JP3253124B2 - 液体貯槽 - Google Patents
液体貯槽Info
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- JP3253124B2 JP3253124B2 JP09797992A JP9797992A JP3253124B2 JP 3253124 B2 JP3253124 B2 JP 3253124B2 JP 09797992 A JP09797992 A JP 09797992A JP 9797992 A JP9797992 A JP 9797992A JP 3253124 B2 JP3253124 B2 JP 3253124B2
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLNGやLPG
等の低温液体を貯蔵するための液体貯槽に係り、特に、
貯蔵液面に対して近接した屋根部を有する液体貯槽に関
するものである。
等の低温液体を貯蔵するための液体貯槽に係り、特に、
貯蔵液面に対して近接した屋根部を有する液体貯槽に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LNGやLPG等の低温液体は安
全性などの観点から地下を掘削して構築された地下式液
体貯槽に貯蔵されている。
全性などの観点から地下を掘削して構築された地下式液
体貯槽に貯蔵されている。
【0003】図8に示すように、従来の地下式液体貯槽
は地下を掘削して有底円筒状のコンクリート躯体aを構
築すると共に、地面と略同じ高さに位置する、その上部
開口部にドーム状の屋根部bを有している。そして、コ
ンクリート躯体a内面には保冷材cが張り付けてあり、
さらに、この保冷材cの内面には低温液体を実質的に貯
蔵するためのメンブレンパネルdが設けてある。
は地下を掘削して有底円筒状のコンクリート躯体aを構
築すると共に、地面と略同じ高さに位置する、その上部
開口部にドーム状の屋根部bを有している。そして、コ
ンクリート躯体a内面には保冷材cが張り付けてあり、
さらに、この保冷材cの内面には低温液体を実質的に貯
蔵するためのメンブレンパネルdが設けてある。
【0004】また、屋根部bの頂部には安全弁eが設け
てあり、外部入熱などによって低温液体がガス化し、貯
槽内部圧力が所定圧力になった時に、内部の高圧ガスG
を大気放出して貯槽内部圧力の上昇を防止している。ま
た、この安全弁eは一つの液体貯槽に通常、少なくとも
二つ設けられており、一方が点検や故障してその機能を
失った場合、他方がその機能をバックアップするように
なっている。
てあり、外部入熱などによって低温液体がガス化し、貯
槽内部圧力が所定圧力になった時に、内部の高圧ガスG
を大気放出して貯槽内部圧力の上昇を防止している。ま
た、この安全弁eは一つの液体貯槽に通常、少なくとも
二つ設けられており、一方が点検や故障してその機能を
失った場合、他方がその機能をバックアップするように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
土地の有効利用や地域住民への心理的影響などの理由に
より、屋根部が地上に殆ど露出しない低ドーム状または
平屋根型式の屋根部を有した液体貯槽が提案されてい
る。
土地の有効利用や地域住民への心理的影響などの理由に
より、屋根部が地上に殆ど露出しない低ドーム状または
平屋根型式の屋根部を有した液体貯槽が提案されてい
る。
【0006】しかしながら、この液体貯槽は、従来のド
ーム状屋根式の液体貯槽に比較して屋根底面と貯蔵され
ている貯蔵液体の液面との空間が狭くなってしまうた
め、必然的に液面と屋根部に設けられた安全弁との距離
が短くなる、従って、地震等が発生して液面が波立って
スロッシング現象が発生した場合、貯蔵液が安全弁内に
侵入し、その出口を塞いで内部のガスが放出されなくな
ってしまう虞がある。
ーム状屋根式の液体貯槽に比較して屋根底面と貯蔵され
ている貯蔵液体の液面との空間が狭くなってしまうた
め、必然的に液面と屋根部に設けられた安全弁との距離
が短くなる、従って、地震等が発生して液面が波立って
スロッシング現象が発生した場合、貯蔵液が安全弁内に
侵入し、その出口を塞いで内部のガスが放出されなくな
ってしまう虞がある。
【0007】そこで、本発明はこれらの問題点を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的はスロ
ッシング現象が発生した場合、貯蔵液が安全弁に侵入す
ることを未然に防止すると共に、ガスを安全に放出する
ことのできる液体貯槽を提供するものである。
解決するために案出されたものであり、その目的はスロ
ッシング現象が発生した場合、貯蔵液が安全弁に侵入す
ることを未然に防止すると共に、ガスを安全に放出する
ことのできる液体貯槽を提供するものである。
