JP3261832B2 - 画像生成装置 - Google Patents

画像生成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元コンピュータグ
ラフィック(以下、3DCGという。)技術を利用して
作成された3DCG画像に描画されている物体のエッジ
部を強調するための画像生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元形状データの集合として与
えられる物体の形状を視覚化する方法として、3DCG
技術を利用する方法が知られている。この方法は、物体
の3次元形状データを2次元平面上に投影し、これによ
って形成される2次元の画像を2次元表示装置(CRT
等)に表示することにより、3次元形状の可視化を行う
ものである。
【0003】この場合において、2次元の画像によって
3次元物体の形状を表すには、その現実感、すなわち、
立体感を付与する必要がある。2次元の画像への立体感
の付与は、2次元の画像の物体表面に模様付けおよび陰
影付けを実施することにより行われる。模様付けの方法
には、テクスチャマッピング法と呼ばれる方法があり、
この方法によれば、物体を構成する各面にテクスチャ画
像データを貼り込むことによって模様付けが行われる。
また、陰影付けは、3次元物体に対し、該3次元物体を
照射するための光源を設定し、3次元物体の各面につい
て、面の法線方向、光源の方向、光源からの光の強度、
平面の反射特性、視線方向等の条件から面の明るさを計
算することにより求められた陰影情報を上記模様付けと
同時に物体の各面に貼り込むことにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、物体が金属
やガラス等の光沢を有する材質よりなるものである場合
には、そのエッジ部、すなわち、隣接する2つの面の境
界線部分が、他の部分と比較して輝いて見えることが経
験上知られている。したがって、当該物体を3DCG画
像によって表現する場合に、その表現をより写実的なも
のとするためには、エッジ部を特に強調した3DCG画
像を生成する必要がある。
【0005】しかしながら、物体の3次元形状データ
は、通常、エッジ部のみを表現する面を有しないので、
エッジ部はあくまでも隣接する面が不連続に接触する境
界線として表現されるに過ぎず、光源をどのように設定
しても、エッジ部のみを輝かせることはできなかった。
また、最終的に生成される3DCG画像の完成イメージ
を想定して、予めエッジ部のみに新たな定義面を設定し
ておくことも考えられるが、3DCG画像として物体の
どのエッジ部がどのような形で表現されるかについて、
3DCG画像を生成する前に想定するには、オペレータ
に相当の経験を要するという困難性があった。
【0006】さらに、全てのエッジ部に予め定義面を設
定しておくことも考えられるが、相当の手間を要すると
ともに、最終的な3DCG画像において表現されないエ
ッジ部についても、定義面ごとに画像生成のための複雑
な演算を行わねばならず、演算処理に要する時間が増大
してしまうという不都合がある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、ガラス、金属製等の物体のエッジ部を強
調して、表現力の豊かな3DCG画像を簡易な構成によ
り生成することができる画像生成装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エッジ部を有する物体の3次元形状デー
タを2次元平面に投影するとともに、前記物体の各面を
照射する光源および視点を指定してレンダリングを施す
ことにより、前記3次元形状データに対応付けられた3
次元コンピュータグラフィック画像を2次元平面上に生
成する3DCG画像生成手段と、生成された3次元コン
ピュータグラフィック画像に表された物体のエッジ部を
指定するエッジ部指定手段と、指定されたエッジ部に対
応する3次元形状データにおいてエッジ部近傍に新たな
定義面を設定する面設定手段と、設定された定義面に、
エッジ部からの距離に応じて漸次明度を変化させるグラ
デーション調の2次元テクスチャ画像を貼込むテクスチ
ャ貼込み手段設定と、設定された定義面を照射する前記
光源とは別個の光源を設定する光源設定手段と、設定さ
れた定義面の3次元形状データを2次元平面に投影する
とともに、前記視点および設定された光源に基づいてレ
ンダリングを施すエッジ部画像生成手段とを具備する画
像生成装置を提案している。
【0009】
【作用】本発明に係る画像生成装置によれば、3DCG
画像生成手段の作動によって、物体の3次元形状データ
が2次元平面上に投影され、物体の各面を照射する光源
および視点が指定されてレンダリングが施されることに
より、3次元コンピュータグラフィック画像が2次元平
面上に生成される。この状態で、オペレータがエッジ部
指定手段を作動させて、3次元コンピュータグラフィッ
ク画像に表された物体のエッジ部を指定することによ
り、強調されるべきエッジ部が設定されるとともに、当
該エッジ部の3次元コンピュータグラフィック画像に対
応する物体の3次元形状データが指定される。
【0010】このようにして指定された3次元形状デー
タにおけるエッジ部近傍に、面設定手段の作動によって
新たな定義面を設定した後に、テクスチャ貼込み手段を
作動させることにより、当該定義面に、エッジ部から漸
次明度を変化させるグラデーション調の2次元テクスチ
ャ画像を貼込む。そして、該定義面に照射すべき光源を
光源設定手段の作動によって設定し、エッジ部画像生成
手段を作動させることにより、設定された光源および前
記視点に基づいて新たな定義面に対するレンダリングが
施され、エッジ部を強調した新たな3次元コンピュータ
グラフィック画像が生成されることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る画像生成装置の一実施例
について図1ないし図8を参照して説明する。図1は、
本実施例に係る画像生成装置1の構成を表すブロック図
を示している。本実施例の画像生成装置1は、3DCG
画像を生成する画像生成部(3DCG画像生成手段)2
と、該画像生成部2により生成された3DCG画像につ
いて、物体のエッジ部の3DCG画像を調整するエッジ
部画像調整部3とを具備し、これら前記画像生成部2お
よび該エッジ部画像調整部3には、各部における3DC
G画像の生成過程、オペレータへの指示、案内、メニュ
ー画面等を表示するディスプレイ4が接続されている。
該ディスプレイ4は、画像メモリ(図示略)を有してお
り、生成過程の3DCG画像等を表示・格納することが
できるようになっている。
【0012】前記画像生成部2は、物体の形状を複数の
平面を貼り合わせたもの(以下、3Dモデルという。)
として構成し、その3次元データを作成する3Dモデル
作成部5と、構成された3Dモデルを任意の2次元の平
面6(以下、投影平面6という。)上に投影するととも
に、投影された3Dモデルの各平面に対する光源L1
を指定して陰影情報を計算することにより最終的な3D
CG画像を作成するレンダリング部7と、作成された3
DCG画像を格納するレンダリング画像蓄積部8と、前
記3Dモデルの各平面と前記投影平面6に投影された各
平面とを対応付けて記憶する面ラベルバッファ9とを具
備している。
【0013】また、前記エッジ部画像調整部3は、前記
画像生成部2において生成された3DCG画像を前記デ
ィスプレイ4上に表示した状態で、マウス10によって
3DCG画像中のエッジ部を指定するエッジ指定部(エ
ッジ部指定手段)11と、指定された3DCG画像のエ
ッジ部に基づいて該エッジ部近傍に新たな定義面12を
設定する面設定部(面設定手段)13と、設定された新
たな定義面12にテクスチャ画像を貼込むテクスチャ貼
込み部14と、設定された新たな定義面12のみに照射
する別個の光源L2を設定する光源設定部(光源設定手
段)15と、設定された光源L2および視点16に基づ
いて新たな定義面12にレンダリング処理を施す再レン
ダリング部(エッジ部画像生成手段)17とを具備して
いる。
【0014】前記3Dモデル作成部5は、3Dモデルを
作成する一般的なモデリング・システムであって、従来
より、種々の方法のものが提案されている。本実施例で
は、これらのモデリング・システムのうち任意のものを
用いることができ、1つのモデリング・システムに限定
されるものではない。
【0015】前記レンダリング部7は、物体の表面色お
よび3Dモデルの各面に貼り込むべきテクスチャ画像を
指定するとともに、3Dモデルに対する光源L1等を設
定し、これらを投影平面6に透視投影することにより、
3Dモデルを視覚化するものである。
【0016】レンダリング処理としては、まず、図2に
