JP3259672B2 - Lanスイッチングハブ装置 - Google Patents

Lanスイッチングハブ装置

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JP3259672B2
JP3259672B2 JP32932597A JP32932597A JP3259672B2 JP 3259672 B2 JP3259672 B2 JP 3259672B2 JP 32932597 A JP32932597 A JP 32932597A JP 32932597 A JP32932597 A JP 32932597A JP 3259672 B2 JP3259672 B2 JP 3259672B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサネットなど
のローカルエリアネットワーク(LAN)での大きなト
ラフィック量によるパケットの衝突の多発を防止するた
めにネットワークをセグメントに分割した際に設置され
るLANスイッチングハブ装置及びその情報記憶媒体に
関し、特に、スイッチングハブのブリッジテーブルに登
録されたMAC(Media Access Control)アドレスと、ス
イッチングハブのポート番号の組合せデータ(以下、適
宜、登録内容と記載する)の登録消去時間を効率的に可
変するLANスイッチングハブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のLANスイッチングハブ
装置(以下、適宜、スイッチングハブと略称する)は、
イーサネットなどのLANにあって、大きなトラフィッ
ク量によるパケットの衝突の多発を防止する目的で用い
られている。すなわち、ネットワークを複数のセグメン
トに分割する際に設置される。このスイッチングハブ
は、受信したパケットの先頭部分の宛て先アドレスを内
部で解析する。
【0003】この解析は、MACアドレス及びスイッチ
ングハブのポート番号の組合せデータが登録されている
データべース(ブリッジテーブル)に基づいて、該当す
るポート番号に送信するスイッチング処理を実行する。
この場合、MACアドレス及びポート番号の組合せデー
タの登録内容が、一定時間(登録消去時間)の経過後に
消去される。
【0004】図4は従来のブリッジテーブルの登録内容
の消去手順を説明するための図である。このブリッジテ
ーブルの登録内容の消去を実行するLANスイッチング
ハブ装置は、この消去処理を実行する制御部1と、登録
内容1,2を格納しているデータべース(ブリッジテー
ブル)2と、このデータべース2における登録内容1,
2…ごとにタイマ回路を有したタイマ部3とを有してい
る。
【0005】この構成では、データべース2(ブリッジ
テーブル)における登録内容(MACアドレス及びポー
ト番号の組合せデータ)1,2…ごとに、そのタイマ回
路がタイマ3内に設けられ、このタイマ回路ごとに予め
一定時間(登録消去時間)が登録されている。制御部1
の制御でスイッチング時に参照されるデータべース2の
ブリッジテーブル1に登録されている登録内容1,2ご
とのMACアドレス及びスイッチングハブのポート番号
の組合せデータが、全ての登録に対して一様に定められ
た一定時間(登録消去時間)の経過をもって消去され
る。
【0006】このようなスイッチングハブにあって、内
蔵されているブリッジテーブルの登録消去時間は、全て
の登録に対して管理者が設定した一定時間である。した
がって、管理者がブリッジテーブルの登録消去時間を短
く設定すると、アクセスされる頻度が高い登録内容で
は、その再登録の回数が増加して、ネットワークでのト
ラフィック量が増加する。また、管理者がブリッジテー
ブルの登録消去時間を長く設定すると不要な登録内容が
ブリッジテーブルに格納されたままになる。この場合、
スイッチング時にブリッジテーブルを参照する制御部
(CPU)の処理負担(負荷)が増大化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
のLANスイッチングハブ装置では、スイッチングハブ
に内蔵されているブリッジテーブルの登録消去時間が全
ての登録内容に対して管理者が設定した一定時間である
ため、アクセスされる頻度が高い登録内容は、ブリッジ
テーブルへの、その再登録の回数が増加して、ネットワ
ークのトラフィック量が増加するという欠点がある。更
に、再登録の回数が増加するとスイッチング時にブリッ
ジテーブルを参照するスイッチングハブの制御部(CP
U)の処理負担(負荷)が増加するという欠点があっ
た。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、スイッチングハブを使用し
たイーサネットなどのLANにおける端末装置間の通信
にあって、各端末装置からのスイッチングハブへのアク
セス頻度に対応して、そのブリッジテーブルへの登録時
間を自動的に変更設定できるようになり、ネットワーク
の全ノード(ポート番号)に対する通信のブロードキャ
ストトラフィック量の増大化を抑えることが出来るとと
もに、スイッチングハブにおける制御系の処理負担(負
荷)を軽減できるLANスイッチングハブ装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ローカルエリアネットワー
クの大きなトラフィック量によるパケットの衝突の多発
を防止するため、ネットワークをセグメントに分割した
際に設置されるLANスイッチングハブ装置において、
インタフェース部を通じて受信したパケットから送信元
のMACアドレスを解析するためのパケット解析部と、
組合せデータが登録されるテーブルメモリと、前記組合
せデータが前記テーブルメモリへ登録された後、一定時
間経過したときに、前記テーブルメモリ登録された組合
せデータの消去信号を出力するタイマ部と、このタイマ
部からの登録データの消去信号をカウントし、設定値を
超えたときに信号を出力するカウンタ部と、前記タイマ
部から前記消去信号を入力したとき、前記テーブルメモ
リに登録されたデータの消去を行うとともに、前記カウ
ンタ部から前記出力信号を入力したときにアクセス頻度
が高いと判断して、前記タイマ部における設定時間を変
更して長く設定する制御部と、を有するブリッジテーブ
ルを備え、端末装置からのアクセス頻度に対応して、自
動的に前記ブリッジテーブルに登録された端末装置のM
ACアドレス及びスイッチングハブのポート番号の組合
せデータの消去までの登録時間を変更設定する構成とし
てある。
【0010】請求項2記載のLANスイッチングハブ装
置は、前記組合せデータの消去までの登録時間の変更設
定として、スイッチングハブへのアクセス頻度が高い端
末装置に対して、ブリッジテーブルに登録された端末装
置のMACアドレス及びスイッチングハブのポート番号
の組合せデータが、ブリッジテーブルに現在登録されて
いない場合、この組合せデータの登録時間が長く設定
し、この組合せデータがブリッジテーブルに登録されて
いない場合に送信されるブロードキャストパケットの送
信頻度を減少させる構成としてある。
【0011】請求項3記載のLANスイッチングハブ装
置は、前記組合せデータの消去までの登録時間の変更設
定として、スイッチングハブへのアクセス頻度が低い端
末装置に対して、ブリッジテーブルへの端末装置のMA
Cアドレス及びスイッチングハブのポート番号の組合せ
データの登録時間を短いまま、又は、長くならないよう
にしてブリッジテーブル上の登録数を減少させる構成と
してある。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】本発明によれば、端末装置がスイッチング
ハブ11へのアクセス頻度が高く、かつ、このMACア
ドレス及びスイッチングハブのポート番号の組合せデー
タが現在ブリッジテーブルに登録されていない場合、こ
の組合せデータの登録時間を長く設定する制御を行う。
また、端末装置がアクセス頻度が低い場合、ブリッジテ
ーブルへのMACアドレス及びポート番号の組合せデー
タの登録時間を短いままに制御し、又は、長くならない
ように制御する。
【0021】この結果、スイッチングハブを使用したイ
ーサネットなどのLANにおける端末装置間の通信にあ
って、各端末装置からのスイッチングハブへのアクセス
頻度に対応して自動的にブリッジテーブルでに登録時間
を変更設定できるようになる。すなわち、組合せデータ
の登録時間を長く設定した場合、組合せデータがブリッ
ジテーブルに登録されていない場合に送信されるブロー
ドキャストパケットの送信頻度が減少する。また、組合
せデータの登録時間が短いまま、又は、長くならないよ
うに制御するため、リッジテーブル上の登録数を減少し
て、そのスイッチングハブにおける制御系の処理負担
(負荷)が軽減される。
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明のLANスイッチン
グハブ装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明のLANスイッチングハブ装置の実施
形態における構成を示すブロックである。この例はイー
サネットなどのLANにあって、大きなトラフィック量
によるパケットの衝突多発を防止するためにネットワー
クをセグメントに分割した際に設置され、特に、ブリッ
ジテーブル12に登録されたMAアドレス及びスイッチ
ングハブのポート番号の組合せデータ(登録内容)を消
去する登録時間を効率的に可変するスイッチングハブ1
1を有している。
【0024】この例は、更に、受信したパケット10に
対する送信先である端末装置13bが接続されているイ
ンタフェース部21のポート番号などを検索するブリッ
ジテーブル12と、イーサネットLAN8,9を構成
し、汎用小型コンピュータ(パーソナルコンピュータ)
などを用いた端末装置13a,13bとで概略構成され
ている。
【0025】スイッチングハブ11は上記のブリッジテ
ーブル12と、端末装置13a側のLAN8(セグメン
ト)と接続され、端末装置13aからのパケット10を
受信するインタフェース処理を行うインタフェース部2
0と、端末装置13b側のLAN9(セグメント)と接
続され、ブリッジテーブル12が受信した端末装置13
aからのパケット10などを端末装置13bへ送信する
インタフェース処理を行うインタフェース部21とを有
している。
【0026】ブリッジテーブル12は、受信したパケッ
ト10から送信元のMACアドレスを解析して制御部3
2へ通知するパケット解析部30と、制御部32から伝
達されるポート番号及び送信元MACアドレスの組合せ
データが登録されたデータベースとして構成されるテー
ブルメモリ31とを有している。更に、ブリッジテーブ
ル12は、各部を制御し、特に、ブリッジテーブル12
に登録されたMAアドレス及びスイッチングハブのポー
ト番号の組合せデータを登録消去時間を効率的に可変す
る制御を行う制御部32とを有している。
【0027】また、ブリッジテーブル12は、ポート番
号及びMACアドレスの組合せデータごとの登録内容に
対応してタイマ回路が設けられ、かつ、このポート番号
及びMACアドレスの組合せデータをテーブルメモリ3
1に登録した後のタイマ部33の時間を管理し、この登
録後の時間が一定時間(タイマ部33での計時時間)が
経過した際に、この旨を制御部32に通知するタイマ部
33を有している。更に、ブリッジテーブル12には、
テーブルメモリ31に格納しているポート番号及びMA
Cアドレスの組合せデータごとに対応するカウンタ回路
が設けられ、この組合せデータのカウント値をアップ
し、又は、リセットするカウンタ部34を有している。
【0028】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、図1に示す各部の動作を説明する。図2はブ
リッジテーブルの登録内容の消去手順を説明するための
図である。スイッチングハブ11(LANスイッチング
ハブ装置)は、特に、ブリッジテーブル12に登録され
たMAアドレス及びスイッチングハブのポート番号の組
合せデータの登録消去時間を効率的に可変する。
【0029】すなわち、各端末装置13a,13bから
のスイッチングハブ11へのアクセス頻度に対応して自
動的にブリッジテーブル12での登録時間を変更して、
ネットワーク(LAN8,9)の全ノード(ポート番
号)に対する通信のブロードキャストトラフィック量の
増大化を抑え、更に、制御処理の負担を軽減する制御を
行う。リッジテーブル12は、受信したパケットの送
信先の端末装置13bが接続されているインタフェース
部21のポート番号を検索する。
【0030】ブリッジテーブル12のインタフェース部
20は、端末装置13a側のLAN8と接続され、端末
装置13aからのパケットを受信するインタフェース処
理を行う。また、インタフェース部21は端末装置13
b側のLAN9と接続されて、端末装置13aからのパ
ケット10などを端末装置13bへ転送するためのイン
タフェース処理を行う。
【0031】ブリッジテーブル12では、内部のパケッ
ト解析部30が、インタフェース部20で受信したパケ
ット10の送信元の端末装置13aのMACアドレス及
び送信先である端末装置13bのMACアドレスを、受
信したパケット10のヘッダフィールドにもとづいて
析する。また、パケット解析部30はパケット10を
受信したインタフェース部20の送信元MACアドレス
の組合せデータ、及び、パケット10の送信先MACア
ドレスを制御部32に送出する。
【0032】テーブルメモリ31は、制御部32から伝
達されるポート番号及び送信元MACアドレスの組合せ
データが登録されたデータベースを有している。
【0033】制御部32は、テーブルメモリ31のデー
タベースを参照して、パケット解析部30から通知され
た送信先MACアドレスを有するパケットを、端末装置
13bへ送信するためのポート番号のインタフェース部
21を認識する。この場合、テーブルメモリ31にすで
に同一の組合せデータが存在すれば、制御部32が該当
する登録内容に対応するタイマ部33におけるタイマ回
路をリセットする信号をタイマ部33へ送出する。
【0034】また、テーブルメモリ31に同一の組合せ
データ(登録内容)が存在しない場合は、制御部32が
組合せを登録し、この組合せデータに対するタイマ部3
3及びカウンタ部34を動作させる制御を行う。この場
合、同一のMACアドレスであるが、異なるポート番号
との組合せデータが、テーブルメモリ31内に登録され
ている場合、このMACアドレスを消去し、新たに得た
ポート番号及びMACアドレスを組合せデータとして登
録しデータ更新を実行する。同様にタイマ部33及びカ
ウンタ部34に関しても、その組合せデータが新たな組
合せデータ(登録内容)に更新される。
【0035】タイマ部33は、テーブルメモリ31に格
納しているインタフェース部20,21のポート番号と
端末装置13a,13bのMACアドレスの組合せデー
タ(登録内容)ごとのタイマ回路を備えている。また、
タイマ部33は、インタフェース部20,21のポート
番号と端末装置13a,13bのMACアドレスの組合
せデータがテーブルメモリ31に登録された後の時間
管理し、この登録後の時間が一定時間(タイマ部33で
の計時)を経過した後に、この旨を制御部32に通知す
る。
【0036】また、制御部32は、タイマ部33からの
信号を取り込むとテーブルメモリ31の該当するインタ
フェース部20,21のポート番号及び端末装置13
a,13bのMACアドレスの組合せデータ(登録内
容)を消去し、同時にカウンタ部34に、その組合せに
関するカウント値をアップするように制御信号を送出す
る。
【0037】更に、制御部32は、カウンタ部34から
のカウント値を示す信号を取り込むと、タイマ部33に
該当するインタフェース部20,21のポート番号及び
端末装置13a,13bのMACアドレスの組合せデー
タに対するタイマ設定値が大きくなるように、その旨を
示す信号をカウンタ部34へ送出する。
【0038】カウンタ部34には、テーブルメモリ31
に格納しているポート番号及びMACアドレスの組合せ
データ(登録内容)ごとに対応するカウンタ回路が設け
られており、また、制御部32からの信号を受けると該
当する端末装置13a,13bのポート番号及び端末装
置13a,13bのMACアドレスの組合せデータ(登
録内容)に対するカウントアップを行う。更に、カウン
タ部34は、インタフェース20,21のポート番号及
び端末装置13a,13bのMACアドレスの組合せに
対し、管理者が設定した一定値に達した際に制御部32
へ信号を送出し、かつ、この組合せのカウント値をリセ
ットする。
【0039】次に、この実施形態の全体動作について説
明する。図3は実施例の動作における処理手順示すフ
ローチャートである。ここでは端末装置13a(送信元
MACアドレスA)から端末装置13b(送信先MAC
アドレスB)へスイッチングハブ11を通じてパケット
10を送信する。また、インタフェース部20がポート
番号20であり、インタフェース部21がポート番号2
1である。なお、これらの設定は、装置の制御動作の前
に予め行われる(ステップS1)。
【0040】端末装置13a(送信元MACアドレス
A)からパケット10がイーサネットなどのLAN8に
送信される(ステップS2)。パケット10がインタフ
ェース部20を通じてパケット解析部30に入力される
(ステップS3)。パケット解析部30では、パケット
10のヘッダフィールドを解析し(ステップS4)、送
信元MACアドレスA(端末装置13a)及びポート番
号20(インタフェース部20)を認識し、更に、送信
先MACアドレスB(端末装置13b)及びポート番号
21(インタフェース部21)を認識する(ステップS
5)。
【0041】この送信元MACアドレスA/ポート番号
20、及び、送信先MACアドレスB/ポート番号21
の組合せデータが制御部32に送出される(ステップS
6)。制御部32は、テーブルメモリ31を参照して、
この送信元MACアドレスA及びポート番号20の組合
せデータA/20がすでにテーブルメモリ31に格納さ
れているか否かを判断する(ステップS7)。
【0042】制御部32は、送信元MACアドレスA及
びポート番号20の組合せデータA/20が存在する場
合(S7:Yes)、この組合せデータA/20に対す
るタイマ部33のタイマ回路をリセットする信号を送出
する(ステップS8)。送信元MACアドレスA及びポ
ート番号20の組合せデータA/20が存在しない場合
(S7:No)、この組合せデータA/20をテーブル
メモリ31に登録し(ステップS9)、この送信元MA
CアドレスA及びポート番号20の組合せデータA/2
0に対するタイマ部33のタイマ回路が計時を開始する
ように制御部32が信号をタイマ部33に送出する(ス
テップS10)。
【0043】制御部32はテーブルメモリ31を検索
し、送信先MACアドレスB(端末装置13b)及びポ
ート番号21(インタフェース部21)の組合せデータ
B/21が、すでにテーブルメモリ31に格納されてい
るか否かを判断する(ステップS11)。この組合せデ
ータB/21(登録内容)がテーブルメモリ31に格納
されている場合(S11:Yes)、この登録内容から
ポート番号21に該当するインタフェース部21にパケ
ットを送信する(ステップS12)。
【0044】ステップS11の判断で組合せデータB/
21(登録内容)がテーブルメモリ31に格納されてい
ない場合(S11:No)、スイッチングハブ11に存
在する全てのポート番号にパケットを送信する。すなわ
ち、制御部32がブロードキャストトパケット送信を実
行する(ステップS13)。タイマ部33は組合せデー
タがテーブルメモリ31に登録されてからの時間を管理
し、管理者が設定した時間(ここでは1分とする)の経
過を判断し(ステップS14)、この経過を示す信号を
制御部32に送出する(ステップS15)。
【0045】この1分が経過すると制御部32は、テー
ブルメモリ31から送信元MACアドレスA及びポート
番号20の組合せデータA/20の登録を削除する(ス
テップS16)。この組合せデータA/20の登録の削
除とともに、制御部32がテーブルメモリ31から削除
した送信元MACアドレスA及びポート番号20の組合
せデータA/20に対するカウンタ部34のカウンタ回
路のカウント値を一つアップするように制御する(ステ
ップS17)。
【0046】このように組合せデータの削除を繰り返す
と、この組合せデータのカウント値がアップする。組合
せデータのカウント値が設定値(ここでは設定値10と
する)を超えたか否かを判断する(ステップS18)。
設定値10を超えた場合(S18:Yes)、制御部3
2がカウンタ部34のカウンタ回路に対応する組合せデ
ータA/20をリセットする(ステップS19)。
【0047】このリセットを示すカウンタ部34からの
信号を取り込んだ制御部32は組合せデータA/20に
対してテーブルメモリ31に登録されている1分の時間
が短いと判断する。すなわち、テーブルメモリ31に登
録されている送信元MACアドレスA及びポート番号2
0の組合せデータA/20に対する登録時間がスイッチ
ングハブ11へのアクセス頻度に対応して自動的に変更
設定される。
【0048】このようにして、スイッチングハブ11へ
のアクセス頻度が多い場合、その端末装置13aのテー
ブルメモリ31への管理者による登録時間を長くする自
動的な変更設定が行われる。また、スイッチングハブ1
1へのアクセス頻度が少ない端末装置、すなわち、テー
ブルメモリ31への管理者による短い登録時間の例で
は、テーブルメモリ31から短時間で削除する自動的な
変更設定が行われる。したがって、ネットワークの全ノ
ード(ポート番号)に対する通信のブロードキャストト
ラフィック量の増増大化を抑えることが出来るようにな
り、スイッチングハブ11における制御部32の処理負
担(負荷)が軽減される。
【0049】なお、この図1に示す構成のLANスイッ
チングハブ装置として、汎用の小型コンピュータシステ
ムを用いる場合ある。したがって、図1に示すようにフ
ロッピーディスク(FD)や交換可能なEEPROM
に、制御部32で実行する制御プログラムを格納したパ
ッケージソフトウェア化を行うことによって、上記の説
明のブリッジテーブル12に登録されたMAアドレス及
びスイッチングハブのポート番号の組合せデータ(登録
内容)の登録消去時間を効率的に可変する制御が容易か
つ、汎用的に適用できるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
LANスイッチングハブ装置によれば、スイッチング
ハブを使用したイーサネットなどのLANにおける端末
装置間の通信にあって、端末装置からのアクセス頻度に
対応して自動的にブリッジテーブルに登録された端末装
置のMACアドレス及びスイッチングハブのポート番号
の組合せデータの消去までの登録時間を変更設定してい
る。
【0051】したがって、各端末装置からのスイッチン
グハブへのアクセス頻度に対応して自動的にブリッジテ
ーブルでに登録時間を変更設定できるようになる。すな
わち、組合せデータの登録時間を長く設定した場合、組
合せデータがブリッジテーブルに登録されていない場合
に送信されるブロードキャストパケットの送信頻度を減
少できるようになる。また、組合せデータの登録時間が
短いまま、又は、長くならないように制御するため、リ
ッジテーブル上の登録数を減少して、そのスイッチング
ハブにおける制御系の処理負担(負荷)を軽減できるよ
うになる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLANスイッチングハブ装置の実施形
態における構成を示すブロックである。
【図2】実施形態にあってブリッジテーブルの登録内容
の消去手順を説明するための図である。
【図3】実施例の動作における処理手順あ示すフローチ
ャートである。
【図4】図4は従来のブリッジテーブルの登録内容の消
去手順を説明するための図である。
【符号の説明】
8,9 イーサネットLAN 10 パケット 11 スイッチングハブ 12 ブリッジテーブル 13a,13b 端末装置 20,21 インタフェース部 30 パケット解析部 31 テーブルメモリ 32 制御部 33 タイマ部 34 カウンタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークの大きなト
    ラフィック量によるパケットの衝突の多発を防止するた
    め、ネットワークをセグメントに分割した際に設置され
    るLANスイッチングハブ装置において、 インタフェース部を通じて受信したパケットから送信元
    のMACアドレスを解析するためのパケット解析部と、 組合せデータが登録されるテーブルメモリと、前記組合せデータが前記テーブルメモリへ登録された
    後、一定時間経過したときに、前記テーブルメモリ登録
    された組合せデータの消去信号を出力するタイマ部と、 このタイマ部からの登録データの消去信号をカウント
    し、設定値を超えたときに信号を出力するカウンタ部
    と、 前記タイマ部から前記消去信号を入力したとき、前記テ
    ーブルメモリに登録されたデータの消去を行うととも
    に、前記カウンタ部から前記出力信号を入力したときに
    アクセス頻度が高いと判断して、前記タイマ部における
    設定時間を変更して長く設定する制御部とを有するブリ
    ッジテーブルを備え、 端末装置からのアクセス頻度に対応して、前記ブリッジ
    テーブルに登録された端末装置のMACアドレス及びス
    イッチングハブのポート番号の組合せデータの消去まで
    の登録時間を変更設定することを特徴とするLANスイ
    ッチングハブ装置。
  2. 【請求項2】 前記組合せデータの消去までの登録時間
    の変更設定として、 スイッチングハブへのアクセス頻度が高い端末装置に対
    して、ブリッジテーブルに登録される端末装置のMAC
    アドレス及びスイッチングハブのポート番号の組合せデ
    ータが、ブリッジテーブルに現在登録されていない場
    合、この組合せデータの登録時間を長く設定し、この組
    合せデータがブリッジテーブルに登録されていない場合
    に送信されるブロードキャストパケットの送信頻度を減
    少させることを特徴とする請求項1記載のLANスイッ
    チングハブ装置。
  3. 【請求項3】 前記組合せデータの消去までの登録時間
    の変更設定として、 スイッチングハブへのアクセス頻度が低い端末装置に対
    して、ブリッジテーブルへの端末装置のMACアドレス
    及びスイッチングハブのポート番号の組合せデータの登
    録時間を短いまま、又は、長くならないようにしてブリ
    ッジテーブル上の登録数を減少させることを特徴とする
    請求項1記載のLANスイッチングハブ装置。
JP32932597A 1997-11-28 1997-11-28 Lanスイッチングハブ装置 Expired - Lifetime JP3259672B2 (ja)

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