JP3265282B2 - インターフェース制御装置 - Google Patents
インターフェース制御装置Info
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- JP3265282B2 JP3265282B2 JP05199499A JP5199499A JP3265282B2 JP 3265282 B2 JP3265282 B2 JP 3265282B2 JP 05199499 A JP05199499 A JP 05199499A JP 5199499 A JP5199499 A JP 5199499A JP 3265282 B2 JP3265282 B2 JP 3265282B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- layer
- access network
- interface
- address
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- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアクセスネ
ットワークやローカル交換機を接続するインターフェー
ス制御装置に関する。
ットワークやローカル交換機を接続するインターフェー
ス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセスネットワーク(AN)の
配下のISDN加入者のフレームに対しては、V5.1
インターフェースとしてLAYER3を終端した後、V
5.2インターフェースに対してフレームを送出する。
逆にローカル交換機(LE)からのあるアクセスネット
ワーク(AN)配下のISDN加入者に対するフレーム
に対しては、V5.2インターフェース側でLAYER
3を終端した後、V5.1インターフェース側にフレー
ムを送出する。したがって、従来の方法では、V5.1
/V5.2インターフェース上のそれぞれのフレームに
対してLAYER3終端装置での終端が必要となる。
配下のISDN加入者のフレームに対しては、V5.1
インターフェースとしてLAYER3を終端した後、V
5.2インターフェースに対してフレームを送出する。
逆にローカル交換機(LE)からのあるアクセスネット
ワーク(AN)配下のISDN加入者に対するフレーム
に対しては、V5.2インターフェース側でLAYER
3を終端した後、V5.1インターフェース側にフレー
ムを送出する。したがって、従来の方法では、V5.1
/V5.2インターフェース上のそれぞれのフレームに
対してLAYER3終端装置での終端が必要となる。
【0003】また、アクセスネットワーク(AN)の配
下におけるPSTN加入者のフレームに対しては、V
5.1インターフェースとしてLAYER3を終端した
後、V5.2インターフェースに対してフレームを送出
する。逆にローカル交換機(LE)からのアクセスネッ
トワーク(AN)の配下におけるPSTN加入者に対す
るフレームに対しては、V5.2インターフェース側で
LAYER3を終端した後、V5.1インターフェース
11側にフレームを送出する。したがって、従来の方法
では、V5.1/V5.2インターフェース上にそれぞ
れのフレームに対してLAYER3終端装置での終端が
必要となる。PSTNプロトコルの場合、加入者からの
数字報告などの多数のシグナリング情報が飛び交うた
め、LAYER2、LAYER3間の処理能力がかなり
要求される。
下におけるPSTN加入者のフレームに対しては、V
5.1インターフェースとしてLAYER3を終端した
後、V5.2インターフェースに対してフレームを送出
する。逆にローカル交換機(LE)からのアクセスネッ
トワーク(AN)の配下におけるPSTN加入者に対す
るフレームに対しては、V5.2インターフェース側で
LAYER3を終端した後、V5.1インターフェース
11側にフレームを送出する。したがって、従来の方法
では、V5.1/V5.2インターフェース上にそれぞ
れのフレームに対してLAYER3終端装置での終端が
必要となる。PSTNプロトコルの場合、加入者からの
数字報告などの多数のシグナリング情報が飛び交うた
め、LAYER2、LAYER3間の処理能力がかなり
要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
技術では、LAYER2、LAYER3間の処理能力、
特にLAYER3の処理能力がかなり要求されるため、
多段構成された場合、処理能力に負荷がかかり、複数の
アクセスネットワークやローカル交換機を接続すること
が難しいという問題があった。
技術では、LAYER2、LAYER3間の処理能力、
特にLAYER3の処理能力がかなり要求されるため、
多段構成された場合、処理能力に負荷がかかり、複数の
アクセスネットワークやローカル交換機を接続すること
が難しいという問題があった。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、多段構成されたV5インターフェースの処理能
力を軽減することにより、複数のアクセスネットワーク
やローカル交換機を接続することができるインターフェ
ース制御装置を提供することを目的とする。
もので、多段構成されたV5インターフェースの処理能
力を軽減することにより、複数のアクセスネットワーク
やローカル交換機を接続することができるインターフェ
ース制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、 加入者を直接収
容するアクセスネットワークとローカル交換機とをV
5.1とV5.2との2つのインターフェースを有する
装置におけるレイヤ2終端手段およびレイヤ3終端手段
により接続するインターフェース制御装置において、前
記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワークと前
記ローカル交換機とにおける、PSTN加入者の識別に
用いるL3アドレスを相互に変換するアドレス変換手段
を具備し、PSTNフレームを受信した際、あらかじめ
用意されたテーブルに基づいて、受信フレームのL3ア
ドレスに登録されている送出先の論理chに対してその
PSTNフレームを送出することを特徴とする。
るために、請求項1記載の発明では、 加入者を直接収
容するアクセスネットワークとローカル交換機とをV
5.1とV5.2との2つのインターフェースを有する
装置におけるレイヤ2終端手段およびレイヤ3終端手段
により接続するインターフェース制御装置において、前
記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワークと前
記ローカル交換機とにおける、PSTN加入者の識別に
用いるL3アドレスを相互に変換するアドレス変換手段
を具備し、PSTNフレームを受信した際、あらかじめ
用意されたテーブルに基づいて、受信フレームのL3ア
ドレスに登録されている送出先の論理chに対してその
PSTNフレームを送出することを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、加入者を
直接収容するアクセスネットワークとローカル交換機と
を、V5.1とV5.2との2つのインターフェースを
有する装置におけるレイヤ2終端手段およびレイヤ3終
端手段により接続するインターフェース制御装置におい
て、前記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワー
クと前記ローカル交換機とにおける、PSTN加入者の
識別に用いるL3アドレスを相互に変換するアドレス変
換手段を具備し、アクセスネットワークからPSTNフ
レームを受信すると、レイヤ2終端処理を行うととも
に、あらかじめ用意されたマッピングテーブルに基づい
て、当該PSTNフレームをレイヤ3へ渡すことなく、
受信フレームのL3アドレスに登録されている論理CH
のローカル交換機へ送出し、このPSTNフレームを受
信したローカル交換機からのレイヤ3レベルの応答をレ
イヤ3へ渡すことなく、前記マッピングテーブルに基づ
いて、対応する論理CHのアクセスネットワークへ送出
することを特徴とする。
直接収容するアクセスネットワークとローカル交換機と
を、V5.1とV5.2との2つのインターフェースを
有する装置におけるレイヤ2終端手段およびレイヤ3終
端手段により接続するインターフェース制御装置におい