【0008】上記目的を達成するために本発明は低温液
体を貯蔵する躯体の上部開口部に貯蔵液体に対して近接
した屋根部を有すると共に、その屋根部に、上記躯体内
のガスを大気放出して圧力を調整する安全弁を備えた液
体貯槽において、上記安全弁を、上記屋根部に対して所
定の間隔を隔てて貫通された複数の排気管と、これら各
排気管の上端部を合流してその上端部に設けられた上部
安全弁と、上記排気管の下端部にそれぞれ近接離間自在
に設けられ、上記排気管の下部開口部に当接してその排
気管内への貯蔵液の侵入を防ぐためのフロート弁とから
構成し、かつ、そのフロート弁を上記排気管の下端に設
けられたコイルスプリングで離間方向に付勢させたもの
である。
体を貯蔵する躯体の上部開口部に貯蔵液体に対して近接
した屋根部を有すると共に、その屋根部に、上記躯体内
のガスを大気放出して圧力を調整する安全弁を備えた液
体貯槽において、上記安全弁を、上記屋根部に対して所
定の間隔を隔てて貫通された複数の排気管と、これら各
排気管の上端部を合流してその上端部に設けられた上部
安全弁と、上記排気管の下端部にそれぞれ近接離間自在
に設けられ、上記排気管の下部開口部に当接してその排
気管内への貯蔵液の侵入を防ぐためのフロート弁とから
構成し、かつ、そのフロート弁を上記排気管の下端に設
けられたコイルスプリングで離間方向に付勢させたもの
である。
【0009】
【作用】本発明は上述したように構成のため、地震など
により上記液体貯槽内でスロッシング現象が発生し、液
面の一部が上昇していずれかの排気管の下端部に達する
と、その下端に設けられたフロート弁がその浮力によっ
て上昇して排気管の下部開口部に当接してこれを瞬時に
塞ぐことになるため、貯蔵液体が安全弁内にそのまま侵
入するのを確実に防止することができる。また、液面が
下降して上記排気管の下端部から離れると、フロート弁
も離れて排気管の下部開口部が開き、貯槽内部のガスの
みを排気管に導入することになる。また、液面の降下に
よりフロート弁への浮力がなくなると、フロート弁自体
の自重に加えてコイルスプリングの付勢力によってフロ
ート弁が排気管の下部開口部から確実に離されることに
なるため、吸着した状態で排気が行われないといった不
都合も確実に回避することができる。従って、本発明は
貯槽の屋根部を液面に近接することによって生ずる弊
害、すなわち、安全弁への液体の侵入を未然に防止でき
ることは勿論、安全弁本来の排気機能を喪失することも
ない。さらに、排気管の上端部を合流してその上端部に
一つの上部安全弁を設けることにより、使用する上部安
全弁の数を省略することができ、コストの削減も達成で
きる。
により上記液体貯槽内でスロッシング現象が発生し、液
面の一部が上昇していずれかの排気管の下端部に達する
と、その下端に設けられたフロート弁がその浮力によっ
て上昇して排気管の下部開口部に当接してこれを瞬時に
塞ぐことになるため、貯蔵液体が安全弁内にそのまま侵
入するのを確実に防止することができる。また、液面が
下降して上記排気管の下端部から離れると、フロート弁
も離れて排気管の下部開口部が開き、貯槽内部のガスの
みを排気管に導入することになる。また、液面の降下に
よりフロート弁への浮力がなくなると、フロート弁自体
の自重に加えてコイルスプリングの付勢力によってフロ
ート弁が排気管の下部開口部から確実に離されることに
なるため、吸着した状態で排気が行われないといった不
都合も確実に回避することができる。従って、本発明は
貯槽の屋根部を液面に近接することによって生ずる弊
害、すなわち、安全弁への液体の侵入を未然に防止でき
ることは勿論、安全弁本来の排気機能を喪失することも
ない。さらに、排気管の上端部を合流してその上端部に
一つの上部安全弁を設けることにより、使用する上部安
全弁の数を省略することができ、コストの削減も達成で
きる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明の液体貯槽2を示す概略図で
ある。この液体貯槽2はLNGやLPG等の低温液体を
安全に貯蔵するためのものであり、図示するように、地
面を掘削して構築された有底円筒状のコンクリート躯体
3の上部開口部に、これを塞ぐように地面と略同じ高さ
に位置したコンクリート製の平板状屋根部4を有してい
る。また、このコンクリート躯体3及び平板状屋根部4
の内面には外部入熱を防止する保冷材5が貼り付けてあ
り、さらにこの保冷材5の内面には低温液体を実質的に
貯蔵するメンブレンパネル6或いはシールプレートが設
けてある。
ある。この液体貯槽2はLNGやLPG等の低温液体を
安全に貯蔵するためのものであり、図示するように、地
面を掘削して構築された有底円筒状のコンクリート躯体
3の上部開口部に、これを塞ぐように地面と略同じ高さ
に位置したコンクリート製の平板状屋根部4を有してい
る。また、このコンクリート躯体3及び平板状屋根部4
の内面には外部入熱を防止する保冷材5が貼り付けてあ
り、さらにこの保冷材5の内面には低温液体を実質的に
貯蔵するメンブレンパネル6或いはシールプレートが設
けてある。
【0012】また、この平板状屋根部4には安全弁1が
径方向外方に、一対設けられており、貯槽2内のガスG
を大気中に放出して貯槽2内の圧力を調節している。こ
の安全弁1は屋根部4を貫通するように立設された内部
中空の排気管7の上端部に上部安全弁8を備えると共
に、下端部にフロート弁9を備えた構造をしている。
径方向外方に、一対設けられており、貯槽2内のガスG
を大気中に放出して貯槽2内の圧力を調節している。こ
の安全弁1は屋根部4を貫通するように立設された内部
中空の排気管7の上端部に上部安全弁8を備えると共
に、下端部にフロート弁9を備えた構造をしている。
【0013】このフロート弁9は例えば、図2に示すよ
うに、排気管7の下部に位置し、その下部開口部1aを
塞ぐように面する略円柱状をした内部中空のフロート1
0と、フロート10の上面から垂直上方に延出し、排気
管7の下端部を囲繞するように設けられた一対のガイド
体11と、このガイド体11の長さ方向に形成されたガ
イド溝12と、このガイド体11をガイド溝12に沿っ
て上下動自在に係合するガイドピン13とから構成され
ており、フロート10が上下動することによって排気管
7の下部開口部1aを開閉自在に制御している。
うに、排気管7の下部に位置し、その下部開口部1aを
塞ぐように面する略円柱状をした内部中空のフロート1
0と、フロート10の上面から垂直上方に延出し、排気
管7の下端部を囲繞するように設けられた一対のガイド
体11と、このガイド体11の長さ方向に形成されたガ
イド溝12と、このガイド体11をガイド溝12に沿っ
て上下動自在に係合するガイドピン13とから構成され
ており、フロート10が上下動することによって排気管
7の下部開口部1aを開閉自在に制御している。
【0014】次に、本発明の作用を説明する。
【0015】図1中破線に示すように、通常、液体貯槽
2の液面Lは略平坦な状態となっており、外部入熱など
によって貯槽2内が所定圧以上に達すると、屋根部4に
設けられた安全弁1の一方或いは二つの上部安全弁8が
同時に作動し、貯槽2内のガスGを大気中に放出する。
ところが、この状態で地震などによって液体貯槽2が震
動を受けると、内部に貯蔵されている低温液体にスロッ
シングが発生し、例えば図1中実線に示すように、液面
Lの一方が隆起して屋根部4の位置に達した場合、図3
(B)に示すように、フロート弁9のフロート10がそ
の浮力によって上昇し、排気管7の下部開口部1aを塞
ぎ、排気管7への低温液体の侵入を防止することにな
る。そして反対に、液面Lが下降した位置にある安全弁
1のフロート弁9ではフロート10がその自重によって
図3(A)に示すように最下端に位置しており、排気管
7の下部開口部1aを開いた状態となって、ガスGを排
気管7内に導入することになる。
2の液面Lは略平坦な状態となっており、外部入熱など
によって貯槽2内が所定圧以上に達すると、屋根部4に
設けられた安全弁1の一方或いは二つの上部安全弁8が
同時に作動し、貯槽2内のガスGを大気中に放出する。
ところが、この状態で地震などによって液体貯槽2が震
動を受けると、内部に貯蔵されている低温液体にスロッ
シングが発生し、例えば図1中実線に示すように、液面
Lの一方が隆起して屋根部4の位置に達した場合、図3
(B)に示すように、フロート弁9のフロート10がそ
の浮力によって上昇し、排気管7の下部開口部1aを塞
ぎ、排気管7への低温液体の侵入を防止することにな
る。そして反対に、液面Lが下降した位置にある安全弁
1のフロート弁9ではフロート10がその自重によって
図3(A)に示すように最下端に位置しており、排気管
7の下部開口部1aを開いた状態となって、ガスGを排
気管7内に導入することになる。
【0016】大容量の液体貯槽の場合、この状態は4〜
5秒間続くことになるが、その後液面Lの下降によって
液面Lの状態が反対になると、それぞれのフロート弁9
のフロート10が反対方向に動くことになり、常にいず
れか一方のフロート弁9が作動することになる。
5秒間続くことになるが、その後液面Lの下降によって
液面Lの状態が反対になると、それぞれのフロート弁9
のフロート10が反対方向に動くことになり、常にいず
れか一方のフロート弁9が作動することになる。
【0017】このように、本発明に係る安全弁1では上
部安全弁8を備えた排気管7の下端に液面Lの上昇に応
じて作動するフロート弁9を設けたことにより、低ドー
ム状の屋根を有する液体貯槽2の弊害、すなわち、液面
Lと上部安全弁8との距離が短くなることによって発生
し易くなる上部安全弁8への貯蔵液体の侵入を未然に防
止することが可能となる。
部安全弁8を備えた排気管7の下端に液面Lの上昇に応
じて作動するフロート弁9を設けたことにより、低ドー
ム状の屋根を有する液体貯槽2の弊害、すなわち、液面
Lと上部安全弁8との距離が短くなることによって発生
し易くなる上部安全弁8への貯蔵液体の侵入を未然に防
止することが可能となる。
【0018】一方、上記実施例のフロート弁9はフロー
ト10の浮力と自重とによって排気管7の下部開口部1
aから近接離間自在に上下動するようになっているが、
場合によっては液面Lが下降しても、フロート10が排
気管7の下部開口部1aに吸着した状態で離れなくなっ
てその箇所の排気機能が麻痺することが考えられる。そ
のため、図4に示すように、フロート10と排気管7の
下部開口部1aの間にコイルスプリング14を設け、液
面Lが下降した際にフロート10が排気管7の下部開口
部1aから離れるように付勢させることが望ましい。ま
た、排気管7の上部に設けてある上部安全弁8はそれぞ
れ一つで兼用できるため、図5に示すように、複数の排
気管7の上端側をタコ足状に纏め、それを上部安全弁8
と結合することで安全弁1に要するコストの上昇を抑え
ることができる。
ト10の浮力と自重とによって排気管7の下部開口部1
aから近接離間自在に上下動するようになっているが、
場合によっては液面Lが下降しても、フロート10が排
気管7の下部開口部1aに吸着した状態で離れなくなっ
てその箇所の排気機能が麻痺することが考えられる。そ
のため、図4に示すように、フロート10と排気管7の
下部開口部1aの間にコイルスプリング14を設け、液
面Lが下降した際にフロート10が排気管7の下部開口
部1aから離れるように付勢させることが望ましい。ま
た、排気管7の上部に設けてある上部安全弁8はそれぞ
れ一つで兼用できるため、図5に示すように、複数の排
気管7の上端側をタコ足状に纏め、それを上部安全弁8
と結合することで安全弁1に要するコストの上昇を抑え
ることができる。
【0019】尚、上記実施例では本発明の作用、効果を
分り易くするために液体貯槽の屋根部を平板状にした場
合で説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、例えば図6に示すように、その中央部が盛り上がっ
たドーム状のものであってもその作用、効果は上記実施
例と同様である。また、図6の液体貯槽は屋根部4が地
上の露出している場合を示しているが、図7に示すよう
に完全埋設型の液体貯槽であってもその作用、効果は上
記実施例と同様である。
分り易くするために液体貯槽の屋根部を平板状にした場
合で説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、例えば図6に示すように、その中央部が盛り上がっ
たドーム状のものであってもその作用、効果は上記実施
例と同様である。また、図6の液体貯槽は屋根部4が地
上の露出している場合を示しているが、図7に示すよう
に完全埋設型の液体貯槽であってもその作用、効果は上
記実施例と同様である。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、スロッシ
ング現象が発生した場合でも、上部安全弁への貯蔵液体
の侵入を未然に防止して、その安全弁の出口を塞いでし
まうといった不都合を回避できるため、貯蔵液面に対し
て近接した屋根部を有する液体貯槽を作ることができる
といった優れた効果を有する。
ング現象が発生した場合でも、上部安全弁への貯蔵液体
の侵入を未然に防止して、その安全弁の出口を塞いでし
まうといった不都合を回避できるため、貯蔵液面に対し
て近接した屋根部を有する液体貯槽を作ることができる
といった優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】フロート弁の一実施例を示す斜視図である。
【図3】(A)は液面が降下した時のフロート弁の動き
を示す作動図である。(B)は液面が上昇した時のフロ
ート弁の動きを示す作動図である。
を示す作動図である。(B)は液面が上昇した時のフロ
ート弁の動きを示す作動図である。
【図4】フロート弁の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第二実施例を示す概略図である。
【図6】本発明の第三実施例を示す概略図である。
【図7】本発明の第四実施例を示す概略図である。
【図8】従来の液体貯槽を示す概略図である。
1 安全弁 2 液体貯槽 4 屋根部 7 排気管 8 上部安全弁 9 フロート弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 能勢 吉弘 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川 島播磨重工業株式会社 豊洲総合事務所 内 (72)発明者 鈴木 英憲 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川 島播磨重工業株式会社 豊洲総合事務所 内 (72)発明者 坂田 啓一 埼玉県越谷市弥十郎746−8 (72)発明者 広谷 亮 神奈川県横浜市鶴見区岸谷1−3−25 東京ガス生麦アパート204号 (72)発明者 河原 真一 東京都調布市若葉町1−4−38 (56)参考文献 特開 平4−87979(JP,A) 特開 昭63−152592(JP,A) 特開 昭52−10912(JP,A) 特開 昭55−20153(JP,A) 実開 昭59−78289(JP,U) 実開 昭62−90395(JP,U) 実開 昭54−175609(JP,U) 実開 平3−66897(JP,U) 実開 昭62−60597(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/66 F17C 1/00 - 13/12 301
Claims (1)
- 【請求項1】 低温液体を貯蔵する躯体の上部開口部に
貯蔵液体に対して近接した屋根部を有すると共に、その
屋根部に、上記躯体内のガスを大気放出して圧力を調整
する安全弁を備えた液体貯槽において、上記安全弁を、
上記屋根部に対して所定の間隔を隔てて貫通された複数
の排気管と、これら各排気管の上端部を合流してその上
端部に設けられた上部安全弁と、上記排気管の下端部に
それぞれ近接離間自在に設けられ、上記排気管の下部開
口部に当接してその排気管内への貯蔵液の侵入を防ぐた
めのフロート弁とから構成し、かつ、そのフロート弁を
上記排気管の下端に設けられたコイルスプリングで離間
方向に付勢させたことを特徴とする液体貯槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09797992A JP3253124B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液体貯槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09797992A JP3253124B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液体貯槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305994A JPH05305994A (ja) | 1993-11-19 |
JP3253124B2 true JP3253124B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=14206785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09797992A Expired - Fee Related JP3253124B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液体貯槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3253124B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104214511A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-12-17 | 安徽金鼎锅炉股份有限公司 | 一种设有防爆装置的船用天然气储罐 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102278593A (zh) * | 2011-08-21 | 2011-12-14 | 林勇 | 一种只能加气体的制冷剂钢瓶 |
JP2019039440A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 三井E&S造船株式会社 | 液化ガス貯蔵タンク構造、浮体構造物、貯蔵タンクの内部圧力の逃がし方法 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP09797992A patent/JP3253124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104214511A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-12-17 | 安徽金鼎锅炉股份有限公司 | 一种设有防爆装置的船用天然气储罐 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05305994A (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |