JP3247305B2 - 特徴領域抽出方法および装置 - Google Patents

特徴領域抽出方法および装置

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JP3247305B2
JP3247305B2 JP28808596A JP28808596A JP3247305B2 JP 3247305 B2 JP3247305 B2 JP 3247305B2 JP 28808596 A JP28808596 A JP 28808596A JP 28808596 A JP28808596 A JP 28808596A JP 3247305 B2 JP3247305 B2 JP 3247305B2
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正芳 橋間
二美 長谷川
真司 神田
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技術研究組合医療福祉機器研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】病院や介護施設などの医療福
祉施設で、食事や洗濯物などを自動的に搬送するロボッ
ト(自走車、無人走行車、自律移動ロボット等)の開発
が要望されている。その他、オフィスビルや、学校、工
場等の屋内や、道路等においても自走車の開発が望まれ
ている。このような自走車が自律的に走行するために必
要な環境計測装置として、カメラ画像から走行環境内の
既知のランドマークを検出したり、画像から障害物を検
出する技術が重要なものとなってきている。
【0002】本発明は上記したランドマークや障害物等
を検出するために利用されるカメラ画像から特徴領域を
検出するための特徴領域抽出方法および装置に関し、特
に本発明は、特徴領域を高速に検出することができる特
徴領域抽出方法および装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図23は上記した自律移動ロボットの外
観図を示す図である。同図に示すように、通常、自律移
動ロボット100はカメラ101を搭載しており、カメ
ラ101により走行経路の所定の位置に印されたランド
マーク102や障害物103を検出し、自ら移動経路を
作成し該経路に沿って移動する。
【0004】図24は上記移動ロボットの制御装置の構
成図である。同図に示すように、移動ロボット100は
カメラ等の画像入力装置101、画像入力層101から
入力された画像を処理する画像処理装置111を備えて
いる。そして、プロセッサ112は画像処理装置111
により抽出されたランドマーク、障害物の位置に基づき
目的地までの経路を作成し、該経路に沿ってロボットが
移動するように移動機構制御装置113を介して移動機
構駆動部114を駆動する。
【0005】図25は上記移動ロボットにおける走行経
路制御のフローチャートである。同図において、画像入
力装置110から入力された画像からランドマークを検
出し(ステップS1,S2)、既知の地図情報と融合し
て自己位置を計測する(ステップS3)。同時に、障害
物の位置を計測し(ステップS4)、障害物地図を作成
する(ステップS5)。これにより、地図上の自己位
置、障害物位置を把握することができる。この地図上
で、まず、障害物を無視して目的地までの経路を作成す
る(ステップS6)。次に、この経路上に障害物がある
かを調べ、経路の幅をロボットの幅に広げて、障害物領
域と交差するかを調べ、ロボットと障害物の衝突の可能
性を判定する(ステップ7)。
【0006】障害物と衝突する可能性が無ければ、経路
に沿って移動すればよい。障害物と衝突する可能性があ
る場合には、障害物を回避して目的地に移動するための
経路を作成する(ステップS8)。これは、ポテンシャ
ル法やグラフ探索法等により作成することができる。上
記のようにして移動経路が作成されると、この経路に追
従するように、移動機構を制御する(ステップS9)。
【0007】上記のようにロボットを制御する際、走行
中に、入力された画像からランドマークを検出するた
め、あらかじめランドマークの画像を記憶しておき、テ
ンプレート・マッチング法を用いて画像中からランドマ
ークを検出することが行われる。また、走行中に画像か
ら障害物を検出方法としては、画像の局所領域内の濃度
変化を計算し、濃度変化が大きい領域内に障害物がある
と判断して、障害物の検出を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したロボットの制