示すように、3Dモデルの各面に対して貼り込むべきテ
クスチャ画像上の各画素を透視投影によって投影平面6
上の各画素に対応付ける。これにより、テクスチャ画像
の各画素値も投影平面の各画素に対応付けられる。次
に、透視投影された図形の各画素の表示色を、前記各画
素値に基づいて求める。表示色は視点16への反射光の
強さで表され、光源L1からの入力光の強さ、環境光の
強さ、環境光の反射率、拡散反射率、鏡面反射率、鏡面
反射の分散を近似する指数、面の法線方向の単位ベクト
ル、視点16方向の単位ベクトル、鏡面反射方向の単位
ベクトル等によって算出される。
【0017】この場合において、拡散反射率、環境光の
反射率等が、投影平面6の各画素に対応するテクスチャ
画像の画素値によって決定される。そして、求められた
各平面の表示色は、投影平面6を構成する各画素の色と
して、画像メモリに登録されることになる。また、透視
投影にあたっては、視点16から見て手前に位置する面
が後に位置する面を消去する、いわゆる隠面処理を行
う。隠面処理の方法としては、一般的なZバッファ・ア
ルゴリズム等を使用する。
【0018】前記レンダリング画像蓄積部8は、上記3
DCG情報を記憶するためのメモリである。なお、これ
をハードディスクもしくは光磁気ディスク等の記憶媒体
としてもよい。
【0019】前記面ラベルバッファ9は、投影平面6と
同じ解像度を有するバッファメモリであって、投影平面
6の各画素にどの面が投影されているかを識別するため
の面ラベルを格納するようになっている。ここで、面ラ
ベルは、3Dモデルの表面を構成する各面に予めユニー
クに割り振られている整数である。面ラベルバッファ9
の内容は、隠面処理により投影平面6を書き直すときに
同時に書き直すことで、投影平面6の内容に一致させら
れるようになっている。
【0020】前記面設定部13は、エッジ指定部11に
よってディスプレイ4上で指定された物体の3DCG画
像のエッジ部に基づいて、前記面ラベルバッファ9を参
照することにより、該エッジ部の画素に対応する面ラベ
ルを検索し、以下の手順にしたがって、3Dモデル上の
エッジ部近傍に新たな定義面12を設定するようになっ
ている。すなわち、例えば、図3および図4に示すよう
に、エッジ部を構成している2つの面S1・S2のうち、
それぞれの面S1・S2について、任意の基準点Oを設定
して該基準点Oからエッジ部までの距離をXとする。そ
して、基準点Oから新たに設定する定義面12までの距
離aと新たな定義面12の幅bとを距離Xに対する割合
で設定することによって、新たな定義面12を設定する
ようになっている。また、面設定部13においては、元
の面S1・S2の画像情報、例えば、反射率、表面属性、
法線ベクトル等を新たな定義面12に引き渡すようにな
っている。
【0021】前記テクスチャ貼込み部14は、新たな定
義面12に貼込むべき2次元テクスチャ画像を複数格納
しておくテクスチャ格納部14aを具備し、オペレータ
が、意図する輝き方に合致したものを適宜選択すること
ができるようになっている。そして、選択された2次元
テクスチャ画像が、テクスチャマッピング法によって、
3Dモデル上に設定された定義面上に貼込まれるように
なっている。2次元テクスチャ画像としては、例えば、
図5に示すように、貼込むべき定義面の幅方向に沿っ
て、明度が滑らかに変化するグラデーション調のものを
想定している。図中、符号a、b、cは縦方向に明度の
変化する2次元テクスチャ画像を示し、符号d、e、f
は横方向に明度の変化する2次元テクスチャ画像を示し
ている。
【0022】前記光源設定部15は、上記面設定部13
によって定義された定義面12を照射するための光源L
2を前記光源L1とは別に、下記手順によって設定するよ
うになっている。すなわち、図6に示すように、視点位
置E、新たな面Mおよび面M上の任意の定点Pを用い、
新たな光源L2の位置Lを仮定して、面Mの法線ベクト
ルPHと視点ベクトルEPと光源ベクトルLPとを定義
することとし、視点ベクトルEPと法線ベクトルPHと
がなす角度と、光源ベクトルLPと法線ベクトルPHと
がなす角度とが等しくなるように、光源L2の位置Lを
設定することとしている。また、光源L2の色・種類・
面Mまでの距離は、意図する完成イメージによって任意
に設定することできるようになっている。
【0023】前記再レンダリング部17は、新たに設定
