JP3255575B2 - 海外コンセント用アダプタ - Google Patents

海外コンセント用アダプタ

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JP3255575B2 JP12274696A JP12274696A JP3255575B2 JP 3255575 B2 JP3255575 B2 JP 3255575B2 JP 12274696 A JP12274696 A JP 12274696A JP 12274696 A JP12274696 A JP 12274696A JP 3255575 B2 JP3255575 B2 JP 3255575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海外各国の各種タ
イプのコンセントに対応可能な海外コンセント用アダプ
タに関する。
【0002】
【従来の技術】海外各国におけるコンセントと該コンセ
ントに差し込むプラグの形状は、同一でなく、種々に異
なっている。
【0003】この海外各国におけるプラグの形状は、大
別して、図12に示したような、丸棒状をした一対のプ
ラグ端子30a、30bがプラグ32の前端面の左右に
並べて配列されてなる、コンチネンタルタイプと呼ばれ
るもの、図13に示したような、丸棒状をした一対のプ
ラグ端子30a、30bがプラグ32の前端面の左右に
並べて配列され、円形状をしたアース端子孔30dがプ
ラグ32の前端面の上部に配列されてなる、欧州共同体
型と呼ばれるもの、図14に示したような、太い丸棒状
をした一対のプラグ端子30a、30bがプラグ32の
前端面の左右に並べて配列されてなる、旧イギリスタイ
プと呼ばれるもの、図15に示したような、丸棒状をし
た一対のプラグ端子30a、30bがプラグ32の前端
面の左右に並べて配列され、太い丸棒状をしたアース端
子30cがプラグ32の前端面の下部に配列されてな
る、旧イギリスタイプと呼ばれるもの、図16に示した
ような、帯板状をした一対のプラグ端子30a、30b
がプラグ32の前端面の左右に横に並べて配列され、厚
い帯板状をしたアース端子30cがプラグ32の前端面
の下部に縦に配列されてなる、新イギリスタイプと呼ば
れるもの、図17に示したような、帯板状をした一対の
プラグ端子30a、30bがプラグ32の前端面の左右
にハの字状に並べて配列され、帯板状をしたアース端子
30cがプラグ32の前端面の下部に縦に配列されてな
る、オセアニアタイプと呼ばれるもの、図18に示した
ような、帯板状をした一対のプラグ端子30a、30b
がプラグ32の前端面の左右に縦に並べて配列されてな
る、アメリカンタイプと呼ばれるものの、7種類に分類
される。
【0004】このうち、日本国内で用いられているプラ
グは、図18に示したような、アメリカンタイプと呼ば
れるものである。
【0005】これらの各種プラグを差し込む海外各国の
各種タイプのコンセントのうち、アース端子孔(図示せ
ず)が設けられたタイプのコンセントにあっては、感電
を防ぐために、該コンセントの一対のコンセント端子金
具が内蔵された一対の電源端子孔(図示せず)の開口部
前端が扉部材(図示せず)で塞がれているものがある。
このタイプのコンセントでは、そのアース端子孔にプラ
グに設けられたアース端子を差し込むことにより、コン
セントの一対の電源端子孔の開口部前端を塞いでいる扉
部材を電源端子孔の開口部前端から排除できる。そし
て、それらの一対の電源端子孔に、プラグの電源用の一
対のプラグ端子を差し込むことができる。
【0006】このように、プラグとそれを差し込むコン
セントのタイプが海外各国で種々に異なっているため、
日本製のヘアードライヤー、電気ポット、アイロン等の
電気器具を海外各国で使用する場合には、海外各国の建
物等に付設されたコンセントに、該コンセントのタイプ
に合った特別な海外コンセント用アダプタを装着してい
る。そして、そのアダプタに備えられた一対の電源端子
孔に日本製の電気器具に付設されたアメリカンタイプの
プラグの電源用の一対のプラグ端子を差し込んで、日本
製の電気器具を海外各国のコンセントに電気的に接続し
ている。
【0007】この海外コンセント用アダプタの前端面に
は、前述図12〜図17に示したプラグのいずれかと同
じタイプの電源用の一対のプラグ端子が突設されてい
る。又はそれに加えて、その海外コンセント用アダプタ
の前端面に、アース端子が突設されたり、アース端子孔
が設けられたりしている。そして、それらの電源用の一
対のプラグ端子やアース端子を、海外各国のコンセント
の一対の電源端子孔やアース端子孔に差し込んだり、海
外各国のコンセントのアース端子を海外コンセント用ア
ダプタのアース端子孔に差し込んだりしている。そし
て、海外コンセント用アダプタを、海外各国のコンセン
トに装着している。
【0008】また、上記海外コンセント用アダプタの後
端面には、一対のコンセント端子金具が内蔵されたアメ
リカンタイプのコンセント用の帯孔状をした一対の電源
端子孔が備えられている。そして、そのアダプタの後端
面の一対の電源端子孔に、日本製の電気器具に備えられ
たアメリカンタイプのプラグの帯板状をした電源用の一
対のプラグ端子を差し込んでいる。そして、日本製の電
気器具を、上記海外コンセント用アダプタを介して、海
外各国のコンセントに電気的に接続している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記海
外コンセント用アダプタを用いて、日本製の電気器具