御等においては、ランドマーク画像を記憶するために、
走行環境内のどのような形状をランドマークとして選ぶ
か、また、そのランドマークをどのようにして自動的に
取得するかという問題がある。さらに、障害物を走行中
に計測するため、高速に障害物を検出する必要がある。
ランドマークの取得、障害物の検出の両者とも、画像か
ら濃度変化の大きい特徴的な形状を含む領域を検出する
技術により実現でき、特に、障害物検出においては、高
速に実行することが要求される。
【0009】本発明は上記した事情に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、ランドマーク等の
マークを自動的に取得することができ、また、画像から
障害物領域を高速に抽出することができる特徴領域抽出
方法および装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、画像
から特徴的な形状を抽出する方法として、自己相関演算
方法を用い、局所領域の相関演算を行って効率的にかつ
高速に画像における特徴領域を抽出する。上記相関演算
では、領域と領域の間で、対応する画素の濃度値の差の
絶対値(または2乗)を計算し、領域内での総和を相関
値とする。この相関演算を同一画像(または同じシーン
の2枚の画像間)に対して行う場合、特にこの相関演算
を自己相関と呼ぶ。
【0011】上記自己相関演算において、画像上の領域
(対象領域)に対して、図(a)に示すように(Vx
,Vy)画素だけ移動させた位置の領域(周辺領域)
と相関演算を行い、移動位置に対する相関値の分布を求
めることができる。また、図(b)に示すように、特
徴形状(特徴領域)に対して自己相関演算を行い相関値
の分布を求めると、図(c)に示すようになる。つま
り、中心部の移動量が小さい位置では、画像のずれが少
ないので、相関値が小さい(相関が高い)が、周辺部の
移動量が大きい位置では、画像パターンが大きく異なる
ので、相関値が大きい(相関が小さい)。従って、上記
自己相関演算の相関値の分布を調べることにより特徴領
域を抽出することができる。
【0012】図1〜図は本発明の原理図であり、本発
明は上記自己相関演算を用いて、次のようにして特徴領
域を抽出する。 (1)図1に示すように、カメラからの画像を第1、第
2の記憶手段に入力して、第1の領域の位置を設定する
(ステップS1,S2)。そして、画像上の第1の領域
と、該領域から一定半径rの円周上にある第2の領域と
の自己相関演算を行い(ステップS3,S4)、上記自
己相関演算結果に基づき特徴的な形状を含む領域を抽出
する(ステップS5,S6)。 (2)図2に示すように、カメラからの画像を第1、第
2の記憶手段に入力して、第1の領域の位置を設定する
(ステップS1,S2)。そして、画像上の第1の領域
と、その周囲に微小量移動させた第2の領域との自己相
関演算を行い(ステップS3,S4)、上記自己相関演
算結果に基づき特徴領域の候補を抽出し(ステップS
5)、抽出された上記特徴領域の候補に対して、上記
(1)の特徴領域抽出処理を行う(ステップS6)。
【0013】(3)図3に示すように、カメラからの画
像を第1、第2の記憶手段に入力して、第1の領域の位
置を設定する(ステップS1,S2)。そして、画像上
の領域と、該領域の周辺全体に渡る領域との自己相関演
算を行って(ステップS3〜S5)、自己相関分布を求
め、上記自己相関分布の2方向への投影分布からピーク
値を検出することにより、特徴的な形状を含む領域を抽
出する(ステップS6,S7)。
【0014】()上記(1)(2)(3)において、
に示すように、カメラからの画像を第1、第2の記
憶手段に入力して、画像を分割する(ステップS1,S
2)。そして、画像上の領域と、該領域から一方向に移
動させた領域との自己相関演算を行って濃度変化がある
領域を抽出し(ステップS3〜S7)、濃度変化がある
領域に対して特徴領域抽出処理を行う(ステップS
8)。
【0015】()上記(1)(2)(3)において、
に示すように、カメラからの画像を第1、第2の記
憶手段に入力して、画像の平均濃度値を求め、テンプレ
ート画像として第2の記憶手段に入力する(ステップS
1,S2)。そして、画像上の各領域の濃度値の平均値
のテンプレートと、画像上の領域との自己相関演算を行
って画像上の濃度変化を求めることにより、上記画像上
で濃度変化がある領域を抽出し(ステップS3〜S
6)、上記濃度変化がある領域について特徴領域抽出処
理を行う(ステップS7)。
【0016】本発明の請求項1,の発明は、上記
(1)のようにして特徴領域を抽出するようにしたの
で、矩形上の自己相関値を調べる場合などと較べ、少な