された定義面12と光源L2とに基づいてレンダリング
処理を行い、新たな定義面12の3DCG画像を生成す
るようになっている。この場合に、レンダリング処理に
先立って、フォンのモデルにより鏡面反射成分を計算す
るようになっている。すなわち、フォンのモデルは粗い
表面の鏡面反射モデルとして広く使用されているもので
あって、図7に示すように、反射光の輝度が、正反射方
向で最大となり、正反射方向と角度αをなす方向で次式
(1)によって求められるようになっている。 Is=Iiγs(θ)cosnα (1) ここで、 Is:反射光の輝度 Ii:入射光の輝度 θ :入射角 γs(θ):反射係数 n :光沢の輝き係数 である。
【0024】このように構成された画像生成装置1によ
り、金属等の材質よりなる物体の3DCG画像を生成す
る手順について、図8に示すフローチャートに基づい
て、以下に説明する。まず、画像生成部2の3Dモデル
作成部5を作動させ(ステップ1)、複数の平面からな
る3Dモデルを構築する。そして、レンダリング部7を
作動させることによって物体の各部についてのレンダリ
ング処理を施しつつ(ステップ2)、生成された3DC
G画像をレンダリング画像蓄積部8に格納し(ステップ
3)、かつ、3DCG画像の各画素に対応する3Dモデ
ルの面ラベルを面ラベルバッファ9に格納する(ステッ
プ4)。
【0025】この後に、エッジ部画像調整部3のエッジ
指定部11のマウス10によってディスプレイ4上の3
DCG画像において物体のエッジ部を指定し(ステップ
5)、指定されたエッジ部近傍についての3Dモデル上
の定義面12の生成および該定義面12における反射率
の設定および各画像情報の設定を行う(ステップ6)。
次いで、テクスチャ貼込み部14を作動させることによ
り、テクスチャ格納部14aに格納されている2次元テ
クスチャ画像を適宜選択し、上記にて生成された定義面
12に貼込む(ステップ7)。また、このようにして設
定された定義面12に照射する光源L2を光源設定部1
5の作動によって設定し(ステップ8)、設定された定
義面12、光源L2および画像情報に基づいて再レンダ
リング部17を作動させる(ステップ8)。これによ
り、エッジ部近傍の新たな3DCG画像が生成され、元
の3DCG画像と入れ替えて(ステップ9)、ディスプ
レイ4に表示することにより、エッジ部分に輝きを表現
した3DCG画像が生成されることになる。
【0026】したがって、本実施例の画像生成装置1に
よれば、物体のエッジ部を表現するための新たな定義面
12を特別に設け、該定義面12を照射する光源L2
設定することにより、金属、ガラス等の材質よりなる物
体のエッジ部を強調して、より写実的な3DCG画像を
生成することができる。この場合にあって、エッジ部を
強調するために、明度が漸次変化するグラデーション調
の2次元テクスチャ画像によってエッジ部の明度を模様
として貼込むので、複雑な演算処理が不要となり、処理
時間を大幅に短縮することができる。
【0027】また、このような3DCG画像を、物体の
3DCG画像からエッジ部の3DCG画像をディスプレ
イ4上で選択し、当該エッジ部の3DCG画像のみを生
成して合成する方法で作成するので、3Dモデルの作成
にあたって、完成イメージを想定したモデリングを実施
する必要がなく、オペレータの経験を要しないという利
点がある。しかも、必要な部分の3DCG画像のみを生
成して入れ替えるので、3DCG画像の生成に要する演
算処理の無駄を回避することができる。
【0028】なお、本実施例においては、テクスチャ貼
込み部14において、テクスチャ格納部14aに格納さ
れている2次元テクスチャ画像を適宜選択することとし
ているが、これに代えて、所望のグラデーション調の2
次元テクスチャ画像をディスプレイ4上において対話形
式によりその都度作成することとしてもよい。さらに、
金属あるいはガラス製の材質よりなる物体に限らず、光
沢のある他の材質よりなる物体の3DCG画像を生成す
る場合に適用することも可能であり、その物体の形状も
特定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1の手
段に係る画像生成装置は、エッジ部を有する物体の3次
元形状データを2次元平面に投影し、光源および視点を
指定してレンダリングを施すことにより、3次元コンピ
ュータグラフィック画像を生成する3DCG画像生成手
