JP3256595B2 - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法

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JP3256595B2 JP09426693A JP9426693A JP3256595B2 JP 3256595 B2 JP3256595 B2 JP 3256595B2 JP 09426693 A JP09426693 A JP 09426693A JP 9426693 A JP9426693 A JP 9426693A JP 3256595 B2 JP3256595 B2 JP 3256595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子用薄膜トラ
ンジスタおよびその製造方法に関し、とくにゲート絶縁
耐力を向上させることのできる多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージセンサ、感熱ヘッドまた
は液晶表示装置などに使用できる薄膜トランジスタの開
発が盛んに行われている。とくに、画素部の微細化、高
密度化が進む液晶表示装置にとって重要な部品となって
おり、信頼性のある薄膜トランジスタが要求されるよう
になってきている。
【0003】液晶表示装置に多用されている従来の多結
晶シリコン薄膜トランジスタは、石英またはガラスなど
の透明絶縁基板上に形成され、島状のパターンにエッチ
ングし素子分離された活性層としての多結晶シリコン層
またはドーパントを添加したドープト多結晶シリコン層
と、この多結晶シリコン層等の表面上に酸化シリコン層
からなるゲート絶縁層と、その上に形成されたゲート電
極層と、さらに層間絶縁層および金属配線用コンタクト
ホールを介して配線された金属配線層等からなってい
る。
【0004】多結晶シリコン層は、低温で減圧CVD
法、プラズマCVD法、蒸着法等によって最初に非晶質
シリコンを成膜しその後熱処理を施こし、その後シリコ
ンの結晶を成長させる固相成長法によって形成される。
多結晶シリコン薄膜トランジスタの重要なパラメータで
ある活性層の移動度はシリコンの結晶粒径が大きくなる
ほど高くなるため、多結晶シリコン層の結晶粒径を 1μ
m 以上に成長させ移動度を向上させることが行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
結晶粒径を成長させた多結晶シリコン層を活性層とする
薄膜トランジスタは、以下のような問題がある。第1
に、薄膜トランジスタを形成する際には活性層を通常ケ
ミカルドライエッチング(CDE)法で所定の形状にエ
ッチングするが、 1μm 以上の結晶粒径を有する多結晶
シリコン層にCDE法を適用すると所定の形状の加工端
面に凹凸が生じるという問題がある。第2に、加工端面
に凹凸を有する活性層上にゲート絶縁層およびゲート電
極を形成すると、凸部での電界集中やゲート絶縁層であ
る熱酸化層の品質不良によって薄膜トランジスタのゲー
ト絶縁耐圧を低下させるという問題がある。
【0006】本発明は、かかる課題に対処してなされた
もので、エッチングによる加工端面の平滑化を図ること
によって、優れたゲート絶縁耐圧を有する薄膜トランジ
スタおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タは、基板上に形成された1μm以上の平均結晶粒径を
有する多結晶シリコンを母材とする薄膜半導体層からな
るチャネル部およびソース・ドレイン部と、前記薄膜半
導体層上に形成されたゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁
上に形成されたゲート電極とからなり、前記薄膜半導
体層の加工端面は、Hを前記加工短面において隣接する
凹部および凸部の高さの差、Wを前記隣接する凹部同士
または凸部同士の幅としたとき、H/W≦0.05を満たす
凹部および凸部を有することを特徴とする。
【0008】また本発明の薄膜トランジスタは、ゲート
絶縁層が 100オングストロームから1000 オングストロ
ームの層厚を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の薄膜トランジスタは、前記
ゲート絶縁層が4.5 MV/cm以上の絶縁耐力を有すること
を特徴とする。
【0010】
【0011】本発明に係わるゲート絶縁層は、 4.5 MV/
cm以上の絶縁耐力を有している。ゲート絶縁耐力が 4.5
MV/cm以上あると液晶表示装置を駆動させるのに十分で
ある。 多結晶シリコン薄膜表面を熱酸化して形成され
るゲート絶縁層を有する多結晶シリコン薄膜トランジス
タのゲート絶縁耐力劣化の原因を追及したところ、活性
層である多結晶シリコン層のエッチング形状に原因があ
り、とくにエッチング端面の凹凸の大きさに起因してい
ることがわかった。そこで、エッチング端面の凹凸の大
きさとゲート絶縁耐力との関係を 700オングストローム
の層厚を有する多結晶シリコン層を用いて検討した。そ
の結果を図2に示す。図2より、H/W≦ 0.05の関係
にあると液晶表示装置の駆動に十分な 4.5 MV/cm以上の
ゲート絶縁耐力を得られることがわかる。また、ゲート
絶縁層の層厚が 100オングストロームから 1000 オング
ストロームの範囲内にあり、H/W ≦ 0.05の関係に
あると 4.5 MV/cm以上のゲート絶縁耐力を得られること
がわかった。
【0012】つぎにエッチング端面に生じる凹凸の大き
さの原因を追及した。その結果、この凹凸の周期は結晶
粒径とほぼ等しい大きさを有することから、結晶部分と
粒界部分でエッチング速度に差を生じアンダーカット領
域にバラツキを生じるためであることがわかった。ま
た、エッチング方法としてCDE法や反応性イオンエッ
チング法(RIE)があるが、CDE法の場合には使用
するマイクロ波電力によって活性種の濃度や運動エネル
ギーが変化することによっても上述の凹凸の大きさが変
化することがわかった。そこでCDE法におけるマイク
ロ波電力とH/Wとの関係を検討した。マイクロ波電力
を上げるとアンダーカット領域の結晶部分と粒界部分と
のエッチング速度差が小さくなり、エッチング端面の凹
凸が小さく滑らかになることがわかった。またマイクロ
波電力を上げることは全体としてのエッチング速度が上
がるためスループットもよくなる。具体的にはCDE法
におけるマイクロ波電力を 600W以上とすることによっ
てH/Wの値を 5%以下にすることができる。マイクロ
波電力が 600W未満であるとH/Wの値を 5%以下とで
きないばかりでなく、ゲート絶縁耐力も 4.5 MV/cm未満
となる。なお、基板への反応熱の影響などを考慮すると
マイクロ波電力の上限は1000W以下であることが好まし
い。
【0013】また、エッチング方法としてRIE法を使
用する場合には、高周波電力を 200〜2000Wに設定する
ことでH/Wの値を 5%以下にすることができる。
【0014】本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、
石英基板などの表面上に移動度を向上させる目的で 1μ
m 以上の結晶粒径を有する多結晶シリコン層、または周
期率表 III族や V族のドーパントを添加したドープト多
結晶シリコン層を形成する工程と、この多結晶シリコン
層等をCDE法またはRIE法により、エッチング加工
端面においてH/W ≦ 0.05を満足させるエッチング
工程と、エッチング加工された多結晶シリコン層等の上
に 100オングストロームから 1000 オングストロームの
層厚で 4.5 MV/cm以上の絶縁耐力を有するゲート絶縁層
を形成する工程と、ゲート絶縁層上にゲート電極を形成
する工程とを有する。ここで III族のドーパントとして
は燐(P)やひ素(As)を V族のドーパントとしては
硼素(B)等を挙げることができる。
【0015】
【作用】エッチング加工端面においてH/W ≦ 0.05
の関係を満足させるとエッチング端面における凹凸が小
さくなり、熱酸化法などによりゲート絶縁層を形成する
際に酸化層のストレスが小さくなる。このため均質な絶
縁層を形成することができる。さらに、エッチング端面
における凹凸が小さくなる結果、局所的な電界集中が緩
和され十分な絶縁耐力を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。図1aは本実施例の薄膜トランジスタの平面構造を
示し、図1bはそのエッチング加工端面形状を示す。
【0017】図1aにおいて薄膜トランジスタは、まず
LP−CVD法で石英基板上に非晶質シリコン層を形成
して、それを 600℃で固相成長させることにより活性層
となる多結晶シリコン層1を約 1400 オングストローム
の厚さに形成する。ついで、所定の形状に加工後熱酸化
法によってゲート酸化層を約 700オングストロームの厚
さに形成する。その上にゲート電極となる多結晶シリコ
ン層2を堆積し加工する。その後、層間絶縁層、金属配
線などを堆積し加工することにより、薄膜トランジスタ
を作製する。
【0018】この薄膜トランジスタの作製においては、
図1bにおいて示すように活性層の多結晶シリコン層の
エッチング端面の隣接する凹部および凸部の高さの差を
Hとして、隣接する凹部同士または凸部同士の幅をWと
した場合、このH/Wの値が5%以下になるように活性
層多結晶シリコン層を加工する。H/Wの値を 5%以下
とすることによって、ゲート絶縁耐力を 4.5 MV/cm以上
とすることができる。なお、エッチング端面は加工条件
の相違によりテーパーを有しているが、HおよびWの値
は図1bにおいて最上層表面の形状を基に測定される。
【0019】つぎに、このようなエッチング端面の加工
方法について説明する。エッチング方法については、C
DE法またはRIE法による方法が好ましい。CDE法
によるエッチング端面の加工方法を図3により説明す
る。図3は本実施例に用いたCDE装置の概略図であ
る。CDE装置は、放電管3と、この放電管3内にガス
を導入するガス導入管4と、導入されたガスを解離およ
び活性化させるためのマイクロ波を発生させる高周波電
源5と、エッチングされる基板8を収容する真空チャン
バー7と、この真空チャンバー7に活性化された活性種
を導く導波管6とから構成されている。
【0020】エッチング方法は、まず表面に多結晶シリ
コン層が堆積されかつ多結晶シリコン層上にレジストパ
ターンが形成された基板8を用意してこの基板8を真空
チャンバー7内にセットする。続いてガス導入管4から
放電管3内にCF4 、N2 、O2 ガスをそれぞれ供給す
る。供給されたガスは高周波電源5によって作られたマ
イクロ波(2.45 GHz)によって励起され活性種となる。
マイクロ波による放電管3内では、まずCF4 とO2
が解離されCF3 とOとを生じ、ついで主な反応の一つ
として以下のような反応が生じる。 CF3 +O → COF3 → COF2 ↑ + F 多結晶シリコン層のエッチングには、上式のFが主なエ
ッチング種となり、SiとFが反応してSiF4 となっ
てエッチングされると考えられている。この場合、マイ
クロ波のパワーが小さいとCF4 とO2 とは十分な解離
エネルギーが得られないため、供給されたガスが十分反
応せず活性種が減少する。このため、結晶部と粒界部と
のエッチング速度差によって加工端面の凹凸が大きくな
ってしまう。また、全体のエッチング速度も減少する。
たとえば、マイクロ波電力、 400Wで多結晶シリコン層
をエッチングするとH/Wの値は 10 %となり、この条
件で作製した薄膜トランジスタのゲート絶縁耐圧はn-ch
で約 3〜3.5 MV/cm となり、液晶表示装置を駆動するた
めに必要なゲート絶縁耐圧が得られない。また、全体の
エッチング速度も約 300オングストローム/mmと遅くな
る。
【0021】本実施例においてはマイクロ波電力を 600
W以上に上げる。 600W以上に上げると解離エネルギー
が高くなり、供給されたガスが十分に反応する。その結
果、活性種であるFの濃度が高くなりと同時に活性種の
運動エネルギーも高くなる。したがって、反応するSi
の量も増えるため全体のエッチング速度も約 900オング
ストローム/mmと上がる。また、結晶部と粒界部とのエ
ッチング速度差によるアンダーカット部の差が減少し、
H/Wの値が 5%未満となる。その結果、ゲート絶縁耐
圧はn-chで約 4.5〜5 MV/cm となり、 400Wに比較して
約 1.5倍に向上する。
【0022】つぎに、RIE法によるエッチング端面の
加工方法を図4により説明する。図4は本実施例に用い
たRIE装置の概略図である。RIE装置は、エッチン
グされる基板8を収容する真空チャンバー7と、この真
空チャンバー7内に並行して配設された一対の上部電極
9および下部電極10と、真空チャンバー7内にガスを
導入するガス導入管4と、マッチングネットワーク11
および高周波電源5とから構成されている。なお、上部
電極9は箱型になっており下部電極10と対向する面に
ガスの噴出孔が開口され、かつガス導入管4と連結され
ている。また下部電極10はマッチングネットワーク1
1および高周波電源5を介して接地されている。高周波
電源5より上部電極9および下部電極10間に高周波を
入力すると下部電極10近傍に自己バイアス電圧(Vdc)
が発生し、これにより加速されたイオンが下部電極10
上に置かれた基板8に衝突してエッチングが行われる。
【0023】エッチング方法は、まず表面に多結晶シリ
コン層が堆積されかつ多結晶シリコン層上にレジストパ
ターンが形成された基板8を用意してこの基板8を真空
チャンバー7内にセットする。続いてガス導入管4から
SF6 、Cl2 をそれぞれ流量 70 sccm導入して高周波
電源5より下部電極10に高周波電力を 200W印加して
加速されたイオンを基板8に衝突させ多結晶シリコン層
をエッチングする。
【0024】得られたエッチング端面形状は、RIEの
異方性エッチングによって結晶部と粒界部とのエッチン
グ速度差による凹凸が殆どない 2%以下のH/Wの値が
得られる。その結果、ゲート絶縁耐圧はn-chで約 4〜5
MV/cm となり、上述のCDE法で作製した薄膜トランジ
スタのゲート絶縁耐圧と同等となる。
【0025】
【発明の効果】本発明の薄膜トランジスタは、ゲート絶
縁層の絶縁耐力を 4.5 MV/cm以上としたので、液晶表示
用薄膜トランジスタとして駆動させるのに十分な特性を
有している。したがって本発明の薄膜トランジスタを使
用することにより表示品位の優れた液晶表示装置が得ら
れる。
【0026】また、 1μm 以上の結晶粒径を有する多結
晶シリコン層のエッチング端面がH/W ≦ 0.05の関
係を有するので、局所的な電界集中が緩和され 4.5 MV/
cm以上の十分なゲート絶縁耐力を得ることができる。
【0027】さらに、本発明の薄膜トランジスタの製造
方法は、CDE法によりエッチングされるので、全体と
して高いエッチング速度と良好なエッチング端面加工形
状を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の薄膜トランジスタの概略断面を示す図
である。図1aはその平面構造を、図1bはそのエッチ
ング加工端面形状をそれぞれ示す図である。
【図2】エッチング端面の凹凸の大きさとゲート絶縁耐
力との関係を示す図である。
【図3】本実施例に用いたCDE装置の概略図である。
【図4】本実施例に用いたRIE装置の概略図である。
【符号の説明】
1………活性層となる多結晶シリコン層、2………ゲー
ト電極となる多結晶シリコン層、3………放電管、4…
……ガス導入管、5………高周波電源、6………導波
管、7………真空チャンバー、8………基板、9………
上部電極、10………下部電極、11………マッチング
ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−55858(JP,A) 特開 平1−96960(JP,A) 特開 平3−291972(JP,A) 特開 昭53−29672(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 H01L 21/3065 H01L 21/336

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 この基板上に形成された1μm以上の平均結晶粒径を有
    する多結晶シリコンを母材とする薄膜半導体層からなる
    チャネル部およびソース・ドレイン部と、 前記薄膜半導体層上に形成されたゲート絶縁層と、 前記ゲート絶縁層上に形成されたゲート電極とを有する
    薄膜トランジスタにおいて、前記薄膜半導体層の加工端面は、Hを前記加工短面にお
    いて隣接する凹部および凸部の高さの差、Wを前記隣接
    する凹部同士または凸部同士の幅としたとき、H/W≦
    0.05を満たす凹部および凸部を有する ことを特徴とする
    薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄膜トランジスタにおい
    て、前記ゲート絶縁層は100オングストロームから1000
    オングストロームの層厚を有することを特徴とする薄膜
    トランジスタ。
  3. 【請求項3】 請求項記載の薄膜トランジスタにおい
    て、前記ゲート絶縁層は4.5 MV/cm以上の絶縁耐力を有
    することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】 基板上に多結晶シリコンを母材とする薄
    膜半導体層を形成する工程と、 前記薄膜半導体層を所定の形状にエッチングする工程
    と、 前記エッチングされた薄膜半導体層上にゲート絶縁層を
    形成する工程と、 前記ゲート絶縁層上にゲート電極を形成する工程とを有
    する薄膜トランジスタの製造方法において、 前記薄膜半導体層を形成する工程が1μm以上の平均結
    晶粒径を有する多結晶シリコンを母材とする薄膜半導体
    層を形成する工程で、 前記エッチング工程がケミカルドライエッチング法によ
    り、エッチング加工端面において隣接する凹部および凸
    部の高さの差をH、隣接する凹部同士または凸部同士の
    幅をWとするとき、H/W≦0.05を満足させる凹部およ
    び凸部にする工程で、 前記ゲート絶縁層を形成する工程が100オングストロー
    ムから 1000 オングストロームの層厚で4.5 MV/cm以上
    の絶縁耐力を有するゲート絶縁層とする工程であること
    を特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
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