JP3246625U - 額 - Google Patents

Abstract

【課題】本尊と位牌を一緒に納めた仏壇仏具としての額を提供する。【解決手段】額縁２と額縁の下方向に設けた台３から構成される額１において、額縁内の空間の前方向から後方向に向かって、表面の透明板４、中板５、裏板６を順に差し込む。中板の左右方向の中心に宗派の本尊シール１２を貼った掛軸板１１をはめ込み、掛軸板の右方向の脇に夫（父）の戒名を彫り込んだ位牌板１３ａをはめ込み、掛軸板の左方向の脇に妻（母）の戒名を彫り込んだ位牌板１３ｂをはめ込む。この額は小型のため机の上に置くことが可能であり、小型仏壇の中に入れることも可能である。【選択図】図１

Description

本考案は仏壇仏具としての額に関するものである。

仏壇は本尊を表した掛軸または仏像と位牌と仏具を置き礼拝するものです。
仏壇は近年住宅事情の変化ライフスタイルの変化により小型化している。
また、仏壇を持たず本尊または位牌だけを置く人も増えている。

仏壇を持たず本尊または位牌だけを置く人も増えている。
その中で大半の人が位牌を重視しているが、本来仏壇は本尊ありきで位牌を置くものである。

本考案は上記課題を解決するためになされたものである。
本来本尊と位牌が別々の物であるが１つの額の中に本尊と位牌を一緒に納めることにより両方礼拝できる。

この額はそのまま置いて礼拝できるし、小型仏壇の中に入れても良い。

本来あるべき姿の本尊があっての位牌を置いた額なので両方礼拝できる。

小型の為、家の中での移動、高齢者用の施設に持って行きやすい。

両親揃っての位牌を礼拝できる。

長男以外の子供も持ちやすい。

本考案の額の斜視図である。 本考案の額の正面図である。 本考案の額を小型仏壇内に設置した状態の正面図である。

本考案の形態に係る額を図面にしたがって説明する。
図１及び２に示すように、符号１の額は符号２の額縁と符号３の額の台から構成され、符号２の額縁は本体を示し、符号３の額の台を含んだ左右方向の幅寸法は１９．５ｃｍ、上下方向の高さ寸法は１８．０ｃｍ、前後方向の奥行寸法は４．５ｃｍに設定されている。
これらの寸法からわかるように符号１の額は小型である。
符号２の額縁内の符号１０の額縁内の空間に、前方向から後方向に向かって、
符号４の表面の透明板、符号５の中板、符号６の裏板の順に差し込み止める。
符号４の表面の透明板は、例として透明なアクリル板がある。

符号５の中板の左右方向の中心に符号１１の掛軸板をはめ込み、符号１１の掛軸板の左右方向の両脇に符号１３ａの夫（父）の位牌板と１３ｂの妻（母）の位牌板をはめ込む。
右方向の脇に符号１３ａの夫（父）の位牌板を、左方向の脇に符号１３ｂの妻（母）の位牌板をはめ込む。

符号６の掛軸板には、その宗派の符号１２の本尊シールを貼る。
符号１３ａの夫（父）の位牌板と符号１３ｂの妻（母）の位牌板には戒名を彫り込む。

次に符号１の額の使用方法を説明する。
符号１の額は上述のように小型であるため、図示していない机の上にそのまま置いて用いることができる。
また、図３に示すように符号２０の小型仏壇の中に入れて用いることも可能である。

上本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば符号１の額のサイズは上記実施の形態で示したものに限定されず左右方向の幅寸法が３０ｃｍ以下、上下方向の高さ寸法が３０ｃｍ以下、前後方向の奥行寸法が１０ｃｍ以下の範囲で適宜変更できる。

本考案は仏壇仏具製造業において、利用可能性を有する。

１・・・額
２・・・額縁
３・・・額の台
４・・・表面の透明板
５・・・中板
６・・・裏板
１０・・・額縁内の空間
１１・・・掛軸板
１２・・・本尊シール
１３ａ・・・夫（父）の位牌板
１３ｂ・・・妻（母）の位牌板
２０・・・小型仏壇

Claims (1)

1. 額縁と額縁の下方向に設けた台から構成される額において、
   額縁内の空間の左右方向の中心に本尊が表された掛軸を、
   額縁内の空間の掛軸の右方向の脇に夫（父）の位牌を、
   額縁内の空間の掛軸の左方向の脇に妻（母）の位牌を、
   設けたことを特徴とする額。