段と、3次元コンピュータグラフィック画像上の物体の
エッジ部を指定するエッジ部指定手段と、そのエッジ部
に対応する3次元形状データにおいてエッジ部近傍に新
たな定義面を設定する面設定手段と、その定義面にグラ
デーション調の2次元テクスチャ画像を貼込むテクスチ
ャ貼込み手段と、定義面を照射する光源を設定する光源
設定手段と、定義面について3次元形状データの2次元
平面への投影および視点および光源に基づいてレンダリ
ングを施すエッジ部画像生成手段とを具備しているの
で、以下の効果を奏する。 物体のエッジ部のみについて新たな定義面を設ける
ので、特に金属やガラス等の材質よりなる物体のエッジ
部を強調して、より現実感のある3次元コンピュータグ
ラフィック画像を生成することができる。 強調すべきエッジ部の指定を一旦生成された物体の
3次元コンピュータグラフィック画像上において行うの
で、物体のモデリングに際して完成イメージを考慮する
必要がなく、現実感のある画像を容易に生成することが
できる。 指定したエッジ部のみについて再度のレンダリング
を施すので演算処理の無駄を防止することができる。 明度が漸次変化するグラデーション調の2次元テク
スチャ画像によってエッジ部の明度を模様として貼込む
ので、複雑な演算処理が不要となり、処理時間を大幅に
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像生成装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の画像生成装置のレンダリング処理におけ
る透視投影を説明する図である。
【図3】図1の画像生成装置によってDCG画像を生成
する物体の例を示す図である。
【図4】図1の画像生成装置の面指定手段による定義面
の設定方法を説明するための図である。
【図5】図1の画像生成装置のテクスチャ貼込み手段に
おいて使用されるグラデーション調の2次元テクスチャ
画像例を示す図である。
【図6】図1の画像生成装置の光源設定手段による光源
の設定方法を説明するための図である。
【図7】図1の画像生成装置のエッジ部画像生成手段に
よって輝度を計算するために使用するフォンのモデルを
説明するための図である。
【図8】図1の画像生成装置による3DCG画像の生成
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・L2 光源 1 画像生成装置 2 画像生成部(3DCG画像生成手段) 6 投影平面(2次元平面) 11 エッジ指定部(エッジ部指定手段) 12 定義面 13 面指定部(面設定手段) 14 テクスチャ貼込み部(テクスチャ貼込み手段) 15 光源設定部(光源設定手段) 17 再レンダリング部(エッジ部画像生成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−73340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 300 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッジ部を有する物体の3次元形状デー
    タを2次元平面に投影するとともに、前記物体の各面を
    照射する光源および視点を指定してレンダリングを施す
    ことにより、前記3次元形状データに対応付けられた3
    次元コンピュータグラフィック画像を2次元平面上に生
    成する3DCG画像生成手段と、 生成された3次元コンピュータグラフィック画像に表さ
    れた物体のエッジ部を指定するエッジ部指定手段と、 指定されたエッジ部に対応する3次元形状データにおい
    てエッジ部近傍に新たな定義面を設定する面設定手段
    と、 設定された定義面に、エッジ部からの距離に応じて漸次
    明度を変化させるグラデーション調の2次元テクスチャ
    画像を貼込むテクスチャ貼込み手段と、 設定された定義面を照射する前記光源とは別個の光源を
    設定する光源設定手段と、 設定された定義面の3次元形状データを2次元平面に投
    影するとともに、前記視点および設定された光源に基づ
    いてレンダリングを施すエッジ部画像生成手段とを具備
    することを特徴とする画像生成装置。
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