵抗ないし圧力損失が少ないので好
ましい(請求項4)。請求項5の高粘度原液吐出容器
は、前述の(a)〜(f)の構成を有し、さらに吐出管
の先端部を横向きに曲げていることを特徴としている。
請求項6の高粘度原液吐出容器は、前述の(a)〜
(f)の構成を有し、さらに方向切り換え用の三方コッ
クを設けて、二本以上の吐出管先端部を切り換えるよう
にしていることを特徴としている。請求項7の高粘度原
液吐出装置は、前述の(a)〜(f)の構成を有し、さ
らに前記吐出管の基部とコックを含む先端部とが分離可
能に構成されていることを特徴としている。請求項8の
高粘度原液吐出容器は、前述の(a)〜(f)の構成を
有し、さらに栓体の角度に応じてコック内の通路の開度
が変わるようにしていることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明の吐出容器においては、コックを開く
と、第一室の圧力が大気圧と同レベルとなる。そのため
第2室の加圧剤の圧力で隔壁が第一室の容積を小さくす
るように移動ないし変形する。したがって第一室の高粘
度原液は吐出管を通って外部に吐出される。この場合、
第一室と第二室とは隔壁で区画されているので、加圧剤
が高粘度原液と混じって押圧作用の低下をきたすことが
ない。またレバーを操作して栓体を回転させることによ
り、栓体の通孔が吐出管の下管と上管とを連通すること
ができ、その通孔はエアゾールバルブの細孔のように圧
力低下をもたらすことがなく、粘性抵抗も比較的低い。
【0006】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の吐出容器
の実施例を説明する。図1は本発明の吐出容器の一実施
例を示す断面図、図2は図1の吐出容器の要部斜視図、
図3は図1の吐出容器の使用状態を示す要部断面図、図
4は本発明の吐出容器の他の実施例を示す断面図、図5
は本発明にかかわる吐出管およびコックの他の実施例を
示す一部切欠正面図、図6および図7はそれぞれ本発明
にかかわる二方コックの他の実施例を示す断面図、図8
および図9はそれぞれ本発明にかかわる三方コックの一
実施例を示す斜視図および断面図、図10および図11
はそれぞれ本発明にかかわる三方コックの他の実施例を
示す斜視図および断面図、図12は本発明にかかわる吐
出管およびコックの他の実施例を示す断面図、図13は
本発明にかかわる可変流量コックの一実施例を示す断面
図、図14および図15はそれぞれ本発明にかかわる可
変流量コックの栓体の実施例を示す斜視図である。図1
の吐出容器Aは円筒状の耐圧性の容器本体1と、その底
部開口を塞ぐ底板2と、上部開口に取り付けられたマウ
ントキャップ3とを有する。容器本体1内にはピストン
4が摺動自在に設けられている。さらにマウントキャッ
プ3にはゴム製の円板状のグロメット5を介して二方コ
ック6が取り付けられている。
【0007】前記容器本体1の内部はピストン4によっ
て上部の第一室7と下部の第2室8とに区画されてい
る。すなわち本実施例ではピストン4が隔壁を構成す
る。第一室7には接着剤、グリス、パテ、コーキング
剤、チョコレート、クリーム、ジャムなどの高粘度原液
が充填されており、第二室8にはLPG、DME、圧縮
CO2 、圧縮空気、圧縮窒素ガス、またはこれらの混合
物などの加圧剤が充填されている。前記二方コック6
は、図2に示すように互いに同心状に延設される下管9
および上管10と、両者の間に直角に介在される有底筒
状の回転支持部11とからなる本体12を有し、前記回
転支持部11内には栓体13が回転自在に嵌入されてい
る。前記グロメット5に嵌入される下管9の下端には抜
け止めの膨大部14が設けられている。下管9および上
管10は請求項1の吐出管を構成する。
【0008】二方コック6の回転支持部11はいくらか
テーパ状にされている。前記栓体13の上端にはフラン
ジ部17とレバー18が設けられており、回転軸心と直
角に、前記上管10および下管9と連通しうる通孔19
が形成されている。さらに栓体13の周囲には抜け止め
用の環状突起20が形成され、回転支持部11の内面の
環状溝21と嵌合するようにしている。なお図1の底板
2には加圧剤を充填するためのバルブ23が設けられて
いる。
【0009】つぎに図1および図3を参照して、上記の
ように構成される吐出容器Aの使用方法を説明する。栓
体13のレバー18を図1に示すように横向きにしてお
くと、栓体13の通孔19も横向きとなり、二方コック
6の上管10と下管9は栓体13の側面で遮断される。
高粘度原液を吐出する場合は、この状態からレバー18
を矢印Cまたは矢印D方向に回転して図3に示すように
縦向きにする。そうすると栓体13の通孔19が上管1
0および下管9と一致し、図1における高粘度原液が入
っている第一室7が外部と連通する。したがって加圧剤
の圧力でピストン4が上昇し、高粘度原液が上管10の
開口端から吐出される。なお上管10、通孔19および
下管9は内面が平滑な直管となるので、無駄な粘性抵抗
が少ない。そのため圧力降下は下管9、通孔19および
上管10にわたってほぼ均一に生じ、原液はスムーズに
吐出される。なおレバー18の角度を調節することによ
り、吐出量(時間当り重量)を任意に調節しうる。また
原液を吐出させる場合、容器本体1を上下逆にし、重力
に基づく圧力を利用するようにしてもよい。
【0010】図1の実施例では容器内を区画する隔壁と
してピストン4を採用しているが、本発明はかかる場合
に限定されるものではなく、他の隔壁も採用しうる。図
4は外圧で潰れうる薄肉のアルミニウム製の内筒26を
隔壁として採用したものである。内筒26は有底筒状を
呈しており、上端縁27はマウントキャップ3と容器本
体1のクリンプ部に一緒にかしめられている。このもの
は内筒26の内部28が原液を入れる第一室であり、容
器本体1と内筒26の間の空間29が加圧剤を入れる第
二室となる。第二室への加圧剤の充填は通常マウントキ
ャップ3を仮挿入した後、クリンプする直前に行なう
が、容器本体1の底部に別個のバルブを取りつけてもよ
い。このものは二方コック6のレバー18を回転させる
と内筒26が想像線Pのように潰れていく。そのため内
部の原液が上管10の先端の開口部から吐出される。な
お内筒26に代えて、たとえばアルミニウム箔などの金
属箔と合成樹脂フィルムとのラミネートなどで形成した
袋(インナーバッグ)を隔壁として利用することもでき
る。請求項3にいう内部容器とは、前記内筒26のほ
か、そのような袋をも含む概念である。
【0011】本発明の高粘度原液吐出容器は、コックを
捻るだけで高粘度原液を連続的に、しかも同じ調子で吐
出させることができるので、接着剤、グリス、パテ、コ
ーキング剤、チョコレート、クリーム、ジャムなどを包
装するための容器として好適である。なお図1の実施例
では二方コック6の栓体13は回転保持部11内をクル
クルと何回でも回るが、図5に示すように段部30、3
1などからなるストッパを設け、図1の閉止状態と図3
の連通状態の間の90°の範囲Rだけ回転するようにし
てもよい。その場合、図5に示すようにレバー18を引
金状に形成すると共に、常時閉止状態に戻すリターンス
プリング(図示されていない)を設けると、さらに使い
勝手がよくなる。
【0012】栓体13と回転支持部11の間にシール用
のOリングを設けると、摩擦力が大きくなるので、閉止
位置および解放位置、あるいはそれらの途中の位置でレ
バーから手を離しても二方コックの開度は変化しない。
しかし所望により閉止位置および解放位置、あるいはそ
れらの途中の1〜3個所で栓体13の角度を一時的に固
定するためのデテント手段を設けてもよい。そのような
デテント手段は、たとえば栓体13の表面に形成した突
起32と、回転支持部11の内面に形成した複数個の凹
部33とで構成しうる。また上管10や下管9は通常直
管にするが、所望により図5に示すように、いずれか一
方、または両方をゆるく彎曲させてもよい。
【0013】図6はさらにコック34の部分で吐出管を
ほぼ直角に曲げて横向きにした実施例を示している。こ
のものは栓体36に直角に曲げて形成した通路37によ
り容器側の管路35aと吐出口側の横向きの管路35b
とを連通し、レバー18を矢印E方向またはF方向に9
0°回転させて想像線の位置にすると連通が遮断され
る。図7に示す実施例では、吐出口側の管路39が栓体
40の回転中心40aの方向に延びている。そして栓体
40には周壁41および端面42にそれぞれ開口する連
通孔43が形成されており、周壁41側の開口44が容
器側に連通し、端面42側の開口45が吐出口側に連通
する。なお逆に取りつけてもよい。図8に示すコック4
6はまっすぐな吐出管47と直角に曲がった吐出管48
とを組み合わせた三方コックになっている。このものは
図9に示すように、栓体49内にT字状に通路50が形
成されており、矢印G方向にレバーを90°回転させる
とまっすぐな吐出管47から内容物を吐出させることが
でき、さらに90°回転させると横向きの吐出管48か
ら吐出させうる。なおさらに90°回転させて両方の吐
出管47、48から内容物を吐出させうるようにしても
よい。
【0014】図10に示す三方コック51は、まっすぐ
な方向の吐出管52と直角に曲った吐出管53とを回転
中心方向にずらせて設けている。このものは図11に示
すように、遮断状態を中心として、一方に回転させると
まっすぐな吐出管52から吐出させる状態に切り換える
ことができ、他方に回転させると横向きの吐出管53か
ら吐出させる状態に切り換えることができる。図12は
吐出管の基部54とコック55とを分離可能に構成した
ものである。すなわち吐出管の基部54は図1の場合と
同じようにゴム製の固定部材56によってマウントカッ
プ57に取り付けており、基部54の上端にはネジ58
が形成されている。そしてそのネジ58をコック55の
下側の管路59と螺合している。なお基部54の下端に
はフランジ60が形成され、そのフランジ60が固定部
材56の下面としっかりと係合する。このものは基部5
4および固定部材56をマウントカップ57の下側から
孔61に挿入して取り付け、この状態でマウントカップ
57を容器のビード部62にクリンプし、さらにその後
にコック55を基部54に螺着して組み立てることがで
きる。そのためマウントカップ57をクリンプするため
にコレット爪63をマウントカップ57の上側から挿入
する場合でも、コック55が邪魔にならない利点があ
る。なお基部54とマウントカップ57とを係合する構
成および基部54とコック55とを分離可能に連結する
方法は、前記の方法のほか種々の方法を採用しうる。
【0015】図13に示すコック65は、栓体66に太
い通路67と細い通路68とを十字状に交差させて形成
したものである。このものはレバーを90°回転させる
ことにより吐出量を切り換えることができる。また栓体
66を45°の角度にすると通路を遮断することができ
る。図14に示す栓体69は、円周方向に幅が変化する
通路70を形成したものである。すなわちもっとも幅の
広い部分70aを吐出管71と一致させれば、ほぼ吐出
管71の内径全体で連通し、幅が狭い部分70bを一致
させれば、吐出管71の内径を絞り、吐出量を制限する
ことができる。また通路70を吐出管71に対して直角
にすれば遮断することができる。したがってこの栓体6
9をコックに採用すれば、幅が広い部分70aと吐出管
71が一致する位置から直角に回転させる範囲の間で吐
出量を連続的に変化させることができる。図15の栓体
72は図7に示すコックと同様のコックに用いるもので
あり、通路73の一端は73aは栓体72の周壁に開口
し、他端73bは端面に開口している。なお吐出管の吐
出側の部分74は、栓体72の回転中心75から偏心し
ている。このものも栓体72を回転させることにより吐
出量を連続的に変化させることができる。また吐出側の
部分74を栓体72の端面で塞ぐように回転させれば吐
出管を遮断することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の高粘度吐原液吐出容器は、コッ
クを捻るという簡単な操作で、高粘度原液であっても連
続的に、かつほぼ均一な吐出量で吐出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吐出容器の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の吐出容器のコック部分を示す要部斜視図
である。
【図3】図1の吐出容器の使用状態を示す要部断面図で
ある。
【図4】本発明の吐出容器の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の吐出容器の他の実施例を示す要部断面
図である。
【図6】本発明にかかわるコックおよび吐出管の他の実
施例を示す断面図である。
【図7】本発明にかかわるコックおよび吐出管の他の実
施例を示す断面図である。
【図8】本発明にかかわる三方コックおよび吐出管のさ
らに他の実施例を示す斜視図である。
【図9】図8に示す三方コックの断面図である。
【図10】本発明にかかわる三方コックの他の実施例を
示す斜視図である。
【図11】図10の三方コックの断面図である。
【図12】本発明にかかわる吐出管およびコックの他の
実施例を示す断面図である。
【図13】本発明にかかわる可変流量コックの一実施例
を示す断面図である。
【図14】本発明にかかわる可変流量コックの栓体の一
実施例を示す斜視図である。
【図15】本発明にかかわる可変流量コックの栓体の他
の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 吐出容器 1 容器本体 4 ピストン 6 二方コック 7 第一室 8 第二室 9 下管 10 上管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)耐圧性の容器と、 (b)該容器の内部を2室に区画すると共に、両室の圧
    力差を減少させるべく変形ないし移動する隔壁と、 (c)前記2室のうち第一室と外部とを連通する吐出管
    と、 (d)該吐出管の途中に介在された、吐出管の連通/遮
    断を切り替えるための容器外部に設けられたコックと、 (e)前記第一室に充填された高粘度の原液と、 (f)前記第二室に充填された加圧剤とから構成されて
    おり、 (g)前記吐出管が、上端が外部と常時連通する上管
    と、下端が第二室と常時連通する下管とからなり、 (h)前記コックが、吐出管の上管と下管の間に固定状
    態で介在される有底筒状の回転支持部と、その回転支持
    部内に回転自在に嵌入され、その回転位置に応じて上管
    と下管を連通する通孔を有する栓体と、その栓体の端部
    に設けられるレバーとを有し、レバーの回転操作によ
    り、上管と下管を通孔で連通させる位置と、上管と下管
    とを通孔がない遮断する位置との間で回転するものであ
    る、 高粘度原液吐出容器。
  2. 【請求項2】 前記隔壁が、容器内に摺動自在に設けら
    れたピストンである請求項1記載の吐出容器。
  3. 【請求項3】 前記隔壁が、その内部を前記第一室とす
    る可撓性の内部容器である請求項1記載の吐出容器。
  4. 【請求項4】 前記吐出管が直管である請求項1記載の
    吐出容器。
  5. 【請求項5】 (a)耐圧性の容器と、 (b)該容器の内部を2室に区画すると共に、両室の圧
    力差を減少させるべく変形ないし移動する隔壁と、 (c)前記2室のうち第一室と外部とを連通する吐出管
    と、 (d)該吐出管の連通/遮断を切り替えるための容器外
    部に設けられたコックと、 (e)前記第一室に充填された高粘度の原液と、 (f)前記第二室に充填された加圧剤とからなり、 前記吐出管の先端部が横向きに曲げられている高粘度原
    液吐出容器。
  6. 【請求項6】 (a)耐圧性の容器と、 (b)該容器の内部を2室に区画すると共に、両室の圧
    力差を減少させるべく変形ないし移動する隔壁と、 (c)前記2室のうち第一室と外部とを連通する吐出管
    と、 (d)該吐出管の連通/遮断を切り替えるための容器外
    部に設けられたコックと、 (e)前記第一室に充填された高粘度の原液と、 (f)前記第二室に充填された加圧剤とからなり、 前記吐出管の先端部が容器の縦方向と横方向に分岐して
    おり、 前記コックが縦方向の先端部/横方向の先端部/遮断を
    切り換える三方コックである高粘度原液吐出容器。
  7. 【請求項7】 (a)耐圧性の容器と、 (b)該容器の内部を2室に区画すると共に、両室の圧
    力差を減少させるべく変形ないし移動する隔壁と、 (c)前記2室のうち第一室と外部とを連通する吐出管
    と、 (d)該吐出管の連通/遮断を切り替えるための容器外
    部に設けられたコックと、 (e)前記第一室に充填された高粘度の原液と、 (f)前記第二室に充填された加圧剤とからなり、 前記吐出管の基部とコックを含む先端部とが分離可能に
    構成されている高粘度原液吐出容器。
  8. 【請求項8】 (a)耐圧性の容器と、 (b)該容器の内部を2室に区画すると共に、両室の圧
    力差を減少させるべく変形ないし移動する隔壁と、 (c)前記2室のうち第一室と外部とを連通する吐出管
    と、 (d)該吐出管の連通/遮断を切り替えるための容器外
    部に設けられたコックと、 (e)前記第一室に充填された高粘度の原液と、 (f)前記第二室に充填された加圧剤とからなり、 前記コックが、栓体の角度に応じて通路の開度が多段な
    いし連続的に変わるように構成されている高粘度原液吐
    出容器。
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