い計算量で特徴領域を抽出することができる。本発明の
請求項2,の発明は、上記(2)のようにして特徴領
域の候補を抽出し、該候補に対して特徴領域の抽出を行
うようにしたので、対象物が対象領域より少し大きい場
合などの検出精度を低下させる形状を特徴領域候補から
取り除くことができ、検出位置の精度を向上することが
できる。
【0017】本発明の請求項3,の発明は、上記
(3)のようにして特徴領域を抽出するようにしたの
で、精度よく特徴領域を抽出することができる。本発明
の請求項の発明は、上記()()のよう
に濃度変化がある領域を抽出し、濃度変化がある領域に
対して特徴領域抽出処理を行うようにしたので、自己相
関演算の処理量を少なくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下の説明では、ロボットにおける
ランドマークや障害物の検出について説明するが、本発
明の適用対象は上記ロボットに限定されるものではな
く、その他の装置、システムにおけるマークや障害物の
検出に適用することができる。
【0019】(1)実施例1 図は本発明の第1の実施例の装置構成図である。同図
において、11はロボットの走行環境を撮影するビデオ
(TV)カメラ、12は上記カメラ11により撮影され
た画像をA/D変換する画像入力装置、13は画像入力
装置12により取得された画像を格納する画像メモリで
あり、画像メモリ13には画像入力装置13から入力さ
れた画像を格納する第1、第2の領域(以下メモリ1、
メモリ2という)を備えており、上記メモリ1、メモリ
2には画像入力装置12から入力された同じ時刻(シー
ン)の画像が入力される。14は相関演算処理装置であ
り、相関演算処理装置は、上記メモリ1上のある領域
(対象領域という)の位置と、メモリ2上の周辺領域
(上記対象領域の周辺)の位置を指定して相関演算を行
う。上記周辺領域としては、対象領域に対して半径を一
定にした円周上に移動した位置を設定する。これにより
円周上の自己相関値が求められる。15はプロセッサで
あり、相関演算結果に基づき特徴領域の抽出処理を行
う。
【0020】図は本実施例の処理を示すフローチャー
トであり同図により本実施例を説明する。なお、本実施
例は請求項1の発明に対応する。まずカメラ11から入
力された画像を、画像入力装置12でデジタル信号に変
換し、画像メモリ13のメモリ1、メモリ2に入力する
(ステップS1,S2)。メモリ1,2には上記したよ
うに同じ時刻(シーン)の画像を入力する。相関演算処
理装置14は、メモリ1上の対象領域の位置と、メモリ
2上の周辺領域の位置を指定し(ステップS3,S
4)、対象領域と周辺領域間で相関演算を行う(ステッ
プS5)。ここで、相関演算の対象となる周辺領域とし
ては、図11(a)に示すように対象領域に対して半径
を一定にした円周上に移動した位置を設定する。これに
より円周上の自己相関値を求めることができる。
【0021】次に、上記自己相関値をしきい値と比較す
る(ステップS6)。その相関値がしきい値より小さい
(相関が高い)場合には、対象領域と周辺領域の画像の
ずれが小さいので、その領域が対象領域ではないと判断
し(ステップS8)、処理を終了する。また、上記相関
値がしきい値より大きい(相関が高い)場合には、ステ
ップS7に行き、図(a)の円周上の全ての位置に対
して周辺領域を設定したかを調べ、設定していない場合
には、ステップS4に戻り上記処理を繰り返す。そし
て、対象領域とその全ての周辺領域の相関がしきい値よ
り大きい場合には、ステップS9に行き、対象領域を特
徴領域と判断する。
【0022】例えば、図(b)に示す図形において、
対象領域の位置がAのときは、円周上の全ての位置で相
関値は小さくなるので特徴領域と認識されず、また、対
象領域が位置Bの場合は、周辺領域の位置が円周上の位
置b1,b2であるとき相関値は小さくなる(対象領域
と周辺領域のパターンが同じとなり、相関は高くなる)
ので、特徴領域として認識されない。これに対し、対象
領域が位置Cのときは、円周上の全ての位置で相関値が
大きくなるので、特徴領域と認識される。なお、上記処
理では、円周上の一つの位置での自己相関値を計算する
毎に、相関値をしきい値と比較し、しきい値以下の値が
あったとき処理を中断しているが、円周上の自己相関値
の最小値を計算し、これをしきい値と比較してもよい。
【0023】対象領域を画像全体に移動させながら、上
記処理を繰り返すことにより、全画面の中から特徴領域
を抽出することができる。上記手法を用い、対象領域と
周辺領域を16×16画素の大きさ、周辺領域の位置は
半径を7画素として量子化した位置とし、しきい値を3
000(画素濃度値が0〜255の場合)として実験し
た結果、特徴的な形状を抽出できることが確認できた。
本実施例の手法は、自己相関値として円周上の移動位置
だけで計算すればよいので、例えば矩形内全体の自己相
関値を計算する場合と較べ、計算量を少なくすることが
できる。
【0024】(2)実施例2 本実施例は図10に示すように対象領域より少し大きい
形状の対象物を特徴領域の候補から取り除くことにより
検出精度を向上させる実施例を示している。すなわち、
10に示す形状は中心付近の自己相関値が小さく位置
を正確に検出することができない。そこで、上記第1の
実施例に本実施例の処理を加えることで検出精度を向上
させる。前記第1の実施例に本実施例の処理を加えるこ
とによりテンプレートマッチング法で正確にランドマー
ク検出を行うためのテンプレート画像を抽出することが
できる。本実施例を実現するための装置構成は図と同
様であり、図11に本実施例のフローチャートを示す。
なお、本実施例は請求項2の発明に対応する。
【0025】以下、図11により本実施例について説明
する。まず、カメラ11から入力された画像を、画像入
力装置12でデジタル信号に変換し、画像メモリ13の
メモリ1、メモリ2に入力する(ステップS1,S
2)。相関演算処理装置14は、メモリ1上の対象領域
の位置と、メモリ2上の周辺領域の位置を指定し(ステ
ップS3,S4)、対象領域と周辺領域間で相関演算を
行う。ここで、相関演算の対象となる周辺領域は、図
に示す対象領域の8近傍(上下左右斜め方向の隣り合
った位置)の領域(例えば1画素分ずらした領域)であ
り、この領域と対象領域との自己相関演算を行う。
【0026】次に、上記自己相関値をしきい値と比較す
る(ステップS6)。その相関値がしきい値より小さい
(相関が高い)場合には、その領域を特徴領域候補では
ないと判断し(ステップS8)、処理を終了する。すな
わち、前記図10に示した形状の場合には相関値が小さ
いので特徴領域候補から除外される。また、上記相関値
がしきい値より大きい(相関が高い)場合には、ステッ
プS9に行き、図12の8近傍の全ての位置に対して周
辺領域を設定したかを調べ、設定していない場合には、
ステップS4に戻り上記処理を繰り返す。
【0027】そして、対象領域とその全ての周辺領域の
相関がしきい値より大きい場合には、ステップS9に行
き、対象領域を特徴領域の候補と判断する。以上の処理
が終わると、上記特徴領域候補に対して前記図の処理
を行う。上記図11の処理を行うことにより、図10
示した形状を特徴領域から取り除くことができる。図
に示した形状はテンプレートマッチング方法でのラン
ドマーク検出において近傍位置が検出される可能性があ
り、検出位置の精度が悪くなる。
【0028】(3)実施例3 本実施例は自己相関値の累積値を計算し、投影分布を計
算することにより特徴領域を検出する実施例を示してい
る。図13は本発明の第3の実施例の装置構成図であ
る。同図において、前記図に示したものと同一のもの
には同一の符号が付されており、本実施例においては、
のものに相関値の累積値を求める相関値累積装置1
6が付加されている。図14は本発明の実施例の処理を
示すフローチャートであり同図により本実施例を説明す
る。なお、本実施例は請求項3の発明に対応する。
【0029】図14において、ステップS1〜S5まで
の処理は前記図と同じであり、カメラ11から入力さ
れた画像を、画像入力装置12でデジタル信号に変換
し、画像メモリ13のメモリ1、メモリ2に入力する
(ステップS1,S2)。メモリ1,2には上記したよ
うに同じ時刻(シーン)の画像を入力する。相関演算処
理装置14は、メモリ1上の対象領域の位置と、メモリ
2上の周辺領域の位置を指定し(ステップS3,S
4)、対象領域と周辺領域間で相関演算を行う(ステッ
プS5)。ここで、上記相関演算は、対象領域に対して
(Vx,Vy)(例えば範囲A:−8<Vx<8,−8
<Vy<8)画素だけ移動させた位置の領域との相関演
算を行う。
【0030】次に、上記範囲Aの全ての位置に対して周
辺領域を設定したかを調べ(ステップS6)、全ての位
置に対して、周辺領域を設定していない場合には、ステ
ップS4に戻り上記処理を繰り返す。以上のように処理
を行って、移動位置に対する相関値の分布に対して、X
およびY方向へそれぞれ相関値を累積する。そして、全
相関値をX軸、Y軸方向に投影する。ステップS8にお
いて、X軸、Y軸方向の相関値の投影分布にピークがあ
るかを調べ、図15に示すように2つの投影分布がとも
に一つのピークを持つとき、対象領域を特徴領域と判断
する。また、投影分布がピークを持たないときは、その
対象領域が特徴領域ではないと判断する。
【0031】(4)実施例4 本実施例は2つのカメラを使ったステレオ視において、
一方のカメラ画像から特徴領域を抽出し、もう一方のカ
メラ画像からその特徴領域に対応する領域を探索し、2
つのカメラの検出位置から三角測量の原理により特徴領
域までの距離を計測する実施例を示している。図16
本実施例の装置構成を示す図であり、本実施例において
は、2台のカメラ11,11’が設けられている点を除
き、前記図に示した第1の実施例の構成と同一であ
る。ステレオ視では、一方向(2つのカメラの光軸を結
んだ直線の方向)の濃度変化があればよく、本実施例に
おいては、この方向だけの自己相関値を求めることで特
徴領域を抽出する。すなわち、カメラが水平(横方向に
並べて)配置されていれば、図17に示すように、対象
領域に対して、左右の2カ所に周辺領域を設定し自己相
関を求めればよい。
【0032】図18は本実施例の処理を示すフローチャ
ートである。本実施例においては、カメラ11,11’
で撮影した画像を画像メモリ13のメモリ1、メモリ2
にそれぞれ格納する(ステップS1,S2)。そして、
対象領域の位置と周辺領域の位置を指定し(ステップS
3,S4)、対象領域と周辺領域間で相関演算を行う
(ステップS5)。ここで、相関演算の対象となる周辺
領域としては、前記図17に示すように対象領域Aに対
して左右の2か所B1,B2(カメラが水平に配置され
ている場合)に周辺領域を設定し、自己相関値を求め
る。
【0033】次に、上記自己相関値をしきい値と比較す
る(ステップS6)。その相関値がしきい値より小さい
(相関が高い)場合には、その領域が対象領域ではない
と判断し(ステップS7)、処理を終了する。また、上
記相関値がしきい値より大きい(相関が高い)場合に
は、ステップS8に行き、特定方向上の位置に対して、
周辺領域の設定が終了したかを調べ、終了していない場
合には、ステップS4に戻り上記処理を繰り返す。そし
て、対象領域とその全ての周辺領域の相関がしきい値よ
り大きい場合には、ステップS9に行き、対象領域を特
徴領域と判断する。上記のようにして特徴領域を認識す
ることにより、前記したように、2つのカメラり検出位
置から三角測量の原理により特徴領域までの距離を計測
することができる。また、図17に示すように障害物が
ある場合には、領域Aと領域B1の相関が低く、かつ、
領域Aと領域B2の相関が低くなるので、領域Aを障害
物領域と判定することができる。
【0034】(5)実施例5 対象領域に対して一方向に移動させた位置での周辺領域
の自己相関演算を行い、その相関値が小さい(相関が高
い)なら、その方向への濃度変化はないことがわかり特
徴領域でないことがわかる。また、抽出したい特徴領域
のサイズより大きい領域を対象領域として、上記処理を
行うことにより、特徴のない領域をおおまかに分離する
ことができ、処理量を減少させることができる。
【0035】本実施例は、上記考え方に基づき、画面を
大きく分割し、各領域に対して少なくとも一方向に移動
させた位置との自己相関演算を行い、特徴を含む領域と
特徴を含まない領域に切り分けることにより、その後の
処理量を減少させるようにしたものである。なお、この
とき、画像の画素を間引いて相関演算を行うことによ
り、相関演算の処理量を減少させることができる。
【0036】図19は本実施例の処理を示すフローチャ
ートであり同図により本実施例を説明する。なお、本実
施例を実現する装置としては、前記図の装置を用いる
ことができる。図19において、カメラ11から入力さ
れた画像を、画像入力装置12でデジタル信号に変換
し、画像メモリ13のメモリ1、メモリ2に入力する
(ステップS1,S2)。ついで、入力された画像を、
抽出したい特徴領域のサイズより大きい画像に分割する
(ステップS3)。ステップS4、S5において、上記
分割画像のうちの一つを対象領域に設定するとともに、
上記対象領域に対する周辺領域を設定し、ステップS6
において、対象領域と周辺領域間で相関演算を行う。
【0037】次に、上記自己相関値をしきい値と比較す
る(ステップS7)。その相関値がしきい値より小さい
(相関が高い)場合には、その領域を特徴領域候補では
ないと判断し(ステップS)、処理を終了する。すな
わち、その対象領域とした分割画像中には特徴領域がな
いと判断し、特徴領域候補から除外する。また、上記相
関値がしきい値より大きい(相関が高い)場合には、ス
テップS10に行き、分割した領域全てに対して、対象
領域を設定したかを調べ、設定していない場合には、ス
テップS4に戻り上記処理を繰り返す。そして、対象領
域とその全ての周辺領域の相関がしきい値より大きい場
合には、ステップS9に行き、対象領域とした分割画像
中に特徴領域が含まれると判断し、ステップS11に行
き、特徴領域が含まれると認識された分割画像につい
て、前記図に示した処理を行う。
【0038】(6)実施例6 カメラ画像から特徴領域を高速に切り出す方法として、
濃度のバラツキを利用して障害物領域とそれ以外の領域
を切りわける方法が知られている(特願平7−2627
12号公報参照)。上記方法は、まず、濃度値が0のテ
ンプレートをメモリに用意しておき、入力画像の対象領
域と特徴領域と相関演算を行う。この相関値はその領域
内の濃度の平均値となり、暗い領域は障害物の影などに
よるので、障害物領域と認識する。
【0039】次に、明るい領域の各領域に対して、計算
した平均値を濃度値とするテンプレートを使い、相関演
算を行う。この相関値は、濃度のバラツキ(偏差)を表
すので、この偏差が大きい領域は障害物がある領域と認
識する。以上により、画像から障害物領域とそれ以外の
領域を切りわけることができ、上記処理を、画像を大き
く分割して行うことにより、障害物領域から特徴領域を
抽出することができる。
【0040】本実施例は、上記方法を用いて、画像の特
徴領域がある範囲を特定し、この範囲に対して前記図
に示した処理を行うものであり、画像の特徴領域のあ
る範囲を特定しているので、相関演算の処理量を減らす
ことができる。図20は本実施例の処理を示すフローチ
ャートであり、同図により本実施例を説明する。なお、
本実施例は前記図に示した装置を用いて実現すること
ができる。
【0041】図20において、カメラ11から入力され
た画像を、画像入力装置12でデジタル信号に変換し、
画像メモリ13のメモリ1に入力する(ステップS
1)。ついで、濃度値が0のテンプレートをメモリ2に
設定し、画像を大きく分割する(ステップS2,S
3)。次に、分割画像のうちの一つを対象領域に設定
し、対象領域と濃度値0のテンプレートとの相関演算を
行って平均的な濃度値を求め、メモリ2に格納する(ス
テップS4,S5)。ステップS6において、分割した
全ての領域に対して、対象領域を設定したかを調べ、そ
うでない場合にはステップS4に戻り、上記処理を繰り
返す。これにより、メモリ2には平均的な濃度値がテン
プレートとして格納される。
【0042】ついで、ステップS7において、対象領域
を設定し、ステップS8において、メモリ1に格納され
ている対象領域とメモリ2のテンプレート画像との相関
演算を行う。ステップS9において、相関値(=絶対偏
差:濃度のバラツキに相当する)としきい値を比較す
る。そして、上記相関値がしきい値より大きい場合に
は、特徴領域を特徴領域範囲と判断し特徴領域範囲でな
い分割領域全てに対して、対象領域を設定したかを調べ
る(ステップS10,S12)。
【0043】特徴領域範囲でない分割領域全てに対して
対象領域を設定していない場合には、ステップS7に戻
り、上記処理を繰り返す。また、ステップS9におい
て、相関値がしきい値より小さい場合には、ステップS
11に行き、対象領域を特徴領域範囲ではないと判断し
てステップS12に行く。そして、分割領域の全てにつ
いて上記処理が終わると、特徴領域範囲に対して、対象
領域を設定し、前記図8の処理を行う(ステップS
)。
【0044】(7)実施例7 ロボットのカメラ11が図21に示すように天井等に照
明が設けられた経路を走行する場合、照明光が床面で反
射し、床面上の光の反射像が上記カメラ11に入射す
る。このような場合、床面上の光の反射像を障害物領域
として認識してしまうことがある。本実施例は、上記問
題に対処するため、ステレオ視を行って、対象物までの
距離を測定し、床面上の反射像か実際の障害物であるか
を識別するようにしたものである。すなわち、前記図
に示したようにカメラを2台設けて、2台のカメラに
より撮影された画像に対して特徴抽出を行い、ステレオ
視により、対象物までの距離を測定する。
【0045】一方、床面に対するカメラ11の高さ、角
度がわかっていれば、カメラ11から床面までの距離が
わかり、また、上記ステレオ視により光源までの光路長
を計測することができるので、上記床面までの距離と上
記ステレオ視により求めた光路長から、カメラ11で捉
えた画像が反射像であるか、床面上の障害物であるかを
識別する。
【0046】図22は本実施例の処理を示すフローチャ
ートであり同図により本実施例を説明する。まず、第1
のカメラ11からメモリ1に画像を入力し、画像から実
施例6(前記図20参照)で説明した手法により、障害
物領域を抽出する(ステップS1,S2)。次に第1の
カメラからメモリ2に画像を入力し、上記抽出された障
害物領域の中から対象領域の位置を設定する(ステップ
S3,S4)。そして、前記実施例1(前記図参照)
で説明した手法により特徴領域を抽出する(ステップS
5)。
【0047】ついで、第2のカメラ11’からメモリ2
に画像を入力し、第1のカメラ11の画像上の特徴領域
をテンプレートに設定する(ステップS6,S7)。ス
テップS8において、上記特徴領域に対して、第2のカ
メラ11’の画像上の探索範囲を設定し、上記特徴領域
と探索範囲内の各領域との相関演算を行う(ステップS
9)。そして、相関値が最小の領域(対応領域)を検出
し、特徴領域の位置と対応領域の位置とカメラ間の配置
関係からカメラから特徴物体までの距離sを計測する
(ステップS10,S11)。
【0048】次に、特徴物体までの距離sと床に対する
カメラの配置関係から、床に対する物体の位置tを計算
し、特徴物体の位置tが床面より下であるかを調べる
(ステップS12,S13)。特徴物体の位置tが床面
より下であれば、ステップS14に行き、特徴物体は光
の反射であると判別する。また、特徴物体の位置tが床
面より下でなければ、特徴物体を障害物と認識する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)走行環境内からランドマーク等のマークを自動的
に取得することができる。また、自己相関演算は高速な
相関演算処理装置により実現することができるので、画
像から高速に障害物領域等を抽出することができる。さ
らに、相関演算の処理数を減らすことができるので、高
速化が行える。 (2)画像上の第1の領域とその周囲に微小量移動させ
た第2の領域との自己相関演算を行い、上記自己相関演
算結果に基づき特徴領域の候補を抽出するようにしたの
で、検出位置精度を向上させることができる。 ()画像を分割し、分割した領域について障害物領域
を抽出し、抽出された障害物領域について、特徴領域抽
出処理を行うようにしたので、処理量を一層少なくする
ことができる。 ()2台のカメラからの画像により対象物の距離を計
測し、反射像であるか否かを判別するようにしたので、
反射像を障害物と認識する等の誤動作を防止することが
できる。また、ステレオ視では、特定方向(カメラの配
置関係によって決まる2つのカメラの視点を結ぶ方向)
の直線成分を検出することができない問題があるが、図
22に示したように1つのカメラ画像による障害物領域
抽出方法を組み合わせることにより、全ての方向の直線
成分の障害物を検出することができる。すなわち、図
に示したように、一方のカメラ画像から濃度変化のあ
る領域を抽出し、この領域を障害物領域とする方法と、
2つのカメラにより得られた画像の対応付けをして特徴
領域までの距離を計測し障害物領域を検出する方法を統
合化することにより、お互いの欠点を補い合うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(1)である。
【図2】本発明の原理説明図(2)である。
【図3】本発明の原理説明図(3)である。
【図4】本発明の原理説明図(4)である。
【図5】本発明の原理説明図(5)である。
【図6】本発明における相関演算、特徴領域の例、相関
値の分布を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例の装置構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図9】第1の実施例を説明する図である。
【図10】本発明の第2の実施例の適用対象を説明する
図である。
【図11】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図12】第2の実施例を説明する図である。
【図13】本発明の第3の実施例の装置構成を示す図で
ある。
【図14】本発明の第3の実施例のフローチャートであ
る。
【図15】第3の実施例を説明する図である。
【図16】本発明の第4の実施例の装置構成を示す図で
ある。
【図17】第4の実施例を説明する図である。
【図18】本発明の第4の実施例のフローチャートであ
る。
【図19】本発明の第5の実施例のフローチャートであ
る。
【図20】本発明の第6の実施例のフローチャートであ
る。
【図21】本発明の第7の実施例の適用対象を説明する
図である。
【図22】本発明の第7の実施例のフローチャートであ
る。
【図23】ロボットの外観図である。
【図24】ロボット制御装置の装置構成を示す図であ
る。
【図25】ロボット走行制御のフローチャートである。
【符号の説明】
11 ビデオ(TV)カメラ 12 画像入力装置 13 画像メモリ 14 相関演算処理装置 15 プロセッサ 16 相関値累積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 280 - 340 G06T 7/60 200 G01B 11/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ画像から特徴的な形状を含む領域
    を抽出する特徴領域抽出方法であって、 画像上の第1の領域と、該領域から一定半径の円周上に
    ある第2の領域との自己相関演算を行い、 上記自己相関演算結果に基づき特徴的な形状を含む領域
    を抽出することを特徴とする特徴領域抽出方法。
  2. 【請求項2】 画像上の第1の領域と、その周囲に微小
    量移動させた第2の領域との自己相関演算を行い、 上記自己相関演算結果に基づき特徴領域の候補を抽出
    し、 抽出された上記特徴領域の候補に対して、請求項1の特
    徴領域抽出処理を行うことを特徴とする特徴領域抽出方
    法。
  3. 【請求項3】 カメラ画像から特徴的な形状を含む領域
    を抽出する特徴領域抽出方法であって、 画像上の領域と、該領域の周辺全体に渡る領域との自己
    相関演算を行って、自己相関分布を求め、 上記自己相関分布の2方向への投影分布からピーク値を
    検出することにより、特徴的な形状を含む領域を抽出す
    ることを特徴とする特徴領域抽出方法。
  4. 【請求項4】 画像上の領域と、該領域から一方向に移
    動させた領域との自己相関演算を行って濃度変化がある
    領域を抽出し、濃度変化がある領域に対して特徴領域抽
    出処理を行うことを特徴とする請求項1,2または請求
    項3の特徴領域抽出方法。
  5. 【請求項5】 画像上の各領域の濃度値の平均値のテン
    プレートと、画像上の領域との自己相関演算を行って画
    像上の濃度変化を求めることにより、上記画像上で濃度
    変化がある領域を抽出し、 上記濃度変化がある領域について特徴領域抽出処理を行
    うことを特徴とする請求項1,2または請求項3の特徴
    領域抽出方法。
  6. 【請求項6】 カメラ画像から特徴的な形状を含む領域
    を抽出する特徴領域抽出装置であって、 第1、第2の記憶手段を備え、カメラにより撮影された
    画像を第1、第2の記憶手段に格納する画像メモリと、 上記第1の記憶手段に格納された画像上の第1の領域
    と、上記第2の記憶手段に格納された、上記第1の領域
    から一定半径の円周上にある第2の領域との自己相関演
    算を行う自己相関演算手段と、 上記第1の領域と、第2の領域との自己相関結果に基づ
    き、上記画像上の特徴的な形状を含む領域を抽出する特
    徴抽出手段とを備えたことを特徴とする特徴領域抽出装
    置。
  7. 【請求項7】 第1の記憶手段に格納された画像上の第
    1の領域と、上記第2の記憶手段に格納された、上記第
    1の領域から微小量移動した領域との自己相関演算を行
    う自己相関演算手段と、 上記自己相関演算結果に基づき特徴領域の候補を抽出す
    る手段と、 上記特徴領域の候補に対して、自己相関演算を行って画
    像上の特徴的な形状を含む領域を抽出することを特徴と
    する請求項の特徴領域抽出装置。
  8. 【請求項8】 カメラ画像から特徴的な形状を含む領域
    を抽出する特徴領域抽出装置であって、 第1、第2の記憶手段を備え、カメラにより撮影された
    画像をそれぞれ第1、第2の記憶手段に格納する画像メ
    モリと、 上記第1の記憶手段に格納された画像上の第1の領域
    と、上記第2の記憶手段に格納された、上記第1の領域
    の周辺全体に渡る領域との自己相関演算を行う自己相関
    演算手段と、 上記自己相関演算結果から自己相関分布を求める手段
    と、 上記自己相関分布の2方向への投影分布からピーク値を
    検出することにより、上記画像上の特徴的な形状を含む
    領域を抽出する特徴抽出手段とを備えたことを特徴とす
    る特徴領域抽出装置。
  9. 【請求項9】 画像上の濃度変化がある領域を分離する
    手段を備え、該手段により分離された濃度変化がある領
    域について、特徴領域抽出処理を行うことを特徴とする
    請求項6,7または請求項の特徴領域抽出装置。
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