JP3257610B2 - 小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置 - Google Patents
小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置Info
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- JP3257610B2 JP3257610B2 JP01086294A JP1086294A JP3257610B2 JP 3257610 B2 JP3257610 B2 JP 3257610B2 JP 01086294 A JP01086294 A JP 01086294A JP 1086294 A JP1086294 A JP 1086294A JP 3257610 B2 JP3257610 B2 JP 3257610B2
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- combustion
- liquid fuel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に模型飛行機用、教
材用に使用される原理及び構造が実用の航空機用と同様
な小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置に関す
る。
材用に使用される原理及び構造が実用の航空機用と同様
な小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる小形ジェットエンジンは公知であ
る(例えばフランス特許8811766号)。
る(例えばフランス特許8811766号)。
【0003】これを図7及び図8を参照して説明する。
【0004】全体を符号E1で示す小形ジェットエンジ
ンには、前方から順に空気取入部1、圧縮機部3、燃焼
部8、タービン部21及びジェットノズル部23が設け
られている。
ンには、前方から順に空気取入部1、圧縮機部3、燃焼
部8、タービン部21及びジェットノズル部23が設け
られている。
【0005】前記空気取入部1は、後方に縮径するコー
ン状部2で形成されている。
ン状部2で形成されている。
【0006】前記圧縮機部3のケーシング4の内部に
は、後記輻流タービン22及び回転軸15で回転される
遠心圧縮機5と、ケーシング4と共に空気通路6を画成
するガイドリング7とが設けられており、そのガイドリ
ング7は、円周配分の例えば8個の取付部7a及びボル
ト70によりケーシング4に取付けられている。
は、後記輻流タービン22及び回転軸15で回転される
遠心圧縮機5と、ケーシング4と共に空気通路6を画成
するガイドリング7とが設けられており、そのガイドリ
ング7は、円周配分の例えば8個の取付部7a及びボル
ト70によりケーシング4に取付けられている。
【0007】前記燃焼部8のケーシング9の内部には、
ケーシング9と共に二重円筒状の空気通路10を画成す
る外側燃焼筒11と、外側燃焼筒11と共に二重円筒状
の1次燃焼室12及び2次燃焼室13を画成する内側燃
焼筒14とが設けられている。また、内側燃焼筒14の
内部には、回転軸15が軸受ケース16Aに前後の軸受
17a、17bを介して高速回転自在に支持されてい
る。この軸受ケース16Aは、例えば3本のボルト71
でガイドリング7に固設され、そのガイドリング7と回
転軸15との間には、オイルシール72が介装されてい
る。なお、外側燃焼筒11には、空気通路10の空気を
1次、2次燃焼室12、13に導く複数の空気導管19
と空気導孔11aとが設けられ、2次燃焼室13には、
案内翼20が設けられている。また、図中の符号18は
後方の軸受17bにプレロードを付与するコイルスプリ
ング、73は点火栓である。
ケーシング9と共に二重円筒状の空気通路10を画成す
る外側燃焼筒11と、外側燃焼筒11と共に二重円筒状
の1次燃焼室12及び2次燃焼室13を画成する内側燃
焼筒14とが設けられている。また、内側燃焼筒14の
内部には、回転軸15が軸受ケース16Aに前後の軸受
17a、17bを介して高速回転自在に支持されてい
る。この軸受ケース16Aは、例えば3本のボルト71
でガイドリング7に固設され、そのガイドリング7と回
転軸15との間には、オイルシール72が介装されてい
る。なお、外側燃焼筒11には、空気通路10の空気を
1次、2次燃焼室12、13に導く複数の空気導管19
と空気導孔11aとが設けられ、2次燃焼室13には、
案内翼20が設けられている。また、図中の符号18は
後方の軸受17bにプレロードを付与するコイルスプリ
ング、73は点火栓である。
【0008】前記タービン部21には、2次燃焼室13
の燃焼室ガスで駆動される輻流タービン22が設けら
れ、回転軸15により遠心圧縮機5に連結されている。
の燃焼室ガスで駆動される輻流タービン22が設けら
れ、回転軸15により遠心圧縮機5に連結されている。
【0009】前記ジェットノズル部23は、後方に拡径
するコーン状の前部筒24と、その前部筒24に嵌着さ
れ後方に縮径するコーン状の後部筒25とからなり、両
筒24、25の嵌着部には、環状の燃料加熱部26が形
成されている。
するコーン状の前部筒24と、その前部筒24に嵌着さ
れ後方に縮径するコーン状の後部筒25とからなり、両
筒24、25の嵌着部には、環状の燃料加熱部26が形
成されている。
【0010】他方、液化プロパンガスを貯留する燃料タ
ンク27が設けられ、遮断弁28、燃料チューブ29
a、29b、燃料加熱部26及び燃料チューブ29cを
介して燃料調整ニードル弁30に接続されている。そし
て、この燃料調整ニードル弁30は、燃料供給パイプ3
1を介し軸受ケース16A内に形成された環状通路31
aを介し1次燃焼室12の内側燃焼筒14の前部に開口
する複数の燃料噴出孔32に接続されている。
ンク27が設けられ、遮断弁28、燃料チューブ29
a、29b、燃料加熱部26及び燃料チューブ29cを
介して燃料調整ニードル弁30に接続されている。そし
て、この燃料調整ニードル弁30は、燃料供給パイプ3
1を介し軸受ケース16A内に形成された環状通路31
aを介し1次燃焼室12の内側燃焼筒14の前部に開口
する複数の燃料噴出孔32に接続されている。
【0011】その燃料噴出孔32は、環状通路31aか
ら円周等配に放射状に設けられたストレート孔で形成さ
れている。
ら円周等配に放射状に設けられたストレート孔で形成さ
れている。
【0012】このように構成され、空気取入部1から導
かれた空気は、遠心圧縮機5で圧縮され空気通路10か
ら1次燃焼室12に導かれる。
かれた空気は、遠心圧縮機5で圧縮され空気通路10か
ら1次燃焼室12に導かれる。
【0013】他方、遮断弁28を開くと、燃料タンク2
7のプロパンガスは、蒸気圧により燃料チューブ29
a、29bを経て燃料加熱部26で気化が促進され、燃
料チューブ29c、燃料調整ニードル弁30、燃料供給
パイプ31及び燃料通路31aを介して燃料噴出孔32
から1次燃焼室12に噴出される。
7のプロパンガスは、蒸気圧により燃料チューブ29
a、29bを経て燃料加熱部26で気化が促進され、燃
料チューブ29c、燃料調整ニードル弁30、燃料供給
パイプ31及び燃料通路31aを介して燃料噴出孔32
から1次燃焼室12に噴出される。
【0014】1次燃焼室12において、プロパンガスは
空気と混合されて燃焼し、更に、2次燃焼室13で燃焼
が促進され、高温、高圧のガスとなって輻流タービン2
2を駆動し、遠心圧縮機5を回転させる。そして、ター
ビン22を駆動後の多量の余剰ガスは、ジェットノズル
部23より後方に噴出して推力を発生させる。
空気と混合されて燃焼し、更に、2次燃焼室13で燃焼
が促進され、高温、高圧のガスとなって輻流タービン2
2を駆動し、遠心圧縮機5を回転させる。そして、ター
ビン22を駆動後の多量の余剰ガスは、ジェットノズル
部23より後方に噴出して推力を発生させる。
【0015】上記の小形ジェットエンジンE1は、プロ
パンガスを燃料としているので、安全保証の点で好まし
くない。
パンガスを燃料としているので、安全保証の点で好まし
くない。
【0016】これに対し液体燃料(例えば現在航空機用
ジェットエンジンに使用されているジェット燃料JP−
4)を使用するのが好ましい。しかし、液体燃料を小形
ジェットエンジンE1の小さい燃焼室12、13で空気
と混合して燃焼させるのは極めて難しい。
ジェットエンジンに使用されているジェット燃料JP−
4)を使用するのが好ましい。しかし、液体燃料を小形
ジェットエンジンE1の小さい燃焼室12、13で空気
と混合して燃焼させるのは極めて難しい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】これは、燃料噴出孔3
2から液体燃料を噴霧しても、粒径の大きい霧状燃料は
燃焼室の外周部分に流れ、空気との混合が不十分で着火
しない。したがって小形ジェットエンジンの短い燃焼室
で広い運転領域にわたり連続して安定した燃焼が得られ
ない。
2から液体燃料を噴霧しても、粒径の大きい霧状燃料は
燃焼室の外周部分に流れ、空気との混合が不十分で着火
しない。したがって小形ジェットエンジンの短い燃焼室
で広い運転領域にわたり連続して安定した燃焼が得られ
ない。
【0018】本発明は、液体燃料を短い燃焼室で安定し
た燃焼が得られる小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼
促進装置を提供することを目的としている。
た燃焼が得られる小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼
促進装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、空気取
入部(1)と圧縮機部(3)と燃焼部(8)とタービン
部(21)とジェットノズル部(23)とを備え、前記
燃焼部(8)のケーシング(9)の内部にはそのケーシ
ング(9)と共に二重円筒状の空気通路(10)を画成
する外側燃焼筒(11)とその外側燃焼筒(11)と共
に二重円筒状の1次燃焼室(12)および2次燃焼室
(13)を画成する内側燃焼筒(14)とが設けられ、
前記外側燃焼筒(11)には前記空気通路(10)の空
気を前記1次および2次燃焼室(12、13)に導く複
数の空気導管(19)と空気導入孔(11a)とが設け
れらている小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装
置において、前記内部燃焼筒(14)内で回転軸(1
5)を回転自在に支持する軸受(17a、17b)を設
けた軸受ケース(16)が設けられ、前記1次燃焼室
(12)の前部内周には前記軸受ケース(16)の外周
に開口する複数の液体燃料の噴霧孔(48)が設けら
れ、前記1次燃焼室(12)の後部外周には点火栓(7
3)が設けられ、その点火栓(73)の上流側には中心
に孔部分(75)を形成し外周に霧状燃料の通過を邪魔
する邪魔部分(76)とを形成した輪状の火炎保持器
(74)を設けてある。
入部(1)と圧縮機部(3)と燃焼部(8)とタービン
部(21)とジェットノズル部(23)とを備え、前記
燃焼部(8)のケーシング(9)の内部にはそのケーシ
ング(9)と共に二重円筒状の空気通路(10)を画成
する外側燃焼筒(11)とその外側燃焼筒(11)と共
に二重円筒状の1次燃焼室(12)および2次燃焼室
(13)を画成する内側燃焼筒(14)とが設けられ、
前記外側燃焼筒(11)には前記空気通路(10)の空
気を前記1次および2次燃焼室(12、13)に導く複
数の空気導管(19)と空気導入孔(11a)とが設け
れらている小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装
置において、前記内部燃焼筒(14)内で回転軸(1
5)を回転自在に支持する軸受(17a、17b)を設
けた軸受ケース(16)が設けられ、前記1次燃焼室
(12)の前部内周には前記軸受ケース(16)の外周
に開口する複数の液体燃料の噴霧孔(48)が設けら
れ、前記1次燃焼室(12)の後部外周には点火栓(7
3)が設けられ、その点火栓(73)の上流側には中心
に孔部分(75)を形成し外周に霧状燃料の通過を邪魔
する邪魔部分(76)とを形成した輪状の火炎保持器
(74)を設けてある。
【0020】上記、邪魔部分を、複数の金属輪体で形成
している。
している。
【0021】また、邪魔部分を、金網体で形成してい
る。
る。
【0022】また、邪魔部分をパンチングメタルで形成
している。
している。
【0023】
【作用】上記のように構成された小形ジェットエンジン
の燃料燃焼促進装置においては、粒径の小さい霧状燃料
は、孔部分を通過して着火され、粒径の大きい霧状燃料
は、外周の邪魔部分で抵抗を受けて微粒化され、空気と
良く混合されて点火栓で着火される。したがって、邪魔
部分が加熱され、後続の霧状燃料の微粒化、ガス化が促
進され、安定した燃焼が得られる。
の燃料燃焼促進装置においては、粒径の小さい霧状燃料
は、孔部分を通過して着火され、粒径の大きい霧状燃料
は、外周の邪魔部分で抵抗を受けて微粒化され、空気と
良く混合されて点火栓で着火される。したがって、邪魔
部分が加熱され、後続の霧状燃料の微粒化、ガス化が促
進され、安定した燃焼が得られる。
【0024】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、図1において図8に対応する部分について
は、同じ符号を付して重複説明を省略する。
る。なお、図1において図8に対応する部分について
は、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0025】図1において、小形ジェットエンジンEの
1次燃焼室12の前部内周には軸受ケース16の外周に
開口する複数の液体燃料の噴霧孔48が設けられ、後部
外周には点火栓73が設けられている。その点火栓73
の上流側(図示の例では前方の空気導管19の上流側付
近)には、輪状の火炎保持器74が設けられている。
1次燃焼室12の前部内周には軸受ケース16の外周に
開口する複数の液体燃料の噴霧孔48が設けられ、後部
外周には点火栓73が設けられている。その点火栓73
の上流側(図示の例では前方の空気導管19の上流側付
近)には、輪状の火炎保持器74が設けられている。
【0026】図2ないし図4をも参照し、火炎保持器7
4には、中心の孔部75と、外周の邪魔部分76とが形
成されている。この邪魔部分76は、複数(図示の例で
は3個)の同心円状の金属輪体77a、77b及び77
cの複数箇所(図示の例では10箇所)をからげ線78
で結束して形成されている。
4には、中心の孔部75と、外周の邪魔部分76とが形
成されている。この邪魔部分76は、複数(図示の例で
は3個)の同心円状の金属輪体77a、77b及び77
cの複数箇所(図示の例では10箇所)をからげ線78
で結束して形成されている。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】始動に際し、噴霧孔48から噴射されたコ
ーン状の噴霧Mの粒径の小さい霧状燃料は流れAのよう
に、空気導孔11aからの空気と混合され、孔部分75
を通過して点火栓73で着火される。
ーン状の噴霧Mの粒径の小さい霧状燃料は流れAのよう
に、空気導孔11aからの空気と混合され、孔部分75
を通過して点火栓73で着火される。
【0029】他方、粒径の大きい霧状燃料は流れBのよ
うに、外周部の邪魔部分76に流れる。そして、金属輪
体77a〜77cの隙間を通過する際に抵抗を受け、微
粒化されて空気と良く混合され、点火栓73により着火
される。すると、これらの着火により金属輪体77a〜
77cが加熱されて火炎が保持され、後続の霧状燃料の
微粒化、ガス化が促進され、良好な燃焼が得られる。
うに、外周部の邪魔部分76に流れる。そして、金属輪
体77a〜77cの隙間を通過する際に抵抗を受け、微
粒化されて空気と良く混合され、点火栓73により着火
される。すると、これらの着火により金属輪体77a〜
77cが加熱されて火炎が保持され、後続の霧状燃料の
微粒化、ガス化が促進され、良好な燃焼が得られる。
【0030】図5は本発明の別の実施例を示し、火炎保
持器74Aを、孔部分75Aと、邪魔部分である輪状の
金網体77Aとで形成した例である。この実施例では、
更に、加工を容易にすることができる。
持器74Aを、孔部分75Aと、邪魔部分である輪状の
金網体77Aとで形成した例である。この実施例では、
更に、加工を容易にすることができる。
【0031】図6も本発明の別の実施例を示し、火炎保
持器74Bを、孔部分75Bと、邪魔部分である輪状の
パンチングメタル77Bとで形成した例である。この実
施例では、図5の実施例と同様に加工を容易にすること
ができる。
持器74Bを、孔部分75Bと、邪魔部分である輪状の
パンチングメタル77Bとで形成した例である。この実
施例では、図5の実施例と同様に加工を容易にすること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
体燃料を用いた小形ジェットエンジンにおいて、火炎保
持器の邪魔部分により粒径の大きい霧状燃料の微粒化、
ガス化を促進して良好な燃焼が火炎保持器の附近(燃焼
室の前側)で安定して行われるため、2次燃焼室13内
で、空気との混合が十分に行われて燃焼温度が下り、タ
ービンに入る燃焼ガスの温度を低くする。
体燃料を用いた小形ジェットエンジンにおいて、火炎保
持器の邪魔部分により粒径の大きい霧状燃料の微粒化、
ガス化を促進して良好な燃焼が火炎保持器の附近(燃焼
室の前側)で安定して行われるため、2次燃焼室13内
で、空気との混合が十分に行われて燃焼温度が下り、タ
ービンに入る燃焼ガスの温度を低くする。
【0033】その他に、燃焼が始まると点火栓の作動を
止めても火炎保持器は赤熱しているため、十分に点火栓
の機能を代って行い燃焼が継続して安定化する。このよ
うにして短い燃焼室でエンジン始動時から最高出力時ま
での広い運転領域にわたり連続して安定した燃焼をさせ
ることができる。
止めても火炎保持器は赤熱しているため、十分に点火栓
の機能を代って行い燃焼が継続して安定化する。このよ
うにして短い燃焼室でエンジン始動時から最高出力時ま
での広い運転領域にわたり連続して安定した燃焼をさせ
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す燃焼室の側断面図。
【図2】図1の火炎保持器を示す正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】図2の丸で囲む部分の拡大図。
【図5】本発明の別の実施例を示す正面図。
【図6】本発明の別の実施例を示す正面図。
【図7】従来の小形ジェットエンジンを示す側断面図。
【図8】図7の燃焼室を示す側断面図。
A・・・粒径の小さい霧状燃料の流れ B・・・粒径の大きい霧状燃料の流れ E、E1・・・小形ジェットエンジン M・・・コーン状の噴霧 1・・・空気取入部 2・・・コーン状部 3・・・圧縮機部 4・・・ケーシング 5・・・遠心圧縮機 6・・・空気通路 7・・・ガイドリング 7a・・・取付部 8・・・燃焼部 9・・・ケーシング 10・・・空気通路 11・・・外側燃焼筒 11a・・・空気導孔 12・・・1次燃焼室 13・・・2次燃焼室 14・・・内側燃焼筒 15・・・回転軸 16、16A・・・軸受ケース 17a、17b・・・軸受 18・・・コイルスプリング 19・・・空気導管 20・・・案内翼 21・・・タービン部 22・・・輻流タービン 23・・・ノズルジェット部 24・・・前部筒 25・・・後部筒 26・・・燃料加熱部 27・・・燃料タンク 28・・・遮断弁 29a〜29c・・・燃料チューブ 30・・・燃料調整ニードル弁 31・・・燃料供給パイプ 31a・・・環状通路 32・・・燃料噴出孔 48・・・噴霧孔 70、71・・・ボルト 72・・・オイルシール 73・・・点火栓 74、74A、74B・・・火炎保持器 75、75A、75B・・・孔部分 76・・・邪魔部分 77a、77b、77c・・・金属輪体 77A・・・金網体 77B・・・パンチングメタル 78・・・からげ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 25/00 F02C 3/24 F23R 3/18
Claims (4)
- 【請求項1】 空気取入部(1)と圧縮機部(3)と燃
焼部(8)とタービン部(21)とジェットノズル部
(23)とを備え、前記燃焼部(8)のケーシング
(9)の内部にはそのケーシング(9)と共に二重円筒
状の空気通路(10)を画成する外側燃焼筒(11)と
その外側燃焼筒(11)と共に二重円筒状の1次燃焼室
(12)および2次燃焼室(13)を画成する内側燃焼
筒(14)とが設けられ、前記外側燃焼筒(11)には
前記空気通路(10)の空気を前記1次および2次燃焼
室(12、13)に導く複数の空気導管(19)と空気
導入孔(11a)とが設けれらている小形ジェットエン
ジンの液体燃料燃焼促進装置において、前記内部燃焼筒
(14)内で回転軸(15)を回転自在に支持する軸受
(17a、17b)を設けた軸受ケース(16)が設け
られ、前記1次燃焼室(12)の前部内周には前記軸受
ケース(16)の外周に開口する複数の液体燃料の噴霧
孔(48)が設けられ、前記1次燃焼室(12)の後部
外周には点火栓(73)が設けられ、その点火栓(7
3)の上流側には中心に孔部分(75)を形成し外周に
霧状燃料の通過を邪魔する邪魔部分(76)とを形成し
た輪状の火炎保持器(74)を設けたことを特徴とする
小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置。 - 【請求項2】 邪魔部分(76)を複数の金属輪体(7
7a、77b、77c)で形成したことを特徴とする請
求項1記載の小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進
装置。 - 【請求項3】 邪魔部分(76)を金網体(77A)で
形成したことを特徴とする請求項1記載の小形ジェット
エンジンの液体燃料燃焼促進装置。 - 【請求項4】 邪魔部分(76)をパンチングメタル
(77B)で形成したことを特徴とする請求項1記載の
小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01086294A JP3257610B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01086294A JP3257610B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213756A JPH07213756A (ja) | 1995-08-15 |
JP3257610B2 true JP3257610B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=11762173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01086294A Expired - Fee Related JP3257610B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 小形ジェットエンジンの液体燃料燃焼促進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3257610B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP01086294A patent/JP3257610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07213756A (ja) | 1995-08-15 |
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