て、前記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワー
クと前記ローカル交換機とにおける、PSTN加入者の
識別に用いるL3アドレスを相互に変換するアドレス変
換手段を具備し、アクセスネットワークからPSTNフ
レームを受信すると、レイヤ2終端処理を行うととも
に、あらかじめ用意されたマッピングテーブルに基づい
て、当該PSTNフレームをレイヤ3へ渡すことなく、
受信フレームのL3アドレスに登録されている論理CH
のローカル交換機へ送出し、このPSTNフレームを受
信したローカル交換機からのレイヤ3レベルの応答をレ
イヤ3へ渡すことなく、前記マッピングテーブルに基づ
いて、対応する論理CHのアクセスネットワークへ送出
することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載のインターフェース制御装置において、前記ローカ
ル交換機において、前記EFアドレスが、連続した所定
の範囲毎に複数ずつ割り付けられたことを特徴とする。
記載のインターフェース制御装置において、前記ローカ
ル交換機において、前記EFアドレスが、連続した所定
の範囲毎に複数ずつ割り付けられたことを特徴とする。
【0009】この発明では、V5.1、V5.2インタ
ーフェース間でのISDNフレームを、加入者ごとにE
Fアドレスを割り当て、終端せずにフレームを相手イン
ターフェースに送出することで、V5 ISDNのフレ
ームリレーイングによるレイヤ3、レイヤ2での終端処
理を削減する。したがって、多段構成されたV5インタ
ーフェースの処理能力を軽減することにより、複数のア
クセスネットワークやローカル交換機を接続することが
可能となる。本発明では、。
ーフェース間でのISDNフレームを、加入者ごとにE
Fアドレスを割り当て、終端せずにフレームを相手イン
ターフェースに送出することで、V5 ISDNのフレ
ームリレーイングによるレイヤ3、レイヤ2での終端処
理を削減する。したがって、多段構成されたV5インタ
ーフェースの処理能力を軽減することにより、複数のア
クセスネットワークやローカル交換機を接続することが
可能となる。本発明では、。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるV5インターフェース
概要構成を示すブロック図である。図において、アクセ
スネットワーク(AN)1は、ISDN加入者やアナロ
グ加入者などの加入者6,7,8,9を直接収容し、ロ
ーカル交換機(LE)2のに対してV5メッセージを用
いて加入者の制御情報を送出する。3は、アクセスネッ
トワーク(AN)1側のインターフェースポイントであ
る。ローカル交換機(LE)2は、アクセスネットワー
ク(AN)1のV5メッセージを終端する装置である。
4は、ローカル交換機(LE)2側のインターフェース
ポイントである。
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるV5インターフェース
概要構成を示すブロック図である。図において、アクセ
スネットワーク(AN)1は、ISDN加入者やアナロ
グ加入者などの加入者6,7,8,9を直接収容し、ロ
ーカル交換機(LE)2のに対してV5メッセージを用
いて加入者の制御情報を送出する。3は、アクセスネッ
トワーク(AN)1側のインターフェースポイントであ
る。ローカル交換機(LE)2は、アクセスネットワー
ク(AN)1のV5メッセージを終端する装置である。
4は、ローカル交換機(LE)2側のインターフェース
ポイントである。
【0011】V5インターフェースは、2.048Mb
ps(64kbps×32タイムスロット)を基本単位
としており、電話器の音声やISDN端末のBチャネル
データのベアラデータは、すべて1つのタイムスロット
(64kbps)単位で伝送される。また、ローカル交
換機(LE)2とアクセスネットワーク(AN)1との
間の制御データは、C−ch(コミュニケーションチャ
ネル)と呼ばれる特定のTS(タイムスロット)を使用
して伝送される。
ps(64kbps×32タイムスロット)を基本単位
としており、電話器の音声やISDN端末のBチャネル
データのベアラデータは、すべて1つのタイムスロット
(64kbps)単位で伝送される。また、ローカル交
換機(LE)2とアクセスネットワーク(AN)1との
間の制御データは、C−ch(コミュニケーションチャ
ネル)と呼ばれる特定のTS(タイムスロット)を使用
して伝送される。
【0012】32タイムスロットのうち、TS0はフレ
ーム同期用タイムスロット、TS1〜TS15、TS1
7〜TS31はベアラデータ用タイムスロット、TS1
6はC−ch用専用のタイムスロットである。また、T
S15、TS31は、制御信号のトラヒックによってC
−chにアサインすることが可能である。C−ch(コ
ミュニケーションチャネル)のデータは、ISDNのL
APDプロトコルを基本としたLAPV5と呼ばれるプ
ロトコルを使用しており、アクセスネットワーク(A
N)1配下のISDN加入者のDchも、LAPV5フ
レームに変換されて同一のCchで伝送される。
ーム同期用タイムスロット、TS1〜TS15、TS1
7〜TS31はベアラデータ用タイムスロット、TS1
6はC−ch用専用のタイムスロットである。また、T
S15、TS31は、制御信号のトラヒックによってC
−chにアサインすることが可能である。C−ch(コ
ミュニケーションチャネル)のデータは、ISDNのL
APDプロトコルを基本としたLAPV5と呼ばれるプ
ロトコルを使用しており、アクセスネットワーク(A
N)1配下のISDN加入者のDchも、LAPV5フ
レームに変換されて同一のCchで伝送される。
【0013】次に、図2は、LAPV5フレームフォー
マットを示す概念図である。また、図3は、図2に示す
Envelope Function Address
(EFアドレス)の部分のフォーマット示す概念図であ
る。図2に示すように、LAPV5フレームは、EFア
ドレス部分のアドレスフィールドと、EFアドレスに対
応するデータ部分のインフォメーションと、これらに対
する誤り検出用のフレームチェックシーケンス(FC
S)とがあり、フレームの始めと終わりにフラグ(FL
AG)を付加した構成になっている。
マットを示す概念図である。また、図3は、図2に示す
Envelope Function Address
(EFアドレス)の部分のフォーマット示す概念図であ
る。図2に示すように、LAPV5フレームは、EFア
ドレス部分のアドレスフィールドと、EFアドレスに対
応するデータ部分のインフォメーションと、これらに対
する誤り検出用のフレームチェックシーケンス(FC
S)とがあり、フレームの始めと終わりにフラグ(FL
AG)を付加した構成になっている。
【0014】アドレスフィールドであるEFアドレス
は、図3に示すように、13bitから構成されてい
る。EFアドレスが示す内容は、0〜8175がISD
NのDchを示すユーザーポート情報、8176〜81
80はLAPV5プロトコル情報、8181〜8191
は予備である。8176〜8180のLAPV5プロト
コルの内容は、8176がアナログ電話(PSTN:Pu
blic Switched TelephoneNetwork)のシグナリング情
報、8177はV5インターフェースの接続用情報(Co
ntrol Protocol)、8178はベアラチャネルコネクシ
ョン(BCC:Bearer Channel Connection)プロトコル
の情報、8179はプロテクションプロトコルの情報、
8180はリンクコントロールプロトコルの情報であ
る。
は、図3に示すように、13bitから構成されてい
る。EFアドレスが示す内容は、0〜8175がISD
NのDchを示すユーザーポート情報、8176〜81
80はLAPV5プロトコル情報、8181〜8191
は予備である。8176〜8180のLAPV5プロト
コルの内容は、8176がアナログ電話(PSTN:Pu
blic Switched TelephoneNetwork)のシグナリング情
報、8177はV5インターフェースの接続用情報(Co
ntrol Protocol)、8178はベアラチャネルコネクシ
ョン(BCC:Bearer Channel Connection)プロトコル
の情報、8179はプロテクションプロトコルの情報、
8180はリンクコントロールプロトコルの情報であ
る。
【0015】また、V5インターフェースには、V5.
1、V5.2インターフェースがあり、V5.1インタ
ーフェースでは、前述したLAPV5プロトコルのうち
ISDN、PSTN、CONTROLプロトコルのみを
使用し、V5.2インターフェースでは、前述したLA
PV5プロトコルすべてを使用する。V5.1インター
フェースの特徴は、加入者6,7,8,9とV5.1イ
ンターフェース上で集線がない。つまり、V5.1イン
ターフェース上のTSと加入者数とは1対1であるが、
V5.2インターフェースでは、集線があるため、加入
者にTSを割り当てる手順が必要である。
1、V5.2インターフェースがあり、V5.1インタ
ーフェースでは、前述したLAPV5プロトコルのうち
ISDN、PSTN、CONTROLプロトコルのみを
使用し、V5.2インターフェースでは、前述したLA
PV5プロトコルすべてを使用する。V5.1インター
フェースの特徴は、加入者6,7,8,9とV5.1イ
ンターフェース上で集線がない。つまり、V5.1イン
ターフェース上のTSと加入者数とは1対1であるが、
V5.2インターフェースでは、集線があるため、加入
者にTSを割り当てる手順が必要である。
【0016】次に、図4は、本実施形態によるインター
フェース制御装置が適用されるネットワーク構成を示す
ブロック図である。図において、アクセスネットワーク
(AN)10a〜10e(以下、総称して10)は、V
5.1インターフェース11の伝送路を介してインター
フェース制御装置12と接続されている。本インターフ
ェース制御装置12は、V5.2インターフェース13
の伝送路を介してV5交換機14と接続されている。1
4は、交換網15に接続されたローカル交換機(LE)
であるV5交換網である。
フェース制御装置が適用されるネットワーク構成を示す
ブロック図である。図において、アクセスネットワーク
(AN)10a〜10e(以下、総称して10)は、V
5.1インターフェース11の伝送路を介してインター
フェース制御装置12と接続されている。本インターフ
ェース制御装置12は、V5.2インターフェース13
の伝送路を介してV5交換機14と接続されている。1
4は、交換網15に接続されたローカル交換機(LE)
であるV5交換網である。
【0017】次に、図5は、インターフェース制御装置
の機能構成を示すブロック図である。なお、図4に対応
する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。イン
ターフェース制御装置12は、大別して、LAYER2
終端装置12aと、LAYER3終端装置12bとから
構成されている。LAYER2終端装置12aは、アク
セスネットワーク(AN)10やローカル交換機(L
E)14からのLAPV5フレームを受信すると、LA
PV5フレームに対する送受信を保証する。LAYER
3終端装置12bは、各LAPV5プロトコルを終端す
る。上記インターフェース制御装置12の特徴は、IS
DN加入者の識別に用いるEFアドレス、PSTN加入
者の識別に用いるL3アドレスを、後述するEFアドレ
ス変換処理20により変換することにより、LAYER
3終端装置12bでの処理を軽減することが目的であ
る。
の機能構成を示すブロック図である。なお、図4に対応
する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。イン
ターフェース制御装置12は、大別して、LAYER2
終端装置12aと、LAYER3終端装置12bとから
構成されている。LAYER2終端装置12aは、アク
セスネットワーク(AN)10やローカル交換機(L
E)14からのLAPV5フレームを受信すると、LA
PV5フレームに対する送受信を保証する。LAYER
3終端装置12bは、各LAPV5プロトコルを終端す
る。上記インターフェース制御装置12の特徴は、IS
DN加入者の識別に用いるEFアドレス、PSTN加入
者の識別に用いるL3アドレスを、後述するEFアドレ
ス変換処理20により変換することにより、LAYER
3終端装置12bでの処理を軽減することが目的であ
る。
【0018】次に、図6は、アクセスネットワーク(A
N)の配下に収容されたISDN加入者のLAPV5フ
レームの処理ルートを示す概念図である。従来の方法で
は、前述したように、アクセスネットワーク(AN)1
0の配下のISDN加入者のフレームに対して、V5.
1インターフェース11としてLAYER3を終端した
後、V5.2インターフェース13に対してフレームを
送出する。逆にローカル交換機(LE)14からのある
アクセスネットワーク(AN)10配下のISDN加入
者に対するフレームに対しては、V5.2インターフェ
ース13側でLAYER3を終端した後、V5.1イン
ターフェース11側にフレームを送出する。したがっ
て、従来の方法では、図示する経路P1、つまり、V
5.1/V5.2インターフェース11,13上のそれ
ぞれのフレームに対してLAYER3終端装置12bで
の終端が必要となる。
N)の配下に収容されたISDN加入者のLAPV5フ
レームの処理ルートを示す概念図である。従来の方法で
は、前述したように、アクセスネットワーク(AN)1
0の配下のISDN加入者のフレームに対して、V5.
1インターフェース11としてLAYER3を終端した
後、V5.2インターフェース13に対してフレームを
送出する。逆にローカル交換機(LE)14からのある
アクセスネットワーク(AN)10配下のISDN加入
者に対するフレームに対しては、V5.2インターフェ
ース13側でLAYER3を終端した後、V5.1イン
ターフェース11側にフレームを送出する。したがっ
て、従来の方法では、図示する経路P1、つまり、V
5.1/V5.2インターフェース11,13上のそれ
ぞれのフレームに対してLAYER3終端装置12bで
の終端が必要となる。
【0019】これに対して、本実施形態では、LAYE
R3レベルで行う処理はなく、フレームをそのまま相手
側インターフェースに出すだけであれば、LAYER3
レベルでの終端は必要となくなる。本インターフェース
装置12では、LAYER3終端部分を削減することに
より、LAYER2、LAYER3間での情報のやり取
りを削減する。図6に示す経路P2がインターフェース
装置12内でのルートである。この処理を行うために
は、ISDN加入者識別のために用いるEFアドレスを
変換するためのEFアドレス変換処理(マッピング)2
0をLAYER2終端装置12a内で持つ必要がある。
複数のV5.1インターフェース内を複数のV5.2イ
ンターフェースに多重する場合、複数のV5.1インタ
ーフェースでEFアドレスが唯一であれば、V5.1イ
ンターフェースからのISDNフレームを、マッピング
先のV5.2インターフェース上に送出するのみでよ
い。この場合のマッピング例を図7に示す。
R3レベルで行う処理はなく、フレームをそのまま相手
側インターフェースに出すだけであれば、LAYER3
レベルでの終端は必要となくなる。本インターフェース
装置12では、LAYER3終端部分を削減することに
より、LAYER2、LAYER3間での情報のやり取
りを削減する。図6に示す経路P2がインターフェース
装置12内でのルートである。この処理を行うために
は、ISDN加入者識別のために用いるEFアドレスを
変換するためのEFアドレス変換処理(マッピング)2
0をLAYER2終端装置12a内で持つ必要がある。
複数のV5.1インターフェース内を複数のV5.2イ
ンターフェースに多重する場合、複数のV5.1インタ
ーフェースでEFアドレスが唯一であれば、V5.1イ
ンターフェースからのISDNフレームを、マッピング
先のV5.2インターフェース上に送出するのみでよ
い。この場合のマッピング例を図7に示す。
【0020】PSTN加入者は、フレーム内のL3アド
レスで識別している。PSTNプロトコルは、EFアド
レスが固定であり、各V5インターフェース上に1つだ
けであるため、LAYER2を終端して送信元の加入者
を識別し、相手側のV5インターフェースへ送出しなく
てはならない。PSTN時は、ISDN時と違い、V
5.1/V5.2インターフェース上で1加入者あたり
1リンク(論理CH)ではないため、LAYER2レベ
ルでフレームを相手側に送出することができない。そこ
で、本インターフェース装置12では、LAYER2を
終端後、フレーム内のL3アドレスを見て、どのV5イ
ンターフェース上に対してフレームを送出すればよいか
を判断するようなEFアドレス変換処理(マッピング)
20と、LAYER2プロトコル終端機能21とをLA
YER2終端装置12aで持つことにより、LAYER
2終端装置12aとLAYER3終端装置12bと間の
情報のやり取りを軽減する。
レスで識別している。PSTNプロトコルは、EFアド
レスが固定であり、各V5インターフェース上に1つだ
けであるため、LAYER2を終端して送信元の加入者
を識別し、相手側のV5インターフェースへ送出しなく
てはならない。PSTN時は、ISDN時と違い、V
5.1/V5.2インターフェース上で1加入者あたり
1リンク(論理CH)ではないため、LAYER2レベ
ルでフレームを相手側に送出することができない。そこ
で、本インターフェース装置12では、LAYER2を
終端後、フレーム内のL3アドレスを見て、どのV5イ
ンターフェース上に対してフレームを送出すればよいか
を判断するようなEFアドレス変換処理(マッピング)
20と、LAYER2プロトコル終端機能21とをLA
YER2終端装置12aで持つことにより、LAYER
2終端装置12aとLAYER3終端装置12bと間の
情報のやり取りを軽減する。
【0021】次に、図8は、アクセスネットワーク(A
N)配下に収容されたPSTN加入者のLAPV5フレ
ームの処理ルートを示すブロック図である。従来の方法
では、アクセスネットワーク(AN)10の配下におけ
るPSTN加入者のフレームに対して、V5.1インタ
ーフェース11としてLAYER3を終端した後、V
5.2インターフェース13に対してフレームを送出す
る。逆にローカル交換機(LE)14からのアクセスネ
ットワーク(AN)10の配下におけるPSTN加入者
に対するフレームに対しては、V5.2インターフェー
ス13側でLAYER3を終端した後、経路P3を介し
てV5.1インターフェース11側にフレームを送出す
る。つまり、従来の方法では、V5.1/V5.2イン
ターフェース上にそれぞれのフレームに対してLAYE
R3終端装置12bでの終端が必要となる。PSTNプ
ロトコルの場合、加入者からの数字報告などの多数のシ
グナリング情報が飛び交うため、LAYER2、LAY
ER3間の処理能力がかなり要求される。
N)配下に収容されたPSTN加入者のLAPV5フレ
ームの処理ルートを示すブロック図である。従来の方法
では、アクセスネットワーク(AN)10の配下におけ
るPSTN加入者のフレームに対して、V5.1インタ
ーフェース11としてLAYER3を終端した後、V
5.2インターフェース13に対してフレームを送出す
る。逆にローカル交換機(LE)14からのアクセスネ
ットワーク(AN)10の配下におけるPSTN加入者
に対するフレームに対しては、V5.2インターフェー
ス13側でLAYER3を終端した後、経路P3を介し
てV5.1インターフェース11側にフレームを送出す
る。つまり、従来の方法では、V5.1/V5.2イン
ターフェース上にそれぞれのフレームに対してLAYE
R3終端装置12bでの終端が必要となる。PSTNプ
ロトコルの場合、加入者からの数字報告などの多数のシ
グナリング情報が飛び交うため、LAYER2、LAY
ER3間の処理能力がかなり要求される。
【0022】これに対して、本実施形態によるインター
フェース装置12では、LAYER2終端装置12a内
に、アクセスネットワーク(AN)10、ローカル交換
機(LE)14を識別するEFアドレス変換処理(マッ
ピング)20と、LAYER2プロトコル終端機能21
とを持つことにより、LAYER2、LAYER3間の
情報のやり取りを無くし、処理能力の軽減を図る。図8
において、経路P4は、インターフェース装置12にお
けるPSTNフレームルートである。
フェース装置12では、LAYER2終端装置12a内
に、アクセスネットワーク(AN)10、ローカル交換
機(LE)14を識別するEFアドレス変換処理(マッ
ピング)20と、LAYER2プロトコル終端機能21
とを持つことにより、LAYER2、LAYER3間の
情報のやり取りを無くし、処理能力の軽減を図る。図8
において、経路P4は、インターフェース装置12にお
けるPSTNフレームルートである。
【0023】また、図9は、本インターフェース装置1
2の配下のアクセスネットワーク(AN)10の配下に
PSTN加入者が収容されたときのマッピング例を示す
概念図である。図10に示すISDNのEFアドレスと
同様なマッピングテーブルであるが、AN/LE番号の
部分がリンク番号(LAYER2終端装置12a内で扱
う論理CH番号)となる。L3アドレスが唯一でない場
合のマッピング例も図9に示すマッピング例と同一とな
る。
2の配下のアクセスネットワーク(AN)10の配下に
PSTN加入者が収容されたときのマッピング例を示す
概念図である。図10に示すISDNのEFアドレスと
同様なマッピングテーブルであるが、AN/LE番号の
部分がリンク番号(LAYER2終端装置12a内で扱
う論理CH番号)となる。L3アドレスが唯一でない場
合のマッピング例も図9に示すマッピング例と同一とな
る。
【0024】制御プロトコル(CONTROL プロト
コル)では、AN/LE装置に対しての制御プロトコル
であるCOMMON CONTROLプロトコルとIS
DN/PSTN加入者に対しての制御プロトコルである
PORT CONTROLプロトコルがあるが、上記P
STNプロトコルの場合と同様の処理をこのPORTC
ONTROLプロトコルで行うことができる。PSTN
プロトコル時と同様にPORT CONTROLでは、
加入者の識別にフレーム内のL3アドレスフィールドを
用いるが、ISDN加入者、PSTN加入者の場合も、
そのフィールドを用いる。そのL3アドレスフィールド
のマッピングをLAYER2終端装置12a内で持つこ
とにより、LAYER2、LAYER3間の情報のやり
取りを軽減することができる。マッピング例は、上記P
STNマッピングと同様のため省略する。
コル)では、AN/LE装置に対しての制御プロトコル
であるCOMMON CONTROLプロトコルとIS
DN/PSTN加入者に対しての制御プロトコルである
PORT CONTROLプロトコルがあるが、上記P
STNプロトコルの場合と同様の処理をこのPORTC
ONTROLプロトコルで行うことができる。PSTN
プロトコル時と同様にPORT CONTROLでは、
加入者の識別にフレーム内のL3アドレスフィールドを
用いるが、ISDN加入者、PSTN加入者の場合も、
そのフィールドを用いる。そのL3アドレスフィールド
のマッピングをLAYER2終端装置12a内で持つこ
とにより、LAYER2、LAYER3間の情報のやり
取りを軽減することができる。マッピング例は、上記P
STNマッピングと同様のため省略する。
【0025】また、図10は、ISDNフレームの本装
置におけるプロトコルスタックを示す。図11は、PS
TN、CONTROL(PORT CONTROL)フ
レームの本装置におけるプロトコルスタックを示す。
置におけるプロトコルスタックを示す。図11は、PS
TN、CONTROL(PORT CONTROL)フ
レームの本装置におけるプロトコルスタックを示す。
【0026】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の全体の動作について詳細に説明す
る。ここで、図12は、アクセスネットワーク(AN)
配下のISDN加入者の一般的な呼処理を例とし、図7
に示すマッピングに基づくシーケンス図である。図12
において、アクセスネットワーク(AN)10は、図7
に示すAN番号「1」、ローカル交換機(LE)14
は、図7に示すLE番号「4」として説明する。図中の
A,Bは本装置内のLAYER2終端装置12aであ
り、AはAN側、BはLE側である。
る。ここで、図12は、アクセスネットワーク(AN)
配下のISDN加入者の一般的な呼処理を例とし、図7
に示すマッピングに基づくシーケンス図である。図12
において、アクセスネットワーク(AN)10は、図7
に示すAN番号「1」、ローカル交換機(LE)14
は、図7に示すLE番号「4」として説明する。図中の
A,Bは本装置内のLAYER2終端装置12aであ
り、AはAN側、BはLE側である。
【0027】まず、アクセスネットワーク(AN)10
の配下におけるISDN加入者からの発呼により、
[6]のEFアドレス=1のリンク設定要求フレームS
ABMEがLAYER2終端装置12aのlayer2
_anAに送出される。フレームを受信したLAYER
2終端装置12aのlayer2_anAは、図7のマ
ッピングテーブルを参照して、V5.2インターフェー
ス側へ送出すべきフレームかどうかをサーチする。図7
のマッピングテーブルでは、ローカル交換機(LE)番
号「4」でEFアドレス=1で送出するようにマッピン
グされているため、LAYER2終端装置12aのla
yer2_anAは、LAYER2を終端せずに[7]
のEFアドレス=1のリンク設定要求フレームSABM
Eをそのままローカル交換機(LE)14側へ送出す
る。
の配下におけるISDN加入者からの発呼により、
[6]のEFアドレス=1のリンク設定要求フレームS
ABMEがLAYER2終端装置12aのlayer2
_anAに送出される。フレームを受信したLAYER
2終端装置12aのlayer2_anAは、図7のマ
ッピングテーブルを参照して、V5.2インターフェー
ス側へ送出すべきフレームかどうかをサーチする。図7
のマッピングテーブルでは、ローカル交換機(LE)番
号「4」でEFアドレス=1で送出するようにマッピン
グされているため、LAYER2終端装置12aのla
yer2_anAは、LAYER2を終端せずに[7]
のEFアドレス=1のリンク設定要求フレームSABM
Eをそのままローカル交換機(LE)14側へ送出す
る。
【0028】リンク設定要求フレームSABMEを受信
したローカル交換機(LE)14は、その要求に対する
応答である[8]のフレームUAを返す。LAYER2
終端装置12aのlayer2_leBでは、そのフレ
ームが相手側V5インターフェース上にフレームを送出
すべきかどうかを、図7のマッピングテーブルをサーチ
する。図10のマッピングテーブルでは、アクセスネッ
トワーク(AN)番号「1」でEFアドレス=1で送出
するようにマッピングされているため、LAYER2終
端装置12aのlayer2_leBは、LAYER2
を終端せずに、[9]のリンク設定応答フレームUAを
そのままアクセスネットワーク(AN)10側へ送出す
る。その後のEFアドレスが「1」のISDNフレーム
に対しては、同様の処理となる。
したローカル交換機(LE)14は、その要求に対する
応答である[8]のフレームUAを返す。LAYER2
終端装置12aのlayer2_leBでは、そのフレ
ームが相手側V5インターフェース上にフレームを送出
すべきかどうかを、図7のマッピングテーブルをサーチ
する。図10のマッピングテーブルでは、アクセスネッ
トワーク(AN)番号「1」でEFアドレス=1で送出
するようにマッピングされているため、LAYER2終
端装置12aのlayer2_leBは、LAYER2
を終端せずに、[9]のリンク設定応答フレームUAを
そのままアクセスネットワーク(AN)10側へ送出す
る。その後のEFアドレスが「1」のISDNフレーム
に対しては、同様の処理となる。
【0029】シーケンスの途中で、BCCプロトコルフ
レームでTS割当を行うための[14]のフレームAL
LOCATIONや、その応答である[16]のフレー
ムALLOCATION COMPに対しては、LAY
ER2、LAYER3で終端している。このように、ア
クセスネットワーク(AN)10や、ローカル交換機
(LE)14は、ISDNプロトコルでは、インターフ
ェース装置12を意識することなくシグナリング情報を
やり取りしている。
レームでTS割当を行うための[14]のフレームAL
LOCATIONや、その応答である[16]のフレー
ムALLOCATION COMPに対しては、LAY
ER2、LAYER3で終端している。このように、ア
クセスネットワーク(AN)10や、ローカル交換機
(LE)14は、ISDNプロトコルでは、インターフ
ェース装置12を意識することなくシグナリング情報を
やり取りしている。
【0030】次に、図13は、アクセスネットワーク
(AN)10の配下におけるPSTN加入者の一般的な
呼処理を例にとし、図9のマッピングに基づくシーケン
ス図である。アクセスネットワーク(AN)10は、図
9の論理番号「0」、ローカル交換機(LE)14は、
図9の論理番号「5」として説明する。図中のA、Bは
本装置内のLAYER2終端装置12aでり、AはAN
側、BはLE側である。
(AN)10の配下におけるPSTN加入者の一般的な
呼処理を例にとし、図9のマッピングに基づくシーケン
ス図である。アクセスネットワーク(AN)10は、図
9の論理番号「0」、ローカル交換機(LE)14は、
図9の論理番号「5」として説明する。図中のA、Bは
本装置内のLAYER2終端装置12aでり、AはAN
側、BはLE側である。
【0031】まず、アクセスネットワーク(AN)10
の配下におけるPSTN加入者からの発呼により、
[6]のL3アドレス=9のPSTNプロトコルフレー
ムESTABLISHがLAYER2終端装置12aの
layer2_anAに送出される。フレームを受信し
たLAYER2終端装置12aのlayer2_anA
は、LAYER2を終端し、フレームESTABLIS
Hを正常に受信した旨を知らせるため、[9]のフレー
ムRRをアクセスネットワーク(AN)10に送出す
る。同時に、LAYER2終端装置12aのlayer
2_anAでは、終端したフレームがV5.2インター
フェース側へ送出すべきフレームかどうかをフレーム内
のL3アドレスでサーチする。図9のマッピングテーブ
ルでは、ローカル交換機(LE)論理番号「5」でL3
アドレス=1で送出するようにマッピングされているた
め、LAYER2終端装置12aのlayer2_an
Aは、LAYER3終端装置12bへフレームを渡さな
いで、相手側論理CH5でフレームを送出する。
の配下におけるPSTN加入者からの発呼により、
[6]のL3アドレス=9のPSTNプロトコルフレー
ムESTABLISHがLAYER2終端装置12aの
layer2_anAに送出される。フレームを受信し
たLAYER2終端装置12aのlayer2_anA
は、LAYER2を終端し、フレームESTABLIS
Hを正常に受信した旨を知らせるため、[9]のフレー
ムRRをアクセスネットワーク(AN)10に送出す
る。同時に、LAYER2終端装置12aのlayer
2_anAでは、終端したフレームがV5.2インター
フェース側へ送出すべきフレームかどうかをフレーム内
のL3アドレスでサーチする。図9のマッピングテーブ
ルでは、ローカル交換機(LE)論理番号「5」でL3
アドレス=1で送出するようにマッピングされているた
め、LAYER2終端装置12aのlayer2_an
Aは、LAYER3終端装置12bへフレームを渡さな
いで、相手側論理CH5でフレームを送出する。
【0032】そのフレームを受信したLAYER2終端
装置12aのlayer2_leBは、そのフレームが
LAYER3から来たフレームとして処理を行い、ロー
カル交換機(LE)14側へ[7]のフレームESTA
BLISHを送出する。ローカル交換機(LE)14で
は、[7]のフレームESTABLISHを受信する
と、LAYER2でフレームを正常に受信した旨を伝え
るための[1]のフレームRRを送出する。ローカル交
換機(LE)14は、[7]のフレームESTABLI
SHに対するLAYER3レベルの応答である[11]
のフレームESTABLISH ACKを送出する。フ
レームを受信したLAYER2終端装置12aのlay
er2_leBは、LAYER2レベルでフレームを正
常に受信した旨を示す[13]のフレームRRを送出す
る。
装置12aのlayer2_leBは、そのフレームが
LAYER3から来たフレームとして処理を行い、ロー
カル交換機(LE)14側へ[7]のフレームESTA
BLISHを送出する。ローカル交換機(LE)14で
は、[7]のフレームESTABLISHを受信する
と、LAYER2でフレームを正常に受信した旨を伝え
るための[1]のフレームRRを送出する。ローカル交
換機(LE)14は、[7]のフレームESTABLI
SHに対するLAYER3レベルの応答である[11]
のフレームESTABLISH ACKを送出する。フ
レームを受信したLAYER2終端装置12aのlay
er2_leBは、LAYER2レベルでフレームを正
常に受信した旨を示す[13]のフレームRRを送出す
る。
【0033】同時に、LAYER2終端装置12aのl
ayer2_leBでは、終端したフレームがV5.1
インターフェース側へ送出すべきフレームかどうかをフ
レーム内のL3アドレスでサーチする。図9のマッピン
グテーブルでは、アクセスネットワーク(AN)10へ
論理番号「0」でL3アドレス=9で送出するようにマ
ッピングされているため、LAYER2終端装置12a
のlayer2_leBは、LAYER3終端装置12
bへフレームを渡さないで、相手側論理CH0でフレー
ムを送出する。そのフレームを受信したLAYER2終
端装置12aのlayer2_anAは、そのフレーム
がLAYER3から来たフレームとして処理を行い、ロ
ーカル交換機(LE)14側へフレームESTABLI
SH ACKを送出する。その後のPSTNプロトコル
は、上記処理の繰り返しである。
ayer2_leBでは、終端したフレームがV5.1
インターフェース側へ送出すべきフレームかどうかをフ
レーム内のL3アドレスでサーチする。図9のマッピン
グテーブルでは、アクセスネットワーク(AN)10へ
論理番号「0」でL3アドレス=9で送出するようにマ
ッピングされているため、LAYER2終端装置12a
のlayer2_leBは、LAYER3終端装置12
bへフレームを渡さないで、相手側論理CH0でフレー
ムを送出する。そのフレームを受信したLAYER2終
端装置12aのlayer2_anAは、そのフレーム
がLAYER3から来たフレームとして処理を行い、ロ
ーカル交換機(LE)14側へフレームESTABLI
SH ACKを送出する。その後のPSTNプロトコル
は、上記処理の繰り返しである。
【0034】シーケンス中のBCCプロトコルでTS割
当を行うための[15]のフレームALLOCATIO
Nや、その応答である[17]のフレームALLOCA
TION COMPに対しては、LAYER2、LAY
ER3を終端している。このように、アクセスネットワ
ーク(AN)10や、ローカル交換機(LE)14は、
PSTNプロトコルでは、インターフェース装置12内
のLAYER3終端装置12bを介することなく、LA
YER2終端装置12a内でシグナリング情報をやり取
りしている。
当を行うための[15]のフレームALLOCATIO
Nや、その応答である[17]のフレームALLOCA
TION COMPに対しては、LAYER2、LAY
ER3を終端している。このように、アクセスネットワ
ーク(AN)10や、ローカル交換機(LE)14は、
PSTNプロトコルでは、インターフェース装置12内
のLAYER3終端装置12bを介することなく、LA
YER2終端装置12a内でシグナリング情報をやり取
りしている。
【0035】なお、加入者に対しての制御を行う制御プ
ロトコル(CONTROL)PORT CONTROL
においても、上述したPSTNプロトコルと同様の処理
となるため省略する。
ロトコル(CONTROL)PORT CONTROL
においても、上述したPSTNプロトコルと同様の処理
となるため省略する。
【0036】C.他の実施形態 次に、本発明の他の実施形態について説明する。ところ
で、LAYER2終端装置12a内で行うマッピング変
換処理20は、大量のマッピングメモリが必要となる。
そこで、V5.1インターフェース、V5.2インター
フェース上で扱うEFアドレスを唯一にすることによっ
て、処理をさらに軽減させることができる。図14にマ
ッピング例を示す。この場合、EFアドレスが所定の範
囲毎に設定されているので、すべてのEFアドレスに対
してのマッピングを持つ必要がないため、LAYER2
終端装置12aでのサーチ時間を短縮することができ
る。また、このマッピングサーチ処理をLSI化するこ
とによってさらに処理を軽減させることも可能である。
で、LAYER2終端装置12a内で行うマッピング変
換処理20は、大量のマッピングメモリが必要となる。
そこで、V5.1インターフェース、V5.2インター
フェース上で扱うEFアドレスを唯一にすることによっ
て、処理をさらに軽減させることができる。図14にマ
ッピング例を示す。この場合、EFアドレスが所定の範
囲毎に設定されているので、すべてのEFアドレスに対
してのマッピングを持つ必要がないため、LAYER2
終端装置12aでのサーチ時間を短縮することができ
る。また、このマッピングサーチ処理をLSI化するこ
とによってさらに処理を軽減させることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
V5.1、V5.2インターフェース間でのISDNフ
レームを、加入者ごとにEFアドレスを割り当て、終端
せずにフレームを相手インターフェースに送出するよう
にしたため、V5 ISDNのフレームリレーイングに
よるLayer3、Layer2での終端処理を削減す
ることができるという利点が得られる。また、PST
N、Contrl(port Control)プロト
コルにおいて、加入者ごとにL3アドレスを割り当て、
論理CHを入れ替えることで相手側インターフェースに
送出するようにしたため、V5 PSTN、Contr
l(port Contrl)プロトコルのフレームス
イチイングによるLayer3での終端処理を削減する
ことができるという利点が得られる。さらに、フレーム
スイッチングを行うためのL3アドレスのマッピングデ
ータの設定によって、Layer2でのサーチ処理を簡
略化するようにしたため、V5 PSTN、Contr
ol(port Control)プロトコル使用時の
L3アドレスのプロビジョニングデータ設定によるLa
yer2のフレームスイッチングの効率化を図ることが
できるという利点が得られる。
V5.1、V5.2インターフェース間でのISDNフ
レームを、加入者ごとにEFアドレスを割り当て、終端
せずにフレームを相手インターフェースに送出するよう
にしたため、V5 ISDNのフレームリレーイングに
よるLayer3、Layer2での終端処理を削減す
ることができるという利点が得られる。また、PST
N、Contrl(port Control)プロト
コルにおいて、加入者ごとにL3アドレスを割り当て、
論理CHを入れ替えることで相手側インターフェースに
送出するようにしたため、V5 PSTN、Contr
l(port Contrl)プロトコルのフレームス
イチイングによるLayer3での終端処理を削減する
ことができるという利点が得られる。さらに、フレーム
スイッチングを行うためのL3アドレスのマッピングデ
ータの設定によって、Layer2でのサーチ処理を簡
略化するようにしたため、V5 PSTN、Contr
ol(port Control)プロトコル使用時の
L3アドレスのプロビジョニングデータ設定によるLa
yer2のフレームスイッチングの効率化を図ることが
できるという利点が得られる。
【図1】 本発明の実施形態によるV5インターフェー
ス概要構成を示すブロック図である。
ス概要構成を示すブロック図である。
【図2】 LAPV5フレームフォーマットを示す概念
図である。
図である。
【図3】 EFアドレス部分のフォーマット示す概念図
である。
である。
【図4】 本発明の実施形態によるインターフェース制
御装置が適用されるネットワーク構成を示すブロック図
である。
御装置が適用されるネットワーク構成を示すブロック図
である。
【図5】 インターフェース制御装置の機能構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】 アクセスネットワーク(AN)の配下に収容
されたISDN加入者のLAPV5フレームの処理ルー
トを示す概念図である。
されたISDN加入者のLAPV5フレームの処理ルー
トを示す概念図である。
【図7】 アクセスネットワーク(AN)の配下にIS
DN加入者が収容されたときのマッピング例を示す概念
図である。
DN加入者が収容されたときのマッピング例を示す概念
図である。
【図8】 アクセスネットワーク(AN)配下に収容さ
れたPSTN加入者のLAPV5フレームの処理ルート
を示すブロック図である。
れたPSTN加入者のLAPV5フレームの処理ルート
を示すブロック図である。
【図9】 アクセスネットワーク(AN)の配下にPS
TN加入者が収容されたときのマッピング例を示す概念
図である。
TN加入者が収容されたときのマッピング例を示す概念
図である。
【図10】 ISDNフレームの本装置におけるプロト
コルスタックを示す概念図である。
コルスタックを示す概念図である。
【図11】 PSTN、CONTROL(PORT C
ONTROL)フレームの本装置におけるプロトコルス
タックを示す概念図である。
ONTROL)フレームの本装置におけるプロトコルス
タックを示す概念図である。
【図12】 アクセスネットワーク(AN)配下のIS
DN加入者の一般的な呼処理を例とし、図7に示すマッ
ピングに基づくシーケンス図である。
DN加入者の一般的な呼処理を例とし、図7に示すマッ
ピングに基づくシーケンス図である。
【図13】 アクセスネットワーク(AN)配下のPS
TN加入者の一般的な呼処理を例にとし、図9のマッピ
ングに基づくシーケンス図である。
TN加入者の一般的な呼処理を例にとし、図9のマッピ
ングに基づくシーケンス図である。
【図14】 本発明の他の実施形態によるEFアドレス
のマッピング例を示す概念図である。
のマッピング例を示す概念図である。
10 アクセスネットワーク 11 V5.1インターフェース 12 インターフェース制御装置 12a LAYER2終端装置(レイヤ2終端手段) 12b LAYER3終端装置(レイヤ3終端手段) 13 V5.2インターフェース 14 ローカル交換機 20 EFアドレス変換処理(EFアドレス変換手段) 21 LAYER2プロトコル終端機能
Claims (3)
- 【請求項1】 加入者を直接収容するアクセスネットワ
ークとローカル交換機とを、V5.1とV5.2との2
つのインターフェースを有する装置におけるレイヤ2終
端手段およびレイヤ3終端手段により接続するインター
フェース制御装置において、 前記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワークと
前記ローカル交換機の各々で保持しているISDN加入
者を認識するためのEFアドレスに対して、対応付けを
行い、その対応付けに従いEFアドレスを変換するアドレ
ス変換手段を具備し、アクセスネットワークから送出さ
れたリンク設定要求フレームを前記EFアドレスに対応
付けて、前記レイヤ2終端手段で終端せずに前記ローカ
ル交換機へ送出するとともに、前記ローカル交換機から
送出されたリンク設定応答フレームを前記EFアドレス
に対応付けて、前記レイヤ2終端手段で終端せずに前記
アクセスネットワークへ送出することを特徴とするイン
ターフェース制御装置。 - 【請求項2】 加入者を直接収容するアクセスネットワ
ークとローカル交換機とを、V5.1とV5.2との2
つのインターフェースを有する装置におけるレイヤ2終
端手段およびレイヤ3終端手段により接続するインター
フェース制御装置において、 前記レイヤ2終端手段は、前記アクセスネットワークと
前記ローカル交換機とにおける、PSTN加入者の識別
に用いるL3アドレスを相互に変換するアドレス変換手
段を具備し、アクセスネットワークからPSTNフレー
ムを受信すると、レイヤ2終端処理を行うとともに、あ
らかじめ用意されたマッピングテーブルに基づいて、当
該PSTNフレームをレイヤ3へ渡すことなく、受信フ
レームのL3アドレスに登録されている論理CHのロー
カル交換機へ送出し、このPSTNフレームを受信した
ローカル交換機からのレイヤ3レベルの応答をレイヤ3
へ渡すことなく、前記マッピングテーブルに基づいて、
対応する論理CHのアクセスネットワークへ送出するこ
と を特徴とするインターフェース制御装置。 - 【請求項3】 前記ローカル交換機において、前記EF
アドレスが、連続した所定の範囲毎に複数ずつ割り付け
られたことを特徴とする請求項1に記載のインターフェ
ース制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05199499A JP3265282B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | インターフェース制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05199499A JP3265282B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | インターフェース制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253471A JP2000253471A (ja) | 2000-09-14 |
JP3265282B2 true JP3265282B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=12902421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05199499A Expired - Fee Related JP3265282B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | インターフェース制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3265282B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100431201B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2004-05-12 | 한국전자통신연구원 | 가입자망 및 광대역 종합통신망(b-isdn)에서 vb5.2인터페이스 기동방법 |
KR20030060598A (ko) * | 2002-01-10 | 2003-07-16 | 엘지전자 주식회사 | 상이한 프로토콜로 동작하는 네트워크의 관리방법 및 장치 |
KR100427697B1 (ko) * | 2002-01-18 | 2004-04-28 | 엘지전자 주식회사 | 프로토콜 변환장치 및 이를 이용한 홈 네트워크 시스템의디바이스 제어방법 |
KR20040001640A (ko) * | 2002-06-28 | 2004-01-07 | 삼우통신공업 주식회사 | 중앙국 단말 장치와 이를 포함하는 가입자 단국장치간의정합시스템 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05199499A patent/JP3265282B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000253471A (ja) | 2000-09-14 |
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