JP3259182B2 - ポリアミド及びポリエステルアミド、その製造方法、有機又は無機支持体の接着方法及び封止用コンパウンド - Google Patents
ポリアミド及びポリエステルアミド、その製造方法、有機又は無機支持体の接着方法及び封止用コンパウンドInfo
- Publication number
- JP3259182B2 JP3259182B2 JP04977992A JP4977992A JP3259182B2 JP 3259182 B2 JP3259182 B2 JP 3259182B2 JP 04977992 A JP04977992 A JP 04977992A JP 4977992 A JP4977992 A JP 4977992A JP 3259182 B2 JP3259182 B2 JP 3259182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- equivalent
- acid
- polyamide
- hours
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/44—Polyester-amides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/02—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
- C08G69/26—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
- C08G69/34—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids using polymerised unsaturated fatty acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyamides (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三量体化脂肪酸、場合
によりジカルボン酸及びアミン、アルカノールアミン、
ジオールをベースとする新規のポリアミド及びポリエス
テルアミド、及びその製造方法並びに溶融接着剤として
の使用に関する。
によりジカルボン酸及びアミン、アルカノールアミン、
ジオールをベースとする新規のポリアミド及びポリエス
テルアミド、及びその製造方法並びに溶融接着剤として
の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】二量体化脂肪酸をベースとする熱可塑性
ポリアミド及びポリエステルアミドは、重要な溶融接着
剤として工業では十分公知である。これらは、溶融物か
ら直接又は溶剤により活性可能な接着剤として使用され
る。
ポリアミド及びポリエステルアミドは、重要な溶融接着
剤として工業では十分公知である。これらは、溶融物か
ら直接又は溶剤により活性可能な接着剤として使用され
る。
【0003】該公知の溶融接着剤を製造するために、単
量体−、二量体−及び三量体以上の官能性酸の組成に関
して、一定の範囲を越えてはならない二量体化脂肪酸が
必要である。二量体化脂肪酸において極めて重要である
のは、その二量体化生成物の含量である。二量体化脂肪
酸とは、一般に、その主成分として、微量な未反応の単
量体脂肪酸の成分並びに三量体以上の縮合した酸の成分
の他に、二量体化生成物を含有する物質であると解され
るべきである。
量体−、二量体−及び三量体以上の官能性酸の組成に関
して、一定の範囲を越えてはならない二量体化脂肪酸が
必要である。二量体化脂肪酸において極めて重要である
のは、その二量体化生成物の含量である。二量体化脂肪
酸とは、一般に、その主成分として、微量な未反応の単
量体脂肪酸の成分並びに三量体以上の縮合した酸の成分
の他に、二量体化生成物を含有する物質であると解され
るべきである。
【0004】通常の市販品は、公知方法で、16〜22
個の炭素原子を有する、飽和又は不飽和の天然又は合成
の1塩基性脂肪族脂肪酸を重合させることにより製造さ
れる(米国特許第2482761号、同第325630
4号明細書参照)。
個の炭素原子を有する、飽和又は不飽和の天然又は合成
の1塩基性脂肪族脂肪酸を重合させることにより製造さ
れる(米国特許第2482761号、同第325630
4号明細書参照)。
【0005】典型的な市販の二量体脂肪酸は、以下の組
成: 単量体酸 0〜15重量% 二量体酸 60〜95重量% 三量体以上の酸 1〜35重量% を有する。その際、該含量はその都度のモノマーの由
来、重合法並びに後処理法に応じて上記範囲内で変動し
てよい。
成: 単量体酸 0〜15重量% 二量体酸 60〜95重量% 三量体以上の酸 1〜35重量% を有する。その際、該含量はその都度のモノマーの由
来、重合法並びに後処理法に応じて上記範囲内で変動し
てよい。
【0006】用いられる二量体脂肪酸は、水素化した形
であってもよい。
であってもよい。
【0007】二量体酸の含量は、一般に公知の蒸留法に
より100重量%まで高めることができる。
より100重量%まで高めることができる。
【0008】その際生じる蒸留残留物は、微量の二量体
脂肪酸の他に主に三量体以上の縮合酸からなる。平均的
な組成は、二量体脂肪酸15〜25重量%及び三量体以
上の縮合脂肪酸75〜85重量%である。単量体脂肪酸
の割合は、通常1重量%未満である。
脂肪酸の他に主に三量体以上の縮合酸からなる。平均的
な組成は、二量体脂肪酸15〜25重量%及び三量体以
上の縮合脂肪酸75〜85重量%である。単量体脂肪酸
の割合は、通常1重量%未満である。
【0009】従って、該蒸留残留物は、その多官能性に
起因して架橋反応を惹起し、ひいてはすでに縮合過程で
ゲル化してしまうので、これまで溶融接着剤の製造には
不適当であった。
起因して架橋反応を惹起し、ひいてはすでに縮合過程で
ゲル化してしまうので、これまで溶融接着剤の製造には
不適当であった。
【0010】従って、実際には3官能性脂肪酸の成分を
通常10モル%未満、有利には5モル%未満含有するよ
うに努力がなされた(米国特許第4912196号明細
書、第2段落、34〜37行)。高い割合の3官能性成
分を有する重合した脂肪酸を使用する際に、いわゆる連
鎖停止反応、例えば1官能性又は1官能性的に作用する
アミン又はアルコールを使用することにより、好ましく
ないゲル化作用を回避するために、種々の実験がなされ
た。これまで、三量体化成分の25重量%未満の成分を
有する酸においてのみ実験されていたことを除いては、
このように製造した製品は、接着特性に関して実際の要
求を不満足に満たすにすぎなかった。
通常10モル%未満、有利には5モル%未満含有するよ
うに努力がなされた(米国特許第4912196号明細
書、第2段落、34〜37行)。高い割合の3官能性成
分を有する重合した脂肪酸を使用する際に、いわゆる連
鎖停止反応、例えば1官能性又は1官能性的に作用する
アミン又はアルコールを使用することにより、好ましく
ないゲル化作用を回避するために、種々の実験がなされ
た。これまで、三量体化成分の25重量%未満の成分を
有する酸においてのみ実験されていたことを除いては、
このように製造した製品は、接着特性に関して実際の要
求を不満足に満たすにすぎなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
する課題は、三量体化以上の脂肪酸を約25重量%より
高い割合で有する上記の蒸留残留物をベースとする熱可
塑性ポリアミド及びポリエステルアミド、該ポリアミド
及びポリエステルアミドの製造方法、並びにこれよりな
る溶融接着剤又は有機及び無機の支持体を結合させるた
めの溶剤により活性化可能な接着剤を提供することであ
った。
する課題は、三量体化以上の脂肪酸を約25重量%より
高い割合で有する上記の蒸留残留物をベースとする熱可
塑性ポリアミド及びポリエステルアミド、該ポリアミド
及びポリエステルアミドの製造方法、並びにこれよりな
る溶融接着剤又は有機及び無機の支持体を結合させるた
めの溶剤により活性化可能な接着剤を提供することであ
った。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、 A)三量体化以上の脂肪酸20〜60当量%、及び B)ジカルボン酸40〜80当量%、及び C)脂肪族ジアミン10〜65当量%及び場合により D)複素環式ジアミン55〜25当量%及び E)モノアミン35〜10当量% を含有し、その際、カルボキシル基のアミン及び場合に
よりヒドロキシル基に対する比が1:0.8〜1:1.
1であることを特徴とする、ポリアミド及びポリエステ
ルアミドである。
よりヒドロキシル基に対する比が1:0.8〜1:1.
1であることを特徴とする、ポリアミド及びポリエステ
ルアミドである。
【0013】本発明のもう1つの対象は、三量体化脂肪
酸をベースとするポリアミド及びポリエステルアミドの
製造方法であって、該方法は成分並びに触媒、反応混合
物に対して0.01〜3重量%を不活性雰囲気で2〜4
時間の範囲内で240±20℃に加熱し、該温度で、ま
ず標準圧で1〜2時間縮合させ、引続き10〜30ミリ
バールで2時間縮合させることを特徴とする。
酸をベースとするポリアミド及びポリエステルアミドの
製造方法であって、該方法は成分並びに触媒、反応混合
物に対して0.01〜3重量%を不活性雰囲気で2〜4
時間の範囲内で240±20℃に加熱し、該温度で、ま
ず標準圧で1〜2時間縮合させ、引続き10〜30ミリ
バールで2時間縮合させることを特徴とする。
【0014】本発明のもう1つの対象は、 A)三量体化以上の脂肪酸45〜55当量%、及び B)ジカルボン酸55〜45当量%、及び C)脂肪族ジアミン25〜35当量%及び場合により D)複素環式ジアミン40〜50当量%及び E)モノアミン15〜35当量% を含有し、その際、カルボキシル基のアミン及び場合に
よりヒドロキシル基に対する比が1:0.9である、請
求項1記載のポリアミド及びポリエステルアミドであ
る。
よりヒドロキシル基に対する比が1:0.9である、請
求項1記載のポリアミド及びポリエステルアミドであ
る。
【0015】本発明のもう1つの対象は、無機及び有機
支持体を接着するため、又は封止剤として使用するため
に熱可塑性ポリアミド及びポリエステルアミドを使用す
ることである。
支持体を接着するため、又は封止剤として使用するため
に熱可塑性ポリアミド及びポリエステルアミドを使用す
ることである。
【0016】本発明のその他の対象は、請求項に記載さ
れている。
れている。
【0017】驚異的にも、本発明によるポリアミド及び
ポリエステルアミドは、該特性水準が二量体化脂肪酸を
ベースとするものに匹敵するだけでなく、一部分従来技
術による溶融接着剤では成果が得られなかったところで
も有利な特性を有することが判明した。このことは、特
に低い表面エネルギーを有する有機支持体、例えばポリ
スチレン、ポリカーボネート又はアクリルニトリル−ブ
タジエン−スチレンテルポリマー−コポリマー、又は別
の実際に従来接着困難な高融点の熱可塑性樹脂、例えば
ポリアミド、ポリテレフタレートないしはポリアルキレ
ンテレフタレート、例えばポリブチレンテレフタレート
(PBTP)の接着に当てはまる。
ポリエステルアミドは、該特性水準が二量体化脂肪酸を
ベースとするものに匹敵するだけでなく、一部分従来技
術による溶融接着剤では成果が得られなかったところで
も有利な特性を有することが判明した。このことは、特
に低い表面エネルギーを有する有機支持体、例えばポリ
スチレン、ポリカーボネート又はアクリルニトリル−ブ
タジエン−スチレンテルポリマー−コポリマー、又は別
の実際に従来接着困難な高融点の熱可塑性樹脂、例えば
ポリアミド、ポリテレフタレートないしはポリアルキレ
ンテレフタレート、例えばポリブチレンテレフタレート
(PBTP)の接着に当てはまる。
【0018】驚異的にも、本発明による製品は、記載の
物質の1つに接着するのみならず、同じ物質で種々の支
持体において良好な接着値が得られる。
物質の1つに接着するのみならず、同じ物質で種々の支
持体において良好な接着値が得られる。
【0019】従来の表面、例えば金属又はその合金、ガ
ラス、セラミック、紙、板紙、皮、織物を接着するため
に、同様に本発明によるポリアミド及びポリエステルア
ミドは同様に有効に使用可能である。
ラス、セラミック、紙、板紙、皮、織物を接着するため
に、同様に本発明によるポリアミド及びポリエステルア
ミドは同様に有効に使用可能である。
【0020】酸成分として三量体化脂肪酸と有利にはア
ゼライン酸ないしはセバシン酸からなる混合物及び1,
2−ジアミノエタン、複素環式ジアミン、芳香族モノア
ミンからなるアミン混合物の他に、ポリエーテルグリコ
ール成分を同時に使用するポリエステルアミドは、単独
で又は通常の希釈剤と共に、例えばケーブルプラグ用封
止剤として使用することができる。
ゼライン酸ないしはセバシン酸からなる混合物及び1,
2−ジアミノエタン、複素環式ジアミン、芳香族モノア
ミンからなるアミン混合物の他に、ポリエーテルグリコ
ール成分を同時に使用するポリエステルアミドは、単独
で又は通常の希釈剤と共に、例えばケーブルプラグ用封
止剤として使用することができる。
【0021】本発明によるポリアミドを製造するには、
すでに記載の重合した脂肪酸の他に通常のジカルボン酸
を同時に使用することができ、その際、本発明によれば
上記の二量体含有率60〜95重量%を有する二量体化
脂肪酸、脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸、ピメ
リン酸、スベリン酸、しかしながら特にアゼライン酸、
セバシン酸及びデカンジカルボン酸を使用する。その他
に、同様に芳香族ジカルボン酸、例えばイソフタル酸又
はテレフタル酸を同時に使用することができる。
すでに記載の重合した脂肪酸の他に通常のジカルボン酸
を同時に使用することができ、その際、本発明によれば
上記の二量体含有率60〜95重量%を有する二量体化
脂肪酸、脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸、ピメ
リン酸、スベリン酸、しかしながら特にアゼライン酸、
セバシン酸及びデカンジカルボン酸を使用する。その他
に、同様に芳香族ジカルボン酸、例えばイソフタル酸又
はテレフタル酸を同時に使用することができる。
【0022】これらの酸は、単独で又は混合物として及
び酸の短鎖状のアルコールとの相応するエステルの形で
使用することができる。三量体化以上の脂肪酸のジカル
ボン酸に対する当量比は、60:40〜20:80、特
に55:45〜45:55の範囲内にある。
び酸の短鎖状のアルコールとの相応するエステルの形で
使用することができる。三量体化以上の脂肪酸のジカル
ボン酸に対する当量比は、60:40〜20:80、特
に55:45〜45:55の範囲内にある。
【0023】本発明により同時に使用するアミンは、当
該分野では通常の脂肪族、環式脂肪族、芳香族、芳香脂
肪族及び複素環式ジアミンであり、該ジアミンは場合に
よりヘテロ原子、例えば特に酸素原子を含有していても
よく、更に短鎖状のアルキル基で置換されてもよい。
該分野では通常の脂肪族、環式脂肪族、芳香族、芳香脂
肪族及び複素環式ジアミンであり、該ジアミンは場合に
よりヘテロ原子、例えば特に酸素原子を含有していても
よく、更に短鎖状のアルキル基で置換されてもよい。
【0024】脂肪族ジアミンとしては、本発明によれば
アルキレンジアミン、例えば1,2−ジアミノエタン、
1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミノヘキサン、
又はエーテルジアミン例えば1,12−ジアミノ−4,
9−ジオキサ−ドデカン又は約400〜2000の範囲
内の分子量を有するポリプロピレンオキシドジアミン、
例えば公知のジェファミン(TEXACO社の市販品)、環式
脂肪族ジアミン、例えば1,4−ジアミノシクロヘキサ
ン、4,4′−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタン、
4,4−ジアミノ−ジシクロヘキシルプロパン、イソホ
ロンジアミン、芳香脂肪族アミン、例えばキシリレンジ
アミン、複素環式アミン、例えばピペラジン、ジピペリ
ジルプロパン−1,3、N,N′−ジペラジニルプロパ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−
(2−アミノエチル)ピペラジンが有利である。
アルキレンジアミン、例えば1,2−ジアミノエタン、
1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミノヘキサン、
又はエーテルジアミン例えば1,12−ジアミノ−4,
9−ジオキサ−ドデカン又は約400〜2000の範囲
内の分子量を有するポリプロピレンオキシドジアミン、
例えば公知のジェファミン(TEXACO社の市販品)、環式
脂肪族ジアミン、例えば1,4−ジアミノシクロヘキサ
ン、4,4′−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタン、
4,4−ジアミノ−ジシクロヘキシルプロパン、イソホ
ロンジアミン、芳香脂肪族アミン、例えばキシリレンジ
アミン、複素環式アミン、例えばピペラジン、ジピペリ
ジルプロパン−1,3、N,N′−ジペラジニルプロパ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−
(2−アミノエチル)ピペラジンが有利である。
【0025】長鎖状のジアミンとしては、いわゆるジメ
リルアミンを、有利には短鎖状の脂肪族ジアミンと組合
せて同時に使用する。ジアリールアミンとは、実際には
二量体化脂肪酸をベースとするジアミンであると解さ
れ、該脂肪酸のカルボキシル基をニトリル化して引続き
水素化してアミノ基に変換する。分子量を調節するため
には、脂肪族、環式脂肪族、芳香族、芳香脂肪族、複素
環式モノアミン又は1官能的に作用するアミンを同時に
使用する。脂肪族モノアミンとしては、本発明にればい
わゆる脂肪アミンを使用するのが有利である。これは主
に自然に存在する、8〜20個の炭素原子、特に12〜
18個の炭素原子の炭素鎖を有するアミンであり、該ア
ミンは場合により置換されているか、又は二重結合物を
含有していてもよい。環式脂肪族モノアミンとしては、
シクロヘキシルアミン、芳香族アニリンとしてはヒドロ
キシアニリン、芳香脂肪族モノアミンとしてはベンジル
アミン、複素環式モノアミンとしてはピペリジン又はモ
ルホリン、1官能的に作用するアミンとしてはN,N−
ジメチルアミノプロピルアミン及び1,2−ジアミノシ
クロヘキサンを同時に使用する。ポリエステルアミドを
製造するには、前記のアミン化合物の他にアルカノール
アミン、例えばエタノールアミン、1−アミノ−3−オ
キサ−5−ヒドロキシ−ペンタン(ジグリコールアミ
ン)、1,4−ジメチロールシクロヘキサン又は約20
0〜2000の範囲内、有利には400〜1000、特
に有利には600〜800の範囲内の分子量を有するポ
リエーテルグリコール、例えばポリエチレングリコール
又はポリプロピレングリコールを同時に使用する。所望
の場合には、短鎖状のジオール、例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール又はトリエチレングリコー
ル並びにブタンジオールを同時に使用することができ
る。ヒドロキシル基を含有する成分を同時に使用する場
合には、本発明によれば融点が引下げられるので、成分
がより多い際には場合によっては粘着性の製品が得られ
る。該関係は、当業者には原理的に公知である。
リルアミンを、有利には短鎖状の脂肪族ジアミンと組合
せて同時に使用する。ジアリールアミンとは、実際には
二量体化脂肪酸をベースとするジアミンであると解さ
れ、該脂肪酸のカルボキシル基をニトリル化して引続き
水素化してアミノ基に変換する。分子量を調節するため
には、脂肪族、環式脂肪族、芳香族、芳香脂肪族、複素
環式モノアミン又は1官能的に作用するアミンを同時に
使用する。脂肪族モノアミンとしては、本発明にればい
わゆる脂肪アミンを使用するのが有利である。これは主
に自然に存在する、8〜20個の炭素原子、特に12〜
18個の炭素原子の炭素鎖を有するアミンであり、該ア
ミンは場合により置換されているか、又は二重結合物を
含有していてもよい。環式脂肪族モノアミンとしては、
シクロヘキシルアミン、芳香族アニリンとしてはヒドロ
キシアニリン、芳香脂肪族モノアミンとしてはベンジル
アミン、複素環式モノアミンとしてはピペリジン又はモ
ルホリン、1官能的に作用するアミンとしてはN,N−
ジメチルアミノプロピルアミン及び1,2−ジアミノシ
クロヘキサンを同時に使用する。ポリエステルアミドを
製造するには、前記のアミン化合物の他にアルカノール
アミン、例えばエタノールアミン、1−アミノ−3−オ
キサ−5−ヒドロキシ−ペンタン(ジグリコールアミ
ン)、1,4−ジメチロールシクロヘキサン又は約20
0〜2000の範囲内、有利には400〜1000、特
に有利には600〜800の範囲内の分子量を有するポ
リエーテルグリコール、例えばポリエチレングリコール
又はポリプロピレングリコールを同時に使用する。所望
の場合には、短鎖状のジオール、例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール又はトリエチレングリコー
ル並びにブタンジオールを同時に使用することができ
る。ヒドロキシル基を含有する成分を同時に使用する場
合には、本発明によれば融点が引下げられるので、成分
がより多い際には場合によっては粘着性の製品が得られ
る。該関係は、当業者には原理的に公知である。
【0026】本発明によるポリアミドないしはポリエス
テルアミドを製造するには、反応成分を全カルボキシル
基のアミノ基及び/又はヒドロキシル基に対する比が
1:0.8〜1.1、有利には1:0.9で使用する。
前記方法により製造した熱可塑性ポリアミド及びポリエ
ステルアミドは、一般に軟化点70〜200℃、有利に
は90〜150℃を有する。溶融粘度は180℃で20
0〜13000mpa.s、有利には400〜9000
mpa.sの範囲内にある。
テルアミドを製造するには、反応成分を全カルボキシル
基のアミノ基及び/又はヒドロキシル基に対する比が
1:0.8〜1.1、有利には1:0.9で使用する。
前記方法により製造した熱可塑性ポリアミド及びポリエ
ステルアミドは、一般に軟化点70〜200℃、有利に
は90〜150℃を有する。溶融粘度は180℃で20
0〜13000mpa.s、有利には400〜9000
mpa.sの範囲内にある。
【0027】本発明によるポリアミド及びポリエステル
アミドは場合により当該分野で常用の添加物及び助剤、
例えば希釈剤及び流展剤、着色剤、顔料及び安定剤を混
合して使用してもよい。
アミドは場合により当該分野で常用の添加物及び助剤、
例えば希釈剤及び流展剤、着色剤、顔料及び安定剤を混
合して使用してもよい。
【0028】
【実施例】次に本発明を以下の実施例につき詳細に説明
する。
する。
【0029】該縮合は、周知の方法で実施可能である。
しかしながら本発明によれば有利には、全成分を室温で
一緒にし、重縮合を、例えばA)に記載されているよう
に実施するか、又はB)に記載されているような方法で
実施する、すなわち該成分の一部分で初期縮合物を製造
し、次いで該初期縮合体を1種以上の残りの成分と縮合
させて最終製品にする。
しかしながら本発明によれば有利には、全成分を室温で
一緒にし、重縮合を、例えばA)に記載されているよう
に実施するか、又はB)に記載されているような方法で
実施する、すなわち該成分の一部分で初期縮合物を製造
し、次いで該初期縮合体を1種以上の残りの成分と縮合
させて最終製品にする。
【0030】方法A:撹拌機、温度計及び蒸留管を備え
た3つ口フラスコ内で、成分並びに触媒、例えばリン酸
0.01〜3重量%を不活性ガス雰囲気内で2〜4時間
の範囲内で240℃±20に加熱する。それに縮合過程
が引続く、すなわち該反応を標準圧、240±20℃で
1〜2時間続行し、引続き縮合を10〜50、有利には
20ミリバールで2時間で終了させる。その際生じる縮
合物を連続的に蒸留によって取出す。
た3つ口フラスコ内で、成分並びに触媒、例えばリン酸
0.01〜3重量%を不活性ガス雰囲気内で2〜4時間
の範囲内で240℃±20に加熱する。それに縮合過程
が引続く、すなわち該反応を標準圧、240±20℃で
1〜2時間続行し、引続き縮合を10〜50、有利には
20ミリバールで2時間で終了させる。その際生じる縮
合物を連続的に蒸留によって取出す。
【0031】それぞれの時間帯と同様に反応温度も、そ
の都度の使用成分及び所望の縮合度により上記の基準値
に左右されず上下に調整することができた。
の都度の使用成分及び所望の縮合度により上記の基準値
に左右されず上下に調整することができた。
【0032】方法B:全量の酸成分に2官能性アミノな
いしはヒドロキシル基を含有する成分を縮合させる点を
変更して、A)に記載と同様に操作する。次いで、約2
00℃に冷却し、残りの成分を計量供給して、250℃
±20℃に加熱して、該温度で30〜60分間縮合を続
行した。ポリアルキレンオキシドジオールの縮合は、好
ましくは通常の触媒ないしはテトラアルキルチタネート
を添加して行う。方法A)に類似して、引続きそこに縮
合を20ミリバールで行う。
いしはヒドロキシル基を含有する成分を縮合させる点を
変更して、A)に記載と同様に操作する。次いで、約2
00℃に冷却し、残りの成分を計量供給して、250℃
±20℃に加熱して、該温度で30〜60分間縮合を続
行した。ポリアルキレンオキシドジオールの縮合は、好
ましくは通常の触媒ないしはテトラアルキルチタネート
を添加して行う。方法A)に類似して、引続きそこに縮
合を20ミリバールで行う。
【0033】使用した蒸留残留物は、以下のGLCを用
いて測定した組成を有していた。
いて測定した組成を有していた。
【0034】 I II 単量体脂肪酸: − − 二量体脂肪酸: 15.5重量% 26重量% 三量体以上の脂肪酸: 84.5重量% 74重量% ジカルボン酸として同時に使用した二量体化脂肪酸は、
以下の組成(GLC)を有する。
以下の組成(GLC)を有する。
【0035】 単量体脂肪酸: 0.5重量% 二量体脂肪酸: 97.3重量% 三量体化以上の脂肪酸: 2.2重量% 試験はそれぞれDIN法により行った。
【0036】 リング及びボール軟化点: DIN1995 引張り剪断強さ: 20℃でDIN53283 粘度: Haake社の板/円錐粘度計を用いて 製造者の仕様により測定
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】 BZIA =ベンジルアミン CHA =シクロヘキシルアミン CosA =ココスアミン DCHA =ジシクロヘキシルアミン DGA =ジグリコールアミン DMA =ジメリルアミン HAn =4−ヒドロキシアニリン MPL =モルフォリン Pipd.=ピペリジン Pip. =ピペラジン TAPD =タルクアミノプロピレンジアミン CHDM =1,4−シクロヘキサンジメタノール PPG =ポリプロピレングリコール(MG 62
0) Azls =アゼライン酸 Seba =セバシン酸 DFS =二量体化脂肪酸 DMT =ジメチルテレフタル酸 PFS =記載の組成による重合した脂肪酸 Aequi=当量 Visk =粘度 Az =アミン価 Sz =酸価 R±B =リング及びボール軟化点 1A及びそれ以降=方法Aにより製造 20B及びそれ以降=方法Bにより製造 表2 例 表1による例No. N/mm 2 における引張り剪断強さ A 2 1.5PS/PS 1.3PC/PC 1.4ABS/ABS B 6 1.6PS/PS 1.5ABS/ABS D 7 2.5PS/PS 3.0ABS/ABS E 8 2.5PS/PS 3.1ABS/ABS C 12 1.7PS/PS G 15 6.5Stahl/Stahl 9.5Alu/Alu F 13 2.9PS/PS H 20 1.7ABS/ABS 1.3PBTP/PBTP I 25 1.7PBTP/PBTP J 23 2.1PBTP/PBTP 比較例 − 0.8PS/PS − PBTP/PBTP − PC/PC 1.0ABS PS= ポリスチロール PC= ポリカルボネート ABS= アクリルニトリル−ブタジエン−スチロール−コポリマー PBTP= ポリブチレンテレフタレート Alu= アルミニウム Stahl= 鉄鋼
0) Azls =アゼライン酸 Seba =セバシン酸 DFS =二量体化脂肪酸 DMT =ジメチルテレフタル酸 PFS =記載の組成による重合した脂肪酸 Aequi=当量 Visk =粘度 Az =アミン価 Sz =酸価 R±B =リング及びボール軟化点 1A及びそれ以降=方法Aにより製造 20B及びそれ以降=方法Bにより製造 表2 例 表1による例No. N/mm 2 における引張り剪断強さ A 2 1.5PS/PS 1.3PC/PC 1.4ABS/ABS B 6 1.6PS/PS 1.5ABS/ABS D 7 2.5PS/PS 3.0ABS/ABS E 8 2.5PS/PS 3.1ABS/ABS C 12 1.7PS/PS G 15 6.5Stahl/Stahl 9.5Alu/Alu F 13 2.9PS/PS H 20 1.7ABS/ABS 1.3PBTP/PBTP I 25 1.7PBTP/PBTP J 23 2.1PBTP/PBTP 比較例 − 0.8PS/PS − PBTP/PBTP − PC/PC 1.0ABS PS= ポリスチロール PC= ポリカルボネート ABS= アクリルニトリル−ブタジエン−スチロール−コポリマー PBTP= ポリブチレンテレフタレート Alu= アルミニウム Stahl= 鉄鋼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスタ ブロル ドイツ連邦共和国 カストロープ−ロー クセル イェーガーヴェーク 20 (56)参考文献 特開 昭62−59631(JP,A) 欧州特許出願公開204315(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 69/00 - 69/50 C09J 177/00 - 177/12 C09K 3/10
Claims (9)
- 【請求項1】 A)三量体以上に重合した酸の含有量7
5ないし85重量%を有する重合脂肪酸20〜60当量
%、及び B)ジカルボン酸40〜80当量%、並びに C)脂肪族ジアミン10〜65当量%、及び E)モノアミン35〜10当量%、そして所望により D)複素環式ジアミン55〜25当量% [ここで、カルボキシ基のアミン基及び、場合により、
ヒドロキシ基に対する比率は、1:0.8ないし1:
1.1であり、前記百分率および比率は、それぞれ、化
合物A)およびB)からなる群の官能基と化合物C)な
いしE)からなる群の官能基とをさす。]の縮合によっ
て生成されることを特徴とするポリアミド。 - 【請求項2】 A)三量体以上に重合した酸の含有量7
5ないし85重量%を有する重合脂肪酸45〜55当量
%、及び B)ジカルボン酸55〜45当量%、並びに C)脂肪族ジアミン25〜35当量%、及び E)モノアミン15〜35当量%、そして所望により D)複素環式ジアミン40〜50当量% [ここで、カルボキシ基のアミン基及び、場合により、
ヒドロキシ基に対する比率は、1:0.9である。]の
縮合によって生成されることを特徴とする、請求項1記
載のポリアミド。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のポリアミドを
製造する方法であって、成分A)〜E)並びに触媒0.
01ないし3重量%を不活性ガス雰囲気下で2〜4時間
の内に240℃に加熱し、次いで標準圧で240±20
℃で1ないし2時間、かつ10〜50ミリバールで2時
間縮合させ、その際生じる縮合物を連続的に蒸留により
取出すことを特徴とする、ポリアミドの製造方法。 - 【請求項4】 有機及び/又は無機支持体を結合するた
めの、請求項1または2のいずれか1項記載のポリアミ
ドの使用方法。 - 【請求項5】 A)三量体以上に重合した酸の含有量7
5ないし85重量%を有する重合脂肪酸20〜60当量
%、及びB)ジカルボン酸40〜80当量%、並びに C)脂肪族ジアミン10〜65当量%、 E)モノアミン35〜10当量%、及び F)アルカノールアミンおよび/またはジオール33当
量%以下、そして所望により D)複素環式ジアミン55〜25当量% [ここで、カルボキシ基のアミン基及びヒドロキシ基に
対する比率は、1:0.8ないし1:1.1であり、前
記百分率および比率は、それぞれ、化合物A)および
B)からなる群の官能基と化合物C)ないしF)からな
る群の官能基とをさす。]の縮合によって生成されるこ
とを特徴とするポリエステルアミド。 - 【請求項6】 A)三量体以上に重合した酸の含有量7
5ないし85重量%を有する重合脂肪酸45〜55当量
%、及び B)ジカルボン酸55〜45当量%、並びに C)脂肪族ジアミン25〜35当量%、 E)モノアミン15〜35当量%、及び F)アルカノールアミンおよび/またはジオール33当
量%以下、そして所望により D)複素環式ジアミン40〜50当量% [ここで、カルボキシ基のアミン基及びヒドロキシ基に
対する比率は、1:0.9である。]の縮合によって生
成されることを特徴とする、請求項5記載のポリエステ
ルアミド。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載のポリエステル
アミドを製造する方法であって、成分A)〜F)並びに
触媒0.01ないし3重量%を不活性ガス雰囲気下で2
〜4時間の内に240℃に加熱し、次いで標準圧で24
0±20℃で1ないし2時間、かつ10〜50ミリバー
ルで2時間縮合させ、その際生じる縮合物を連続的に蒸
留により取出すことを特徴とする、ポリエステルアミド
の製造方法。 - 【請求項8】 有機及び/又は無機支持体を結合するた
めの、請求項5または6のいずれか1項記載のポリエス
テルアミドの使用方法。 - 【請求項9】 シーリング材料としての、請求項5また
は6のいずれか1項記載のポリエステルアミドの使用方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4107381.9 | 1991-03-08 | ||
DE4107381A DE4107381A1 (de) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | Polyamide und polyesteramide auf basis von trimerisierten fettsaeuren, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als schmelzklebstoffe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179749A JPH06179749A (ja) | 1994-06-28 |
JP3259182B2 true JP3259182B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=6426729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04977992A Expired - Fee Related JP3259182B2 (ja) | 1991-03-08 | 1992-03-06 | ポリアミド及びポリエステルアミド、その製造方法、有機又は無機支持体の接着方法及び封止用コンパウンド |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0503235B1 (ja) |
JP (1) | JP3259182B2 (ja) |
DE (2) | DE4107381A1 (ja) |
ES (1) | ES2093117T3 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5948881A (en) * | 1997-12-04 | 1999-09-07 | Air Products And Chemicals, Inc. | Polyamide curing agents based on mixtures of polyethylene-amines, piperazines and deaminated bis-(p-aminocyclohexyl) methane |
JP2008045036A (ja) * | 2006-08-17 | 2008-02-28 | Toyobo Co Ltd | ポリアミド樹脂およびそれを用いた組成物、接着剤、接着剤シートおよびプリント回路基板 |
US20200362114A1 (en) * | 2018-01-23 | 2020-11-19 | Eastman Chemical Company | Novel polyesteramides, processes for the preparation thereof, and polyesteramide compositions |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2659463A1 (de) * | 1976-12-30 | 1978-07-06 | Schering Ag | Schmelzkleber fuer die verklebung von textilien |
US4569985A (en) * | 1984-09-04 | 1986-02-11 | Union Camp Corporation | Poly(ester-amide) hot-melt adhesive |
US4656242A (en) * | 1985-06-07 | 1987-04-07 | Henkel Corporation | Poly(ester-amide) compositions |
-
1991
