JP3247396B2 - 半導体装置の評価方法 - Google Patents

半導体装置の評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の信頼性
を評価する方法に関し、特に微細なMIS型FET(電
界効果トランジスタ)の電気的特性を微視的に評価する
半導体装置の評価方法に関する。
【0003】
【従来の技術】半導体基板上に絶縁膜を介してゲート電
極が形成されるMIS型の電界効果トランジスタ(FE
T)にあっては、半導体基板と絶縁膜の界面に電荷の発
生結合に関与するエネルギー準位、すなわち界面準位が
存在する。この界面準位にキャリアがトラップされた
り、絶縁膜中に注入されたキャリアの一部が絶縁膜中に
トラップされて残存すると、これらのキャリヤによって
素子の電気的特性が変動することが知られている。
【0004】特に、素子の微細化にともなう短チャネル
のFETにあっては、チャネル下における不純物濃度の
一様性が損われ、上述した電気的特性の空間的な変動が
無視できなくなるため、電気的特性の変動に関与してい
る界面準位及び界面電荷の局所的な状態が素子特性を大
きく左右することになる。
【0005】したがって、素子特性を十分かつ有効に評
価するためには、界面準位及び界面電荷が関与する電気
的特性を局所的に評価する必要がある。
【0006】このような特性を評価する従来の評価方法
にあっては、例えば容量−電圧法と呼ばれているものが
ある。
【0007】この方法は、FETのMIS構造を可変容
量としてとらえ、ゲートに印加される電位を操作するこ
とにより半導体界面の表面ポテンシャルを変動させ、そ
の応答を観察することで界面準位のエネルギ−密度と界
面電荷を評価しようとするものである。
【0008】このような方法にあっては、ゲート電圧に
対するFETの容量変動における応答性は、界面準位と
界面電荷の双方が関与しているが、これら双方の関与を
それぞれ分離独立して評価することができなかった。さ
らに、界面の一様性を仮定しなければ、評価結果が定ま
らず、素子の空間的な非一様性を評価することができな
かった。
【0009】一方、従来の他の評価方法としては、相互
コンダクタンス(gm )法と呼ばれるものがある。
【0010】この方法は、ソ−スあるいはドレイン領域
に印加される電圧を操作してソ−スあるいはドレイン領
域の周囲に形成される空乏層を伸縮させることにより、
相互コンダクタンスに対するソ−スあるいはドレイン近
傍の界面準位及び界面電荷の関与を制御して、ソ−スあ
るいはドレイン近傍の界面準位及び界面電荷を評価する
ものである。
【0011】このような方法にあっては、トランジスタ
における空間的な非一様性を評価することが可能とな
る。
【0012】しかしながら、このような方法にあって
は、ソ−スあるいはドレイン領域の周囲に形成される空
乏層の伸縮を正確に捕捉しなければならず、十分な評価
結果を得ることが困難になっていた。また、微細化され
たFETにあっては、不純物濃度の空間的な分布状態を
考慮しなければならず、不純物濃度の空間分布をモデル
化して、計算機によるシミュレーションが必要となる。
このため、精密な評価結果を容易に得ることが極めて困
難になっていた。
【0013】さらには、計算機によりシミュレーション
を行なう場合には、界面電荷の分布状態をシミュレーシ
ョンの条件として予め与えておかなければならず、界面
電荷が発生するような劣化機構の評価には適していなか
った。
【0014】従来の他の代表的な評価方法として、チャ
ネル領域の半導体表面を周期的に反転状態と蓄積状態に
することにより界面準位による再結合電流を基板電流あ
るいはソ−ス電流あるいはドレイン電流として直接測定
し、界面準位密度を評価するチャージ・ポンピング法と
呼ばれる方法がある。
【0015】この方法にあって、チャネル内のしきい値
電圧及びフラットバンド電圧がチャネル方向に対して一
様な場合には界面準位密度を極めて精度良く評価するこ
とができる。
【0016】しかしながら、素子が微細化されてしきい
値電圧やフラットバンド電圧が空間的に非一様な場合に
は、再結合電流に関与している界面準位の空間的位置を
特定することができず、有効な評価結果を得ることがで
きなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
MIS型FETにおける界面の状態に係る素子特性を評
価する従来の評価方法にあっては、素子特性の変動をチ
ャネル領域全体に対して平均的にしかとらえることがで
きなかった。また、評価の対象となるそれぞれの素子特
性をそれぞれ分離してかつ比較的簡単に評価することが
困難であった。
【0018】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、半導体基板と
絶縁膜との界面の状態に係る素子特性を含む電気的特性
をそれぞれ独立して局所的かつ容易に評価し得る半導体
装置の評価方法を提供することにある。
【0019】[発明の構成]
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、課題を解決する第1の手段は、半導体基板上に絶縁
膜を介して形成されたゲート電極に、ハイレベル値とロ
ウレベル値間の電位変化率を略一定とする周期的なゲー
ト電圧をハイレベル値あるいはロウレベル値をそれぞれ
独立して連続的に変化させて印加し、連続的に変化する
ゲート電圧のハイレベル値あるいはロウレベル値に対応
する基板電流あるいはソース電流あるいはドレイン電流
を求め、求められた前記基板電流あるいは前記ソース電
流あるいは前記ドレイン電流からチャネル方向のしきい
値電圧の分布あるいはフラットバンド電圧の分布を求め
ることを特徴とする。
【0021】第2の手段は、半導体基板上に絶縁膜を介
して形成されたゲート電極に、ハイレベル値とロウレベ
ル値間の電位変化率を略一定とする周期的なゲート電圧
をハイレベル値あるいはロウレベル値をそれぞれ独立し
て連続的に変化させて印加し連続的に変化するゲート電
圧のハイレベル値あるいはロウレベル値に対応する基板
電流あるいはソース電流あるいはドレイン電流を求め、
求められた前記基板電流あるいは前記ソース電流あるい
は前記ドレイン電流からチャネル方向のしきい値電圧の
分布あるいはフラットバンド電圧の分布を求め、再結合
電流に関与する半導体基板と絶縁膜の界面における界面
準位の空間的位置を、求められたしきい値電圧の分布あ
るいはフラットバンド電圧の分布からゲート電圧の振幅
に対応して求め、ゲート電圧の振幅に対応して得られた
再結合電流に関与する界面準位の位置と前記基板電流あ
るいは前記ソース電流あるいは前記ドレイン電流とに基
づいて界面準位密度及びその空間分布を求めることを特
徴とする。
【0022】第3の手段は、半導体基板上に絶縁膜を介
して形成されたゲート電極に、ハイレベル値とロウレベ
ル値間の電位変化率を略一定とする周期的なゲート電圧
を印加して得られる再結合電流に関与する前記半導体基
板と前記絶縁膜の界面における界面準位のエネルギー
を、界面準位発生機構が認識された範囲内に設定し、ハ
イレベル値あるいはロウレベル値が連続的に変化するゲ
ート電圧を前記ゲート電極に印加して第1の基板電流あ
るいは第1のソース電流あるいは第1のドレイン電流を
求め、前記第1の基板電流あるいは前記第1のソース電
流あるいは前記第1のドレイン電流からチャネル方向の
第1のしきい値電圧あるいは第1のフラットバンド電圧
の分布を求め、前記ゲート電極のトランジスタにストレ
スを与え、前記第1の基板電流あるいは前記第1のソー
ス電流あるいは前記第1のドレイン電流を得たと同様に
してストレス印加後の第2の基板電流あるいは第2のソ
ース電流あるいは第2のドレイン電流を求め、前記第2
の基板電流あるいは前記第2のソース電流あるいは前記
第2のドレイン電流からチャネル方向のストレス印加後
の第2のしきい値電圧あるいは第2のフラットバンド電
圧の分布を求め、前記第1のしきい値電圧あるいは第1
のフラットバンド電圧の分布と前記第2のしきい値電圧
あるいは第2のフラットバンド電圧の分布との差に基づ
いてチャネル方向の界面電荷密度の分布を求めることを
特徴とする。
【0023】
【作用】この発明は、ハイレベル値とロウレベル値との
間の電位上昇率及び下降率を略一定とする周期的に変化
するパルス信号をゲート電極に印加し、このパルス信号
のハイレベル値あるいはロウレベル値を連続的に変化し
て得られる基板電流あるいはソ−ス電流あるいはドレイ
ン電流に基づいて、しきい値電圧、フラットバンド電
圧、界面準位及び界面電荷のチャネル方向の分布状態を
評価するようにしている。
【0024】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0025】図1はこの発明の一実施例に係る半導体装
置の評価方法にしたがって評価を行なうための構成を示
す図である。同図に示す実施例は、従来のチャージポン
ピング法を基本としており、同図に示す構成ではMIS
型FETにおける基板電流及びソース電流、ドレイン電
流を測定する。
【0026】図1において、評価対象となる測定試料
は、シリコンのN型半導体基板1に形成されたP型のソ
ース領域2及びドレイン領域3間のチャネル領域上に1
00Å程度の膜厚の窒化酸化膜からなる絶縁膜4を介し
てゲート電極5が形成されてなるMOS型のPチャネル
FETであり、測定試料としてゲート幅を10μmとす
るゲート長1μm,2μm,4μmの試料を用意した。
【0027】このようなFETにおいて、基板1には基
板電流を測定するための電流計6が接続され、ソース領
域2及びドレイン領域3には、それぞれの領域の電流を
測定するための電流計7,8及び電圧源9,10がそれ
ぞれ接続されている。また、ゲート電極5には、ゲート
電極5に印加する電圧を発生して供給するパルス信号発
生器11が接続されている。
【0028】このような構成において、ゲート電極5に
印加されるゲート電圧は、図2の波形図に示すように、
立ち上がりの傾き及び立ち下がりの傾きをロウレベル
(VGL:正(+)又は負(−)の符号を含む値)及びハ
イレベル(VGH:正(+)又は負(−)の符号を含む
値)の電位によらず一定とし、例えば25(ns/V)程
度とする。また、例えば1MHz程度の周期のパルス信号
をパルス信号発生器11からゲート電圧としてゲート電
極5に印加する。ゲート電圧がパルス発生器11からゲ
ート電極5に印加される時の基板1の基板電位は0Vに
設定され、ゲート電圧ならびにソース電圧、ドレイン電
圧は、この基板電位を基準電位として定義される。ソー
ス電圧ならびにドレイン電圧は、基板電位と同じ0Vに
設定される。このことは、基板1がP型の半導体基板で
あっても同様である。
【0029】このように、電位変化率が一定なパルス信
号をゲート電極5に印加することにより、ゲート電圧の
GL,VGHによらず絶縁膜4と半導体の界面に蓄積され
た電荷の放出時間が一定となり、ゲート電圧の印加によ
り発生する再結合電流に関与する界面準位のエネルギー
範囲が、界面のチャネル領域上の位置によらず特定され
る。チャネル領域における局所的なしきい値電圧
(VTH)及びフラットバント電圧(VFB)が、図2に示
すようなゲート電圧のVGL,VGHの範囲内にある場合、
すなわち、NMOSの場合はVGH>VTH,VFB>VGL
条件がPMOSの場合はVGH<VTH<VFB<VGLの条件
が満足される領域の界面が再結合領域となる。
【0030】この時、ゲート電圧の印加によって発生す
る再結合電流は、再結合電流に関与する界面準位のエネ
ルギ−範囲が一定であるため、劣化前の界面準位密度が
空間的にほぼ一定のFETにあっては再結合領域の面
積、そして、ゲート幅方向にチャネル領域の不純物濃度
が一様である場合には、再結合領域はゲート長に比例す
る。
【0031】したがって、図2に示すような電位変化率
の一定なパルス信号をゲート電極5に印加した場合に
は、VTH,VFBのチャネル方向の電位分布が例えば図3
に示すような状態であるならば、上述した電位関係が成
立するソース領域及びドレイン領域2の近傍におけるチ
ャネル領域の一部が図3に示すように再結合領域とな
り、その長さに比例した再結合電流が発生することにな
る。
【0032】そこで、VGLを一定としVGHが可変される
パルス信号をゲート電極5に印加すると、VGH以下ある
いは以上のしきい値電圧となる界面の界面準位が再結合
電流に関与し、ゲート電圧におけるVGHの変化に対して
ドレイン電流が例えば図4に示すように変化すると、こ
のドレイン電流の変化がドレイン近傍のチャネル方向の
しきい値電圧の分布状態を示し、図4に示すようなしき
い値電圧の分布となる。また、VGHを一定とするVGL
変化に対する基板電流の変化がチャネル方向のフラット
バンド電圧の分布状態を示すことになる。
【0033】一方、ソ−ス電流とドレイン電流の和であ
る基板電流は、発生した基板電流に関与するVGHのしき
い値電圧に対応した2つの界面の位置のそれぞれソース
領域2、ドレイン領域3の端部からの距離の和の1次関
数で表わされ、この1次関数の係数、すなわち飽和基板
電流とチャネル長との比例定数は、ゲート長に対する飽
和再結合電流の直線性から得られ、前述したゲート長が
1μm,2μm,4μmに対する飽和再結合電流は図5
に示すような測定結果が得られた。
【0034】このように、ゲート電極5に印加される電
位変化率が一定のパルス信号に対して得られる基板電流
あるいはソ−ス電流あるいはドレイン電流から、チャネ
ル領域のしきい値電圧の分布状態及びフラットバンド電
圧の分布状態が得られ、局所的なしきい値電圧及びフラ
ットバンド電圧が得られる。
【0035】前述したゲート長が1μmのFETに対し
て、例えばパルス信号のVGLを5VとしてVGHを5Vか
ら−3Vの範囲で可変した時の基板電流及びドレイン電
流、ソース電流は、図6に示すような測定結果が得られ
た。また、同一のFETに対してパルス信号のVGHを−
3VとしてVGLを−3Vから5Vの範囲で可変した時の
基板電流は、図7に示すような測定結果が得られた。
【0036】図6に示す測定結果において、ドレイン電
流とソース電流が同様の特性を示し、これらの測定結果
と前述したゲート長に対する飽和基板電流の関係とか
ら、基板電流の特性曲線をチャネル領域の中央で左右対
称とした特性曲線として、図8に示すように、チャネル
方向におけるしきい値電圧VTHの空間分布が得られる。
また、図7に示すVGLに対する基板電流の特性曲線をチ
ャネル領域の中央で左右対称とした特性曲線として、図
8に示すように、チャネル方向におけるフラットバンド
電圧VFBの空間分布が得られる。
【0037】次に、前述した試料のFETに、ドレイン
領域3に−6V、ゲート電極5に−2Vを1000秒間
印加するストレスを与えて素子を劣化させ、その後前述
したと同様にして、ゲート電圧のVGHを可変して基板電
流及びドレイン電流、ソース電流を測定する。このスト
レス印加後の基板電流及びドレイン電流、ソース電流の
測定値は図9に示すような結果が得られた。
【0038】図9において、ソース電流の特性及び基板
電流における飽和電流の値は図6に示したものに比して
変化していないのに対して、ドレイン電流及び図10に
示す基板電流の飽和電流に達するまでの特性が変化して
いる。これらのことから、ドレイン領域3の近傍が劣化
し、劣化前後の基板電流における飽和電流値が変化して
いないということにより、再結合に関与している特定さ
れた界面準位のエネルギ−範囲内において劣化後に新た
に界面準位が発生していないということがわかる。
【0039】したがって、図10に示したストレス印加
後の基板電流の特性曲線から、ストレス印加後のしきい
値電圧は図11に示すように得られる。
【0040】また、図11に示す劣化によるしきい値電
圧の変化は、界面電荷によるものであるから、このしき
い値電圧の変化から図12に示すように、界面電荷密度
の分布状態が求められる。
【0041】なお、ストレス印加時間に対するしきい値
電圧VTH、界面電荷の分布及び界面電荷の総量は、それ
ぞれ図13,図14,図15に示すような測定結果が得
られた。
【0042】このように、上記実施例では、再結合領域
を特定し、界面準位に係るしきい値電圧VTH、フラット
バンド電圧VFB、界面準位密度、界面電荷密度の分布状
態をそれぞれ独立分離して、複雑なシミュレーション等
を行なうことなく極めて容易に求めることができる。
【0043】なお、この発明は上記実施例に限定される
ことなく、例えば評価対象となるFETの構造や絶縁膜
の膜質等に左右されることなく、また、界面の関与する
再結合電流が、その位置によらずその面積にのみ比例す
るようにすれば、ゲード電極に印加されるゲート電圧の
立ち上がりの傾き及び立ち下がりの傾きを略一定としな
くともよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電位変化率が略一定のパルス信号をゲート電極に印
加して得られる再結合電流に関与する界面準位の空間的
エネルギ−を特定し、得られた基板電流あるいはソ−ス
電流あるいはドレイン電流に基づいて界面準位に係るF
ETの電気的特性の分布状態を求めるようにしたので、
上記特性をそれぞれ独立して局所的にかつ容易に評価す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る測定の構成を示す図
である。
【図2】図1に示す測定におけるFETに印加されるゲ
ート電圧の波形を示す図である。
【図3】図2に示すゲート電圧に対するFETの特性変
動の様子を示す図である。
【図4】図2に示すゲート電圧に対するFETの特性変
動の様子を示す図である。
【図5】図1に示す測定におけるFETの電気的特性の
測定結果を示す図である。
【図6】図1に示す測定におけるFETの電気的特性の
測定結果を示す図である。
【図7】図1に示す測定におけるFETの電気的特性の
測定結果を示す図である。
【図8】図1に示す測定におけるFETの電気的特性の
測定結果を示す図である。
【図9】図1に示す測定におけるFETの電気的特性の
測定結果を示す図である。
【図10】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
の測定結果を示す図である。
【図11】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
の測定結果を示す図である。
【図12】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
を示す図である。
【図13】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
の測定結果を示す図である。
【図14】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
の測定結果を示す図である。
【図15】図1に示す測定におけるFETの電気的特性
の測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ソース領域 3 ドレイン領域 4 絶縁膜 5 ゲート電極 6,7,8 電流計 9,10 電圧計 11 パルス信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 31/26 H01L 29/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
    たゲート電極に、ハイレベル値とロウレベル値間の電位
    変化率を略一定とする周期的なゲート電圧をハイレベル
    値あるいはロウレベル値をそれぞれ独立して連続的に変
    化させて印加し、 連続的に変化するゲート電圧のハイレベル値あるいはロ
    ウレベル値に対応する基板電流あるいはソース電流ある
    いはドレイン電流を求め、 求められた前記基板電流あるいは前記ソース電流あるい
    は前記ドレイン電流からチャネル方向のしきい値電圧の
    分布あるいはフラットバンド電圧の分布を求めることを
    特徴とする半導体装置の評価方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
    たゲート電極に、ハイレベル値とロウレベル値間の電位
    変化率を略一定とする周期的なゲート電圧をハイレベル
    値あるいはロウレベル値をそれぞれ独立して連続的に変
    化させて印加し、 連続的に変化するゲート電圧のハイレベル値あるいはロ
    ウレベル値に対応する基板電流あるいはソース電流ある
    いはドレイン電流を求め、 求められた前記基板電流あるいは前記ソース電流あるい
    前記ドレイン電流からチャネル方向のしきい値電圧の
    分布あるいはフラットバンド電圧の分布を求め、 再結合電流に関与する半導体基板と絶縁膜の界面におけ
    る界面準位の空間的位置を、求められたしきい値電圧の
    分布あるいはフラットバンド電圧の分布からゲート電圧
    の振幅に対応して求め、 ゲート電圧の振幅に対応して得られた再結合電流に関与
    する界面準位の位置と前記基板電流あるいは前記ソース
    電流あるいは前記ドレイン電流とに基づいて界面準位密
    度及びその空間分布を求めることを特徴とする半導体装
    置の評価方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
    たゲート電極に、ハイレベル値とロウレベル値間の電位
    変化率を略一定とする周期的なゲート電圧を印加して得
    られる再結合電流に関与する前記半導体基板と前記絶縁
    膜の界面における界面準位のエネルギーを、界面準位発
    生機構が認識された範囲内に設定し、 ハイレベル値あるいはロウレベル値が連続的に変化する
    ゲート電圧を前記ゲート電極に印加して第1の基板電流
    あるいは第1のソース電流あるいは第1のドレイン電流
    を求め、 前記第1の基板電流あるいは前記第1のソース電流ある
    いは前記第1のドレイン電流からチャネル方向の第1の
    しきい値電圧あるいは第1のフラットバンド電圧の分布
    を求め、 前記ゲート電極のトランジスタにストレスを与え、 前記第1の基板電流あるいは前記第1のソース電流ある
    いは前記第1のドレイン電流を得たと同様にしてストレ
    ス印加後の第2の基板電流あるいは第2のソース電流あ
    るいは第2のドレイン電流を求め、 前記第2の基板電流あるいは前記第2のソース電流ある
    いは前記第2のドレイン電流からチャネル方向のストレ
    ス印加後の第2のしきい値電圧あるいは第2のフラット
    バンド電圧の分布を求め、 前記第1のしきい値電圧あるいは第1のフラットバンド
    電圧の分布と前記第2のしきい値電圧あるいは第2の
    ラットバンド電圧の分布との差に基づいてチャネル方向
    の界面電荷密度の分布を求めることを特徴とする半導体
    装置の評価方法。
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