JP3246825U - ５本指割れ矯正ソックス - Google Patents

Abstract

【課題】弾性指割れモジュールは指割れ機能を備え、矯正機能を保証する、５本指割れ矯正ソックスを提供する。【解決手段】指割れソックス１及び弾性指割れモジュールを含み、指割れソックスの先端は母趾カバー部７及び第２カバー部８を含み、第２カバー部は母趾を除いた他の４つの足趾をカバーし、弾性指割れモジュールは受けユニット９及び充填ユニットを含み、受けユニットは母趾カバー部と第２カバー部との間に固定される弾性カバー３を含み、充填ユニットはいくつかの充填ブロック５を含み、弾性カバーの内部キャビティ６内には何れか１つの充填ブロックが収納可能である。弾性指割れモジュールは指割れソックスの外側に設けられ、指割れソックス及び弾性指割れモジュールの着用を実現する。【選択図】図１

Description

本考案はソックスの技術分野、具体的に５本指割れ矯正ソックスに関わっている。

外反母趾は通常の足部欠陥であり、形成原因はたくさんあり、例えば、先天的な遺伝によって引き起こされ、狭い靴型を有する靴又はハイヒールを長時間履くと、母趾が圧迫されて変形することによって引き起こされ、通常の扁平足も原因の１つである。軽度の外反母趾であれば、各種の矯正器具で改善されることができるが、重症な場合、手術でしか治療できない。

中国台湾証明書番号がＴＷ１１０２１２０５５Ｕである実用新案は母趾矯正ソックスを開示し、母趾部、４本指部、及び外部が当該母趾部と当該４本指部との間に位置する収容領域を有するソックス本体と、当該収容領域に位置するとともに、当該母趾部に接続される固定部材と、当該収容領域に位置して、当該固定部材に取り外し可能に結合される少なくとも１つの調整部材と、を含む。上記技術的解決策において、固定部材の１側は母趾部に固定されて接続され、他側は調整部材に接続され、調整部材と４本指部の対向側とは相対に離間し、このように、実際応用において、母趾が示趾に対して上下に運動すると、調整部材が収容領域から離脱するという現象が存在し、調整部材及び固定部材は何れも合成樹脂材料から製造されるため、調整部材が収容領域から離脱した後、受圧した調整部材及び固定部材は反発して変形し、反発変形後の調整部材及び固定部材の体積が大きくなり、そうすれば、母趾が再び元の位置に戻った場合、調整部材は正常に収容領域内に戻ることができないという現象が存在するため、矯正作用を失う。

本考案は５本指割れ矯正ソックスを提供することを目的とし、当該矯正ソックスにおける弾性カバーの両側は母趾カバー部及び第２カバー部にそれぞれ固定されて接続され、充填ブロックは弾性カバー内に係止されることで、母趾が上下に活動している過程で、充填ブロックが母趾と示趾との間から離脱することを効果的に防止でき、さらに、矯正ソックスの持続的な矯正機能を保証する。

その技術問題を解決するために、本考案が採用する技術的解決策は以下の通り、５本指割れ矯正ソックスであって、指割れソックス及び弾性指割れモジュールを含み、前記指割れソックスの先端は母趾カバー部及び第２カバー部を含み、前記第２カバー部は母趾を除いた他の４つの足趾をカバーし、前記弾性指割れモジュールは受けユニット及び充填ユニットを含み、前記受けユニットは前記母趾カバー部と第２カバー部との間に固定される弾性カバーを含み、前記充填ユニットはいくつかの充填ブロックを含み、前記弾性カバーの内部キャビティ内には何れか１つの前記充填ブロックが収納可能である。

好ましくは、前記弾性カバーの上部には充填口が設けられ、前記充填口の横断面積は前記弾性カバーのキャビティの横断面積よりも小さく、何れか１つの前記充填ブロックの横断面積は何れも前記充填口の横断面積よりも大きい。

さらに、前記受けユニットは、前記弾性カバーの左側に固定されるとともに、前記母趾カバー部の外側をカバーするように固定される環状補強テープをさらに含む。

さらに、前記受けユニットは［字状補強テープをさらに含み、前記［字状補強テープは前記弾性カバーの右側に固定されるとともに、前記弾性カバーの側壁から離れて対応する前記第２カバー部の外側壁に固定されて接続される。

さらに、前記弾性カバー、環状補強テープ及び［字状補強テープは何れもシリコーン材質である。

さらに、前記充填ユニットは、第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックという３つの充填ブロックを含む。

さらに、前記第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックは何れも弾性体である。

さらに、前記第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックの厚さ、硬度は何れも順に大きくなり、前記第１充填ブロック及び第２充填ブロックの横断面は楕円形であり、前記第３充填ブロックの横断面は三角形である。

さらに、前記第２カバー部は単筒状であり、４本の足趾が前記第２カバー部内にカバーされた後、前記［字状補強テープの上部延在端は示趾の上方に位置し、下部延在端は示趾の下方に位置する。

本考案の有益な効果は以下の通り、即ち、本考案の構造が簡単であり、加工製造が便利であり、弾性カバーの両側は母趾カバー部及び第２カバー部の側壁にそれぞれ固定されて接続されることで、母趾が示趾に対して上下に揺動している過程で、弾性カバーは母趾に連れて、ある程度で上下に揺動し、弾性カバーがある程度で上下に揺動している過程で、充填ブロックが弾性カバー内に係止されるため、充填ブロックが弾性カバー内から離脱することを効果的に防止でき、さらに、母趾が上下に活動している過程であっても、矯正ソックスの矯正機能を保証でき、当該矯正ソックスの実用性を向上し、環状補強テープ及び［字状補強テープによって対応するソックス本体に固定されて接続されることで、弾性カバーの、母趾部と第２カバー部との間での安定な固定性を向上して、さらに、矯正ソックスの耐用性を高め、第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックの厚さ、硬度は何れも異なるため、使用者の異なる矯正需要を満たし、さらに、矯正ソックスの柔軟な適用性を向上し、充填ブロックは弾性体であるため、圧縮された後、充填口を順調に通過して弾性カバーのキャビティ内に詰められ、キャビティ内で充填ブロックは反発して復元した後、その横断面壁の充填口の横断面が大きいため、充填ブロックが充填口内から漏れることを効果的に防止でき、矯正ソックスの矯正機能の持続的な保証に対して基礎を提供する。

本考案の実施例又は従来技術における技術的解決策を明らかに説明するために、以下、実施例又は従来技術の記載の必要な図面を簡単に紹介する。以下に記載の図面は本考案の一部の好適な実施例であり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしないことを前提として、これらの図面に基づいて、他の図面を取得できる。
本考案の第１の実施例の構造全体の模式図である。 受けユニットの構造模式図である。 充填ブロックによって充填口を広げる状態模式図である。 弾性指割れブロックの平面図である。 充填ブロックと弾性カバーとが相対的に分布される縦方向断面図である。 本考案の第１の実施例の第１の適用状態を示す図である。 本考案の第１の実施例の第１の適用状態の正面図である。 本考案の第１の実施例の第１の適用状態の平面図である。 本考案の第１の実施例において、充填ブロックが弾性カバー内に充填されていない状態分布平面図である。 本考案の第１の実施例の第１の適用状態の下面図である。

以下、具体的な実施例及び図面１～１０を結合して、本考案の実施例における技術的解決策を明らか且つ完全に記載する。記載される実施例は全ての実施例ではなく、本考案の一部の好適な実施例に過ぎない。当業者が本考案の主旨から逸脱しない場合、類似する変形を行うことができるため、本考案は以下に開示される具体的に実施例に限定されていない。

本考案は５本指割れ矯正ソックス（図１）を提供し、指割れソックス１及び弾性指割れモジュールを含み、本実施例における指割れソックス１の履き口は足首よりも高いが、これに限定されず、足首よりも低くてもよく、例えば、通常のボートソックスの高さ及び形態である。前記指割れソックス１の先端は母趾カバー部７及び第２カバー部８を含み、母趾カバー部７は母趾のカバーを実現し、前記第２カバー部８は母趾を除いた他の４つの足趾をカバーし、母趾カバー部７及び第２カバー部８によって、母趾と示趾との間の隔離を実現でき、前記弾性指割れモジュールは受けユニット９及び充填ユニットを含み、前記受けユニット９は弾性カバー３を含み、前記弾性カバー３は前記母趾カバー部７と第２カバー部８との間に固定されて、粘着されることで母趾カバー部７及び第２カバー部８の対応する部分との固定接続を実現し、前記充填ユニットはいくつかの充填ブロックを含み、前記弾性カバー３の内部キャビティ６内には何れか１つの前記充填ブロックが収納可能である。充填ブロックは一定の体積を有し、母趾と示趾との間に位置する場合、母趾の先端に対して外側へ押す作用を有し、これによって、外反母趾の矯正を実現する。

上記実施例において、充填ブロックの弾性カバー３内の安定な係止を実現して、充填ブロックが弾性カバー３内から出ることを防止するために、ここで、弾性カバー３は、底部が閉じた筒状構造として配置され、弾性カバー３の上部には充填口５が設けられ、弾性カバー３の前記充填口５の横断面積は前記弾性カバー３のキャビティの横断面積よりも小さく、何れか１つの前記充填ブロックの横断面積は何れも前記充填口の横断面積よりも大きく、弾性カバー３は弾性を有するため、充填口５を広げ又は小さくすることができ、弾性カバー３内に充填ブロックを詰める場合、充填口５を適切に広げてから、充填ブロックを弾性カバー３内のキャビティ６内に詰めて、充填ブロックが完全にキャビティ６内に詰められた後、充填口５は収縮して元の状態に戻って、この場合、充填ブロックの横断面が充填口５の横断面よりも大きいため、弾性カバー３の上部の、充填ブロックに対する遮断作用によって、充填ブロックが充填口５から出ることを効果的に防止する。

弾性カバー３の、母趾カバー部７と第２カバー部８の間での固定の安定性を向上するために、ここで、弾性カバー３が母趾カバー部７及び第２カバー部８に接続される第２の具体的な実施例を提出し、ここで、受けユニット９は環状補強テープ２をさらに含み、前記環状補強テープ２は前記弾性カバー３の左側に固定されるとともに、前記母趾カバー部７の外側をカバーするように固定され、環状補強テープ２と母趾カバー部７との固定・接触面積が大きいため、弾性カバー３の左側と母趾カバー部７との接続の安定性を向上でき、さらに、上記に基づいて、受けユニット９は［字状補強テープ４をさらに含み、前記［字状補強テープ４は前記弾性カバー３の右側に固定されるとともに、前記弾性カバー３の側壁から離れて、対応する前記第２カバー部８の外側壁に固定されて接続され、［字状補強テープ４と第２カバー部８との接触面積が大きいため、弾性カバー３の右側と第２カバー部８との接続の安定性を向上でき、環状補強テープ２及び［字状補強テープ４は何れも粘着されることで、対応するソックス本体部分との固定接続を実現する。

受けユニットの柔軟性を向上して、さらに、矯正ソックスの着用時の快適性を高めるために、ここで、弾性カバー３、環状補強テープ２及び［字状補強テープ４に対して何れもシリコーン材質を採用する。

さらに、使用者の異なる矯正需要を満たすために、ここで、充填ユニットは第１充填ブロック１０、第２充填ブロック１１及び第３充填ブロック１２という３つの充填ブロックを含み、母趾及び示趾に対して持続的な押す力を有するように、それぞれの充填ブロックに何れも一定の圧縮弾性を具備させるために、ここで、第１充填ブロック１０、第２充填ブロック１１及び第３充填ブロック１２は何れも弾性体であり、第１充填ブロック１０、第２充填ブロック１１及び第３充填ブロック１２の厚さ、硬度は何れも順に大きくなり、充填ブロックの厚さ及び硬度が大きいほど、発揮する支持・隔離作用が大きくなり、充填ブロックの厚さ及び硬度に対して、当業者は具体的な加工材料を選定した上で、限られた実験回数によって決定され、当該具体的な実施例において、充填ブロックは合成樹脂或シリコーン材料から加工され、また、前記第１充填ブロック１０及び第２充填ブロック１１の横断面は楕円形であり、前記第３充填ブロック１２の横断面は三角形であり、第３充填ブロック１２によって隔離を実現する場合、第３充填ブロック１２の１つの先端は足趾の付け根と対向する。

実際適用において、第２カバー部８は単筒状、又は両筒状、或いは３筒状、若しくは４筒状であり、第２カバー部８は単筒状である場合、４本の足趾は前記第２カバー部８内にカバーされた後、前記［字状補強テープ４の上部延在端は示趾の上方に位置し、下部延在端は示趾の下方に位置する。

本考案において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」は何れも位置関係を便利に記載するための相対位置であるので、絶対位置として保護範囲を限定していない。

明細書に記載の技術特徴以外、何れも当業者の既知の技術である。

以上、図面を結合して本考案の好適な実施形態及び実施例を詳しく記載したが、本考案は上記実施形態及び実施例に限定されず、当業者にとって、本考案の構想から逸脱しないことを前提として、いくつかの改良及び変形を行ってもよく、これらの改良及び変形も本考案の保護範囲に該当すべきである。

１ 指割れソックス、
２ 環状補強テープ、
３ 弾性カバー、
４ ［字状補強テープ、
５ 充填ブロック、
６ キャビティ、
７ 母趾カバー部、
８ 第２カバー部、
９ 受けユニット、
１０ 第１充填ブロック、
１１ 第２充填ブロック、
１２ 第３充填ブロック

Claims (10)

1. ５本指割れ矯正ソックスであって、指割れソックス及び弾性指割れモジュールを含み、前記指割れソックスの先端は母趾カバー部及び第２カバー部を含み、前記第２カバー部は母趾を除いた他の４つの足趾をカバーし、前記弾性指割れモジュールは受けユニット及び充填ユニットを含み、前記受けユニットは前記母趾カバー部と第２カバー部との間に固定される弾性カバーを含み、前記充填ユニットはいくつかの充填ブロックを含み、前記弾性カバーの内部キャビティ内には何れか１つの前記充填ブロックが収納可能であることを特徴とする５本指割れ矯正ソックス。
2. 前記弾性カバーの上部には充填口が設けられ、前記充填口の横断面積は前記弾性カバーのキャビティの横断面積よりも小さく、何れか１つの前記充填ブロックの横断面積は何れも前記充填口の横断面積よりも大きいことを特徴とする請求項１に記載の５本指割れ矯正ソックス。
3. 前記受けユニットは、前記弾性カバーの左側に固定されるとともに、前記母趾カバー部の外側をカバーするように固定される環状補強テープをさらに含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の５本指割れ矯正ソックス。
4. 前記受けユニットは［字状補強テープをさらに含み、前記［字状補強テープは前記弾性カバーの右側に固定されるとともに、前記弾性カバーの側壁から離れて対応する前記第２カバー部の外側壁に固定されて接続されることを特徴とする請求項３に記載の５本指割れ矯正ソックス。
5. 前記弾性カバー、環状補強テープ及び［字状補強テープは何れもシリコーン材質であることを特徴とする請求項４に記載の５本指割れ矯正ソックス。
6. 前記充填ユニットは、第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックという３つの充填ブロックを含むことを特徴とする請求項５に記載の５本指割れ矯正ソックス。
7. 前記第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックは何れも弾性体であることを特徴とする請求項６に記載の５本指割れ矯正ソックス。
8. 前記第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックの厚さは順に大きくなり、前記第１充填ブロック及び第２充填ブロックの横断面は楕円形であり、前記第３充填ブロックの横断面は三角形であることを特徴とする請求項７に記載の５本指割れ矯正ソックス。
9. 前記第１充填ブロック、第２充填ブロック及び第３充填ブロックの硬度は順に大きくなることを特徴とする請求項８に記載の５本指割れ矯正ソックス。
10. 前記第２カバー部は単筒状であり、４本の足趾が前記第２カバー部内にカバーされた後、前記［字状補強テープの上部延在端は示趾の上方に位置し、下部延在端は示趾の下方に位置することを特徴とする請求項５～９の何れか１項に記載の５本指割れ矯正ソックス。