を、海外各国の各種タイプのコンセントに電気的に接続
した場合には、海外各国のコンセントに差し込む海外コ
ンセント用アダプタに備えられた電源用の一対のプラグ
端子のタイプが、前述7種類に加えて、電源用の一対の
プラグ端子が太いもの又は細いもの、電源用の一対のプ
ラグ端子のピッチが狭いもの又は広いもの等があり、海
外旅行者は、7種類以上の多種類の海外コンセント用ア
ダプタを携帯しなければならなかった。そして、それら
の多種類の海外コンセント用アダプタの中から、滞在場
所のコンセントに合ったタイプの海外コンセント用アダ
プタを選択しなければならなかった。
【0010】そこで、本発明者は、既に特願平7−27
6757号添付の明細書及び図面に記載されたような、
海外各国の各種タイプのコンセントのいずれにも対応可
能な万能型の海外コンセント用アダプタを開発した。
【0011】しかしながら、該海外コンセント用アダプ
タは、その構造が複雑であって、その取り扱いに困難を
極めた。
【0012】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、海外各国の各種タイプのコンセントに装着可
能な万能型の海外コンセント用アダプタであって、構造
が簡単で取り扱いの容易な海外コンセント用アダプタ
(以下、アダプタという)を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアダプタは、絶縁体からなる一対のアダプ
タ本体であって、その下部を軸を介して回動可能に連結
して、ほぼV字状に開閉可能に構成した一対のアダプタ
本体と、該一対のアダプタ本体の上部前端面に突設した
一対のプラグ端子と、前記一対のアダプタ本体の一方の
アダプタ本体の後端面に開設したコンセント用の一対の
電源端子孔であって、電気器具に付設されたプラグの一
対のプラグ端子を差し込む一対の電源端子孔と、該一対
の電源端子孔に内蔵した一対のコンセント端子金具であ
って、前記一対のプラグ端子に電気的に接続した一対の
コンセント端子金具と、前記一対のアダプタ本体を前記
軸を中心にほぼV字状に開く方向又はほぼ平行に閉じる
方向に回動させる付勢力を一対のアダプタ本体に付与す
る付勢手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】このアダプタにおいては、付勢手段の付勢
力を受けて、ほぼV字状に大きく開いた状態にある一対
のアダプタ本体を、付勢手段の付勢力に抗して、軸を中
心にほぼV字状に所定角度に狭く閉じることができる。
そして、一対のアダプタ本体の上部前端面に突設された
一対のプラグ端子のピッチを、各種タイプの海外コンセ
ントの一対の電源端子孔のピッチに合わせることができ
る。
【0015】又は、付勢手段の付勢力を受けて、ほぼ平
行に閉じた状態にある一対のアダプタ本体を、付勢手段
の付勢力に抗して、軸を中心にほぼV字状に所定角度に
開くことができる。そして、一対のアダプタ本体の上部
前端面に突設された一対のプラグ端子のピッチを、各種
タイプの海外コンセントの一対の電源端子孔のピッチに
合わせることができる。
【0016】次いで、その一対のアダプタ本体の上部前
端面に突設された一対のプラグ端子を、海外コンセント
の一対の電源端子孔に差し込むことができる。そして、
その一対のプラグ端子を、海外コンセントの一対の電源
端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入し
て、その一対のコンセント端子金具に電気的に接続でき
る。そして、アダプタを、海外コンセントに装着でき
る。
【0017】その際には、付勢手段の付勢力を用いて、
一対のアダプタ本体を軸を中心にほぼV字状に開く方向
又はほぼ平行に閉じる方向に回動させて、一対のアダプ
タ本体の上部前端面に突設された一対のプラグ端子を、
それを圧入した一対のコンセント端子金具に押接させる
ことができる。そして、その一対のプラグ端子を、海外
コンセントの一対のコンセント端子金具に確実に電気的
に接続できる。
【0018】それと共に、一対のアダプタ本体の一方の
アダプタ本体の後端面に開設された一対の電源端子孔
に、日本製等の電気器具に付設されたプラグの電源用の
一対のプラグ端子を差し込むことができる。そして、そ
の一対のプラグ端子を、アダプタ本体の一対の電源端子
孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入して、
その一対のコンセント端子金具に電気的に接続できる。
そして、日本製等の電気器具を、アダプタを介して、海
外コンセントに電気的に接続できる。
【0019】本発明のアダプタにおいては、一対のアダ
プタ本体の上部前端面に絶縁体からなる一対の柱部材を
延設して、該一対の柱部材の先端面に一対のプラグ端子
を突設した構造とすることを好適としている。
【0020】このアダプタにあっては、図13に示した
欧州共同体型のプラグを差し込むコンセントであって、
その前端面の上部にアース端子が突設されて、その前端
面の周囲に側縁が突設されたコンセントにおいて、該コ
ンセントの側縁内側の前端面の左右に配列された一対の
電源端子孔に、一対のアダプタ本体の上部前端面の一対
のプラグ端子を差し込む場合に、一対のアダプタ本体の
上部前端面に延設された一対の柱部材を、コンセントの
前端面周囲の側縁に邪魔されずに、該コンセントの側縁
内側に円滑に挿入できる。そして、その一対の柱部材の
先端面に突設された一対のプラグ端子を、コンセントの
側縁内側の前端面の左右に配列された一対の電源端子孔
に確実に深く差し込むことができる。
【0021】また、本発明のアダプタにおいては、一対
のアダプタ本体の上端面に、ブロック材を載せる搭載面
を形成した構造としても良い。
【0022】このアダプタにあっては、一対のアダプタ
本体の一対のプラグ端子を、海外コンセントの一対の電
源端子孔に差し込んで、該一対の電源端子孔に内蔵され
た一対のコンセント端子金具に圧入し、アダプタを海外
コンセントに装着した際に、一対のアダプタ本体の搭載
面にブロック材を載せて、該ブロック材で一対のアダプ
タ本体に荷重を加えることができる。そして、一対のア
ダプタ本体を、海外コンセントに対して、下方に回動、
降下させることができる。そして、一対のアダプタ本体
の上部前端面に突設された一対のプラグ端子を、それを
圧入した海外コンセントの一対のコンセント端子金具に
強く押接させて、該一対のコンセント端子金具に確実に
電気的に接続できる。
【0023】この搭載面を形成した本発明のアダプタに
おいては、ブロック材が一対のアダプタ本体の搭載面か
ら脱落するのを防ぐ防護壁を、前記一対のアダプタ本体
に備えた構造とすることを好適としている。
【0024】この防護壁を備えたアダプタにあっては、
ブロック材を、防護壁を用いて、一対のアダプタ本体の
上端面に形成した搭載面に脱落せぬように安定させて搭
載できる。
【0025】また、本発明のアダプタにおいては、海外
コンセントのアース端子孔に押入して、前記海外コンセ
ントの一対の電源端子孔の開口部前端を塞ぐ扉部材を前
記一対の電源端子孔の開口部前端から排除する押しピン
を備えた構造とすることを好適としている。
【0026】このアダプタにあっては、海外コンセント
にアース端子孔が備えられていて、その海外コンセント
の一対の電源端子孔の開口部前端が扉部材で塞がれてい
る場合に、押しピンを海外コンセントのアース端子孔に
押入して、その海外コンセントの一対の電源端子孔の開
口部前端から扉部材を排除できる。そして、その海外コ
ンセントの一対の電源端子孔に、一対のアダプタ本体の
上部前端面に突設された一対のプラグ端子を差し込むこ
とができる。
【0027】また、本発明のアダプタにおいては、一対
のプラグ端子を、直径が約4mmのほぼ丸棒状に形成し
た構造とすることを好適としている。
【0028】このアダプタにあっては、各種タイプの海
外コンセントの円形状、方形状等をした一対の電源端子
孔の内径が、通常4mmより大きく形成されているた
め、その直径を約4mmの小径なほぼ丸棒状に形成した
一対のプラグ端子を、各種タイプの海外コンセントの一
対の電源端子孔に抵抗なく円滑に差し込むことができ
る。
【0029】また、本発明のアダプタにおいては、電気
器具に付設されたプラグの電源用の一対のプラグ端子を
差し込む一対のコンセント端子金具を内蔵した一対の電
源端子孔を持つコンセントと、アダプタ本体の一対の電
源端子孔に差し込み可能なハの字状に配列されたオセア
ニアタイプの帯板状の一対のプラグ端子を持つプラグ
と、該プラグの一対のプラグ端子と前記コンセントの一
対のコンセント端子金具とを電気的に接続する一対の電
線とからなる接続コードを備えた構造とすることを好適
としている。
【0030】この接続コードを備えたアダプタにあって
は、海外コンセントに装着したアダプタのアダプタ本体
の一対の電源端子孔に、接続コードのプラグのハの字状
に配列されたオセアニアタイプの帯板状の一対のプラグ
端子を差し込むことができる。そして、その一対のプラ
グ端子を、アダプタ本体の一対の電源端子孔に内蔵され
た一対のコンセント端子金具に圧入して、該一対のコン
セント端子金具に電気的に接続できる。それと共に、接
続コードのコンセントの一対の電源端子孔に、日本製等
の電気器具に付設されたプラグの電源用の一対のプラグ
端子を差し込むことができる。そして、その一対のプラ
グ端子を、接続コードのコンセントの一対の電源端子孔
に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入して、該
一対のコンセント端子金具に電気的に接続できる。そし
て、日本製等の電気器具を、接続コードとアダプタとを
介して、海外コンセントに電気的に接続できる。
【0031】又は、海外コンセントの一対の電源端子孔
が、一対の帯孔がハの字状に並べて配列された形状をし
ている場合に、そのコンセントの一対の電源端子孔に、
接続コードのプラグのハの字状に並べて配列されたオセ
アニアタイプの帯板状の一対のプラグ端子を差し込ん
で、該一対のプラグ端子を、海外コンセントの一対の電
源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入
できる。それと共に、接続コードのコンセントの一対の
電源端子孔に、日本製等の電気器具のプラグの電源用の
一対のプラグ端子を差し込んで、該一対のプラグ端子
を、コンセントの一対の電源端子孔に内蔵された一対の
コンセント端子金具に圧入できる。そして、日本製等の
電気器具を、接続コードを介して、帯孔がハの字状に並
べて配列された一対の電源端子孔を持つオセアニアタイ
プの海外コンセントに電気的に接続できる。
【0032】また、接続コードを備えた本発明のアダプ
タにあっては、ハの字状に配列されたオセアニアタイプ
の帯板状の一対のプラグ端子を、その軸方向と平行な軸
を中心に回動可能にプラグに付設した構造とすることを
好適としている。
【0033】このアダプタにあっては、海外コンセント
の一対の電源端子孔が、アメリカンタイプの一対のプラ
グを差し込み可能な一対の帯孔が縦に並べて配列された
形状をしている場合に、接続コードのプラグのハの字状
に並べて配列された帯板状の一対のプラグ端子を、その
軸方向と平行な軸を中心に回動させて、その一対のプラ
グ端子を、縦に並べて配列し直すことができる。そし
て、その一対のプラグ端子を、海外コンセントの帯孔が
縦に並べて配列された一対の電源端子孔に差し込むこと
ができる。そして、その一対のプラグ端子を、海外コン
セントの一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセン
ト端子金具に圧入して、該一対のコンセント端子金具に
電気的に接続できる。それと共に、接続コードのコンセ
ントの一対の電源端子孔にオセアニア製等の電気器具に
付設されたオセアニアタイプ等のプラグの電源用の一対
のプラグ端子を差し込むことができる。そして、該一対
のプラグ端子を、接続コードのコンセントの一対の電源
端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入し
て、該一対のコンセント端子金具に電気的に接続でき
る。そして、オセアニア製等の電気器具を、接続コード
を介して、帯孔が縦に並べて配列された一対の電源端子
孔を持つアメリカンタイプの海外コンセントに電気的に
接続できる。
【0034】また、本発明のアダプタにおいては、アダ
プタ本体の一対の電源端子孔、又は接続コードのコンセ
ントの一対の電源端子孔のそれぞれを、ほぼ台形筒状に
形成して、該一対の電源端子孔をそのほぼ山形状をなす
内側面を外側に向けて並べて配列し、該アダプタ本体又
はコンセントの一対の電源端子孔に、左右にハの字状に
並べて配列された起立壁を有する一対のコンセント端子
金具を内蔵して、該一対のコンセント端子金具の左右の
前記起立壁を前記一対の電源端子孔のハの字状に並べて
配列された左右の内側面に沿って配列した構造とするこ
とを好適としている。
【0035】このアダプタにあっては、アダプタ本体の
ほぼ台形筒状をした一対の電源端子孔、又は接続コード
のコンセントのほぼ台形筒状をした一対の電源端子孔
に、電気器具に付設されたコンチネンタルタイプ、欧州
共同体型、新旧イギリスタイプ、オセアニアタイプ等の
プラグの帯板状、四角柱状、丸棒状等の各種形状をした
電源用の一対のプラグ端子を、抵抗なく円滑に差し込む
ことができる。そして、その一対のプラグ端子を、アダ
プタ本体の一対の電源端子孔、又は接続コードのコンセ
ントの一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント
端子金具に圧入して、該一対のコンセント端子金具の左
右にハの字状に並べて配列された起立壁の内側に圧接さ
せることができる。そして、その一対のプラグ端子を、
アダプタ本体の一対の電源端子孔に内蔵された一対のコ
ンセント端子金具、又は接続コードのコンセントの一対
の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に
電気的に接続できる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1〜図5は本発明のアダプタの好適
な実施の形態を示し、図1はその前端面図、図2は図1
のA―A断面図、図3はその後端面図、図4又は図5は
その付勢手段の構造説明図である。以下に、このアダプ
タを説明する。
【0037】図において、10a、10bは、一対のア
ダプタ本体である。一対のアダプタ本体10a、10b
は、プラスチック等の絶縁体で形成している。
【0038】一対のアダプタ本体10a、10bは、そ
の下部を軸20を介して回動可能に連結している。そし
て、一対のアダプタ本体10a、10bを、軸20を中
心に、ほぼV字状に開閉可能に構成している。
【0039】一対のアダプタ本体10a、10bの上部
前端面には、一対のプラグ端子30a、30bを突設し
ている。一対のプラグ端子30a、30bの後端は、ア
ダプタ本体10a、10b中に没入させている。プラグ
端子30a、30bは、銅等の導体で形成している。
【0040】一対のプラグ端子30a、30bは、一対
の柱部材16a、16bを介して、一対のアダプタ本体
10a、10bの上部前端面に突設している。具体的に
は、一対のアダプタ本体10a、10bの上部前端面
に、プラスチック等の絶縁体からなる丈が約15mmの
一対の柱部材16a、16bを延設している。そして、
該一対の柱部材16a、16bの先端面に、一対のプラ
グ端子30a、30bを突設している。そして、図13
に示した欧州共同体型のプラグを差し込むコンセントで
あって、その前端面の上部に丈が約15mmのアース端
子が突設されて、その前端面の周囲に丈が約15mmの
側縁が突設されたコンセントの側縁内側の前端面の左右
に配列された一対の電源端子孔に、一対のアダプタ本体
10a、10bの上部前端面の一対のプラグ端子30
a、30bを差し込む場合に、一対のアダプタ本体10
a、10bの上部前端面に延設された一対の柱部材16
a、16bを、コンセントの前端面周囲の側縁に邪魔さ
れずに、該コンセントの側縁内側に円滑に挿入できるよ
うにしている。そして、その一対の柱部材16a、16
bの先端面に突設された一対のプラグ端子30a、30
bを、コンセントの側縁内側の前端面の左右に配列され
た一対の電源端子孔に確実に深く差し込むことができる
ようにしている。
【0041】一対のプラグ端子30a、30bのそれぞ
れは、図2に示したように、直径が約4mmのほぼ丸棒
状に形成している。そして、その一対のプラグ端子30
a、30bを、内径が4mmより大きく形成された円形
状、方形状等の各種形状をした各種タイプの海外コンセ
ントの一対の電源端子孔に抵抗なく円滑に差し込むこと
ができるようにしている。
【0042】一対のアダプタ本体10a、10bの一方
のアダプタ本体10aの後端面には、図3に示したよう
に、一対の電源端子孔40a、40bを所定間隔あけて
上下に並べて開設している。
【0043】一対の電源端子孔40a、40bのそれぞ
れは、ほぼ台形筒状に形成していて、該一対の電源端子
孔40a、40bを、そのほぼ山形状をなす内側面を外
側に向けて、アダプタ本体10aに上下に並べて配列し
ている。そして、そのほぼ台形筒状をした一対の電源端
子孔40a、40bに、電気器具に付設されたコンチネ
ンタルタイプ、欧州共同体型、新旧イギリスタイプ、オ
セアニアタイプ等のプラグの帯板状、四角柱状、丸棒状
等の各種形状をした電源用の一対のプラグ端子を、抵抗
なく円滑に差し込むことができるようにしている。
【0044】一対の電源端子孔40a、40bには、一
対のコンセント端子金具50a、50bを内蔵してい
る。一対のコンセント端子金具50a、50bは、その
左右にハの字状に並べて配列された起立壁52を有して
いて、該起立壁を一対の電源端子孔40a、40bのハ
の字状に並べて配列された左右の内側面に沿って配列し
ている。そして、電気器具に付設されたコンチネンタル
タイプ、欧州共同体型、新旧イギリスタイプ、オセアニ
アタイプ等のプラグの帯板状、四角柱状、丸棒状等の各
種形状をした電源用の一対のプラグ端子を、ほぼ台形筒
状をした一対の電源端子孔40a、40bに差し込ん
で、該一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント
端子金具50a、50bに圧入できるようにしている。
そして、その一対のプラグ端子を、アダプタ本体10a
の一対の電源端子孔40a、40bに内蔵された一対の
コンセント端子金具50a、50bに電気的に接続でき
るようにしている。
【0045】一対のコンセント端子金具50a、50b
の一方のコンセント端子金具50aは、図2に示したよ
うに、一方のアダプタ本体10a中に没入させた一方の
プラグ端子30aの後端に連結している。そして、その
一方のコンセント端子金具50aを、一方のプラグ端子
30aに電気的に接続している。
【0046】一対のコンセント端子金具50a、50b
の他方のコンセント端子金具50bは、ワイヤ(図示せ
ず)を介して、他方のアダプタ本体10bの上部前端面
に突設された他方のプラグ端子30bの後端に電気的に
接続している。
【0047】一対のアダプタ本体10a、10bを軸2
0を介して連結している部分には、一対のアダプタ本体
10a、10bを軸20を中心にほぼV字状に開く方向
又はほぼ平行に閉じる方向に回動させる付勢力を、一対
のアダプタ本体10a、10bに付与する付勢手段60
を備えている。付勢手段60は、図4又は図5に示した
ように、軸20の周囲にヒゲばね62を遊嵌して、該ヒ
ゲばね62の左右の端部を、一対のアダプタ本体10
a、10bのそれぞれの内側面に形成された窪み18の
内側面に当接、係止させた構造をしている。そして、ヒ
ゲばね62が有する弾発力を用いて、一対のアダプタ本
体10a、10bを、軸20を中心に、開く方向又は閉
じる方向に回動させる付勢力を、一対のアダプタ本体1
0a、10bに付与している。
【0048】図1〜図5に示したアダプタは、以上のよ
うに構成している。
【0049】次に、このアダプタの使用例並びにその作
用を説明する。
【0050】このアダプタを海外コンセントに装着する
場合には、図4に示した付勢手段60を持つアダプタに
あっては、図1に2点鎖線で示したように、付勢手段6
0の付勢力を受けて、ほぼV字状に大きく開いた状態に
ある一対のアダプタ本体10a、10bを、付勢手段6
0の付勢力に抗して、軸20を中心にほぼV字状に所定
角度に狭く閉じる。そして、該一対のアダプタ本体10
a、10bの上部前端面に突設された一対のプラグ端子
30a、30bのピッチを、海外コンセントの一対の電
源端子孔(図示せず)のピッチに合わせる。
【0051】また、図5に示した付勢手段60を持つア
ダプタにあっては、図1に実線で示したように、付勢手
段60の付勢力を受けて、ほぼ平行に閉じた状態にある
一対のアダプタ本体10a、10bを、付勢手段60の
付勢力に抗して、軸20を中心にほぼV字状に所定角度
に開く。そして、該一対のアダプタ本体10a、10b
の上部前端面に突設された一対のプラグ端子30a、3
0bのピッチを、海外コンセントの一対の電源端子孔
(図示せず)のピッチに合わせる。
【0052】次いで、その一対のアダプタ本体10a、
10bの上部前端面に突設された一対のプラグ端子30
a、30bを、海外コンセントの一対の電源端子孔に差
し込む。そして、その一対のプラグ端子30a、30b
を、海外コンセントの一対の電源端子孔に内蔵された一
対のコンセント端子金具(図示せず)に圧入して、その
一対のコンセント端子金具に電気的に接続する。そし
て、アダプタを、海外コンセントに装着する。
【0053】その際には、付勢手段60を用いて、一対
のアダプタ本体10a、10bを軸20を中心に開く方
向又は閉じる方向に回動させて、一対のアダプタ本体1
0a、10bの上部前端面に突設された一対のプラグ端
子30a、30bを、それを圧入した海外コンセントの
一対のコンセント端子金具に押接させる。そして、その
一対のプラグ端子30a、30bを、海外コンセントの
一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金
具に確実に電気的に接続する。
【0054】それと共に、一対のアダプタ本体10a、
10bの一方のアダプタ本体10aの後端面に開設され
た一対の電源端子孔40a、40bに、日本製等の電気
器具に付設されたプラグの電源用の一対のプラグ端子
(図示せず)を差し込む。そして、その一対のプラグ端
子を、アダプタ本体10aの一対の電源端子孔40a、
40bに内蔵された一対のコンセント端子金具50a、
50bに圧入して、その一対のコンセント端子金具50
a、50bに電気的に接続する。
【0055】すると、日本製等の電気器具を、アダプタ
を介して、海外コンセントに電気的に接続できる。
【0056】なお、上述アダプタにおいては、図11に
示したように、一対のアダプタ本体10a、10bの上
端面に、ブロック材70を載せる搭載面12を形成する
と良い。そして、上述のようにして、一対のアダプタ本
体10a、10bの一対のプラグ端子30a、30b
を、海外コンセントの一対の電源端子孔に差し込んで、
該一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子
金具に圧入し、アダプタを海外コンセントに装着した際
に、一対のアダプタ本体10a、10bの搭載面12に
ブロック材70を載せると良い。そして、該ブロック材
70で一対のアダプタ本体10a、10bに荷重を加え
て、一対のアダプタ本体10a、10bを、海外コンセ
ントに対して、下方に回動、降下させると良い。そし
て、一対のアダプタ本体の一対のプラグ端子30a、3
0bを、海外コンセントの一対のコンセント端子金具に
強く押接させて、該一対のコンセント端子金具に確実に
電気的に接続できるようにすると良い。
【0057】また、一対のアダプタ本体10a、10b
には、その後部の上端等に、図11に示したように、ブ
ロック材70が一対のアダプタ本体10a、10bの搭
載面12から脱落するのを防ぐ防護壁14を備えると良
い。そして、ブロック材70を、一対のアダプタ本体1
0a、10bの搭載面12に、防護壁14を用いて、脱
落せぬように安定させて搭載できるようにすると良い。
【0058】また、上述アダプタにおいては、図6に示
したような、海外コンセントのアース端子孔に押入し
て、海外コンセントの一対の電源端子孔の開口部前端を
塞ぐ扉部材を一対の電源端子孔の開口部前端から排除す
る押しピン80を備えると良い。そして、海外コンセン
トにアース端子孔が備えられていて、その海外コンセン
トの一対の電源端子孔の開口部前端が扉部材で塞がれて
いる場合に、押しピン80を海外コンセントのアース端
子孔に押入して、その海外コンセントの一対の電源端子
孔の開口部前端から扉部材を排除できるようにすると良
い。そして、その海外コンセントの一対の電源端子孔
に、一対のアダプタ本体10a、10bの一対のプラグ
端子30a、30bを差し込むことができるようにする
と良い。
【0059】押しピン80は、例えば、図6に示したよ
うに、その台部82の一方の側面とその他方の側面とに
四角柱状のピン84と丸棒状のピン86とを突設した構
造に形成すると良い。又は、図7に2点鎖線で示したよ
うに、後述の接続コード110のコンセント100を台
部に用いて、該コンセントの一方の側部とその他方の側
部とにピン84、86を突設した構造に形成すると良
い。そして、その台部82又はコンセント100を手で
持つ等して、その四角柱状のピン84、又はその丸棒状
のピン86を、海外コンセントの四角孔状又は円形孔状
をしたアース端子孔に押入できるようにすると良い。
【0060】また、上述アダプタにおいては、一対のプ
ラグ端子30a、30bを、小幅な帯板状、小径な三角
形柱状、又は四角形以上の多角形柱状に形成しても良
い。そして、その帯板状、三角形柱状、又は多角形柱状
をした一対のプラグ端子30a、30bを、各種タイプ
の海外コンセントの帯孔状、円形孔状、方形孔状等をし
た一対の電源端子孔に抵抗なく円滑に差し込むことがで
きるようにしても良い。
【0061】また、上述アダプタを、欧州共同体型のプ
ラグを差し込むコンセントであって、その前端面の周囲
に側縁が突設されたコンセント以外の海外コンセントに
専ら装着する場合には、一対のプラグ端子30a、30
bを、一対の柱部材16a、16bを介さずに、一対の
アダプタ本体10a、10bの上部前端面に直接に突設
しても良い。そして、その一対のプラグ端子30a、3
0bを、欧州共同体型のプラグを差し込む側縁が突設さ
れたコンセント以外の海外コンセントに差し込むことが
できるようにしても良い。
【0062】また、上述アダプタにおいては、図7、図
8及び図10に示したよう、日本製等の電気器具に付
設されたプラグの電源用の一対のプラグ端子(図示せ
ず)を差し込む一対のコンセント端子金具100c、1
00dを内蔵した一対の電源端子孔100a、100b
を持つコンセント100と、アダプタ本体10aの一対
の電源端子孔40a、40bに差し込み可能なハの字状
に並べて配列されたオセアニアタイプの帯板状の一対の
プラグ端子102a、102bを持つプラグ102と、
該プラグ102の一対のプラグ端子102a、102b
と前記コンセント100の一対のコンセント端子金具1
00c、100dとを電気的に接続する一対の電線10
4とからなる接続コード110を備えると良い。
【0063】そして、海外コンセントに装着したアダプ
タ本体10aの一対の電源端子孔40a、40bに、接
続コード110のプラグ102のハの字状に並べて配列
された一対のプラグ端子102a、102bを差し込む
ことができるようにすると良い。それと共に、接続コー
ド110のコンセント100の一対のコンセント端子金
具100c、100dが内蔵された一対の電源端子孔1
00a、100bに、日本製等の電気器具のプラグの電
源用の一対のプラグ端子を差し込むことができるように
すると良い。そして、日本製等の電気器具を、接続コー
ド110とアダプタとを介して、海外コンセントに電気
的に接続できるようにすると良い。
【0064】又は、海外コンセントの一対の電源端子孔
が、一対の帯孔がハの字状に並べて配列された形状をし
ている場合に、そのコンセントの一対の電源端子孔に、
接続コード110のプラグ102のハの字状に並べて配
列されたオセアニアタイプの帯板状の一対のプラグ端子
102a、102bを差し込んで、その一対のプラグ端
子102a、102bを、海外コンセントの一対の電源
端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入で
きるようにすると良い。それと共に、接続コード110
のコンセント100の一対の電源端子孔100a、10
0bに、日本製等の電気器具のプラグの電源用の一対の
プラグ端子を差し込んで、該一対のプラグ端子を、コン
セント100の一対の電源端子孔100a、100bに
内蔵された一対のコンセント端子金具100c、100
dに圧入できるようにすると良い。そして、日本製等の
電気器具を、接続コード110を介して、帯孔がハの字
状に並べて配列された一対の電源端子孔を持つオセアニ
アタイプの海外コンセントに電気的に接続できるように
すると良い。
【0065】また、接続コード100を備えたアダプタ
にあっては、図9に示したように、帯板状をした一対の
プラグ端子102a、102bを、その軸方向と平行な
軸102c、102dを中心に回動可能にプラグ102
に付設すると良い。そして、海外コンセントの一対の電
源端子孔が、一対の帯孔が縦に並べて配列された形状を
している場合に、接続コード110のプラグ102の帯
板状をした一対のプラグ端子102a、102bを、そ
の軸方向と平行な軸102c、102dを中心に回動さ
せて、図9に2点鎖線で示したように、縦に並べて配列
し直すことができるようにすると良い。そして、その縦
に並べて配列した一対のプラグ端子102a、102b
を、海外コンセントの帯孔が縦に並べて配列された一対
の電源端子孔に差し込むことができるようにすると良
い。そして、その一対のプラグ端子102a、102b
を、海外コンセントの一対の電源端子孔に内蔵された一
対のコンセント端子金具に圧入して、該一対のコンセン
ト端子金具に電気的に接続できるようにすると良い。そ
れと共に、接続コード110のコンセント100の一対
の電源端子孔100a、100bにオセアニア製等の電
気器具に付設されたオセアニアタイプ等のプラグの電源
用の一対のプラグ端子を差し込むことができるようにす
ると良い。そして、その一対のプラグ端子を、接続コー
ド110のコンセント100の一対の電源端子孔100
a、100bに内蔵された一対のコンセント端子金具1
00c、100dに圧入して、該一対のコンセント端子
金具に電気的に接続できるようにすると良い。そして、
オセアニア製等の電気器具を、接続コード110を介し
て、ほぼ丸棒状をした一対のプラグ端子30a、30b
を持つ上述アダプタを装着不可能な、帯孔が縦に並べて
配列された一対の電源端子孔を持つアメリカンタイプの
海外コンセントに電気的に接続できるようにすると良
い。
【0066】また、上述アダプタ又は接続コード110
を、アメリカンタイプのプラグが付設された日本製等の
電気器具を海外コンセントに接続するのに専ら用いる場
合には、アダプタ本体10aの後端面に備える一対の電
源端子孔40a、40b、又は接続コードのコンセント
100に備える一対の電源端子孔100a、100bの
それぞれを、図3又は図10に示したように、台形筒状
に形成せずに、帯孔状に形成しても良い。そして、その
アダプタ本体10aの帯孔状をした一対の電源端子孔4
0a、40b、又は接続コードのコンセント100の帯
孔状をした一対の電源端子孔100a、100bに、日
本製等の電気器具に付設されたアメリカンタイプのプラ
グの帯板が縦に並べて配列された一対のプラグ端子のみ
を差し込むことができるようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアダプタ
によれば、海外各国の各種タイプのコンセントの一対の
電源端子孔のピッチに、一対のアダプタ本体の一対のプ
ラグ端子のピッチを合わせることができる。そして、そ
の一対のプラグ端子を、海外コンセントの一対の電源端
子孔に差し込むことができる。そして、その一対のプラ
グ端子を、海外コンセントの一対の電源端子孔に内蔵さ
れた一対のコンセント端子金具に圧入して、該一対のコ
ンセント端子金具に電気的に接続できる。そして、本発
明のアダプタを、海外コンセントに装着できる。
【0068】その際には、付勢手段の付勢力を用いて、
一対のアダプタ本体の一対のプラグ端子を海外コンセン
トの一対の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント端
子金具に押接させることができる。そして、一対のアダ
プタ本体の一対のプラグ端子を、海外コンセントの一対
の電源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に
確実に電気的に接続できる。
【0069】それと共に、アダプタ本体の一対の電源端
子孔に、日本製等の電気器具に付設されたプラグの電源
用の一対のプラグ端子を差し込むことができる。そし
て、その一対のプラグ端子を、アダプタ本体の一対の電
源端子孔に内蔵された一対のコンセント端子金具に圧入
して、該一対のコンセント端子金具に電気的に接続でき
る。そして、日本製等の電気器具を、本発明のアダプタ
を介して、海外コンセントに電気的に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアダプタの前端面図である。
【図2】図1のA―A断面図である。
【図3】本発明のアダプタの後端面図である。
【図4】本発明のアダプタの付勢手段の構造説明図であ
る。
【図5】本発明のアダプタの付勢手段の構造説明図であ
る。
【図6】本発明のアダプタの押しピンの拡大斜視図であ
る。
【図7】本発明のアダプタの接続コードの一部省略拡大
正面図である。
【図8】本発明のアダプタの接続コードのプラグの拡大
側面図である。
【図9】本発明のアダプタの接続コードのプラグの拡大
側面図である。
【図10】本発明のアダプタの接続コードのコンセント
の拡大側面図である。
【図11】本発明のアダプタの断面図である。
【図12】コンチネンタルタイプのプラグの前端面図で
ある。
【図13】欧州共同体型のプラグの前端面図である。
【図14】旧イギリスタイプのプラグの前端面図であ
る。
【図15】旧イギリスタイプのプラグの前端面図であ
る。
【図16】新イギリスタイプのプラグの前端面図であ
る。
【図17】オセアニアタイプのプラグの前端面図であ
る。
【図18】アメリカンタイプのプラグの前端面図であ
る。
【符号の説明】
10a、10b アダプタ本体 12 搭載面 14 防護壁 16a、16b 柱部材 18 窪み 20 軸 30a、30b プラグ端子 30c アース端子 30d アース端子孔 40a、40b 電源端子孔 50a、50b コンセント端子金具 60 付勢手段 62 ヒゲばね 70 ブロック材 80 押しピン 82 台部 84、86 ピン 100 コンセント 100a、100b 電源端子孔 100c、100d コンセント端子金具 102 プラグ 102a、102b プラグ端子 104 電線 110 接続コード

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体からなる一対のアダプタ本体であ
    って、その下部を軸を介して回動可能に連結して、ほぼ
    V字状に開閉可能に構成した一対のアダプタ本体と、 該一対のアダプタ本体のそれぞれの上部前端面に突設し
    たプラグ端子と、 前記一対のアダプタ本体の一方のアダプタ本体の後端面
    に開設した、電気器具に付設されたプラグの一対のプラ
    グ端子を差し込む一対の電源端子孔と、 該一対の電源端子孔のそれぞれに内蔵して、記プラグ
    端子に電気的に接続したコンセント端子金具と、 前記一対のアダプタ本体を前記軸を中心にほぼV字状に
    開く方向又はほぼ平行に閉じる方向に回動させる付勢力
    を一対のアダプタ本体に付与する付勢手段とを備えたこ
    とを特徴とする海外コンセント用アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記一対のアダプタ本体のそれぞれの
    部前端面に絶縁体からなる柱部材を延設して、該柱部材
    の先端面に前記プラグ端子を突設した請求項1記載の海
    外コンセント用アダプタ。
  3. 【請求項3】 海外コンセントのアース端子孔に押入し
    て、前記海外コンセントの電源端子孔の開口部前端を塞
    ぐ扉部材を前記電源端子孔の開口部前端から排除する押
    しピンを、付属品として備えた請求項1又記載の海
    外コンセント用アダプタ。
  4. 【請求項4】 前記プラグ端子を、直径が約4mmのほ
    ぼ丸棒状に形成した請求項1、2又記載の海外コン
    セント用アダプタ。
  5. 【請求項5】 電気器具に付設されたプラグの電源用の
    一対のプラグ端子を差し込むコンセント端子金具を内蔵
    した一対の電源端子孔を持つコンセントと、前記アダプ
    タ本体の一対の電源端子孔に差し込み可能な帯板状をし
    た一対のプラグ端子がハの字状に起立させて並べて配列
    されたプラグと、該プラグのプラグ端子と前記コンセン
    のコンセント端子金具とを電気的に接続する電線と
    ら構成される接続コードを、付属品として備えた請求項
    1、2、3又記載の海外コンセント用アダプタ。
  6. 【請求項6】 前記アダプタ本体の一対の電源端子孔、
    又は前記接続コードのコンセントの一対の電源端子孔の
    それぞれをほぼ台形筒状に形成して、そのほぼ台形筒状
    に形成された一対の電源端子孔のほぼ山形状をなす頂部
    内側面がアダプタ本体又はコンセントの外側に配置され
    るようにして、該一対の電源端子孔を前記アダプタ本体
    又はコンセントに対向させて並べて配列し、該アダプタ
    本体又はコンセントの一対の電源端子孔のそれぞれに内
    蔵した前記コンセント端子金具の左右にハの字状に並べ
    て配列した起立壁のそれぞれをほぼ台形筒状に形成され
    記電源端子孔の左右の内側面に沿わせて配列した請
    求項1、2、3、4又記載の海外コンセント用アダ
    プタ。
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