- 1991-03-08 DE DE4107381A patent/DE4107381A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-01-17 ES ES92100728T patent/ES2093117T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-01-17 DE DE59207078T patent/DE59207078D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-01-17 EP EP92100728A patent/EP0503235B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-06 JP JP04977992A patent/JP3259182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59207078D1 (de) | 1996-10-17 |
DE4107381A1 (de) | 1992-09-10 |
JPH06179749A (ja) | 1994-06-28 |
EP0503235B1 (de) | 1996-09-11 |
ES2093117T3 (es) | 1996-12-16 |
EP0503235A1 (de) | 1992-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0527548B1 (en) | Curable resin compositions and process for the preparation thereof | |
EP0442700B1 (en) | Two-component curable hot-melt resin compositions | |
JP3491836B2 (ja) | ポリアミド樹脂を含有する硬化可能な接着剤組成物 | |
CA2043299C (en) | Polyamide compositions | |
JPS62158775A (ja) | 新規のポリ(エステル−アミド)系ホツトメルト接着剤 | |
US4409373A (en) | Adhesive compositions based upon thermoplastic polyamides | |
US3565837A (en) | Polyamide resins containing an n,n'-dipiperazyl component | |
US3792002A (en) | Hot melt pressure sensitive adhesives | |
JPS6169831A (ja) | 低温において柔軟性であるコポリエステルアミド | |
WO1999066003A1 (en) | Long open time hotmelts based on polyamides | |
WO2000037538A1 (en) | Hotmelt adhesives based on polyamides | |
EP0488650B1 (en) | Polyamide resin compositions for use as laminating ink resin binders | |
EP0441545A1 (en) | Two-component curable hot-melt resin compositions | |
EP1533330B1 (en) | Polyamides | |
US5296557A (en) | Two-component curable hot melt compositions | |
JP3259182B2 (ja) | ポリアミド及びポリエステルアミド、その製造方法、有機又は無機支持体の接着方法及び封止用コンパウンド | |
EP0156949B1 (en) | Poly(ester-amide) hot-melt adhesives | |
US5424371A (en) | Adhesive of amine-terminated, piperazine-containing polyamide and epoxy resin | |
NO155391B (no) | Polyesteramider og deres anvendelse ved klebing av organiske eller uorganiske substrater og stoepemasse samt blandinger inneholdende polyesteramidene. | |
US4191669A (en) | Polyamides | |
JPH02245084A (ja) | ポリエーテルアミド熱融成物接着剤 | |
EP1999184B1 (en) | Polyamides | |
EP0326648A2 (en) | Water dispersible polyamide ester | |
EP0296505A1 (en) | Aqueous compositions containing a polymeric fat acid polyamide | |
EP0126998B1 (en) | Poly (ester-amide) hot-melt adhesives |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |