JP3255046U - バリ取り工具 - Google Patents
バリ取り工具Info
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- JP3255046U JP3255046U JP2026000087U JP2026000087U JP3255046U JP 3255046 U JP3255046 U JP 3255046U JP 2026000087 U JP2026000087 U JP 2026000087U JP 2026000087 U JP2026000087 U JP 2026000087U JP 3255046 U JP3255046 U JP 3255046U
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Abstract
【課題】刃部が摩耗した際に、刃部の形状を維持したまま刃部を研削することができるバリ取り工具を提供する。
【解決手段】バリ取り工具1は、回転軸A上に設けられた柄部2と、柄部2から回転軸A上に延設された切削部3と、を備える。切削部3は、回転軸Aの軸方向に沿って、半径方向外側に弧を描く刀身30を、周方向に3つ備える。刀身30は、長円弧状の形状であり、先端側の円弧状の第1刃部31と、柄部2側の円弧状の第2刃部32と、第1刃部31と第2刃部32との間を接合する刃元33と、から形成される。第1刃部31と第2刃部32は、それぞれが研削されることによって、刃元33の刃元長Yが短くなるものの、第1刃部31と第2刃部32の刃部幅Wが縮小されることがない。このため、バリ取り工具1は、研削されることによって、第1刃部31と第2刃部32の形状が維持される。
【選択図】図2
【解決手段】バリ取り工具1は、回転軸A上に設けられた柄部2と、柄部2から回転軸A上に延設された切削部3と、を備える。切削部3は、回転軸Aの軸方向に沿って、半径方向外側に弧を描く刀身30を、周方向に3つ備える。刀身30は、長円弧状の形状であり、先端側の円弧状の第1刃部31と、柄部2側の円弧状の第2刃部32と、第1刃部31と第2刃部32との間を接合する刃元33と、から形成される。第1刃部31と第2刃部32は、それぞれが研削されることによって、刃元33の刃元長Yが短くなるものの、第1刃部31と第2刃部32の刃部幅Wが縮小されることがない。このため、バリ取り工具1は、研削されることによって、第1刃部31と第2刃部32の形状が維持される。
【選択図】図2
Description
本考案は、切削加工において被加工物に発生したバリを切削するバリ取り工具に関する。
従来、切削加工において被加工物に発生したバリを切削するバリ取り工具として、下記特許文献1に、刃具部を有するバリ取り工具が記載されている。特許文献1の刃具部は、回転中心軸と水平になる方向に設けられた溝と、溝の周囲に設けられた刃部と、刃具部の円周に沿って設けられる面であって、異なる位置に形成される刃部の間に設けられるガイド面と、を有するものである。
しかしながら、特許文献1に記載の従来のバリ取り工具は、刃部が溝の周囲に設けられているため、刃部の形状を維持したまま刃部を研削することができず、使用により刃部が摩耗した際には、バリ取り工具として使用することが困難となり、使い捨てになるという課題があった。
本考案は、上述の点に鑑みてなされたものであり、刃部が摩耗した際に、刃部の形状を維持したまま刃部を研削することができるバリ取り工具を提供することを目的とする。
本明細書の実施形態に係るバリ取り工具は、
回転軸上に設けられた柄部と、該柄部から回転軸上に延設された切削部と、を備えるドリル穴用のバリ取り工具であって、
該切削部は、該回転軸の軸方向に沿って、半径方向外側に弧を描く刀身を備え、
該刀身は、先端側の円弧状の第1刃部と、該柄部側の円弧状の第2刃部と、該第1刃部と該第2刃部との間を接合する刃元と、からなる長円弧状の形状である、ことを特徴とする。
回転軸上に設けられた柄部と、該柄部から回転軸上に延設された切削部と、を備えるドリル穴用のバリ取り工具であって、
該切削部は、該回転軸の軸方向に沿って、半径方向外側に弧を描く刀身を備え、
該刀身は、先端側の円弧状の第1刃部と、該柄部側の円弧状の第2刃部と、該第1刃部と該第2刃部との間を接合する刃元と、からなる長円弧状の形状である、ことを特徴とする。
本明細書の実施形態に係るバリ取り工具によれば、第1刃部が被加工物に形成されたドリル穴の表面側のバリを切削することができ、バリ取り工具の切削部を先端からドリル穴に挿入させることにより、第2刃部がドリル穴の裏面側のバリを切削することができる。第1刃部と第2刃部とが摩耗した際には、第1刃部と第2刃部をそれぞれが相向かう方向に研削することができ、第1刃部と第2刃部との間を接合する刃元があることによって、第1刃部と第2刃部は、半径方向の刃部の幅が短くなることなく、刃部の形状が維持されたまま刃部を研削することができる。
ここで、上記バリ取り工具において、前記刀身は、前記回転軸の周方向に2又は3つ備える構成とすることができる。
これによれば、バリ取り工具を切削性に優れるものとすることができる。
また、上記バリ取り工具において、前記刃元の前記軸方向の長さは、前記第1刃部又は前記第2刃部の該軸方向の長さの0.5~5倍の長さである構成とすることができる。
これによれば、バリ取り工具は、刃部の形状が維持されたまま刃部を研削することができるとともに、取り扱い性に優れるものとすることができる。
本考案のバリ取り工具によれば、刃部が摩耗した際に、刃部の形状が維持されたまま刃部を研削することができる。
以下、本考案に係るバリ取り工具1を図面に基づいて説明する。なお、本考案の範囲は、実施形態で開示される範囲に限定されるものではない。
実施形態に係るバリ取り工具1は、柄部2が図示しない回転工具のチャックに取り付けられ、図3に示すように、被加工物Pに形成されたドリル穴Hに生じたバリBを切削して除去する工具である。図1及び図2に示すように、バリ取り工具1は、回転軸A上の柄部2と、柄部2から先端にかけて回転軸A上に延設された切削部3と、を備える。バリ取り工具1は、回転軸Aを中心に回転することによって、切削部3がバリBを切削して除去するものである。
ここで、本明細書において、バリ取り工具1の向きは、図1及び図2に示すように、切削部3が設けられた側を上とし、その反対側の柄部2が設けられた側を下とする。図示で使用する、Uは上、Dは下を示す。また、バリ取り工具1の回転軸Aを基準に、半径方向内側又は外側と表現することがある。
バリ取り工具1の大きさは、バリBを切削して除去するドリル穴Hの大きさによって定められる。実施形態では、バリ取り工具1の刃部幅W(切削部3の半径)は、ドリル穴Hの直径の1/4(±20%)とした。
切削部3は、バリBを切削して除去するものであり、3つの刀身30から構成される。3つの刀身30は、回転軸Aの軸方向に沿った長円弧状の形状をなし、回転軸Aに対して周方向に均等の間隔で配置され、長円弧状の形状のそれぞれの弧が半径方向外側に向けられている。
図1及び図2に示すように、刀身30の上下方向の形状は、回転軸Aに沿った上下にかけて半径方向外側に弧を描く形状であり、先端側の円弧状の第1刃部31と、柄部2側の円弧状の第2刃部32と、第1刃部31と第2刃部32との間を接合する刃元33と、から構成される。それぞれの刀身30は、第1刃部31、第2刃部32及び刃元33が一体に成形されている。
切削部3における刀身30の周方向は、上側から見て、反時計回り側にバリBを切削する刃先31a、32aを備え、時計回り側に刃物の背となる峰31b、32bを備える。このため、実施形態のバリ取り工具1では、上側から見て、バリ取り工具1が反時計回りに回転することにより、バリBを切削して除去することができるものである。
バリ取り工具1の使用により、第1刃部31と第2刃部32とが摩耗した際には、第1刃部31と第2刃部32とをそれぞれ相向かう方向に研削することができる。図4に示すように、第1刃部31と第2刃部32は、それぞれが研削されることによって、刃元33の上下方向の長さが短くなるものの、第1刃部31と第2刃部32との間に刃元33が一体に成形されていることによって、第1刃部31と第2刃部32の刃部幅Wが研削前から縮小されることなく保たれるものとなる。このため、バリ取り工具1は、第1刃部31と第2刃部32が研削されても、第1刃部31と第2刃部32の形状が維持されるものである。なお、実施形態では、刃元33の上下方向の刃元長Y(図2)は、第1刃部31又は第2刃部32の上下方向の刃部長Xの2倍の長さとしている。
バリ取り工具1を形成する素材の材質は、一般的なドリル刃に使用されている素材の材質を使用することができ、実施形態では、バリ取り工具1を形成する素材の材質として、ハイス鋼(高速度工具鋼)を使用した。バリ取り工具1は、一般的な切削工具と同じ製造方法を用いて製造することができる。
バリ取り工具1の切削部3には、耐摩耗性を向上させるために、コーティングを施すことができ、実施形態では、バリ取り工具1の切削部3は、TiAlNコーティングが施されたものである。
次に、バリ取り工具1を用いて、被加工物Pに形成されたドリル穴Hに生じたバリBを切削する方法について説明する。実施形態のバリ取り工具1は、図3に示す、内側が空洞のチューブ状の被加工物Pなど、内面側からバリBを切削することができないワークのバリ取りに適しているものである。
バリ取り工具1は、図示しない回転工具に取り付けられ、回転軸Aを中心に回転してバリBを切削して除去する。被加工物Pの外面側に生じたバリBは、図3(A)に示すように、バリ取り工具1の切削部3の上側先端の第1刃部31によって外面側から切削して除去することができる。被加工物Pの内面側に生じたバリBは、図3(B)に示すように、ドリル穴Hからバリ取り工具1の切削部3を挿入させて、切削部3の下側の第2刃部32によって、内面側からバリBを切削して除去することができる。
バリ取りを繰り返すことによって、バリ取り工具1の第1刃部と第2刃部とが摩耗した際には、第1刃部31と第2刃部32とをそれぞれ相向かう方向に研削することによって、切削性能を回復させることができる。第1刃部31と第2刃部32とがそれぞれ研削されることによって、刀身30は、第1刃部31が下側に、第2刃部32が上側に、それぞれ短縮される。
実施形態のバリ取り工具1は、第1刃部31と第2刃部32との間に、上下方向の刃元33が設けられている。このため、図4に示すように、第1刃部31と第2刃部32とがそれぞれ研削されることによって、刃元33の刃元長Yが短くなる(Y→Y1→Y2)ものの、刃元33が設けられていることによって、第1刃部31と第2刃部32の刃部幅Wが縮小されることがない。つまり、第1刃部31と第2刃部32の形状が維持されたまま、第1刃部31と第2刃部32を研削することができる。このため、実施形態のバリ取り工具1は、第1刃部31と第2刃部32が研削されることによって、バリ取りの切削性能を回復させることができる。
切削部3(第1刃部31及び第2刃部32)の研削は、汎用の加工機を用いて行うことができる。汎用の加工機として、万能工具研削盤(牧野フライス精機社製)、CNC工具研削盤((オーストラリア)ANCA社製)などがある。
なお、実施形態のバリ取り工具1は、以下のような形態であってもその実施をすることができる。
実施形態のバリ取り工具1は、切削部3が3つの刀身30を備えるものとしたが、切削部3が刀身30を2又は3つ備えるものとすることができる。バリ取り工具1を、シンプルな形状にすることができるとともに、切削性に優れるものとすることができる。切削部3を構成する刀身30が2つ未満(1つ)である場合には、バリ取り工具1は、周方向のバランスが悪いものとなり、これにより、切削性能が劣るおそれがある。一方、切削部3を構成する刀身30が3つを超える(4つ以上)場合には、切削部3の構造が複雑になり、バリ取り工具1は、その生産に際して、加工性に劣るものとなるおそれがある。
実施形態のバリ取り工具1では、刃元33の上下方向の刃元長Y(図2)は、第1刃部31又は第2刃部32の上下方向の刃部長Xの2倍の長さとしたが、刃元長Yは、刃部長Xの0.5~5倍の長さとすることができる。バリ取り工具1は、切削部3の第1刃部31又は第2刃部32が研削されても、バリ取り性能が維持され、取り扱い性も維持されるものとすることができるためである。刃元長Yが刃部長Xの0.5倍未満の長さである場合には、第1刃部31又は第2刃部32が研削されることにより、刃元33までもが研削されてしまい、第1刃部31又は第2刃部32の刃部幅Wが縮小され、バリ取り工具1のバリ取り性能を維持することができないおそれがある。一方、刃元長Yが刃部長Xの5倍の長さを超える場合には、切削部3が上下方向に長くなってしまい、バリ取り工具1としての取り扱い性が劣るおそれがある。別の実施形態として、刃元長Yは、刃部長Xの1~3倍の長さとすることができる。
実施形態のバリ取り工具1では、バリ取り工具1を形成する素材として、ハイス鋼(高速度工具鋼)を使用したが、バリ取り工具1を形成する素材は、ハイス鋼に限られるものではなく、例えば、超硬合金(炭化タングステン、炭化チタン等)、セラミックス、PCD、CBNなども使用することができる。バリ取り工具1を形成する素材は、被切削材としての被加工物Pの材質によって選定することができる。
実施形態のバリ取り工具1では、バリ取り工具1の切削部3に耐摩耗性を向上させるために、TiAlNコーティングを施した。切削部3に施すコーティングは、TiAlNコーティングに限られるものではなくTiN、TiAlSiN、DLC、ダイヤモンドなどのコーティングも用いることができる。
実施形態のバリ取り工具1では、切削部3における刀身30の周方向の形状は、上側から見て、反時計回り側に刃先31a、32aを備え、時計回り側に峰31b、32bを備えるものとしたが、上側から見て、時計回り側に刃先31a、32aを備え、反時計回り側に峰31b、32bを備えるものとすることもできる。この場合、バリ取り工具1は、上側から見て時計回りに回転させて使用することができる。
1 バリ取り工具
2 柄部
3 切削部
30 刀身
31 第1刃部
31a 刃先
31b 峰
32 第2刃部
32a 刃先
32b 峰
33 刃元
A 回転軸
B バリ
H ドリル穴
P 被加工物
W 刃部幅
X 刃部長
Y 刃元長
2 柄部
3 切削部
30 刀身
31 第1刃部
31a 刃先
31b 峰
32 第2刃部
32a 刃先
32b 峰
33 刃元
A 回転軸
B バリ
H ドリル穴
P 被加工物
W 刃部幅
X 刃部長
Y 刃元長
Claims (3)
- 回転軸上に設けられた柄部と、該柄部から回転軸上に延設された切削部と、を備えるドリル穴用のバリ取り工具であって、
該切削部は、該回転軸の軸方向に沿って、半径方向外側に弧を描く刀身を備え、
該刀身は、先端側の円弧状の第1刃部と、該柄部側の円弧状の第2刃部と、該第1刃部と該第2刃部との間を接合する刃元と、からなる長円弧状の形状である、ことを特徴とするバリ取り工具。 - 前記刀身は、前記回転軸の周方向に2又は3つ備えることを特徴とする請求項1に記載のバリ取り工具。
- 前記刃元の前記軸方向の長さは、前記第1刃部又は前記第2刃部の該軸方向の長さの0.5~5倍の長さであることを特徴とする請求項1又は2に記載のバリ取り工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026000087U JP3255046U (ja) | 2026-01-13 | 2026-01-13 | バリ取り工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026000087U JP3255046U (ja) | 2026-01-13 | 2026-01-13 | バリ取り工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3255046U true JP3255046U (ja) | 2026-03-12 |
Family
ID=99006665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026000087U Active JP3255046U (ja) | 2026-01-13 | 2026-01-13 | バリ取り工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3255046U (ja) |
-
2026
- 2026-01-13 JP JP2026000087U patent/JP3255046U/ja active Active
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3255046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |